JP2815261B2 - 複素数計算機能付き電子機器 - Google Patents
複素数計算機能付き電子機器Info
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Description
演算が行える複素数計算機能付き電子機器に関するもの
である。この発明は、関数電卓に好適である。
を入力しようとするときの操作例とその表示結果を図1
0に示す。同図において、複素数を入力するためには、
必ず2iのように、数値2を入力した後に続けて虚数単
位iを入力するという方法が用いられている。
たような従来の複素数入力方法では、i2といった形式
で記載してある数式を直接入力することができず、この
場合、操作者が虚数単位iの位置を所定の入力形式に置
き換えて入力しなければならないため、入力操作が煩雑
になるという欠点があった。この発明は以上の事情を考
慮してなされたもので、虚数単位iを数値の前後どちら
からでも入力することができるように構成した複素数計
算機能付き電子機器を提供する。
成を明示するブロック図である。同図において、この発
明は、数値,虚数単位iを含む演算情報を入力する入力
手段1,実数および虚数単位iからなる複素数の演算を
行い、その結果を出力する出力手段2を有する複素数演
算機能付き電子機器において、虚数単位iの入力の直前
または直後に数値が入力されたかどうかを判断する判断
手段3と、虚数単位iの入力直前に数値入力が存在する
場合に、その入力された数値と虚数単位iとの間に乗算
コードを挿入するとともに虚数単位iを1iに置き換
え、所定の演算優先順位にしたがって演算を行う第1演
算手段4と、虚数単位iの直後に数値が入力された場合
はその演算情報を受けて虚数部iをその後ろに引数を持
つ関数として演算する第2演算手段5とを備えてなる複
素数演算機能付き電子機器である。
の前後両入力を可能にするために以下の3つの処理が行
われる。すなわち、第1に、虚数単位iを後ろに引き数
を持つ関数(後置関数)として扱い、第2に、虚数単位
iの直前に数値があるときは、数値と虚数単位iとの間
に×コード(省略×コード)を入れ、第3に、関数,四
則演算,=等の処理で、直前のコードが虚数単位iの
時、虚数1iを発生させる処理を行う。これらの処理を
行うことにより、虚数単位iの後ろに数値がきたとき
は、後置関数として処理し、虚数単位iの直前に数値が
きたときは入力数値×1iを計算させるようしている。
詳述する。なお、これによってこの発明は限定されるも
のではない。図2はこの発明を適用した関数電卓の外観
を示す平面図である。同図において10は出力手段とし
ての計算機の表示部を示している。表示部10における
10aは数値を表示するためのセグメント方式で構成さ
れたLCD表示部であり、10bは操作ガイダンスを表
示するためのドットマトリクス方式で構成されたLCD
表示部であり、10cは複素数iを表示するためのiシ
ンボルである。
ている。キー入力部11における11aは、複素数虚数
部を入力するためのiキーであり、11bで代表される
yx ,sin,cos,tan等は関数計算を実行する
ためのキーであり、11cで代表される0〜9は置数キ
ーであり、11dで代表される+−×÷キーは四則演算
を実行するためのキーである。
ロック図である。同図において、20は実施例における
計算機の制御を行うCPUであり、判断手段,第1演算
手段および第2演算手段として機能する。21は計算機
を動作させるためのプログラムや定数を格納しているR
OMである。22は計算機の制御用や数値メモリに使用
しているRAMである。
LCD駆動回路である。10は、前述した各種情報の表
示を行うLCD表示部である。24はキー入力を検出す
るためのキーマトリクスを示している。
るキー操作例および表示例を説明する。ここに示された
例は、式2i+i4を実行する場合を各キー操作単位で
示したものである。図中aのキー操作では、数値入力後
に[i]キーの入力を行っている。また、これとは逆
に、図中bのキー操作では[i]入力後に数値を入力し
ており、従来では入力できなかった形式での入力が可能
になっていることがわかる。さらに図中cのキー操作で
は、これら異なった形式で入力された複素数に対して加
算を行ったその演算結果を示している。
ョンバッファ(以下FBと略称する)およびファンクシ
ョンバッファカウンタ(以下FBCと略称する)の動作
を示したものである。このFBは命令(関数)を保留し
ておくレジスタから構成されており、この実施例では1
6段まで命令を保留することが可能である。FBCはF
Bのアドレスを指定するためのカウンタである。また、
図6はこれらFBおよびFBCの動作をフローチャート
で示したものである。なお、図6中FB(FBC)は、F
BCが示すFBの内容を示している。
(関数)が入力されるとまずステップ30に進み、FBC
の値に1を加えて現在指しているFBの次にバッファを
指すようにする。次にステップ31に進み、入力された命
令コードをFBCの指すFBの場所に記憶する。次に、
ステップ32に進み、FBに記憶されている命令コードの
うち、先に入力した命令コードFB(FBC)とその1つ
前に入力した命令コードFB(FBC-1)の演算優先順位
がFB(FBC-1)≧FB(FBC)となっているかどうかを
判断する。もし、判断結果がNO、すなわちFB(FBC-
1)がFB(FBC)よりも演算優先順位が低いと判断され
れば、そのまま処理を終了する。
演算優先順位が高いと判断されれば、ステップ33に進
み、FB(FBC-1)に記憶されている命令の内容を実行
する。次に、ステップ34に進み、FB(FBC)の内容
を、FB(FBC-1)の位置に移動させ、FBCも移動さ
せた位置を指すようにFBCの値から1を引く。次ぎに
ステップ32に戻り、上記と同様の処理を繰り返す。
in30+・・・を計算させるときのFB、FBCの動
作を示している。以下、演算の優先順位は、i>sin
>×>+>=である。同図(a)では、“3×”が入力
されたときの状態であり、FBCの値に1が加えられ、
FBCの示す位置にFBに“×”記号が記憶されている
ことが分る。この動作は図6におけるステップ30〜32に
対応する。
たときの状態である。同図(c)から(e)では、さら
に続けて“30+”を入力したものである。同図(c)
においては、同図(a)のときの処理と同様の処理を行
っている。この動作は図6におけるステップ30〜31に対
応する。
の1つ前に記憶された“sin”コードの演算優先順位
を比較する。この比較結果において、図5(c)のよう
に“sin”と“+”では、“sin”の演算優先順位
の方が高いので、まずsin関数を実行し、実行後に
は、記憶されていた“sin”は削除される。この動作
は図6におけるステップ32〜34に対応する。図5(d)
においても同図(c)と同様な処理および判断が行われ
ることによって、“×”が実行され、同図(e)のよう
な結果となる。
4)に沿ったFB、FBCの動作を示している。図7
(a)は“2i”が入力されたときの状態を示してお
り、FBに“×”と“i”が記憶され、FBCの値が2
つ増えていることがわかる。
た直後の状態を示している。このとき、演算優先順位
は、“×”、“i”の方が“+”よりも高いので、
“i”→“×”の順番に演算が実行され、最終的に同図
(c)に示すように“+”が残る形となる。
れ、FBに“i”が記憶されている。同図(e)では、
数値“4”が入力され、FBに記憶されている全ての関
数が実行され、FBCの値が初期値0に戻っていること
がわかる。ここで、後置関数iの処理は、引数を虚数部
に入れ、実数部を0にするという処理を実行する。
の概略フローチャートを示す。同図にしたがって説明し
ていくと、まずステップ40に進み、現在の状態が数値入
力直後かどうかを判断する。もし、数値入力直後でない
と判断されると、ステップ41に進み、FBCの値に1を
加えて虚数部iのコードをFBに保持して処理を終了す
る。
値入力直後と判断されると、入力された数値を演算レジ
スタの実数部に保持し、0を演算レジスタの虚数部に保
持する(ステップ42)。
を加算し、FBCの指すFBに×省略(かけ算省略)コ
ードを記憶させる。詳しくは、この×省略コードとは、
プログラムが自動的に入力する×コードである。次に、
ステップ41に戻り、上述した処理と同様の処理を行う。
略フローチャートを示す。同図にしたがって説明してい
くと、まずステップ50に進み、命令(関数)入力直後か
どうかを判断する。関数入力直後でないと判断される
と、ステップ51に進み、各々の関数処理を実行し、処理
を終了する。
と、ステップ52に進み、FBCの指すFBの内容が
“i”コードかどうかを判断する。もし、FBの内容が
iコードでなかったとすると、ステップ51に進み、上記
した処理と同様の処理を行う。
ると、ステップ53に進み、複素数演算レジスタの実数部
に0を、また、虚数部に1を入れるというiコードの処
理を行う。
から1を減算し、FBからiコードを消去する。次に、
ステップ51に進み、上記した処理と同様の処理を行い、
処理を終了する。
後どちらからでも入力することができるため、例えばi
2または2iのどちらの形式の式であっても、直接数式
通りに入力することができ、したがって入力操作が著し
く簡便になる。
ある。
る。
す説明図である。
係を示す説明図である。
を示す説明図である。
フローチャートである。
るフローチャートである。
示す説明図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 数値,虚数単位iを含む演算情報を入力
する入力手段,実数および虚数単位iからなる複素数の
演算を行い、その結果を出力する出力手段を有する複素
数計算機能付き電子機器において、 虚数単位iの入力の直前または直後に数値が入力された
かどうかを判断する判断手段と、虚数単位iの入力直前
に数値入力が存在する場合に、その入力された数値と虚
数単位iとの間に乗算コードを挿入するとともに虚数単
位iを1iに置き換え、所定の演算優先順位にしたがっ
て演算を行う第1演算手段と、虚数単位iの直後に数値
が入力された場合はその演算情報を受けて虚数部iをそ
の後ろに引数を持つ関数として演算する第2演算手段と
を備えてなる複素数計算機能付き電子機器。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4014278A JP2815261B2 (ja) | 1992-01-29 | 1992-01-29 | 複素数計算機能付き電子機器 |
US08/008,704 US5249147A (en) | 1992-01-29 | 1993-01-25 | Electronic apparatus provided with device of calculating complex numbers |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4014278A JP2815261B2 (ja) | 1992-01-29 | 1992-01-29 | 複素数計算機能付き電子機器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05204865A JPH05204865A (ja) | 1993-08-13 |
JP2815261B2 true JP2815261B2 (ja) | 1998-10-27 |
Family
ID=11856630
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4014278A Expired - Fee Related JP2815261B2 (ja) | 1992-01-29 | 1992-01-29 | 複素数計算機能付き電子機器 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5249147A (ja) |
JP (1) | JP2815261B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0721131A (ja) * | 1993-06-15 | 1995-01-24 | Sharp Corp | 計算装置 |
JPH10289211A (ja) * | 1997-04-14 | 1998-10-27 | Sharp Corp | 小型電子機器 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5383547A (en) * | 1976-12-28 | 1978-07-24 | Sharp Corp | Electronic desk calculator equipped with complex number calculating functio n |
US4511987A (en) * | 1982-03-25 | 1985-04-16 | Texas Instruments Incorporated | Method of entering and performing operations on complex numbers on calculators |
JPS6175459A (ja) * | 1985-09-12 | 1986-04-17 | Sharp Corp | 複素数計算機能付電卓 |
JPS6175460A (ja) * | 1985-09-12 | 1986-04-17 | Sharp Corp | 複素数計算機能付電卓 |
US4885714A (en) * | 1986-10-27 | 1989-12-05 | Hewlett-Packard Company | Calculator having a user-accessible object stack for the uniform application of mathematical functions and logical operations to a multiplicity of object types |
US4852057A (en) * | 1986-10-27 | 1989-07-25 | Hewlett-Packard Company | Algebraic expression manipulation method and implementation for an electronic data processing apparatus |
-
1992
- 1992-01-29 JP JP4014278A patent/JP2815261B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1993
- 1993-01-25 US US08/008,704 patent/US5249147A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5249147A (en) | 1993-09-28 |
JPH05204865A (ja) | 1993-08-13 |
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