JPH1194278A - 電気温水器 - Google Patents
電気温水器Info
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- JPH1194278A JPH1194278A JP25818997A JP25818997A JPH1194278A JP H1194278 A JPH1194278 A JP H1194278A JP 25818997 A JP25818997 A JP 25818997A JP 25818997 A JP25818997 A JP 25818997A JP H1194278 A JPH1194278 A JP H1194278A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 湯を無駄に使用せずに試運転湯張りが行える
電気温水器を得ること。 【解決手段】 水を加熱して貯留しておく貯湯槽１と、
貯湯槽１内で加熱された湯と水とを混合する電動湯水混
合弁４と、電動湯水混合弁４によって混合された湯水の
浴槽２への供給を制御する電磁弁２８と、電動湯水混合
弁４や電磁弁２８等を制御する制御部３１と、制御部３
１に指令する操作部３２等とを備えた電気温水器であっ
て、制御部３１に電動湯水混合弁４を水側全開に制御す
る試運転モードを備えた。
電気温水器を得ること。 【解決手段】 水を加熱して貯留しておく貯湯槽１と、
貯湯槽１内で加熱された湯と水とを混合する電動湯水混
合弁４と、電動湯水混合弁４によって混合された湯水の
浴槽２への供給を制御する電磁弁２８と、電動湯水混合
弁４や電磁弁２８等を制御する制御部３１と、制御部３
１に指令する操作部３２等とを備えた電気温水器であっ
て、制御部３１に電動湯水混合弁４を水側全開に制御す
る試運転モードを備えた。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、貯湯槽を有し、沸
き上げた湯を水と混合して浴槽等に給湯する湯張りモー
ドを備えた電気温水器に関するものである。
き上げた湯を水と混合して浴槽等に給湯する湯張りモー
ドを備えた電気温水器に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】図１は本発明に係る電気温水器の構成図
であるが、従来技術の構成もほぼ同様なので、以下、本
発明にかかる図面を用いて従来の浴槽への湯張り作用に
ついて説明する。制御部３１は第２の温度センサ２９に
よる検出温度が、操作部３２の設定器によってあらかじ
め設定された湯張り温度になるように、電動湯水混合弁
４を制御して貯湯槽１内の湯と水源からの水の混合量を
調整し、電磁弁２８を開いて浴槽２内に湯張りを開始す
る。浴槽２内への湯張りを開始後、流量センサ３０によ
って積算流量をカウントし、設定器であらかじめ設定さ
れた湯張り設定湯量に到達するまで湯張りを継続して、
積算流量が湯張り設定湯量に到達すると、電磁弁２８を
閉じて湯張りを終了する。
であるが、従来技術の構成もほぼ同様なので、以下、本
発明にかかる図面を用いて従来の浴槽への湯張り作用に
ついて説明する。制御部３１は第２の温度センサ２９に
よる検出温度が、操作部３２の設定器によってあらかじ
め設定された湯張り温度になるように、電動湯水混合弁
４を制御して貯湯槽１内の湯と水源からの水の混合量を
調整し、電磁弁２８を開いて浴槽２内に湯張りを開始す
る。浴槽２内への湯張りを開始後、流量センサ３０によ
って積算流量をカウントし、設定器であらかじめ設定さ
れた湯張り設定湯量に到達するまで湯張りを継続して、
積算流量が湯張り設定湯量に到達すると、電磁弁２８を
閉じて湯張りを終了する。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記のように構成した
電気温水器によれば、深夜電力を利用して貯湯槽１内の
湯を沸き上げるのに時間を要するため、据付工事直後の
試運転時点では、湯が沸き上がっていないことが多く、
湯張りの試運転確認ができない場合があった。
電気温水器によれば、深夜電力を利用して貯湯槽１内の
湯を沸き上げるのに時間を要するため、据付工事直後の
試運転時点では、湯が沸き上がっていないことが多く、
湯張りの試運転確認ができない場合があった。
【０００４】また、試運転時に、湯が沸き上がっていた
としても、貯湯槽１内の湯を湯張りの試運転で使用して
しまうと、その日に使用できる湯の量が減ってしまい、
湯切れになることもあり、余分なエネルギーを浪費して
しまうものであった。
としても、貯湯槽１内の湯を湯張りの試運転で使用して
しまうと、その日に使用できる湯の量が減ってしまい、
湯切れになることもあり、余分なエネルギーを浪費して
しまうものであった。
【０００５】本発明は上記のような課題を解決するため
になされたもので、貯湯槽１内の湯が沸き上がっていな
い状態でも試運転湯張りを行うことができ、また、湯が
沸き上がっている状態でも、湯を無駄に使用せずに試運
転湯張りを行うことができる電気温水器を得ることを目
的とする。
になされたもので、貯湯槽１内の湯が沸き上がっていな
い状態でも試運転湯張りを行うことができ、また、湯が
沸き上がっている状態でも、湯を無駄に使用せずに試運
転湯張りを行うことができる電気温水器を得ることを目
的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は、水と湯の混合
率を制御部によって制御して湯張りを行う湯張りモード
を備えた電気温水器であって、制御部に水のみを使用し
て湯張りを行う試運転モードを備えたものである。
率を制御部によって制御して湯張りを行う湯張りモード
を備えた電気温水器であって、制御部に水のみを使用し
て湯張りを行う試運転モードを備えたものである。
【０００７】また、水を加熱して貯留しておく貯湯槽
と、貯湯槽内の湯と水とを混合する電動湯水混合弁と、
電動湯水混合弁によって混合された湯水の浴槽への供給
を制御する電磁弁と、電動湯水混合弁による湯水の混合
率、電磁弁の開閉等を制御する制御部と、制御部に指令
する操作部等とを備えた電気温水器であって、制御部が
電動湯水混合弁を水側全開に制御する試運転モードを備
えたものである。
と、貯湯槽内の湯と水とを混合する電動湯水混合弁と、
電動湯水混合弁によって混合された湯水の浴槽への供給
を制御する電磁弁と、電動湯水混合弁による湯水の混合
率、電磁弁の開閉等を制御する制御部と、制御部に指令
する操作部等とを備えた電気温水器であって、制御部が
電動湯水混合弁を水側全開に制御する試運転モードを備
えたものである。
【０００８】さらに、制御部が湯張り条件の中の最低の
水量で湯張りを行うようにする試運転モードを備えたも
のである。
水量で湯張りを行うようにする試運転モードを備えたも
のである。
【０００９】
実施の形態１ 図１は本発明の実施の形態１の構成図である。１は貯湯
槽であり、２は浴槽、３は浴槽２に設けた浴槽アダプ
タ、４はモータで駆動される電動湯水混合弁である。
５，６，７は第１、第２、第３の湯水混合栓であり、
８，９，１０はそれぞれ第１、第２、第３の湯水混合栓
５，６，７に設けた第１、第２、第３の蛇口である。
槽であり、２は浴槽、３は浴槽２に設けた浴槽アダプ
タ、４はモータで駆動される電動湯水混合弁である。
５，６，７は第１、第２、第３の湯水混合栓であり、
８，９，１０はそれぞれ第１、第２、第３の湯水混合栓
５，６，７に設けた第１、第２、第３の蛇口である。
【００１０】１１は水源と貯湯槽１を接続する給水管
で、一端は水源に接続され、他端は貯湯槽給水管１２と
混合弁給水管１３に分岐して、貯湯槽給水管１２は貯湯
槽１の底部に接続され、混合弁給水管１３は電動湯水混
合弁４に接続されている。１４は混合弁給湯管で、一端
が貯湯槽１の上部に接続され、他端は電動湯水混合弁４
に接続されている。１５は浴槽配管で、一端が電動湯水
混合弁４に接続され、他端は浴槽２の浴槽アダプタ３に
接続される。
で、一端は水源に接続され、他端は貯湯槽給水管１２と
混合弁給水管１３に分岐して、貯湯槽給水管１２は貯湯
槽１の底部に接続され、混合弁給水管１３は電動湯水混
合弁４に接続されている。１４は混合弁給湯管で、一端
が貯湯槽１の上部に接続され、他端は電動湯水混合弁４
に接続されている。１５は浴槽配管で、一端が電動湯水
混合弁４に接続され、他端は浴槽２の浴槽アダプタ３に
接続される。
【００１１】１６は混合弁給湯管１４から分岐した混合
栓給湯管で、他端において第１、第２、第３の混合栓給
湯管１７，１８，１９に分岐し、それぞれ第１、第２、
第３の湯水混合栓５，６，７に接続される。２０は給水
管１１から分岐した混合栓給水管で、他端において第
１、第２、第３の混合栓給水管２１，２２，２３に分岐
し、それぞれ第１、第２、第３の湯水混合栓５，６，７
に接続される。
栓給湯管で、他端において第１、第２、第３の混合栓給
湯管１７，１８，１９に分岐し、それぞれ第１、第２、
第３の湯水混合栓５，６，７に接続される。２０は給水
管１１から分岐した混合栓給水管で、他端において第
１、第２、第３の混合栓給水管２１，２２，２３に分岐
し、それぞれ第１、第２、第３の湯水混合栓５，６，７
に接続される。
【００１２】２４は貯湯槽１内に設けた発熱体、２５は
貯湯槽１の下部に設けた第１の温度センサであり、２６
は給水管１１に設けた減圧弁である。２７は貯湯槽１内
の膨脹水を排水するために混合弁給湯管１４の貯湯槽１
上部側に設けた逃し弁である。２８は電磁弁で、浴槽配
管１５に設けてある。２９，３０はそれぞれ電動湯水混
合弁４と電磁弁２８の間の浴槽配管１５に設けた第２の
温度センサ及び流量センサである。
貯湯槽１の下部に設けた第１の温度センサであり、２６
は給水管１１に設けた減圧弁である。２７は貯湯槽１内
の膨脹水を排水するために混合弁給湯管１４の貯湯槽１
上部側に設けた逃し弁である。２８は電磁弁で、浴槽配
管１５に設けてある。２９，３０はそれぞれ電動湯水混
合弁４と電磁弁２８の間の浴槽配管１５に設けた第２の
温度センサ及び流量センサである。
【００１３】３１は第１の温度センサ２５、第２の温度
センサ２９及び流量センサ３０の出力信号が入力し、ま
た、発熱体２４、電動湯水混合弁４及び電磁弁２８を制
御する制御部であり、３２は設定器を有する操作部であ
る。
センサ２９及び流量センサ３０の出力信号が入力し、ま
た、発熱体２４、電動湯水混合弁４及び電磁弁２８を制
御する制御部であり、３２は設定器を有する操作部であ
る。
【００１４】図２は本発明の操作部３２の設定器の一例
を示す正面図である。３３は湯張りのＯＮ，ＯＦＦを指
示する湯張りスイッチ、３４ａ，３４ｂはタンク沸き上
げ湯温の高低を調整するタンク沸き上げ湯温調整スイッ
チ、３５ａ，３５ｂは湯張り設定湯温の高低を調整する
の湯張り設定湯温調整スイッチ、３６ａ，３ｂは湯張り
設定湯量を調整する湯張り設定湯量調整スイッチであ
る。３７はタンク沸き上げ湯温の表示部で、例えば９０
℃に設定した場合を示し、３８は湯張り設定湯温の表示
部で、例えば４２℃に設定した場合を示しており、３９
は湯張り設定湯量の表示部で、例えば１００Ｌから４０
０Ｌまで１Ｌ刻みで任意に設定可能に構成され、ここで
は２００Ｌに設定した場合を示している。なお、４０は
試運転湯張りスイッチである。
を示す正面図である。３３は湯張りのＯＮ，ＯＦＦを指
示する湯張りスイッチ、３４ａ，３４ｂはタンク沸き上
げ湯温の高低を調整するタンク沸き上げ湯温調整スイッ
チ、３５ａ，３５ｂは湯張り設定湯温の高低を調整する
の湯張り設定湯温調整スイッチ、３６ａ，３ｂは湯張り
設定湯量を調整する湯張り設定湯量調整スイッチであ
る。３７はタンク沸き上げ湯温の表示部で、例えば９０
℃に設定した場合を示し、３８は湯張り設定湯温の表示
部で、例えば４２℃に設定した場合を示しており、３９
は湯張り設定湯量の表示部で、例えば１００Ｌから４０
０Ｌまで１Ｌ刻みで任意に設定可能に構成され、ここで
は２００Ｌに設定した場合を示している。なお、４０は
試運転湯張りスイッチである。
【００１５】さらに、実施の形態１では、操作部３２
に、試運転湯張りスイッチ４０と、制御部３１に湯を使
用することなく、水のみで湯張りを行うことができる試
運転モードを付け加えてある（図示せず）。すなわち、
操作部３２の試運転湯張りスイッチ４０を操作して試運
転指令を制御部３１に伝えると、制御部３１が、電動湯
水混合弁４を水側にのみ全開制御して湯張り動作を実行
する試運転モードを備えている。
に、試運転湯張りスイッチ４０と、制御部３１に湯を使
用することなく、水のみで湯張りを行うことができる試
運転モードを付け加えてある（図示せず）。すなわち、
操作部３２の試運転湯張りスイッチ４０を操作して試運
転指令を制御部３１に伝えると、制御部３１が、電動湯
水混合弁４を水側にのみ全開制御して湯張り動作を実行
する試運転モードを備えている。
【００１６】上記のように構成した実施の形態１の通常
の湯張りと給湯における作用を説明する。まず、タンク
沸き上げ湯温調整スイッチ３４ａ，３４ｂを操作して所
望のタンク沸き上げ湯温を設定し、湯張り設定湯温調整
スイッチ３５ａ，３５ｂを操作して所望の湯張り設定湯
温を設定し、湯張り設定湯量調整スイッチ３６ａ，３６
ｂを操作して所望の湯張り設定湯量を設定する。例え
ば、図２に示すように、タンク沸き上げ湯温を９０℃
に、湯張り設定湯温を４２℃に、湯張り設定湯量を２０
０Ｌにそれぞれ設定する。
の湯張りと給湯における作用を説明する。まず、タンク
沸き上げ湯温調整スイッチ３４ａ，３４ｂを操作して所
望のタンク沸き上げ湯温を設定し、湯張り設定湯温調整
スイッチ３５ａ，３５ｂを操作して所望の湯張り設定湯
温を設定し、湯張り設定湯量調整スイッチ３６ａ，３６
ｂを操作して所望の湯張り設定湯量を設定する。例え
ば、図２に示すように、タンク沸き上げ湯温を９０℃
に、湯張り設定湯温を４２℃に、湯張り設定湯量を２０
０Ｌにそれぞれ設定する。
【００１７】こうすると、水源から供給された水は、給
水管１１の減圧弁２６を通って減圧され、水または温水
が貯水されている貯湯槽１内に流れ込む。深夜電力を利
用して発熱体２４に通電すると、貯湯槽１内の水が例え
ば約８時間かけてゆっくりと加熱される。この間、貯湯
槽１内の水が膨脹するが、膨脹した水は逃し弁２７から
排水される。そして、第１の温度センサ２５が、設定器
であらかじめ設定された９０℃の沸き上げ温度を検出す
ると、発熱体２４への通電が停止する。
水管１１の減圧弁２６を通って減圧され、水または温水
が貯水されている貯湯槽１内に流れ込む。深夜電力を利
用して発熱体２４に通電すると、貯湯槽１内の水が例え
ば約８時間かけてゆっくりと加熱される。この間、貯湯
槽１内の水が膨脹するが、膨脹した水は逃し弁２７から
排水される。そして、第１の温度センサ２５が、設定器
であらかじめ設定された９０℃の沸き上げ温度を検出す
ると、発熱体２４への通電が停止する。
【００１８】次に、操作部３２の設定器の湯張りスイッ
チ３３をＯＮにすると、電動湯水混合弁４が作動し電磁
弁２８のスイッチが開かれる。こうして、貯湯槽１内の
湯は上部の混合弁給湯管１４を通って電動湯水混合弁４
に至り、一方、水源からの水は給水管１１から混合弁給
水管１３を通って電動湯水混合弁４に至り、これらの湯
と水が電動湯水混合弁７において混合され、浴槽配管１
５を通って浴槽アダプタ３に至り浴槽２内に供給され
て、湯張りが行われる。
チ３３をＯＮにすると、電動湯水混合弁４が作動し電磁
弁２８のスイッチが開かれる。こうして、貯湯槽１内の
湯は上部の混合弁給湯管１４を通って電動湯水混合弁４
に至り、一方、水源からの水は給水管１１から混合弁給
水管１３を通って電動湯水混合弁４に至り、これらの湯
と水が電動湯水混合弁７において混合され、浴槽配管１
５を通って浴槽アダプタ３に至り浴槽２内に供給され
て、湯張りが行われる。
【００１９】この際、第２の温度センサ２９の検出温度
が、あらかじめ湯張り設定湯温として４２℃に設定され
ているので、この設定温度になるように、電動湯水混合
弁４が制御される。また、浴槽配管１５を通る湯の積算
流量は流量センサ３０によってカウントされ、あらかじ
め設定されている湯張り設定湯量２００Ｌに達するま
で、湯張りが継続される。積算流量が、設定された湯張
り設定湯量２００Ｌに到達すると、電磁弁２８が閉じら
れ、湯張りが完了する。
が、あらかじめ湯張り設定湯温として４２℃に設定され
ているので、この設定温度になるように、電動湯水混合
弁４が制御される。また、浴槽配管１５を通る湯の積算
流量は流量センサ３０によってカウントされ、あらかじ
め設定されている湯張り設定湯量２００Ｌに達するま
で、湯張りが継続される。積算流量が、設定された湯張
り設定湯量２００Ｌに到達すると、電磁弁２８が閉じら
れ、湯張りが完了する。
【００２０】一方、沸き上げられて貯湯槽１内に貯湯さ
れた湯は、混合弁給湯管１４から分岐して混合栓給湯管
１６を通り、第１、第２、第３の給水混合栓５，６，７
で混合栓給水管２０から送られた水と適温に混合され、
第１、第２、第３の蛇口８，９，１０を通して給水され
る。
れた湯は、混合弁給湯管１４から分岐して混合栓給湯管
１６を通り、第１、第２、第３の給水混合栓５，６，７
で混合栓給水管２０から送られた水と適温に混合され、
第１、第２、第３の蛇口８，９，１０を通して給水され
る。
【００２１】次に、試運転湯張りを行う場合の作用を、
図３のフローチャートを用いて説明する。操作部３２の
操作を行って、試運転湯張りをスタートさせる（ステッ
プＳ−１）。こうすると、電動湯水混合弁４の水側が全
開となる（ステップＳ−２）。次に、電磁弁２８が開か
れる（ステップＳ−３）。こうして、水源の水が、給水
管１１から混合弁給水管１３を通って電動湯水混合弁４
に至り、浴槽配管１５を通って浴槽２に供給される。
図３のフローチャートを用いて説明する。操作部３２の
操作を行って、試運転湯張りをスタートさせる（ステッ
プＳ−１）。こうすると、電動湯水混合弁４の水側が全
開となる（ステップＳ−２）。次に、電磁弁２８が開か
れる（ステップＳ−３）。こうして、水源の水が、給水
管１１から混合弁給水管１３を通って電動湯水混合弁４
に至り、浴槽配管１５を通って浴槽２に供給される。
【００２２】このとき、浴槽配管１５に設けた流量セン
サ３０によって試運転湯張り開始時点から浴槽配管１５
内を流れる水の積算流量がカウントされ、積算流量があ
らかじめ設定された湯張り設定湯量に到達したか否かが
監視される（ステップＳ−４）。そして、湯張り設定湯
量に達していない場合は、引き続き積算流量がカウント
される。湯張り設定湯量に到達した場合は、電磁弁２８
が閉じられ（ステップＳ−５）、試運転湯張りが終了す
る（ステップＳ−６）。そして、電磁弁２８、流量セン
サ３０の動作確認や浴槽配管１５の水漏れチェック等が
行なわれる。
サ３０によって試運転湯張り開始時点から浴槽配管１５
内を流れる水の積算流量がカウントされ、積算流量があ
らかじめ設定された湯張り設定湯量に到達したか否かが
監視される（ステップＳ−４）。そして、湯張り設定湯
量に達していない場合は、引き続き積算流量がカウント
される。湯張り設定湯量に到達した場合は、電磁弁２８
が閉じられ（ステップＳ−５）、試運転湯張りが終了す
る（ステップＳ−６）。そして、電磁弁２８、流量セン
サ３０の動作確認や浴槽配管１５の水漏れチェック等が
行なわれる。
【００２３】実施の形態１によれば、貯湯槽１内が空の
状態や湯が沸き上がっていない据付工事直後でも、電磁
弁２８、流量センサ３０の動作確認及び浴槽配管１５の
水漏れチェック等を迅速に行うことができる。これによ
って、据付工事の翌日に試運転だけのために現場に出向
く必要がなくなる。また、試運転湯張り時に、湯が沸き
上がっているときにも、貯湯槽１内の湯を使用せずに試
運転湯張りが行えるため、その日の湯切れの可能性を低
くできると共に余分な湯を使わないですむため、省エネ
ルギを達成できる。
状態や湯が沸き上がっていない据付工事直後でも、電磁
弁２８、流量センサ３０の動作確認及び浴槽配管１５の
水漏れチェック等を迅速に行うことができる。これによ
って、据付工事の翌日に試運転だけのために現場に出向
く必要がなくなる。また、試運転湯張り時に、湯が沸き
上がっているときにも、貯湯槽１内の湯を使用せずに試
運転湯張りが行えるため、その日の湯切れの可能性を低
くできると共に余分な湯を使わないですむため、省エネ
ルギを達成できる。
【００２４】実施の形態２ 実施の形態２では、実施の形態１の試運転モードにおい
て、湯張りの最低湯量分だけの水を使用して湯張り試運
転を行うようにしたものである。実施の形態１におい
て、湯張り設定湯量は例えば１００Ｌから４００Ｌまで
１Ｌ刻みで任意に設定可能であるとしてあるが、この場
合、湯張り設定湯量の設定値にかかわらず、試運転湯張
りでは自動的に最低の水量であるところの例えば１００
Ｌ分の水を浴槽２に張るようにしたものである。
て、湯張りの最低湯量分だけの水を使用して湯張り試運
転を行うようにしたものである。実施の形態１におい
て、湯張り設定湯量は例えば１００Ｌから４００Ｌまで
１Ｌ刻みで任意に設定可能であるとしてあるが、この場
合、湯張り設定湯量の設定値にかかわらず、試運転湯張
りでは自動的に最低の水量であるところの例えば１００
Ｌ分の水を浴槽２に張るようにしたものである。
【００２５】次に、試運転湯張りを行う場合の作用を説
明する。この場合の試運転湯張り工程において、実施の
形態１で示した工程と重複する部分の説明は省略する。
実施の形態２では、図３で示すフローチャートの試運転
湯張りスタート（ステップＳ−１）の際に、操作部３２
を操作して試運転湯張りをスタートし、この際、同時に
最低湯量の湯張りが行われるようにしたものである。こ
うして、湯張り設定湯量の設定値にかかわらず、試運転
湯張りでは自動的に最低湯量の例えば１００Ｌ分の水が
浴槽に張られる。実施の形態２によれば、実施の形態１
で示した効果に加えて、試運転時に水の使用量を減らす
ことができる。
明する。この場合の試運転湯張り工程において、実施の
形態１で示した工程と重複する部分の説明は省略する。
実施の形態２では、図３で示すフローチャートの試運転
湯張りスタート（ステップＳ−１）の際に、操作部３２
を操作して試運転湯張りをスタートし、この際、同時に
最低湯量の湯張りが行われるようにしたものである。こ
うして、湯張り設定湯量の設定値にかかわらず、試運転
湯張りでは自動的に最低湯量の例えば１００Ｌ分の水が
浴槽に張られる。実施の形態２によれば、実施の形態１
で示した効果に加えて、試運転時に水の使用量を減らす
ことができる。
【００２６】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は、水と湯の混合率を制御部によって制御して湯張りを
行う湯張りモードを備えた電気温水器であって、制御部
に水のみを使用して湯張りを行う試運転モードを備えた
ので、貯湯槽内の湯が沸き上がっていない状態でも試運
転湯張りを行うことができ、また、沸き上がっていると
きにも、湯を無駄に使用せずに試運転湯張りを行うこと
ができる。
は、水と湯の混合率を制御部によって制御して湯張りを
行う湯張りモードを備えた電気温水器であって、制御部
に水のみを使用して湯張りを行う試運転モードを備えた
ので、貯湯槽内の湯が沸き上がっていない状態でも試運
転湯張りを行うことができ、また、沸き上がっていると
きにも、湯を無駄に使用せずに試運転湯張りを行うこと
ができる。
【００２７】また、水を加熱して貯留しておく貯湯槽
と、貯湯槽内の湯と水とを混合する電動湯水混合弁と、
電動湯水混合弁によって混合された湯水の浴槽への供給
を制御する電磁弁と、電動湯水混合弁による湯水の混合
率、電磁弁の開閉等を制御する制御部と、制御部に指令
する操作部等とを備えた電気温水器であって、制御部が
電動湯水混合弁を水側全開に制御する試運転モードを備
えた。
と、貯湯槽内の湯と水とを混合する電動湯水混合弁と、
電動湯水混合弁によって混合された湯水の浴槽への供給
を制御する電磁弁と、電動湯水混合弁による湯水の混合
率、電磁弁の開閉等を制御する制御部と、制御部に指令
する操作部等とを備えた電気温水器であって、制御部が
電動湯水混合弁を水側全開に制御する試運転モードを備
えた。
【００２８】このため、湯が沸き上がっていない据付工
事直後でも、電磁弁、流量センサの動作確認及び浴槽へ
の配管の水漏れチェック等を迅速に行うことができ、こ
れによって、据付工事の翌日に試運転だけのために現場
に出向く必要がなくなる。また、試運転湯張り時に、湯
が沸き上がっていたときも、貯湯槽内の湯を使用せずに
試運転湯張りが行えるので、その日の湯切れの可能性を
低くできると共に、余分な湯を使わないですむため、省
エネルギを達成することができる。
事直後でも、電磁弁、流量センサの動作確認及び浴槽へ
の配管の水漏れチェック等を迅速に行うことができ、こ
れによって、据付工事の翌日に試運転だけのために現場
に出向く必要がなくなる。また、試運転湯張り時に、湯
が沸き上がっていたときも、貯湯槽内の湯を使用せずに
試運転湯張りが行えるので、その日の湯切れの可能性を
低くできると共に、余分な湯を使わないですむため、省
エネルギを達成することができる。
【００２９】さらに、制御部が湯張り条件の中の最低の
水量で湯張りを行う試運転モードを備えたので、上記の
効果に加えて、水の使用量を減らすことができ、省エネ
ルギを達成することができる。
水量で湯張りを行う試運転モードを備えたので、上記の
効果に加えて、水の使用量を減らすことができ、省エネ
ルギを達成することができる。
【図１】 本発明の実施の形態１の構成図である。
【図２】 本発明の実施の形態１の要部をなす設定器の
正面図である。
正面図である。
【図３】 本発明の実施の形態１の作用を説明するフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
１ 貯湯槽、２ 浴槽、４ 電動湯水混合弁、２４ 発
熱体、２５ 第１の温度センサ、２８ 電磁弁、２９
第２の温度センサ、３０ 流量センサ、３１制御部、３
２ 操作部。
熱体、２５ 第１の温度センサ、２８ 電磁弁、２９
第２の温度センサ、３０ 流量センサ、３１制御部、３
２ 操作部。
フロントページの続き (72)発明者 小林 明彦 東京都千代田区丸の内二丁目２番３号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 中山 雅勝 東京都千代田区丸の内二丁目２番３号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 大和田 秀利 東京都千代田区丸の内二丁目２番３号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 古内 正明 東京都千代田区丸の内二丁目２番３号 三 菱電機株式会社内
Claims (3)
- 【請求項１】 水と湯の混合率を制御部によって制御し
て湯張りを行う湯張りモードを備えた電気温水器におい
て、 前記制御部に水のみを使用して湯張りを行う試運転モー
ドを備えたことを特徴とする電気温水器。 - 【請求項２】 水を加熱して貯留しておく貯湯槽と、該
貯湯槽内の湯と水とを混合する電動湯水混合弁と、該電
動湯水混合弁によって混合された湯水の浴槽への供給を
制御する電磁弁と、前記電動湯水混合弁の開閉及び前記
電磁弁の開閉を制御する制御部と、該制御部に指令する
操作部等とを備えた電気温水器において、 前記制御部が前記電動湯水混合弁を水側全開に制御する
試運転モードを備えたことを特徴とする電気温水器。 - 【請求項３】 制御部が湯張り条件の中の最低の水量で
湯張りを行う試運転モードを備えたことを特徴とする請
求項２記載の電気温水器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25818997A JP3277455B2 (ja) | 1997-09-24 | 1997-09-24 | 電気温水器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25818997A JP3277455B2 (ja) | 1997-09-24 | 1997-09-24 | 電気温水器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1194278A true JPH1194278A (ja) | 1999-04-09 |
| JP3277455B2 JP3277455B2 (ja) | 2002-04-22 |
Family
ID=17316761
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25818997A Expired - Lifetime JP3277455B2 (ja) | 1997-09-24 | 1997-09-24 | 電気温水器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3277455B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006234241A (ja) * | 2005-02-23 | 2006-09-07 | Noritz Corp | 給湯システム |
| JP2009052759A (ja) * | 2007-08-23 | 2009-03-12 | Daikin Ind Ltd | 貯湯式給湯機 |
-
1997
- 1997-09-24 JP JP25818997A patent/JP3277455B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006234241A (ja) * | 2005-02-23 | 2006-09-07 | Noritz Corp | 給湯システム |
| JP2009052759A (ja) * | 2007-08-23 | 2009-03-12 | Daikin Ind Ltd | 貯湯式給湯機 |
| JP4539692B2 (ja) * | 2007-08-23 | 2010-09-08 | ダイキン工業株式会社 | 貯湯式給湯機 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3277455B2 (ja) | 2002-04-22 |
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