JP2823474B2 - 二階出入口用外階段 - Google Patents

二階出入口用外階段

Info

Publication number
JP2823474B2
JP2823474B2 JP5089733A JP8973393A JP2823474B2 JP 2823474 B2 JP2823474 B2 JP 2823474B2 JP 5089733 A JP5089733 A JP 5089733A JP 8973393 A JP8973393 A JP 8973393A JP 2823474 B2 JP2823474 B2 JP 2823474B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
deck
building
space
floor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP5089733A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06299667A (ja
Inventor
一浩 福本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=13978972&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JP2823474(B2) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP5089733A priority Critical patent/JP2823474B2/ja
Publication of JPH06299667A publication Critical patent/JPH06299667A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2823474B2 publication Critical patent/JP2823474B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Steps, Ramps, And Handrails (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、建物の二階出入口に
接続されるデッキ部(踊り場)を備えた二階出入口用外
階段に係り、特にそのデッキ部下のスペースを屋内・外
から有効に利用できるようにした二階出入口用外階段に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、建物の外階段としては、建物の
二階出入口に接続されるデッキ部を備えた外階段が知ら
れている(特開平4−366265号公報等参照)。こ
の外階段は、具体的には鉄骨及び鋼板により形成されて
いる。また、この外階段は、デッキ部が建物の二階出入
口に接続されるものの、デッキ部及び階段部が複数の支
柱で支えられ、建物とは独立した構造物になっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た外階段においては、建物の外部に設置されるため、デ
ッキ部下のスペースを建物の屋内として利用することは
不可能であり、物の置き場として利用することは可能で
あるが、この場合、置物が雨ざらしになる問題があり、
いずれにしてもデッキ部下のスペースを有効に利用し得
なかった。また、上記外階段は、建物と独立した構造物
として施工するようになっているため、施工が面倒であ
り、コスト高となる問題があった。
【0004】この発明は、デッキ部下のスペースを屋内
或いは屋外から有効に利用することができ、施工が容易
で、低コストで実現できる二階出入口用外階段を提供す
ることを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
にこの発明の二階出入口用外階段は、建物の二階出入口
に接続されるデッキ部を備えた外階段において、上記デ
ッキ部下に上記建物と一体的に設置される箱状の空間ユ
ニットと、この空間ユニット上に設けられ上記デッキ部
を形成するデッキユニットと、このデッキユニットと地
上を連絡する外階段ユニットとを備えたことを特徴とし
ている。
【0006】この場合、上記空間ユニットは、上記建物
の屋内と連通され、かつ屋外と遮断された内部空間を有
していてもよく、或いは上記建物の屋内と遮断され、か
つ屋外から出入り可能な内部空間を有する物置を構成し
ていてよい。
【0007】
【作用】上記構成の二階出入口用外階段によれば、デッ
キ部下に設置される箱状の空間ユニットにより、デッキ
部下のスペースを収納部等として有効に利用することが
可能となる。この場合、空間ユニットを、建物の屋内と
連通され、かつ屋外と遮断された内部空間を有するよう
に構成すれば、その内部空間を屋内の一部として屋内側
から有効に利用できる。或いは、空間ユニットを、建物
の屋内と遮断され、かつ屋外から出入り可能な内部空間
を有する物置として構成すれば、屋外から有効に利用で
きる。
【0008】また、上記二階出入口用外階段は、デッキ
部下に建物と一体的に設置される上記空間ユニットと、
この空間ユニット上に設けられデッキ部を形成するデッ
キユニットと、このデッキユニットと地上を連絡する外
階段ユニットとから構成されるので、施工が容易で、低
コストで実現することが可能である。
【0009】
【実施例】以下に、この発明の一実施例を添付図面に基
づいて詳述する。図1はこの発明の一実施例である二階
出入口用外階段の分解斜視図、図2は空間ユニットが建
物の屋内の一部を形成している一階部分の平面断面図、
図3は図2の二階部分の平面断面図である。
【0010】図1において、1は二階建ての建物で、そ
の二階部分には屋外Sに開口した出入口2が形成されて
いる。そして、この建物1にはその二階出入口2に接続
されるデッキ部3を備えた外階段4が設けられる。、こ
の外階段4は、上記デッキ部3下に上記建物1と一体的
に設置される箱状の空間ユニット5と、この空間ユニッ
ト5上に設けられ上記デッキ部3を形成するデッキユニ
ット6と、このデッキユニット6と地上を連絡する外階
段ユニット7とから主に構成されている。
【0011】上記空間ユニット5は、デッキ部3とほぼ
同じ縦横の寸法及び地上からデッキ部3までの高さで、
例えば鉄骨と外壁材により箱状に形成されている。この
実施例の場合、空間ユニット5は、図2に示すように建
物1の屋内Nと連通され、かつ屋外Sと遮断された内部
空間8を有している。すなわち、空間ユニット5の建物
側対向面は開放されており、建物1の外壁9における上
記空間ユニット5が取付けられる部分には左右の柱材1
0と上下の横架材により上記空間ユニット5の開放部5
aとほぼ同じ大きさに区画された開口部11が形成され
ている。そして、空間ユニット5は地上の基礎12上に
アンカーボルトを介して固定されると共に、上記建物1
の柱材10等にパッキン部材を介して適宜の固定手段、
例えばボルトとナットにより固定される。
【0012】一方、上記デッキユニット6は、二階出入
口2にその床面2aとほぼ同一平面で接続される鋼板製
等の平板状のデッキ部材6aに手摺6bを取付けて構成
されている。この場合、手摺6bはデッキ部材6aの正
面及び一側面を覆うように取付けられ、デッキ部材6a
の他側面は外階段ユニット7を接続するために開放され
ている。このデッキユニット6は、図1に示すように空
間ユニット5の上部に載置されて例えばボルトとナット
で固定されると共に、図3に示すように建物1の支柱1
0等にボルトとナットで固定される。
【0013】上記外階段ユニット7は、鋼板製等からな
る階段部7aに手摺7bを取付けて構成されている。こ
の場合、階段部7aの一側が建物1の外壁9に接するよ
うに配置されるため、手摺7bは階段部7aの外側部分
にのみ取付けられている。この外階段ユニット7は、上
端部が上記デッキユニット6の側部に例えばボルトとナ
ットで固定されると共に、下端部が基礎12上にアンカ
ーボルトを介して固定される。また、外階段ユニット7
には図1に仮想線で示すように補強脚部7cを取付ける
ようにしてもよい。なお、図1及び図3において、13
は二階出入口2に設けられた扉である。
【0014】上記構成の二階出入口用外階段によれば、
デッキ部3下に、建物1の屋内Nと連通され、かつ屋外
Sと遮断された内部空間8を有する空間ユニット5を設
置したので、その内部空間8を屋内Nの一部、例えばキ
ッチン、居室或いは収納部等として屋内N側から有効に
利用することができる。
【0015】また、上記二階出入口用外階段4は、デッ
キ部3下に建物と一体的に設置される上記空間ユニット
5と、この空間ユニット5上に設けられデッキ部3を形
成するデッキユニット6と、このデッキユニット6と地
上(基礎12)を連絡する外階段ユニット7とから構成
されるので、施工が容易で、低コストで実現することが
できる。
【0016】図4は、空間ユニット5を物置として構成
した実施例を示している。この実施例において、上記実
施例と同一部分には同一符号が付されている。また、こ
の実施例において、図に示されないデッキユニット等は
上記実施例と同様に構成されている。この空間ユニット
5は、建物1の屋内Nと遮断され、かつ屋外Sから出入
り可能な内部空間8を有する物置として構成されてい
る。この場合、空間ユニット5の建物側対向面は開放さ
れているが、建物1の空間ユニット5が取付けられる部
分には壁材14が取付けられているため、空間ユニット
5の内部空間8は屋内Nと遮断されている。また、空間
ユニット5の前面部には出入り用の開口部5bが形成さ
れ、この開口部5bには引き戸5cが取付けられてい
る。なお、上記開口部5bには引き戸5cの代わりに扉
やシャッター等を設けてもよく、或いは何も設けずに開
放されていてもよい。このようにデッキ部3下に設置さ
れる空間ユニット5を、建物1の屋内Nと遮断され、か
つ屋外Sから出入り可能な内部空間8を有する物置とし
て構成したので、デッキ部3下のスペースを屋外から有
効に利用することができる。
【0017】なお、上記実施例では、外階段ユニット7
がデッキユニット6の片側にのみ設けられているが、外
階段ユニット7はデッキユニット6の両側に設けるよう
にしてもよい。また、外階段ユニット7の階段部7aに
は外側にのみ手摺7bが設けられているが、手摺7bは
階段部7aの両側に設けるようにしてもよい。更に、ユ
ニット5,6,7の結合手段として、ボルトとナットを
採用したが、この結合手段は溶接等であってもよい。
【0018】
【発明の効果】以上要するにこの発明の二階出口用外階
段によれば、次のような優れた効果が得られる。
【0019】1)デッキ部下に設置される箱状の空間ユ
ニットにより、デッキ部下のスペースを収納部等として
屋内或いは屋外から有効に利用することができる。
【0020】2)空間ユニットを、建物の屋内と連通さ
れ、かつ屋外と遮断された内部空間を有するように構成
すれば、その内部空間を屋内の一部として屋内側から有
効に利用でき、或いは空間ユニットを、建物の屋内と遮
断され、かつ屋外から出入り可能な内部空間を有する物
置として構成すれば、屋外から有効に利用できる。
【0021】3)上記二階出入口用外階段は、デッキ部
下に建物と一体的に設置される上記空間ユニットと、こ
の空間ユニット上に設けられデッキ部を形成するデッキ
ユニットと、このデッキユニットと地上を連絡する外階
段ユニットとから構成されるので、施工が容易で、低コ
ストで実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例である二階出入口用外階段
の分解斜視図である。
【図2】空間ユニットが建物の屋内の一部を形成してい
る一階部分の平面断面図である。
【図3】図2の二階部分の平面断面図である。
【図4】空間ユニットが物置を構成している一階部分の
平面断面図である。
【符号の説明】
1 建物 2 二階出入口 3 デッキ部 5 空間ユニット 6 デッキユニット 7 外階段ユニット

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】建物の二階出入口に接続されるデッキ部を
    備えた外階段において、 上記デッキ部下に上記建物と一体的に設置される箱状の
    空間ユニットと、この空間ユニット上に設けられ上記デ
    ッキ部を形成するデッキユニットと、このデッキユニッ
    トと地上を連絡する外階段ユニットとを備えたことを特
    徴とする二階出入口用外階段。
  2. 【請求項2】上記空間ユニットが、上記建物の屋内と連
    通され、かつ屋外と遮断された内部空間を有しているこ
    とを特徴とする請求項1に記載の二階出入口用外階段。
  3. 【請求項3】上記空間ユニットが、上記建物の屋内と遮
    断され、かつ屋外から出入り可能な内部空間を有する物
    置を構成していることを特徴とする請求項1に記載の二
    階出入口用外階段。
JP5089733A 1993-04-16 1993-04-16 二階出入口用外階段 Expired - Fee Related JP2823474B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5089733A JP2823474B2 (ja) 1993-04-16 1993-04-16 二階出入口用外階段

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5089733A JP2823474B2 (ja) 1993-04-16 1993-04-16 二階出入口用外階段

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06299667A JPH06299667A (ja) 1994-10-25
JP2823474B2 true JP2823474B2 (ja) 1998-11-11

Family

ID=13978972

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5089733A Expired - Fee Related JP2823474B2 (ja) 1993-04-16 1993-04-16 二階出入口用外階段

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2823474B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2634570B2 (ja) * 1994-10-27 1997-07-30 ナショナル住宅産業株式会社 階段の収納壁装置
JP5371351B2 (ja) * 2008-09-24 2013-12-18 ミサワホーム株式会社 目隠し塀付き建物

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06299667A (ja) 1994-10-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2823474B2 (ja) 二階出入口用外階段
JP2001073473A (ja) 免震建築物の出入り口構造、及び該出入り口構造を備えたユニット式免震建物並びに建物ユニット
JP4120922B2 (ja) ユニット式建物
US10801223B1 (en) Modular building
JP4090558B2 (ja) 集合住宅
JPH0813827A (ja) 建築物
JP2557159B2 (ja) ユニット建物
JPH0376969A (ja) 階段室収納家具
JP3924050B2 (ja) ユニット式建物
JP2769042B2 (ja) 張出式床装置
JPH05202593A (ja) 屋外階段ユニット構造
JPH10246009A (ja) 住 宅
JPH108562A (ja) ユニット式建物
JPH0414604Y2 (ja)
JPS6020732Y2 (ja) 胴差
JPH07127126A (ja) ユニット式バルコニー
JP4007953B2 (ja) 建物の施工方法
JP2706587B2 (ja) 建物ユニット
JPH11181890A (ja) 階段付き建物ユニットおよびこれを利用したユニット建物
JPH11222939A (ja) ユニット式建物
JP2000282581A (ja) ユニット式建物
JP2004316315A (ja) ユニット式建物
JPH06123142A (ja) 階段室の外壁構造
JPH06117122A (ja) 連層長屋の入口部の構造
JPH0735675B2 (ja) 2階建木質ユニット建物

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070904

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080904

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080904

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090904

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090904

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100904

Year of fee payment: 12

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees