JP2822047B2 - 揺動式穀物選別装置 - Google Patents
揺動式穀物選別装置Info
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- JP2822047B2 JP2822047B2 JP63331390A JP33139088A JP2822047B2 JP 2822047 B2 JP2822047 B2 JP 2822047B2 JP 63331390 A JP63331390 A JP 63331390A JP 33139088 A JP33139088 A JP 33139088A JP 2822047 B2 JP2822047 B2 JP 2822047B2
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、揺動式穀物選別装置に係るものである。
(従来技術) 第1図は公知の揺動式選穀機であり、第2図は第1図
の装置を組込んだ公知の籾摺装置である。図中、aは籾
摺ロール、bは籾摺ロールaの供給弁、cは揺動式選別
板、dは揺動式選別板cの供給側、eは揺動式選別板c
の排出側に形成した玄米排出口、fは籾米排出口、gは
混合米排出口、hは偏心輪、iは斜杆、jは上下動ホッ
パーである。
の装置を組込んだ公知の籾摺装置である。図中、aは籾
摺ロール、bは籾摺ロールaの供給弁、cは揺動式選別
板、dは揺動式選別板cの供給側、eは揺動式選別板c
の排出側に形成した玄米排出口、fは籾米排出口、gは
混合米排出口、hは偏心輪、iは斜杆、jは上下動ホッ
パーである。
公知例は、籾摺ロールaで籾摺されたものは、昇降機
kを介して上下動ホッパーjに入り、上下動ホッパーj
より揺動式選別板cに供給され、それぞれ選別され、籾
米排出口fより選別されて取出された籾米は籾摺ロール
aに戻されて再度籾摺され、混合米排出口gより取出さ
れた混合米は昇降機kに戻されて循環し、玄米排出口e
より取出された玄米は仕上米として取出される。昇降機
kを介して上下動ホッパーjに流入する量が増えると、
上下動ホッパーjは自重で下動し、供給弁bを閉めて上
下動ホッパーjに流入する量を減少させる。
kを介して上下動ホッパーjに入り、上下動ホッパーj
より揺動式選別板cに供給され、それぞれ選別され、籾
米排出口fより選別されて取出された籾米は籾摺ロール
aに戻されて再度籾摺され、混合米排出口gより取出さ
れた混合米は昇降機kに戻されて循環し、玄米排出口e
より取出された玄米は仕上米として取出される。昇降機
kを介して上下動ホッパーjに流入する量が増えると、
上下動ホッパーjは自重で下動し、供給弁bを閉めて上
下動ホッパーjに流入する量を減少させる。
また、従来公知の特開昭59−112882号公報には、他側
の側壁の前後中間位置に籾取出口を形成し、籾米の一部
を中間の籾取出口から排出するものが記載されている。
の側壁の前後中間位置に籾取出口を形成し、籾米の一部
を中間の籾取出口から排出するものが記載されている。
(発明が解決しようとする課題) 前記特開昭59−112882号公報に記載されたものは、他
側の側壁の前後中間位置に籾取出口を形成し、籾米の一
部を選別の中途で、籾米を抜いているので、籾米抜きが
早過ぎて選別に不具合を生じ実用化されない。
側の側壁の前後中間位置に籾取出口を形成し、籾米の一
部を選別の中途で、籾米を抜いているので、籾米抜きが
早過ぎて選別に不具合を生じ実用化されない。
即ち、揺動式選別板は、理論上籾米の混合率がある程
度以上(通常2割以上)でないと分離しない。それゆ
え、籾摺率の非常に高い籾摺機では、わざわざ別に用意
した籾米を混合して、籾米比率を高めている程である。
ところが、上記公知公報に記載されたものは、選別中途
で籾米を抜いているから、それ以後の選別は分離不良に
なり、終局の排出側では分離不良になるという課題があ
る。
度以上(通常2割以上)でないと分離しない。それゆ
え、籾摺率の非常に高い籾摺機では、わざわざ別に用意
した籾米を混合して、籾米比率を高めている程である。
ところが、上記公知公報に記載されたものは、選別中途
で籾米を抜いているから、それ以後の選別は分離不良に
なり、終局の排出側では分離不良になるという課題があ
る。
(課題を解決するための手段) そこで、本発明は、揺動機構により左右方向イに水平
又は傾斜揺動する四角形状の選別板1の前後側の一側に
供給側2を前後側の他側に排出側3を夫々形成し、該排
出側3の幅方向の一側に玄米排出口4を、他側に籾米排
出口5を、中間に混合米排出口6を夫々形成し、前記籾
米排出口5側の他側の側壁7には前記籾米排出口5に連
続している切欠部8を形成し、籾米は前記籾米排出口5
から前記切欠部8に掛けて連続して排出されるようにし
た揺動式穀物選別装置としたものである。
又は傾斜揺動する四角形状の選別板1の前後側の一側に
供給側2を前後側の他側に排出側3を夫々形成し、該排
出側3の幅方向の一側に玄米排出口4を、他側に籾米排
出口5を、中間に混合米排出口6を夫々形成し、前記籾
米排出口5側の他側の側壁7には前記籾米排出口5に連
続している切欠部8を形成し、籾米は前記籾米排出口5
から前記切欠部8に掛けて連続して排出されるようにし
た揺動式穀物選別装置としたものである。
(実施例) 本発明の一実施例を図面により説明すると、1は四角
形状の選別板で、その前後側の一側を供給側2に、他側
を排出側3に形成し、排出側3の幅方向の一側に玄米排
出口4を、他側に籾米排出口5を、中間に混合米排出口
6を形成するが、他側の側壁7の排出側3には、前記籾
米排出口5に連続している切欠部8を形成し、籾米は前
記籾米排出口5から前記切欠部8に掛けて連続して排出
されるようにする。9は前記切欠部8の大きさを調節す
る調節体である。
形状の選別板で、その前後側の一側を供給側2に、他側
を排出側3に形成し、排出側3の幅方向の一側に玄米排
出口4を、他側に籾米排出口5を、中間に混合米排出口
6を形成するが、他側の側壁7の排出側3には、前記籾
米排出口5に連続している切欠部8を形成し、籾米は前
記籾米排出口5から前記切欠部8に掛けて連続して排出
されるようにする。9は前記切欠部8の大きさを調節す
る調節体である。
(作用) 次に作用を述べる。
四角形状の選別板1を、周知の揺動機構で左右方向イ
に水平又は傾斜揺動させると、周知の理論で、供給側2
に供給された混合米は排出側3に達する間、何百回と揺
動を受けて徐々に分離し、排出側3では玄米は排出側3
の幅方向の一側の玄米排出口4より、籾米は他側の籾米
排出口5より、混合米は中間の混合米排出口6よりそれ
ぞれ分離して取出される。
に水平又は傾斜揺動させると、周知の理論で、供給側2
に供給された混合米は排出側3に達する間、何百回と揺
動を受けて徐々に分離し、排出側3では玄米は排出側3
の幅方向の一側の玄米排出口4より、籾米は他側の籾米
排出口5より、混合米は中間の混合米排出口6よりそれ
ぞれ分離して取出される。
この場合、本発明の籾米排出口5側の側壁7の排出側
3には、切欠部8が形成されているので、切欠部8から
も籾米が排出されるが、本願の切欠部8は、他側の側壁
7に前記籾米排出口5に連続している切欠部8を形成
し、前記籾米排出口5から前記切欠部8に掛けて連続し
て排出されるようにしてあるので、完全に選別された籾
米だけが排出される。
3には、切欠部8が形成されているので、切欠部8から
も籾米が排出されるが、本願の切欠部8は、他側の側壁
7に前記籾米排出口5に連続している切欠部8を形成
し、前記籾米排出口5から前記切欠部8に掛けて連続し
て排出されるようにしてあるので、完全に選別された籾
米だけが排出される。
(効果) 前記特開昭59−112882号公報に記載されたものは、他
側の側壁の前後中間位置に籾取出口を形成し、籾米の一
部を選別の中途で、籾米を抜いているので、籾米抜きが
早過ぎて選別に不具合を生じ実用化されない。
側の側壁の前後中間位置に籾取出口を形成し、籾米の一
部を選別の中途で、籾米を抜いているので、籾米抜きが
早過ぎて選別に不具合を生じ実用化されない。
即ち、揺動式選別板は、理論上籾米の混合率がある程
度以上(通常2割以上)でないと分離しない。それゆ
え、籾摺率の非常に高い籾摺機では、わざわざ別に用意
した籾米を混合して、籾米比率を高めている程である。
ところが、上記公知公報に記載されたものは、選別中途
で籾米を抜いているから、それ以後の選別は分離不良に
なり、終局の排出側では分離不良になるという課題があ
る。
度以上(通常2割以上)でないと分離しない。それゆ
え、籾摺率の非常に高い籾摺機では、わざわざ別に用意
した籾米を混合して、籾米比率を高めている程である。
ところが、上記公知公報に記載されたものは、選別中途
で籾米を抜いているから、それ以後の選別は分離不良に
なり、終局の排出側では分離不良になるという課題があ
る。
しかるに、本発明は、揺動機構により左右方向イに水
平又は傾斜揺動する四角形状の選別板1の前後側の一側
に供給側2を前後側の他側に排出側3を夫々形成し、該
排出側3の幅方向の一側に玄米排出口4を、他側に籾米
排出口5を、中間に混合米排出口6を夫々形成し、前記
籾米排出口5側の他側の側壁7には前記籾米排出口5に
連続している切欠部8を形成し、籾米は前記籾米排出口
5から前記切欠部8に掛けて連続して排出されるように
した揺動式穀物選別装置としたものであるから、本願の
切欠部8は、籾米排出口5に切れ目なく連続しているの
で、選別は終了しており、完全に選別された籾米だけが
排出される。それでいて、切欠部8から籾米が排出され
ると、他側の側壁7に当る籾米はないので、玄米巾は第
4図のように広くなり、選別良好になる。
平又は傾斜揺動する四角形状の選別板1の前後側の一側
に供給側2を前後側の他側に排出側3を夫々形成し、該
排出側3の幅方向の一側に玄米排出口4を、他側に籾米
排出口5を、中間に混合米排出口6を夫々形成し、前記
籾米排出口5側の他側の側壁7には前記籾米排出口5に
連続している切欠部8を形成し、籾米は前記籾米排出口
5から前記切欠部8に掛けて連続して排出されるように
した揺動式穀物選別装置としたものであるから、本願の
切欠部8は、籾米排出口5に切れ目なく連続しているの
で、選別は終了しており、完全に選別された籾米だけが
排出される。それでいて、切欠部8から籾米が排出され
ると、他側の側壁7に当る籾米はないので、玄米巾は第
4図のように広くなり、選別良好になる。
第1図〜第3図は公知例図、第4図は本発明平面図。 符号の説明 1……選別板、2……供給側、3……排出側、4……玄
米排出口、5……籾米排出口、6……混合米排出口、7
……側壁、8……切欠部、9……調節体。
米排出口、5……籾米排出口、6……混合米排出口、7
……側壁、8……切欠部、9……調節体。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 武田 広美 山形県天童市大字天童甲813番地の17 株式会社山本製作所内 (56)参考文献 特開 昭59−112882(JP,A) 特公 昭33−7659(JP,B1) 特公 昭57−9872(JP,B1)
Claims (1)
- 【請求項1】揺動機構により左右方向イに水平又は傾斜
揺動する四角形状の選別板1の前後側の一側に供給側2
を前後側の他側に排出側3を夫々形成し、該排出側3の
幅方向の一側に玄米排出口4を、他側に籾米排出口5
を、中間に混合米排出口6を夫々形成し、前記籾米排出
口5側の他側の側壁7には前記籾米排出口5に連続して
いる切欠部8を形成し、籾米は前記籾米排出口5から前
記切欠部8に掛けて連続して排出されるようにした揺動
式穀物選別装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63331390A JP2822047B2 (ja) | 1988-12-29 | 1988-12-29 | 揺動式穀物選別装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63331390A JP2822047B2 (ja) | 1988-12-29 | 1988-12-29 | 揺動式穀物選別装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02180685A JPH02180685A (ja) | 1990-07-13 |
JP2822047B2 true JP2822047B2 (ja) | 1998-11-05 |
Family
ID=18243159
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63331390A Expired - Fee Related JP2822047B2 (ja) | 1988-12-29 | 1988-12-29 | 揺動式穀物選別装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2822047B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006181443A (ja) * | 2004-12-27 | 2006-07-13 | Iseki & Co Ltd | 籾摺選別機の風選装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59112882A (ja) * | 1982-12-16 | 1984-06-29 | 株式会社 サタケ | 籾摺選別装置の籾取出装置 |
-
1988
- 1988-12-29 JP JP63331390A patent/JP2822047B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02180685A (ja) | 1990-07-13 |
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Legal Events
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