JP2833275B2 - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JP2833275B2
JP2833275B2 JP3181479A JP18147991A JP2833275B2 JP 2833275 B2 JP2833275 B2 JP 2833275B2 JP 3181479 A JP3181479 A JP 3181479A JP 18147991 A JP18147991 A JP 18147991A JP 2833275 B2 JP2833275 B2 JP 2833275B2
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賢司 近藤
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体装置に関し、特に
ヒューズ素子を内蔵する半導体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の多層金属配線層を用いた半導体装
置におけるヒューズ素子はヒューズ膜として第1ポリシ
リコン層を用いて形成されていた。
【0003】図4は従来のヒューズ素子を示す半導体チ
ップの平面図、図5(a)は図4のX−X線断面図、図
5(b)は図4のY−Y線断面図である。
【0004】このヒューズ素子はレーザ光照射で溶断す
る型のヒューズ素子であるが、シリコン基板1の表面に
形成されたフィールド酸化膜2上に形成されたヒューズ
膜3(第1ポリシリコン)の両端にアルミニウム膜1
0A,10B(一対の電極配線)がコンタクト孔11を
介して接続されている。なお、コンタクト孔はポリシリ
コンなどの半導体14A,14Bで埋め込まれている。
【0005】ヒューズ膜3は半導体装置の特性その他の
必要に応じてレーザ光などを照射して溶断される。レー
ザトリミングの場合を例にとると、ヒューズ膜3の中央
部を標的としてレーザ光が照射され、その結果、図6
(a),(b)に示すように、ヒューズ膜3より上方の
第1〜第4の層間絶縁膜4,5,7,8,およびヒュー
ズ膜3自身を破壊してアルミニウム膜10A,10B間
を非導通状態にすることによりトリミングの目的を達す
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この従来の半導体装置
におけるヒューズ素子では、ヒューズ膜3上に絶縁膜が
厚くついているため、レーザ光照射による溶断の際、こ
のヒューズ膜3上方の絶縁膜を全て破壊しなければなら
ないため、レーザ光照射強度を強くする必要がある。こ
のため、ヒューズ膜下のフィールド酸化膜にも破壊が及
んでしまい、図6(b)のA部のようにレーザ光により
溶断されたヒューズ膜が破壊されたフィールド絶縁膜を
つきぬけて、シリコン基板と接触してしまい、アルミニ
ウム膜とシリコン基板との短絡が起こり、これによるト
リミング成功率などの歩留の低下を招くと言う問題点が
あった。
【0007】
【課題を解決するための手段】 本発明第1の半導体装
置は、半導体チップの絶縁膜上に形成された所定形状の
第1のヒューズ膜と、前記第1のヒューズ膜を被覆する
少なくとも1つの層間絶縁膜と、前記層間絶縁膜上に設
けられ前記第1のヒューズ膜の中央部を覆い周囲から絶
縁された第2のヒューズ膜と、前記第2のヒューズ膜を
被覆する他の絶縁膜と、前記第1のヒューズ膜の両端部
にそれぞれ接続される一対の電極配線とを有してなり、
必要に応じて、前記第2のヒューズ膜および第1のヒュ
ーズ膜を順次にレーザ光照射によりそれぞれ前記他の絶
縁膜および層間絶縁膜とともに破壊して凹みを形成する
ヒューズ素子を含むというものである。本発明第2の半
導体装置は、半導体チップの絶縁膜上に形成された所定
形状の第1のヒューズ膜と、前記第1のヒューズ膜を被
覆する少なくとも1つの層間絶縁膜と、前記層間絶縁膜
上に設けられ前記第1のヒューズ膜の中央部を覆う第2
のヒューズ膜と、前記第2のヒューズ膜を被覆する他の
絶縁膜と、前記第1のヒューズ膜の両端部にそれぞれ接
続される一対の電極配線と、前記第2のヒューズ膜を前
記一対の電極配線のいずれか一方に接続し他方を周囲か
ら絶縁する手段とを有してなり、必要に応じて、前記第
2のヒューズ膜および第1のヒューズ膜を順次にレーザ
光照射によりそれぞれ前記他の絶縁膜および層間絶縁膜
とともに破壊して凹みを形成するというものである。こ
れらの何れにおいても、第1のヒューズ膜及び第2のヒ
ューズ膜を何れもポリシリコン層で形成することができ
る。
【0008】
【実施例】次に本発明の実施例について図面を参照して
説明する。
【0009】図1(a)は本発明の第1の実施例を示す
平面図、図1(b)は図1(a)のX−X線断面図であ
る。
【0010】この実施例は、半導体チップのフィールド
酸化膜2上に形成された、主要部が長方形状の第1のヒ
ューズ膜3(弟1ポリシリコン層からできている)と、
第1のヒューズ膜3を被覆する第1の層間絶縁膜4、第
2の層間絶縁膜5と、第2の層間絶縁膜5上に設けられ
第1のヒューズ膜3の中央部を覆う第2のヒューズ膜6
α(長方形状の第3ポリシリコン層からできている)
と、第2のヒューズ膜6αを被覆する第3の層間絶縁膜
7,第4の層間絶縁膜8と、第1のヒューズ膜3の両端
部にそれぞれ接続される一対の電極配線(アルミニウム
膜10A,10B)とを有している。
【0011】本実施例において、ヒューズ素子をレーザ
光でトリミングする際の説明を以下に記述する。
【0012】まず、第2のヒューズ膜6αを標的として
レーザ光照射を行ない、第2のヒューズ膜6α及びその
上方の絶縁膜(第3,第4の層間絶縁膜7,8)を破壊
する。この結果、図2(a)に示すように凹み12−1
が形成される。次に第1のヒューズ膜3を標的として2
回目のレーザ光照射を行なう。この結果、図2(b)に
示すように第1のヒューズ膜3及びその上方の第1の層
間絶縁膜4,第2の層間絶縁膜5が破壊されて凹み12
−2が形成され、アルミニウム膜10A,10B間が非
導通状態となってトリミング目的を達成する。
【0013】図3は本発明の第2の実施例を示す平面図
である。第2のヒューズ膜6βは、コンタクト孔13を
介してアルミニウム膜10A,10Bと接続されてい
る。これにより、第2のヒューズ膜形成後の半導体装置
の製造工程における第2のヒューズ膜6βのチャージア
ップやそれにもとづく回路動作中のキャリアトラップが
回避され、ヒューズ素子を内蔵する半導体装置の誤動作
が防止できるという利点がある。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、レーザ光
照射によりヒューズ素子を溶断する際、レーザ光照射の
標的となるヒューズ膜を階層的に備えているので、1回
のレーザ光照射強度を弱くすることが出来、そのため、
ヒューズ素子と基板間の短絡を防止でき、歩留りや信頼
性が向上すると言う効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す平面図(図1
(a))および断面図(図1(b))である。
【図2】第1の実施例におけるヒューズ溶断作業の説明
に使用する工程順断面図である。
【図3】第2の実施例を示す平面図である。
【図4】従来例を示す平面図である。
【図5】図4のX−X線断面図(図5(a))およびY
−Y線断面図(図5(b))でる。
【図6】従来例におけるヒューズ溶断作業の説明に使用
する工程順断面図である。
【符号の説明】
1 シリコン基板 2 フィールド酸化膜 3 ヒューズ膜,第1のヒューズ膜 4 第1の層間絶縁膜 5 第2の層間絶縁膜 6α,6β 第2のヒューズ膜 7 第3の層間絶縁膜 8 第4の層間絶縁膜 9 カバー絶縁膜 10A,10B アルミニウム膜 11 コンタクト孔 12−1,12−2 凹み 13 コンタクト孔 14A,14B 導電体 15 凹み

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体チップの絶縁膜上に形成された所
    定形状の第1のヒューズ膜と、前記第1のヒューズ膜を
    被覆する少なくとも1つの層間絶縁膜と、前記層間絶縁
    膜上に設けられ前記第1のヒューズ膜の中央部を覆い周
    囲から絶縁された第2のヒューズ膜と、前記第2のヒュ
    ーズ膜を被覆する他の絶縁膜と、前記第1のヒューズ膜
    の両端部にそれぞれ接続される一対の電極配線とを有し
    てなり、必要に応じて、前記第2のヒューズ膜および第
    1のヒューズ膜を順次にレーザ光照射によりそれぞれ前
    記他の絶縁膜および層間絶縁膜とともに破壊して凹みを
    形成するヒューズ素子を含むことを特徴とする半導体装
    置。
  2. 【請求項2】 半導体チップの絶縁膜上に形成された所
    定形状の第1のヒューズ膜と、前記第1のヒューズ膜を
    被覆する少なくとも1つの層間絶縁膜と、前記層間絶縁
    膜上に設けられ前記第1のヒューズ膜の中央部を覆う第
    2のヒューズ膜と、前記第2のヒューズ膜を被覆する他
    の絶縁膜と、前記第1のヒューズ膜の両端部にそれぞれ
    接続される一対の電極配線と、前記第2のヒューズ膜を
    前記一対の電極配線のいずれか一方に接続し他方を周囲
    から絶縁する手段とを有してなり、必要に応じて、前記
    第2のヒューズ膜および第1のヒューズ膜を順次にレー
    ザ光照射によりそれぞれ前記他の絶縁膜および層間絶縁
    膜とともに破壊して凹みを形成することを特徴とする半
    導体装置。
  3. 【請求項3】 前記第1のヒューズ膜及び第2のヒュー
    ズ膜が何れもポリシリコン層でなる請求項1または2記
    載の半導体装置。
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KR100799130B1 (ko) * 2001-12-29 2008-01-29 주식회사 하이닉스반도체 이중 퓨즈 구조를 가진 반도체 소자 제조방법

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JPS63278250A (ja) * 1987-05-11 1988-11-15 Toshiba Corp 半導体装置

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