JP3551529B2 - 風呂自動給湯装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は1缶2回路式熱交換缶体を設備した給湯設備における風呂自動給湯装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図3は従来における風呂自動給湯装置を備えた給湯設備の全体構成図である。この図3に沿って従来装置を以下に説明する。
図3において、1缶2回路式熱交換缶体10に対して、循環往路31と循環復路32とからなる追い焚き循環回路30と、上水道等からの水を加熱して給湯する給湯回路40とが導かれ、1缶2回路式熱交換缶体10の1つの熱交換部15で2つの回路30、40の水が加熱されるようになされている。風呂の追い焚きは、浴槽水が循環ポンプ33によって浴槽20から循環往路31を通って1缶2回路式熱交換缶体10に入り、加熱されて循環復路32を通って浴槽20に戻ることで行われる。また前記給湯回路40による給湯は、上水道等からの水が入水路41を通って1缶2回路式熱交換缶体10に入り、加熱されて出湯路42に出湯されることで行われる。
前記給湯回路40から風呂自動給湯路50が分岐され、三方弁51を介して追い焚き循環回路30の循環往路31に接続されている。
風呂追い焚き運転時には、前記三方弁51が浴槽20側と1缶2回路式熱交換缶体10側とを接続するように切り換えられ、これによって浴槽水が1缶2回路式熱交換缶体10の熱交換部15に導かれて加熱される。
また風呂自動給湯運転時には、前記三方弁51が風呂自動給湯路50側と1缶2回路式熱交換缶体10側とを接続するように切り換えられ、これによって風呂自動給湯路50から追い焚き循環回路30の循環往路31に入った温水は循環ポンプ33によって1缶2回路式熱交換缶体10を通って循環復路32から浴槽20に導入される。また風呂自動給湯路50から追い焚き循環回路30の循環往路31に入った温水の一部は、前記三方弁51に付属の逆止弁付きバイパス51a を通って循環往路31の浴槽20側にも流れ、浴槽20に導入される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが上記従来の装置においては、風呂自動給湯運転を行う場合、風呂自動給湯路50から追い焚き循環回路30の循環往路31に入った温水は循環ポンプ33によって1缶2回路式熱交換缶体10を通った後浴槽20に導入されることから、既に給湯回路40で一回加熱された風呂自動給湯温水が1缶2回路式熱交換缶体10を通る際に再度加熱されることになり、その結果、浴槽への給湯温度が設定温度よりも高くなるという問題があった。
【0004】
そこで本発明は、上記従来装置における欠点を解消し、風呂自動給湯の際に、浴槽への給湯温度が設定給湯温度を越えてしまうといったことなく、所定の給湯設定温度の温水をもって確実に浴槽へ導入することができる風呂自動給湯装置の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の風呂自動給湯装置は、浴槽からの循環往路と浴槽への循環復路とからなる追い焚き循環回路と上水道からの水を加熱して給湯する給湯回路との2つの回路を1つのバーナで兼用して熱交換加熱する1缶2回路式熱交換缶体を設備し、前記給湯回路から分岐される風呂自動給湯路を前記追い焚き循環回路に接続して、該追い焚き循環回路を介して浴槽に温水を自動給湯するようにした風呂自動給湯装置であって、前記風呂自動給湯路を三方弁を介して前記追い焚き循環回路の循環往路に接続し、且つ風呂追い焚き運転時には前記三方弁を循環往路の浴槽側と1缶2回路式熱交換缶体側とが接続するように切り換えると共に風呂自動給湯運転時には前記三方弁を風呂自動給湯路側と前記循環往路の浴槽側とが接続するように切り換える制御部を設けたことを第1の特徴としている。
また本発明の風呂自動給湯装置は、風呂自動給湯路の三方弁の手前の位置で前記追い焚き循環回路の循環復路にも接続していることを第2の特徴としている。
【0006】
【作用】
上記本発明の第1の特徴によれば、リモコン等により風呂自動給湯運転が指令されると、制御部によって、風呂自動給湯路と追い焚き循環回路の循環往路との間に介装される三方弁が、風呂自動給湯路側と循環往路の浴槽側とが接続するように切り換えられる。これによって、給湯回路を通って風呂自動給湯用に加熱された温水が風呂自動給湯路から三方弁を通って循環往路の浴槽側に入り、そのままの循環往路を浴槽側に流れて、浴槽に導入される。
よって風呂自動給湯運転時には、給湯される温水は1缶2回路式熱交換缶体に流れることなく、よって再加熱されることなく浴槽に導入され、設定温度通りの温度で浴槽の自動湯張りができる。
また風呂自動給湯運転時に温水は風呂自動給湯路から三方弁を介して循環往路の浴槽側に入るので、上記従来装置で設けていた三方弁に付属の逆止弁付きバイパスが不要となり、コストダウンになると共に前記逆止弁付きバイパスを通って浴槽側から1缶2回路式熱交換缶体側へ無理やりに回り込む温水も確実に防止することができる。
また本発明の上記第2の特徴によれば、上記第1の特徴による作用に加えて、風呂自動給湯運転時に風呂自動給湯路を流れてくる温水が、三方弁の手前の位置で、風呂自動給湯路から追い焚き循環回路の循環復路にも流れ込んで浴槽に導入されるので、浴槽への自動給湯が両搬送となり、よって自動給湯流量を確保して速やかに浴槽への自動給湯を行うことができる。
【0007】
【実施例】
以下に本発明を実施例に基づいて説明する。
図1は本発明の風呂自動給湯装置を備えた給湯設備の全体構成図、図2は制御部による風呂自動給湯運転の制御機構を説明するフローチャートである。
【0008】
図1において、給湯設備は1缶2回路式熱交換缶体10を設備し、該缶体10には浴槽20からの追い焚き循環回路30と、上水道からの水を加熱して供給する給湯回路40とが導入されている。
前記1缶2回路式熱交換缶体10には、バーナ11と、該バーナ11に空気を供給する送風器12、点火器13、石油等の燃料を供給するための2つのポンプPとその間に配置されるインジェクターIJとバイパス弁SV等からなる燃料供給手段14が設けられ、また缶体10内には追い焚き循環回路30を通って導かれた水の加熱と給湯回路40を通って導かれた水の加熱を兼用して行う1つの熱交換部15が設けられている。
前記浴槽20にはその下側部に循環金具21が設けられ、該循環金具21から追い焚き循環回路30が缶体10に延設されている。
【0009】
前記追い焚き循環回路30は、浴槽20から缶体10への循環往路31と缶体10から浴槽20への循環復路32とからなり、循環往路31には三方弁52よりも缶体10側に循環ポンプ33、水流スイッチ34、浴槽温度センサ35が設けられ、三方弁52よりも浴槽20側に浴槽水位センサ36が設けられている。浴槽水位センサ36は浴槽水位に応じて加わる水圧をとらえて水位を検出する。
前記給湯回路40は、入水路41と、出湯路42と、出湯路42から分岐される一般給湯路43と風呂自動給湯路50と、前記入水路41から出湯路42へバイパスするバイパス路45とからなる。バイパス路45にはバイパス流量を調節する流量調節弁45a が設けられている。
前記入水路41には前記バイパス路45の分岐点よりも下流位置に水量センサ41aと、入水温度センサ41b と、水流スイッチ41c とが設けられている。
前記出湯路42には出湯温度センサ42a と、前記バイパス路45の接続点より下流位置に給湯温度センサ42b 、過流出防止器42c とが設けられている。
前記風呂自動給湯路50は、その先端で三方弁52を介して前記追い焚き循環回路30の循環往路31に接続されている。また風呂自動給湯路50は前記三方弁52の手前の位置の接続点Xで前記追い焚き循環回路30の循環復路32にも接続されている。風呂自動給湯路50には水量センサ53と、落とし込み弁54と、落とし込みホッパ55とが設けられている。
制御部60は、マイコンを内蔵し、装置各部のセンサ類からの情報を受け、またリモコン70からの指令に基づいて、制御プログラムに従って所定の演算、判定を行い、装置各部に所定の動作指令を行う。
【0010】
上記制御部60による三方弁52の切り換え制御機構は、風呂追い焚き運転時には三方弁52を循環往路31の浴槽20側と1缶2回路式熱交換缶体10側とが接続するように切り換えると共に、風呂自動給湯運転時には三方弁52を風呂自動給湯路50側と前記循環往路31の浴槽20側とが接続するように切り換える構成としている。
図2のフローチャートに沿って制御部60による風呂自動給湯運転の制御機構を説明する。
今、リモコン70等により、風呂自動給湯運転スイッチがオンされると、制御部60は、三方弁52を風呂自動給湯路50側と浴槽20側とが接続するように切り換え(S1)、次に風呂自動給湯路50の落とし込み弁54を開放する(S2)。これによって上水道から水が給湯回路40の入水管41に流れて水流スイッチ41c がオンすると(S3でイエス)、バーナ11がオン(S4)され、燃焼を開始する。1缶2回路式熱交換缶体10の熱交換部15を通って加熱された温水は、出湯路42から風呂自動給湯路50を通って供給される。風呂自動給湯路50の温水は落とし込みホッパ55を経て、一部は追い焚き循環回路30との接続点Xから循環復路32に流れ込み、浴槽20へ導入される。また残りは三方弁52を経て追い焚き循環回路30の循環往路31の浴槽20側に流れ込み、浴槽20に導入される。
即ち、風呂自動給湯路50からの温水は何れも1缶2回路式熱交換缶体10の熱交換部15を通ることなく浴槽20に導入される。
水量センサ53が所定量の落とし込み水量を検出すると(S5でイエス)、落とし込み弁54を閉止する(S6)。これにより水流スイッチ41c がオフすると(S7)、バーナ11をオフし(S8)、三方弁52を循環往路31の浴槽20側と1缶2回路式熱交換缶体10側とが接続するように切り換える(S9)。これによって風呂自動給湯運転が終了する。
なお、風呂自動給湯の温水温度は給湯温度センサ42b 等を用いて設定温度に調整される。
【0011】
実施例においては、風呂自動給湯路50からの温水は追い焚き循環回路30の循環往路31と循環復路32を通って両搬送で浴槽20に導入されるようにしており、この両搬送によって十分な流量を確保して迅速に浴槽20への給湯ができる。が、風呂自動給湯路50と循環復路32とは必ずしも接続する必要はない。
【0012】
【発明の効果】
本発明は以上の構成よりなり、請求項1に記載の風呂自動給湯装置によれば、風呂追い焚き運転時には三方弁を循環往路の浴槽側と1缶2回路式熱交換缶体側とが接続するように切り換えると共に風呂自動給湯運転時には三方弁を風呂自動給湯路側と前記循環往路の浴槽側とが接続するように切り換える制御部を設けたので、風呂自動給湯される温水を、1缶2回路式熱交換缶体側へは流すことなく、即ち温水の再加熱を防止して、設定温度通りの温度で浴槽へ確実に導入することができる。
また風呂自動給湯運転時に温水は風呂自動給湯路から三方弁を介して循環往路の浴槽側に入るので、上記従来装置で設けていた三方弁に付属の逆止弁付きバイパスが不要となり、コストダウンになると共に温水が前記逆止弁付きバイパスを通って浴槽側から1缶2回路式熱交換缶体側へ無理やりに回り込もうとするのも確実に防止することができる。
また請求項2に記載の風呂自動給湯装置によれば、上記請求項1に記載の構成による効果に加えて、風呂自動給湯路の三方弁の手前の位置で追い焚き循環回路の循環復路にも接続しているので、浴槽への自動給湯を両搬送とすることができ、よって十分な流量を確保して速やかに浴槽へ自動給湯を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の風呂自動給湯装置を備えた給湯設備の全体構成図である。
【図2】制御部による風呂自動給湯運転の制御機構を説明するフローチャートである。
【図3】従来の風呂自動給湯装置を備えた給湯設置の全体構成図である。
【符号の説明】
10 1缶2回路式熱交換缶体
11 バーナ
15 熱交換部
20 浴槽
30 追い焚き循環回路
31 循環往路
32 循環復路
33 循環ポンプ
40 給湯回路
50 風呂自動給湯路
52 三方弁
60 制御部

Claims (2)

  1. 浴槽からの循環往路と浴槽への循環復路とからなる追い焚き循環回路と上水道からの水を加熱して給湯する給湯回路との2つの回路を1つのバーナで兼用して熱交換加熱する1缶2回路式熱交換缶体を設備し、前記給湯回路から分岐される風呂自動給湯路を前記追い焚き循環回路に接続して、該追い焚き循環回路を介して浴槽に温水を自動給湯するようにした風呂自動給湯装置であって、前記風呂自動給湯路を三方弁を介して前記追い焚き循環回路の循環往路に接続し、且つ風呂追い焚き運転時には前記三方弁を循環往路の浴槽側と1缶2回路式熱交換缶体側とが接続するように切り換えると共に風呂自動給湯運転時には前記三方弁を風呂自動給湯路側と前記循環往路の浴槽側とが接続するように切り換える制御部を設けたことを特徴とする風呂自動給湯装置。
  2. 風呂自動給湯路を該風呂自動給湯路の三方弁の手前の位置で追い焚き循環回路の循環復路にも接続していることを特徴とする請求項1に記載の風呂自動給湯装置。
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