JP3122079B2 - 洗濯注水装置 - Google Patents

洗濯注水装置

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JP3122079B2 JP10157593A JP15759398A JP3122079B2 JP 3122079 B2 JP3122079 B2 JP 3122079B2 JP 10157593 A JP10157593 A JP 10157593A JP 15759398 A JP15759398 A JP 15759398A JP 3122079 B2 JP3122079 B2 JP 3122079B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、上水や浴槽残水を
加熱する給湯装置を用いて洗濯機に注水する洗濯注水装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、浴槽残水を洗濯に用いるため、風
呂から洗濯機に注水するための注水機構が提案されてい
る。例えば、給湯機と浴槽との間を接続した湯循環パイ
プに、浴槽又は洗濯機に注水する経路を切り換える注水
機構を分岐接続した構成のものがある。
【0003】これは、注水機構を操作して注水経路の切
換えとともに注水時間の設定を行い、給湯機側の強制循
環系から洗濯機に注水を行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の洗濯注水は、浴
槽残水を洗濯機に注水する程度であり、洗濯機への注水
量をタイマ等で時間設定しているので、配管条件やポン
プに加わる電圧変動等で流量が変化するため、洗濯に必
要な注水量が得られない等の不都合がある。
【0005】また、洗濯注水中に給湯機から炊事場や風
呂へ給湯する場合、給湯機から炊事場や風呂への給湯中
に洗濯注水をしたい場合には、給湯使用量の増加による
給湯量の変化や、湯温特性の不安定化等、洗濯機への注
水が不確実となり、洗濯ができないおそれがある。
【0006】そこで、本発明は、一般的な給湯と洗濯機
への注水との併用を可能にし、安定した給湯及び洗濯注
水において温度管理を実現した洗濯注水装置を提供する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の洗濯注水装置
は、上水又は浴槽残水の何れかを洗濯機(全自動洗濯機
6)に供給する洗濯注水装置であって、上水を加熱して
出湯し、又は前記浴槽残水を加熱するとともに、前記上
水又は前記浴槽残水を非加熱の状態で通過させる給湯手
段(給湯機2)、洗濯注水手段(洗濯注水機構7)、制
御手段(コントローラ18、23)を備えて、第1の熱
交換器(給湯用熱交換器8)により給湯をしているか否
かを判定し、前記第1の熱交換器により給湯していない
場合には第1の注湯温度又は第2の注湯温度で前記洗濯
機に注湯し、前記第1の熱交換器により給湯している場
合には前記第1の熱交換器による出湯温度を前記第1の
注湯温度に変更して給湯させ、かつ前記洗濯機に前記第
1の注湯温度で注湯することとした。
【0008】本発明の洗濯注水装置は、上水又は浴槽残
水の何れかを洗濯機(全自動洗濯機6)に供給する洗濯
注水装置であって、前記上水を加熱して給湯する第1の
熱交換器(給湯用熱交換器8)、浴槽(3)から浴槽残
水をポンプ(循環ポンプ11)により吸い出して加熱す
る第2の熱交換器(追焚用熱交換器12)を備えて前記
上水を加熱して出湯し、又は前記浴槽残水を加熱すると
ともに、前記上水又は前記浴槽残水を非加熱の状態で通
過させる給湯手段(給湯機2)と、この給湯手段と前記
浴槽とを結ぶ配管経路に切換弁(流路切換弁16、1
7、21)を介在させて分岐した洗濯注水手段(洗濯注
水機構7)と、第1の注湯温度と、この第1の注湯温度
より低く特定の繊維に対応する第2の注湯温度とを選択
的に切り換えるスイッチ(ウールスイッチ32)を有
し、前記第1の熱交換器により給湯をしているか否かを
判定し、前記第1の熱交換器により給湯していない場合
には前記第1の注湯温度又は前記第2の注湯温度で前記
洗濯機に注湯し、前記第1の熱交換器により給湯してい
る場合には前記第1の熱交換器による出湯温度を前記第
1の注湯温度に変更して給湯させ、かつ前記洗濯機に前
記第1の注湯温度で注湯する制御手段(コントローラ1
8、23)とを備えたことを特徴とする。
【0009】このような構成としたことにより、洗濯機
への注水か給湯かの何れを選択しても、給湯温度が第1
の注湯温度か否かを判定することにより洗濯機への注水
を行うか否か、洗濯注水側で第2の注湯温度が設定され
ている場合には、洗濯機への注湯を待機させるので、常
に、給湯手段の給湯能力に応じた給湯又は洗濯注水が行
われ、温水量の変動、湯温の変動の抑制とともに、所望
温度で且つ充分な量の温水を洗濯機へ注水することが可
能となる。しかも、高温給湯中の場合には、洗濯機への
注水を待機するので、洗濯機や洗濯物を損傷することも
ない。
【0010】この発明の洗濯注水装置において、前記制
御手段は、前記第2の注湯温度を設定した場合、前記第
1の熱交換器により高温給湯中のとき、前記洗濯機への
注湯を待機させることを特徴とする。即ち、高温給湯中
の場合には、洗濯機への注水を待機させ、洗濯機や洗濯
物を防護する。
【0011】この発明の洗濯注水装置において、前記制
御手段は、前記浴槽残水を洗濯機に供給している場合
に、その流水量が所定量以下の場合、前記洗濯機への給
水を上水に切り換えることを特徴とする。このような構
成により、洗濯機が必要とする注湯量を確保する。
【0012】また、この発明の洗濯注水装置において、
前記制御手段は、前記浴槽残水を前記第2の熱交換器で
加熱して洗濯機に供給している場合に、その流水量が所
定量以下の場合、前記洗濯機への給水を上水に切り換え
るとともに、前記第1の熱交換器でその上水を加熱させ
ることを特徴とする。即ち、必要な注湯量を確保すると
ともに、上水の加熱は第1の熱交換器で加熱するように
している。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示した実施
形態を参照して詳細に説明する。
【0014】図1は、本発明の洗濯注水装置の一実施形
態を示している。風呂装置1は、給湯機2と浴槽3とを
湯循環パイプを構成する往き管4及び戻り管5により連
結され、往き管4に対して給湯機2から全自動洗濯機6
又は浴槽3に至る給水経路を切り換える洗濯注水機構7
が設けられている。
【0015】給湯機2は、第1の熱交換器として給湯用
熱交換器8、湯水混合弁9、大気開放タンク10、循環
ポンプ11、第2の熱交換器として追焚用熱交換器12
を具備する。
【0016】湯水混合弁9は給湯用熱交換器8の上流側
からの冷水と給湯用熱交換器8の下流側からの温水とを
混合し、温度設定にかかる給湯温度に調節するものであ
る。また、給湯用熱交換器8の上流側には、第1の流量
センサ13が設けられ、湯水混合弁9の下流側に分岐接
続した大気開放タンク10に至る温水供給路に開閉弁1
4を介して第2の流量センサ15が設けられている。こ
れら流量センサ13、15は、それぞれ、上水道から供
給される冷水の流量、浴槽3または全自動洗濯機6に供
給される温水または冷水の流量を検出するもので、流量
センサ13、15のオン/オフと、流量の差から洗濯中
か他の箇所へ給湯中かの判断が行われる。即ち、洗濯注
水のみの場合、流量センサ13により検出される給湯機
2への総給水量V1=流量センサ15により検出される
全自動洗濯機6への給水量V2となり、他の箇所への給
湯、即ち、一般給湯の場合には、V1>V2となる。
【0017】大気開放タンク10の下流側には、第1の
流路切換弁16、循環ポンプ11を介して追焚用熱交換
器12に至る流路と、流路切換弁16の上流側から分岐
して、追焚用熱交換器12の下流側に設けられた第2の
流路切換弁17に至る流路が形成されており、これら流
路切換弁16、17による流路切換え動作によって、給
湯経路や、追焚戻り経路が形成される。
【0018】そして、給湯機2を構成する構成要素は、
コントローラ18の制御指令により、制御される。この
コントローラ18は、他の箇所へ給湯機2から給湯する
ための操作部としての給湯リモコン19、洗濯注水機構
7の操作部である洗濯注水リモコン20からの運転制御
指令を取り込み、洗濯注水機構7との間で制御指令を授
受する。
【0019】洗濯注水機構7は、第3の流路切換弁2
1、流水センサ22を有し、コントローラ23の制御下
に、給湯機2からの温水を浴槽3へ供給する流路と、流
路切換弁21、流水センサ22を介して全自動洗濯機6
へ供給する流路とを選択的に切り換える。
【0020】全自動洗濯機6は、注水口に電磁弁24を
有している。なお、全自動洗濯機6は、注水から、洗
い、すすぎ、脱水等の動作手順を自動的に実行する他、
如何なる動作手順を有するものでもよい。
【0021】次に、図2は、洗濯注水機構7に設けられ
ている洗濯注水リモコン20を示している。この洗濯注
水リモコン20は、運転スイッチ25、待機スイッチ2
6、洗いスイッチ27、すすぎスイッチ28、OFFス
イッチ29を備えている。
【0022】運転スイッチ25は、給湯機2の運転を開
始、終了させるものである。待機スイッチ26は、給湯
機2からの流路を全自動洗濯機6と浴槽3とに切り換え
るものであり、オン状態において全自動洗濯機6へ供給
する流路が形成され、全自動洗濯機6の運転開始に追従
する。洗いスイッチ27は、操作することにより、全自
動洗濯機6の洗いモードの際に、全自動洗濯機6に注水
すべき水を、第1の注湯温度である湯、水、加熱
した浴槽残水、浴槽残水の何れかを選択し、表示部3
0に表示する。すすぎスイッチ28は、すすぎモードの
際に、湯、水の何れかを選択するもので、表示部3
1に表示する構成である。OFFスイッチ29は、待機
スイッチ26のオン状態を強制的にオフとするものであ
る。
【0023】洗濯注水リモコン20は、特定の繊維に対
する第2の注湯温度を設定するためのウールスイッチ3
2を有し、洗いモード、すすぎモード何れの場合でも、
温水の洗濯適合温度の比較的低いウール(適温25℃〜
30℃)に対応するようになっている。
【0024】次に、動作を説明する。
【0025】洗濯注水リモコン20の運転スイッチ25
をオンにし、給湯機2の運転を開始する。待機スイッチ
26をオンにし、全自動洗濯機6へ供給する流路を切り
換えて注水手順が実行される状態にする。この場合、
(1) 全自動洗濯機6の運転中に給湯機2から他の箇所へ
給湯、(2) 給湯機2から他の箇所へ給湯中に全自動洗濯
機6の運転の何れかを実行することができる。
【0026】前記(1) の全自動洗濯機6の運転中に給湯
機2から他の箇所へ給湯を行う場合の手順を図3及び図
5を参照しながら説明する。
【0027】先ず、図3は、洗濯に移行するための制御
フローを示しており、洗いスイッチ27をONとする
と、ステップS1では流水センサ22が3リットルの流
水を検知したか否かを判定し、3リットルの流水がある
場合に、ステップS3に移行し、他栓が閉(風呂給湯や
炊事場給湯等への給湯なし)か否かを判定する。3リッ
トルの流水がない場合には、ステップS2に移行し、浴
槽残水又はその加熱した湯を注湯する。ステップS3で
他栓が閉の場合には、ステップS4に移行して洗濯を継
続し、他栓が閉でない場合にはステップS5に移行して
給湯温度が45℃か否かを判定する。45℃以下の場合
には、ステップS6に移行してウールスイッチ32がO
FFか否かを判定し、ウールスイッチ32がOFFの場
合にはステップS7に移行して給湯状態を維持しなが
ら、洗濯注水を同時に行う。ウールスイッチ32がON
の場合には、ステップS8に移行して給湯状態を優先
し、ウール用注水、即ち、第2の注湯温度の注水を待機
状態とする。また、ステップS5で45℃以下でない場
合には、ステップS9に移行してウールスイッチ32が
OFFか否かを判定し、ウールスイッチ32がOFFの
場合にはステップS10に移行して洗濯注湯を優先し、
45℃以下の洗濯注湯及び給湯を行う。また、ウールス
イッチ32がONの場合にはステップS11に移行して
給湯状態を優先し、ウール用注水、即ち、第2の注湯温
度の注水を待機状態とする。
【0028】そこで、全自動洗濯機6の洗いモードの
際、全自動洗濯機6への注水を洗いスイッチ27によ
り、湯、水、浴槽残水の加熱、浴槽残水の何れ
かを選択することができる。また、ウールスイッチ32
をオンすることにより、第2の注湯温度である25℃〜
30℃の温水を注水することができる。
【0029】ここで、湯か、ウールスイッチ32のオ
ンにより、25℃〜30℃の温水が選択されて注水を行
い、流量センサ13により検出される給湯機2への総給
水量V1と流量センサ15により検出される全自動洗濯
機6への給水量V2とから洗濯使用中か他の箇所へ給湯
中かの判断を行う。即ち、V1=V2であれば洗濯注水
のみ行われているとして、洗濯手順を続行する。一方、
V1>V2であれば、給湯中であるとして、給湯温度が
第1の注湯温度である所定温度(45℃)との比較判断
を行う。
【0030】ここで、第1の注湯温度である温度45℃
の根拠を説明する。給湯機2から出湯される温水温度を
高いまま(60℃以上)で洗濯機に給水すると、洗濯機
は合成樹脂製であるので熱劣化を起こし、洗濯機を傷め
てしまう。また、洗濯対象物も高温水によって痛む。さ
らに、蛇口と洗濯機とを結合しているホースは50℃以
上の温水が連続して通流されると、破裂したり、脱落し
たりする。以上の点を勘案して、所定温度を45℃とし
て設定し、この温度を閾値として定めたのである。
【0031】温度設定が45℃以下であれば、ウールス
イッチ32をオンしてお湯洗いウールが設定されたか
否かの判断を行う。即ち、お湯洗いウールが設定され
ていれば、給湯優先として他所へ給湯を行い、ウールに
適合した温水温度(25℃〜30℃)の注水を停止し、
待機状態とする。一方、ウールスイッチ32がオフであ
れば、給湯優先とするとともに、他所へ給湯される温水
のままで洗濯注水が同時に行う。温度設定が45℃以上
であってウールスイッチ32がオンであれば、給湯優先
として他所へ給湯を行い、ウールに適合した温水温度
(25℃〜30℃)の注水を停止し、待機状態とする。
ウールスイッチ32がオフであれば、洗濯優先として給
湯設定温度を45℃以下とし、他の箇所へ同時給湯を実
行する。
【0032】次に、前記(2) の給湯機2から他の箇所へ
給湯中に全自動洗濯機6の運転を行う場合の手順を図4
及び図5を参照しながら説明する。
【0033】図4は、他栓の使用中の制御フローを示し
ており、ステップS20で洗いスイッチ27をONとす
ると、ステップS21に移行して給湯温度が45℃か否
かを判定する。45℃以下の場合には、ステップS22
に移行してウールスイッチ32がOFFか否かを判定
し、ウールスイッチ32がOFFの場合にはステップS
23に移行して給湯状態を維持しながら、洗濯注水も同
時に行う。ウールスイッチ32がONの場合には、ステ
ップS24に移行して給湯状態を優先し、ウール用注
水、即ち、第2の注湯温度の注水を待機状態とする。ま
た、ステップS21で45℃以下でない場合には、ステ
ップS25に移行してウールスイッチ32がOFFか否
かを判定し、ウールスイッチ32がOFFの場合にはス
テップS26に移行して洗濯を優先し、第1の注湯温度
(45℃以下)の洗濯注湯及び給湯を行う。また、ステ
ップS25でウールスイッチ32がONの場合にはステ
ップS27に移行して給湯注湯を優先し、ウール用注水
を待機状態とする。
【0034】給湯機2から他の箇所へ給湯中に全自動洗
濯機6を作動した場合、温度設定にかかる給湯温度と所
定温度(45℃)との比較判断をして、温度設定が45
℃以下であることが判明すると、次に、ウールスイッチ
32をオンしてお湯洗いウールが設定されたか否かの
判断を行う。ウールスイッチ32がオンでなければ、給
湯を優先とするとともに、給湯温度と同じ温度で全自動
洗濯機6に同時注水を行う。また、ウールスイッチ32
をオンしてお湯洗いウールが設定された場合は、給湯
優先として他所へ給湯を行うとともに、ウールに適合し
た温水温度(25℃〜30℃)の注水を停止し、待機状
態とする。
【0035】他方、給湯温度の温度設定が45℃以上で
あるときは、先ず、ウールスイッチ32のオンオフをみ
てお湯洗いウールが設定されたか否かの判断を行う。
即ち、ウールスイッチ32がオンでなければ、洗濯優先
とするとともに、他所への設定温度を45℃以下とし
て、同時給湯を行う。
【0036】また、ウールスイッチ32をオンしてお
湯洗いウールが設定された場合は、給湯優先として他所
へ給湯を行うとともに、ウールに適合した温水温度(2
5℃〜30℃)の注水を停止し、待機状態とする。
【0037】このように、洗濯と給湯との何れが先行し
ても、全自動洗濯機6への注湯温度と他所への給湯温度
とを比較し、給湯か洗濯注水かを選択的に実行するの
で、給湯機2の能力に応じた給湯や洗濯注水を行うこと
ができ、温水量の変動、湯温の変動を抑制することがで
きる。
【0038】そして、以上の注水手順が実行された後、
洗いモードが終了すると、すすぎモードへと移行するわ
けであるが、すすぎモードにおいては、湯、水の何
れかを選択注水することができる。また、ウールスイッ
チ32をオンしてお湯洗いウールを設定することがで
き、ウールに適合した温水温度(25℃〜30℃)の注
水を行うことができる。この際、すすぎスイッチ28に
よって、湯かウールスイッチ32をオンしてお湯洗
いウールが選定されると、前述の洗いモードにおける注
水手順と同様の手順で注水又は給湯がなされる。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
洗濯機への注水か給湯かの何れを選択しても、給湯温度
が第1の注湯温度か否かを判定することにより洗濯機へ
の注水を行うか否か、洗濯注水側で第2の注湯温度が設
定されている場合には、洗濯機への注湯を待機させるの
で、常に、給湯手段の給湯能力に応じた給湯又は洗濯注
水を行うことができるので、温水量の変動、湯温の変動
の抑制とともに、所望温度で且つ充分な量の温水を洗濯
機へ注水することが可能となり、しかも、高温給湯中の
場合には、洗濯機への注水を待機するので、洗濯機や洗
濯物を損傷することもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の洗濯注水装置の一実施形態を示す図で
ある。
【図2】洗濯注水リモコンを示す正面説明図である。
【図3】洗濯注水を示すフローチャートである。
【図4】洗濯注水を示すフローチャートである。
【図5】温水温度に基づく給湯と洗濯注水の関係を示す
図である。
【符号の説明】
1 風呂装置 2 給湯機(給湯手段) 3 浴槽 6 全自動洗濯機 7 洗濯注水機構(洗濯注水手段) 8 給湯用熱交換器(第1の熱交換器) 11 循環ポンプ 12 追焚用熱交換器(第2の熱交換器) 13、15 流量センサ 16、17、21 流路切換弁 18、23 コントローラ(制御手段) 22 流水センサ 32 ウールスイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−129598(JP,A) 特開 平5−115680(JP,A) 特開 昭63−54196(JP,A) 実開 平3−119379(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D06F 1/00 - 51/02

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上水又は浴槽残水の何れかを洗濯機に供
    給する洗濯注水装置であって、 前記上水を加熱して給湯する第1の熱交換器、浴槽から
    浴槽残水をポンプにより吸い出して加熱する第2の熱交
    換器を備えて前記上水を加熱して出湯し、又は前記浴槽
    残水を加熱するとともに、前記上水又は前記浴槽残水を
    非加熱の状態で通過させる給湯手段と、 この給湯手段と前記浴槽とを結ぶ配管経路に切換弁を介
    在させて分岐した洗濯注水手段と、 第1の注湯温度と、この第1の注湯温度より低く特定の
    繊維に対応する第2の注湯温度とを選択的に切り換える
    スイッチを有し、前記第1の熱交換器により給湯をして
    いるか否かを判定し、前記第1の熱交換器により給湯し
    ていない場合には前記第1の注湯温度又は前記第2の注
    湯温度で前記洗濯機に注湯し、前記第1の熱交換器によ
    り給湯している場合には前記第1の熱交換器による出湯
    温度を前記第1の注湯温度に変更して給湯させ、かつ前
    記洗濯機に前記第1の注湯温度で注湯する制御手段と、 を備えたことを特徴とする洗濯注水装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記第2の注湯温度を
    設定した場合、前記第1の熱交換器により高温給湯中の
    とき、前記洗濯機への注湯を待機させることを特徴とす
    る請求項1記載の洗濯注水装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記浴槽残水を洗濯機
    に供給している場合に、その流水量が所定量以下の場
    合、前記洗濯機への給水を上水に切り換えることを特徴
    とする請求項1記載の洗濯注水装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、前記浴槽残水を前記第
    2の熱交換器で加熱して洗濯機に供給している場合に、
    その流水量が所定量以下の場合、前記洗濯機への給水を
    上水に切り換えるとともに、前記第1の熱交換器でその
    上水を加熱させることを特徴とする請求項1記載の洗濯
    注水装置。
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