JPH06123142A - 階段室の外壁構造 - Google Patents

階段室の外壁構造

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JPH06123142A
JPH06123142A JP4272992A JP27299292A JPH06123142A JP H06123142 A JPH06123142 A JP H06123142A JP 4272992 A JP4272992 A JP 4272992A JP 27299292 A JP27299292 A JP 27299292A JP H06123142 A JPH06123142 A JP H06123142A
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JP
Japan
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staircase
floor
panel
wall panel
story
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Withdrawn
Application number
JP4272992A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiji Okada
聖治 岡田
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National House Industrial Co Ltd
Original Assignee
National House Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 別部材の幕板を必要としない。コーナ用一階
柱に階段室梁及び二階階段室パネルを合理的に取付け
る。 【構成】 一階壁パネルの上端上に階段室梁8を架設す
る。階段室梁8を一階壁パネルに対して屋内側にずらせ
る。階段室梁8の端部に固定片24を設けると共にこの
固定片24を階段室梁8よりも屋外側にずらせる。固定
片24を柱23の側面に固定する。二階手摺りパネルや
二階袖壁パネル等の二階階段室パネル7を該二階階段室
パネル7の外面が一階壁パネルの外面とほぼ面一となる
ように階段室梁8の外面側に配設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、階段室の外壁構造に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来建物の階段室の外壁の構造は、図1
5に示すように階段室梁8のセンターと階段室の一階壁
パネルのセンターとを一致させ、また、階段室梁8の上
面部に二階手摺りパネルや二階袖壁パネル等の二階階段
室パネル7を載置して固着してあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記の従来
例においては、一階壁パネル21と二階階段室パネル7
との間において階段室梁8の外方を幕板30により覆う
必要があり、別部材の幕板30を必要とすると共に施工
性が悪いという問題がある。本発明は上記の従来例の問
題点に鑑みて発明したものであって、その目的とすると
ころは、従来のように別部材の幕板を必要とせず、しか
も、別部材の幕板を必要としないように階段室梁を屋内
側にずらしたにもかかわらず柱に対して簡単な構成で連
結できる階段室の外壁構造を提供するにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の階段室の外壁構
造は、一階壁パネル21の上端上に階段室梁8を架設す
ると共にこの階段室梁8を一階壁パネル21に対して屋
内側にずらせ、階段室梁8の端部に固定片24を設ける
と共にこの固定片24を階段室梁8よりも屋外側にずら
せ、固定片24を柱23の側面に固定し、二階手摺りパ
ネルや二階袖壁パネル等の二階階段室パネル7を該二階
階段室パネル7の外面が一階壁パネル21の外面とほぼ
面一となるように階段室梁8の外面側に配設して成るこ
とを特徴とするものであって、このような構成を採用す
ることで、上記した従来例の問題点を解決して本発明の
目的を達成したものである。
【0005】
【作用】上記のような構成の本発明によれば、一階壁パ
ネル21の上端上に階段室梁8を架設すると共にこの階
段室梁8を一階壁パネル21に対して屋内側にずらせ、
二階手摺りパネルや二階袖壁パネル等の二階階段室パネ
ル7を該二階階段室パネル7の外面が一階壁パネル21
の外面とほぼ面一となるように階段室梁8の外面側に配
設することで、二階階段室パネル7の下部が階段室梁8
の外面を覆うこととなってこの部分が従来の幕板と同じ
役目をすることになり、別部材の幕板が必要でなくなっ
た。また、このように別部材の幕板を必要としないよう
に階段室梁8を一階壁パネル21に対して屋内側にずら
せたといえども、階段室梁8の端部に固定片24を設け
ると共にこの固定片24を階段室梁8よりも屋外側にず
らせ、固定片24を柱23の側面に固定することで、屋
内側にずらした階段室梁8を柱23の側面に簡単に取付
けることができるようになった。
【0006】
【実施例】本発明を以下添付図面に示す実施例に基づい
て詳述する。図6乃至図12に示すように建物1のコー
ナ部分に階段室2が形成してあり、この建物1は一階と
二階とがそれぞれ個別の住戸となった連層長屋であり、
階段室2の一階部分の出入り口9が仕切り体10により
左右に2つに仕切ってあって、一階住戸用出入り口9a
と二階住戸用出入り口9bとに別れており、一階住戸用
出入り口9aと二階住戸用出入り口9bとにはそれぞれ
門扉11が開閉自在に設けてある。一階住戸用出入り口
9aからは一階住戸専用アプローチ12にのみ出入りで
きるようになっており、一階住戸専用アプローチ12か
ら一階住戸の玄関扉13を開閉して一階住戸内の室内に
出入りできるようになっている。また、二階住戸用出入
り口9bからは二階住戸専用アプローチ14にのみ出入
りできるようになっており、二階住戸専用アプローチ1
4に二階住戸の専用の階段15の下部が連続し、階段1
5の上部が二階住戸専用の二階廊下16に連続してお
り、二階住戸用出入り口9bから二階住戸専用アプロー
チ14、階段15、二階廊下16を経て二階住戸の玄関
扉17を開閉して二階住戸内の室内に出入りできるよう
になっている。
【0007】上記のような構成の階段室2の外壁は、一
階壁パネル21の上端上に階段室梁8を架設してある
が、この階段室梁8を一階壁パネル21に対して屋内側
にずらせてある。そして、二階手摺りパネルや二階袖壁
パネル等の二階階段室パネル7を該二階階段室パネル7
の外面が一階壁パネル21の外面とほぼ面一となるよう
に階段室梁8の外面側に配設して固着具により二階階段
室パネル7を階段室梁8に固着してある。このように一
階壁パネル21の外面の上端部に二階階段室パネル7の
外面の下端部が面一に連続するように施工されるもので
あり、したがって、一階壁パネル21と二階階段室パネ
ル7との間に別途幕板を必要としないものである。
【0008】ところで、階段室2の外面側に沿って架設
される階段室梁8は図4に示すように一端部に略T状に
固定片24が突設してあり、この固定片24は階段室梁
8よりも屋外側にずれて位置するように取付けてある。
また、階段室梁8の下面部にはL状をした被取付け部8
aが垂設してあり、この被取付け部8aは階段室梁8よ
りも屋外側にずらしてある。
【0009】また、建物1のコーナ部分に形成された階
段室2の建物1のコーナ部分に位置する一階部分にはコ
ーナ用一階柱3を立設してある。このコーナ用一階柱3
の上端部には図5に示すように平板状の水平な載置板部
4が固着してある。この載置板部4は平面視における前
後及び左右の巾がそれぞれコーナ用一階柱3の水平断面
形状の前後及び左右の長さよりも長くなっており、ま
た、コーナ用一階柱3の屋外側に面する隣り合う二側面
と載置板部4の屋外側の隣合う二側辺を沿わせて載置板
部4の該屋外側に隣合う二側辺と対向する部分をコーナ
用一階柱3の屋内側に面する隣合う二側面よりも屋内側
に突出させて突出片6としてある。そして、載置板部4
の上面部の屋外側に片寄った部分を二階階段室パネル載
置部4aとし、載置板部4の上面部の二階階段室パネル
載置部4aよりも屋内側にずれた部分を階段室梁載置部
4bとしてある。また、階段室梁載置部4bの突出片6
部分にはボルト挿入孔19が設けてある。更に、突出片
6の階段室梁載置部4bよりも更に屋内側にブレースの
端部を取付けるためのブレース取付け孔29が設けてあ
る。
【0010】そして、階段室梁8の端部の固定片24を
設けた方は柱23の側面に当接させてボルトのような固
着具により固着するものである。この場合、上記のよう
に階段室梁8を一階壁パネル21のセンターやコーナ用
一階柱3のセンターに対して屋内側にずらしてあるとい
えども、階段室梁8の端部の固定片24を階段室梁8よ
りも屋外側にずらす構成とすることで、柱23の側面に
支障なく確実に取付けることができるものである。ま
た、階段室2の建物1のコーナ部分に立設したコーナ用
一階柱3に対して階段室梁8の他端部を取付けるには次
のようにして行うものである。すなわち、図13、図2
に示すようにコーナ用一階柱3の上端部に設けた載置板
部4の階段室梁載置部4bに前後方向の階段室梁8の他
端部及び左右方向の階段室梁8の他端部を載置してそれ
ぞれ突出片6部分においてボルト挿入孔19を利用して
ボルトにより固着してある。ここで、前後方向の階段室
梁8の先端面乃至左右方向の階段室梁8の先端面のうち
いずれか一方が他方の端部側面に突き合わせられる。ま
た、前後方向の二階階段室パネル7及び左右方向の二階
階段室パネル7の各端部がそれぞれ二階階段室パネル載
置部4aの上に載置される。そして、前後方向の二階階
段室パネル7の下端部が前後方向の階段室梁8の外面側
に位置しており、この前後方向の二階階段室パネル7の
下端部は前後方向の階段室梁8に固着具により固着され
る。また、左右方向の二階階段室パネル7の下端部が左
右方向の階段室梁8の外面側に位置しており、この左右
方向の二階階段室パネル7の下端部は左右方向の階段室
梁8に固着具により固着される。また、階段室2の一階
壁パネル21のセンターは柱23及びコーナ用一階柱3
のセンターと一致している。そして、一階壁パネル21
は上端部を階段室梁8の下端部に連結してある。ここ
で、階段室梁8の下面部に設けた被取付け部8aに一階
壁パネル21の上端部に設けた取付け金物22がはめ込
まれて、ボルト、ナットよりなる固着具により取付けて
ある。
【0011】ところで、一方の階段室梁8は図4に示す
ように固定片24の突出基部に階段受け梁25を連結す
るための連結部26が設けてあり、この階段受け梁25
に階段15の上端部を受けるようになっている。そし
て、該階段室梁8の連結部26と固定片24との間には
凹部27が形成されるが、この凹部27に図1に示すよ
うに階段受け梁25と平行に配置される図14に示す階
段袖壁28の端部がはめ込まれて取付けられる。
【0012】
【発明の効果】本発明にあっては、上述のように一階壁
パネルの上端上に階段室梁を架設すると共にこの階段室
梁を一階壁パネルに対して屋内側にずらせ、二階手摺り
パネルや二階袖壁パネル等の二階階段室パネルを該二階
階段室パネルの外面が一階壁パネルの外面とほぼ面一と
なるように階段室梁の外面側に配設することで、二階階
段室パネルの下部が階段室梁の外面を覆うこととなって
この部分が従来の幕板と同じ役目をすることになり、別
部材の幕板が必要でなく、この結果、部材点数が減少
し、施工が簡略化されるものである。また、このように
別部材の幕板を必要としないように階段室梁を一階壁パ
ネルに対して屋内側にずらせたといえども、階段室梁の
端部に固定片を設けると共にこの固定片を階段室梁より
も屋外側にずらせ、固定片を柱の側面に固定すること
で、屋内側にずらした階段室梁を柱の側面に簡単且つ正
確に取付けることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の階段室梁の柱への取付けを示す分解斜
視図である。
【図2】同上の平面図である。
【図3】同上の階段室用梁と二階階段室パネルとの位置
関係を示す断面図である。
【図4】同上に用いる階段室用梁を示し、(a)は平面
図であり、(b)は正面図である。
【図5】同上に用いるコーナ用一階柱を示し、(a)は
平面図であり、(b)は正面図であり、(c)は側面図
である。
【図6】同上の一実施例の全体を示す図面で、(a)は
正面図であり、(b)は側面図である。
【図7】同上の二階の全体平面図である。
【図8】同上の一階の平面図である。
【図9】同上の二階の平面図である。
【図10】同上の側面断面図である。
【図11】同上の一階の一部破断した平面図である。
【図12】同上の二階部分の拡大平面図である。
【図13】同上のコーナ用一階柱への階段室梁の取付け
を示す一部分解斜視図である。
【図14】同上の階段袖壁部分の一部省略斜視図であ
る。
【図15】従来の階段室用梁と二階階段室パネルとの位
置関係を示す断面図である。
【符号の説明】 2 階段室 7 二階階段室パネル 8 階段室梁 21 一階壁パネル 23 柱 24 固定片

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一階の壁パネルの上端上に階段室梁を架
    設すると共にこの階段室梁を一階壁パネルに対して屋内
    側にずらせ、階段室梁の端部に固定片を設けると共にこ
    の固定片を階段室梁よりも屋外側にずらせ、固定片を柱
    の側面に固定し、二階手摺りパネルや二階袖壁パネル等
    の二階階段室パネルを該二階階段室パネルの外面が一階
    壁パネルの外面とほぼ面一となるように階段室梁の外面
    側に配設して成る階段室の外壁構造。
JP4272992A 1992-10-12 1992-10-12 階段室の外壁構造 Withdrawn JPH06123142A (ja)

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JP4272992A JPH06123142A (ja) 1992-10-12 1992-10-12 階段室の外壁構造

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JP4272992A JPH06123142A (ja) 1992-10-12 1992-10-12 階段室の外壁構造

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JPH06123142A true JPH06123142A (ja) 1994-05-06

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ID=17521646

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JP4272992A Withdrawn JPH06123142A (ja) 1992-10-12 1992-10-12 階段室の外壁構造

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Legal Events

Date Code Title Description
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