JP3072861B2 - 風呂給湯装置を利用した全自動洗濯機への給水装置に於ける制御方法 - Google Patents

風呂給湯装置を利用した全自動洗濯機への給水装置に於ける制御方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は風呂給湯装置を利用した
自動洗濯機への給水装置に於ける制御方法に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】洗濯は湯を用いて行うと汚れが落ちやす
いことが知られており、従来から風呂の残り湯を使用し
たり、給湯器の湯を使用したりすることが行われてい
る。しかしながら従来の湯の使用形態は、ポンプで単に
浴槽内の残り湯を汲み出して使用するか、または湯沸器
の給湯栓を洗濯機の近傍に設けて使用するかであり、風
呂の残り湯と湯沸器で沸かした湯を必要に応じて選択し
て洗濯機、特に全自動洗濯機に供給し得る装置はなかっ
た。
【0003】そこで出願人は先に、風呂の残り湯と湯沸
器で沸かした湯を必要に応じて選択して全自動洗濯機に
供給し得る風呂給湯装置を提案した。(特願平2−26
6094号の願書に添付した明細書及び図面参照)この
風呂給湯装置では、風呂の残り湯、即ち浴槽水をそのま
ま、または加熱して全自動洗濯機に供給したり、水道水
をそのまま、または加熱して全自動洗濯機に供給し得る
ものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した風呂給湯装置
では、洗濯用水として必要に応じて上記4種類を選択し
て全自動洗濯機に給水することができるで非常に便利な
のであるが、すすぎにも浴槽水を利用するのは衛生的、
精神的な面から好ましくない。
【0005】そこでこのような装置に於いては、全自動
洗濯機が洗いモードからすすぎモードに移行した場合に
は浴槽水を利用不可能とするのが良い。ところが全自動
洗濯機では、自体の動作に関連して外部の機器を直接的
に制御し得るような制御信号は外部に出力されておら
ず、これが洗いモードからすすぎモードに移行したこと
を直接的に外部から検出することはできない。
【0006】本発明は、このような点に鑑みて創案され
たもので、即ち、全自動洗濯機が洗いモードからすすぎ
モードに移行したことを、給水装置から洗濯機への給水
を介して間接的に検出して、すすぎに於ける浴槽水の利
用を不可能とすることを目的とするものである。また本
発明は、上述した目的と共に、ウール製品の洗濯を適切
に行えるようにすることを他の目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ために、本発明は、水道水を加熱するか、または不加熱
のまま供給する水道水供給手段と、浴槽水を加熱する
か、または不加熱のまま供給する浴槽水供給手段とを構
成し、夫々の供給手段には、上記加熱、不加熱を選択す
る加熱選択手段を構成すると共に、上記供給手段を選択
して給水の選択を行う給水選択手段を構成して成る風呂
給湯装置を利用した全自動洗濯機への給水装置に於い
て、該全自動洗濯機により制御される開閉弁に至る給水
経路に流水センサを設け、洗いモードとしての動作開始
後、流水センサが流水を連続して検出しない時間が設定
時間を越えるまではこのモードを維持して、上記加熱選
択手段と給水選択手段のいずれも操作可能に制御すると
共に、上記設定時間を越えた場合には、すすぎモードに
移行して、上記給水選択手段は強制的に水道水供給手段
を選択させ、上記加熱選択手段のみ操作可能に制御する
制御方法を提案する。
【0008】上記方法に於いて、水道水供給手段及び浴
槽水供給手段には供給温度調節手段を構成すると共に、
この供給温度調節手段には、その供給温度を、洗いモー
ド及びすすぎモードに関わらず、ウール製品の最適温度
に維持するためのウール洗濯設定手段を構成することが
できる。
【0009】
【作用】全自動洗濯機が開閉弁を開とすると、給水経路
を経て給水装置から洗濯槽内に給水が行われ、この給水
により流水センサがONとなる。従って給水装置は、給
水の開始をこの流水センサにより検出して、予め設定さ
れている条件の基で給水を行うことができる。
【0010】ところで全自動洗濯機では洗濯開始後の洗
いモードに於いて、開閉弁の制御により複数回に分けて
洗い動作用の給水が行われ、そして各給水の後にパルセ
ータの回転が行われる。そして所定の洗い動作が終了す
ると、全自動洗濯機は排水、脱水動作を行い、すすぎモ
ードに移行する。即ち、全自動洗濯機は、所定の排水、
脱水動作完了後に再び開閉弁を開として、すすぎ動作用
の給水を開始する。
【0011】上記の洗いモードに於ける各給水動作間の
時間は、このモードに於ける最後の給水完了からすすぎ
モードに於いて再び給水が開始されるまでの時間と比較
して必ず短い。即ち、前者の最長時間よりも後者の最短
時間の方が長い。
【0012】従って、この前者の最長時間よりも長く、
後者の最短時間よりも短い時間を設定時間として給水装
置側で監視を行い、流水センサが流水を連続して検出し
ない時間がこの設定時間を越えた時にすすぎモードへの
移行を検出することができ、この設定時間は上述した後
者の最短時間よりも短いので、すすぎモードに於ける給
水の開始に先立って、その給水の条件を設定することが
できる。
【0013】こうして給水装置は、全自動洗濯機がすす
ぎモードに移行することを検出した場合、給水選択手段
は強制的に水道水供給手段を選択させて加熱選択手段の
み操作可能とすることにより、浴槽水の利用は不可能と
し、水道水のみを加熱するか、または不加熱のまま洗濯
槽に供給してすすぎ動作を行うことができる。
【0014】以上の運転に先立って、ウール製品に対応
する設定手段を設定状態とすると、供給温度調節手段
は、水道水供給手段及び浴槽水供給手段の供給温度調節
手段を制御して上記洗いモード及びすすぎモードに関わ
らず、供給温度をウール製品の洗濯の最適温度、即ち3
0℃前後に維持することができる。
【0015】
【実施例】次に本発明の実施例を説明する。図1、図2
は本発明を適用する給水装置の実施例を表した系統説明
図である。図に於いて符号1、2は夫々にガスバーナ等
の加熱手段(図示省略)を設けた第1、第2の熱交換器
である。
【0016】第1の熱交換器1は上水道に接続して水道
水を加熱可能な構成としている。この第1の熱交換器1
の下流側には、上流側の水道水を合流させて混合する湯
水混合弁3を設けていて熱応動素子等により動作する弁
体により湯温を調節して出力する構成としている。符号
4は大気開放用のホッパー4であり、湯水混合弁3の出
力側と第1の熱交換器1の上流側からこのホッパー4に
夫々電磁弁等の開閉弁5,6を設けた供給管7,8を設
置しており、ホッパー4の出力側は配管9を介して第1
の三方弁10の一方の選択ポートに接続している。
【0017】上記第2の熱交換器2の上流側の配管11
は上記第1の三方弁10の共通ポート10cに接続し、
この第2の熱交換器2と第1の三方弁10間にはポンプ
12を設置している。また第2の熱交換器2の下流側の
配管13は第2の三方弁14の共通ポート14cに接続
しており、この第2の三方弁14の一方の選択ポート1
4aには洗濯機用配管15を接続すると共に他方の選択
ポート14bには浴槽16への往き管17を接続してい
る。そして浴槽16からの還り管18は上記第1の三方
弁10の他方の選択ポート10bに接続している。
【0018】符号19は全自動洗濯機であり、この全自
動洗濯機19には給水接続部の下流側に電磁弁等の開閉
弁20を設けている。そしてこの給水接続部と上記洗濯
機用配管15の延長上に構成した給水接続部とは図示上
は区別していないが、ホース21で接続して給水を行う
構成としている。そして給水装置側の給水接続部と第2
の三方弁14の一方の選択ポート14a間には流水セン
サ22を設けている。
【0019】以上の構成に於いて、まず全自動洗濯機1
9の開閉弁20が開であることを前提として上記給水装
置の動作を説明する。まず、図1中にハッチングを付し
て示すように第1の三方弁10は選択ポート10aと共
通ポート10cを連通させると共に、第2の三方弁14
は選択ポート14aと共通ポート14cを連通させて給
水動作を行うと、ホッパー4からの水道水がポンプ12
の動作により第1の三方弁10の共通ポート10c、選
択ポート10aを経て配管11に流入し、第2の熱交換
器2、配管13を流れて第2の三方弁14の共通ポート
14cに至る。次いでこの共通ポート14cから選択ポ
ート14aを経て洗濯機用配管15に流入し、流水セン
サ、ホース、開閉弁を経て全自動洗濯機19の洗濯槽2
3内に給水される。
【0020】以上の動作に於いて開閉弁6のみを開とす
ると、ホッパー4内には第1の熱交換器1で加熱しない
水道水がそのまま供給され、この水道水が上述した経路
により洗濯槽23内に供給される。また開閉弁7のみを
開とすると共に第1の熱交換器1の加熱手段を動作させ
ると、第1の熱交換器1に於いて加熱され湯水混合弁3
に於いて温度が調節された水道水がホッパー4内に供給
され、この加熱された水道水が上述した経路により洗濯
槽23内に供給される。従ってこれらの構成要素が水道
水供給手段を構成し、第1の熱交換器1及び夫々の開閉
弁5,6が加熱選択手段を構成する。
【0021】次に、図2中にハッチングを付して示すよ
うに第1の三方弁10は選択ポート10bと共通ポート
10cを連通させると共に第2の三方弁14は前述と同
様に選択ポート14aと共通ポート14cを連通させて
給水動作を行うと、浴槽内水が還り管18から第1の三
方弁10の選択ポート10b、共通ポート10cを経て
配管11内に流入し、以降は前述と同様の経路を経て全
自動洗濯機19の洗濯槽23内に給水される。
【0022】この際、第2の熱交換器2の加熱手段を動
作させれば、浴槽内水は第2の熱交換器2で加熱され
て、上述した経路により洗濯槽23内に供給される。従
ってこれらの構成要素が浴槽水供給手段を構成し、第2
の熱交換器2が加熱選択手段を構成する。図に於いて
は、この第2の熱交換器2には第1の熱交換器1にある
ような供給温度調節手段が表示されていないが、適宜の
適宜の供給温度調節手段を設けている。勿論、第1の熱
交換器1に関する供給温度調節手段もその構成は以上の
構成の他、適宜である。
【0023】以上のように第1の三方弁10に於いて、
共通ポート10cと連通させる選択ポート10a,10
bを選択することにより洗濯槽23に供給する水を、水
道水と浴槽水に切り換えることができ、従ってこの第1
の三方弁10が上記供給手段を選択して給水の選択を行
う給水選択手段を構成している。
【0024】一方、第2の三方弁14を上述の状態から
切り換えて共通ポート14cと選択ポート14bとを連
通させると、上述したように第2の三方弁14の共通ポ
ート14cに至った水道水または浴槽水を選択ポート1
4bから往き管17を経て浴槽16に供給することがで
き、この動作と共に上記加熱手段を動作させることによ
り、浴槽16への給湯または追焚を行うことができる。
従って、この第2の三方弁14は風呂、洗濯の選択手段
を構成している。
【0025】以上の夫々の加熱選択手段及び給水選択手
段は、予め給水装置の操作部に於いて設定して所望の給
水を行うことができ、この操作部は給水装置の本体Aと
は別に、洗濯機の設置場所に設置する構成とすることが
できる。
【0026】図3は操作部の実施例を外観により表した
もので、符号24は運転スイッチである。この運転スイ
ッチ24は給水装置本体Aの運転のON−OFFを行う
もので、ON状態では表示ランプ25が点灯する。次に
符号26は待機スイッチであり、この待機スイッチ26
はONの状態に於いて、全自動洗濯機19の開閉弁の動
作に追従する動作が可能となる。この待機スイッチ26
は、上述した風呂、洗濯の選択手段を連動させる構成と
しており、即ち待機スイッチ26がONの場合には第2
の三方弁14は選択ポート14aが共通ポート14cと
連通状態となる洗濯側に切り替わり、OFFの場合には
他の選択ポート14bが共通ポート14cに連通状態と
なる風呂側に切り替わる。またこの待機スイッチ26は
タイマーにより管理しており、ONとなった後に所定時
間が経過すると自動的にOFFとして、デフォールトで
は風呂の動作を優先する構成としている。
【0027】次に符号27は洗いスイッチであり、この
洗いスイッチ27は全自動洗濯機19が洗いモードに於
いて、その押し操作毎に洗濯槽23に供給する水を、湯
(加熱水道水)、水(水道水)、残り湯加熱、残り湯そ
のままとして順次循環式に選択を行えるものであり、選
択した内容は対応する各表示部28の表示ランプに表示
される構成としている。
【0028】次に符号29はすすぎスイッチであり、こ
のすすぎスイッチ29は全自動洗濯機19がすすぎモー
ドに於いて、その押し操作毎に洗濯槽23に供給する水
を、湯(加熱水道水)、水(水道水)のみで順次循環式
に選択を行えるものであり、この選択した内容も対応す
る各表示部30の表示ランプに表示される構成としてい
る。
【0029】また符号31はOFFスイッチであり、こ
のOFFスイッチ31は、上記待機スイッチ26のON
状態を強制的にOFFとするものである。更に符号32
はウール製品の洗濯を行う場合に特有のスイッチであ
り、このウールスイッチ32がONの場合には、洗いモ
ード及びすすぎモードのいずれの給水動作に於いても、
上述したように共通ポート14cから選択ポート14a
を経て洗濯機用配管15に流入し、流水センサ22、ホ
ース21、開閉弁20を経て全自動洗濯機19の洗濯槽
23内に給水される水温を30℃前後に維持することが
できる。即ち、このウールスイッチ32が上述したウー
ル洗濯設定手段を構成している。
【0030】以上の構成に於いて、運転スイッチ24及
び待機スイッチ26をONとした状態に於いて全自動洗
濯機19の運転を開始すると、給水装置の内部状態は全
自動洗濯機19のモードと同様に洗いモードとなる。
【0031】この状態に於いて全自動洗濯機19が開閉
弁20を開とすると、上述した各給水経路を経て給水装
置から洗濯槽23内に給水が行われ、この給水により流
水センサ22がONとなる。従って給水装置は、給水の
開始をこの流水センサ22により検出して、上記洗いス
イッチ27またはウールスイッチ32で予め設定されて
いる条件の基で上述した経路により洗濯槽23への給水
を行う。洗いスイッチ27により「湯」または「残り湯
加熱」が選択されていて、ウールスイッチ32がOFF
の場合には、洗濯槽23に供給される水の温度は上記湯
温調節手段により制御されて、洗濯に適当な温度(例え
ば35℃〜40℃程度)に維持される。一方、ウールス
イッチ32がONの場合には、ウール製品の洗濯に適切
な温度(30℃前後)に維持される。
【0032】以上の給水は洗いモードに於いて複数回に
分けて行われ、各給水の後にパルセータ33の回転が行
われる。そして所定の洗い動作が終了すると、全自動洗
濯機19は排水、脱水動作を行い、すすぎ動作に移行す
る。これらの動作時間の具体例を示すと、例えば洗いモ
ードに於いて各給水のインターバルは20秒〜2分30
秒、給水完了後のパルセータ回転時間の最短時間は2分
30秒、排水時間は1分〜1分30秒、脱水時間は1分
〜2分30秒であり、これらの時間が経過した後、すす
ぎに於ける給水動作が開始される。
【0033】即ち上述した具体例に於いては、洗いモー
ドに於ける各給水動作間の最長時間は2分30秒である
のに対して、洗いモードに於ける給水動作が完了してか
ら、すすぎモードの給水動作が開始されるまでの最短時
間は4分30秒であり、後者の時間の方が長い。このよ
うな時間関係は、殆どの全自動洗濯機19に於いてみら
れ、例えば時間Tとして3分〜4分を設定すると、この
設定時間Tは殆どの全自動洗濯機19に於いて前者の最
長時間よりも長く、後者の最短時間よりも短い時間とな
る。
【0034】従って、給水装置側で流水センサ22が連
続して流水を検出しない時間を、この設定時間Tと比較
して監視し、この検出しない時間が設定時間Tを越えた
時に、自体の動作をすすぎモードすることにより、全自
動洗濯機19のすすぎモード運転に対応することができ
る。
【0035】図4及び図5は以上の動作を概念的に表し
たものである。まず図4に於いて、待機スイッチ26が
ONとなると、給水装置自体の内部状態は洗いモードと
なる。次いで全自動洗濯機19の運転を開始して、所定
のシーケンスに於いて開閉弁20が制御され、洗いモー
ドに於ける給水が複数回に分けて行われる。この洗いモ
ードに於ける各給水間のインターバルt1,t2はいず
れも上記設定時間Tよりも短く、従って給水装置は自体
の内部状態を洗いモードのまま変更しない。
【0036】ところが全自動洗濯機19の洗いモードに
於ける所定の給水動作が完了して上述の一連の動作が進
行することにより、図5に示すように流水センサ22が
連続して流水を検出しない時間が設定時間Tとなると、
給水装置は自体の内部状態をすすぎモードに移行して、
全自動洗濯機19のすすぎモードに於ける給水に対応し
得る状態に設定する。即ちこの場合に於いて給水装置
は、上述した各手段の構成要素を制御して、給水選択手
段は強制的に水道水供給手段を選択させて加熱選択手段
のみ操作可能とすることにより、浴槽水の利用は不可能
とし、水道水のみを加熱するか、または不加熱のまま洗
濯槽23に供給してすすぎ動作を行うように設定する。
こうして設定時間Tよりも長い時間t3経過後に再び開
閉弁20が開となると、上記すすぎモードの設定に対応
した給水を行うことができる。
【0037】即ち、給水装置は、給水の開始を流水セン
サ22により検出して、上記すすぎスイッチ29または
ウールスイッチ32で予め設定されている条件の基で上
述した経路により洗濯槽23への給水を行う。すすぎス
イッチ29により「湯」が選択されていて、ウールスイ
ッチ32がOFFの場合には、洗濯槽23に供給される
水の温度は上記湯温調節手段により制御されて、洗濯に
適当な温度(例えば35℃〜40℃程度)に維持され
る。一方、ウールスイッチ32がONの場合には、ウー
ル製品の洗濯に適切な温度(30℃前後)に維持され
る。
【0038】
【発明の効果】本発明は以上の通り、自体の動作に関連
して外部の機器を直接的に制御し得るような制御信号が
外部に全く出力されていない全自動洗濯機に於ける洗い
モードからすすぎモードへの移行を、流水センサにより
間接的に検出して、自体の動作モードを設定することが
できるので、洗いモードに於いては、洗濯用水として必
要に応じて上記4種類を選択して給水することができ、
浴槽水、即ち残り湯を有効に利用し得ると共に、すすぎ
モードに於いては、この残り湯を自動的に利用不可能と
することにより使用者に不潔感を与えることがないとい
う効果がある。
【0039】また本発明は、ウール製品洗濯用の設定手
段を設けることにより、ウール製品の洗濯を適切に行え
るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用する給水装置の実施例を表した系
統説明図である。
【図2】図1の給水装置に於ける他の動作態様を表した
系統説明図である。
【図3】本発明を適用する給水装置に於ける操作部の構
成の実施例を表した正面説明図である。
【図4】本発明の動作を概念的に表したタイムチャート
である。
【図5】本発明の動作を図4よりも時間が経過した時点
で概念的に表したタイムチャートである。
【符号の説明】
1 第1の熱交換器 2 第2の熱交換器 3 湯水混合弁 4 ホッパー 5,6 開閉弁 7,8,9 配管 10 第1の三方弁 11,13 配管 14 第2の三方弁 15 洗濯機用配管 16 浴槽 17 往き管 18 還り管 19 全自動洗濯機 20 開閉弁 21 ホース 22 流水センサ 23 洗濯槽 24 運転スイッチ 25 表示部 26 待機スイッチ 27 洗いスイッチ 28 表示部 29 すすぎスイッチ 30 表示部 31 OFFスイッチ 32 ウールスイッチ 33 パルセータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−151458(JP,A) 特開 平4−143547(JP,A) 実開 昭61−35685(JP,U) 実開 平4−21387(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D06F 39/08 301 F24H 1/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水道水を加熱するか、または不加熱のま
    ま供給する水道水供給手段と、浴槽水を加熱するか、ま
    たは不加熱のまま供給する浴槽水供給手段とを構成し、
    夫々の供給手段には、上記加熱、不加熱を選択する加熱
    選択手段を構成すると共に、上記供給手段を選択して給
    水の選択を行う給水選択手段を構成して成る風呂給湯装
    置を利用した全自動洗濯機への給水装置に於いて、該全
    自動洗濯機により制御される開閉弁に至る給水経路に流
    水センサを設け、洗いモードとしての動作開始後、流水
    センサが流水を連続して検出しない時間が所定時間を越
    えるまではこのモードを維持して、上記加熱選択手段と
    給水選択手段のいずれも操作可能に制御すると共に、上
    記所定時間を越えた場合には、すすぎモードに移行し
    て、上記給水選択手段は強制的に水道水供給手段を選択
    させ、上記加熱選択手段のみ操作可能に制御することを
    特徴とする風呂給湯装置を利用した全自動洗濯機への給
    水装置に於ける制御方法
  2. 【請求項2】 請求項1の方法に於いて、水道水供給手
    段及び浴槽水供給手段には供給温度調節手段を構成する
    と共に、この供給温度調節手段には、その供給温度を、
    洗いモード及びすすぎモードに関わらず、ウール製品の
    最適温度に維持するためのウール洗濯設定手段を構成し
    たことを特徴とする風呂給湯装置を利用した全自動洗濯
    機への給水装置に於ける制御方法
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