JP2826517B2 - インクジェット記録装置 - Google Patents

インクジェット記録装置

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JP2826517B2
JP2826517B2 JP20236596A JP20236596A JP2826517B2 JP 2826517 B2 JP2826517 B2 JP 2826517B2 JP 20236596 A JP20236596 A JP 20236596A JP 20236596 A JP20236596 A JP 20236596A JP 2826517 B2 JP2826517 B2 JP 2826517B2
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淳一 末次
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人司 竹本
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はインクジェット記録
装置に関し、特に顔料系インク中の色材粒子を電気泳動
現象により制御するようにしたインクジェット記録装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】ノンインパクト記録法は、記録時におけ
る騒音の発生が無視し得る程度に極めて小さいという点
において、最近関心を集めている。その中で、簡単な機
構で記録媒体上に直接高速記録が可能であり、しかも普
通紙に記録の行えるインクジェット記録法は極めて有力
な記録法であって、これまでにも様々な方式が提案され
ている。
【0003】従来、この種のインクジェット記録装置
は、例えば特開昭60−228162号公報に示される
ように、記録紙背面に設けた電極と、これに対向した針
状の排出電極間に電圧を印加し、発生した電界の静電力
によりインク等の色材を飛翔せしめ、記録を行う方法が
ある。
【0004】図11はこの従来のインクジェット記録装
置の概略図である。図11を参照すると、この従来のイ
ンクジェット記録装置は、顔料系インク210が満たさ
れているインク室201と、この顔料系インク210中
の色材粒子を電気泳動現象によりインク吐出口202へ
集中させるための電気泳動電極203と、インク吐出口
202へ集中した色材粒子を排出させ記録媒体204上
に飛翔させるための複数の排出電極205と、この排出
電極205に対向し記録媒体204の背面に配設した対
向電極209を有している。
【0005】インク吐出口202は各排出電極205の
先端で凸状の顔料系インク210のメニスカスができる
ように、流路壁208により各排出電極205毎に仕切
られている。インク室201は、インク供給口206と
インク排出口207とで不図示のインクタンクとチュー
ブにより接続されており、インク室201内のインクに
背圧を付与するとともにインク室201内の顔料系イン
ク210は強制的に循環されている。
【0006】図12はこの従来のインクジェット記録装
置の平面図、図9は電気泳動電極と排出電極への印加電
圧波形図である。図11に併せて図12および図9を参
照して、この従来のインクジェット記録装置の動作につ
いて説明する。このインクジェット記録装置は帯電して
いる色材粒子を含んでいる顔料系インクに電界を加える
と色材粒子が電界の下で一方向に動くという電気泳動現
象を利用したものである。
【0007】すなわち、電気泳動電極203に図9に示
す一定電圧V1を与え、顔料系インク210が満たされ
ているインク室201に電界を加えると顔料系インク2
10中の色材粒子がインク吐出口202へある電気泳動
速度で移動し、排出電極205先端に凸状の顔料系イン
ク210のメニスカスが形成される。色材粒子の排出を
行う排出電極205に図9に示す電圧V2、時間T2の
パルス状の排出電圧Vejを印加すると、静電気力によ
って色材粒子は排出電極205の先端部に移動し集中す
る。
【0008】色材粒子は、静電気力によってメニスカス
力、顔料系インクの表面張力や粘性力等に打ち勝って、
このパルス状の排出電圧Vejに同期したタイミングで
微小な飛翔粒子群211となって排出電極205の先端
部から飛翔し、記録媒体204上に付着する。色材粒子
の補給が行われ、この様な動作が繰り返されて記録媒体
204上に画像が形成される。一方、図12に示すよう
に色材粒子の排出を行う任意の排出電極205の両端に
位置する色材粒子の排出を行わない排出電極は0Vとな
っている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述したインクジェッ
ト記録装置において、図10に示すように色材粒子の排
出を行う排出電極(A)5とそれの両端に位置する色材
粒子の排出を行わない排出電極(B)16への電圧の印
加方法が上述した方法では、排出電極(A)5から排出
電極(B)16に矢印Aの示す方向に電界が発生するた
め、排出電極(B)16に色材粒子が移動してしまうと
いう問題点がある。
【0010】また、排出電極(A)5からそれの両端に
位置する排出電極(B)16の方向に発生する矢印Aの
電界強度を小さくするために排出電極(B)16に排出
電極(A)5の印加電圧に近い電圧を印加すると色材粒
子の排出を行わない排出電極(B)16から色材粒子が
排出してしまうという問題点もある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明のインクジェット
記録装置は、顔料系インクが満たされているインク室
と、この顔料系インク中の色材粒子を電気泳動現象によ
りインク吐出口へ集中させるための電気泳動電極と、イ
ンク吐出口へ集中した色材粒子を排出させて記録媒体上
に飛翔させるための複数の排出電極とを備えるインクジ
ェット記録装置において、前記色材粒子排出を行う任意
の前記排出電極周辺の前記色材粒子排出を行わない複数
の前記排出電極に前記色材粒子排出が起こらない程度の
所定電圧を印加し、前記色材粒子排出を行う際に前記色
材粒子排出を行う任意の前記排出電極には前記色材粒子
排出が起こる程度の所定電圧を印加するように制御する
手段を備える。
【0012】また、本発明のインクジェット記録装置
は、前記色材粒子排出を行う任意の前記排出電極周辺の
前記色材粒子排出を行わない複数の前記排出電極に前記
色材粒子排出が起こらない程度のパルス電圧を印加し、
前記色材粒子排出を行う際に前記色材粒子排出を行う任
意の前記排出電極には前記パルス電圧より若干長いパル
ス幅を持った電圧を印加するように制御する手段を備え
る。
【0013】さらに、本発明のインクジェット記録装置
は、前記色材粒子排出を行う任意の前記排出電極周辺の
前記色材粒子排出を行わない複数の前記排出電極を非接
地浮遊状態とし、前記色材粒子排出を行う任意の前記排
出電極には所定の一定電圧を印加し、前記色材粒子排出
を行う際に前記色材粒子排出を行う任意の前記排出電極
にパルス電圧を印加するように制御する手段を備える。
【0014】さらに、本発明のインクジェット記録装置
は、前記色材粒子排出を行う際に、前記色材粒子排出を
行う任意の前記排出電極に印加するパルス電圧を制御す
ることにより、印字ドットサイズを変化させる手段を備
える。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0016】図1は本発明の第1の実施の形態のインク
ジェット記録装置の基本構造図(平面図)、図2はこの
第1の実施の形態の排出電極(A)と排出電極(B)へ
の印加電圧波形図、図3は本発明の第2および第3の実
施の形態のインクジェット記録装置の基本構造図(平面
図)、図4はこの第2の実施の形態の排出電極(A)へ
の印加電圧波形図、図5は排出電極(A)先端部の等電
位線図、図6は本発明の第3の実施の形態の排出電極
(A)への印加電圧波形図、図7は排出電極(A)近傍
の色材粒子の分布図、図8は排出電極(B)近傍の色材
粒子の分布図、図9は電気泳動電極と排出電極への印加
電圧波形図、図10は排出電極(A)近傍の電界の方向
図である。
【0017】図1および図2を参照すると、本発明の第
1の実施の形態のインクジェット記録装置は、顔料系イ
ンクが満たされているインク室1と、この顔料系インク
中の色材粒子6を電気泳動現象によりインク吐出口2へ
集中させるための電気泳動電極3と、インク吐出口2へ
集中した色材粒子6を排出させて記録媒体4上に飛翔さ
せるための複数の排出電極(A)5とを備えるインクジ
ェット記録装置において、色材粒子6排出を行う任意の
排出電極(A)5周辺の色材粒子6排出を行わない複数
の排出電極(B)16に色材粒子6排出が起こらない程
度の所定電圧を印加し、色材粒子6排出を行う際に色材
粒子6排出を行う任意の排出電極(A)5には色材粒子
6排出が起こる程度の所定電圧を印加するように制御す
る排出電極電圧制御部15から構成される。
【0018】電気泳動電極3に図9に示す一定電圧V1
の電圧を与え、顔料系インクが満たされているインク室
1に電界を加えると顔料系インク中の色材粒子6がイン
ク吐出口2へある電気泳動速度で移動する。インク吐出
口2に色材粒子6が移動すると、図7に示すようにメニ
スカス7が生じる。
【0019】制御部14はコンピュータ等から入力イン
ターフェース13を経由して入力される印字データおよ
び印字制御信号に応じて色材粒子6の排出を行う排出電
極(A)5と排出電極(A)5の周辺に位置する色材粒
子6の排出を行わない排出電極(B)16に与えるべき
電圧信号を決定し、排出電極電圧制御部15に信号を送
出する。排出電極電圧制御部15は制御部14からの信
号を検出すると排出電極(A)5には図2に示す電圧V
p、時間T+ΔTの電圧を、排出電極(B)16には図
2に示す電圧Vp、時間Tの電圧を印加する。
【0020】色材粒子6の排出を行う排出電極(A)5
と排出電極(A)5の周辺に位置する色材粒子6の排出
を行わない排出電極(B)16に図2に示す電圧Vpが
印加されている間は、排出電極(A)5と排出電極
(B)16の先端部に色材粒子6が移動し集中するため
排出電極(A)5と排出電極(B)16の先端部には図
7に示すような均等なメニスカス7が形成される。排出
電極(B)16への印加電圧だけが、図2に示すように
OFFになると、色材粒子6が排出電極(B)16の先
端部に移動するための静電気力が小さくなるため、図7
に示すメニスカス7は、図8に示すメニスカス8のよう
にへこんでしまう。このため、色材粒子6は排出電極
(B)16の基部に戻され排出電極(B)16の先端部
には色材粒子6の集中がなくなる。また、排出電極
(A)5および排出電極(B)16には図2に示す同電
圧Vpが印加されているため、排出電極(A)5および
排出電極(B)16の間には図10に示す矢印Aの電界
による影響がなく、色材粒子6は排出電極(A)5から
排出電極(B)16に向かって移動しない。
【0021】一方、排出電極(A)5には図2に示すよ
うに排出電極(B)16への印加電圧よりも時間ΔT分
だけ余計に電圧が印加されているため、排出電極(A)
5の先端部のメニスカス7は図7の状態を保つ。従っ
て、色材粒子6は静電気力によってメニスカス力、顔料
系インクの表面張力や粘性力等に打ち勝って、電圧V
p、時間T+ΔTの電圧に同期したタイミングで微小な
飛翔粒子群11となって排出電極(A)5の先端部から
飛翔し、記録媒体4上に付着する。色材粒子6の補給が
行われ、この様な動作が繰り返されて記録媒体4上に画
像が形成される。
【0022】次に、図3および図4を参照すると、本発
明の第2の実施の形態のインクジェット記録装置は、顔
料系インクが満たされているインク室1と、この顔料系
インク中の色材粒子6を電気泳動現象によりインク吐出
口2へ集中させるための電気泳動電極3と、インク吐出
口2へ集中した色材粒子6を排出させて記録媒体4上に
飛翔させるための複数の排出電極(A)5とを備えるイ
ンクジェット記録装置において、色材粒子6排出を行う
任意の排出電極(A)5周辺の色材粒子6排出を行わな
い複数の排出電極(B)16を非接地浮遊状態とし、色
材粒子6の排出を行う任意の排出電極(A)5には電圧
Vpを印加し、色材粒子6排出を行う際に色材粒子6排
出を行う任意の排出電極(A)5にパルス電圧を印加す
るように制御する排出電極電圧制御部18とから構成さ
れる。
【0023】電気泳動電極3に図9に示す一定電圧V1
の電圧を与え、顔料系インクが満たされているインク室
1に電界を加えると顔料系インク中の色材粒子6がイン
ク吐出口2へある電気泳動速度で移動する。インク吐出
口2に色材粒子6が移動すると、図7に示すようにメニ
スカス7が生じる。
【0024】制御部14はコンピュータ等から入力イン
ターフェース13を経由して入力される印字データおよ
び印字制御信号に応じて色材粒子6の排出を行う排出電
極(A)5と排出電極(A)5の周辺に位置する色材粒
子6の排出を行わない排出電極(B)16に与えるべき
電圧信号を決定し、排出電極電圧制御部18に信号を送
出する。排出電極電圧制御部18は制御部14からの信
号を検出すると排出電極(A)5には図4に示す電圧V
bの電圧を印加する。さらに排出電極(B)16を端子
2に接続し、排出電極(B)16を非接地浮遊状態にす
る。
【0025】色材粒子6の排出を行う際に、排出電極
(A)5に図4に示す電圧Vp、時間Tの電圧を印加す
ると、排出電極(A)5と排出電極(A)5の周辺の非
接地浮遊状態になっている排出電極(B)16の電極先
端部の電位分布は図5に示すような等電位線17になる
ため、色材粒子6の排出を目的とする排出電極(A)5
の先端部には図5に示す矢印Aの向きに静電気力が働
き、排出電極(A)5の先端部のメニスカス7は図7の
状態となる。従って、色材粒子6は静電気力によってメ
ニスカス力、顔料系インクの表面張力や粘性力等に打ち
勝って、電圧Vp、時間Tの電圧に同期したタイミング
で微小な飛翔粒子群11となって排出電極(A)5の先
端部から飛翔し、記録媒体4上に付着する。色材粒子6
の補給が行われ、この様な動作が繰り返されて記録媒体
4上に画像が形成される。また、排出電極(A)5には
図4に示す電圧Vbが印加され、排出電極(A)5周辺
の排出電極(B)16は非接地浮遊状態であるため、排
出電極(A)5に図4に示す電圧Vp、時間Tの電圧を
印加したとき、排出電極(A)5から排出電極(B)1
6へ向かう図10に示す矢印Aの電界による急激な色材
粒子6の移動が少なくなる。
【0026】次に、図3および図6を参照して、本発明
の第3の実施の形態のインクジェット記録装置について
説明する。
【0027】コンピュータ等から入力インターフェース
13を経由して入力される印字データおよび印字制御信
号には階調表現の情報が含まれていてもよい。制御部1
4はコンピュータ等から入力インターフェース13を経
由して入力される階調表現を含んだ印字データおよび印
字制御信号に応じて色材粒子6の排出を行う排出電極
(A)5と排出電極(A)5の周辺に位置する色材粒子
6の排出を行わない排出電極(B)16に与えるべき電
圧信号を決定し、排出電極電圧制御部18に信号を送出
する。排出電極電圧制御部18は制御部14からの信号
を検出すると排出電極(A)5には図6に示す電圧Vb
の電圧を印加する。さらに排出電極(B)16を端子2
に接続し、排出電極(B)16を非接地浮遊状態にす
る。色材粒子6の排出を行う際に、排出電極電圧制御部
18は制御部14からの階調表現の情報に応じて、排出
電極(A)5に印加する電圧を図6に示すように変化さ
せる。これにより、飛翔粒子群11に含まれる色材粒子
6の個数を変化させることができるので、電圧Vp、時
間Tの電圧に同期したタイミングで飛翔した微小な飛翔
粒子群11によって記録媒体4上に形成される画像の階
調を変えることができる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、色材粒
子排出を行う任意の排出電極周辺の色材粒子排出を行わ
ない複数の排出電極に色材粒子排出が起こらない程度の
電圧を印加し、色材粒子排出を行う際に、色材粒子排出
を行う任意の排出電極には排出が起こらない程度の電圧
より若干長いパルス幅を持った電圧を印加するように制
御する手段を設けた。また、別の発明では色材粒子排出
を行う任意の排出電極周辺の色材粒子排出を行わない複
数の排出電極を非接地浮遊状態とし、色材粒子排出を行
う任意の排出電極には電圧を印加し、色材粒子排出を行
う際に、色材粒子排出を行う任意の排出電極にパルス電
圧を印加するように制御する手段を設けた。これらによ
って、色材粒子の移動する方向が色材粒子排出を行う任
意の排出電極から遠ざかるのを防ぐことができ、また色
材粒子排出を行わない排出電極から色材粒子が排出する
のも防ぐことができる。
【0029】さらに、別の発明では色材粒子排出を行う
際に、色材粒子排出を行う任意の排出電極に印加するパ
ルス電圧を制御することにより、印字ドットサイズが変
化し、階調表現を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態のインクジェット記
録装置の基本構造図(平面図)である。
【図2】この第1の実施の形態の排出電極(A)と排出
電極(B)への印加電圧波形図である。
【図3】本発明の第2および第3の実施の形態のインク
ジェット記録装置の簡単な基本構造図(平面図)であ
る。
【図4】この第2の実施の形態の排出電極(A)への印
加電圧波形図である。
【図5】排出電極(A)先端部の等電位線図である。
【図6】本発明の第3の実施の形態の排出電極(A)へ
の印加電圧波形図である。
【図7】排出電極(A)近傍の色材粒子の分布図であ
る。
【図8】排出電極(B)近傍の色材粒子の分布図であ
る。
【図9】電気泳動電極と排出電極への印加電圧波形図で
ある。
【図10】排出電極(A)近傍の電界の方向図である。
【図11】従来のインクジェット記録装置の概略図であ
る。
【図12】従来のインクジェット記録装置の平面図であ
る。
【符号の説明】
1 インク室 2 インク吐出口 3 電気泳動電極 4 記録媒体 5 排出電極(A) 6 色材粒子 7,8 メニスカス 9 対向電極 11 飛翔粒子群 13 入力インターフェース 14 制御部 15,18 排出電極電圧制御部 16 排出電極(B) 17 等電位線
フロントページの続き (72)発明者 末次 淳一 新潟県柏崎市大字安田7546番地 新潟日 本電気株式会社内 (72)発明者 溝口 忠志 新潟県柏崎市大字安田7546番地 新潟日 本電気株式会社内 (72)発明者 竹本 人司 新潟県柏崎市大字安田7546番地 新潟日 本電気株式会社内 (72)発明者 島 和男 新潟県柏崎市大字安田7546番地 新潟日 本電気株式会社内 (72)発明者 薬師寺 徹 新潟県柏崎市大字安田7546番地 新潟日 本電気株式会社内 (56)参考文献 特開 平9−201969(JP,A) 特開 平9−156106(JP,A) 特開 平9−156105(JP,A) 特開 平9−150517(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41J 2/06 B41J 2/21

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 顔料系インクが満たされているインク室
    と、この顔料系インク中の色材粒子を電気泳動現象によ
    りインク吐出口へ集中させるための電気泳動電極と、イ
    ンク吐出口へ集中した色材粒子を排出させて記録媒体上
    に飛翔させるための複数の排出電極とを備えるインクジ
    ェット記録装置において、前記色材粒子排出を行う任意
    の前記排出電極周辺の前記色材粒子排出を行わない複数
    の前記排出電極に前記色材粒子排出が起こらない程度の
    所定電圧を印加し、前記色材粒子排出を行う際に前記色
    材粒子排出を行う任意の前記排出電極には前記色材粒子
    排出が起こる程度の所定電圧を印加するように制御する
    手段を備えることを特徴とするインクジェット記録装
    置。
  2. 【請求項2】 前記色材粒子排出を行う任意の前記排出
    電極周辺の前記色材粒子排出を行わない複数の前記排出
    電極に前記色材粒子排出が起こらない程度のパルス電圧
    を印加し、前記色材粒子排出を行う際に前記色材粒子排
    出を行う任意の前記排出電極には前記パルス電圧より若
    干長いパルス幅を持った電圧を印加するように制御する
    手段を備えることを特徴とする請求項1記載のインクジ
    ェット記録装置。
  3. 【請求項3】 前記色材粒子排出を行う任意の前記排出
    電極周辺の前記色材粒子排出を行わない複数の前記排出
    電極を非接地浮遊状態とし、前記色材粒子排出を行う任
    意の前記排出電極には所定の一定電圧を印加し、前記色
    材粒子排出を行う際に前記色材粒子排出を行う任意の前
    記排出電極にパルス電圧を印加するように制御する手段
    を備えることを特徴とする請求項1記載のインクジェト
    記録装置。
  4. 【請求項4】 前記色材粒子排出を行う際に、前記色材
    粒子排出を行う任意の前記排出電極に印加するパルス電
    圧を制御することにより、印字ドットサイズを変化させ
    る手段を備えることを特徴とする請求項1記載のインク
    ジェット記録装置。
JP20236596A 1996-06-03 1996-07-31 インクジェット記録装置 Expired - Fee Related JP2826517B2 (ja)

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