JP2860961B2 - 湯使用装置 - Google Patents

湯使用装置

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JP2860961B2
JP2860961B2 JP2050145A JP5014590A JP2860961B2 JP 2860961 B2 JP2860961 B2 JP 2860961B2 JP 2050145 A JP2050145 A JP 2050145A JP 5014590 A JP5014590 A JP 5014590A JP 2860961 B2 JP2860961 B2 JP 2860961B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、給湯器から湯水供給を受ける食器洗浄機や
自動洗濯機などの湯使用装置に関し、詳しくは、給湯器
から供給される湯水を受け入れ貯留する貯留部、及び、
その貯留部から貯留湯水を排水する排水手段を備える湯
使用装置に関する。
〔従来の技術〕
この種の湯使用装置では給湯器からの給湯開始後、先
ず湯使用装置と給湯器とを接続する給湯路内の低温残留
水が湯使用装置に供給され、その後に、湯使用装置にと
って必要な所定要求温にまで給湯器で加熱された湯が湯
使用装置に供給されるようになるが、このことに対し、
従来、給湯器から供給される湯水の温度が所定要求温に
達するまでは、湯使用装置の貯留部へ受け入れ貯留した
湯水の排水を繰り返すようにしていた(例えば、特開昭
60−168428号公報参照)。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、上記の従来装置では、給湯器が故障等のため
に湯使用装置への供給湯水を所定要求温にまで加熱でき
ない状況にあると、いつまでも供給湯水の排水が繰り返
されてしまい、湯水経費の大きな浪費となる問題があっ
た。
この実情に鑑み、本発明の目的は、合理的な給湯異常
検出をもって給湯異常に対処することで、装置構成の複
雑化を回避しながら上記問題を解消する点にある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の特徴構成は、 給湯器から供給される湯水を受け入れ貯留する貯留
部、及び、その貯留部から貯留湯水を排水する排水手段
を備える構成において、 前記給湯器から供給される湯水の温度を検出する湯温
センサを設け、 その湯温センサの検出温が所定要求温未満の状態で
は、前記貯留部に受け入れた湯水の貯留量が所定貯留量
に達するごとに、前記貯留部の貯留湯水を排水するよう
に前記排水手段を制御し、 かつ、この所定貯留量に達するごとの排水の回数が設
定回数に至ったときには、給湯異常であるとして、異常
報知を行う、又は、前記給湯器からの湯水供給を停止し
て運転を終了する制御手段を設けてある点にある。
〔作 用〕
本発明では、給湯器が故障等のために湯使用装置への
供給湯水を所定要求温にまで加熱できない状況にある場
合、湯温センサの検出温が所定要求温未満の状態が続く
ことから、湯使用装置の貯留部に受け入れた湯水の貯留
量が所定貯留量に達するごとに、その貯留部における貯
留湯水の排水が繰り返されるが、その排水の回数が設定
回数に達する(すなわち、所定要求温に満たない湯水の
供給が一定限度以上に続く)と、給湯異常であるとし
て、異常報知が行われる、又は、給湯器からの湯水供給
が停止されて運転終了となる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、排水の回数が設定回数に達したとき
の異常報知をもって給湯異常に対する適切な処置を使用
者に促すことができることから、又は、排水の回数が設
定回数に達したとき給湯器からの湯水供給が停止されて
運転終了に至ることから、先述の従来装置の如くいつま
でも低温湯水が供給されて、いつまでも排水が繰り返さ
れるといったことを防止できる。
また、そのような異常報知や運転終了をもって給湯異
常に対する適切な処置を使用者に促すことができること
で、給湯器の故障の早期発見及び早期補修にも有効とな
る。
しかも、湯水使用装置が本来備える湯水受け入れ貯留
部(例えば、食器洗浄機や自動洗濯機における洗浄
槽)、及び、排水手段を利用して、換言すれば、供給湯
温が所定要求温に達するまでの繰り返し排水動作を利用
して、その排水の回数に基づき給湯異常を検出するか
ら、例えば、湯水流量を測定する専用流量計を付加装備
して、その専用流量計と湯温センサとの検出情報に基づ
き給湯異常を検出する構成を採るに比べ、装置構成を簡
略化することができる。
その上、このように排水回数に基づき給湯異常を検出
する検出形態を採れば、給湯器と湯使用装置とを接続す
る給湯路の配管長の違いなどによる残留水量の違いに対
し、上記設定回数の回数値の設定変更だけで容易に対応
することができる。
〔実施例〕
次に実施例を説明する。
第1図において(1)は給湯器、(2)は湯使用装置
の一例としての食器洗浄機であり、給湯器(1)からの
給湯路(3)は、食器洗浄機(2)と出湯栓(4)とに
分岐接続してある。
給湯器(1)はバーナ(5)、フィンチューブ型の熱
交換器(6)、ファン(7)、及び、運転制御を司る制
御部(8)を備え、制御部(8)は、給湯器電源(9)
が投入され、かつ、後述の運転スイッチによりON状態に
切り換えられた状態において下記(イ),(ロ),
(ハ)の如く給湯器(1)を運転制御する。
(イ)食器洗浄機(2)における給湯電磁弁(10)の開
弁、あるいは、出湯栓(4)の開栓による給水路(11)
での流水開始が流水検出手段(12)により検出される
と、制御部(8)における燃焼シーケンス回路部(8a)
により、ファン(7)が起動されると共に、ガス弁(1
3)が開弁され、かつ、点火プラグ(14)がONされてバ
ーナ(5)が着火し、給湯が開始される。
(ロ)そして、給湯中は制御部(8)におけるPID温調
回路部(8b)が、後述の湯温指定部により指定された要
求温(ts)と出湯温センサ(15)により検出される検出
出湯温(to)との偏差に基づき出湯温(to)を指定要求
温(ts)に調整維持するように、比例弁(16)の開度調
整をもって燃料供給量を調整する。
(ハ)その後、食器洗浄機(2)における給湯電磁弁
(10)、及び、出湯栓(4)の両方が閉じられた状態と
なって流水検出手段(12)が流水非検知状態となると、
燃焼シーケンス回路部(8a)により、ガス弁(13)が閉
弁されてバーナ(5)が消火すると共に、ファン(7)
が停止され、給湯運転停止状態となる。
図中(R)は出湯栓(4)近くに配設される給湯器用
リモートコントローラであり、このリモートコントロー
ラ(R)は、給湯器(1)の制御部(8)に対する指令
付与手段として、給湯器(1)の制御部(8)をON・OF
Fする運転スイッチ(17)、及び、前述の要求温(ts)
を指定する湯温指定部(18)を備えると共に、表示手段
として、給湯器(1)の制御部(8)がON状態にあるこ
とを点灯表示する運転ランプ(19)、給湯器(1)が燃
焼運転状態にあることを点灯表示する燃焼ランプ(2
0)、及び、複数ランプの択一的点灯をもって要求温(t
s)を表示する湯温表示部(21)を備えている。
リモートコントローラ(R)における湯温指定部(1
8)は、同第1図及び第2図に示すように、給湯器
(1)における前記出湯温センサ(15)としてのサーミ
スタに直列接続される可変抵抗(22)、この可変抵抗
(22)を抵抗値増大側に調整する昇温用タクトスイッチ
(23a)、及び、可変抵抗(22)を抵抗値減少側に調整
する降温用タクトスイッチ(23b)を備え、可変抵抗(2
2)の抵抗値調整により給湯器(1)の制御部(8)に
おけるPID温調回路部(8b)への入力電圧レベルを変更
調整することをもって要求温(ts)を指定変更するよう
に構成してある。
一方、食器洗浄機(2)は、洗浄ノズル(24)を内装
した洗浄槽(25)、洗浄槽(25)における貯留湯を循環
路(26)を介して洗浄ノズル(24)に循環供給する循環
ポンプ(27)、洗浄槽(25)における貯留湯を排水路
(28)を介して排出する排水ポンプ(29)、乾燥用のヒ
ータ(30)、及び、運転制御を司る制御部(31)を備
え、基本的には給湯電磁弁(10)を開弁しての洗浄槽
(25)への注湯、循環ポンプ(27)を運転しての洗浄ノ
ズル(24)からの湯噴出、及び、排水ポンプ(29)を運
転しての排水をその順に繰返すことにより洗浄、及び、
それに続く複数回のすすぎを行い、その後、乾燥用ヒー
タ(30)をONして乾燥を行うようにしてある。
食器洗浄機(2)における上記制御部(31)は、スタ
ートスイッチ(32)がON操作されるとシーケンス制御を
開始するシーケンス回路部(31a)と、そのシーケンス
回路部(31a)からの指令に基づき給湯器(1)の制御
部(8)に対して指令を付与する指令付与回路部(31
b)とを備え、そして、この指令付与回路部(31b)に
は、給湯器(1)の制御部(8)をON・OFFする運転ス
イッチ(33)、要求温(ts)を指定する湯温指定部(3
4)、及び、この食器洗浄機側の湯温指定部(34)から
要求温(ts)を指定する状態と前述のリモートコントロ
ーラ(R)における湯温指定部(18)から要求温(ts)
を指定する状態とに湯温指定状態を切換る選択スイッチ
(35)を設けてある。
食器洗浄機側の運転スイッチ(33)とリモートコント
ローラ側の運転スイッチ(17)とは給湯器側制御部
(8)の燃焼シーケンス(8a)に対して並列接続してあ
り、両運転スイッチ(17),(33)のいずれか一方、又
は、両方がONの状態において給湯器側制御部(8)をON
状態とするようにしてある。
食器洗浄機側の湯温指定部(34)は、給湯器(1)に
おける出湯温センサ(15)としてのサーミスタに直列接
続される2個の抵抗(36a),(36b)、及び、それら2
個の抵抗(36a),(36b)のうち一方の抵抗(36b)の
両端を短絡する切換スイッチ(37)を備え、この切換ス
イッチ(37)のON・OFFにより給湯器側制御部(8)に
おけるPID温調回路部(8b)への入力電圧レベルを2段
に切換えることをもって、要求温(ts)を高低2段に指
定変更するように構成してある。
前記選択スイッチ(35)は、給湯器(1)における出
湯温センサ(15)としてのサーミスタに対して、食器洗
浄機側湯温指定部(34)の抵抗(36a),(36b)を直列
接続する状態と、リモートコントローラ側湯温指定部
(18)の可変抵抗(22)を直列接続する状態とに接続状
態を択一的に切換えることをもって、要求温(ts)指定
を食器洗浄機側湯温指定部(34)から行う状態とリモー
トコントローラ側湯温指定部(18)から行う状態とに湯
温指定状態を切換えるものとしてある。
食器洗浄機側制御部(31)におけるシーケンス回路部
(31a)は、前述の洗浄、複数回のすすぎ、及び、乾燥
の各工程を進行させるシーケンス制御を実行すると共
に、給湯器(1)からの供給湯水の温度を検出すべく給
湯電磁弁(10)付近に付設した給湯温センサ(38)の検
出給湯温(ty)と、食器洗浄機側の湯温指定部(34)か
ら指定した要求温(ts)とに基づき、洗浄、及び、各す
すぎの夫々において洗浄槽(25)へ注湯する際、給湯温
センサ(38)の検出給湯温(ty)が指定要求温(ts)未
満の状態での湯水の供給量(Q)が設定量(Qs)以上と
なったとき、給湯器(1)の故障等による給湯異常であ
ると判定して所定の異常対策制御を実行する構成として
ある。
上記異常対策制御の実行について更に具体的には、シ
ーケンス回路部(31a)は、給湯温センサ(38)の検出
給湯温(ty)がそのときの指定要求温(ts)未満の状態
では、洗浄槽(25)(特許請求の範囲における貯留部の
一例)に受入れた供給湯水の貯留量が所定満水量(q)
となって洗浄槽(25)に付設装備のフロートスイッチ
(39)がONするごとに貯留湯水を排出すべく排水ポンプ
(29)(特許請求の範囲における排水手段の一例)を運
転制御し、そして、給湯温センサ(38)の検出給湯温
(ty)が指定要求温(ts)未満の状態での湯水供給量
(Q)が前記設定量(Qs)異常となったことの判定につ
いては、上述所定満水量(q)に達するごとの排水の回
数(n)が設定回数(ns)に至ることをもって判定する
ようにしてある。
尚、前記設定量(Qs)は、指定要求温(ts)未満で洗
浄槽(25)に供給されることがやむを得ない給湯路
(3)内残水の量よりも多少大きい値で、かつ、 Qs=q×ns の関係を満足するように設定してある。
シーケンス回路部(31a)による制御を第3図
(a),(b)に示すフローチャートに基づき説明する
と、ステップ1(S1)でスタートスイッチ(32)がONさ
れると、ステップ2(S2)で排水ポンプ(29)を所定時
間運転し、洗浄槽(25)内の残留水を排水する。
排水が完了するとステップ3(S3)で給湯電磁弁(1
0)を開弁すると共に、ステップ4(S4)で食器洗浄機
側の運転スイッチ(33)のON、選択スイッチ(35)のON
(食器洗浄機側湯温指定部(34)から湯温指定を行う側
への切換)、及び、切換スイッチ(37)のON(低要求温
(例えばts=60℃)を指定する側への切換)を行い、こ
の食器洗浄機側指令付与回路部(31b)からの指令付与
をもって給湯器(1)から食器洗浄機(2)への低要求
温(ts)での給湯を開始させる。
給湯開始後、指定低要求温(ts)の湯が食器洗浄機
(2)に到達するまでの間には給湯路(3)における残
留水が洗浄槽(25)に供給されてしまうことから、ステ
ップ5(S5)において、給湯温センサ(38)による検出
給湯温(ty)が指定低要求温(ts)に達したか否かを判
別し、そして、検出給湯温(ty)が指定低要求温(ts)
未満の場合は、ステップ6(S6)にてフロートスイッチ
(39)が洗浄槽(25)の満水を検出した否かを判別し
て、未だ満水非検出の場合にはステップ5(S5)に戻
り、一方、満水検出の場合にはステップ7(S7)にて給
湯電磁弁(10)を開弁して給湯を一時停止させた状態
で、ステップ8(S8)にて排水ポンプ(29)を所定時間
運転して洗浄槽(25)内の貯留湯水を排水し、その後、
ステップ9(S9)にてステップ8(S8)での排水の回数
(n)が前記の設定回数(ns)に達したか否かを判別し
て、設定回数(ns)に未だ至っていないときにはステッ
プ3(S3)へ戻り、又、設定回路(ns)に至ったときに
は異常対策制御実行側〔A〕へ移行する。
ステップ5(S5)で検出給湯温(ty)が指定低要求温
(ts)以上となると、ステップ10(S10)で給湯電磁弁
(10)を開弁し、そして、給湯路(3)からの残留水の
流入により洗浄槽(25)内の貯留湯温が指定低要求温
(ts)に至っていない可能性があることからステップ11
(S11)で再度排水ポンプ(29)を所定時間運転して、
洗浄槽(25)内の貯留湯を一旦排出してしまう。
排水が完了するとステップ12(S12)で給湯電磁弁(1
0)を開弁して再度洗浄槽(25)への注湯を行い、ステ
ップ13(S13)でフロートスイッチ(39)が満水を検出
すると、ステップ14(S14)で給湯電磁弁(10)を開弁
して、ステップ15(S15)で食器洗浄機側運転スイッチ
(33)をOFFすると共に選択スイッチ(35)をOFF(リモ
ートコントローラ側湯温指定部(18)から湯温指定を行
う側への切換)する。
そして、ステップ16(S16)で循環ポンプ(27)を所
定時間運転し、洗浄槽(25)内の貯留湯を洗浄ノズル
(24)に循環供給して洗浄ノズル(24)から湯噴出させ
る形態での洗浄運転を行う。
所定時間の洗浄運転が完了すると、ステップ17(S1
7)で排水ポンプ(29)を所定時間運転して洗浄槽(2
5)内の洗浄使用済貯留湯を排水し、この排水が完了す
ると、ステップ18(S18)で給湯電磁弁(10)を開弁す
ると共に食器洗浄機側運転スイッチ(33)、及び、選択
スイッチ(35)をONして、すすぎのための低要求温(t
s)での給湯を開始させる。
この給湯開始後、前述ステップ5(S5)と同様にステ
ップ19(S19)で給湯温センサ(38)による検出給湯温
(ty)が指定低要求温(ts)に達したか否かを判別し、
検出給湯温(ty)が指定低要求温(ts)未満の場合は前
述ステップ(S5)に続くステップ6(S6)からステップ
9(S9)と同様の動作をステップ20(S20)からステッ
プ23(S23)で実行し、ステップ23(S23)にての判別結
果としてステップ22(S22)での排水の回数(n)が設
定回数(ns)に至ったときには異常対策制御実行側
〔A〕へ移行する。一方、検出給湯温(ty)が指定低要
求温(ts)以上となると、前述ステップ10(S10)から
ステップ15(S15)と同様の一連動作(洗浄槽(25)内
の貯留湯を一旦排水した後、再び洗浄槽(25)に注湯す
る動作)をステップ24(S24)からステップ28(S28)で
実行した後、ステップ29(S29)で循環ポンプ(27)を
所定時間運転して洗浄ノズル(24)からの湯噴出による
すすぎ運転を行う。
そして、上記の初回すすぎ運転が完了すると、ステッ
プ30(S30)にて前記ステップ17(S17)からステップ29
(S29)のすすぎ用工程を所定回数繰り返し、すすぎを
複数回行う。
ステップ30(S30)での複数回すすぎが完了すると、
ステップ31(S31)で排水ポンプ(29)を所定時間運転
して洗浄槽(25)内のすすぎ使用済貯留湯を排水し、こ
の排水が完了すると、ステップ32(S32)で給湯電磁弁
(10)を開弁すると共に、食器洗浄機側運転スイッチ
(33)のON、選択スイッチ(35)のON、及び、切換スイ
ッチ(37)のOFF(高要求温(例えばts=80℃)を指定
する側への切換)を行い、この指令付与をもって給湯器
(1)から食器洗浄機(2)への高要求温(ts)での給
湯を開始させる。
そして、給湯路(3)の残留水を配慮して前述のステ
ップ5(S5)やステップ19(S19)と同様にステップ33
(S33)で給湯温センサ(38)による検出給湯温(ty)
が指定高要求温(ts)に達したか否かを判別し、検出給
湯温(ty)が指定高要求温(ts)未満の場合は前述のス
テップ6(S6)からステップ9(S9)、ないし、ステッ
プ20(S20)からステップ23(S23)と同様の動作をステ
ップ34(S34)からステップ37(S37)で実行し、ステッ
プ37(S37)にての判別結果としてステップ36(S36)で
の排水の回数(n)が設定回数(ns)に至ったときには
異常対策制御実行側〔A〕へ移行する。一方、検出給湯
温(ty)が指定高要求温(ts)以上となると、前述のス
テップ10(S10)からステップ15(S15)、ないしステッ
プ24(S24)からステップ28(S28)と同様の一連動作
(洗浄槽(25)内の貯留湯を一旦排水した後、再び洗浄
槽(25)に注湯する動作)をステップ38(S38)からス
テップ42(S42)で実行した後、ステップ43(S43)で循
環ポンプ(27)を所定時間運転し、洗浄槽(25)におけ
る指定高要求温(ts)の貯留湯を洗浄ノズル(24)に循
環供給して洗浄ノズル(24)から湯噴出させる形態での
高温すすぎ運転を最終的なすすぎとして行う。
高温すすぎ運転が完了すると、ステップ44(S44)で
排水ポンプ(29)を所定時間運転して洗浄槽(25)内の
すすぎ使用済貯留湯を排水し、その後、ステップ45(S4
5)で所定時間、乾燥用ヒータ(30)をONして乾燥運転
を行った後、運転を終了する。
ステップ9(S9)、ステップ23(S23)、ステップ37
(S37)のいずれかでの判別の結果、異常対策制御実行
側〔A〕へ移行した場合は、給湯異常対策として、ステ
ップ46(S46)で食器洗浄器側運転スイッチ(33)及び
選択スイッチ(35)をOFFすると共に、ステップ47(S4
7)で警報回路(31c)を作動させて給湯異常を報知し、
その後、運転を終了する。
他方、出湯栓(4)側での湯使用については、リモー
トコントローラ(R)における運転ランプ(19)が点灯
している状態(換言すればリモートコントローラ側運転
スイッチ(17)をON操作した状態、ないし、食器洗浄機
側運転スイッチ(33)からONとなっている状態)にて出
湯栓(4)を開栓することにより、給湯器(1)から出
湯栓(4)への給湯を開始できる。
そして、この出湯栓(4)への給湯において、食器洗
浄機(2)の指令付与回路部(31b)における選択スイ
ッチ(35)がOFFとなっているときには、リモートコン
トローラ(R)における昇温用タクトスイッチ(23a)
及び降温用タクトスイッチ(23b)の操作により指定し
た所望要求温(ts)での給湯を出湯栓(4)で受けるこ
とができ、又、食器洗浄機(2)の運転上、選択スイッ
チ(35)がONとなっているときには、リモートコントロ
ーラ側湯温指令部(18)からの要求温(ts)指定に対し
て食器洗浄機側湯温指令部(34)からの要求温(ts)指
定が優先されることから、食器洗浄機側湯温指定部(3
4)からの指定要求温(ts)(前記の指定低要求温ない
し指定高要求温)での給湯を出湯栓(4)で受けること
ができる。
〔別実施例〕
次に別実施例を列記する。
前述実施例における設定回数(ns)を装置設置条件等
に応じて設定変更できるようにしてもよい。
給湯異常がなかった場合における、検出温(ty)が所
定要求温(ts)未満の状態での湯水供給量(Q)又は供
給時間の実測に基づいて、前述実施例における設定回数
(ns)を自動初期設定あるいは自動補正させるようにし
てもよい。
また、この形態での自動補正を、前述実施例における
洗浄、複数回のすすぎの一連工程において、前段工程で
の湯水供給量(Q)又は供給時間の実測に基づき後段工
程に適用するようにしてもよい。
本発明は食器洗浄機に限らず、例えば自動洗濯機等の
種々の湯使用装置に適用できる。
尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にする
為に符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構
造に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本発明の実施例を示し、第1図は
設備構成図、第2図は回路図、第3図(a),(b)は
フローチャートである。 (1)……給湯器、(25)……貯留部、(29)……排水
手段、(38)……湯温センサ、(ty)……検出温、(t
s)……所定要求温、(q)……所定貯留量、(n)…
…排水回数、(ns)……設定回数。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−168428(JP,A) 特開 昭63−197429(JP,A) 特開 昭61−174983(JP,A) 特開 平3−131220(JP,A) 特開 平3−131221(JP,A) 実開 平3−99549(JP,U) 実開 昭63−183959(JP,U) 特公 昭59−47820(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A47L 15/42,15/46 F24H 1/10

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】給湯器(1)から供給される湯水を受け入
    れ貯留する貯留部(25)、及び、その貯留部(25)から
    貯留湯水を排水する排水手段(29)を備える湯使用装置
    であって、 前記給湯器(1)から供給される湯水の温度を検出する
    湯温センサ(38)を設け、 その湯温センサ(38)の検出温(ty)が所定要求温(t
    s)未満の状態では、前記貯留部(25)に受け入れた湯
    水の貯留量が所定貯留量(q)に達するごとに、前記貯
    留部(25)の貯留湯水を排水するように前記排水手段
    (29)を制御し、 かつ、この所定貯留量(q)に達するごとの排水の回数
    (n)が設定回数(ns)に至ったときには、給湯異常で
    あるとして、異常報知を行う、又は、前記給湯器(1)
    からの湯水供給を停止して運転を終了する制御手段(31
    a)を設けてある湯使用装置。
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