JPH07155695A - 屑米中より玄米を取出す選別装置 - Google Patents

屑米中より玄米を取出す選別装置

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JPH07155695A
JPH07155695A JP33878393A JP33878393A JPH07155695A JP H07155695 A JPH07155695 A JP H07155695A JP 33878393 A JP33878393 A JP 33878393A JP 33878393 A JP33878393 A JP 33878393A JP H07155695 A JPH07155695 A JP H07155695A
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JP
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rice
net
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rocking
plate
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Withdrawn
Application number
JP33878393A
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English (en)
Inventor
Soichi Yamamoto
惣一 山本
Fumio Hayakawa
文雄 早川
Masafumi Shibata
雅史 柴田
Hiromi Takeda
広美 武田
Motoyuki Suzuki
基之 鈴木
Toshiaki Kobayashi
俊明 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamamoto Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Yamamoto Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 屑米の確実な分離。 【構成】 固定ケース1内に設けた風車3を有し上方に
風を吹上げる風胴2と、風胴2の上部に設けた揺動枠1
2と、該揺動枠12に張設した前記風が上方に吹き抜け
る選別網18と、屑米を供給する昇降機31と、該昇降
31から前記選別網18に屑米を供給する供給樋32
と、前記選別網18を左右斜上下万向に往復揺動させる
揺動機構とからなり、前記選別網18は、前後方向の一
側を供給側19に他側を排出側20に左右方向の一側を
揺上側21に他側を揺下側22とした略四角形状とし、
前記供給側19は前記排出側20より高く前記揺上側2
1は前記揺下側22より高く両方向傾斜させ、前記昇降
31は揺上側21の外側に位置させ、前記供給樋32
は揺上側21から揺下側22に向いた左右方向に長い形
状として前記揺動枠12側に固定し、前記供給樋32は
屑米選別板37と下網38と屑米流板39の3重構造と
し、前記屑米選別板37と前記下網38の間に目詰り除
去ボール40を収納した屑米中より玄米を取出す選別装
置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、屑米中より玄米を取出
す選別装置に関するものである。
【0002】
【従来技術】従来、固定ケース内に設けた風車を有し上
方に風を吹上げる風胴と、風胴の上部に設けた揺動枠
と、該揺動枠に張設した前記風が上方に吹き抜ける選別
網と、屑米を供給する昇降機と、該昇降機から前記選別
網に屑米を供給する供給樋と、前記選別網を左右斜上下
方向に往復揺動させる揺動機構とからなり、前記選別網
は、前後方向の一側を供給側に他側を排出側に左右方向
の一側を揺上側に他側を揺下側とした略四角形状とし、
前記供給側は前記排出側より高く前記揺上側は前記揺下
側より高く両方向傾斜させ、前記昇降機は揺上側の外側
に位置させ、前記供給樋は前後方向に長い形状とした屑
米中より玄米を取出す選別装置は公知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記公知の選別装置
は、その供給樋の向きに課題がある。供給樋が、選別網
の揺動方向と交差する前後方向であるから、揺動枠側に
固定すると、前後に長いものを左右に揺動させることに
なる。供給樋は、単に供給するだけでは物足りないの
で、屑米選別板を取付けて屑米の選別もすることになる
が、公知例は、屑米選別板を流下と交差する左右方向に
揺動させるので、選別効率が悪い。
【0004】
【課題を解決するための手段】よって、本発明は、固定
ケース1内に設けた風車3を有し上方に風を吹上げる風
胴2と、風胴2の上部に設けた揺動枠12と、該揺動枠
12に張設した前記風が上方に吹き抜ける選別網18
と、屑米を供給する昇降機3と、該昇降機3から前記選
別網18に屑米を供給する供給樋32と、前記選別網1
8を左右斜上下方向に往復揺動させる揺動機構とからな
り、前記選別網18は、前後方向の一側を供給側19に
他側を排出側20に左右方向の一側を揺上側21に他側
を揺下側22とした略四角形状とし、前記供給側19は
前記排出側20より高く前記揺上側21は前記揺下側2
2より高く両方向傾斜させ、前記昇降機3は揺上側21
の外側に位置させ、前記供給樋32は揺上側21から揺
下側22に向いた左右方向に長い形状として前記揺動枠
12側に固定し、前記供給樋32は屑米選別板37と下
網38と屑米流板39の3重構造とし、前記屑米選別板
37と前記下網38の間に目詰り除去ボール40を収納
した屑米中より玄米を取出す選別装置としたものであ
る。また、本発明は、前記装置において、前記屑米選別
板37と下網38の間には断面三角の仕切棒41を設け
た屑米中より玄米を取出す選別装置としたものである。
【0005】
【実施例】本発明の一実施例を図面により説明すると、
1は周囲の固定ケースであり、固定ケース1内の下部位
置には上方に吹上げる風胴2を固定状に設け、風胴2内
に風車3を軸装する。4は吸引口、5は吹出口、6は前
後方向略水平の風車軸、7は風車軸6の端部に取付けた
プーリーである。前記風胴2の上部には、風車軸6と平
行の駆動軸8を設け、駆動軸8の前後側には偏心輪9、
9を取付け、偏心輪9、9にはロッド10、10の基部
を軸装する。11は駆動軸8の端部に固定したプーリー
である。
【0006】前記風胴2の上部には風胴兼揺動枠12を
取付け、該揺動枠12の下部に設けた軸13、13に、
前記ロッド10、10の先端を軸着する。前記揺動枠1
2の軸13、13よりも上方位置には、傾斜揺動支杆1
4、14の下部を軸着し、傾斜揺動支杆14、14の上
端は固定ケース1側に軸着する。15はモーター、16
は駆動プーリーで、駆動プーリー16と前記プーリー1
1及びプーリー7との間にベルト17を掛け回す。
【0007】それゆえ、モーター15に通電すると、風
車3は回転し、風胴兼揺動枠12は約11mmの振巾で毎分
350 〜400 回位の揺動を行なう。従前公知の、玄米と籾
米とを選別する揺動選別機は、振巾略45mm、振巾数は毎
分略220 〜300 回位であるから、それに比べると、振巾
は約4分の1と小さく振動数は約1.8 倍も多い。
【0008】風胴兼揺動枠12の上部には選別網18を
張設する。選別網18は図4のように略四角であり、前
後方向の一側を供給側19、他側を排出側20、左右側
の一側を揺上側21、他側を揺下側22とし、排出側2
0よりも供給側19側は僅かに高く、揺下側22よりも
揺上側21は高く、両方向に傾斜させてある。
【0009】前記選別網18は、織網からなる上網23
と、方向性のある風孔24を無数形成した打抜多孔板2
5の二枚重合構造であり、吹出口5より吹き上げた風が
打抜多孔板25と上網23とを吹き抜けて吹送するとき
は、図1、2のように、斜めに吹送するように形成す
る。このときの風の方向は、揺下側22に向き、かつ排
出側20に向いている。上網23は、16メッシュ(1イ
ンチ当り16個の目がある網)が好適である。
【0010】前記打抜多孔板25と上網23を吹き抜け
る風は、選別網18上に供給した屑米bに対しては風で
上網23より僅かに浮上する程度であるが、玄米aは重
いので、あまり浮上しない程度に吹くものであり、屑米
bは僅かに浮上するからその下で矢印W方向に揺動する
上網23とはあまり接触せず、したがって揺上力は受け
ないで、勾配と風とにより誘導されて揺下側22側に流
動し、かつ、排出側20側に移動する。玄米aは重いの
で風の影響は受けず、矢印W方向の揺動を強く受けて揺
上側21に揺上げられ、排出側20側に移動する。この
場合、選別網を公知例のように多孔板1枚のみにする
と、穀物は直接多孔板の上になり、この状態で風孔を揺
下側に向けて形成すると、風孔を形成するために必然的
に出来る突起が揺下側に向くことになるので、玄米の揺
上げ作用にマイナスとなるが、本発明は、打抜多孔板2
5の上に上網23を重合させているから、風孔を形成す
るために出来る突起は上網23で隠されて、マイナスの
作用はしない。
【0011】前記排出側20には、左右方向に間隔を置
いて左右調節自在の仕切板26、27を設け、仕切板2
6よりも揺上側21を玄米取出口28に、仕切板26と
仕切板27との間を中間米取出口29に、仕切板27よ
りも揺下側22を屑米取出口30に形成する。前記駆動
軸8の方向を前後方向にしたとき、左右側の揺上側21
の側部に昇降機31を設け、昇降機31の上部排出樋の
下部に縦線兼供給樋32を設ける。
【0012】縦線とは、約1.70mmとか、1.75mm位の間隙
を設けて金属線を縦方向に張設し、その上に米を流して
屑米を分離する装置であり、高級なものはピアノ線を前
後間隔を置いて間隔調節自在に張設しているが、あまり
高級でないものには薄鉄板にスリットを打ち抜いたもの
もあり、これらを総称して当業者は縦線と呼んでいる。
屑米とは、縦線でいったん選別されたものであるが、本
願は、それよりはスリット巾の小さい縦線を昇降機31
の上部排出樋の下部に設ける。
【0013】前記供給樋32は左右方向に向けて取付け
られていて、揺動枠12の上部に一体的に固定されてい
るから、揺動枠12と共に長さ方向と平行の左右方向に
揺動するので揺動式である。供給樋32の先端部は横を
向けて開口して供給口33が形成されており、供給口3
3の位置は、図4のように揺下側22である。
【0014】前記選別網18の上面には、前後の方向に
所定の間隔を置いて、堰板34が配設される。堰板34
はなるべく穀物が流れないようにして屑米が左右方向に
広く分散させるためのものであり、建具のレールのよう
なもの、L型鋼のようなもの、帯鋼のようなものでも利
用できる。堰板34は、揺上側21から揺下側22の方
向、即ち、左右方向に向けて設けられ、針金でしばり付
けるか、小さなビスで止着するか、スポット溶接するか
して固定する。堰板34の長さは左右一杯ではなく、両
端は少し許り隙間35を設けて置く。隙間35より、残
留米を掃き出す。前記中間米取出口29は昇降機31の
張込口36に戻す。
【0015】また、前記供給樋32は屑米選別板37と
下網38と屑米流板39の3重構造で、屑米選別板37
と下網38の間に目詰り除去ボール40を収納し、断面
三角の仕切棒41に衝突させて摺動させる。屑米流板3
9を流れた屑米は取出樋42に取出される。
【0016】また、43は選別網18の左右の傾斜を調
節するネジであり、この場合は図2のように、揺動枠1
2を上下に分割して、その間にネジ43を取付ける。
【0017】
【作用】次に作用を述べる。籾摺装置で籾摺された玄米
は、回転式屑米選別装置で屑米が除去され、仕上米とな
って市場に流通する。しかし、除去された屑米中には、
約2割位玄米が含まれているから、逆に、屑米から玄米
を選別する機構が必要となる。本発明は、屑米から玄米
を選別するものである。その作用を述べると、スイッチ
をオンにすると、モーター15に通電し、ベルト17を
介しプーリー7およびプーリー11を回転させて風車軸
6および駆動軸8を回転させ、風車軸6に固定の風車3
を回転させて吹出口5より風を吹き上げ、駆動軸8に設
けた偏心輪9とロッド10とにより揺動枠12を揺動さ
せる。揺動枠12は、傾斜揺動支杆14、14により固
定ケース1に取付けられているので、W方向に傾斜揺動
する。
【0018】この状態で、張込口36より屑米を供給す
ると、揺上側21の外側の昇降機31により揚穀されて
左右方向に長い供給樋32内の屑米選別板37上を流下
し、極めて小粒の屑米cは分離されて下網38をも通
り、その下の屑米流板38上を流れて取出樋42に取出
され、玄米aと屑米bは屑米選別板37上を流下して供
給口33より選別網18の図4の揺下側22に供給され
る。このとき、前記供給樋32は、揺動枠12側に固定
であるから、揺動枠12とともに左右に揺動するので、
揺動の方向が、流れ方向と平行であるから屑米選別は良
好に行なわれる。また、屑米選別板37はしばしば目詰
まりするが、本願は、揺動の方向が、流れ方向と平行で
あるから、ボール40は断面三角の仕切棒41に衝突し
て躍動し、目詰まりを素早く除去する。もし、揺動の方
向が、流れ方向と交差する方向であると、ボール40は
仕切棒41に衝突せず、ボール40の効果は激減する。
【0019】選別網18は、図3のように、指向性のあ
る打抜多孔板25と上網23との2枚重ねであるから吹
き抜ける風は揺下側22かつ排出側20方向に指向性を
有して吹抜け、屑米bは風を受けて上網23より僅かに
浮上し、玄米aは重いので風を受けてもあまり浮上しな
い。僅かに浮上した屑米bは、その下で矢印W方向に揺
動する上網23とはあまり接触せず、したがって上網2
3の揺上力は受けないで、勾配と風によって揺下側22
側に流動し、かつ、勾配と風によって排出側20に移動
する。このときの揺下側22への流動は、調節ネジ43
により勾配を微妙に調節して加減される。
【0020】一方、玄米aは重いので風を受けてもあま
り浮上しないから、矢印W方向の揺動を強く受けて揺上
側21に揺上げられ、かつ、排出側20側に移動する。
この排出側20への移動は、選別網18の上面に、所定
の間隔を置いて配設された堰板34により流れを阻止さ
れるので遅くなり、そのため、左右方向に広く分散し長
時間選別される。
【0021】排出側20には、左右方向に間隔を置いて
左右調節自在の仕切板26、27が設けられているの
で、仕切板26、27の位置を調節することにより、玄
米は玄米取出口28に、中間米は中間米取出口29に、
屑米は屑米取出口30にそれぞれ取出される。中間米取
出口29に取出された中間米は、昇降機31に戻され循
環する。
【0022】作業終了時は、選別網18上に多量の穀物
が残留するが、隙間35を利用して掃き出す。
【0023】
【発明の効果】公知の選別装置は、その供給樋の向きに
問題がある。供給樋が、選別網の揺動方向と交差する前
後方向であるから、揺動枠側に固定すると、前後に長い
ものを左右に揺動させることになる。供給樋は、単に供
給するだけでは物足りないので、屑米選別板を取付けて
屑米の選別もすることになるが、公知例は、屑米選別板
を流下と交差する左右方向に揺動させるので、選別効率
が悪い。しかるに、本発明は、固定ケース1内に設けた
風車3を有し上方に風を吹上げる風胴2と、風胴2の上
部に設けた揺動枠12と、該揺動枠12に張設した前記
風が上方に吹き抜ける選別網18と、屑米を供給する昇
降機3と、該昇降機3から前記選別網18に屑米を供給
する供給樋32と、前記選別網18を左右斜上下方向に
往復揺動させる揺動機構とからなり、前記選別網18
は、前後方向の一側を供給側19に他側を排出側20に
左右方向の一側を揺上側21に他側を揺下側22とした
略四角形状とし、前記供給側19は前記排出側20より
高く前記揺上側21は前記揺下側22より高く両方向傾
斜させ、前記昇降機3は揺上側21の外側に位置させ、
前記供給樋32は揺上側21から揺下側22に向いた左
右方向に長い形状として前記揺動枠12側に固定し、前
記供給樋32は屑米選別板37と下網38と屑米流板3
9の3重構造とし、前記屑米選別板37と前記下網38
の間に目詰り除去ボール40を収納した屑米中より玄米
を取出す選別装置としたものであるから、供給樋32は
流れ方向と平行方向に揺動することになり、屑米選別板
37の目に嵌合した小屑米は外れることなく篩別され
る。また、本発明は、揺動方向が流れ方向になるので、
除去ボール40は仕切棒41に衝突して激しく躍動し、
目詰まりを確実に除去する。また、本発明は、前記装置
において、前記屑米選別板37と下網38の間には断面
三角の仕切棒41を設けた屑米中より玄米を取出す選別
装置としたものであるから、除去ボール40は仕切棒4
1に衝突したとき上方に躍動し、目詰まりを確実に除去
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 縦断側面図。
【図2】 A−A断面図。
【図3】 選別網の作用状態断面図。
【図4】 選別網の作用状態俯瞰図。
【図5】 供給樋の縦断面図。
【符号の説明】
1…固定ケース、2…風胴、3…風車、4…吸引口、5
…吹出口、6…風車軸、7…風車軸のプーリー、8…駆
動軸、9…偏心輪、10…ロッド、11…駆動軸のプー
リー、12…風胴兼揺動枠、13…軸、14…傾斜揺動
支杆、15…モーター、16…駆動プーリー、17…ベ
ルト、18…選別網、19…供給側、20…排出側、2
1…揺上側、22…揺下側、23…上網、24…風孔、
25…打抜多孔板、26、27…仕切板、28…玄米取
出口、29…中間米取出口、30…屑米取出口、31…
昇降機、32…供給樋、33…供給口、34…堰板、3
5…隙間、36…張込口、37…屑米選別板、38…下
網、39…屑米流板、40…目詰り除去ボール、41…
仕切棒、42…取出樋、43…調節ネジ。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年2月16日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】
【課題を解決するための手段】よって、本発明は、固定
ケース1内に設けた風車3を有し上方に風を吹上げる風
胴2と、風胴2の上部に設けた揺動枠12と、該揺動枠
12に張設した前記風が上方に吹き抜ける選別網18
と、屑米を供給する昇降機31と、該昇降機31から前
記選別網18に屑米を供給する供給樋32と、前記選別
網18を左右斜上下方向に往復揺動させる揺動機構とか
らなり、前記選別網18は、前後方向の一側を供給側1
9に他側を排出側20に左右方向の一側を揺上側21に
他側を揺下側22とした略四角形状とし、前記供給側1
9は前記排出側20より高く前記揺上側21は前記揺下
側22より高く両方向傾斜させ、前記昇降機31は揺上
側21の外側に位置させ、前記供給樋32は揺上側21
から揺下側22に向いた左右方向に長い形状として前記
揺動枠12側に固定し、前記供給樋32は屑米選別板3
7と下網38と屑米流板39の3重構造とし、前記屑米
選別板37と前記下網38の間に目詰り除去ボール40
を収納した屑米中より玄米を取出す選別装置としたもの
である。また、本発明は、前記装置において、前記屑米
選別板37と下網38の間には断面三角の仕切棒41を
設けた屑米中より玄米を取出す選別装置としたものであ
る。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0023
【補正方法】変更
【補正内容】
【0023】
【発明の効果】公知の選別装置は、その供給樋の向きに
問題がある。供給樋が、選別網の揺動方向と交差する前
後方向であるから、揺動枠側に固定すると、前後に長い
ものを左右に揺動させることになる。供給樋は、単に供
給するだけでは物足りないので、屑米選別板を取付けて
屑米の選別もすることになるが、公知例は、屑米選別板
を流下と交差する左右方向に揺動させるので、選別効率
が悪い。しかるに、本発明は、固定ケース1内に設けた
風車3を有し上方に風を吹上げる風胴2と、風胴2の上
部に設けた揺動梓12と、該揺動枠12に張設した前記
風が上方に吹き抜ける選別網18と、屑米を供給する昇
降機31と、該昇降機31から前記選別網18に屑米を
供給する供給樋32と、前記選別網18を左右斜上下方
向に往復揺動させる揺動機構とからなり、前記選別網1
8は、前後方向の一側を供給側19に他側を排出側20
に左右方向の一側を揺上側21に他側を揺下側22とし
た略四角形状とし、前記供給側19は前記排出側20よ
り高く前記揺上側21は前記揺下側22より高く両方向
傾斜させ、前記昇降機31は揺上側21の外側に位置さ
せ、前記供給樋32は揺上側21から揺下側22に向い
た左右方向に長い形状として前記揺動枠12側に固定
し、前記供給樋32は屑米選別板37と下網38と屑米
流板39の3重構造とし、前記屑米選別板37と前記下
網38の間に目詰り除去ボール40を収納した屑米中よ
り玄米を取出す選別装置としたものであるから、供給樋
32は流れ方向と平行方向に揺動することになり、屑米
選別板37の目に嵌合した小屑米は外れることなく篩別
される。また、本発明は、揺動方向が流れ方向になるの
で、除去ボール40は仕切棒41に衝突して激しく躍動
し、目詰まりを確実に除去する。また、本発明は、前記
装置において、前記屑米選別板37と下網38の間には
断面三角の仕切棒41を設けた屑米中より玄米を取出す
選別装置としたものであるから、除去ボール40は仕切
棒41に衝突したとき上方に躍動し、目詰まりを確実に
除去する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 武田 広美 山形県天童市大字老野森404番地 株式会 社山本製作所内 (72)発明者 鈴木 基之 山形県天童市大字老野森404番地 株式会 社山本製作所内 (72)発明者 小林 俊明 山形県天童市大字老野森404番地 株式会 社山本製作所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定ケース1内に設けた風車3を有し上
    方に風を吹上げる風胴2と、風胴2の上部に設けた揺動
    枠12と、該揺動枠12に張設した前記風が上方に吹き
    抜ける選別網18と、屑米を供給する昇降機3と、該昇
    降機3から前記選別網18に屑米を供給する供給樋32
    と、前記選別網18を左右斜上下方向に往復揺動させる
    揺動機構とからなり、前記選別網18は、前後方向の一
    側を供給側19に他側を排出側20に左右方向の一側を
    揺上側21に他側を揺下側22とした略四角形状とし、
    前記供給側19は前記排出側20より高く前記揺上側2
    1は前記揺下側22より高く両方向傾斜させ、前記昇降
    機3は揺上側21の外側に位置させ、前記供給樋32は
    揺上側21から揺下側22に向いた左右方向に長い形状
    として前記揺動枠12側に固定し、前記供給樋32は屑
    米選別板37と下網38と屑米流板39の3重構造と
    し、前記屑米選別板37と前記下網38の間に目詰り除
    去ボール40を収納した屑米中より玄米を取出す選別装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記屑米選別板37
    と下網38の間には断面三角の仕切棒41を設けた屑米
    中より玄米を取出す選別装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107626572A (zh) * 2017-09-27 2018-01-26 余金龙 一种茶叶筛分干燥精加工装置
CN116587480A (zh) * 2023-07-17 2023-08-15 山西宏辉新材料科技有限公司 一种橡胶颗粒多级筛分装置
CN118357149A (zh) * 2024-06-20 2024-07-19 新乡市高服机械股份有限公司 新型智控方形摇摆筛

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