JP2995127B2 - 円形穴の認識方法 - Google Patents

円形穴の認識方法

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JP2995127B2 JP5040998A JP4099893A JP2995127B2 JP 2995127 B2 JP2995127 B2 JP 2995127B2 JP 5040998 A JP5040998 A JP 5040998A JP 4099893 A JP4099893 A JP 4099893A JP 2995127 B2 JP2995127 B2 JP 2995127B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は円形穴の認識方法に関
し、例えば、ネジ締めロボット用の視覚認識装置として
利用され、ネジ締めを行うために上下に位置する2つの
円形穴の位置を、TVカメラ等によって撮像した画像を
画像処理することによって自動的に認識するような円形
穴の認識方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ネジ締めロボット用の視覚認識装
置として、前記のような円形穴の位置を自動的に認識す
るものが提供され、広く採用されている。
【0003】図7は従来から知られている円形穴認識装
置を示している。このものは、TVカメラ等の視覚セン
サaにてネジ締めされる2つの部材に設けられた2つの
円形穴を撮像し、この撮像した映像信号を画像入力部b
にてデジタル変換し、この変換後の画像データを画像メ
モリcに記憶する。
【0004】そして画像メモリcに記憶された画像デー
タを画像表示部dにて画像表示するとともに、画像処理
部eにて前記記憶された画像データに対して穴位置の認
識処理を行う。
【0005】画像処理部eは前記のような画像処理のた
めに、円形穴の領域を検出する穴領域検出手段fと、こ
の穴領域検出手段fによって検出された円形穴の領域の
重心を検出する重心検出手段gとを有し、図8に示すよ
うな上下に重なる2つの円形穴j、kの領域とこれの重
心mとを自動的に認識することができ、この認識にした
がってロボットにネジ締めを自動的に行うことができ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、2つの円形
穴j、kは図8のように完全に重なっているとは限らな
い。図9に示すように一部に重なり領域mを持つような
部分的な重なり状態になる場合、前記従来の装置で検出
できる穴領域は、上側の円形穴jであり、場合によって
は前記重なり領域mを検出することも考えられる。
【0007】しかし、上側の円形穴jの重心を図8のよ
うに求めても、下側の円形穴kの位置と合わないし、重
なり領域mについての重心nを求めても上側の円形穴j
および下側の円形穴kのいずれの位置とも合わない。
【0008】したがってこのような認識のもとにロボッ
トがネジ締めを行っても、ネジ締めは行えず失敗する。
【0009】本発明は円形穴の認識手法を改良して前記
従来のような問題を解消することができる円形穴の認識
方法を提供することを課題とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記のような課
題を達成するため、上下に重なり合う2つの円形穴を撮
像し、この撮像した画像の2つの穴の一部での重なり領
域についての外周境界点を検出し、この各外周境界点で
互いの距離が最長となる2つの最長境界点を検出し、前
記2つの円形穴が同径であるとき、これらが前記2つの
最長境界点を結ぶ線分の両側対称位置に重心を持つとと
もに同じ径を持って前記2つの最長境界点を通る円と判
定し、前記重なり合う上側円形穴と下側円形穴の位置を
検出することを第1の特徴とするものである。
【0011】また本発明は上記のような課題を達成する
ために、上下に重なり合う2つの円形穴を撮像し、この
撮像した画像の2つの穴の一部での重なり領域について
の外周境界点を検出し、この各外周境界点で互いの距離
が最長となる2つの最長境界点を検出し、前記2つの円
形穴の径が異なるとき、前記2つの最長境界点を結ぶ線
分の2等分線が通る、前記重なり領域に係る外周境界点
2つを検出し、この一方の外周境界点と前記2つの最長
境界点を通る円と、他方の外周境界点と前記2つの最長
境界点を通る円として、上側円形穴と下側円形穴の位置
を検出することを第2の特徴とするものである。
【0012】さらに本発明は上記のような課題を達成す
るために、上下に重なり合う2つの円形穴を撮像し、こ
の撮像した画像の2つの穴の一部での重なり領域につい
ての外周境界点を検出し、下側円形穴が上側円形穴より
も小さく、かつ上側円形穴との重なり領域の最長境界点
が上側円形穴内に位置するとき、前記最長境界点と下側
円形穴の半径から下側円形穴の位置を検出し、下側円形
穴の外周境界点のうち前記重なり領域にない外周境界点
範囲において互いの距離が最長となる2点と、上側円形
穴の半径とから上側円形穴の位置を検出することを第3
の特徴とするものである。
【0013】
【作用】本発明の第1の特徴の上記構成では、重なり合
う2つの円形穴を撮像した画像の2つの穴の一部での重
なり領域について検出した外周境界点から、前記重なり
領域に係る2つの最長境界点を検出することにより、2
つの円形穴が同径であるとき、これらが、前記2つの最
長境界点を通り、かつこれらの点が並ぶ線の両側対称位
置に重心がある同一の径を持った円として、2つの円形
穴の重なり状態の如何に係わりなく演算により特定し検
出することができる。
【0014】本発明の第2の特徴の上記構成では、第1
の特徴の場合同様に重なり領域の外周境界点についての
2つの最長境界点を検出するが、2つの円形穴の径が異
なるとき、これら2点を結ぶ線分に対する2等分線が通
る前記重なり領域に係る2つの外周境界点をさらに検出
して、これら2つの外周境界点を前記2つの円形穴が個
別に通ることになるのを利用することにより、この一方
の外周境界点と前記2つの最長境界点を通る円と、他方
の外周境界点と前記2つの最長境界点を通る円として、
前記2つの円形穴の位置を、2つの円形穴の重なり状態
の如何や、2つの円形穴の径の違いに係わりなく演算に
より特定し検出することができる。
【0015】本発明の第3の特徴の上記構成では、第1
の特徴の場合同様に重なり領域の外周境界点についての
2つの最長境界点を検出するが、下側円形穴が上側円形
穴よりも小さく、かつ上側円形穴との重なり領域の最長
境界点が上側円形穴内に位置する場合、上下円形穴の前
記最長境界点のどちら側にあるかが特定することを利用
して、前記最長境界点と下側円形穴の半径から下側円形
穴の位置を演算により検出し、下側円形穴の外周境界点
のうち前記重なり領域にない外周境界点範囲において互
いの距離が最長となる2点と、上側円形穴の半径とから
上側円形穴の位置を演算により特定し検出することもで
きる。
【0016】
【実施例】以下本発明の一実施例としての円形穴の認識
方法について図1〜図6に基づいて説明する。
【0017】図1は本実施例の認識方法を実現する認識
装置の概略構成を示している。この装置は図に示すよう
に、TVカメラ等からなり認識対象である円形穴を撮像
する視覚センサ1と、この視覚センサ1にて撮像した映
像データをデジタル変換する画像入力部2と、前記変換
後の画像データを記憶するための画像メモリ3と、画像
メモリ3に記憶された画像データを画像として表示する
ための画像表示部4と、画像メモリ3に記憶された画像
データに対して円形穴の位置を認識するための画像処理
を行う画像処理部5とを有している。
【0018】画像処理部5は本発明の特徴ある認識方法
を可能とするために、画像処理部5にて位置検出の対象
となる円形穴の領域を検出するための穴領域検出手段
6、穴領域検出手段6により検出された穴領域に対し、
これの外周境界点を検出する外周境界点検出手段7、こ
の外周境界点検出手段7により検出された外周境界点の
うち、互いの距離が最長となる2つの最長境界点を検出
する最長境界点検出手段8と、この最長境界点検出手段
8により検出された最長境界点と検出しようとする円形
穴の半径に基づいて、上下に重なり合う2つの円形穴の
位置を検出する上下円形穴検出手段9とを備える。
【0019】図2はネジ締めを行う上側対象物の円形穴
11と、下側対象物の円形穴12とが一部で重なり合っ
ている場合の一例を示している。これが視覚センサ1に
て撮像されると、図の破線部分は画像には出ない。
【0020】次いで円形穴11、12の具体的な認識方
法につき、図6に示すフローチャートに基づき説明す
る。
【0021】先ずステップ1において、視覚センサ1に
より円形穴11、12を撮像し、画像入力手段2を経て
画像メモリ3にデジタル化された画像データを取り込
む。
【0022】次に、ステップ2にて、上側円形穴11と
下側円形穴12とが一部で重なってできる重なり領域1
3を穴領域検出手段6により検出する。この重なり領域
13を求める方法として、対象物内部が対象物表面より
も暗いとすると、円形穴11、12の画像の全体に対し
ある値よりも暗い領域として、重なり領域13をこれ以
外の背景から分離して検出することができる。
【0023】また、このような領域が複数あるときは、
各領域を識別するために番号を付し、その大きさを算出
することで、ある範囲内の大きさの重なり領域13のみ
を検出することができる。
【0024】なお、対象物内部が対象物外部よりも明る
い場合は、円形穴11、12の画像全体に対し明るい領
域とすることにより、重なり領域13をこれ以外の背景
から分離して同様に検出することができる。
【0025】続いてステップ3で、前記検出された重な
り領域13の外周境界点を外周境界点検出手段7により
検出する。
【0026】この外周境界点を検出する具体的な方法と
しては、重なり領域13の外輪郭位置を追跡することで
検出することができる。なお、ステップ1で得た画像情
報について、重なり領域13を検出する際に、ランレン
グスデータを算出し、その始、終点を基準にした座標か
ら境界点を求めることでさらに高速に求めることができ
る。
【0027】さらにステップ4にて、前記検出された外
周境界点位置のデータから、これら外周境界点のうち互
いの距離が最長となる図2に示すような最長境界点1
4、15を、最長境界点検出手段8により検出する。
【0028】最長境界点14、15を検出する方法とし
ては、例えば、外周境界点の全ての検出境界点間につい
ての距離を演算し、最大となる2つの境界点を選択す
る。
【0029】なお、この最長境界点14、15を検出す
る方法として、図3に示すように重なり領域13の上下
円形穴11、12が重なっている方向、つまり本実施例
では水平方向における最長境界点14a、15aを検出
すると、各境界点間の水平方向の距離成分についてのみ
演算すればよいので、全ての外周境界点についての相互
間距離を求める場合よりも高速に検出することができ
る。
【0030】このことは、2つの上下円形穴11、12
が重なっている方向とは直角な方向、つまり本実施例で
は垂直方向の距離成分についてのみ演算して、図2に示
すような垂直方向の最長境界点14、15を検出するよ
うにしても同様の利点がある。
【0031】最後にステップ5では、ステップ4にて検
出された図2の2つの最長境界点14、15や図3の2
つの最長境界点14a、15aに基づき上側円形穴11
と、下側円形穴12との位置を、上下円形穴検出手段9
により検出する。
【0032】これを検出する方法としては、図2に示す
場合、例えば前記最長境界点14、15と、これらを結
ぶ線分L1に対し直交する2等分線L2が通る、重なり
領域13に係る外周境界点16、17とで検出すること
ができる。
【0033】具体的には、境界点14、15、16を通
る円として下側円形穴12の位置を演算により求めるこ
とができるし、境界点14、15、17を通る円として
上側円形穴11の位置を半径情報なしに演算により求め
ることができる。
【0034】そしてこれら上下円形穴11、12の位置
データは、前記境界点14、15の座標上の位置から演
算して求めることができる。
【0035】図3の場合は、既知である2つの境界点1
4a、15aから線分L1と2等分線L2によって境界
点16a、17aを求めて、同様に上下円形穴11、1
2の位置を検出することができる。
【0036】もっとも、図2の境界点14〜17、図3
の境界点14a〜17aは、前記水平方向の最長境界点
の検出と、垂直方向の最長境界点の検出によっても得ら
れるが、重なり方向の特定が必要である。
【0037】さらに上側円形穴11の半径R1と、下側
円形穴12の半径R2とから、図4に示す円形穴11、
12の重心位置11a、12aを演算により求めること
ができる。
【0038】このような上下円形穴11、12の位置検
出によって、これらの位置ずれの状態や程度が判明し、
ネジ締めができるかどうかを判別することができるし、
ネジ締めできるのであれば、どの位置に行うのが良いか
を判別することができるので、ネジ締めロボットによる
ネジ締め作業を失敗なく遂行することができる。
【0039】また前記2つの円形穴11、12が同径で
ある場合、円形穴11、12が最長境界点14、15を
結ぶ線分L1のどちら側にあるかを判別する必要はな
い。したがって、図4に示すように最長境界点14、1
5と円形穴11、12の径とから、円形穴11、12お
よび重心11a、12aの位置をさらに単純な演算によ
り特定し検出することができる。
【0040】なお、図5に示すように上側円形穴11の
大きさよりも下側円形穴12の方が小さく、重なり領域
13の最長境界点14、15が上側円形穴11内に入り
込んでいる場合は、最長境界点14、15に対し、上下
円形穴11、12の双方が図の左側に重心が位置してい
ることが特定するので、これを利用することにより、最
長境界点14、15と下側円形穴12の半径R2から下
側円形穴12および重心12aの位置を迅速に検出する
ことができる。
【0041】そして、その外周境界点18とステップ3
にて検出した重なり領域13の外周境界点とを比較し、
互いに重なり合わない破線で示す外周境界点範囲におい
て互いの距離が最大となる2点19、20を検出し、こ
の最長境界点19、20と上側円形穴11の半径R1と
から上側円形穴11および重心11aの位置を迅速に検
出することができる。
【0042】なお本実施例では、ネジ締め穴の認識につ
いてのみ説明したが、これ以外の穴についても、同様な
重なり状態にあるものについては位置を認識することが
できる。
【0043】
【発明の効果】本発明の第1の特徴によれば、重なり合
う2つの円形穴が同径であるとき、これらの重なり領域
についての2つの最長境界点を通り、かつこれらの点が
並ぶ線の両側対称位置に重心がある同一の径を持った円
として、2つの円形穴の重なり状態の如何に係わりなく
演算により特定し検出するので、2つの円形穴の位置検
出精度を向上しこれを利用したネジ締めロボットによる
ネジ締め作業を失敗なく遂行できるようにすることがで
きる。また前記演算は極く簡単で迅速に達成することが
でき、作業能率が向上する。
【0044】本発明の第2の特徴によれば、2つの円形
穴の径が異なるとき、これらの重なり領域についての2
つの最長境界点と、これら2つの最長境界点を結ぶ線分
に対する2等分線が通る重なり領域についての2つの外
周境界点とにより、この一方の外周境界点と前記2つの
最長境界点を通る円と、他方の外周境界点と前記2つの
最長境界点を通る円として、2つの円形穴の重なり状態
の如何や、2つの円形穴の径の違いに係わりなく演算に
より特定し検出するので、2つの円形穴のより多い条件
に対応して正確な位置検出を行うことができる。
【0045】本発明の第3の特徴によれば、下側円形穴
が上側円形穴よりも小さく、かつ上側円形穴との重なり
領域の最長境界点が上側円形穴内に位置するときでも、
前記2つの最長境界点と下側円形穴の半径から下側円形
穴の位置を、また下側円形穴の外周境界点のうち前記重
なり領域にない外周境界点範囲において互いの距離が最
長となる2点と、上側円形穴の半径とから上側円形穴の
位置を、それぞれ演算により特定し検出することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の認識方法を実行する円形穴認識装置の
一例を示す概略構成を示すブロック図である。
【図2】図1の装置の検出対象物である円形穴の重なり
状態と、重なり領域につき本発明の一実施例としての手
法にて検出する最長境界点を示す説明図である。
【図3】図2の場合とは異なった最長境界点の検出手法
を示す説明図である。
【図4】上下の円形穴の位置を本発明の一実施例として
の手法にて検出する場合の説明図である。
【図5】図4とは異なった手法で円形穴の位置を検出す
る場合の説明図である。
【図6】本発明に係る円形穴の認識方法の一実施例を示
すフローチャートである。
【図7】従来の穴認識装置の概略構成を示すブロック図
である。
【図8】正常な上下の穴の重なり状態とこれらの重心位
置を示す説明図である。
【図9】上下の円形穴が一部で重なった場合の位置検出
状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 視覚センサ 2 画像入力部 3 画像メモリ 4 画像表示部 5 画像処理部 6 穴領域検出手段 7 外周境界点検出手段 8 最長境界点検出装置 9 上下円形穴検出手段 11 上側円形穴 12 下側円形穴 11a、12a 重心 13 重なり領域 14、15、14a、15a 最長境界点 16、17、16a、17a 外周境界点 18 外周境界点 19、20 最長境界点 L1 線分 L2 2等分線 R1、R2 半径
フロントページの続き (72)発明者 中尾 真也 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 平6−235610(JP,A) 特開 平5−313743(JP,A) 特開 平5−237729(JP,A) 実開 平2−7925(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G06T 1/00 G06T 7/00 - 7/60 G01B 11/00 - 11/30

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下に重なり合う2つの円形穴を撮像
    し、この撮像した画像の2つの穴の一部での重なり領域
    についての外周境界点を検出し、この各外周境界点で互
    いの距離が最長となる2つの最長境界点を検出し、前記
    2つの円形穴が同径であるとき、これらが前記2つの最
    長境界点を結ぶ線分の両側対称位置に重心を持つととも
    に同じ径を持って前記2つの最長境界点を通る円と判定
    し、前記重なり合う上側円形穴と下側円形穴の位置を検
    出することを特徴とする円形穴の認識方法。
  2. 【請求項2】 上下に重なり合う2つの円形穴を撮像
    し、この撮像した画像の2つの穴の一部での重なり領域
    についての外周境界点を検出し、この各外周境界点で互
    いの距離が最長となる2つの最長境界点を検出し、前記
    2つの円形穴の径が異なるとき、前記2つの最長境界点
    を結ぶ線分の2等分線が通る、前記重なり領域に係る外
    周境界点2つを検出し、この一方の外周境界点と前記2
    つの最長境界点を通る円と、他方の外周境界点と前記2
    つの最長境界点を通る円として、上側円形穴と下側円形
    穴の位置を検出することを特徴とする円形穴の認識方
    法。
  3. 【請求項3】 上下に重なり合う2つの円形穴を撮像
    し、この撮像した画像の2つの穴の一部での重なり領域
    についての外周境界点を検出し、下側円形穴が上側円形
    穴よりも小さく、かつ上側円形穴との重なり領域の最長
    境界点が上側円形穴内に位置するとき、前記最長境界点
    と下側円形穴の半径から下側円形穴の位置を検出し、下
    側円形穴の外周境界点のうち前記重なり領域にない外周
    境界点範囲において互いの距離が最長となる2点と、上
    側円形穴の半径とから上側円形穴の位置を検出すること
    を特徴とする円形穴の認識方法。
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