JP3281200B2 - 風呂給湯装置 - Google Patents
風呂給湯装置Info
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- JP3281200B2 JP3281200B2 JP28908894A JP28908894A JP3281200B2 JP 3281200 B2 JP3281200 B2 JP 3281200B2 JP 28908894 A JP28908894 A JP 28908894A JP 28908894 A JP28908894 A JP 28908894A JP 3281200 B2 JP3281200 B2 JP 3281200B2
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- pipe
- filling
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は風呂給湯装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】風呂給湯装置では通常、浴槽に設定温度
の湯を新たに入れる湯張り機能と、既に浴槽内に張られ
ている湯の温度が下がったときに、設定温度に戻るよう
に循環加熱を行なう追焚機能、そして、両者を同時に行
なう湯さし機能が備えられている。このうち、湯張りは
給水の水道圧を利用して行なうが、追焚はポンプにより
浴槽内の湯を浴槽と熱交換器との間で循環させることに
より行なう。
の湯を新たに入れる湯張り機能と、既に浴槽内に張られ
ている湯の温度が下がったときに、設定温度に戻るよう
に循環加熱を行なう追焚機能、そして、両者を同時に行
なう湯さし機能が備えられている。このうち、湯張りは
給水の水道圧を利用して行なうが、追焚はポンプにより
浴槽内の湯を浴槽と熱交換器との間で循環させることに
より行なう。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】追焚のためにポンプを
起動し、浴槽と熱交換器とを結ぶ循環水路内で湯を循環
させようとする際に、ポンプの上流側にエアが溜まって
いると、ポンプにおいてエアかみが生じ、騒音が発生す
る。これを防ぐためにエアパージ（エア抜き）を行なお
うとすると、エアパージのためのポンプ運転を追焚制御
シーケンスの最初に入れておかねばならず、制御が複雑
になると共に、追焚に時間がかかるという問題がある。
起動し、浴槽と熱交換器とを結ぶ循環水路内で湯を循環
させようとする際に、ポンプの上流側にエアが溜まって
いると、ポンプにおいてエアかみが生じ、騒音が発生す
る。これを防ぐためにエアパージ（エア抜き）を行なお
うとすると、エアパージのためのポンプ運転を追焚制御
シーケンスの最初に入れておかねばならず、制御が複雑
になると共に、追焚に時間がかかるという問題がある。
【０００４】本発明はこのような課題を解決するために
成されたものであり、その目的とするところは、ポンプ
のエアかみを最小限に抑え、迅速な追焚を行なうことの
できる風呂給湯装置を提供することにある。
成されたものであり、その目的とするところは、ポンプ
のエアかみを最小限に抑え、迅速な追焚を行なうことの
できる風呂給湯装置を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段、作用及び効果】上記課題
を解決するために成された本発明は、図１に示すよう
に、浴槽１１内の水を熱交換器１２に戻す戻り管１３
と、熱交換器１２で加熱された水を浴槽１１に送り出す
往き管１４と、水道圧水を浴槽１１へ供給する湯張り管
１５とを備えた風呂給湯装置１０において、 a)循環ポンプ１６を戻り管１３に設け、 b)上記湯張り管１５を循環ポンプ１６よりも下流側の戻
り管１３に接続し、 c)湯張り管１５に開閉弁である湯張り弁１７を設け、 d)湯張り管１５の接続点よりも下流側の戻り管１３に開
閉弁である接続弁１８を設け、 e)湯張り時には、湯張り弁１７を開放すると共に湯張り
開始後の所定時間内のみ接続弁１８を閉鎖し、該所定時
間経過後は接続弁１８を開放するように制御する制御手
段２０を設けた、ことを特徴とする。
を解決するために成された本発明は、図１に示すよう
に、浴槽１１内の水を熱交換器１２に戻す戻り管１３
と、熱交換器１２で加熱された水を浴槽１１に送り出す
往き管１４と、水道圧水を浴槽１１へ供給する湯張り管
１５とを備えた風呂給湯装置１０において、 a)循環ポンプ１６を戻り管１３に設け、 b)上記湯張り管１５を循環ポンプ１６よりも下流側の戻
り管１３に接続し、 c)湯張り管１５に開閉弁である湯張り弁１７を設け、 d)湯張り管１５の接続点よりも下流側の戻り管１３に開
閉弁である接続弁１８を設け、 e)湯張り時には、湯張り弁１７を開放すると共に湯張り
開始後の所定時間内のみ接続弁１８を閉鎖し、該所定時
間経過後は接続弁１８を開放するように制御する制御手
段２０を設けた、ことを特徴とする。
【０００６】エアかみによる騒音は、エアがポンプの上
流側の水路に入っている時にのみ問題となり、エアが下
流側の水路にある場合にはエアは水流により押し出され
るため、問題とならない。本発明では、一つには循環ポ
ンプ１６を戻り管１３に設けたため、循環ポンプ１６よ
りも上流側の水路が短くなり、エアかみの可能性が低減
される。更に、湯張り時には制御手段２０が湯張り弁１
７を開放し、接続弁１８を閉鎖するため、水は水道圧に
より湯張り管１５→戻り管１３→循環ポンプ１６→戻り
管１３の経路により浴槽１１に供給される。このため、
循環ポンプ１６内及びその上流側の戻り管１３内のエア
は湯張り時に水道圧水によりパージされる。このとき、
接続弁１８の閉鎖により水は往き管１４を通らず、戻り
管１３のみを通って浴槽１１に供給されるため、水道圧
がそのまま循環ポンプ１６内及び戻り管１３に掛かり、
強力なエアパージが行なわれる。これらにより、本発明
ではエアかみの可能性が大きく低下し、エアパージを行
なうとしてもその所要時間を大幅に短縮することができ
るため、追焚を迅速に行なうことができるようになる。
流側の水路に入っている時にのみ問題となり、エアが下
流側の水路にある場合にはエアは水流により押し出され
るため、問題とならない。本発明では、一つには循環ポ
ンプ１６を戻り管１３に設けたため、循環ポンプ１６よ
りも上流側の水路が短くなり、エアかみの可能性が低減
される。更に、湯張り時には制御手段２０が湯張り弁１
７を開放し、接続弁１８を閉鎖するため、水は水道圧に
より湯張り管１５→戻り管１３→循環ポンプ１６→戻り
管１３の経路により浴槽１１に供給される。このため、
循環ポンプ１６内及びその上流側の戻り管１３内のエア
は湯張り時に水道圧水によりパージされる。このとき、
接続弁１８の閉鎖により水は往き管１４を通らず、戻り
管１３のみを通って浴槽１１に供給されるため、水道圧
がそのまま循環ポンプ１６内及び戻り管１３に掛かり、
強力なエアパージが行なわれる。これらにより、本発明
ではエアかみの可能性が大きく低下し、エアパージを行
なうとしてもその所要時間を大幅に短縮することができ
るため、追焚を迅速に行なうことができるようになる。
【０００７】更に、上記において、制御手段２０は、湯
張り開始後の所定時間内のみ接続弁１８を閉鎖し、該所
定時間経過後は接続弁１８を開放する。
張り開始後の所定時間内のみ接続弁１８を閉鎖し、該所
定時間経過後は接続弁１８を開放する。
【０００８】循環ポンプ１６内及び戻り管１３内のエア
のパージは、湯張りのための水道圧水の通水の初期の段
階で終了する。従って、その後は接続弁１８を開放する
ことにより、湯張り水は往き管１４と戻り管１３の２本
の経路から浴槽１１に供給されるようになり、湯張り時
間を短縮することができる。
のパージは、湯張りのための水道圧水の通水の初期の段
階で終了する。従って、その後は接続弁１８を開放する
ことにより、湯張り水は往き管１４と戻り管１３の２本
の経路から浴槽１１に供給されるようになり、湯張り時
間を短縮することができる。
【０００９】この場合、湯張り終了時には、制御手段２
０は先ず接続弁１８を閉鎖し、次に湯張り弁１７を閉鎖
するようにするとよい。
０は先ず接続弁１８を閉鎖し、次に湯張り弁１７を閉鎖
するようにするとよい。
【００１０】この理由は次の通りである。湯張り管１５
の接続点よりも上流の戻り管１３については、上記の通
り湯張り時の水道圧水によりエアパージが有効に行なわ
れるが、湯張り管１５の接続点よりも下流側の戻り管１
３及び往き管１４については、水道圧が分割されること
もあり、エアが残っている可能性がある。この場合、接
続弁１８が開いた状態で湯張り弁１７を先に閉じると戻
り管１３に水道圧が掛からなくなるため、そのようなエ
アが循環ポンプ１６側に逆流する可能性がある。そこ
で、先に接続弁１８を閉鎖することにより、循環ポンプ
１６へのそのようなエアの逆流を防止する。
の接続点よりも上流の戻り管１３については、上記の通
り湯張り時の水道圧水によりエアパージが有効に行なわ
れるが、湯張り管１５の接続点よりも下流側の戻り管１
３及び往き管１４については、水道圧が分割されること
もあり、エアが残っている可能性がある。この場合、接
続弁１８が開いた状態で湯張り弁１７を先に閉じると戻
り管１３に水道圧が掛からなくなるため、そのようなエ
アが循環ポンプ１６側に逆流する可能性がある。そこ
で、先に接続弁１８を閉鎖することにより、循環ポンプ
１６へのそのようなエアの逆流を防止する。
【００１１】上記風呂給湯装置において、図２に示すよ
うに、湯張り管１５が熱交換器１２を経由する、いわゆ
る一缶二水路式給湯装置１０ｂとなっている場合は、 f)熱交換器１２を介さずに戻り管１３と往き管１４とを
接続するバイパス管２１を設け、 g)バイパス管２１に開閉弁であるバイパス弁２２を設
け、 h)バイパス管接続点よりも下流側の戻り管１３に開閉弁
である熱交弁２３を設け、 i)制御手段２０は、湯張り時の上記所定時間経過後に接
続弁１８を開放する際、バイパス弁２２を開放して熱交
弁２３を閉鎖する、ようにしてもよい。
うに、湯張り管１５が熱交換器１２を経由する、いわゆ
る一缶二水路式給湯装置１０ｂとなっている場合は、 f)熱交換器１２を介さずに戻り管１３と往き管１４とを
接続するバイパス管２１を設け、 g)バイパス管２１に開閉弁であるバイパス弁２２を設
け、 h)バイパス管接続点よりも下流側の戻り管１３に開閉弁
である熱交弁２３を設け、 i)制御手段２０は、湯張り時の上記所定時間経過後に接
続弁１８を開放する際、バイパス弁２２を開放して熱交
弁２３を閉鎖する、ようにしてもよい。
【００１２】この場合、湯張り管１５が熱交換器１２を
経由するため、湯張り時に水は一旦熱交換器１２で加熱
される。従って、バイパス管２１を設けないと、このよ
うに一旦加熱された水が戻り管１３に入った後再び熱交
換器１２を通過することになり、湯張り設定温度を越え
てしまう可能性がある。そこで湯張り時に上記のように
往き管１４も使用する場合には、一度熱交換器１２を通
った湯張り水が再度熱交換器１２を通ることのないよう
に、バイパス管２１を通すようにするのである。
経由するため、湯張り時に水は一旦熱交換器１２で加熱
される。従って、バイパス管２１を設けないと、このよ
うに一旦加熱された水が戻り管１３に入った後再び熱交
換器１２を通過することになり、湯張り設定温度を越え
てしまう可能性がある。そこで湯張り時に上記のように
往き管１４も使用する場合には、一度熱交換器１２を通
った湯張り水が再度熱交換器１２を通ることのないよう
に、バイパス管２１を通すようにするのである。
【００１３】これを一般化すると、本発明に係る風呂給
湯装置の別の態様は、浴槽と熱交換器とを接続する循環
水路と、該循環水路に設けられ、浴槽内の水を循環水路
内で循環させる循環ポンプとを備えた風呂給湯装置にお
いて、 a)循環ポンプよりも下流側に開閉弁である接続弁を設
け、 b)循環を終了する場合、まず接続弁を閉鎖し、その後循
環ポンプを停止させる制御手段を設けた、ことを特徴と
するものである。
湯装置の別の態様は、浴槽と熱交換器とを接続する循環
水路と、該循環水路に設けられ、浴槽内の水を循環水路
内で循環させる循環ポンプとを備えた風呂給湯装置にお
いて、 a)循環ポンプよりも下流側に開閉弁である接続弁を設
け、 b)循環を終了する場合、まず接続弁を閉鎖し、その後循
環ポンプを停止させる制御手段を設けた、ことを特徴と
するものである。
【００１４】理由は上記と同様、循環ポンプの停止後に
循環ポンプやその上流の水路にエアが戻らないようにす
るためである。
循環ポンプやその上流の水路にエアが戻らないようにす
るためである。
【００１５】上記は循環ポンプの停止時の問題である
が、開始時についても同様のことが言える。すなわち、
制御手段が循環ポンプを起動する際は、まず接続弁を閉
鎖した状態で開始し、その後、接続弁を開放させるよう
にするとよい。これにより、ポンプ吐出圧が循環ポンプ
へのエアの逆流を防止する。
が、開始時についても同様のことが言える。すなわち、
制御手段が循環ポンプを起動する際は、まず接続弁を閉
鎖した状態で開始し、その後、接続弁を開放させるよう
にするとよい。これにより、ポンプ吐出圧が循環ポンプ
へのエアの逆流を防止する。
【００１６】
【実施例】本発明の一実施例として、一缶二水路式給湯
装置を図３により説明する。本給湯装置は一缶二水路式
であるため、１個の熱交換器３２に給湯吸熱部４２及び
追焚吸熱部６３の２個の吸熱部が設けられている。追焚
吸熱部６３には浴槽３１内の水を追焚吸熱部６３に戻す
戻り管６１と、追焚吸熱部６３で加熱された水を浴槽３
１に送る往き管６２が接続されており、このうち戻り管
６１に循環ポンプ７０及び水流スイッチ７１が設けられ
ている。戻り管６１と往き管６２は追焚吸熱部６３をバ
イパスする追焚バイパス管６４により接続されており、
追焚バイパス管６４と戻り管６１との接続点には追焚三
方弁７２が設けられている。本実施例の給湯装置３０に
おいては、この追焚三方弁７２は上記（図２）の接続弁
１８とバイパス弁２２と熱交弁２３の３個の開閉弁の働
きを兼ねる。
装置を図３により説明する。本給湯装置は一缶二水路式
であるため、１個の熱交換器３２に給湯吸熱部４２及び
追焚吸熱部６３の２個の吸熱部が設けられている。追焚
吸熱部６３には浴槽３１内の水を追焚吸熱部６３に戻す
戻り管６１と、追焚吸熱部６３で加熱された水を浴槽３
１に送る往き管６２が接続されており、このうち戻り管
６１に循環ポンプ７０及び水流スイッチ７１が設けられ
ている。戻り管６１と往き管６２は追焚吸熱部６３をバ
イパスする追焚バイパス管６４により接続されており、
追焚バイパス管６４と戻り管６１との接続点には追焚三
方弁７２が設けられている。本実施例の給湯装置３０に
おいては、この追焚三方弁７２は上記（図２）の接続弁
１８とバイパス弁２２と熱交弁２３の３個の開閉弁の働
きを兼ねる。
【００１７】一方、給湯吸熱部４２には給水管４１と給
湯管４３が接続されており、給水管４１には流量センサ
５０が、給湯管４３には給湯比例弁５２が設けられてい
る。給水管４１と給湯管４３は、給湯吸熱部４２をバイ
パスする給湯バイパス管４４により接続され、給湯管４
３と給湯バイパス管４４との接続点には水と湯を混合す
るミキシングバルブ（三方弁）５１が設けられている。
湯管４３が接続されており、給水管４１には流量センサ
５０が、給湯管４３には給湯比例弁５２が設けられてい
る。給水管４１と給湯管４３は、給湯吸熱部４２をバイ
パスする給湯バイパス管４４により接続され、給湯管４
３と給湯バイパス管４４との接続点には水と湯を混合す
るミキシングバルブ（三方弁）５１が設けられている。
【００１８】前記追焚系統の循環ポンプ７０と水流スイ
ッチ７１との間の戻り管６１には、給湯比例弁５２より
も下流側の給湯管４３に連通する湯張り管６５が接続さ
れている。湯張り管６５には、給湯管４３の方から順
に、湯張り開閉弁７５、流量センサ（Ｑ）７４、風呂比
例弁７３が設けられている。この湯張り開閉弁７５が上
記湯張り弁１７に相当する。湯張り開閉弁７５と流量セ
ンサ７４との間の湯張り管６５には、給水管４１と連通
する差し水管６６が接続されており、この差し水管６６
には差し水開閉弁７６が設けられている。
ッチ７１との間の戻り管６１には、給湯比例弁５２より
も下流側の給湯管４３に連通する湯張り管６５が接続さ
れている。湯張り管６５には、給湯管４３の方から順
に、湯張り開閉弁７５、流量センサ（Ｑ）７４、風呂比
例弁７３が設けられている。この湯張り開閉弁７５が上
記湯張り弁１７に相当する。湯張り開閉弁７５と流量セ
ンサ７４との間の湯張り管６５には、給水管４１と連通
する差し水管６６が接続されており、この差し水管６６
には差し水開閉弁７６が設けられている。
【００１９】上記の循環ポンプ７０や三方弁７２、ミキ
シングバルブ５１、比例弁５２、７３等は制御部３４に
より制御される。なお、図３では各種温度センサの図示
を省略した。
シングバルブ５１、比例弁５２、７３等は制御部３４に
より制御される。なお、図３では各種温度センサの図示
を省略した。
【００２０】以上の構成を有する本実施例の給湯装置に
おいて湯張り及び追焚を行なう際は、制御部３４は図５
に示すようなタイミングで各弁及び循環ポンプの制御を
行なう。まず、湯張りを行なうときは、最初に湯張り開
閉弁７５を開放し、風呂比例弁７３を徐々に開いてゆ
く。このとき、追焚三方弁７２は閉位置（図４（ｃ））
としておく。これにより、図６（ａ）に示すように、給
水管４１の水は給湯吸熱部４２（ここで設定温度に加熱
される）→給湯管４３→ミキシングバルブ５１→給湯比
例弁５２→湯張り管６５→戻り管６１の経路で浴槽に供
給される。
おいて湯張り及び追焚を行なう際は、制御部３４は図５
に示すようなタイミングで各弁及び循環ポンプの制御を
行なう。まず、湯張りを行なうときは、最初に湯張り開
閉弁７５を開放し、風呂比例弁７３を徐々に開いてゆ
く。このとき、追焚三方弁７２は閉位置（図４（ｃ））
としておく。これにより、図６（ａ）に示すように、給
水管４１の水は給湯吸熱部４２（ここで設定温度に加熱
される）→給湯管４３→ミキシングバルブ５１→給湯比
例弁５２→湯張り管６５→戻り管６１の経路で浴槽に供
給される。
【００２１】上記により戻り管６１内のエアがパージさ
れた後、追焚三方弁７２をバイパス位置（ＢＰ）に切り
換える（図４（ｂ））。これは上記の「湯張り時の上記
所定時間経過後に接続弁を開放する際、バイパス弁を開
放して熱交弁を閉鎖する」に相当する。これにより、図
６（ｂ）に示すように、湯張り管６５からの湯は、循環
ポンプ７０→戻り管６１を経由する経路と、水流スイッ
チ７１→追焚三方弁７２→追焚バイパス管６４→往き管
６２を経由する経路の２本の経路で浴槽に供給される。
また、このとき、一旦給湯吸熱部４２で加熱された湯は
再度追焚吸熱部６３を経由することはない。
れた後、追焚三方弁７２をバイパス位置（ＢＰ）に切り
換える（図４（ｂ））。これは上記の「湯張り時の上記
所定時間経過後に接続弁を開放する際、バイパス弁を開
放して熱交弁を閉鎖する」に相当する。これにより、図
６（ｂ）に示すように、湯張り管６５からの湯は、循環
ポンプ７０→戻り管６１を経由する経路と、水流スイッ
チ７１→追焚三方弁７２→追焚バイパス管６４→往き管
６２を経由する経路の２本の経路で浴槽に供給される。
また、このとき、一旦給湯吸熱部４２で加熱された湯は
再度追焚吸熱部６３を経由することはない。
【００２２】湯張りを終了する時は、まず追焚三方弁７
２を閉位置にした後、湯張り開閉弁７５を閉鎖する。こ
れは、上記「まず接続弁を閉鎖し、次に湯張り弁を閉鎖
する」に相当する。なお、風呂比例弁５２はこの間徐々
に閉鎖してゆく。
２を閉位置にした後、湯張り開閉弁７５を閉鎖する。こ
れは、上記「まず接続弁を閉鎖し、次に湯張り弁を閉鎖
する」に相当する。なお、風呂比例弁５２はこの間徐々
に閉鎖してゆく。
【００２３】追焚を行なう場合は、まず循環ポンプ７０
を起動し、追焚三方弁７２をバイパス位置に切り換え
る。これにより、図７（ａ）に示すように、浴槽３１内
の水は追焚吸熱部６３を通らず、追焚バイパス管６４を
通って往き管６２から浴槽に戻る。これにより循環水路
内のエアパージを行ない、水位センサ（図示せず）が正
確に作動するようにしておく。その後、追焚三方弁７２
を熱交換器位置（ＨＴ。図４（ａ））に切り換えること
により、図７（ｂ）に示すように、追焚吸熱部６３を経
由して追焚が行なわれるようになる。
を起動し、追焚三方弁７２をバイパス位置に切り換え
る。これにより、図７（ａ）に示すように、浴槽３１内
の水は追焚吸熱部６３を通らず、追焚バイパス管６４を
通って往き管６２から浴槽に戻る。これにより循環水路
内のエアパージを行ない、水位センサ（図示せず）が正
確に作動するようにしておく。その後、追焚三方弁７２
を熱交換器位置（ＨＴ。図４（ａ））に切り換えること
により、図７（ｂ）に示すように、追焚吸熱部６３を経
由して追焚が行なわれるようになる。
【００２４】
【図１】 本発明の第１の態様を説明するための説明
図。
図。
【図２】 本発明の第２の態様を説明するための説明
図。
図。
【図３】 本発明の一実施例である一缶二水路式給湯装
置の概略構成図。
置の概略構成図。
【図４】 追焚三方弁の各種状態を示す説明図。
【図５】 実施例の給湯装置における湯張り及び追焚の
際のタイミングチャート。
際のタイミングチャート。
【図６】 実施例の給湯装置における湯はり開始時点の
水路図（ａ）及び所定時間経過後の水路図（ｂ）。
水路図（ａ）及び所定時間経過後の水路図（ｂ）。
【図７】 実施例の給湯装置における追焚開始時点の水
路図（ａ）及び所定時間経過後の水路図（ｂ）。
路図（ａ）及び所定時間経過後の水路図（ｂ）。
１０…給湯装置 １０ｂ…一缶二水路式給湯装置 １２…熱交換器 １３…戻り管 １４…往き管 １５…湯張り管 １６…循環ポンプ １７…湯張り開閉弁 １８…接続弁 ２１…バイパス管 ２２…バイパス弁 ２３…熱交弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高木 健 神戸市東灘区魚崎浜町43番１号 日本ユ プロ株式会社内 (72)発明者 中田 雄士 神戸市東灘区魚崎浜町43番１号 日本ユ プロ株式会社内 (56)参考文献 特開 平１−252854（ＪＰ，Ａ) 実開 平６−73648（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) F24H 1/00 602
Claims (5)
- 【請求項１】 浴槽内の水を熱交換器に戻す戻り管と、
熱交換器で加熱された水を浴槽に送り出す往き管と、水
道圧水を浴槽へ供給する湯張り管とを備えた風呂給湯装
置において、 a)循環ポンプを戻り管に設け、 b)上記湯張り管を循環ポンプよりも下流側の戻り管に接
続し、 c)湯張り管に開閉弁である湯張り弁を設け、 d)湯張り管の接続点よりも下流側の戻り管に開閉弁であ
る接続弁を設け、 e)湯張り時には、湯張り弁を開放すると共に湯張り開始
後の所定時間内のみ接続弁を閉鎖し、該所定時間経過後
は接続弁を開放するように制御する制御手段を設けた、 ことを特徴とする風呂給湯装置。 - 【請求項２】 制御手段は、湯張り終了時にまず接続弁
を閉鎖し、次に湯張り弁を閉鎖するように制御すること
を特徴とする請求項１記載の風呂給湯装置。 - 【請求項３】 上記風呂給湯装置が、湯張り管が上記熱
交換器を経由する一缶二水路式給湯装置となっており、 f)熱交換器を介さずに上記戻り管と往き管とを接続する
バイパス管を設け、 g)バイパス管に開閉弁であるバイパス弁を設け、 h)バイパス管接続点よりも下流側の戻り管に開閉弁であ
る熱交弁を設け、 i)制御手段は、湯張り時の上記所定時間経過後に接続弁
を開放する際、バイパス弁を開放して熱交弁を閉鎖する
ように制御する、 ことを特徴とする請求項１記載の風呂給湯装置。 - 【請求項４】 浴槽と熱交換器とを接続する循環水路
と、該循環水路に設けられ、浴槽内の水を循環水路内で
循環させる循環ポンプとを備えた風呂給湯装置におい
て、 a)循環ポンプよりも下流側に開閉弁である接続弁を設
け、 b)循環を終了する場合、まず接続弁を閉鎖し、その後循
環ポンプを停止させる制御手段を設けた、 ことを特徴とする風呂給湯装置。 - 【請求項５】 制御手段は、循環ポンプを起動する時は
接続弁を閉鎖した状態で起動し、その後、接続弁を開放
させるように制御することを特徴とする請求項２又は請
求項４に記載の風呂給湯装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28908894A JP3281200B2 (ja) | 1994-10-28 | 1994-10-28 | 風呂給湯装置 |
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| JP28908894A JP3281200B2 (ja) | 1994-10-28 | 1994-10-28 | 風呂給湯装置 |
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-
1994
- 1994-10-28 JP JP28908894A patent/JP3281200B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Publication date |
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| JPH08128722A (ja) | 1996-05-21 |
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