JP2821522B2 - 給湯システム - Google Patents

給湯システム

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JP2821522B2
JP2821522B2 JP2050143A JP5014390A JP2821522B2 JP 2821522 B2 JP2821522 B2 JP 2821522B2 JP 2050143 A JP2050143 A JP 2050143A JP 5014390 A JP5014390 A JP 5014390A JP 2821522 B2 JP2821522 B2 JP 2821522B2
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淳一 北村
義昭 稲場
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株式会社ハーマン
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、入水路からの水をバーナの燃焼により加熱
して給湯路へ供給する熱交換器を有する給湯器を備え、
前記給湯器からの給湯路を、その給湯路からの供給湯を
消費して所定の湯使用作業を自動的に行う湯作業機に接
続し、前記給湯器の運転制御を司る給湯器側制御部を設
け、その給湯器側制御部が、給湯器用リモートコントロ
ーラにて運転制御状態と運転停止状態とに切換え操作可
能で、運転制御状態において、前記熱交換器への通水が
開始されるに伴って前記バーナの燃焼を開始し、前記通
水が停止されるに伴って前記バーナの燃焼を停止するよ
うに構成され、かつ、前記湯作業機の運転制御を司る作
業機側制御部を設け、その作業機側制御部が、湯作業機
用操作部にて運転制御状態と運転停止状態とに切換え操
作可能で、運転制御状態において、前記給湯路からの湯
作業機への湯の供給を断続する給湯断続手段を制御する
ように構成された給湯システムに関する。
〔従来の技術〕
上記の如き給湯システムは、例えば、特開昭63−2828
1号公報により知られている。
この公報に記載の給湯システムは、給湯器からの給湯
路を湯水混合用の混合ユニットに接続し、給湯器の運転
制御を司る給湯器側制御部が、給湯器用のリモートコン
トローラにて運転制御状態と運転停止状態とに切換え操
作可能に構成され、かつ、混合ユニットの運転制御を司
る混合ユニット用の制御部が、混合ユニット用の操作部
にて運転制御状態と運転停止状態とに切換え操作可能に
構成されている。
そして、混合ユニット用制御部と給湯器側制御部とが
信号的に接続されていて、混合ユニット用の操作部にて
混合ユニット用制御部を運転制御状態に切換え操作する
と、給湯器用リモートコントローラを迂回する状態で、
混合ユニット用制御部が給湯器側制御部を運転制御状態
に切換える切換え指令を指令するように構成されてい
る。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、この種の給湯システムでは、一般に、給湯
器が室外に設置され、その他の給湯器用リモートコント
ローラ、混合ユニット、混合ユニット用操作部などは、
全て室内に設置される。
そのため、上記の給湯システムでは、室外に設置され
る給湯器側の制御部に対して、室内に設置される給湯器
用リモートコントローラを通信可能に接続し、さらに、
その室外の給湯器側制御部に対して、室内に設置の混合
ユニット用制御部を通信可能に接続するか、または、同
じく室内に設置の混合ユニット用の操作部を通信可能に
接続しなければならず、室外の給湯器側制御部に対して
室内からの通信系統が2系統必要となり、例えば、有線
で接続する場合には通信線が長くなり、それに伴って施
工が煩雑になるという欠点があった。
本発明は、このような従来の欠点に着目したもので、
その目的は、作業機側制御部への運転指令付与操作のみ
で給湯器側制御部を運転制御状態に切換えることがで
き、しかも、そのための通信系統を簡素化し、施工面で
も有利な給湯システムの提供にある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明による給湯システムの特徴構成は、上述した給
湯システムにおいて、前記作業機側制御部が、前記湯作
業機用操作部にて運転制御状態に切換え操作されるに伴
って、前記給湯器用リモートコントローラを経由して前
記給湯器側制御部を運転制御状態に切換える切換え指令
を指令するように構成され、その切換え指令により前記
給湯器が運転制御状態に切換え操作されるように構成し
た点にあり、その作用・効果は次の通りである。
〔作 用〕
つまり、湯作業機用操作部を操作して作業機側制御部
を運転制御状態に切換えると、作業機側制御部が、給湯
器用リモートコントローラを経由して給湯器側の制御部
を運転制御状態に切換える切換え指令を指令するもので
あるから、給湯器側制御部に対しては、給湯器用リモー
トコントローラとの間で通信可能に構成するだけで済
み、給湯器側制御部に対する通信系統を一本化すること
ができる。
〔発明の効果〕
その結果、作業機側制御部への運転指令付与操作のみ
で給湯器側制御部を運転制御状態に切換えることがで
き、湯作業機の運転に付随する操作を全体として大巾に
簡素化でき、しかも、そのための通信系統をも簡素化す
ることができ、例えば、給湯器を室外に、給湯器用リモ
ートコントローラや湯作業機などを室内に設置する場合
には、室外と室内との通信系統を一本化することがで
き、また、有線で通信可能に構成する場合には、通信線
の節約に加えて施工面においても有利となる。
〔実施例〕
次に実施例を説明する。
第1図において(1)は給湯器、(2)は湯作業機の
一例としての食器洗浄機であり、給湯器(1)からの給
湯路(3)は、食器洗浄機(2)と、それとは別の湯使
用部の一例としての出湯栓(4)とに分岐接続してあ
る。
給湯器(1)はバーナ(5)、フィンチューブ型の熱
交換器(6)、ファン(7)、及び、運転制御を司る制
御部(8)を備え、制御部(8)は、給湯器電源(9)
が投入され、かつ、後述の運転スイッチによりON状態に
切り換えられた状態において下記(イ),(ロ),
(ハ)の如く給湯器(1)を運転制御する。
(イ)食器洗浄機(2)における給湯電磁弁(10)の開
弁、あるいは、出湯栓(4)の開栓による給水路(11)
での流水開始が流水検出手段(12)により検出される
と、換言すると、熱交換器(6)への通水が開始される
と、制御部(8)における燃焼シーケンス回路部(8a)
により、ファン(7)が起動されると共に、ガス弁(1
3)が開弁され、かつ、点火プラグ(14)がONされてバ
ーナ(5)が着火し、給湯が開始される。
(ロ)そして、給湯中は制御部(8)におけるPID温調
回路部(8b)が、後述の湯温指定部により指定された要
求温(ts)と出湯温センサ(15)により検出される検出
出湯温(to)との偏差に基づき出湯温(to)を指定要求
温(ts)に調整維持するように、比例弁(16)の開度調
整をもって燃料供給量を調整する。
(ハ)その後、食器洗浄機(2)における給湯電磁弁
(10)、及び、出湯栓(4)の両方が閉じられた状態と
なって流水検出手段(12)が流水非検知状態となると、
換言すると、熱交換器(6)への通水が停止されると、
燃焼シーケンス回路部(8a)により、ガス弁(13)が閉
弁されてバーナ(5)が消火すると共に、ファン(7)
が停止され、給湯運転停止状態となる。
図中(R)は出湯栓(4)近くに配設される給湯器用
リモートコントローラであり、このリモートコントロー
ラ(R)は、給湯器(1)の制御部(8)に対する指令
付与手段として、給湯器(1)の制御部(8)をON・OF
Fする運転スイッチ(17)、及び、前述の要求温(ts)
を指定する湯温指定部(18)を備えると共に、表示手段
として、給湯器(1)の制御部(8)がON状態にあるこ
とを点灯表示する運転ランプ(19)、給湯器(1)が燃
焼運転状態にあることを点灯表示する燃焼ランプ(2
0)、及び、複数ランプの択一的点灯をもって要求温(t
s)を表示する湯温表示部(21)を備えている。
リモートコントローラ(R)における湯温指定部(1
8)は、同第1図及び第2図に示すように、給湯器
(1)における前記出湯温センサ(15)としてのサーミ
スタに直列接続される可変抵抗(22)、この可変抵抗
(22)を抵抗値増大側に調整する昇温用タクトスイッチ
(23a)、及び、可変抵抗(22)を抵抗値減少側に調整
する降温用タクトスイッチ(23b)を備え、可変抵抗(2
2)の抵抗値調整により給湯器(1)の制御部(8)に
おけるPID温調回路部(8b)への入力電圧レベルを変更
調整することをもって要求温(ts)を指定変更するよう
に構成してある。
一方、食器洗浄機(2)は、洗浄ノズル(24)を内装
した洗浄槽(25)、洗浄槽(25)における貯留湯を循環
路(26)を介して洗浄ノズル(24)に循環供給する循環
ポンプ(27)、洗浄槽(25)における貯留湯を排水路
(28)を介して排出する排水ポンプ(29)、乾燥用のヒ
ータ(30)、及び、運転制御を司る制御部(31)を備
え、基本的には給湯断続手段としての給湯電磁弁(10)
を開弁しての洗浄槽(25)への注湯、循環ポンプ(27)
を運転しての洗浄ノズル(24)からの湯噴出、及び、排
水ポンプ(29)を運転しての排水をその順に繰返すこと
により洗浄、及び、それに続く複数回のすすぎを行い、
その後、乾燥用ヒータ(30)をONして乾燥を行うように
してある。
食器洗浄機(2)における上記制御部(31)は、湯作
業機用操作部としてのスタートスイッチ(32)がON操作
されるとシーケンス制御を開始するシーケンス回路部
(31a)と、そのシーケンス回路部(31a)からの指令に
基づき給湯器(1)の制御部(8)に対して指令を付与
する指令付与回路部(31b)とを備え、そして、この指
定付与回路部(31b)には、給湯器(1)の制御部
(8)をON・OFFする運転スイッチ(33)、要求温(t
s)を指定する湯温指定部(34)、及び、この食器洗浄
機側の湯温指定部(34)から要求温(ts)を指定する状
態と前述のリモートコントローラ(R)における湯温指
定部(18)から要求温(ts)を指定する状態とに湯温指
定状態を切換る選択スイッチ(35)を設けてある。
食器洗浄機側の運転スイッチ(33)とリモートコント
ローラ側の運転スイッチ(17)とは給湯器側制御部
(8)の燃焼シーケンス回路部(8a)に対して並列接続
してあり、両運転スイッチ(17),(33)のいずれか一
方、又は、両方がONの状態において給湯器側制御部
(8)をON状態とし、食器洗浄機側の運転スイッチ(3
3)をON状態にすると、リモートコントローラ(R)を
経由して給湯器側制御部(8)をON状態とするようにし
てある。
食器洗浄機側の湯温指定部(34)は、給湯器(1)に
おける出湯温センサ(15)としてのサーミスタに直列接
続される2個の抵抗(36a),(36b)、及び、それら2
個の抵抗(36a),(36b)のうち一方の抵抗(36b)の
両端を短絡する切換スイッチ(37)を備え、この切換ス
イッチ(37)のON・OFFにより給湯器側制御部(8)に
おけるPID温調回路部(8b)への入力電圧レベルをリモ
ートコントローラ(R)を経由して2段に切換えること
をもって、要求温(ts)を高低2段に指定変更するよう
に構成してある。
前記選択スイッチ(35)は、給湯器(1)における出
湯温センサ(15)としてのサーミスタに対して、食器洗
浄機側湯温指定部(34)の抵抗(36a),(36b)を直列
接続する状態と、リモートコントローラ側湯温指定部
(18)の可変抵抗(22)を直列接続する状態とに接続状
態を択一的に切換えることをもって、要求温(ts)指定
を食器洗浄機側湯温指定部(34)から行う状態とリモー
トコントローラ側湯温指定部(18)から行う状態とに湯
温指定状態を切換えるものとしてある。
そして、食器洗浄機側制御部(31)におけるシーケン
ス回路部(31a)は、下記のシーケンス制御を実行する
ように構成してある(第3図参照)。
ステップ1(S1)でスタートスイッチ(32)がONされ
ると、ステップ2(S2)で排水ポンプ(29)を所定時間
運転し、洗浄槽(25)内の残留水を排水する。
排水が完了するとステップ3(S3)で給湯電磁弁(1
0)を開弁すると共に、ステップ4(S4)で食器洗浄機
側の運転スイッチ(33)のON、選択スイッチ(35)のON
(食器洗浄機側湯温指定部(34)から湯温指定を行う側
への切換)、及び、切換スイッチ(37)のON(低要求温
(例えばts=60℃)を指定する側への切換)を行い、こ
の食器洗浄機側指令付与回路部(31b)からの指令付与
をもって給湯器(1)から食器洗浄機(2)への低要求
温(ts)での給湯を開始させる。
給湯開始後、指定低要求温(ts)の湯が食器洗浄機
(2)に到達するまでの間には給湯路(3)における残
留水が洗浄槽(25)に供給されてしまうことから、ステ
ップ5(S5)において、給湯電磁弁(10)付近に付設の
給湯温センサ(38)による検出給湯温(ty)が指定低要
求温(ts)に達したか否かを判別し、そして、検出給湯
温(ty)が指定低要求温(ts)未満の場合は、ステップ
6(S6)にてフロートスイッチ(39)が洗浄槽(25)の
満水を検出した否かを判別して、未だ満水非検出の場合
にはステップ5(S5)に戻り、一方、満水検出の場合に
はステップ7(S7)にて給湯電磁弁(10)を閉弁して給
湯を一時停止させた後、ステップ2(S2)の前段排水運
転へ戻る。
ステップ5(S5)で検出給湯温(ty)が指定低要求温
(ts)以上となると、ステップ8(S8)で給湯電磁弁
(10)を閉弁し、そして、給湯路(3)からの残留水の
流入により洗浄槽(25)内の貯留湯温が指定低要求温
(ts)に至っていない可能性があることからステップ9
(S9)で再度排水ポンプ(29)を所定時間運転して、洗
浄槽(25)内の貯溜湯を一旦排出してしまう。
排水が完了するとステップ10(S10)で給湯電磁弁(1
0)を開弁して再度洗浄槽(25)への注湯を行い、ステ
ップ11(S11)でフロートスイッチ(39)が満水を検出
すると、ステップ12(S12)で給湯電磁弁(10)を閉弁
して、ステップ13(S13)で食器洗浄機側運転スイッチ
(33)をOFFすると共に選択スイッチ(35)をOFF(リモ
ートコントローラ側湯温指定部(18)から湯温指定を行
う側への切換)する。
そして、ステップ14(S14)で循環ポンプ(27)を所
定時間運転し、洗浄槽(25)内の貯留湯を洗浄ノズル
(24)に循環供給して洗浄ノズル(24)から湯噴出させ
る形態での洗浄運転を行う。
所定時間の洗浄運転が完了すると、ステップ15(S1
5)で排水ポンプ(29)を所定時間運転して洗浄槽(2
5)内の洗浄使用済貯留湯を排水し、この排水が完了す
ると、ステップ16(S16)で給湯電磁弁(10)を開弁す
ると共に食器洗浄機側運転スイッチ(33)、及び、選択
スイッチ(35)をONして、すすぎのための低要求温(t
s)での給湯を開始させる。
この給湯開始後、前述ステップ5(S5)と同様にステ
ップ17(S17)で給湯温センサ(38)による検出給湯湯
(ty)が指定低要求温(ts)に達したか否かを判別し、
検出給湯温(ts)が指定低要求温(ts)未満の場合は前
述ステップ(S5)に続くステップ6(S6)及びステップ
7(S7)と同様の動作をステップ18(S18)及びステッ
プ19(S19)で実行し、一方、検出給湯温(ty)が指定
低要求温(ts)以上となると、前述ステップ8(S8)か
らステップ13(S13)と同様の一連動作(洗浄槽(25)
内の貯溜湯を一旦排水した後、再び洗浄槽(25)に注湯
する動作)をステップ20(S20)からステップ24(S24)
で実行した後、ステップ25(S25)で循環ポンプ(27)
を所定時間運転して洗浄ノズル(24)からの湯噴出によ
るすすぎ運転を行う。
そして、上記の初回すすぎ運転が完了すると、ステッ
プ26(S26)にて前記ステップ15(S15)からステップ25
(S25)のすすぎ用工程を所定回数繰り返し、すすぎを
複数回行う。
ステップ26(S26)での複数回すすぎが完了すると、
ステップ27(S27)で排水ポンプ(29)を所定時間運転
して洗浄槽(25)内のすすぎ使用済貯留湯を排水し、こ
の排水が完了すると、ステップ28(S28)で給湯電磁弁
(10)を開弁すると共に、食器洗浄機側運転スイッチ
(33)のON、選択スイッチ(35)のON、及び、切換スイ
ッチ(37)のOFF(高要求温(例えばts=80℃)を指定
する側への切換)を行い、この指令付与をもって給湯器
(1)から食器洗浄機(2)への高要求温(ts)での給
湯を開始させる。
そして、給湯路(3)の残留水を配慮して前述のステ
ップ5(S5)やステップ17(S17)と同様にステップ29
(S29)で給湯温センサ(38)による検出給湯温(ty)
が指定高要求温(ts)に達したか否かを判別し、検出給
湯温(ty)が指定高要求温(ts)未満の場合は洗浄槽
(25)の満水を配慮して前述のステップ6(S6)、ステ
ップ7(S7)、ないし、ステップ18(S18)、ステップ1
9(S19)と同様の動作をステップ30(S30)及びステッ
プ31(S31)で実行し、一方、検出給湯温(ty)が指定
高要求温(ts)以上となると、前述のステップ8(S8)
からステップ13(S13)、ないしステップ20(S20)から
ステップ24(S24)と同様の一連動作(洗浄槽(25)内
の貯留湯を一旦排水した後、再び洗浄槽(25)に注湯す
る動作)をステップ32(S32)からステップ36(S36)で
実行した後、ステップ37(S37)で循環ポンプ(27)を
所定時間運転し、洗浄槽(25)における指定高要求温
(ts)の貯留湯を洗浄ノズル(24)に循環供給して洗浄
ノズル(24)から湯噴出させる形態での高温すすぎ運転
を最終的なすすぎとして行う。
高温すすぎ運転が完了すると、ステップ38(S38)で
排水ポンプ(29)を所定時間運転して洗浄槽(25)内の
すすぎ使用済貯留湯を排水し、その後、ステップ39(S3
9)で所定時間、乾燥用ヒータ(30)をONして乾燥運転
を行った後、運転を終了する。
他方、出湯栓(4)側での湯使用については、リモー
トコントローラ(R)における運転ランプ(19)が点灯
している状態(換言すればリモートコントローラ側運転
スイッチ(17)をON操作した状態、ないし、食器洗浄機
側運転スイッチ(33)がONとなっている状態)にて出湯
栓(4)を開栓することにより、給湯器(1)から出湯
栓(4)への給湯を開始できる。
そして、この出湯栓(4)への給湯において、食器洗
浄機(2)の指令付与回路部(31b)における選択スイ
ッチ(35)がOFFとなっているときには、リモートコン
トローラ(R)における昇温用タクトスイッチ(23a)
及び降温用タクトスイッチ(23b)の操作により指定し
た所望要求温(ts)での給湯を出湯栓(4)で受けるこ
とができ、又、食器洗浄機(2)の運転上、選択スイッ
チ(35)がONとなっているときには、リモートコントロ
ーラ側湯温指定部(18)からの要求温(ts)指定に対し
て食器洗浄機側湯温指定部(34)からの要求温(ts)指
定が優先されることから、食器洗浄機側湯温指定部(3
4)からの指定要求温(ts)(前記の指定低要求温ない
し指定高要求温)での給湯を出湯栓(4)で受けること
ができる。
以上要するに、給湯器(1)と湯作業機の一例として
の食器洗浄機(2)との間では、給湯器(1)の運転制
御を司る給湯器側制御部(8)と、食器洗浄機(2)の
運転制御を司る食器洗浄機側制御部(31)とを、食器洗
浄機側制御部(31)からの指令(運転スイッチON・OF
F、要求温指定)に基づき給湯器側制御部(8)が給湯
器(1)の運転制御を実行するように構成してあり、 又、食器洗浄機(2)とは別の湯使用部(本例では出
湯栓(4))に対する給湯のために食器洗浄機側制御部
(31)とは別に給湯器側制御部(8)に対して指令(運
転スイッチON・OFF、要求指定)を与える指令部として
のリモートコントローラ(R)を含めた関係では、給湯
器側制御部(8)に対する指令付与の1つとしての要求
温(ts)指定において、食器洗浄機側制御部(31)から
の要求温指定をリモートコントローラ(R)からの要求
温指定よりも優先させるように構成してある。
〔別実施例〕
次に別実施例を列記する。
(a) 湯作業機(2)は食器洗浄機に限定されるもの
ではなく、給湯路(3)からの供給湯を消費して所定の
湯使用作業を自動的に行うものであれば例えば自動洗濯
機等、種々のものを対象とすることができる。
(b) 作業機側制御部(31)から給湯器側御御部
(8)への指令付与は、有線型式あるいは無線型式のい
ずれであっても良い。
(c) 前述実施例においては湯作業機(2)と共に、
それとは別の湯使用部(4)を設けたが、このような別
湯使用部(4)を設けず給湯先を特定の湯作業機(2)
だけに限るシステム構成としても良い。
(d) 別の湯使用部(4)を設ける場合、その別湯使
用部(4)は出湯栓に限定されるものではなく、給湯路
(3)を複数の湯作業機に接続して、特定湯作業機
(2)以外の湯作業機を別湯使用部(4)とするシステ
ム構成としても良い。
(e) 前述実施例において出湯栓(4)への給湯中
は、食器洗浄機側制御部(31)からの要求温指定よりも
リモートコントローラ(R)からの要求温指定を優先さ
せるようにする等、特定湯作業機(2)の制御部(31)
からの指令付与とリモートコントローラ(R)からの指
令付与とにどのような優先関係を設けるかは適宜決定す
れば良く、又、優先状態にあることを報知する手段を付
加装備しても良い。
(f) 給湯器側制御部(8)に対する付与指令の内容
はON・OFF指令や要求温指定に限定されるものではな
い。
又、給湯器側制御部(8)から作業機側制御部(31)
に対して制御指令を付与する構成を付加装備しても良
い。
(g) 湯作業機(2)と、それとは別の湯使用部
(4)とに対して各別に給湯温調整自在な状態で同時給
湯できるように給湯器(1)を構成し、作業機側制御部
(31)及びリモートコントローラ(R)からの付与指令
に基づき両者(2),(4)への給湯温を自動調整する
構成を採用しても良い。
尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にする
為に符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構
造に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本発明の実施例を示し、第1図は
全体構成図、第2図は回路図、第3図はフローチャート
である。 (1)……給湯器、(2)……湯作業機、(3)……給
湯路、(4)……湯使用部、(5)……バーナ、(6)
……熱交換器、(8)……給湯器側制御部、(10)……
給湯断続手段、(11)……入水路、(31)……作業機側
制御部、(32)……湯作業機用操作部、(R)……給湯
器用リモートコントローラ。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI F24D 17/00 F24D 17/00 B (56)参考文献 特開 昭63−282811(JP,A) 特開 昭59−202348(JP,A) 特開 昭63−238928(JP,A) 特開 昭63−143613(JP,A) 特開 昭61−168324(JP,A) 特開 昭53−25069(JP,A) 実開 昭59−172944(JP,U) 実開 昭49−55146(JP,U) 実開 昭56−56520(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A47L 15/42,15/46 D06F 39/04,39/08 301 F24D 17/00 F24H 9/20

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入水路(11)からの水をバーナ(5)の燃
    焼により加熱して給湯路(3)へ供給する熱交換器
    (6)を有する給湯器(1)を備え、前記給湯器(1)
    からの給湯路(3)を、その給湯路(3)からの供給湯
    を消費して所定の湯使用作業を自動的に行う湯作業機
    (2)に接続し、前記給湯器(1)の運転制御を司る給
    湯器側制御部(8)を設け、その給湯器側制御部(8)
    が、給湯器用リモートコントローラ(R)にて運転制御
    状態と運転停止状態とに切換え操作可能で、運転制御状
    態において、前記熱交換器(6)への通水が開始される
    に伴って前記バーナ(5)の燃焼を開始し、前記通水が
    停止されるに伴って前記バーナ(5)の燃焼を停止する
    ように構成され、かつ、前記湯作業機(2)の運転制御
    を司る作業機側制御部(31)を設け、その作業機側制御
    部(31)が、湯作業機用操作部(32)にて運転制御状態
    と運転停止状態とに切換え操作可能で、運転制御状態に
    おいて、前記給湯路(3)からの湯作業機(2)への湯
    の供給を断続する給湯断続手段(10)を制御するように
    構成された給湯システムであって、 前記作業機側制御部(31)が、前記湯作業機用操作部
    (32)にて運転制御状態に切換え操作されるに伴って、
    前記給湯器用リモートコントローラ(R)を経由して前
    記給湯器側制御部(8)を運転制御状態に切換える切換
    え指令を指令するように構成され、その切換え指令によ
    り前記給湯器(1)が運転制御状態に切換え操作される
    ように構成されている給湯システム。
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