JP2868233B2 - 車両の移動検出装置 - Google Patents

車両の移動検出装置

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JP2868233B2
JP2868233B2 JP1220595A JP22059589A JP2868233B2 JP 2868233 B2 JP2868233 B2 JP 2868233B2 JP 1220595 A JP1220595 A JP 1220595A JP 22059589 A JP22059589 A JP 22059589A JP 2868233 B2 JP2868233 B2 JP 2868233B2
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正美 久田
聡 古川
至生 松尾
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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  • Traffic Control Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、画像処理の技術を応用することにより、監
視領域中の車両が移動したかどうかを自動的に検出する
車両の移動検出装置に関するものである。
[従来の技術] 従来、この種の画像処理を応用した車両の移動検出装
置として、エッジ検出を用いる方式が提案されている
(特願平−01−44167号参照)。このエッジ検出を用い
て車両が移動したか否かを判定するには、前回のエッジ
検出結果をそのまま蓄積し、今回のエッジ検出結果と比
較すれば良い。
[発明が解決しようとする課題] ところが、人の乗り降りや荷物の積み降ろしがある
と、車両の高さが僅かに変化するので、前回のエッジ検
出結果と今回のエッジ検出結果は一致しなくなる。ま
た、車両に振動がある場合にも、前回のエッジ検出結果
と今回のエッジ検出結果が一致しなくなる。このため、
実際には車両が移動していないにも拘わらず、車両が移
動したと誤判定する恐れがある。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、
その目的とするところは、画像処理により車両の移動を
検出する車両の移動検出装置において、車両の僅かな振
動や高さ変化を車両の移動と誤判定することを防止し、
車両の移動検出の信頼性を改善することにある。
[課題を解決するための手段] 本発明に係る車両の移動検出装置にあっては、上記の
課題を解決するために、第1図に示すように、監視領域
を撮影して画像信号を得る撮像手段1と、撮像手段1に
より得られた画像信号をデジタル化するA/D変換手段2
と、デジタル化された画像データに対して空間微分処理
を施して微分絶対値が所定値よりも大きい画素よりなる
エッジを検出するエッジ検出手段3と、エッジ検出手段
3により検出されたエッジを太くするエッジ膨張手段4
と、エッジ膨張手段4により太くされたエッジを蓄積す
るエッジ蓄積手段5と、エッジ蓄積手段5に蓄積された
エッジ内にエッジ検出手段3により検出されたエッジが
含まれているか否かを判定する判定手段6とを備えたこ
とを特徴とするものである。
[作 用] 本発明にあっては、このように、監視領域内の撮影画
面をデジタル化し、空間微分を施し、微分絶対値の小さ
い画素は無視して、微分絶対値の大きい画素よりなるエ
ッジを作成し、このエッジを太くして蓄積し、新たに検
出されたエッジが上記の蓄積されたエッジ内に含まれて
いるか否かにより車両が移動したか否かを判定するよう
にしたから、車両の僅かな高さ変化や振動を車両の移動
と誤判定することはなくなるものである。
[実施例] 第1図は本発明の一実施例の概略構成を示すブロック
図である。図中、1は撮像手段であり、例えば、CCD撮
像素子やビジコン等を用いたテレビカメラよりなる。2
はA/D変換手段であり、撮像手段1により得られた画像
信号をデジタル化して、各画素毎に1ビット又は複数ビ
ットのデジタル信号を得る。3はエッジ検出手段であ
り、空間微分手段31と2値化手段32よりなる。空間微分
手段31は、デジタル化された画像信号に空間1次微分処
理を施して、微分絶対値を出力する。2値化手段32は微
分絶対値が所定値よりも大きいときには論理値“1"を出
力し、所定値以下のときは論理値“0"を出力する。この
2値化手段32の出力が“1"となる画素の集合がエッジで
あり、撮像された物体の輪郭を現すものである。
第2図は空間微分手段31の動作説明図である。同図に
示すように、画像中の局所ブロックの画素の値をそれぞ
れA〜Iで表すと、縦方向についての輝度変化は、 ΔV=(A+B+C)−(G+H+I) と表され、横方向の輝度変化は、 ΔH=(A+D+G)−(C+F+I) と表される。これより、微分絶対値|e|は、 |e|={ΔH2+ΔV21/2 となる。この微物絶対値|e|により輝度変化の大きさ、
つまりエッジ強度が判る。2値化手段32では、微分絶対
値|e|が所定値より大きい画素をエッジとする。
エッジ膨張手段4では、エッジ検出手段3により検出
されたエッジを太くする処理を行う。例えば、第2図に
おいて、画素Eがエッジのとき、縦横に隣接する画素
B、D、F、Hをもエッジとする処理を行う。この操作
は一般に4連結処理と呼ばれる。また、第2図におい
て、画素Eがエッジのときに、隣接する画素A、B、
C、D、F、G、H、Iをもエッジとする処理を行って
も良い。この操作は一般に8連結処理と呼ばれる。エッ
ジ膨張手段4では、4連結処理又は8連結処理のいずれ
を用いても良い。なお、車両の高さ変化による誤判定の
みを防止する用途では、画素Eがエッジのときに、上下
に隣接する画素B、Hをエッジに含める処理を行うだけ
でも良い。
エッジ蓄積手段5ではエッジ膨張手段4により太くさ
れたエッジを蓄積する。そして、エッジ検出手段3によ
り新たにエッジが得られると、これがエッジ蓄積手段5
に蓄積されたエッジに含まれているか否かを判定手段6
により判定する。
第3図(a)はエッジ検出手段3により検出されたエ
ッジであり、第3図(b)はエッジ膨張手段4によりエ
ッジ膨張処理を施されて、エッジ蓄積手段5に蓄積され
たエッジである。エッジ検出手段3により新たに検出さ
れたエッジが、エッジ蓄積手段5に蓄積されたエッジに
含まれている割合が多い場合には、車両は移動していな
いと判定する。また、上記の割合が少ない場合には、車
両は移動したと判定する。このようにすれば、新たに検
出されたエッジが、車両の僅かな高さ変化や振動によ
り、以前に検出されたエッジと相違することになって
も、エッジ膨張処理を施されて蓄積されたエッジ内には
含まれることが多いので、車両が移動したと誤判定され
ることは防止できるものである。
[発明の効果] 本発明によれば、前回のエッジ検出結果を膨張処理し
て蓄積し、この蓄積されたエッジ内に今回のエッジ検出
結果が含まれるか否かにより車両が移動したか否かを判
定するようにしたから、車両の僅かな振動や高さ変化を
車両の移動と誤判定することがなく、車両の移動検出の
信頼性が高くなるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の概略構成を示すブロック
図、第2図は同上に用いる空間微分手段の動作説明図、
第3図(a),(b)は本発明の動作説明図である。 1は撮像手段、2はA/D変換手段、3はエッジ検出手
段、4はエッジ膨張手段、5はエッジ蓄積手段、6は判
定手段、31は空間微分手段、32は2値化手段である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−81700(JP,A) 特開 昭57−125804(JP,A) 特開 昭63−238490(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G08G 1/00 - 1/16

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】監視領域を撮影して画像信号を得る撮像手
    段と、撮像手段により得られた画像信号をデジタル化す
    るA/D変換手段と、デジタル化された画像データに対し
    て空間微分処理を施して微分絶対値が所定値よりも大き
    い画素よりなるエッジを検出するエッジ検出手段と、エ
    ッジ検出手段により検出されたエッジを太くするエッジ
    膨張手段と、エッジ膨張手段により太くされたエッジを
    蓄積するエッジ蓄積手段と、エッジ蓄積手段に蓄積され
    たエッジ内にエッジ検出手段により検出されたエッジが
    含まれているか否かを判定する判定手段とを備えたこと
    を特徴とする車両の移動検出装置。
JP1220595A 1989-08-28 1989-08-28 車両の移動検出装置 Expired - Fee Related JP2868233B2 (ja)

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