JPS62278250A - 分散強化型焼結合金鋼製ねじ転造ダイス - Google Patents
分散強化型焼結合金鋼製ねじ転造ダイスInfo
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- JPS62278250A JPS62278250A JP12043686A JP12043686A JPS62278250A JP S62278250 A JPS62278250 A JP S62278250A JP 12043686 A JP12043686 A JP 12043686A JP 12043686 A JP12043686 A JP 12043686A JP S62278250 A JPS62278250 A JP S62278250A
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21H—MAKING PARTICULAR METAL OBJECTS BY ROLLING, e.g. SCREWS, WHEELS, RINGS, BARRELS, BALLS
- B21H3/00—Making helical bodies or bodies having parts of helical shape
- B21H3/02—Making helical bodies or bodies having parts of helical shape external screw-threads ; Making dies for thread rolling
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
３、発明の詳細な説明
〔産業上の利用分野〕
この発明は、すぐれた耐摩耗性と耐欠損性を有し、かつ
ねじの仕上面粗さを長時間に亘って良好に保つ特性を有
する、高硬度の分散強化型焼結合金鋼製ねじ転造ダイス
に関するものである。
ねじの仕上面粗さを長時間に亘って良好に保つ特性を有
する、高硬度の分散強化型焼結合金鋼製ねじ転造ダイス
に関するものである。
一般に、ねじ転造ダイスは、
Ｃ’：０．６５〜１．２％、
Ｃｒ： ３．５〜４．５％、
Ｗ：１．５〜２２％、
ＭＯ＝２〜９％、
Ｖ：Ｏ，Ｓ〜５％、
を含有し、さらに必要に応じて、
Ｃｏ： ０．５〜２０ ％、
を含有し、残りがＦｅと不可避不純物からなる組成Ｃ以
上、重量％、以下、％はすべて重１ｉ％を意味する）を
有する高速度工具鋼の溶湯を鋳造してインゴットとし、
このインゴットを鍛造および圧延によって所定の形状・
寸法に仕上げるか、あるいは上記溶湯をアトマイズして
微粉化したものをプレスまたはキャニングした後焼結し
、それによって得られた緻密なインゴットを鍛造ぢよび
圧延によって所定の形状・寸法に仕上げるという工程を
経て製造されている。
上、重量％、以下、％はすべて重１ｉ％を意味する）を
有する高速度工具鋼の溶湯を鋳造してインゴットとし、
このインゴットを鍛造および圧延によって所定の形状・
寸法に仕上げるか、あるいは上記溶湯をアトマイズして
微粉化したものをプレスまたはキャニングした後焼結し
、それによって得られた緻密なインゴットを鍛造ぢよび
圧延によって所定の形状・寸法に仕上げるという工程を
経て製造されている。
しかしながら、上記の高速度工具鋼で構成されたねじ転
造ダイスは、いずれの方法で製造されても、耐摩耗性の
点で十分でなく、さらに製品の仕上面に溶着等を起して
、その肌を荒らすという問題があった。
造ダイスは、いずれの方法で製造されても、耐摩耗性の
点で十分でなく、さらに製品の仕上面に溶着等を起して
、その肌を荒らすという問題があった。
そこで、本発明者等は、ねじ転造ダイスにおける上述の
問題を解決すべく、それの材料面から種々研究を進めた
結果、 ねじ転造ダイスを、 高合金鋼の素地九、微細な炭化バナジウム（以下、ＶＣ
で示す）と、周期律表の４ａおよび５ａ゛族金属の窒化
物および炭窒化物（以下、これらをそれぞれＴｉＮ ＋
ＺｒＮ ＊ ＨｆＮ 、Ｖ Ｎ ＊ ＮｂＮ ｒ Ｔ
ａＮ ｒＴｉＣＮ 、 ＺｒＣＮ 、 ＨｆＣＮ 、
Ｖ ＣＮ 、 ＮｂＣＮおよびＴａＣＮで示す）、並び
にこれらの２種以上の固溶体（以下、これらを総称して
金属の炭・窒化物という）のうちの１種または２種以上
とが均一に分散した組織を有し、かつＶＣおよび金属の
炭・窒化物の含有ｌがそれぞれ２〜２０％であって、残
りの前記高合金鋼の素地が、 Ｃ：０．５〜５％。
問題を解決すべく、それの材料面から種々研究を進めた
結果、 ねじ転造ダイスを、 高合金鋼の素地九、微細な炭化バナジウム（以下、ＶＣ
で示す）と、周期律表の４ａおよび５ａ゛族金属の窒化
物および炭窒化物（以下、これらをそれぞれＴｉＮ ＋
ＺｒＮ ＊ ＨｆＮ 、Ｖ Ｎ ＊ ＮｂＮ ｒ Ｔ
ａＮ ｒＴｉＣＮ 、 ＺｒＣＮ 、 ＨｆＣＮ 、
Ｖ ＣＮ 、 ＮｂＣＮおよびＴａＣＮで示す）、並び
にこれらの２種以上の固溶体（以下、これらを総称して
金属の炭・窒化物という）のうちの１種または２種以上
とが均一に分散した組織を有し、かつＶＣおよび金属の
炭・窒化物の含有ｌがそれぞれ２〜２０％であって、残
りの前記高合金鋼の素地が、 Ｃ：０．５〜５％。
Ｃｒ：３〜工０％＋
Ｗ：１〜１０％およびＭｏ ： ２〜１５％のうちの１
種または２種、 ■＝１〜５％゜ Ｎｉ ： ０．５〜２０％。
種または２種、 ■＝１〜５％゜ Ｎｉ ： ０．５〜２０％。
Ｃｏ：５〜２０％。
Ｆｅおよび不可避不純物：残り。
からなる分散強化型焼結合金鋼で構成すると、前記ねじ
転造ダイスは、前記素地中に均一に分散したＶＣおよび
金属の炭・窒化物によってすぐれた耐摩耗性を発揮する
とともに、前記素地によってすぐれた耐肌荒性も示し、
その結果、前記ねじ転造ダイスは実用に際して著しく長
い使用寿命を示すこと、 を見出′した。
転造ダイスは、前記素地中に均一に分散したＶＣおよび
金属の炭・窒化物によってすぐれた耐摩耗性を発揮する
とともに、前記素地によってすぐれた耐肌荒性も示し、
その結果、前記ねじ転造ダイスは実用に際して著しく長
い使用寿命を示すこと、 を見出′した。
この発明は、上記知見に基づいて発明されたもので、上
記の組織と組成を有することを特徴とする分散強化型焼
結合金鋼製ねじ転造ダイスに係わるものである。
記の組織と組成を有することを特徴とする分散強化型焼
結合金鋼製ねじ転造ダイスに係わるものである。
以下に、この発明において成分組成を上記のとおりに限
定した理由を説明する。
定した理由を説明する。
Ａ、ＶＣの含有量
ＶＣ成分には、それ自体マイクロビッカース硬さで２９
４０の高い硬さをもつので、ダイスの耐摩耗性を著しく
向上させる作用があるが、その含有量が２％未真では所
望の耐摩耗性を確保することができず、一方それが２０
％を越えると、ダイスの靭性が急激に低下するようにな
ることがら、その含有量を、ダイス全体に占める割合で
２〜２０％と定めた。
４０の高い硬さをもつので、ダイスの耐摩耗性を著しく
向上させる作用があるが、その含有量が２％未真では所
望の耐摩耗性を確保することができず、一方それが２０
％を越えると、ダイスの靭性が急激に低下するようにな
ることがら、その含有量を、ダイス全体に占める割合で
２〜２０％と定めた。
Ｂ、金属の炭・窒化物の含有量
これらの成分も、ＶＣと同様に高硬度をもつことから、
ダイスの耐摩耗性を向上させ、かつ耐酸化性を高める作
用をもつが、その含有量が２％未満では前記作用に所望
の効果が得られず、一方それが２０％を越えると、靭性
が低下するようになることから、その含有量をダイス全
体に否める割合で２〜２０％と定めた。 なお、金属の
炭・窒化物のうち、ＴｊＮ 、ＴｌＣｏ４ＯＮｏ４（１
、ＴｊＣＯ，３４Ｎｏ、１６は、マイクロビッカース硬
さでそれぞれ２４５０゜２８４０．３２００という高い
硬度を有し、かつ安価な成分なので、特にこれらの成分
を利用するのが望ましい。
ダイスの耐摩耗性を向上させ、かつ耐酸化性を高める作
用をもつが、その含有量が２％未満では前記作用に所望
の効果が得られず、一方それが２０％を越えると、靭性
が低下するようになることから、その含有量をダイス全
体に否める割合で２〜２０％と定めた。 なお、金属の
炭・窒化物のうち、ＴｊＮ 、ＴｌＣｏ４ＯＮｏ４（１
、ＴｊＣＯ，３４Ｎｏ、１６は、マイクロビッカース硬
さでそれぞれ２４５０゜２８４０．３２００という高い
硬度を有し、かつ安価な成分なので、特にこれらの成分
を利用するのが望ましい。
Ｃ１素地の成分組成
ｆａｌ Ｃ
Ｃ成分には、素地に固溶して、これの硬さを高めるほか
、他の合金成分であるＣｒ ＋ Ｗ＋ Ｍｏ ＋および
Ｖなどと結合して、主にＭ６ Ｃ型の炭化物を形成し、
もってダイスの常温および高温強度を高めるとともに、
耐犀耗性を向上させる作用があるが、その含有量が０．
５％未満では前記作用に所望の効果が得られず、一方そ
れが５％を越えると、ダイスの靭性が低下するようにな
ることから、その含有量を素地に占める割合で０．５〜
５％と定めた。
、他の合金成分であるＣｒ ＋ Ｗ＋ Ｍｏ ＋および
Ｖなどと結合して、主にＭ６ Ｃ型の炭化物を形成し、
もってダイスの常温および高温強度を高めるとともに、
耐犀耗性を向上させる作用があるが、その含有量が０．
５％未満では前記作用に所望の効果が得られず、一方そ
れが５％を越えると、ダイスの靭性が低下するようにな
ることから、その含有量を素地に占める割合で０．５〜
５％と定めた。
（ｂ） Ｃｒ
Ｃｒ成分には、その一部が素地に固溶してダイスの″ｆ
ｆ１食性と焼入性を高め、かつ残りの部分が上記のよう
に炭化物を形成して、ダイスの耐摩耗性を向上させる作
用があるが、その含有量が３％未満では前記作用に所望
の効果が得られず、一方それが１０％を越えるとダイス
の耐衝撃性が低下するようになることから、その含有量
を同じく素地に占める割合で（眼下、同じ）、３〜１０
％と定めた。
ｆ１食性と焼入性を高め、かつ残りの部分が上記のよう
に炭化物を形成して、ダイスの耐摩耗性を向上させる作
用があるが、その含有量が３％未満では前記作用に所望
の効果が得られず、一方それが１０％を越えるとダイス
の耐衝撃性が低下するようになることから、その含有量
を同じく素地に占める割合で（眼下、同じ）、３〜１０
％と定めた。
ｆｃ） ＷおよびＭ。
これらの成分には、上記のように炭化物を形成して、ダ
イスの常温および高温強度、並びにｌ１ｉｉｔｌ！ｉ粍
性を向上させる作用があるが、その含有量が、それぞれ
Ｗ：１％未満およびＭｏ ： ２ ％未満では前記作用
に所望の効果が得られず、一方その含有量がそれぞれＷ
：１０％およびＭｏ ： Ｉ ５％を越えると、ダイス
の靭性が低下するようになることから、その含有量を、
それぞれＷについて１〜１０％、そしてＭｏについて２
〜１５％と定めた。
イスの常温および高温強度、並びにｌ１ｉｉｔｌ！ｉ粍
性を向上させる作用があるが、その含有量が、それぞれ
Ｗ：１％未満およびＭｏ ： ２ ％未満では前記作用
に所望の効果が得られず、一方その含有量がそれぞれＷ
：１０％およびＭｏ ： Ｉ ５％を越えると、ダイス
の靭性が低下するようになることから、その含有量を、
それぞれＷについて１〜１０％、そしてＭｏについて２
〜１５％と定めた。
ｆａｌ Ｖ
■成分には、素地の焼戻し硬化性を高め、もってダイス
の耐摩耗性を向上させる作用があるが、その含有量が工
％未満では所望の耐摩耗性を確保することができず、一
方それが５％を越えるとダイスの靭性が低下するように
なることから、その含有量を１〜５％と定めた。
の耐摩耗性を向上させる作用があるが、その含有量が工
％未満では所望の耐摩耗性を確保することができず、一
方それが５％を越えるとダイスの靭性が低下するように
なることから、その含有量を１〜５％と定めた。
（ｅｌ Ｎｉ
Ｎｉ成分には、ダイスの耐応力腐食性を向上させ、もっ
て耐肌荒性を著しく改善する作用があるが、その含有ｌ
が０．５％未満では所望のすぐれた耐肌荒性を確保する
ことができず、一方それが２０％を越えるとダイスの耐
摩耗性に低下傾向が現われるようになることから、その
含有量を０．５〜２０％と定めた。
て耐肌荒性を著しく改善する作用があるが、その含有ｌ
が０．５％未満では所望のすぐれた耐肌荒性を確保する
ことができず、一方それが２０％を越えるとダイスの耐
摩耗性に低下傾向が現われるようになることから、その
含有量を０．５〜２０％と定めた。
（ｆｌ Ｃ。
ＣＯ酸成分は、高温クリープ抵抗（高温強度）を著しく
向上させ、もってダイスの耐欠損性を高める作用がある
が、その含有量が５％未満では所望のすぐれた耐欠損性
を確保することができず、一方２０形な越えてこのＣｏ
を含有させても、上記作用に、より一層の向上効果は現
われず、経済性を考慮して、その含有量を５〜２０％と
定めた。
向上させ、もってダイスの耐欠損性を高める作用がある
が、その含有量が５％未満では所望のすぐれた耐欠損性
を確保することができず、一方２０形な越えてこのＣｏ
を含有させても、上記作用に、より一層の向上効果は現
われず、経済性を考慮して、その含有量を５〜２０％と
定めた。
上記のような組織と組成を有するこの発明の分散強化型
焼結合金鋼製ねじ転造ダイスは、まず素地形成用原料粉
末を、 Ｉａ） Ｃｒ 、 Ｗ ｒ Ｍｏ 、 Ｖ ｒ Ｎｉ
およびＣｏの酸化物粉末および炭素粉末を、所定の高合
金鋼組成になるように配合し、混合した後、この混合粉
末を真空中または水素気流中で加熱還元するか、あるい
は（ｂｌ 所定の成分組成をもった高合金鋼を溶復し
、この高合金鋼溶湯をアトマイズによって微粉化するか
、 のいずれかの方法によって製造し、ついでこの原料粉末
にＶＣ粉末および金属の炭・窒化物粉末を所定の配合組
成に配合し、これを湿式にて粉砕・混合して混合粉末と
した後、この混合粉末を１０〜３０Ｋｇ／ｌＲｊの圧力
でプレス成形して圧粉体とし、この圧粉体に真空中また
は水素雰囲気中で５００〜９００ ’Ｃの温度に加熱の
脱ガス焼鈍処理を施すか、あるいはこの脱ガス焼鈍処理
を施さずに、前記圧粉体に、所定の形状を付与した状態
で、真空中または水素雰囲気中に１２００−１３００°
Ｃの温度に加熱保持する焼結を施し、引続いて、必要に
応じて加熱温１ｉ：１２００〜１３００℃、圧カニ５０
０〜２０００気圧の条件で熱間静水圧プレスを施し、最
終的にソルトバスを用い、焼入れ温度：１２００’Ｃ１
焼戻し温度：５６０〜５８０°Ｃの条件で熱処理を旌す
ことによって、製造することができる。
焼結合金鋼製ねじ転造ダイスは、まず素地形成用原料粉
末を、 Ｉａ） Ｃｒ 、 Ｗ ｒ Ｍｏ 、 Ｖ ｒ Ｎｉ
およびＣｏの酸化物粉末および炭素粉末を、所定の高合
金鋼組成になるように配合し、混合した後、この混合粉
末を真空中または水素気流中で加熱還元するか、あるい
は（ｂｌ 所定の成分組成をもった高合金鋼を溶復し
、この高合金鋼溶湯をアトマイズによって微粉化するか
、 のいずれかの方法によって製造し、ついでこの原料粉末
にＶＣ粉末および金属の炭・窒化物粉末を所定の配合組
成に配合し、これを湿式にて粉砕・混合して混合粉末と
した後、この混合粉末を１０〜３０Ｋｇ／ｌＲｊの圧力
でプレス成形して圧粉体とし、この圧粉体に真空中また
は水素雰囲気中で５００〜９００ ’Ｃの温度に加熱の
脱ガス焼鈍処理を施すか、あるいはこの脱ガス焼鈍処理
を施さずに、前記圧粉体に、所定の形状を付与した状態
で、真空中または水素雰囲気中に１２００−１３００°
Ｃの温度に加熱保持する焼結を施し、引続いて、必要に
応じて加熱温１ｉ：１２００〜１３００℃、圧カニ５０
０〜２０００気圧の条件で熱間静水圧プレスを施し、最
終的にソルトバスを用い、焼入れ温度：１２００’Ｃ１
焼戻し温度：５６０〜５８０°Ｃの条件で熱処理を旌す
ことによって、製造することができる。
つぎに、この発明のねじ転造ダイスを実旌例知より具体
的に説明する。
的に説明する。
素地形成用原料粉末を製造するために、０．２〜０．７
μｍの範囲内の平均粒径な有するＣ ｒ ｒ Ｗ ＋
Ｍｏ ＊Ｖ 、Ｎｉ ＋ Ｃｏ ＋およびＦｅの各酸化
物粉末、並びに炭素粉末を用意し、これら粉末を所定の
配合組成に配合し、混合した後、水素気流中で温度：１
１５０°Ｃに３時間保持の条件で還元処理することによ
って、それぞれ第１表に示される成分組成をもち、かつ
１〜１０μｍの範囲内の平均粒径をもった素地形成用原
料粉末を製造し、ついで、この結果得られた各種の素地
形成用原料粉末と、いずれも３〜１５μｍの範囲内の平
均粒径を有するＶＣ粉末および各種の金属の炭・窒化物
粉末を用い、これら原料粉末なそれぞれ第１表に示され
る配合組成に配合し、ボールミルにて２４時時間式混合
し、乾燥した後、水素雰囲気中、温度：９００°Ｃに２
時間保持の条件で各原料粉末に還元焼鈍を施し、引続い
てこの原料粉末を１ＱＫ９／−の圧力でブレ ”ス成形
して所定形状の圧粉体とし、この圧粉体に中間加工な晦
して所定寸法とした糸、真空中または窒素雰囲気中、１
２５０〜１２８０°Ｃの範囲内の所定温度に１時間保持
の条件で焼結し、さらに温度：１２５０°Ｃ１圧カニ１
ＯＯＯ気圧の条件で熱間静水圧プレスを施し、最終的に
温度： １２０００Ｃから焼入れ後、温度：５８０’Ｃ
に１時間保持の焼戻し処理を３回繰り返すことからなる
熱処理を施すことによって、実質的に配合組成と同一の
成分組成を有し、かつそれぞれＪＩＳＢ ４５０２に
規定される形状と、厚さ： ２５ ｍｍ Ｘ幅：４０咽
×長さ”−１００ｒｒｍの寸法を有する移動ダイスと固
定ダイスからなる一組の片面平ダイスとした本発明ねゝ
じ転造ダイス１〜２１をそれぞれ裂きした。
μｍの範囲内の平均粒径な有するＣ ｒ ｒ Ｗ ＋
Ｍｏ ＊Ｖ 、Ｎｉ ＋ Ｃｏ ＋およびＦｅの各酸化
物粉末、並びに炭素粉末を用意し、これら粉末を所定の
配合組成に配合し、混合した後、水素気流中で温度：１
１５０°Ｃに３時間保持の条件で還元処理することによ
って、それぞれ第１表に示される成分組成をもち、かつ
１〜１０μｍの範囲内の平均粒径をもった素地形成用原
料粉末を製造し、ついで、この結果得られた各種の素地
形成用原料粉末と、いずれも３〜１５μｍの範囲内の平
均粒径を有するＶＣ粉末および各種の金属の炭・窒化物
粉末を用い、これら原料粉末なそれぞれ第１表に示され
る配合組成に配合し、ボールミルにて２４時時間式混合
し、乾燥した後、水素雰囲気中、温度：９００°Ｃに２
時間保持の条件で各原料粉末に還元焼鈍を施し、引続い
てこの原料粉末を１ＱＫ９／−の圧力でブレ ”ス成形
して所定形状の圧粉体とし、この圧粉体に中間加工な晦
して所定寸法とした糸、真空中または窒素雰囲気中、１
２５０〜１２８０°Ｃの範囲内の所定温度に１時間保持
の条件で焼結し、さらに温度：１２５０°Ｃ１圧カニ１
ＯＯＯ気圧の条件で熱間静水圧プレスを施し、最終的に
温度： １２０００Ｃから焼入れ後、温度：５８０’Ｃ
に１時間保持の焼戻し処理を３回繰り返すことからなる
熱処理を施すことによって、実質的に配合組成と同一の
成分組成を有し、かつそれぞれＪＩＳＢ ４５０２に
規定される形状と、厚さ： ２５ ｍｍ Ｘ幅：４０咽
×長さ”−１００ｒｒｍの寸法を有する移動ダイスと固
定ダイスからなる一組の片面平ダイスとした本発明ねゝ
じ転造ダイス１〜２１をそれぞれ裂きした。
ついで、これらの本発明ねじ転造ダイス１〜２１をねじ
転造盤に組み込み、 加工物：材質 ５２０Ｃ 寸法 Ｍ３ 加工速度：１６０個／分 の条件下で、タッピンねじおよびマシーンねじを製造す
る、ねじ転の試験を実施し、その場合、ねじの肌荒れ寿
命近辺に至るまでのねじ転造処理数と、このねじ転造処
理数に達したときのダイス上面の平坦面の最大摩耗深さ
を測定し、さらにそのときのダイス表面の肌の状態を観
察して、これらの結果を第１表に示すとともに、本発明
ねじ転造ダイス１〜２１を構成する各焼結合金鋼のロッ
クウェル硬さくＣスケール）と抗折力も測定して、それ
らの値を第１表て示した。
転造盤に組み込み、 加工物：材質 ５２０Ｃ 寸法 Ｍ３ 加工速度：１６０個／分 の条件下で、タッピンねじおよびマシーンねじを製造す
る、ねじ転の試験を実施し、その場合、ねじの肌荒れ寿
命近辺に至るまでのねじ転造処理数と、このねじ転造処
理数に達したときのダイス上面の平坦面の最大摩耗深さ
を測定し、さらにそのときのダイス表面の肌の状態を観
察して、これらの結果を第１表に示すとともに、本発明
ねじ転造ダイス１〜２１を構成する各焼結合金鋼のロッ
クウェル硬さくＣスケール）と抗折力も測定して、それ
らの値を第１表て示した。
さらに比較のため、従来の高速度鋼製ねじ転造ダイスと
して、Ｃ： ０．８５ ％ 、 Ｃｒ：４．１ ％ 、
Ｗ：６．２％ 、Ｍｏ：５’、２％ 、Ｖ： ２．２
％．Ｆｅおよび不可避不純物：残り、からなる組成を有
する溶湯から、鋳造、鍛省および圧延により、本発明ね
じ転造ダイスと同一の形状・寸法を有する炭化物分散強
化型合金Ｅｌのものを製造し、この従来ねじ転造ダイス
についても上記と同一の条件でねじ転置試験を実施し、
その結果も合わせて第１表に示した。
して、Ｃ： ０．８５ ％ 、 Ｃｒ：４．１ ％ 、
Ｗ：６．２％ 、Ｍｏ：５’、２％ 、Ｖ： ２．２
％．Ｆｅおよび不可避不純物：残り、からなる組成を有
する溶湯から、鋳造、鍛省および圧延により、本発明ね
じ転造ダイスと同一の形状・寸法を有する炭化物分散強
化型合金Ｅｌのものを製造し、この従来ねじ転造ダイス
についても上記と同一の条件でねじ転置試験を実施し、
その結果も合わせて第１表に示した。
第１表に示される結果から、本発明ねじ転造ダイス１〜
２１は、いずれも従来ねじ転造ダイスと較べて、高い硬
度と著しくすぐれた耐摩耗性を示すとともに、従来ねじ
転義ダイスに近い十分な抗折力を宵するばかりでなく、
耐肌荒性にもすぐれているので、転造されたねじの表面
は最後まできわめて清かであることがわかった。
２１は、いずれも従来ねじ転造ダイスと較べて、高い硬
度と著しくすぐれた耐摩耗性を示すとともに、従来ねじ
転義ダイスに近い十分な抗折力を宵するばかりでなく、
耐肌荒性にもすぐれているので、転造されたねじの表面
は最後まできわめて清かであることがわかった。
上述のように、この発明のねじ転義ダイスは、高い硬度
と耐摩耗性ばかりでなく、すぐれた耐肌荒性と十分な耐
欠損性もそなえているので、実用に際して著しく長い工
具寿命とすぐれた加工能率を発揮することができる。
と耐摩耗性ばかりでなく、すぐれた耐肌荒性と十分な耐
欠損性もそなえているので、実用に際して著しく長い工
具寿命とすぐれた加工能率を発揮することができる。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 高合金鋼の素地に、微細な炭化バナジウムと、周期律表
の４ａおよび５ａ族金属の窒化物および炭窒化物、並び
にこれらの２種以上の固溶体（以下、金属の炭・窒化物
という）のうちの１種または２種以上とが均一に分散し
た組織を有し、かつ前記炭化バナジウムおよび金属の炭
・窒化物の含有量がそれぞれ２〜２０％であつて、残り
の前記高合金鋼の素地が、 Ｃ：０．５〜５％、 Ｃｒ：３〜１０％、 Ｗ：１〜１０％およびＭｏ：２〜１５％のうちの１種ま
たは２種、 Ｖ：１〜５％、 Ｎｉ：０．５〜２０％、 Ｃｏ：５〜２０％、 Ｆｅおよび不可避不純物：残り、 からなる組成（以上、重量％）を有することを特徴とす
る、分散強化型焼結合金鋼製ねじ転造ダイス。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12043686A JPS62278250A (ja) | 1986-05-26 | 1986-05-26 | 分散強化型焼結合金鋼製ねじ転造ダイス |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12043686A JPS62278250A (ja) | 1986-05-26 | 1986-05-26 | 分散強化型焼結合金鋼製ねじ転造ダイス |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62278250A true JPS62278250A (ja) | 1987-12-03 |
Family
ID=14786161
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12043686A Pending JPS62278250A (ja) | 1986-05-26 | 1986-05-26 | 分散強化型焼結合金鋼製ねじ転造ダイス |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62278250A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0529464A (ja) * | 1991-07-23 | 1993-02-05 | Nec Corp | 半導体装置 |
| CN1321768C (zh) * | 2005-01-19 | 2007-06-20 | 华南理工大学 | 温压弥散颗粒增强钢铁基粉末冶金复合材料的制备方法 |
| WO2011059658A1 (en) * | 2009-11-11 | 2011-05-19 | Tdy Industries, Inc. | Thread rolling die |
| US8841005B2 (en) | 2006-10-25 | 2014-09-23 | Kennametal Inc. | Articles having improved resistance to thermal cracking |
| US8858870B2 (en) | 2008-08-22 | 2014-10-14 | Kennametal Inc. | Earth-boring bits and other parts including cemented carbide |
| US9016406B2 (en) | 2011-09-22 | 2015-04-28 | Kennametal Inc. | Cutting inserts for earth-boring bits |
| US9266171B2 (en) | 2009-07-14 | 2016-02-23 | Kennametal Inc. | Grinding roll including wear resistant working surface |
| US9435010B2 (en) | 2009-05-12 | 2016-09-06 | Kennametal Inc. | Composite cemented carbide rotary cutting tools and rotary cutting tool blanks |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6173867A (ja) * | 1984-09-14 | 1986-04-16 | Mitsubishi Metal Corp | 分散強化型焼結合金鋼製熱間耐摩耗部材 |
-
1986
- 1986-05-26 JP JP12043686A patent/JPS62278250A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6173867A (ja) * | 1984-09-14 | 1986-04-16 | Mitsubishi Metal Corp | 分散強化型焼結合金鋼製熱間耐摩耗部材 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JPH0529464A (ja) * | 1991-07-23 | 1993-02-05 | Nec Corp | 半導体装置 |
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| CN102596448A (zh) * | 2009-11-11 | 2012-07-18 | Tdy工业公司 | 螺纹滚压模 |
| US9643236B2 (en) | 2009-11-11 | 2017-05-09 | Landis Solutions Llc | Thread rolling die and method of making same |
| US9016406B2 (en) | 2011-09-22 | 2015-04-28 | Kennametal Inc. | Cutting inserts for earth-boring bits |
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