JP2826537B2 - インクジェット記録装置 - Google Patents

インクジェット記録装置

Info

Publication number
JP2826537B2
JP2826537B2 JP8279209A JP27920996A JP2826537B2 JP 2826537 B2 JP2826537 B2 JP 2826537B2 JP 8279209 A JP8279209 A JP 8279209A JP 27920996 A JP27920996 A JP 27920996A JP 2826537 B2 JP2826537 B2 JP 2826537B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
electrode
discharge
material particles
ink
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP8279209A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH10119287A (ja
Inventor
仁史 峯本
良広 萩原
淳一 末次
忠志 溝口
人司 竹本
和男 島
徹 薬師寺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Niigata Fuji Xerox Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Niigata Fuji Xerox Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Niigata Fuji Xerox Manufacturing Co Ltd filed Critical Niigata Fuji Xerox Manufacturing Co Ltd
Priority to JP8279209A priority Critical patent/JP2826537B2/ja
Priority to US08/956,065 priority patent/US6224193B1/en
Priority to DE69718599T priority patent/DE69718599T2/de
Priority to EP97118364A priority patent/EP0838335B1/en
Priority to AU42770/97A priority patent/AU718826B2/en
Publication of JPH10119287A publication Critical patent/JPH10119287A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2826537B2 publication Critical patent/JP2826537B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/015Ink jet characterised by the jet generation process
    • B41J2/04Ink jet characterised by the jet generation process generating single droplets or particles on demand
    • B41J2/06Ink jet characterised by the jet generation process generating single droplets or particles on demand by electric or magnetic field
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/015Ink jet characterised by the jet generation process
    • B41J2/04Ink jet characterised by the jet generation process generating single droplets or particles on demand
    • B41J2/06Ink jet characterised by the jet generation process generating single droplets or particles on demand by electric or magnetic field
    • B41J2002/061Ejection by electric field of ink or of toner particles contained in ink

Landscapes

  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はインクジェット記録
装置に関し、特に顔料系インク中の色材粒子を電気泳動
現象により制御する形式のインクジェット記録装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】ノンインパクト記録法は、記録時におけ
る騒音の発生が無視し得る程度に小さいという点におい
て優れており、近年特に関心を集めている。その中で
も、簡単な機構で記録媒体上に直接に高速記録が可能で
あり、しかも普通紙に記録が可能なインクジェット記録
方式は極めて有力な方式であって、この方式に関して様
々な提案がなされている。
【0003】従来のインクジェット記録装置は、例えば
特開昭60−228162号公報に示されており、記録
媒体の背面に配設した対向電極と、記録媒体を挟んで対
向電極に対向する針状の排出電極との間に電圧を印加
し、発生した電界の静電力によってインク等の色材を飛
翔させる構造を有する。
【0004】本発明らは、排出電極と記録媒体との間に
別の電極を配設する構造のインクジェット記録装置を提
案している。図7〜図9を参照して、本発明の先願(特
願平8−202363号)として記載された、この形式
のインクジェット記録装置を比較例として説明する。図
7はこの比較例のインクジェット記録装置の全体断面
図、図8はその記録時の状態で示す断面模式図、図9
は、記録時の印加電圧波形を示すタイミングチャートで
ある。
【0005】図7及び図8において、インクジェット記
録装置は、帯電した色材粒子を含むインク1を内部に収
容するインク室3を備え、該インク室3には、記録紙5
側に多数のインク吐出口2が並んで配列される。インク
ジェット記録装置は、更に、各インク吐出口2から色材
粒子を吐出させるために、インク室後端側に延在し静電
力によって色材粒子を吐出口2側に移動させる図示しな
い泳動電極と、各インク吐出口2の近傍にこれに対応し
て配設された複数の針状の排出電極4と、記録媒体5を
挟んでインク吐出口2に対向した位置に配設された対向
電極6と、排出電極4と対向電極6との間に配設された
ゲート電極7とを有する。
【0006】インク室3は、ベース部材8とカバー部材
9とを結合することによって形成される小空間からな
る。対向電極6は、一般には、グランドレベルに接地さ
れ、又は、図示しない電圧源に接続されてマイナスのバ
イアス電圧が印加されている。ゲート電極7は、排出電
極4と対向電極6との間の吐出ギャップの途中に配設さ
れており、排出電極4と対向電極6とを結ぶ線上に、各
排出電極4に対応してスリット又はノズル状のゲート開
口部15を有する。ゲート電極7は、一般には、グラン
ドレベルに接地され、又は、図示しない電圧源に接続さ
れる。
【0007】インク1は、記録電圧の印加に先立って、
各インク吐出口2の近傍に配設された各排出電極4の表
面に沿って記録媒体5側に凸状を成すメニスカス16を
形成し、インク室3内に保持されている。ゲート電極7
は、例えばグランドレベルの電位を持ち、対向電極6は
グランドレベルの電位又は所定の負極性のバイアス電位
に維持されている。
【0008】上記インクジェット記録装置では、図9に
示すように、電気泳動電極には常時正極性の電圧V11が
印加されおり、記録時には、色材粒子が排出される排出
電極に対して選択的に、電圧波高値がV12でパルス幅が
T2の正極性の駆動電圧パルスVejを印加し、色材粒子
が排出されない排出電極をグランド電位に維持する。こ
れにより、色材粒子の排出を行うべく選択された排出電
極4とゲート電極7との間には所定の強度の電界が発生
する。排出電極4上で凸状メニスカス16を形成してい
るインク1の表面に電界が集中するので、この電界によ
りインク1中の色材粒子にクーロン力が働く。クーロン
力が凸状メニスカス16の表面張力に打ち勝つことによ
って、排出電極4上の色材粒子を含んだ飛翔粒子群17
がゲート電極7側に吐出する。吐出した飛翔粒子群17
は、ゲート電極7中の各ゲート開口部15を通過し、吐
出の慣性力及び対向電極に印加される電圧により、対向
電極6側に向かって飛翔し、対向電極6上に配置された
記録媒体5に付着する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記比較例のインクジ
ェット記録装置では、図10の模式的平面図に示すよう
に、色材粒子の排出を行う排出電極(A)11に印加さ
れる電圧V12により、この排出電極(A)11から、グ
ランド電位に維持されている色材粒子を排出しない排出
電極(B)12に向かう矢印30方向の電界が発生す
る。このため、排出電極(A)11から隣接する排出電
極(B)12側に色材粒子が移動して、排出電極(A)
11上で良好なメニスカスが得られ難いという問題が新
たに発見された。
【0010】上記に鑑み、本発明は、色材粒子の排出を
行う排出電極上に良好なメニスカスを形成する電界が得
られる電圧を印加することが出来る電圧印加手段を有す
るインクジェット記録装置を提供することを目的とす
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の第1の視点のインクジェット記録装置は、
顔料系インクを収容し複数のインク吐出口を並列して有
するインク室と、前記顔料系インク中の色材粒子を電気
泳動現象により前記インク吐出口の近傍に移動させる電
気泳動電極と、前記インク吐出口に対応して配設され前
記移動した色材粒子を排出して飛翔させるための複数の
排出電極と、前記各排出電極に対向して配設された対向
電極と、前記排出電極と対向電極との間に配設され、前
記色材粒子の各飛翔部分に開口部を有するゲート電極と
を備え、前記排出電極とゲート電極との間の印加電圧が
所定のしきい値(Vth)以上のときに色材粒子が飛翔す
る形式のインクジェット記録装置において、色材粒子の
排出を行う第1の排出電極には第1の電圧(V1)、色
材粒子の排出を行わない第2の排出電極には、前記第1
の電圧よりも低い第2の電圧(V2)、前記ゲート電極
には前記第2の電圧よりも低い第3の電圧(−V3)で
あって、V1+V3≧Vth、V2+V3<Vthの関係を有す
る各電圧を印加する電圧印加手段を備えることを特徴と
する。
【0012】ここで、上記第1及び第2の電圧(V1、
V2)が正極性の電圧であり、且つ、第3の電圧(−V
3)が負極性の電圧であることが好ましい。この場合、
電圧印加手段の構成が簡素になる。
【0013】また、前記対向電極には、前記第3の電圧
よりも高くはない第4の電圧が印加されることも好まし
い態様である。
【0014】また、本発明の第2の視点のインクジェッ
ト記録装置は、顔料系インクを収容し複数のインク吐出
口を並列して有するインク室と、前記顔料系インク中の
色材粒子を電気泳動現象により前記インク吐出口の近傍
に移動させる電気泳動電極と、前記インク吐出口に対応
して配設され前記移動した色材粒子を排出して飛翔させ
るための複数の排出電極と、前記各排出電極に対向して
配設された対向電極と、前記排出電極と対向電極との間
に配設され、前記色材粒子の各飛翔部分に開口部を有す
るゲート電極とを備え、前記排出電極とゲート電極との
間の印加電圧が所定のしきい値(Vth)以上のときに色
材粒子が飛翔する形式のインクジェット記録装置におい
て、前記ゲート電極が、前記各排出電極に対応して配設
された複数のゲート電極として構成されており、前記排
出電極には第1の電圧(V1)、色材粒子が排出される
排出電極に対応する前記ゲート電極には前記第1の電圧
よりも低い第2の電圧(−V3)、色材粒子が排出され
ない排出電極に対応する前記ゲート電極には前記第2の
電圧よりも高い第3の電圧(−V5)であって、V1+V
3≧Vth、V1+V5<Vthの関係を有する各電圧を印加
する電圧印加手段を備えることを特徴とする。
【0015】ここで、本発明の第2の視点のインクジェ
ット記録装置では、上記第1の電圧(V1)が正極性の
電圧であり、上記第2及び第3の電圧(−V3、−V5)
が負極性の電圧であることが望ましい。また、上記対向
電極には、上記第2の電圧以下の第4の電圧が印加され
ることも好ましい態様である。
【0016】本発明のインクジェット記録装置による
と、色材粒子を排出する排出電極には、ゲート電極との
間にVth以上の電圧が印加され、色材粒子を排出しない
排出電極には、ゲート電極との間にVthに達しない電圧
が印加され、且つ、色材を排出する排出電極とこれに隣
接し色材を排出しない排出電極との間の電界が小さくな
るので、色材粒子を排出する排出電極上に良好なメニス
カスが形成され、色材を排出しない排出電極にはその先
端部にメニスカスが形成されない。これにより、インク
ジェット記録装置の記録品位が向上する。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照し、本発明の実
施形態例に基づいて本発明を更に説明する。図1は、本
発明の第1の実施形態例のインクジェット記録装置の構
成を示すための模式的平面図である。本実施形態例のイ
ンクジェット記録装置は、インク室及び各電極の配置及
び構成は従来のインクジェット記録装置の配置及び構成
と同様であり、各要素には図7及び8の同様な要素と同
じ符号を付して示している。
【0018】インクジェット記録装置は、帯電した色材
粒子を含むインク1を内部に収容するインク室3を備
え、該インク室3には、記録媒体側に多数のインク吐出
口2が並んで配設される。インクジェット記録装置は、
更に、各インク吐出口2から色材粒子を排出して飛翔さ
せるための電極として、インク室の後端側に位置し静電
力により色材粒子を吐出口2側に移動させる泳動電極1
0と、各インク吐出口2に対応して配設され、インク室
3の後端部から前端部に向かって延在する複数の排出電
極4と、記録媒体5を挟んでインク吐出口2に対向した
位置に配設された共通の対向電極6と、各排出電極4と
対向電極6との間に配設された共通のゲート電極7とを
有する。
【0019】インクジェット記録装置は、更に、コンピ
ュータからの入力を受け取るための入力インターフェイ
ス18、コンピュータからの入力に基づいてインクジェ
ット記録装置全体を制御する制御部19、コンピュータ
から送られた信号に対応して各排出電極11、12の電
位を個別に制御する排出電極電圧制御部13、並びに、
共通の対向電極6の電位を制御する対向電極電圧制御部
14、及び、共通のゲート電極の電位を制御するゲート
電極電圧制御部20を有する。
【0020】記録のための電圧が印加されると、インク
室3のインク内の色材粒子は、各電極に印加される電圧
の制御に基づいてインク吐出口2から飛翔し、飛翔粒子
群17となって、ゲート開口部15を通過し、対向電極
6の前面に配置された記録紙5に付着する。
【0021】図2は、上記実施形態例のインクジェット
記録装置における各電極の印加電圧の一例を示すタイミ
ングチャートであり、同図(a)〜(d)は夫々、色材
粒子の排出を行う各排出電極(A)、色材粒子の排出を
行わない各排出電極(B)、共通のゲート電極、及び、
共通の対向電極の各印加電圧波形を示している。
【0022】一般に、インクジェット記録装置では、色
材粒子が排出電極から吐出するためには、排出電極とゲ
ート電極との間で、所定の大きさの印加電圧差が必要で
ある。ここで、排出電極から色材粒子が吐出できる、排
出電極とゲート電極との間の最少の印加電圧差(排出の
ためのしきい値)をVthとすると、排出電極とゲート電
極との間の印加電圧差がVth以上のときには色材粒子は
排出電極から吐出し、排出電極とゲート電極との間の印
加電圧差がVthより小さいときには、排出電極から色材
粒子が吐出しない。これは、夫々の場合に対応して図3
及び図4に示すように、印加電圧差がVthよりも大きい
ときには、排出電極11の先端部を覆って色材粒子のメ
ニスカスが形成されること(図3)、及び、印加電圧差
がVthよりも小さいときには、メニスカス16が後退
し、排出電極12の先端部にメニスカス16が形成され
ないことによって説明できる。
【0023】作動に先立って、まず、電気泳動電極10
に一定の正極性電圧を与えることにより、顔料系インク
が満たされているインク室3内に所定の電界を与える。
これにより、顔料系インク中の色材粒子21がインク吐
出口2に向かって、或る電気泳動速度で移動する。イン
ク吐出口側に色材粒子21が移動すると、色材粒子21
は排出電極11、12周りに集合してメニスカス16を
形成する。
【0024】図1において、制御部19は、上位装置を
成すコンピュータ等から入力インターフェイス18を経
由して印字データ及び印字制御信号を受領すると、これ
に応じて、色材粒子21の排出を行う排出電極(A)1
1(図3)、色材粒子の排出を行わない排出電極(B)
12(図4)を区別し、これらに与えるべき電圧を決定
した後に、排出電極電圧制御部13、ゲート電極電圧制
御部20、及び、対向電極電圧制御部14に夫々信号を
送出する。
【0025】図2に示すように、排出電極電圧制御部1
3は、制御部19からの信号を受領すると、色材排出を
行う排出電極(A)には、波高値がV1でパルス幅がT1
の排出電圧パルスVejを印加し、色材排出を行わない排
出電極(B)には、電圧V1よりも僅かに低い電圧V2を
印加する。ゲート電極電圧制御部20は、共通のゲート
電極に負極性の電圧−V3を与える。ここで、V1+V3
≧Vth、V2+V3<Vthとしてある。対向電極電圧制御
部14は、制御部19からの信号を受領すると、対向電
極6にゲート電極7に印加する負極性の電圧−V3より
も絶対値が高い負極性のバイアス電圧(つまり、−V3
よりも低いバイアス電圧)−V4を印加する。なお、こ
れに代えて、対向電極6への印加電圧−V4は、ゲート
電極7への印加電圧−V3と同じ電圧にしてもよい。
【0026】色材粒子の排出を行わない排出電極(B)
12には、正極性の電圧V2が印加されるものの、排出
電極(B)12とゲート電極7との間の印加電圧差(V
2+V3)は、前記の通り、しきい値電圧Vthよりも小さ
く設定してあるので、図4に示すように、色材粒子21
は排出電極(B)12の先端部に移動しない。つまり、
V2+V3<Vthとしたことにより静電気力が小さいた
め、メニスカス16に働く表面張力によって、メニスカ
ス16が排出電極(B)12の先端から後退した位置に
形成され、色材粒子21はインク吐出口から吐出しな
い。
【0027】一方、色材排出を行う排出電極(A)11
には、ゲート電極との間でVth以上の電圧が印加される
ので、図3に示すようなメニスカス16が得られ、これ
により、色材粒子21は、飛翔粒子群17となって、ゲ
ート電極を通過して対向電極側に飛翔する。つまり、排
出電極(A)11とゲート電極との間に印加される電圧
差によって形成される静電気力によって、色材粒子21
は、排出電極(A)11の先端部に移動して先端部を覆
うメニスカス16を形成する。このため、静電気力がメ
ニスカス力、顔料系インクの表面張力や粘性力等に打ち
勝つので、色材粒子21は、排出電圧パルスVejに同期
したタイミングで微小な飛翔粒子群17となって排出電
極(A)11の先端部から飛翔し、ゲート開口部15を
通過する。更に、ゲート電極7と対向電極6との間の電
位差(V4−V3)又はゲート電極に飛翔した際の慣性に
よって、記録媒体5上に付着する。排出電圧パルスVej
が繰り返し印加され、色材粒子の補給が行われて記録媒
体5上に画像が形成される。
【0028】ここで、排出電極(B)12の印加電圧V
2は、排出電極(A)11への印加電圧V1よりも僅かに
低い電圧であることから、排出電極(B)12と排出電
極(A)11との間に形成される電界(図10の矢印3
0)が小さいので、排出電極(A)11から排出電極
(B)12に向かって移動する色材粒子の量は少ない。
従って、排出電極(A)11上に良好なメニスカスが形
成される。
【0029】図5及び図6は、本発明の第2の実施形態
例のインクジェット記録装置のブロック図及びその印加
電圧のタイミングチャートである。本実施形態例のイン
クジェット記録装置では、ゲート電極が複数に分割さ
れ、各ゲート電極、つまり、ゲート電極a(22)、ゲ
ート電極b(23)、ゲート電極c(24)、ゲート電
極d(25)が、排出電極に対応して配置されているこ
とを除けば、第1の実施形態例のインクジェット記録装
置と同様な構造を有する。図6に示すように、各排出電
極11、12には、常時バイアスV2が印加されてお
り、記録時に電圧波高値がV1でパルス幅がT1の駆動電
圧パルスVejが印加される。色材粒子が排出される排出
電極(A)に対応するゲート電極b(23)には、負極
性の電圧−V3が印加され、色材粒子が排出されない排
出電極(B)に対応するゲート電極a(22)、c(2
4)、d(25)には、−V3よりも絶対値が小さい負
極性の電圧−V5が印加される。ここで、V1はVthより
も低く、V1+V3≧Vthであり、V1+V5<Vthとして
ある。また、対向電極には−V3よりも絶対値が大きな
電圧−V4が印加される。なお、この電圧−V4は、ゲー
ト電極b(23)への印加電圧と同じ電圧でも良い。
【0030】色材粒子の排出を行わない排出電極(B)
12に対応するゲート電極a22、ゲート電極c24、
ゲート電極d25には、夫々、負極性電圧−V5が印加
されるものの、排出電極(B)12とこれらゲート電極
a22、ゲート電極c24、ゲート電極d25との印加
電圧差(V1+V5)がしきい値電圧Vthよりも小さいの
で、図4に示すように、色材粒子21のメニスカス16
は排出電極(B)12の先端部には達せず、インク吐出
口から飛翔粒子群となって飛翔することはない。
【0031】一方、排出電極(A)11に対応するゲー
ト電極b23に印加された電圧−V3により、排出電極
(A)11とゲート電極b23との間の印加電圧差(V
1+V3)がしきい値電圧Vth以上となるので、図3に示
すように、色材粒子21は、静電気力によって、排出電
極(A)11の先端部にメニスカス16を形成する。従
って、色材粒子21は、静電気力がメニスカス力、顔料
系インクの表面張力や粘性力等に打ち勝つので、排出電
圧パルスVejに同期したタイミングで微小な飛翔粒子群
17となって排出電極(A)11の先端部から飛翔し、
ゲート開口部15を通過する。次いで、ゲート電極b2
3と対向電極6との間の電位差(V4−V3)による静電
気力又は飛翔の慣性によって、記録媒体5上に付着す
る。排出電圧パルスVejが繰り返し印加されて色材粒子
の補給が行われ、記録媒体5上に画像が形成される。
【0032】ここで、排出電極(B)12の印加電圧は
排出電極(A)11への印加電圧と同じ電圧V1である
ため、排出電極(B)12と排出電極(A)11との間
には、図10に示す矢印30の電界が零になるので、排
出電極(A)11から排出電極(B)12に向かって色
材粒子が移動することはない。従って、排出電極(A)
上には、良好なメニスカスが形成される。
【0033】以上、本発明をその好適な実施形態例に基
づいて説明したが、本発明のインクジェット記録装置
は、上記実施形態例の構成にのみ限定されるものではな
く、上記実施形態例の構成から種々の修正及び変更を施
したインクジェット記録装置も、本発明の範囲に含まれ
る。例えば、電圧−V3、−V4、−V5は、電圧V1、V
2、Vthとの間の所定の関係を満足すればよく、必ずし
も負極性の電圧と限定することまでを要しない。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のインクジ
ェット記録装置では、色材粒子を排出する排出電極上に
良好なメニスカスが形成され、且つ、色材粒子を排出し
ない排出電極の先端部にはメニスカスが形成されないの
で、入力データに基づいた正確な印字が可能となり、イ
ンクジェット記録装置の記録品位が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態例のインクジェット記
録装置の構成を示す模式的平面図。
【図2】(a)〜(d)は夫々、図1のインクジェット
記録装置における、色材粒子を排出する排出電極
(A)、色材粒子を排出しない排出電極(B)、ゲート
電極及び対向電極に印加する各電圧波形図。
【図3】色材粒子を排出する排出電極(A)の近傍の色
材粒子の分布を示す模式的平面図。
【図4】色材粒子を排出しない排出電極(B)の近傍の
色材粒子の分布を示す模式的平面図。
【図5】本発明の第2の実施形態例のインクジェット記
録装置の構成を示すブロック図。
【図6】(a)〜(d)は夫々、図5のインクジェット
記録装置における、排出電極(A)及び(B)、ゲート
電極a,c,d、ゲート電極b、並びに、対向電極に印
加する各電圧波形図。
【図7】比較例のインクジェット記録装置の模式的断面
図。
【図8】図7のインクジェット記録装置の詳細を示す模
式的断面図。
【図9】比較例のインクジェット記録装置における電気
泳動電極及び排出電極の印加電圧波形図。
【図10】排出電極近傍の電界を示す模式的平面図。
【符号の説明】
1 顔料系インク 2 インク吐出口 3 インク室 4 排出電極 5 記録媒体 6 対向電極 7 ゲート電極 8 ベース部材 9 カバー部材 10 電気泳動電極 11 排出電極(A) 12 排出電極(B) 13 排出電極電圧制御部 14 対向電極電圧制御部 15 ゲート開口部 16 メニスカス 17 飛翔粒子群 18 入力インターフェース 19 制御部 20 ゲート電極電圧制御部 21 色材粒子 22 ゲート電極a 23 ゲート電極b 24 ゲート電極c 25 ゲート電極d 30 電界
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 溝口 忠志 新潟県柏崎市大字安田7546番地 新潟日 本電気株式会社内 (72)発明者 竹本 人司 新潟県柏崎市大字安田7546番地 新潟日 本電気株式会社内 (72)発明者 島 和男 新潟県柏崎市大字安田7546番地 新潟日 本電気株式会社内 (72)発明者 薬師寺 徹 新潟県柏崎市大字安田7546番地 新潟日 本電気株式会社内 (56)参考文献 特開 平9−267475(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41J 2/06

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 顔料系インクを収容し複数のインク吐出
    口を並列して有するインク室と、前記顔料系インク中の
    色材粒子を電気泳動現象により前記インク吐出口の近傍
    に移動させる電気泳動電極と、前記インク吐出口に対応
    して配設され前記移動した色材粒子を排出して飛翔させ
    るための複数の排出電極と、前記各排出電極に対向して
    配設された対向電極と、前記排出電極と対向電極との間
    に配設され、前記色材粒子の各飛翔部分に開口部を有す
    るゲート電極とを備え、前記排出電極とゲート電極との
    間の印加電圧が所定のしきい値(Vth)以上のときに色
    材粒子が飛翔する形式のインクジェット記録装置におい
    て、 色材粒子の排出を行う第1の排出電極には第1の電圧
    (V1)、色材粒子の排出を行わない第2の排出電極に
    は、前記第1の電圧よりも低い第2の電圧(V2)、前
    記ゲート電極には前記第2の電圧よりも低い第3の電圧
    (−V3)であって、V1+V3≧Vth、V2+V3<Vth
    の関係を有する各電圧を印加する電圧印加手段を備える
    ことを特徴とするインクジェット記録装置。
  2. 【請求項2】 前記第1及び第2の電圧(V1、V2)が
    正極性の電圧であり、前記第3の電圧(−V3)が負極
    性の電圧である、請求項1に記載のインクジェット記録
    装置。
  3. 【請求項3】 前記対向電極には、前記第3の電圧以下
    の第4の電圧が印加される、請求項1又は2に記載のイ
    ンクジェット記録装置。
  4. 【請求項4】 顔料系インクを収容し複数のインク吐出
    口を並列して有するインク室と、前記顔料系インク中の
    色材粒子を電気泳動現象により前記インク吐出口の近傍
    に移動させる電気泳動電極と、前記インク吐出口に対応
    して配設され前記移動した色材粒子を排出して飛翔させ
    るための複数の排出電極と、前記各排出電極に対向して
    配設された対向電極と、前記排出電極と対向電極との間
    に配設され、前記色材粒子の各飛翔部分に開口部を有す
    るゲート電極とを備え、前記排出電極とゲート電極との
    間の印加電圧が所定のしきい値(Vth)以上のときに色
    材粒子が飛翔する形式のインクジェット記録装置におい
    て、 前記ゲート電極が、前記各排出電極に対応して配設され
    た複数のゲート電極として構成されており、 前記排出電極には第1の電圧(V1)、色材粒子が排出
    される排出電極に対応する前記ゲート電極には前記第1
    の電圧よりも低い第2の電圧(−V3)、色材粒子が排
    出されない排出電極に対応する前記ゲート電極には前記
    第2の電圧よりも高い第3の電圧(−V5)であって、
    V1+V3≧Vth、V1+V5<Vthの関係を有する各電圧
    を印加する電圧印加手段を備えることを特徴とするイン
    クジェット記録装置。
  5. 【請求項5】 前記第1の電圧(V1)が正極性の電圧
    であり、前記第2及び第3の電圧(−V3、−V5)が負
    極性の電圧である、請求項4に記載のインクジェット記
    録装置。
  6. 【請求項6】 前記対向電極には、前記第2の電圧以下
    の第4の電圧が印加される、請求項4又は5に記載のイ
    ンクジェット記録装置。
JP8279209A 1996-10-22 1996-10-22 インクジェット記録装置 Expired - Fee Related JP2826537B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8279209A JP2826537B2 (ja) 1996-10-22 1996-10-22 インクジェット記録装置
US08/956,065 US6224193B1 (en) 1996-10-22 1997-10-22 Inkjet recording apparatus having gate electrodes and print head thereof
DE69718599T DE69718599T2 (de) 1996-10-22 1997-10-22 Tintenstrahlaufzeichnungsapparat
EP97118364A EP0838335B1 (en) 1996-10-22 1997-10-22 Ink-jet recording appartus
AU42770/97A AU718826B2 (en) 1996-10-22 1997-10-22 Inkjet recording apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8279209A JP2826537B2 (ja) 1996-10-22 1996-10-22 インクジェット記録装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10119287A JPH10119287A (ja) 1998-05-12
JP2826537B2 true JP2826537B2 (ja) 1998-11-18

Family

ID=17607962

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8279209A Expired - Fee Related JP2826537B2 (ja) 1996-10-22 1996-10-22 インクジェット記録装置

Country Status (5)

Country Link
US (1) US6224193B1 (ja)
EP (1) EP0838335B1 (ja)
JP (1) JP2826537B2 (ja)
AU (1) AU718826B2 (ja)
DE (1) DE69718599T2 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000052564A (ja) * 1998-06-05 2000-02-22 Seiko Instruments Inc インク噴出方法
JP2001191535A (ja) * 1999-10-29 2001-07-17 Seiko Instruments Inc インクジェット記録ヘッド及び画像記録装置
US6879162B2 (en) * 2000-11-07 2005-04-12 Sri International System and method of micro-fluidic handling and dispensing using micro-nozzle structures
EP1225048A1 (en) * 2001-01-18 2002-07-24 Tonejet Corporation Pty Ltd Electrode for a drop-on-demand printer
WO2004049287A1 (en) * 2001-10-31 2004-06-10 Sri International System and method of micro-fluidic handling and dispensing using micro-nozzle structures
EP1366901B1 (en) * 2002-05-31 2005-09-14 Tonejet Limited Printhead
US7559627B2 (en) * 2004-03-12 2009-07-14 Infoprint Solutions Company, Llc Apparatus, system, and method for electrorheological printing
US8705114B2 (en) * 2008-07-09 2014-04-22 Enjet Co., Ltd. Apparatus for jetting droplet and apparatus for jetting droplet using nanotip

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5869068A (ja) * 1981-10-20 1983-04-25 Ricoh Co Ltd インクジエツト記録装置
US4477869A (en) 1983-04-28 1984-10-16 Burroughs Corporation Pulsed aperture for an electrostatic ink jet system
JPS60228162A (ja) 1984-04-26 1985-11-13 Tokyo Electric Co Ltd インクジエツトプリンタヘツド
EP0210048B1 (en) 1985-07-16 1991-01-30 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Method for operation of an ink jet printing head
CA2126235C (en) * 1991-12-18 2003-05-27 Luis Lima-Marques Method and apparatus for the production of discrete agglomerations of particulate matter
JP3315268B2 (ja) * 1994-09-22 2002-08-19 株式会社東芝 画像形成装置
US5886723A (en) * 1995-05-04 1999-03-23 Delphax Systems Charge deposition print head and method of printing
JP2783225B2 (ja) * 1995-12-05 1998-08-06 日本電気株式会社 インクジェット式ヘッド装置
EP0813965A3 (en) 1996-06-17 1998-11-04 NEC Corporation Electrostatic ink jet printer having gate electrode and printing head thereof

Also Published As

Publication number Publication date
EP0838335A2 (en) 1998-04-29
AU4277097A (en) 1998-04-30
EP0838335A3 (en) 1999-02-03
US6224193B1 (en) 2001-05-01
AU718826B2 (en) 2000-04-20
DE69718599T2 (de) 2003-12-04
EP0838335B1 (en) 2003-01-22
JPH10119287A (ja) 1998-05-12
DE69718599D1 (de) 2003-02-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2826537B2 (ja) インクジェット記録装置
JPS5849189B2 (ja) インクジエツト用記録ヘツド
JPH08258270A (ja) 画像形成装置および画像形成方法
JP2868473B2 (ja) インクジェット記録装置
JP2826517B2 (ja) インクジェット記録装置
JP2826531B2 (ja) 静電式インクジェット記録装置
JP2885741B2 (ja) 静電式インクジェット記録装置
JP2868474B2 (ja) 静電式インクジェット記録装置
JP2783206B2 (ja) インクジェットプリンタ装置
JP2957517B2 (ja) 静電式インクジェット記録装置
JP3110347B2 (ja) インクジェット記録装置
JP2834106B2 (ja) インクジェット記録装置
JP2845853B2 (ja) 静電式インクジェット記録装置
JP2830864B2 (ja) 静電式インクジェット記録装置
JP2834105B2 (ja) インクジェット記録装置
JP2826525B2 (ja) インクジェット記録装置
JP2885731B2 (ja) 静電式インクジェット記録ヘッド
JP2978831B2 (ja) 記録装置
JP2859192B2 (ja) インクジェット記録装置
JP2885738B2 (ja) 静電式インクジェット記録装置
JP2000127408A (ja) インクジェット記録装置及びインクジェット記録方法
JP2885740B2 (ja) 静電式インクジェット記録装置
JP2885733B2 (ja) 静電式インクジェット記録装置
JP2001030498A (ja) インクジェット記録装置
JPH10157127A (ja) インクジェット記録装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees