JP3988276B2 - 穀粒選別装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、穀粒を選別板で搬送しながら異物等を除去する穀粒選別装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
選別板を揺動させて穀粒を搬送しながら穀粒中の異物等を除去する穀粒選別装置においては、例えば実開昭58−19789号公報のように、選別板に穀粒が通過できる程度の孔を多数設けて、穀粒が孔を通過して藁等の異物が選別板上を搬送されて穀粒と分離除去する技術は公知である。
【0003】
また、揺動選別板に通風孔を設けて、選別板の下方から送風ファンを吹き上げさせ、投入穀粒に含まれる石等を比重選別する石抜装置を設ける技術も公知である。そして、これら選別板を揺動させるにあたって従来においては、前記公報にも開示されているように選別板全体を穀粒搬送方向に沿って揺動させることによって比重選別していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記のように、穀粒搬送方向に沿って選別板全体を揺動して穀粒を搬送しながら穀粒中の石・異物等を除去するものにおいては、穀粒が選別板上で穀粒搬送方向に向かって飛びはねてしまうので、その分穀粒に選別作用をなす領域が減少することになる。従って、十分な選別作用をなすには穀粒搬送方向における選別領域を長く設定する、すなわち、選別板の長さを長くする必要がある。また、穀粒搬送方向のみの揺動では、穀粒が選別板面全体に行き渡りにくく、その分選別作用が有効になされないという欠点が生じていた。
【0005】
本発明は、より有効に選別板を動かすことにより、穀粒の選別搬送処理能力を維持すると共に、選別板の選別領域全体に穀粒を行き渡らせ、より有効な選別作用を可能にすることで、よりコンパクトな選別板で選別処理能力を向上させることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明はかかる従来技術の課題を達成するために次のような技術手段を講ずる。
すなわち、穀粒と藁等の異物とを選別する選別板(57)と、該選別板(57)で選別 された穀粒を搬送する流穀板(58)と、選別板(57)と流穀板(58)を一体形成する選別板枠(57e)とからなる選別搬送部(53)を設け、該選別搬送部(53)の選別始端側の上方には穀粒を貯留する供給ホッパ(50a)を設け、前記供給ホッパ(50a)の下端には穀粒供給口(50b)を形成し、前記選別板(57)は穀粒供給側から穀粒選別搬送側に向かって受け板部(57a)と穀粒が通過する多数の孔(p)からなる多孔面(57c)と搬送板(57d)とから形成し、前記受け板部(57a)の略中央部分の領域(n)と上方に対向する位置に前記穀粒供給口(50b)を設け、該受け板部(57a)の領域(n)の近傍には拡散板(57b)を設け、前記選別搬送部(53)の下部には支持体(54)を連結し、選別搬送部(53)は支持体に対して相対傾斜角度を調節可能に形成し、支持体(54)の穀粒供給側には、一方を機体J 1 に係着しているスプリング61を張架すると共に、機体J 1 側の支持部材62に取り付けられている選別搬送方向kに回転自在な車輪(63)上に載置する構成とし、選別搬送部(53)の穀粒供給側を穀粒搬送方向に沿って揺動すると共に、選別搬送部(53)の穀粒選別搬送側を円運動することを特徴とする穀粒選別装置とする。
【0007】
【発明の作用】
供給ホッパ(50a)から受け板部(57a)の領域(n)に穀粒が供給されると、穀粒供給側の穀粒搬送方向の揺動作用で穀粒は搬送されながら、拡散板(57b)と穀粒選別搬送側の円運動の作用で穀粒は選別板(57)全体に広がりながら搬送され、穀粒は孔(p)を通過して流穀板(58)に供給されることで藁屑等と選別される。
【0008】
【発明の効果】
本発明によって、穀粒が選別板の穀粒供給始端側で停滞することなく次々と搬送することができるので、選別搬送処理能力が低下することがない。また、選別板の穀粒選別搬送側においては、円運動させることで穀粒が穀粒搬送方向に向かって飛び跳ねることがなく、また、選別板の全面を利用して穀粒と異物との選別ができる。従って、より選別板をより有効に使用することが可能になり、よりコンパクトな選別板で選別処理能力を向上させることができる。
また、スプリング61は選別搬送部53が上下方向に揺動して選別板57上の穀粒が跳ねて選別板枠57eより飛散するのを防止すると共に、異物除去装置自体の振動を防止することができるさらに、車輪63は選別搬送部53における穀粒供給側55bの前後運動をさせ、かつ、選別搬送部53を下方から支持することができる
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明の実施例を選別板に穀粒が通過できる程度の孔を多数設け、穀粒と藁等の異物とを分離する異物除去装置を精米施設に用いた場合について図面に基づいて説明する。図1は、精米施設の平面から見た建家内の内部構成を示したもので、内部は仕切壁1により操作室Aと機械室Bとに分けられている。この操作室A側には穀粒袋置き台2、操作盤3、白米タンク4等を設けると共に、原料投入タンク5の投入口を臨ませ、機械室B側には、石抜装置用昇降機6、石抜装置7、異物除去装置J、精米装置用昇降機8、精米装置F、糠処理部E、開閉扉G等を設けている。
【0010】
図2は実施例における精米施設の作業工程を示した図で、原料投入タンク5の下部には原料投入タンク5に投入した穀粒を繰り出すロ−タリバルブ10を設けている。そして、ロ−タリバルブ10の繰り出し側を石抜装置用昇降機6のホッパ部6aに連通し、石抜装置用昇降機6の排出口6bは石抜装置7の投入口側に臨ませる。
【0011】
石抜装置7は、図3に示すように、傾斜して配置している揺動選別板7a、さらにその下方には送風ファン7bが配置しており、送風ファン7bからの送風が揺動選別板7aに多数設けられている孔(図示せず)を通過する周知の構成で、石抜装置用の駆動モ−タ34から動力が伝達され、前記揺動選別板7aや送風ファン7bが駆動するよう構成されている。そして、揺動選別板7aの揺下側には穀粒排出口7cを設け、揺上側には石排出シュ−ト7dを設け、穀粒排出口7cは、わら屑などの異物を除去する異物除去装置Jの供給部50に臨ませる。そして、異物除去装置Jの穀粒排出筒51aより搬送ホ−ス52を経て精米装置用昇降機8のホッパ部8aに臨ませ、精米装置用昇降機8の排出口8bは玄米タンク11に臨むよう構成し、その下方には精米装置Fを配置している。
【0012】
さて、精米装置Fは、図4に示すように、精白金網12aに精白ロ−ル12b、送穀ラセン12cを内装し、駆動軸12dで回転駆動する周知の形態である。そして、駆動軸12dの内部には空間を形成し、糠送風ファン12gからの風を通すよう構成している。さらに、精米装置Fの穀粒排出口12e側には、圧迫板12fを配置しており、白米を取り出す白米タンク4に臨ませている。なお、精米装置Fの下方には精米作業で発生する糠を貯留する糠貯留ホッパ13を配置し、糠貯留ホッパ13の下端部より糠搬送ファン14、糠搬送経路19を介して糠処理部Eのサイクロン15に連通する構成にしている。
【0013】
糠処理部Eは、サイクロン15、サイクロン15より落下した糠を水平移送する糠ラセン16、糠ラセン16を内装する糠移送樋17、糠移送樋17より排出される糠袋18・18から構成される。なお、20は精米作業で発生した糠を操作室側Aに送り込むためのサイクロンで、切替弁21で糠処理部E側と操作室A側とに切替られるようになっている。
【0014】
次に、前記操作盤3の盤面には、図5に示すように、コインメック25、もち選択ボタン26、白度選択ボタン27・27・27(本実施例では上白・標準・8分の3段階に選択できる)、料金表28等を配設している。そして、この操作盤3の内部には各部駆動モ−タの駆動制御を行うシ−ケンスによる制御部30を備えている。
【0015】
図6に示すように、前記制御部30にはコインセンサ31からの検出情報、白度選択ボタン27・27・27からの白度選択情報、もち選択ボタン26による選択情報等が入力される。一方、ロ−タリバルブ駆動モ−タ32への制御信号、石抜装置用・精米装置用昇降機駆動モ−タ33、石抜装置駆動モ−タ34への制御信号、精米装置駆動モ−タ35、白度調節モ−タ36、糠ラセン駆動モ−タ37、異物除去装置Jのモ−タ65等が出力される。
【0016】
次に発明の要部である異物除去装置Jについて図7から図10に基づいて説明する。異物除去装置Jの機体J1の内部は石抜装置7の穀粒排出口7cから排出される穀粒を受けて異物除去装置Jに供給する供給部50と、穀粒と藁等の異物とを選別分離する選別板57と選別された穀粒を搬送する流穀板58等とからなる選別搬送部53と、選別搬送部53を支持する支持体54と、選別搬送部53と支持体54とを円運動させる駆動部56と、選別搬送部53の選別搬送終端側に設けている穀粒落下筒55と、穀粒排出筒51aと異物排出筒51bとからなる排出部51とから構成されている。
【0017】
まず、供給部50の説明をすると、50aは石抜装置の穀粒排出口7cより排出された穀粒を貯留する供給ホッパで、供給ホッパ50aの下端には穀粒供給口50bを、そして、供給ホッパ50aの側面にはオ−バ−フロ−50c孔を形成する。次に選別搬送部53の構成を説明すると、前記供給ホッパ50aの下方には選別板57を選別搬送終端側55に向かって斜め下方に配設している。その際、選別板57の選別搬送方向kは石抜装置7の揺動選別板7aの穀粒搬送方向mとは略直交するよう配設している。図10は選別板57面を示す図で、穀粒供給側は受け板部57aで、受け板部57aの略中央部分の領域nに前記穀粒供給口50bからの穀粒が供給されるよう構成し、前記領域n近傍には供給した穀粒を選別板57面全体に穀粒を拡散させるための拡散板57bを設けている。受け板部57b部分からは選別搬送方向kに向かって、穀粒が通過できる程度の孔pを多数設けた多孔面57cを延設しており、さらに選別板57の選別搬送終端側は搬送板57dを形成している。また、下方には流穀板58を選別板57と同様斜め下方に向かって傾斜させて設け、流穀板58と選別板57との側面を同じ選別板枠57eで一体に形成する。なお、流穀板58の搬送終端側より穀粒落下筒55を下方に向かって配設し、そして穀粒落下筒には仕切板51cを固着し、さらにその下方には穀粒排出筒51a及び異物排出筒51bをそれぞれ配設している。
【0018】
次に、支持体54について説明すると、支持体54は選別搬送部53の下部を覆うようにして配置しており、左右それぞれ2本ずつのねじ54a・54aで選別搬送部53と連結している。このねじ54a・54aは選別搬送部53の傾斜角度を調節するためのもので、長孔54b・54bに沿ってねじ54a・54aを上下摺動可能に形成することで支持体54に対する選別搬送部53の相対傾斜角度を調節可能にしている。
【0019】
また、支持体54の穀粒供給側の左右側面より突出した支持板60には、一方を機体J1に係着しているスプリング61をそれぞれ張架する。そして、機体J1からの支持部材62には選別搬送方向kに回転自在な車輪63軸着し、車輪63上には支持体54が載置するよう構成する。また、支持体54の下面より下方に突設する軸64の先端部を、機体J1に設けた長孔64aに挿通する。
【0020】
次に、駆動部56の説明をすると、65はモ−タでモ−タ軸65aの先端部をボス部66が嵌合すると共に、ボス部66には縦軸心位置がモ−タ軸65aと異なる回転軸67を嵌合している。そして、回転軸67は上方の支持体54の底部を貫通し、支持体54を挟んで上下双方からベアリング68・68が回転軸67を嵌合するよう構成している。なお、回転軸67が支持体54を貫通する位置は、選別板57の多孔面57cの下方に位置している。
【0021】
次に、異物除去装置Jの動作について説明すると、モ−タ65が駆動を開始し、モ−タ軸65aが回転すると、それに伴い回転軸67がそれ自体回転しながら、モ−タ軸65aを中心にその回りを回転する。すると、支持体54及び選別板57と流穀板58の選別搬送側が円運動をするようになっている。一方、穀粒供給側は前記軸64が長孔64aの中で前後方向に動くことにより、選別搬送方向kに前後運動するようになっている。その際、前記スプリング61は選別搬送部53が上下方向に揺動して選別板57上の穀粒が跳ねて選別板枠57eより飛散するのを防止すると共に、異物除去装置自体の振動を防止している。また、前記車輪63は選別搬送部53における穀粒供給側55bの前後運動をさせ、かつ、選別搬送部53を下方から支持している。
【0022】
次に、精米施設の作業工程について図2、図7に基づいて説明する。作業者は操作室A側に立って、穀粒袋に穀粒を入れている場合には袋置き台2に袋を置いてから、原料となる穀粒を原料投入タンク5の投入口に投入する(ステッフ゜1)。そして、穀粒量に見合う運転時間を確保できるだけのコインをコインメック25の投入口に投入する(ステッフ゜2)。次に、白度選択ボタン17・17・17のいずれかを選択し精白度を設定すると(ステッフ゜3)、白度調節モ−タ36が作動し圧迫板12fの位置を設定する。これらの設定準備が完了すると、制御部30は投入コインの枚数を読み込み、運転時間を算出し、当該算出時間にわたり精米施設の装置各部は運転を開始する(ステッフ゜4)。
【0023】
原料投入タンク5に投入された穀粒はロ−タリバルブ10で石抜装置用昇降機6に供給され、石抜装置用昇降機6で揚穀され、石抜装置7に落下投入される。石抜装置6に落下投入された穀粒は揺動選別板7aの揺上側に穀粒が供給される。そしてその間、揺動選別板7aの揺動作用と送風ファン7bからの送風により、穀粒中の小石や異物等が揺上側に選別搬送され、石排出シュ−ト7dより排出される。一方、穀粒は揺動選別板7aの揺下側に流下し、穀粒排出口7cより異物除去装置Jの供給ホッパ50aに供給される。
【0024】
異物除去装置Jの供給ホッパ50aに供給された穀粒は、供給ホッパ50aの供給口50bより選別板57の受け板部57aにおける領域nに供給される。そして、前述のように穀粒供給側における前後運動で多孔面57cに穀粒を搬送すると共に、拡散板57bと選別搬送側における円運動の作用により穀粒は選別板57の全体に拡散され、穀粒は孔pより流穀板58に落ち込み、そのまま、穀粒落下筒55まで流下する。穀粒排出筒55より落下して搬送ホ−ス52を経て精米装置用昇降機8のホッパ部8aに供給され、次いで、玄米タンク11に落下供給される。
【0025】
一方、孔pを通過できない藁屑等は選別板57の多孔面57c、及び搬送板57dを搬送され、仕切板51cによって穀粒排出筒51aに混入することなく、異物排出筒51bより異物貯留室(図示せず)に排出される。玄米タンク11に供給された穀粒は精米装置Fに供給され、前記精白ロ−ル12bと精白金網12aとの間で設定した精白度になるように精白作用される(ステッフ゜5)。そして、精白された白米は穀粒排出口12eを経て白米タンク4に搬送され、適宜操作室A内にて回収される。
【0026】
なお、精白作用の際発生する糠等は糠貯留ホッパ13に貯留され、糠搬送ファン14の吸引・送風作用によって、糠搬送経路19を経て糠処理部に空気搬送され、サイクロン15、糠ラセン16を経て糠袋18・18に回収される。あるいは、切替弁21で切替られるとサイクロン20を経て操作室A側で取り出される。
【0027】
投入金額で設定された時間が経過すると(ステッフ゜6)、精米施設内の各部装置はそれぞれ停止する(ステッフ゜7)。本実施例のように穀粒と藁等の異物とを分離選別する異物除去装置Jの選別板57の穀粒供給側を搬送選別方向kへ揺動させると共に、選別搬送側を円運動させることで、穀粒が選別板57の穀粒供給側で停滞することなく次々と搬送することができるので、選別搬送処理能力が低下することがない。また、選別板57の選別搬送側においては、円運動させることで穀粒が穀粒搬送方向に向かって飛び跳ねることがなく、また、選別板57の全面を利用して穀粒と異物との選別ができる。従って、より選別板57をより有効に使用することが可能になり、よりコンパクトな選別板57で選別処理能力を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 平面から見た精米施設内の装置各部を示した図
【図2】 精米施設の作業工程図
【図3】 石抜装置の断面図
【図4】 精米装置の断面図
【図5】 操作盤図
【図6】 ブロック図
【図7】 フロ−チャ−ト
【図8】 側面から見た発明の要部の内部を示す図
【図9】 平面から見た発明の要部の内部を示す図
【図10】 図8におけるS−S’断面図
【図11】 選別板の平面図
【符号の説明】
7…石抜装置、7a…揺動選別板、7c…穀粒排出装置、50…供給部、50a…供給ホッパ、50b…穀粒供給口、50c…オ−バ−フロ−口、51…排出部、51a…穀粒排出筒、51b…異物排出筒、53…選別搬送部、54…支持体、55…穀粒落下筒、56…駆動部、57…選別板、57a…受け板部、57b…拡散板、57c…多孔面、57d…搬送板、57e…選別板枠、58…流穀板、61…スプリング、63…車輪、65…モ−タ、65a…モ−タ軸、66…ボス部、67…回転軸 J…異物除去装置、k…選別搬送方向、m…穀粒搬送方向、p…孔

Claims (1)

  1. 穀粒と藁等の異物とを選別する選別板(57)と、該選別板(57)で選別された穀粒を搬送する流穀板(58)と、選別板(57)と流穀板(58)を一体形成する選別板枠(57e)とからなる選別搬送部(53)を設け、
    該選別搬送部(53)の選別始端側の上方には穀粒を貯留する供給ホッパ(50a)を設け、前記供給ホッパ(50a)の下端には穀粒供給口(50b)を形成し、前記選別板(57)は穀粒供給側から穀粒選別搬送側に向かって受け板部(57a)と穀粒が通過する多数の孔(p)からなる多孔面(57c)と搬送板(57d)とから形成し、前記受け板部(57a)の略中央部分の領域(n)と上方に対向する位置に前記穀粒供給口(50b)を設け、該受け板部(57a)の領域(n)の近傍には拡散板(57b)を設け、前記選別搬送部(53)の下部には支持体(54)を連結し、選別搬送部(53)は支持体に対して相対傾斜角度を調節可能に形成し、支持体(54)の穀粒供給側には、一方を機体J 1 に係着しているスプリング61を張架すると共に、機体J 1 側の支持部材62に取り付けられている選別搬送方向kに回転自在な車輪(63)上に載置する構成とし、選別搬送部(53)の穀粒供給側を穀粒搬送方向に沿って揺動すると共に、選別搬送部(53)の穀粒選別搬送側を円運動することを特徴とする穀粒選別装置。
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