JP7022518B2 - 熱源装置 - Google Patents
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Description
次に、熱源装置1の構成と、制御部11による制御動作等について説明する。まず、熱源装置1の給湯時の動作に基づいて、熱源装置1の構成を説明する。熱源装置1には、ガス配管4aへガスが供給され(図中矢印A)、水配管4bへ水が供給されている(図中矢印B)。
次に、図2を用いて、暖房時の動作について説明する。暖房時に使用される回路は、暖房戻り通路5e、高温暖房往き通路5f、低温暖房往き通路5g等からなり、暖房ポンプ41によって、暖房熱交換器27へ液体を循環させることができる。暖房熱交換器27においては、前述した給湯熱交換器25と同様に、バーナによって暖房熱交換器27を流れる液体を所望の温度に加熱することができる。
次に、図3を用いて、ドレン排出時の動作について説明する。前述したように、熱源装置1は、暖房熱交換器27および給湯熱交換器25からなる熱交換器26を具備する。それぞれの熱交換器26は、燃焼動作が停止した後に、結露を生じる場合がある。熱源装置1が、例えば排水溝を有する屋外に設置される場合には、熱交換器26において結露したドレンをそのまま排水溝へ排出することができる。
コントローラがONの状態では、制御部11は、水位センサ21によって風呂の水位を検知する。水位がある場合には、常時水位の変動を監視し、浴槽3の湯水が、浴槽排水栓が抜かれて排水状態に至ったかどうかを判断する。浴槽3の循環口以下にまで水位の低下が検出されると、浴槽3の設定温度の湯温の湯を所定量、後述の湯はり動作と同じ動きで、加熱された湯を給湯通路5aから浴槽給湯通路5側へ流し、第1流路切替弁7を経て、風呂往き通路5b、風呂戻り通路5cを用いて浴槽3へ給湯する。
次に、図5を用いて、浴槽3への湯はり動作について説明する。コントローラへ自動湯はりの入力があると、まず、制御部11は、水位センサ21によって風呂の水位を検知する。水位がある場合には、風呂ポンプ13を所定時間(例えば1分)運転し、風呂水流スイッチ19がONするかどうかを検出する。
前述したように、第1流路切替弁7を全開状態として、両搬送によって湯はりを行うことで、効率よく湯はりを行うことができる。しかし、第1流路切替弁7を全開状態とし、短絡通路5dによる分岐のみでは、確実に両搬送とはならない場合がある。例えば、前述したように、風呂往き通路5b側は、風呂ポンプ13や風呂熱交換器17などが配置され、全体の配管長も長くなる。このため、風呂往き通路5bと風呂戻り通路5cとの分岐部から浴槽3までのそれぞれの流体抵抗が異なる。このため、流体抵抗の大きな風呂往き通路5bへ、湯が十分に流れないおそれがある。
次に、湯はり時における第1流路切替弁7の制御について説明する。熱源装置1は、湯はり時に、第1流路切替弁7の開度を変更可能である。図9は、湯はり時の第1流路切替弁7の制御の一例を示すフローチャートである。まず、制御部11は、湯はりの信号を受けると、第1流路切替弁7を風呂往き優先開度に調整する(ステップ101)。風呂往き優先開度は、風呂往き通路5bへ優先的に湯を流すための開度である。
次に、湯はり時における第1流路切替弁7の他の制御について説明する。図10は、湯はり時の第1流路切替弁7の制御の一例を示すフローチャートである。まず、制御部11は、湯はりの信号を受けると、第1流路切替弁7を、あらかじめ最適な両搬送バランスとなるように定められた定常開度に調整する(ステップ201)。例えば、前述した、「湯量調整湯はり時A」となるように、第1流路切替弁7のステッピングモータを所定のステップ数回転させて、設定された開度に第1流路切替弁7の開度を調整する。
次に、第1流路切替弁7の開度情報の補正について説明する。図11は、定常開度を補正する例を示すフローチャートである。まず、制御部11は、湯はり時に、第1流路切替弁7が定常開度となっている状態で(ステップ301)、湯量センサ29によって浴槽3へ流れる湯の総量を計測し、所定の流量が流れるまでの時間情報を取得する。また、この際、湯はりを行っている時刻情報を取得する(ステップ302)。なお、時刻情報は、必ずしも必須ではない。また、時刻情報に加え、曜日情報や季節情報などを取得してもよい。
ところで、前述したような水崩れ現象が発生すると、自動湯はり等に際して風呂ポンプ13内にあるエアを浴槽3に押し出そうとする時に大きな音が生じる。特に、深夜帰宅して入浴する為に浴槽3に湯を張ろうとすると近所迷惑となる。例えば前述したように、配管洗浄時には、従来の湯はり時と同じように両搬送を行うため、第1流路切替弁7を全開状態とすると、風呂往き通路5bと風呂戻り通路5cとの分岐部から浴槽3までのそれぞれの流体抵抗が異なり、これにより、流体抵抗の大きな風呂往き通路5bへ、湯が十分に流れず片搬送となる場合がある。
2a………出湯サーミスタ
2b………缶体サーミスタ
2c………暖房高温サーミスタ
2d………風呂往きサーミスタ
2e………風呂戻りサーミスタ
2f………暖房低温サーミスタ
3………浴槽
4a………ガス配管
4b………水配管
5………浴槽給湯通路
5a………給湯通路
5b………風呂往き通路
5c………風呂戻り通路
5d………短絡通路
5e………暖房戻り通路
5f………高温暖房往き通路
5g………低温暖房往き通路
7………第1流路切替弁
9………第2流路切替弁
11………制御部
13………風呂ポンプ
15………ドレンタンク
17………風呂熱交換器
19………風呂水流スイッチ
21………水位センサ
23………水量センサ
25………給湯熱交換器
26………熱交換器
27………暖房熱交換器
29………湯量センサ
31………湯はり電磁弁
33………燃焼ファン
35………補給水電磁弁
37………暖房シスターン
39………追い焚き流量制御弁
41………暖房ポンプ
43………バイパスサーボ
45………水量サーボ
47………ドレン排水切替弁
Claims (2)
- 浴槽に接続され、給湯熱交換器から浴槽へ給湯する浴槽給湯通路を具備する熱源装置であって、
前記浴槽給湯通路から風呂往き通路と風呂戻り通路への流向を制御可能な第1流路切替弁と、前記風呂往き通路に配置される風呂ポンプと、を具備し、
前記第1流路切替弁から前記浴槽までの前記風呂往き通路は、前記第1流路切替弁から前記浴槽までの前記風呂戻り通路よりも長いため、流体抵抗が大きく、
前記第1流路切替弁は、制御部によって、少なくとも、前記浴槽給湯通路と前記風呂往き通路とが流通する全閉状態と、前記浴槽給湯通路と前記風呂戻り通路とが流通する全開状態と、を切り替え可能であり、
前記第1流路切替弁は、前記風呂往き通路へ優先的に液体を流すことが可能な風呂往き優先開度と、前記風呂往き優先開度に対して、前記風呂戻り通路への流量を増加させた定常開度との切り替えが可能であり、
前記制御部は、湯はり時に、前記定常開度における、前記風呂往き通路に流れる湯量を取得し、流量が所定以下である場合に、前記風呂往き通路へ液体が流れていないと判断し、前記風呂往き優先開度に切り替えて、所定時間後に再度前記定常開度へ切り替えることを特徴とする熱源装置。 - 前記第1流路切替弁は、前記制御部によって、前記全閉状態と、前記全開状態との間の中間状態で開度を調整することが可能であり、前記風呂往き優先開度は、前記全閉状態または前記中間状態であり、前記定常開度は、前記全開状態または前記中間状態であることを特徴とする請求項1記載の熱源装置。
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