JP4556040B2 - 洗濯機注湯装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、洗濯機に給湯器からの湯を注湯する洗濯機注湯装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、給湯器から出湯された湯や浴槽内の残り湯を洗濯機に注湯するための洗濯機注湯装置が知られている。このような洗濯機注湯装置において、例えば、給湯器からの湯により洗濯する場合には、洗濯機注湯装置に接続される注湯リモコンから湯洗い開始操作を行うことにより、給湯器から洗濯機への出湯流路を開閉する電磁弁を開く。そのため洗濯機の水電磁弁が開弁すると、給湯器に通水されて燃焼動作を開始し、設定温度に加熱された湯が洗濯機に供給される。このため特に冬場等の水温が低い場合には、水道水をそのまま供給する場合に比べて洗剤を溶けやすくして汚れ落ちの効果を高くすることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、給湯器の出湯温度は給湯器に接続される給湯リモコンで設定されるため、給湯リモコンで高温設定された状態で、注湯リモコンにより湯洗い開始操作を行うと、洗濯機には給湯リモコンで設定された高温の湯が供給されてしまう。一般に洗濯機に供給される湯の温度は50℃以下と指定されており、このような高温の湯が供給されると洗濯機が故障してしまうおそれがあると共に、洗濯物も傷みやすくなる。このため、台所等での給湯と洗濯機への注湯とを同時に行いたい場合には、給湯の設定温度を洗濯機への注湯に適した温度(例えば、40℃)に変えなければならず、給湯温度を自由に選択することができず使い勝手が悪かった。
しかも、ウールを洗う場合には、30℃程度の湯を使うことが最も好ましいのであるが、上記のような給湯器で30℃の出湯を行おうとすると、給湯器の熱交換器でドレンが発生してしまうため、このような低温の湯を洗濯機に注湯することができなかった。尚、従来の給湯器でも湯水混合制御弁を用いて、湯・水の混合比を制御すれば、低温の湯を出湯して洗濯機に注湯することはできるが、器具が高価になってしまうという問題があった。
また、給湯リモコンによって高温設定されている場合には、洗濯機に注湯される高温の湯に冷水を混合させて湯温を下げる洗濯機注湯装置が知られているが、このような洗濯機注湯装置では、単に冷水を混合させているだけであるから、適切な温度の湯を供給することはできなかった。
本発明の洗濯機注湯装置は上記課題を解決し、使い勝手よく洗濯機への注湯と台所等での給湯を同時に行うと共に、良好なウール洗いを可能にすることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決する本発明の請求項1記載の洗濯機注湯装置は、
冷水を加熱して台所等の一般給湯栓に給湯する給湯器と、
上記給湯器の給湯路から分岐して湯を洗濯機に供給する洗濯湯供給路と、
上記洗濯湯供給路を開閉する湯開閉手段と、
冷水を洗濯機に供給する洗濯水供給路と、
上記洗濯水供給路を開閉する水開閉手段と
を備え、
上記湯開閉手段と上記水開閉手段との両方を開成して洗濯機に混合湯を注湯する湯水同時供給処理と、上記湯開閉手段と上記水開閉手段との何れか一方のみを開成して洗濯機に注湯あるいは注水する湯水片側供給処理とを組み合わせた単位注湯処理をサイクリックに繰り返し行うとともに、上記各単位注湯処理の終了時点で洗濯機に供給された湯の温度が所定温度となるように制御する注湯制御手段を備えた洗濯機注湯装置において、
上記単位注湯処理は、所定の注湯量だけ或いは所定の注湯時間だけ洗濯機に注湯する毎に1回の処理が終了するよう、上記湯水同時供給処理と上記湯水片側供給処理との配分を決定することを要旨とする。
【0006】
また、本発明の請求項2記載の洗濯機注湯装置は、上記請求項1記載の洗濯機注湯装置において、
洗濯機への注湯動作と一般給湯栓への給湯動作とを同時に行う際には、給湯器の出湯温度は、一般給湯栓への給湯設定温度が優先されることを要旨とする。
【0007】
上記構成を有する本発明の請求項1記載の洗濯機注湯装置は、洗濯湯供給路を通して給湯器で出湯された湯を洗濯機へ供給し、洗濯水供給路を通して冷水を洗濯機へ供給する。洗濯機へ湯を供給する洗濯注湯時には、注湯制御手段が湯水同時供給処理と湯水片側供給処理との配分を制御し、各単位注湯処理の終了時点で洗濯機に供給された湯の温度はあらかじめ決められた所定温度となる。このため給湯器の出湯温度が何℃に設定されていても、洗濯機へは最終的には、あらかじめ決められた所定温度で注湯することができる。すなわち、使用者は、洗濯機へ最適な注湯温度で注湯しながら、給湯器からの出湯温度を自由に設定することができる。
さらに、洗濯湯供給路からの湯と洗濯水供給路からの冷水を混合させることにより、給湯器が出湯可能な最低温度の湯よりも低温の湯を洗濯機に供給できる。
【0008】
また、上記洗濯機注湯装置は、所定の注湯量だけ或いは所定の注湯時間だけ洗濯機に注湯する毎に、洗濯機への注湯温度はあらかじめ決められた所定温度となり、この単位注湯処理を繰り返すという簡単な制御で洗濯に必要な量の湯を供給する。
【0009】
また、本発明の請求項2記載の洗濯機注湯装置は、一般給湯栓への給湯動作と洗濯機への注湯動作とを同時におこなっても、一般給湯栓への給湯設定温度どおりに給湯器から出湯される。
【0010】
【発明の実施の形態】
以上説明した本発明の構成・作用を一層明らかにするために、以下本発明の洗濯機注湯装置の好適な実施形態について説明する。
【0011】
図1は、本発明の一実施形態としての洗濯機注湯機能付風呂給湯器1(以下、単に給湯器1と呼ぶ)の概略構成図である。この給湯器1は、大別すると循環加熱部40と給湯部50と洗濯注湯制御部60とから構成される。
【0012】
循環加熱部40は、浴槽水を加熱する風呂熱交換器42と、浴槽水を風呂熱交換器42へ送る戻し管46と、風呂熱交換器42で加熱された浴槽水を浴槽20へ送る往き管47とで循環加熱回路を形成すると共に、戻し管46と往き管47とを繋ぎ風呂熱交換器42を迂回する風呂バイパス管34を備える。
この戻し管46には、上流側から順に、追い焚き前の湯温を検知する風呂入水サーミスタ24、浴槽水を循環させる循環ポンプ22、この循環水の流れを確認する流水スイッチ23が設けられる。一方、往き管47には、風呂熱交換器42の近傍に追い焚き後の湯温を検知する風呂出湯サーミスタ25が設けられる。風呂熱交換器42は、風呂燃焼室49上部に設けられ、風呂バーナ41により加熱される。
【0013】
給湯部50は、水道管に接続される給水管56と、給水管56から供給される水を加熱する給湯熱交換器52と、給湯熱交換器52で加熱された湯を送り出す流路となる出湯管57とを備え、給湯熱交換器52は、給湯燃焼室59上部に設けられ、給湯バーナ51により加熱される。尚、給湯バーナ51は、燃焼能力の異なる3組のバーナからなり、燃焼量に応じて燃焼するバーナが切替えられる。
給水管56には、上流から順に、入水量を検知する流量センサ26、入水温を検知する給湯入水サーミスタ27、設定湯温が得られるように通水流量を調整するモータ駆動式の水量制御弁28が設けられ、出湯管57には、熱交換後の湯温を検知する給湯熱交換器出口サーミスタ12が設けられる。
【0014】
給水管56と出湯管57との間には、給湯熱交換器52を迂回する給湯バイパス管36が接続され、この給湯バイパス管36を開閉するバイパス弁14が設けられる。この給湯バイパス管36との接続箇所より下流側の出湯管57には、給湯バイパス管36を通過する水と熱交換後の湯との混合湯の温度を検知する給湯出湯サーミスタ15が設けられ、そのさらに下流で、台所等の給湯カラン21(一般給湯栓)に連通する一般給湯配管37と接続される。また、浴槽20へ給湯するための落とし込み管30が給湯出湯サーミスタ15より下流の出湯管57から分岐して設けられる。落とし込み管30は、給湯部50と循環加熱部40とを接続するもので、上流側から順に、落とし込み管30を開閉する落とし込み電磁弁31、給湯部50から循環加熱部40への流量を検知する落とし込み流量センサ32、逆流を防止する2個の逆止弁33が設けられる。
【0015】
給湯部50と循環加熱部40とには、それぞれ燃焼用空気の供給路となる共通の給気ダクト35が設けられ、ファンモータ19により駆動する1つのファン18により空気が風呂燃焼室49と給湯燃焼室59とに同時に供給される。また、ガス流路は、その上流側から順に、ガス流路を開閉する元電磁弁10、通電量に応じたガス量に制御する比例弁11が設けられ、その下流側で給湯側ガス流路と風呂側ガス流路とに分岐する。給湯側には、3組のバーナへのガス流路を独立して開閉する給湯ガス電磁弁55がそれぞれ設けられ、各々独立した燃焼制御が行われる。一方、風呂側には、風呂側ガス流路を開閉する風呂ガス電磁弁45が設けられる。
風呂バーナ41、給湯バーナ51には、イグナイタ13の動作によりガスへ着火する電極43,53、燃焼炎を検知するフレームロッド44,54が設けられ、前記のセンサ類・アクチュエータ類と共にコントローラ9と電気的に接続され出湯・追い焚き等所定の制御が行われる。このコントローラ9は、マイコンを主要部として構成され、給湯動作を外部操作する給湯リモコン58と風呂動作を外部操作する風呂リモコン48とが接続される。
【0016】
給湯リモコン58は設定温度を38〜48℃の範囲及び50℃、60℃といった値に設定することができる。そして、コントローラ9は、給湯部50の出湯温度を給湯リモコン58で設定された設定温度に近づけるように給湯バーナ51の燃焼量を制御するといった出湯温制御を行う。
【0017】
洗濯注湯制御部60は、給湯部50の水量制御弁28よりも下流側の給水管56に接続される水供給管61と、落とし込み管30を介して出湯管57に連通する湯供給管62とを備え、それぞれの流路を開閉する給水電磁弁63と給湯電磁弁64とを備える。湯供給管62には、逆流を防止するための逆止弁2が設けられる。
水供給管61と湯供給管62とはそれぞれの電磁弁の下流側で合流し、主供給管65に接続される。主供給管65には、供給された湯や水の逆流を防止する2個の逆止弁3と、洗濯機90への注湯量を検知する注湯用流量センサ4が設けられる。
【0018】
主供給管65には、浴槽水を洗濯機90へ供給するための浴槽水供給管66が接続され、この浴槽水供給管66は循環加熱部40の往き管47に接続される。
往き管47の浴槽水供給管66への分岐部には、浴槽水の流路を浴槽20側あるいは洗濯機90側のどちらかへ切替える切替弁67が設けられる。また、図1において、切替弁67が閉の位置にある場合が、浴槽水の流路が浴槽20側に切替えられた状態(状態a)であり、切替弁67が開の位置にある場合が、浴槽水の流路が洗濯機90側に切替えられた状態(状態b)である。尚、図1における矢印a,bは、それぞれ状態a,bの場合の浴槽水の流れの向きを表している。そして、主供給管65は、浴槽水供給管66との接続部より下流側で洗濯機90に注湯するための注湯管92に接続される。
また、注湯モードの切替え等の外部操作を行うための注湯リモコン68が設けられ、この注湯リモコン68はコントローラ9と接続される。
【0019】
注湯リモコン68は、図2に示すように、洗濯機90の洗い動作時の注湯モードを選択する洗いモードスイッチ71と、すすぎ動作時の注湯モードを選択するすすぎモードスイッチ72と、選択された注湯モード等を表示するための表示パネル73と、注湯動作を開始させるためのスタートスイッチ74とを備える。洗い操作時の注湯モードとしては、浴槽20の残り湯をそのまま洗濯機90に供給する残り湯洗いモードと、浴槽20の残り湯を風呂熱交換器42で40℃に加熱して供給する残り湯加熱洗いモードと、湯供給管62からの湯と水供給管61からの冷水とを混合し40℃の混合湯として供給する湯洗いモードと、水供給管61からの冷水をそのまま供給する水洗いモードと、湯供給管62からの湯と水供給管61からの冷水とを混合し30℃の混合湯として供給するウール用湯洗いモードの5種類があり、すすぎモード時は、湯(40℃)すすぎモードと水すすぎモードの2種類がある。
【0020】
ここで水洗いモード、残り湯洗いモード、湯(ウール用を含む)洗いモードのそれぞれの注湯制御について説明する。尚、水すすぎモードと湯すすぎモードとの注湯制御は、それぞれ水洗いモードと湯洗いモードとの注湯制御と同様である。
水洗いモードでは、給湯電磁弁64を閉弁し、切替弁67を状態aに切替えて、給水電磁弁63を開弁する。このため、洗濯機90に設けられた水電磁弁91が開弁すると、水道管からの水が、給水管56、水供給管61、主供給管65、注湯管92を流れて洗濯機90に供給される。
【0021】
残り湯洗いモードでは、給水電磁弁63、給湯電磁弁64を閉弁し、切替弁67を状態bに切替えて、循環ポンプ22を駆動させる。このため、洗濯機90に設けられた水電磁弁91が開弁すると、浴槽20内の残り湯は、戻し管46、往き管47、浴槽水供給管66、主供給管65、注湯管92を流れて洗濯機90に供給される。
また、残り湯加熱洗いモードの場合は、上記のようにして残り湯を洗濯機90に供給する途中で、風呂熱交換器42を通過する際に、風呂バーナ41によって加熱し供給するものである。尚、風呂熱交換器42を通過した残り湯の温度が40℃となるように、コントローラ9によって風呂バーナ41の燃焼が制御される。
【0022】
湯洗い(ウール用湯洗いも含む)モードでは、切替弁67を状態aに切替えて、給湯電磁弁64と給水電磁弁63を同時に開弁し(本発明の湯水同時供給処理)、その後どちらか一方だけを開弁する(本発明の湯水片側供給処理)。このような行程を1サイクル(本発明の単位注湯処理)とし、1サイクルを完了した時点で洗濯機に注湯された湯の温度が注湯目標温度(湯洗いモード:40℃、ウール用湯洗いモード:30℃)となるようにコントローラ9が、給湯電磁弁64と給水電磁弁63とを開閉制御する。そして、このサイクルを繰り返すことによって所望の注湯量を得る。
ここで、給湯電磁弁64を開弁した場合の洗濯機90への注湯順路について説明する。給湯電磁弁64を開弁した状態で、洗濯機90の水電磁弁91が開弁すると、給湯部50に通水されて給湯バーナ51の燃焼動作を開始し、加熱された湯が出湯管57、落とし込み管30、湯供給管62、主供給管65、注湯管92を流れて洗濯機90に供給される。
従って、給湯電磁弁64と給水電磁弁63とを同時に開弁すると主供給管65に湯と水が同時に供給され混合され、混合された湯は注湯管92を通って洗濯機90に供給される。
【0023】
次に、ウール用湯洗いモードにおけるコントローラ9の行う制御処理について、図3のフローチャートを用いて説明する。尚、ウール用湯(30℃)洗いモードと湯(40℃)洗いモードとの制御の違いは、洗濯機90への注湯温度を30℃にするか40℃にするかの違いだけである。
ウール用湯洗いモードが選択された状態で、スタートスイッチ74が押されると(S1)、切替弁67を状態aに切替え、給水電磁弁63を開弁する(S2)。ここで、給水電磁弁63を開弁したにもかかわらず注湯用水量センサ4により通水が検出されない場合(S3:NO)には、洗濯機90の水電磁弁91が閉弁していると考えられるため、洗濯機90による洗い動作が開始されるまでの所定時間(例えば、18時間)待機する(S4)。尚、注湯用水量センサ4による通水の検出は、注湯用水量センサ4が2.5リットル/分以上の流量を3秒間検出したかどうかで決定している。
ここで長時間待機するのは、全自動洗濯機の予約タイマーによる使用が考えられるためである。そして、所定時間経過しても通水が検出されない場合には(S4:YES)、使用者の誤操作であったと判断し、給水電磁弁63を閉じて(S5)制御を終了する。
【0024】
一方、ステップ3において通水が検出された場合には、洗濯機90の水電磁弁91が開弁して洗い動作が開始されたと判断し、ステップ6に進む。ステップ6では、台所等の給湯カラン21に出湯するために給湯部50が使用中かどうかを判断する。給湯部50が使用中でない場合(S6:NO)は、給湯部50の出湯温度を40℃に設定して、給湯電磁弁64を開弁する(S7)。ここで、出湯温度を40℃と設定するのは、給湯熱交換器52にドレンが発生する問題があるために給湯部50では、30℃のような低温の湯を出湯することができないためである。尚、後述するように給湯部50が使用中の場合には、出湯温度は給湯側での設定温度が優先される。
そして、1サイクルにおける供給すべき湯量と水量とを、給湯入水サーミスタ27で検出された水温(T2)と給湯出湯サーミスタ15で検出された出湯温(T3)とから演算する(S8)。本実施形態では、1サイクルで10リットルの混合湯が洗濯機90に注湯されるように制御される。
【0025】
ここで上記の演算方法について述べる。給水電磁弁63と給湯電磁弁64とを同時に開弁した際の混合湯の湯量をQ1、その湯温をT1とし、給水電磁弁63と給湯電磁弁64とを同時に開弁した際の混合湯量に対する水量の比を水比率(η)とする。尚、水比率(η)は器具によって決まる定数である。水と湯を同時に供給した後に、水か湯のどちらを供給するかは、式(1)によって決定され、T1が30℃未満であれば給湯電磁弁64を開弁して湯を供給し、30℃以上であれば給水電磁弁63を開弁して水を供給する。
T1=η×T2+(1−η)×T3・・・・・・(1)
そして、この際の混合湯量Q1は、式(2)で求まる。
Q1={30℃×10リットル−(T2 or T3)×10リットル}/{T1−(T2 or T3)}・・・・・・(2)
水と湯を同時に供給した後に、水を導入する場合には、T2を代入し、湯を導入する場合にはT3を代入する。そして、水と湯を同時に供給した後に、供給される水あるいは湯の量Q2は、式(3)によって求まる。
Q2=10リットル−Q1・・・・・・(3)
【0026】
そして、ステップ9において上記の演算方法によって計算された混合湯量Q1が洗濯機90に供給されたことが注湯用流量センサ4で検出される(S9:YES)と、上記演算結果に基づいて、給湯電磁弁64か給水電磁弁63のどちらかが閉弁される(S10)。そして、洗濯機90に供給される湯あるいは水の量がQ2となったことが注湯用流量センサ4で検出される(S11:YES)と給水電磁弁63が開弁状態になり、給湯電磁弁64が閉弁状態にされて(S12)、1サイクルが終了する。そして、ステップ6に戻って所望の注湯量となるまでこのサイクルが繰り返されて、ウール洗いに最適な30℃の湯が洗濯機90に供給される。
【0027】
混合湯量Q1の注湯中においては、常時注湯用流量センサ4で通水を検出しており、通水が検出されない状態(2.5リットル/分以下)になるたびに、その通水停止時間をカウント積算していき、その積算時間が所定時間(本実施形態では3分間)をこえた時点で(S13:YES)、洗濯機90への洗い用注湯動作が終了したと判断して給湯電磁弁64及び給水電磁弁63を閉じ(S14)、洗濯機90のすすぎ動作に対応した注湯制御を行うためのすすぎモードへ移る(S15)。
また、湯あるいは水量Q2を注湯中においても、常時注湯用流量センサ4で通水を検出しており、通水停止時間をカウント積算していき、その積算時間が所定時間(本実施形態では3分間)をこえた時点で(S16:YES)、洗濯機90への洗い用注湯動作が終了したと判断して給湯電磁弁64あるいは給水電磁弁63を閉じ(S17)、洗濯機90のすすぎ動作に対応した注湯制御を行うためのすすぎモードへ移る(S15)。
尚、給湯熱交換器52への通水が停止中は、給湯バーナ51の燃焼は停止し、通水再開により燃焼も再開される。
【0028】
一方、ステップ6で台所等の給湯カラン21に出湯するために給湯部50が使用中であると判断された場合にも、給湯電磁弁64が開弁される(S18)。そして、給湯部50の出湯温度が50℃未満に設定されている場合(S19:NO)には、その設定温度を優先したまま、ステップ8に移行して、上述した演算方法で1サイクルにおける供給すべき湯量と水量とが計算される。そして、計算された値に基づいて上述したようにサイクルが繰り返され、給湯部50での出湯温度を変えることなく、ウール洗いに最適な30℃の湯が洗濯機90に供給される。
また、出湯温度が50℃以上に設定されており(S19:YES)、かつ入水温が17℃未満の場合(S20:NO)には、給湯電磁弁64と給水電磁弁63を同時に開け続ける。また、入水温が17℃以上の場合(S20:YES)には、給湯電磁弁64を閉じて(S22)、給水電磁弁63のみを開け続ける。このため、50℃以上の高温の出湯温が設定されている場合に、高温の湯がそのまま洗濯機90に供給されて衣類を傷めてしまうといった不具合が生じることはない。
そして、注湯用流量センサ4で通水が検出されない状態(2.5リットル/分以下)の積算時間が所定時間(本実施形態では3分間)をこえた時点で(S21:YES)、洗濯機90への洗い用注湯動作が終了したと判断して開弁している給水電磁弁63及び給湯電磁弁64を閉じ(S14)、洗濯機90のすすぎ動作に対応した注湯制御を行うためのすすぎモードに移る(S15)。
【0029】
また、湯(40℃)洗いモードにおけるコントローラ9の制御処理は、上述したウール用湯(30℃)洗いモードの制御処理とほぼ同様である。異なる箇所は、ステップ8における演算が40℃の注湯温度となるように変化するのと、ステップ20の入水温度の判断が17℃から27℃に変わるところだけである。尚、給湯部50が未使用時には、給湯部50から出湯される湯は40℃に設定されるので、給水電磁弁63は極短時間しか開弁しないように制御されることになる。
また、給湯カラン21に出湯するために給湯部50が使用時には、洗濯注湯制御部60に供給される湯温は給湯リモコン58で設定された温度であるが、洗濯機90へは洗濯注湯制御部60で温度調節された湯が供給される。従って、給湯リモコン58で、例えば50℃のような高温の出湯温度の設定がなされていても、洗濯機90へは、そのような高温の湯が直接供給されてしまうことはない。
【0030】
洗いモードが終了するとすすぎモードに移行する。水すすぎモードでは、切替弁67を状態aにしたまま、給水電磁弁63を開弁する。このため、洗濯機90の水電磁弁91が開弁すると洗濯機90に水が供給される。そして、水すすぎモードに移行してから2時間が経過した時点で洗濯機90のすすぎ動作が終了したと判断して制御を終了する。
湯すすぎモードでは、切替弁67を状態aにしたまま、上述した湯洗いモードと同様の制御によって洗濯機90に40℃の湯が供給される。そして、湯すすぎモードに移行してから2時間が経過した時点で洗濯機90のすすぎ動作が終了したと判断して制御を終了する。
【0031】
以上説明したように、洗濯機注湯機能付風呂給湯器1では、給湯電磁弁64と給水電磁弁63とを同時に開弁し(本発明の湯水同時供給処理)、その後、給水電磁弁64と給湯電磁弁63のどちらか一方だけを開弁する(本発明の湯水片側供給処理)ことを1サイクル(本発明の単位注湯処理)とし、この1サイクルで所定の注湯温度となるように制御しているため、給湯部50で、湯水混合制御弁を用いて湯・水の混合比を制御しなくても、低温の湯を洗濯機90へ注湯することが可能となる。従って、ウールを洗濯するのに最適な30℃という低温の湯を簡単な構成で注湯でき、良好なウール洗いが安価に実施可能となる。
また、給湯部50から出湯された湯をそのまま洗濯機90に注湯するのではなく、洗濯注湯制御部60で給水管56からの水と混合して注湯するので、給湯設定温度が何℃であっても、常に最適な温度(40℃あるいは30℃)の湯を注湯できる。しかも、給湯設定温度が50℃以上の場合には、注湯温度を所定の温度にする制御は行わず、給水電磁弁63が開弁しっぱなしにされるので、所定の温度の湯を注湯することはできないものの、高温の湯がそのまま洗濯機90に注湯されて衣類を傷めてしまうことを防止できる。従って、給湯リモコン58で高温設定されていることに使用者が気付かずに、注湯リモコン68により湯洗い開始操作をおこなっても高温の湯が洗濯機90に注湯されることを防止できる。
そして、給湯カラン21(一般給湯栓)への給湯と洗濯注湯とを同時に行った場合には、給湯部50から出湯される湯温は、給湯リモコン58で設定した温度が優先されるので、洗濯機90へ注湯しながら、台所等で湯を使う場合に自由に給湯温度を設定できるので使い勝手がよい。
さらに、水と湯を同時に供給した後に、水あるいは湯を供給する順で1サイクルを構成しているので、逆の順番で1サイクルを構成した場合と比較して、高温の湯が供給される場合にウール等の洗濯物が傷む可能性を抑えることができる。
【0032】
また、従来の器具では、洗濯注湯制御部60を風呂付給湯器とは、別体のユニットとして、風呂付給湯器に外付けする洗濯機注湯装置としているため、水供給路61を水量制御弁28よりも上流側である水道管等に接続しなければならず、水供給管61と湯供給管62とにかかる水圧が変化してしまい、水比率(η)が器具による定数とならない。このため、上述したような制御によって洗濯に最適な温度の湯をつくろうとすると、混合湯温(T1)を計算によって求めることができないので、T1を測定するサーミスタが必要となってしまう。これに対して、本実施形態のように、洗濯注湯制御部60を給湯器1に内蔵すると水供給管61と湯供給管62とを共に、水量制御弁28よりも下流側の給水管56あるいは出湯管57から分岐して設けることができるため、給水電磁弁63と給湯電磁弁64とを同時に開弁した際に主供給管65に供給される水量と湯量の比、すなわち水比率(η)が常に一定となる。従って、主供給管65で混合された混合湯の温度T1を入水温T2と出湯温T3から求めることができるので、混合湯温T1を検出するためのサーミスタを設ける必要がなく、コストを抑えることができる。
【0033】
さらに、洗濯注湯制御部を風呂付給湯器に内蔵した器具としては、従来から、冷水や湯を循環加熱部の往き管や戻し管を介して洗濯機に注湯するものが知られている。この場合には、風呂熱交換器を冷水が通過する際に雰囲気中の水蒸気が凝縮し風呂熱交換器を腐食したり、下方のバーナに滴下して炎口つまりの原因となる不具合があった。また、往き管や戻し管を通過する際に圧損も大きくなっていた。これに対して、本実施形態の洗濯機注湯機能付風呂給湯器1では、冷水や湯は、往き管や戻し管とは、別の流路を通過するので上記のような問題も生じない。
【0034】
以上本発明の実施形態について説明したが、本発明はこうした実施形態に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施し得ることは勿論である。
例えば、本実施形態の洗濯機注湯装置では、給湯電磁弁64と給水電磁弁63とを同時に開弁し、その後、どちらか一方だけを開弁する1サイクルを、所定の注湯量(例えば10リットル)だけ洗濯機90に注湯する毎に1サイクル(単位注湯処理)が終了するように、給水電磁弁63と給湯電磁弁64とを同時に開弁する湯水同時供給処理と、給水電磁弁63と給湯電磁弁64のどちらか一方だけを開弁する湯水片側供給処理との配分を決定するようにしているが、所定の注湯時間だけ注湯する毎に1サイクルが終了するように湯水同時供給処理と湯水片側供給処理との配分を決定するようにしても構わない。この場合のウール用洗いモードにおけるコントローラ9の行う制御処理について図4のフローチャートを用いて説明する。尚、所定の注湯量だけ注湯する毎に1サイクルが終了するようにしている場合と異なる制御についてのみ説明する。
ステップ80では、1サイクルにおける給水電磁弁63と給湯電磁弁64とを同時に開弁すべき時間A1と、給水電磁弁63あるいは給湯電磁弁64のどちらか一方だけを開弁すべき時間A2を演算する。尚、本実施形態では、1サイクルは、60秒で行われるように制御される。
【0035】
水と湯を同時に供給した後に、水か湯のどちらを供給するかは、式(4)によって決定され、T1が30℃未満であれば給湯電磁弁64を開弁して湯を供給し、30℃以上であれば給水電磁弁63を開弁して水を供給する。
T1=η×T2+(1−η)×T3・・・・・・(4)
そして、この際の同時開弁時間A1は、式(5),(6)で求まる。
A1={(T2−30℃)×η×60秒}/{(30℃−T1)+(T2−30℃)×η}・・・・・・(5)
A1={(T3−30℃)×(1−η)×60秒}/{(30℃−T1)+(T3−30℃)×(1−η)}・・・・・・(6)
水と湯を同時に供給した後に、水を導入する場合には、式(5)を用い、湯を導入する場合には、式(6)を用いる。そして、片側開弁時間A2は、式(7)によって求まる。
A2=60秒−A1・・・・・・(7)
【0036】
そして、ステップ90において上記の演算方法によって計算された同時開弁時間A1の間、給水電磁弁63と給湯電磁弁64を同時に開弁して、水と湯を同時に供給し、同時開弁時間A1の注湯が完了すると(S90:YES)、上記演算結果に基づいて、給湯電磁弁64か給水電磁弁63のどちらかを閉弁する(S10)。そして、片側開弁時間A2の間、給水電磁弁63或いは給湯電磁弁64のどちらかを開弁し、片側閉弁時間A2の注湯(水)が完了すると(S110:YES)、給水電磁弁63を開弁状態、給湯電磁弁64を閉弁状態にして(S12)、1サイクルを終了する。そして、ステップ6に戻って所望の注湯量となるまでこのサイクルを繰り返し、ウール洗いに最適な30℃の湯を洗濯機90に供給する。
【0037】
また、洗濯注湯制御部60を風呂付給湯器とは、別体のユニットとして、風呂付給湯器に外付けする洗濯機注湯装置としてもかまわない。この場合には、水比率(η)を検出するための検出手段、例えば、主供給管65に混合湯温(T1)を測定するためのサーミスタなどを設ける方が好ましい。
【0038】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明の請求項1の洗濯機注湯装置によれば、洗濯機へ最適な注湯温度で注湯しながら、給湯器の一般給湯栓への出湯温度を自由に設定して、台所等で好きな温度で湯を使うことができるため使い勝手が良い。さらに、使用者の不注意による洗濯機への高温湯の注湯を防止できる。
加えて、給湯器で湯水混合制御弁を用いて湯・水の混合比を制御することなしに、簡単な構成で低温の湯を洗濯機に注湯できるので、良好なウール洗いが安価に実施できる。
【0039】
更に、本発明の請求項1記載の洗濯機注湯装置によれば、注湯温度制御を容易に行うことができる。
【0040】
更に、本発明の請求項2記載の洗濯機注湯装置によれば、一般給湯栓への給湯動作中に注湯動作を行っても、給湯器から出湯される湯の温度が変わらないので使い勝手が良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態としての洗濯機注湯機能付風呂給湯器の概略構成図である。
【図2】注湯リモコンの外観図である。
【図3】ウール用湯及び湯洗いモードにおけるコントローラの行う制御処理を表すフローチャートである。
【図4】ウール用湯及び湯洗いモードにおけるコントローラの行う制御処理を表すフローチャートである。
【符号の説明】
9…コントローラ、21…給湯カラン、28…水量制御弁、50…給湯部、51…給湯バーナ、52…給湯熱交換器、56…給水管、57…出湯管、60…洗濯注湯制御部、61…水供給管、62…湯供給管、63…給水電磁弁、64…給湯電磁弁、65…主供給管、68…注湯リモコン、90…洗濯機、92…注湯管。
Claims (2)
- 冷水を加熱して台所等の一般給湯栓に給湯する給湯器と、
上記給湯器の給湯路から分岐して湯を洗濯機に供給する洗濯湯供給路と、
上記洗濯湯供給路を開閉する湯開閉手段と、
冷水を洗濯機に供給する洗濯水供給路と、
上記洗濯水供給路を開閉する水開閉手段と
を備え、
上記湯開閉手段と上記水開閉手段との両方を開成して洗濯機に混合湯を注湯する湯水同時供給処理と、上記湯開閉手段と上記水開閉手段との何れか一方のみを開成して洗濯機に注湯あるいは注水する湯水片側供給処理とを組み合わせた単位注湯処理をサイクリックに繰り返し行うとともに、上記各単位注湯処理の終了時点で洗濯機に供給された湯の温度が所定温度となるように制御する注湯制御手段を備えた洗濯機注湯装置において、
上記単位注湯処理は、所定の注湯量だけ或いは所定の注湯時間だけ洗濯機に注湯する毎に1回の処理が終了するよう、上記湯水同時供給処理と上記湯水片側供給処理との配分を決定することを特徴とする洗濯機注湯装置。 - 洗濯機への注湯動作と一般給湯栓への給湯動作とを同時に行う際には、給湯器の出湯温度は、一般給湯栓への給湯設定温度が優先されることを特徴とする請求項1に記載の洗濯機注湯装置。
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