JP2002357358A - 洗濯機注湯装置 - Google Patents

洗濯機注湯装置

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JP2002357358A
JP2002357358A JP2001166379A JP2001166379A JP2002357358A JP 2002357358 A JP2002357358 A JP 2002357358A JP 2001166379 A JP2001166379 A JP 2001166379A JP 2001166379 A JP2001166379 A JP 2001166379A JP 2002357358 A JP2002357358 A JP 2002357358A
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JP
Japan
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water
temperature
hot water
washing machine
pouring
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Application number
JP2001166379A
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English (en)
Inventor
Yoshikatsu Tsuji
佳克 辻
Yasushi Koketsu
安司 纐纈
Satoru Nakagawa
悟 中川
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Paloma Kogyo KK
Original Assignee
Paloma Kogyo KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 浴槽水温が低くても浴槽水を目標温度まで加
熱して洗濯機へ注湯することを目的とする。 【解決手段】 出湯温度Toが設定温度Tsより低い場
合には、ガス供給量を増加する比例制御を行い(S2
2)、ガス量が最大値になってもまだ出湯温度Toが低
い時には、循環ポンプ22の回転数を下げて風呂熱交換
器42を通る浴槽水の流量(つまり、注湯流量)を減少
させて(S30)出湯温度Toを上昇させる。この結
果、出湯温度Toが設定温度Tsより高くなってしまっ
た場合には、注湯流量を増加させて(S29)出湯温度
Toを低下させ設定温度Tsに近づける。一方、出湯温
度Toが設定温度Tsより高い場合には、ガス供給量を
減少する比例制御を行い(S22)、ガス量が最小値に
なってもまだ出湯温度Toが高い時には、風呂燃焼を停
止して(S26)、浴槽水を加熱せずそのまま洗濯機9
0へ注湯する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、浴槽水を加熱して
洗濯機へ注湯する洗濯機注湯装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、浴槽内の残り湯(浴槽水)や
給湯器から供給された湯を洗濯機に注湯するための洗濯
機注湯装置が知られている。こうした洗濯機注湯装置の
中には、循環加熱用ポンプを使って汲み上げた浴槽水を
風呂釜の風呂熱交換器で加熱して洗濯機へ注湯するタイ
プもあり、洗剤を溶かして洗浄力を最大限に発揮させて
いる。一般に洗濯機に供給される湯の温度は50℃以下
と指定されており、50℃を越える高温の湯が供給され
ると洗濯機が故障してしまうおそれがあると共に、洗濯
物も傷みやすくなる。このため、洗濯機への注湯に適し
た温度(例えば、40℃)以下に抑えるように、風呂熱
交換器を加熱する風呂バーナへの供給ガス量を制御して
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、洗濯機
注湯装置の設置条件や配管長さ等による圧力損失によ
り、洗濯機への注湯流量がまちまち(一般に4〜10リ
ットル/分)であり、また、風呂釜の風呂熱交換器を利
用しているため加熱能力が低く、ガス燃焼量の範囲に限
界がある。従って、注湯流量が多くなる設置条件におい
ては、浴槽水の温度が低い場合に、注湯温度が目標温度
(40℃)に達しないことがあった。この結果、洗浄力
が弱くて汚れが落ちにくいという不具合があった。本発
明の洗濯機注湯装置は上記課題を解決し、浴槽水温が低
くても浴槽水を目標温度まで加熱して洗濯機へ注湯する
ことを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明の請求項1記載の洗濯機注湯装置は、浴槽水をポンプ
により循環路に強制的に循環させ、該循環路中に設けた
熱交換器で浴槽水を加熱して追い焚きする循環加熱手段
と、上記熱交換器の下流側循環路から分岐して、洗濯機
への注湯流路を形成する洗濯注湯路と、上記熱交換器か
らの循環浴槽水の送り先を浴槽または上記洗濯機に切り
替える流路切替手段と、上記熱交換器を加熱するバーナ
の燃焼量を調整する加熱量制御手段と、上記ポンプの回
転数を調整する回転数調整手段と、上記熱交換器からの
循環浴槽水の出湯温度を検出する温度検出手段とを備
え、上記加熱量制御手段により上記出湯温度が設定温度
になるように制御し、それでも該出湯温度が該設定温度
より低い場合には、上記回転数調整手段により上記洗濯
機への注湯流量を減少させて該出湯温度が該設定温度に
なるように制御することを要旨とする。
【0005】上記構成を有する本発明の請求項1記載の
洗濯機注湯装置は、循環加熱手段により、浴槽水を熱交
換器へ送り設定温度に加熱して洗濯注湯路から洗濯機へ
注湯する。この際、出湯温度が設定温度より高い場合に
は、加熱量制御手段により熱交換器への加熱量を減少さ
せ、一方、出湯温度が設定温度より低い場合には、熱交
換器への加熱量を増加させて、出湯温度が設定温度にな
るように制御する。このように制御しても出湯温度が設
定温度より低い場合には、回転数調整手段によりポンプ
の回転数を下げて浴槽水の熱交換器への通過流量を減少
させる。従って、熱交換器から洗濯機に送られる注湯温
度は上昇する。このようにポンプの回転数を調整するこ
とにより、洗濯機への出湯温度が設定温度になるように
制御する。
【0006】
【発明の実施の形態】以上説明した本発明の構成・作用
を一層明らかにするために、以下本発明の洗濯機注湯装
置の好適な実施形態について説明する。
【0007】《第1実施形態》本発明の第1実施形態と
しての洗濯機注湯装置について図1〜図5を用いて説明
する。
【0008】図1は、本発明の一実施形態としての洗濯
機注湯機能付風呂給湯器1(以下、単に給湯器1と呼
ぶ)の概略構成図である。この給湯器1は、大別すると
循環加熱部40と給湯部50と洗濯注湯制御部60とか
ら構成される。
【0009】循環加熱部40は、浴槽水を加熱する風呂
熱交換器42と、浴槽水を風呂熱交換器42へ送る戻し
管46と、風呂熱交換器42で加熱された浴槽水を浴槽
20へ送る往き管47とで循環加熱回路を形成すると共
に、戻し管46と往き管47とを繋ぎ風呂熱交換器42
を迂回する風呂バイパス管34を備える。この戻し管4
6には、上流側から順に、追い焚き前の湯温を検知する
風呂入水サーミスタ24、浴槽水を循環させる循環ポン
プ22、この循環水の流れを確認する流水スイッチ23
が設けられる。一方、往き管47には、風呂熱交換器4
2の近傍に追い焚き後の湯温を検知する風呂出湯サーミ
スタ25が設けられる。風呂熱交換器42は、風呂燃焼
室49上部に設けられ、風呂バーナ41により加熱され
る。
【0010】給湯部50は、水道管に接続される給水管
56と、給水管56から供給される水を加熱する給湯熱
交換器52と、給湯熱交換器52で加熱された湯を送り
出す流路となる出湯管57とを備え、給湯熱交換器52
は、給湯燃焼室59上部に設けられ、給湯バーナ51に
より加熱される。尚、給湯バーナ51は、燃焼能力の異
なる3組のバーナからなり、燃焼量に応じて燃焼するバ
ーナが切り替えられる。給水管56には、上流から順
に、入水流量を検知する流量センサ26、入水温を検知
する給湯入水サーミスタ27、設定湯温が得られるよう
に通水流量を調整するモータ駆動式の水量制御弁28が
設けられ、出湯管57には、熱交換後の湯温を検知する
給湯熱交換器出口サーミスタ12が設けられる。
【0011】給水管56と出湯管57との間には、給湯
熱交換器52を迂回する給湯バイパス管36が接続さ
れ、この給湯バイパス管36を開閉するバイパス弁14
が設けられる。この給湯バイパス管36との接続箇所よ
り下流側の出湯管57には、給湯バイパス管36を通過
する水と熱交換後の湯との混合湯の温度を検知する給湯
出湯サーミスタ15が設けられ、そのさらに下流で、台
所等の給湯カラン21(一般給湯栓)に連通する一般給
湯配管37と接続される。また、浴槽20へ給湯するた
めの落とし込み管30が給湯出湯サーミスタ15より下
流の出湯管57から分岐して設けられる。落とし込み管
30は、給湯部50と循環加熱部40とを接続するもの
で、上流側から順に、落とし込み管30を開閉する落と
し込み電磁弁31、給湯部50から循環加熱部40への
流量を検知する落とし込み流量センサ32、逆流を防止
する2個の逆止弁33が設けられる。
【0012】給湯部50と循環加熱部40とには、それ
ぞれ燃焼用空気の供給路となる共通の給気ダクト35が
設けられ、ファンモータ19により駆動する1つのファ
ン18により空気が風呂燃焼室49と給湯燃焼室59と
に同時に供給される。
【0013】また、ガス流路は、その上流側から順に、
ガス流路を開閉する元電磁弁10、通電量に応じたガス
量に制御する比例弁11が設けられ、その下流側で給湯
側ガス流路と風呂側ガス流路とに分岐する。給湯側に
は、3組のバーナへのガス流路を独立して開閉する給湯
ガス電磁弁55がそれぞれ設けられ、各々独立した燃焼
制御が行われる。一方、風呂側には、風呂側ガス流路を
開閉する風呂ガス電磁弁45が設けられる。
【0014】風呂バーナ41、給湯バーナ51には、イ
グナイタ13の動作によりガスへ着火する電極43,5
3、燃焼炎を検知するフレームロッド44,54が設け
られ、前記のセンサ類・アクチュエータ類と共にコント
ローラ9と電気的に接続され出湯・追い焚き等所定の制
御が行われる。このコントローラ9は、マイコンを主要
部として構成され、給湯動作を外部操作する給湯リモコ
ン58と風呂動作を外部操作する風呂リモコン48とが
接続される。
【0015】給湯リモコン58は設定温度を38〜48
℃の範囲及び50℃、60℃といった値に設定すること
ができる。そして、コントローラ9は、給湯部50の出
湯温度を給湯リモコン58で設定された設定温度に近づ
けるように給湯バーナ51の燃焼量を制御するといった
出湯温制御を行う。
【0016】洗濯注湯制御部60は、給湯部50の水量
制御弁28よりも下流側の給水管56に接続される水供
給管61と、落とし込み管30を介して出湯管57に連
通する湯供給管62とを備え、それぞれの流路を開閉す
る給水電磁弁63と給湯電磁弁64とを備える。湯供給
管62には、逆流を防止するための逆止弁2が設けられ
る。
【0017】水供給管61と湯供給管62とはそれぞれ
の電磁弁の下流側で合流し、主供給管65に接続され
る。主供給管65には、供給された湯や水の逆流を防止
する2個の逆止弁3と、洗濯機90への注湯流量を検知
する注湯用流量センサ4が設けられる。
【0018】主供給管65には、浴槽水を洗濯機90へ
供給するための浴槽水供給管66が接続され、この浴槽
水供給管66は循環加熱部40の往き管47に接続され
る。往き管47の浴槽水供給管66への分岐部には、浴
槽水の流路を浴槽20側あるいは洗濯機90側のどちら
かへ切り替える洗濯切替弁67が設けられる。また、図
1において、洗濯切替弁67が閉の位置にある場合が、
浴槽水の流路が浴槽20側に切り替えられた状態(状態
a)であり、洗濯切替弁67が開の位置にある場合が、
浴槽水の流路が洗濯機90側に切り替えられた状態(状
態b)である。尚、図1における矢印a,bは、それぞ
れ状態a,bの場合の浴槽水の流れの向きを表してい
る。そして、主供給管65は、浴槽水供給管66との接
続部より下流側で洗濯機90に注湯するための注湯管9
2に接続される。また、注湯モードの切り替え等の外部
操作を行うための注湯リモコン68が設けられ、この注
湯リモコン68はコントローラ9と接続される。
【0019】注湯リモコン68は、図2に示すように、
洗濯機90の洗い動作時の注湯モードを選択する洗いモ
ードスイッチ71と、すすぎ動作時の注湯モードを選択
するすすぎモードスイッチ72と、選択された注湯モー
ド等を表示するための表示パネル73と、注湯動作を開
始させるためのスタートスイッチ74とを備える。
【0020】洗い操作時の注湯モードとしては、浴槽2
0の残り湯をそのまま洗濯機90に供給する「残り湯洗
いモード」と、浴槽20の残り湯を風呂熱交換器42で
40℃に加熱して供給する「残り湯加熱洗いモード」
と、湯供給管62からの湯と水供給管61からの冷水と
を混合し40℃の混合湯として供給する「湯洗いモー
ド」と、水供給管61からの冷水をそのまま供給する
「水洗いモード」と、湯供給管62からの湯と水供給管
61からの冷水とを混合し30℃の混合湯として供給す
る「ウール用湯洗いモード」の5種類があり、すすぎモ
ード時は、「湯(40℃)すすぎモード」と「水すすぎ
モード」の2種類がある。
【0021】ここで水洗いモード、残り湯洗いモード、
湯(ウール用を含む)洗いモードのそれぞれの注湯制御
について説明する。尚、水すすぎモードと湯すすぎモー
ドとの注湯制御は、それぞれ水洗いモードと湯洗いモー
ドとの注湯制御と同様である。
【0022】残り湯洗いモードでは、給水電磁弁63、
給湯電磁弁64を閉弁し、洗濯切替弁67を状態bに切
り替えて、循環ポンプ22を駆動させる。このため、洗
濯機90に設けられた水電磁弁91が開弁すると、浴槽
20内の残り湯は、戻し管46、往き管47、浴槽水供
給管66、主供給管65、注湯管92を流れて洗濯機9
0に供給される。
【0023】また、残り湯加熱洗いモードの場合は、上
記のようにして残り湯を洗濯機90に供給する途中で、
風呂熱交換器42を通過する際に、風呂バーナ41によ
って加熱し供給するものである。尚、風呂熱交換器42
を通過した残り湯の温度が40℃となるように、コント
ローラ9によって風呂バーナ41の燃焼量および循環ポ
ンプ22の回転数が制御される。このモードの注湯制御
については後で詳述する。
【0024】また、水洗いモードでは、給湯電磁弁64
を閉弁し、洗濯切替弁67を状態aに切り替えて、給水
電磁弁63を開弁する。このため、洗濯機90に設けら
れた水電磁弁91が開弁すると、水道管からの水が、給
水管56、水供給管61、主供給管65、注湯管92を
流れて洗濯機90に供給される。
【0025】また、湯洗い(ウール用湯洗いも含む)モ
ードでは、洗濯切替弁67を状態aに切り替えて、給湯
電磁弁64と給水電磁弁63を同時に開弁し、温度調整
のためその後どちらか一方だけを開弁する。このような
行程を1サイクルとし、1サイクルを完了した時点で洗
濯機に注湯された湯の温度が注湯目標温度(湯洗いモー
ド:40℃、ウール用湯洗いモード:30℃)となるよ
うにコントローラ9が、給湯電磁弁64と給水電磁弁6
3とを開閉制御する。そして、このサイクルを繰り返す
ことによって所望の注湯量を得る。本実施形態では、1
サイクルで10リットルの混合湯が洗濯機90に注湯さ
れるように制御される。
【0026】ここで、給湯電磁弁64を開弁した場合の
洗濯機90への注湯順路について説明する。給湯電磁弁
64を開弁した状態で、洗濯機90の水電磁弁91が開
弁すると、給湯部50に通水されて給湯バーナ51の燃
焼動作を開始し、加熱された湯が出湯管57、落とし込
み管30、湯供給管62、主供給管65、注湯管92を
流れて洗濯機90に供給される。従って、給湯電磁弁6
4と給水電磁弁63とを同時に開弁すると主供給管65
に湯と水が同時に供給され混合され、混合された湯は注
湯管92を通って洗濯機90に供給される。
【0027】「ウール用湯洗いモード」では、先ず、給
湯熱交換器52からの40℃の湯と冷水とを混合して洗
濯機90に注湯し、次に、この混合湯の温度に応じて洗
濯機90へ水または湯を注いで、洗濯機90内の湯の温
度を30℃に調整するというサイクルを所望の注湯量が
得られるまで繰り返す。尚、給湯熱交換器52の通水を
30℃ではなく、40℃に加熱して出湯する理由は、3
0℃という低温で給湯熱交換器52から出湯すると給湯
熱交換器52にドレンが発生してしまうからである。
【0028】次に、上述した1サイクルにおける供給す
べき湯量と水量とを、給湯入水サーミスタ27で検出さ
れた水温T2と給湯出湯サーミスタ15で検出された出
湯温T3とから演算する方法について述べる。給水電磁
弁63と給湯電磁弁64とを同時に開弁した際の混合湯
の湯量をQ1、その湯温をT1とし、給水電磁弁63と
給湯電磁弁64とを同時に開弁した際の混合湯量に対す
る水量の比を水比率(η)とする。尚、水比率(η)は
器具によって決まる定数である。水と湯を同時に供給し
た後は、水か湯のどちらを供給して温度調整するが、ど
ちらを供給するかは、式(1)によって決定され、T1
が30℃未満であれば給湯電磁弁64を開弁して湯を供
給し、30℃以上であれば給水電磁弁63を開弁して水
を供給する。
【0029】 T1=η×T2+(1−η)×T3 …(1) そして、この際の混合湯量Q1は、式(2)で求まる。 Q1={30℃×10リットル−(T2 or T3)×10リットル}/{T 1−(T2 or T3)} …(2) 水と湯を同時に供給した後に、水を導入する場合には、
T2を代入し、湯を導入する場合にはT3を代入する。
そして、水と湯を同時に供給した後に、供給される水あ
るいは湯の量Q2は、式(3)によって求まる。 Q2=10リットル−Q1 …(3)
【0030】そして、上記の演算方法によって計算され
た混合湯量Q1が洗濯機90に供給されたことが注湯用
流量センサ4で検出されると、上記演算結果に基づい
て、給湯電磁弁64か給水電磁弁63のどちらかが閉弁
される。そして、洗濯機90に供給される湯あるいは水
の量がQ2となったことが注湯用流量センサ4で検出さ
れると、1サイクルが終了する。そして、所望の注湯量
となるまでこのサイクルが繰り返されて、ウール洗いに
最適な30℃の湯が洗濯機90に供給される。
【0031】混合湯量Q1の注湯中においては、常時注
湯用流量センサ4で通水を検出しており、通水が検出さ
れない状態(2.5リットル/分以下)になるたびに、
その通水停止時間をカウント積算していき、その積算時
間が所定時間(本実施形態では3分間)を越えた時点
で、洗濯機90への洗い用注湯動作はもう必要なくなっ
たと判断して給湯電磁弁64及び給水電磁弁63を閉
じ、洗濯機90のすすぎ動作に対応した注湯制御を行う
ための「すすぎモード」へ移る。尚、給湯熱交換器52
への通水が停止中は、給湯バーナ51の燃焼は停止し、
通水再開により燃焼も再開される。
【0032】「洗いモード」が終了すると「すすぎモー
ド」に移行する。「水すすぎモード」では、洗濯切替弁
67を状態aにしたまま、給水電磁弁63を開弁する。
このため、洗濯機90の水電磁弁91が開弁すると洗濯
機90に水が供給される。そして、「水すすぎモード」
に移行してから2時間が経過した時点で洗濯機90への
すすぎ用注湯動作がもう必要なくなったと判断して制御
を終了する。「湯すすぎモード」では、洗濯切替弁67
を状態aにしたまま、上述した「湯洗いモード」と同様
の制御によって洗濯機90に40℃(ウール用は30
℃)の湯が供給される。そして、「湯すすぎモード」に
移行してから2時間が経過した時点で洗濯機90へのす
すぎ用注湯動作がもう必要なくなったと判断して制御を
終了する。
【0033】次に、「残り湯加熱洗いモード」におい
て、コントローラ9が実行する浴槽水加熱注湯制御ルー
チンについて、図3,図4に示すフローチャートを用い
て説明する。本ルーチンは、図3に示されるように、ス
タートスイッチ74をオンして起動する。
【0034】まず、洗濯切替弁67を開くことにより往
き管47を浴槽水供給管66と連通し(S1)、循環ポ
ンプ22を駆動して浴槽水を風呂熱交換器42へ送り
(S2)、循環水の流れを確認する流水スイッチ23が
オン状態であるか否か判断する(S3)。つまり、洗濯
機90の水電磁弁91が開状態にあるか否かを判断す
る。
【0035】ステップ3において流水スイッチ23がオ
ンであると判断されたら、つまり、水電磁弁91が開状
態にあると判断されたら、浴槽水を加熱するために最大
加熱能力かつ最大注湯流量(ここでは、10リットル/
分)で風呂燃焼を開始する(S4)。つまり、風呂バー
ナ41への供給ガス量を最大にし、循環ポンプ22の回
転数を最大にする。この風呂燃焼制御については後で詳
述する。
【0036】風呂燃焼制御中にステップ5以降を行い、
まずステップ5においては、台所等の給湯カラン21に
出湯するために給湯部50が使用中であるか否かを判断
する。給湯燃焼と風呂燃焼とに共通の比例弁11が使用
されることから、給湯部50が使用中である場合には、
給湯燃焼制御が風呂燃焼制御より優先され、給湯部50
が高温給湯を行うために比例弁11の開度を大きくして
いると、循環加熱部40へのガス量が風呂燃焼として規
定される最大加熱量よりも多過ぎになることがある。こ
の場合、設定温度Ts(40℃)以上の高温湯が洗濯機
90へ流れて洗濯物が傷むことが懸念される。従って、
給湯燃焼制御中では、風呂燃焼を停止して(S6)浴槽
水を加熱せずそのまま洗濯機90へ供給し、ステップ7
へ進む。一方、ステップ5において給湯燃焼が行われて
いない場合にはそのままステップ7へ進む。
【0037】ステップ7において、流水スイッチ23が
オンしてから3分間累積オフ状態であるか否か判断し、
つまり、洗濯機90の水電磁弁91が閉じている状態の
累積時間が3分間以上であるか否かを判断する。この累
積オフ時間が3分に達しない間は、そのまま風呂燃焼を
継続し、3分を越えると、洗濯機90への洗い用注湯動
作はもう必要なくなったと判断して、洗濯切替弁67を
閉じ(S8)、循環ポンプ22の運転を止めて(S9)
浴槽水を洗濯機90へ注湯することを中止し、「すすぎ
モード」へ移行する(S10)。つまり、「水すすぎモ
ード」では給水電磁弁63を、「湯すすぎモード」では
給湯電磁弁64を開けて待機する。尚、洗濯機90の状
況によっては、給湯器1の「すすぎモード」において洗
濯機90が洗い動作を行う場合もある。
【0038】さて、ステップ3において、流水スイッチ
23がいっこうにオンせず、そのまま連続10分間経過
すると(NO)、浴槽20内に浴槽水が所定量以上ない
のか、それとも、予約運転のために洗濯機90の水電磁
弁91が閉じられているのかを判断するために、洗濯切
替弁67を閉じ(S11)、循環ポンプ22の運転を止
め(S12)、給水電磁弁63を開いて洗濯機90へ水
道水を供給する(S13)。ステップ14において、注
湯用流量センサ4により2.5リットル/分以上の通水
がある場合には、再び浴槽20に所定量以上の浴槽水が
あるか否か判断するために、給水電磁弁63を一旦閉じ
(S16)、洗濯切替弁67を開き(S17)、循環ポ
ンプ22を駆動させて(S18)、再び流水スイッチ2
3がオン状態になるか判断する(S19)。
【0039】ステップ19において、流水スイッチ23
がオン状態であれば、浴槽水が所定量以上あると判断し
てステップ4へ移行し、一方、流水スイッチ23がオフ
状態であれば、洗濯機90の水電磁弁91は開いている
ものの浴槽20に所定量以上の浴槽水がないとみなし
て、洗濯機90へ浴槽水を注ぐことを中止し、上水をそ
のままあるいは加熱して注ぐために、洗濯切替弁67を
閉じ(S8)、循環ポンプ22の運転を止めて(S9)
「洗いモード」を中断して、「すすぎモード」へ移行す
る(S10)。尚、すすぎモードに移行したとしても、
実際には洗濯機90には洗い用の注湯(水)が行われる
ことになる。
【0040】ステップ14において、注湯用流量センサ
4により2.5リットル/分以上の通水がない状態が1
8時間続いた場合には、本ルーチンを終了する(S1
5)。ここで長時間待機するのは、全自動洗濯機の予約
タイマーによる使用が考えられるためである。洗濯機9
0が予約運転中であれば、予約時間になると洗濯機90
の水電磁弁91が開いて(S14:YES)、ステップ
16へ進むが、18時間待っても通水が検知されなけれ
ば(S14:YES)、使用者の誤操作であったと判断
し、給水電磁弁63を閉じて浴槽水加熱注湯制御を終了
する(S15)。
【0041】上述したメインルーチンにより、浴槽20
に残り湯(浴槽水)が所定量以上あれば、浴槽水を加熱
して洗濯機90へ注湯し、その間に給湯燃焼が行われる
と、風呂バーナ41による浴槽水の加熱を中断して浴槽
水をそのまま洗濯機90へ注湯する。また、浴槽水が所
定量未満の場合には、浴槽水を利用できないため、「す
すぎモード」へ移行して、上水をそのままあるいは加熱
して洗濯機90へ注ぐ。
【0042】次に、ステップ4の風呂燃焼制御について
図4を用いて説明する。風呂燃焼制御ルーチンに入る
と、最大能力(ガス量最大)かつ最大注湯流量(ここで
は10リットル/分とする)で風呂燃焼を開始する(S
20)。この注湯流量は、表1に示されるポンプの駆動
レベルnが上がるにつれて、循環ポンプ22の位相角が
減少し、循環ポンプ22の仕事量が増加して回転数も増
加して、増えるものである。つまり、駆動レベルnの最
大時は、注湯流量が最大となる。
【0043】
【表1】 尚、n=19〜1の時の位相角は、2度ずつ増加してお
り、表1では、n=17〜3を省略する。
【0044】風呂出湯サーミスタ25で測定される出湯
温度Toが設定温度Ts(40℃)より高いか否か判断
し(S21)、高いと判断した場合には、出湯温度To
が設定温度Tsになるように比例弁11の開度調整によ
る供給ガス量(燃焼量)の比例制御を開始する(S2
2)。
【0045】こうした比例制御中においては、供給ガス
量が上下限、つまり最小、最大に達したか否かを常時判
断しており(S23,S24)、ガス量を最小値まで減
らしても出湯温度Toが設定温度Tsよりも高い場合に
は、風呂バーナ41の燃焼を停止して(S26)、浴槽
水を加熱せずそのまま洗濯機90へ注水する。また、こ
の比例制御によりガス量が最大値に達した場合には(S
24:YES)、再度ステップ21で出湯温度Toが設
定温度Tsより高いか否かを判断し、設定温度Ts以下
であれば、ガス量の比例制御だけでは設定温度Tsにす
ることができないため、以下(S27以降)に示すポン
プ制御へ移行する。
【0046】尚、ステップ24でガス量が最大と判断す
るケースとしては、浴槽20内の残り湯(浴槽水)の温
度分布がばらついていて、始めは高温の浴槽水(例え
ば、32℃)を吸引して、途中で低温の浴槽水(例え
ば、18℃)が吸引され、ステップ22のガス比例制御
によりガス量が最大になる場合である。
【0047】ポンプ制御に移行すると、まずステップ2
7において、出湯温度Toが設定温度Tsより高いか否
か判断する。ここでは、出湯温度Toが設定温度Ts以
下であるため、ステップ28へ進み、出湯温度Toが
「設定温度Ts−許容値a」(本実施形態ではa=3
℃)未満か否かを判断する。出湯温度Toが37℃〜4
0℃の範囲にあれば、ステップ21に戻る。一方、ステ
ップ28において出湯温度Toが37℃未満であれば、
ポンプの駆動レベルnを1段階減らすことにより注湯流
量を減らして出湯温度Toを上昇させ(S30)、再
度、出湯温度Toが設定温度Tsより高いか否か判断す
る(S31)。
【0048】ステップ31において、出湯温度Toが設
定温度Ts以下であれば、ステップ27に戻り、ステッ
プ28,ステップ30へ進み、ポンプの駆動レベルnを
1段階減らすことにより注湯流量を減らして出湯温度T
oを上昇させ、ステップ31で再び出湯温度Toと設定
温度Tsとを比較し、出湯温度Toが設定温度Tsに達
するまで注湯流量を減らす制御を続ける。
【0049】こうした制御により出湯温度Toが上昇
し、出湯温度Toが設定温度Tsより高くなると(S3
1)、循環ポンプ22の回転数が最大値であるか否かを
判断し(S32)、つまり、注湯流量が上限に達して注
湯量制御ではこれ以上出湯温度Toを下げることができ
ないか否かを判断する。循環ポンプ22が最大回転数で
運転していない場合には、注湯流量を増加することがで
きるため、ステップ27に戻り、ステップ29において
ポンプの駆動レベルnを1段階増やすことにより注湯流
量を増やして出湯温度Toを低下させる(S29)。
【0050】一方、ステップ32において、循環ポンプ
22が最大回転数(つまりn最大)で運転している場合
には、これ以上注湯流量を増加できず出湯温度Toを低
下させることができないため、ステップ21に戻り、ス
テップ22でガス量を減少させる比例制御により、出湯
温度Toを低下させて設定温度Tsに近づける。ここ
で、ステップ32について説明する。浴槽20内の浴槽
水の温度分布がばらつくことにより、始めは低温の浴槽
水(例えば、18℃)を吸引していても、途中で高温の
浴槽水(例えば、33℃)が吸引されるケースがある。
こうしたケースでは、途中から出湯温度Toが設定温度
Tsより高くなって(S27:YES)循環ポンプ22
の回転数が増大していくため(S29)、循環ポンプ2
2の回転数が最大になった時に、ガス比例制御をしてい
る。
【0051】上述した風呂燃焼制御により、出湯温度T
oが設定温度Tsより高い場合には、まずガス供給量を
減少する比例制御を行い(S21,S22)、ガス量が
最小値になってもまだ出湯温度Toが高い時には、風呂
燃焼を停止して、浴槽水を加熱せずそのまま洗濯機90
へ注湯する(S23,S25,S26)。
【0052】一方、ガス量が最大であっても出湯温度T
oが設定温度Tsに達しない場合には、出湯温度Toが
許容値aの温度範囲(37〜40℃)であれば、ガス比
例制御も注湯量制御も行わず、常に出湯温度Toと設定
温度Tsとを比較している。他方、出湯温度Toが「設
定温度Ts−許容値a」(37℃)より低い場合には、
循環ポンプ22の回転数を下げて風呂熱交換器42を通
る浴槽水の流量(注湯流量と同じ)を減少させて出湯温
度Toを上昇させる(S27,S28,S30)。この
注湯流量制御の結果、出湯温度Toが設定温度Tsより
高くなってしまった場合には、注湯流量を増加させて出
湯温度Toを低下させて設定温度Tsに近づける(S3
1,S32,S27,S29)。
【0053】この風呂燃焼制御により調整される出湯温
度は、浴槽水温度に応じて調整可能な範囲が決まる。図
5は、浴槽水温度に対する出湯温度を表すもので、太い
実線が4〜10リットル/分の間で注湯流量を固定する
本実施形態を示し、太い破線が10で注湯流量を固定す
る従来例を示している。
【0054】従来例の10リットル/分で注湯流量を固
定する場合には、出湯温度Toを設定温度40℃に維持
できる浴槽水温度範囲は、30〜35℃と狭いが、本実
施形態では、4〜10リットル/分の注湯流量制御を加
えるため、15〜35℃と広い。また、浴槽水が15℃
未満であっても、循環ポンプ22による流量の減少分だ
け出湯温度Toを従来例よりも高くすることができる。
この実施形態では、従来例よりも15℃高くでき、設定
温度Tsに近づけることができる。
【0055】更に、ガス比例制御で設定温度Tsが得ら
れる間は循環ポンプ22を最大流量にして注湯している
ため、つまり、ガス量比例制御を優先して循環ポンプ2
2を最大流量に維持しているため、洗濯機90への注湯
時間が短く、洗濯終了を長い時間待たなくてもよい。
【0056】また、給湯燃焼が行われている場合には、
ステップ6で風呂燃焼を停止して、浴槽水を加熱せずそ
のまま洗濯機90へ供給するため、給湯部50から高温
の湯がそのまま洗濯機90に供給されて衣類を傷めてし
まったり洗濯機90が故障するといった不具合を生じる
ことはなく、また、洗濯機90へ流れる高温水に触れて
火傷するといったこともなく安全である。
【0057】《第2実施形態》次に、第2実施形態につ
いて図6を用いて説明する。尚、第1実施形態と異なる
部分について説明し、重複する部分に関しては同一符号
を付してその説明を省略する。第2実施形態の給湯器1
01は、第1実施形態の給湯器1の風呂熱交換器42に
風呂バーナ41を複数設け、各風呂バーナ41へ独立し
てガスを供給する電磁弁を備えた点に特徴がある。
【0058】本実施形態の給湯器101には、風呂熱交
換器42に燃焼能力の異なる小バーナ41a,大バーナ
41bを2個備え、第1実施形態の風呂ガス電磁弁45
に代えて、元電磁弁10と比例弁11との間から各バー
ナ41a,41bへ延びる風呂ガス供給路のそれぞれに
風呂ガス電磁弁102を設ける。尚、小バーナ41aの
方が大バーナ41bより燃焼能力が小さい。
【0059】本実施形態の給湯器101は、図3に示さ
れる風呂燃焼制御のフローチャートからステップ5とス
テップ6とを削除した状態で浴槽水を加熱して洗濯機9
0へ注湯する。従って、給湯部50の運転に影響される
ことがない。この点以外は第1実施形態と同様に作動す
る。つまり、風呂バーナ41へのガス流路が比例弁11
より上流側にあるため、給湯部50の運転中に比例弁1
1によって供給ガス量が変化しても、風呂バーナ41へ
のガス量は影響されないため、風呂バーナ41の燃焼を
停止する必要がなく、浴槽水を加熱して洗濯機90へ注
湯することができる。
【0060】また、風呂燃焼制御については、図4に示
されるフローチャートにおけるステップ22以外は第1
実施形態と同様に作動する。つまり、出湯温度Toを設
定温度Tsにするためにガス比例制御を行う代わりに、
燃焼するバーナを「小バーナ41a単独」、「大バーナ
41b単独」、或いは「小バーナ41a,大バーナ41
bの両方」の中から選択して風呂熱交換器42への加熱
量を調整する。
【0061】このようにおおまかに風呂熱交換器42へ
の加熱量を調整しても、ステップ27以降の注湯流量制
御により出湯温度Toが微調整され、設定温度Tsに近
づけやすく、洗浄力を高めることができる。
【0062】上述した給湯器101では、給湯部50の
運転に影響されることなく、浴槽水を加熱して洗濯機9
0へ注湯することができる。従って、第1実施形態と同
様に、出湯温度Toが設定温度Tsとなる範囲が広くな
り、浴槽水温度が低くても、洗濯物の汚れが落ちやす
い。
【0063】以上本発明の実施形態について説明した
が、本発明はこうした実施形態に何等限定されるもので
はなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々
なる態様で実施し得ることは勿論である。例えば、第1
実施形態の風呂バーナ41と給湯バーナ51とで比例弁
を共通させずに、それぞれに比例弁を設けてもよく、こ
の場合には、風呂燃焼が給湯燃焼制御に影響されなくな
るため、風呂燃焼停止(S6)を行わなくてもよく、常
に浴槽水を加熱して洗濯機へ注湯することができる。
【0064】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の請求項1
記載の洗濯機注湯装置によれば、加熱量制御手段により
熱交換器への加熱量を調整して出湯温度を設定温度に近
づけ、この制御を行っても出湯温度が設定温度より低い
場合には、回転数調整手段により洗濯機への注湯流量を
減少させるため、出湯温度を設定温度に更に近づけるこ
とができる。この結果、設定温度で注湯可能な浴槽水の
温度範囲を広くすることができ、低温の浴槽水を加熱注
湯する場合でも、洗浄効果が高い。また、出湯温度が設
定温度より低い場合に、加熱量制御で所望の出湯温度が
得られる間は、ポンプの回転数を減らさないため、十分
な注湯流量が得られ、洗濯機への注湯時間が短縮され、
洗濯終了までの待ち時間が短くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態としての給湯器の概略構成図であ
る。
【図2】第1実施形態としての注湯リモコンの正面図で
ある。
【図3】第1実施形態としての給湯器の浴槽水加熱制御
のメインルーチンのフローチャートである。
【図4】第1実施形態としての給湯器の浴槽水加熱制御
のサブルーチンのフローチャートである。
【図5】給湯器の浴槽水温−出湯温度特性図である。
【図6】第2実施形態としての給湯器の概略構成図であ
る。
【符号の説明】
1,101…給湯器、4…注湯用流量センサ、9…コン
トローラ、11…比例弁、22…循環ポンプ、25…風
呂出湯サーミスタ、40…循環加熱部、41…風呂バー
ナ、41a…小バーナ、41b…大バーナ、42…風呂
熱交換器、46…戻し管、47…往き管、50…給湯
部、60…洗濯注湯制御部、61…水供給管、62…湯
供給管、63…給水電磁弁、64…給湯電磁弁、65…
主供給管、66…浴槽水供給管、67…洗濯切替弁、9
0…洗濯機、91…水電磁弁、92…注湯管、102…
電磁弁。
フロントページの続き Fターム(参考) 3B155 AA17 AA19 BB08 BB14 CB42 CB53 FD06 FD08 KA12 LA12 LA16 LB28 LB29 MA05 MA06 MA08 MA10 3L024 CC05 DD06 DD17 DD27 GG03 GG04 GG05 GG07 GG24 HH19 HH26 HH35 HH36

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浴槽水をポンプにより循環路に強制的に
    循環させ、該循環路中に設けた熱交換器で浴槽水を加熱
    して追い焚きする循環加熱手段と、 上記熱交換器の下流側循環路から分岐して、洗濯機への
    注湯流路を形成する洗濯注湯路と、 上記熱交換器からの循環浴槽水の送り先を浴槽または上
    記洗濯機に切り替える流路切替手段と、 上記熱交換器を加熱するバーナの燃焼量を調整する加熱
    量制御手段と、 上記ポンプの回転数を調整する回転数調整手段と、 上記熱交換器からの循環浴槽水の出湯温度を検出する温
    度検出手段とを備え、 上記加熱量制御手段により上記出湯温度が設定温度にな
    るように制御し、それでも該出湯温度が該設定温度より
    低い場合には、上記回転数調整手段により上記洗濯機へ
    の注湯流量を減少させて該出湯温度が該設定温度になる
    ように制御することを特徴とする洗濯機注湯装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110186195A (zh) * 2018-05-22 2019-08-30 华帝股份有限公司 一种燃气热水器的控制方法及控制系统

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001082798A (ja) * 1999-09-16 2001-03-30 Paloma Ind Ltd 強制循環式風呂釜

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