JPH0711822Y2 - 米選機 - Google Patents

米選機

Info

Publication number
JPH0711822Y2
JPH0711822Y2 JP476490U JP476490U JPH0711822Y2 JP H0711822 Y2 JPH0711822 Y2 JP H0711822Y2 JP 476490 U JP476490 U JP 476490U JP 476490 U JP476490 U JP 476490U JP H0711822 Y2 JPH0711822 Y2 JP H0711822Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
net
pass
case
grain
discharge side
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP476490U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0398982U (ja
Inventor
惣一 山本
秀明 原田
基之 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamamoto Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Yamamoto Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yamamoto Manufacturing Co Ltd filed Critical Yamamoto Manufacturing Co Ltd
Priority to JP476490U priority Critical patent/JPH0711822Y2/ja
Publication of JPH0398982U publication Critical patent/JPH0398982U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0711822Y2 publication Critical patent/JPH0711822Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Combined Means For Separation Of Solids (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、米選機に係るものである。
(従来技術) 従来公知の、特公平1−35710号公報には、箱状のフレ
ーム内に設けた上揺動ケースおよび下揺動ケースと、上
下揺動ケースの一側供給側に取付けた円運動機構と、上
下揺動ケースの他側排出側に取付けた板バネからなる支
持機構と、前記上揺動ケース内に設けた供給側が高く排
出側が低く穀物は通すが穀物より大きい異物は通さない
上段選別網と、前記下揺動ケースに設けた供給側が高く
排出側が低く穀物は通さないが穀物より小さい異物は通
す下段選別網からなる米選機について記載されている。
(考案が解決しようとする課題) 公知の米選機は、選別網が上下2枚であるから、穀物
を、穀物より大きい異物、穀物、穀物より小さい
異物の3種類に分離できるが、穀物より小さい異物は利
用価値の高い小米と利用価値の低い糠との混合物である
ので、これが一緒に取出されるという課題がある。
また、揺動ケースが、上下揺動ケースの2個に分離され
ているので、構造複雑であるという課題もある。
(考案の目的) 本考案は、揺動ケースを一個にして構造簡単にするとと
もに、網を3段にして、穀物より小さい異物を、利用価
値の高い小米と利用価値の低い糠とに分離できるように
したものである。
(課題を解決するための手段) よって本考案は、箱状のフレーム1内に設けた一個の揺
動ケース2と、該揺動ケース2の一側供給側9の下部に
取付けた円運動機構と、該揺動ケース2の他側排出側19
の下部に取付けた板バネ20からなる支持機構と、前記揺
動ケース2内の上部に設けた供給側9が高く排出側19が
低く穀物は通すが穀物より大きい異物は通さない上段選
別網21と、前記揺動ケース2内の前記上段選別網21の下
部に殆ど重合するように設けた供給側9が高く排出側19
が低く穀物は通さないが穀物より小さい異物は通す中段
選別網22と、前記揺動ケース2内の前記中段選別網22の
下部に間隔を置いて設けた供給側9が高く排出側19が低
く砕粒は通さないが微粉は通す下段選別網23と、前記下
段選別網23と前記中段選別網22の間の間隔内に設けた排
出側19から供給側9に流す流下板35とからなる米選機と
したものである。
(実施例) 本考案の一実施例を図面により説明すると、1は米選機
のフレームであり、該フレーム1内には1個の揺動ケー
ス2を設ける。揺動ケース2は、天井板3、底板4、右
板5、左板6、前板7、後板8により囲まれた四角箱形
状に形成される。9は揺動ケース2の供給側(後側)で
あり、供給側9の底板4の下部には、円運動機構を設け
る。
10は円運動機構のクランク軸であり、クランク軸10の下
端にはクランクアーム11の先端を固定する。クランクア
ーム11は縦回転軸12に取付けられ、縦回転軸12の下端に
は受動プーリー13を固定し、受動プーリー13とモータ14
の駆動プーリー15との間にベルト16を掛け回す。17はバ
ランスウエイト、18は軸受機構である。
前記揺動ケース2の排出側(前側)19には前後に揺動さ
せるための上下方向に長い板バネ20、20の上端を取付
け、板バネ20、20の下端は床枠に固定する。したがっ
て、前記揺動ケース2は、縦回転軸12を回転させると、
第2図のように、供給側9は水平円運動し、排出側19は
板バネ20により前後方向に往復移動する。
しかして、前記揺動ケース2内には、上段選別網21と、
中段選別網22と、下段選別網23とを着脱交換自在に取付
ける。
前記上段選別網21は、左右側は水平であるが前後側は供
給側9は高く排出側19は低く前後に傾斜して設けられ、
前後方向に所定の間隔を置いて設けた桟24の上面に上側
篩網25aを張設し、桟24の下面に受網26を張設し、上側
篩網25aと受網26との間に目詰まり防止用のボール27を
入れた構造で、上側篩網25aの目の大きさは、穀物は通
過する大きさであるが、穀物より大きい糠玉とかその他
の異物は通さないように形成され、前板7に上側篩網25
a上に残った糠玉およびその他の異物の取出口28を形成
する。受網26は穀物が通過する大きさである。
前記中段選別網22は、左右側は水平であるが前後側は同
様に供給側9は高く排出側19は低く前後に傾斜して前記
上段選別網21の下部に殆ど間隔を置かないで設けられ、
前記上段選別網21と同じように、前後に間隔を置いて設
けた桟24の上面に上側篩網25bを張設し、桟24の下面に
受網26を張設し、上側篩網25bと受網26との間に目詰ま
り防止用のボール27を入れた構造で、上側篩網25bの目
の大きさは、穀物は通過させないが、穀物より小さい小
米とかその他の異物は通す大きさに形成され、前板7に
上側篩網25a上に残った穀物の取出口29を形成する。
前記下段選別網23は、左右側は水平であるが前後側は供
給側9は高く排出側19は低く前後に傾斜して、前記中段
選別網22の下部に相当広い間隔を置いて設けられ、前後
に間隔を置いて設けた桟24の上面に上側篩網25cを張設
し、桟24の下面に受網26を張設し、上側篩網25cと受網2
6との間に目詰まり防止用のボール27を入れた構造で、
上側篩網25cの目は、小米は通過しない大きさである
が、小米より小さい糠は通す大きさに形成され、前板7
に上側篩網25c上に残った小米の取出口30を形成する。
図中、32は供給ホッパー、33は供給口、34は漏斗、35、
36は流下板である。
(作用) 次に作用を述べる。
供給ホッパー32より玄米を供給し、モータ14に通電する
と、駆動プーリー15→回転がベルト16→受動プーリー13
と回転が伝達され、縦回転軸12は回転し、クランクアー
ム11を介してクランク軸19により揺動ケース2の供給側
9を円運動させる。
前記揺動ケース2の排出側19は、前後方向にのみ揺動す
る板バネ20、20により支持されているから、前後方向に
揺動し、第2図のようになる。
そのため、前記供給ホッパー32より供給された玄米は、
上段選別網21の供給側9では円運動で左右側に拡散し、
排出側19では排出側に向かって流下し、その間、上段選
別網21で選別されるが、上段選別網21の上側篩網25aの
目の大きさが、穀物が通過する大きさであるが、穀物よ
り大きい糠玉とかその他の異物は通さない大きさに形成
されているので、残った糠玉およびその他の異物は全て
取出口28より取出される。
上段選別網21の上側篩網25aの目を通った穀物は、中段
選別網22の上側篩網25b上に落下するが、上側篩網25bの
目は、穀物は通過させない大きさであるから、穀物は上
側篩網25bを流れて取出口29より取出され、穀物より小
さい小米と糠は上側篩網25bを通って落下する。
落下した小米と糠は、流下板35上を流れて供給側9に戻
され、下段選別網23の上側篩網25cの供給側9に供給さ
れるが、上側篩網25cの目は、小米は通過しないが糠は
通す大きさに形成されているから、玄米と同様に食糧品
の原料になる小米は取出口30より取出され、利用価値の
低い糠は上側篩網25cを通って落下し取出口31より取出
される。
(効果) 本考案は、箱状のフレーム1内に設けた一個の揺動ケー
ス2と、該揺動ケース2の一側供給側9の下部に取付け
た円運動機構と、該揺動ケース2の他側排出側19の下部
に取付けた板バネ20からなる支持機構と、前記揺動ケー
ス2内の上部に設けた供給側9が高く排出側19が低く穀
物は通すが穀物より大きい異物は通さない上段選別網21
と、前記揺動ケース2内の前記上段選別網21の下部に殆
ど重合するように設けた供給側9が高く排出側19が低く
穀物は通さないが穀物より小さい異物は通す中段選別網
22と、前記揺動ケース2内の前記中段選別網22の下部に
間隔を置いて設けた供給側9が高く排出側19が低く砕粒
は通さないが微粉は通す下段選別網23と、前記下段選別
網23と前記中段選別網22の間の間隔内に設けた排出側19
から供給側9に流す流下板35とからなる米選機としたか
ら、箱状のフレーム1内に設ける揺動ケース2は一個な
ので構造簡単であり、砕粒は通さないが微粉は通す下段
選別網23を有するので、利用価値の高い小米と利用価値
の低い糠とに分離でき、利用価値の高い小米を食糧品の
原料に回せる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は全体の縦断側面図、第2図は平面図、第3図は
正面図である。 符号の説明 1…フレーム、2…揺動ケース、3…天井板、4…底
板、5、6…左右板、7、8…前後板、9…供給側、10
…クランク軸、11…クランクアーム、12…縦回転軸、13
…受動プーリー、14…モーター、15…駆動プーリー、16
…ベルト、17…バランスウエイト、18…軸受、19…排出
側、20…板バネ、21…上段選別網、22…中段選別網、23
…下段選別網、24…枠体、25a〜c…上側篩網、26…受
網、27…ボール、28…取出口、29…取出口、30…砕粒排
出口、31…糠排出口、32…供給ホッパー、33…供給口、
34…受樋、35…流下板、36…流下板。
フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭57−47281(JP,U) 実開 昭58−174284(JP,U) 実開 昭54−162676(JP,U) 特公 平1−35710(JP,B2)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】箱状のフレーム1内に設けた一個の揺動ケ
    ース2と、該揺動ケース2の一側供給側9の下部に取付
    けた円運動機構と、該揺動ケース2の他側排出側19の下
    部に取付けた板バネ20からなる支持機構と、前記揺動ケ
    ース2内の上部に設けた供給側9が高く排出側19が低く
    穀物は通すが穀物より大きい異物は通さない上段選別網
    21と、前記揺動ケース2内の前記上段選別網21の下部に
    殆ど重合するように設けた供給側9が高く排出側19が低
    く穀物は通さないが穀物より小さい異物は通す中段選別
    網22と、前記揺動ケース2内の前記中段選別網22の下部
    に間隔を置いて設けた供給側9が高く排出側19が低く砕
    粒は通さないが微粉は通す下段選別網23と、前記下段選
    別網23と前記中段選別網22の間の間隔内に設けた排出側
    19から供給側9に流す流下板35とからなる米選機。
JP476490U 1990-01-23 1990-01-23 米選機 Expired - Fee Related JPH0711822Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP476490U JPH0711822Y2 (ja) 1990-01-23 1990-01-23 米選機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP476490U JPH0711822Y2 (ja) 1990-01-23 1990-01-23 米選機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0398982U JPH0398982U (ja) 1991-10-15
JPH0711822Y2 true JPH0711822Y2 (ja) 1995-03-22

Family

ID=31508495

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP476490U Expired - Fee Related JPH0711822Y2 (ja) 1990-01-23 1990-01-23 米選機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0711822Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0398982U (ja) 1991-10-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3752315A (en) Combination scalper cleaner
CN206705115U (zh) 色选机给料装置
JPH0711822Y2 (ja) 米選機
CN211100147U (zh) 一种农产品加工用筛选装置
CN2156951Y (zh) 全平衡振动式白米分级输送机
JPH0721258Y2 (ja) 粒状物の選別装置
JP3988276B2 (ja) 穀粒選別装置
JP2794615B2 (ja) 穀物選別装置
JP2720229B2 (ja) 粒体用選別機の揺動装置
JP2761810B2 (ja) 穀物選別装置
US2349442A (en) Seed grading machine
US32099A (en) Grain-separator
CN208853260U (zh) 一种饲料粉末筛选装置
CN107855281A (zh) 小型多功能风筛式清选机
JP3002394U (ja) ガラス破片選別機
JPS6333665Y2 (ja)
JPS6044032B2 (ja) 籾摺選別装置
JPH1133490A (ja) 粉粒体の選別装置
JPH0724785B2 (ja) ビン類の破砕装置
JPS5833832Y2 (ja) 穀粒選別装置付揺動比重選別装置
US3038603A (en) Sifting and concentrating device
JP2554374Y2 (ja) 脱穀機の揺動選別装置
US29233A (en) Grain-winnowing machine
JPS5813980Y2 (ja) 脱ふ米の選別装置
JPS5898175A (ja) 豆類選別装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees