JPH04130571A - 数値演算方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ワードプロセッサ等の文書作成装置における
数値計算処理方式に関する。

〔従来の技術〕

従来の文書作成装置で数値計算処理を実行するには、文
書作成モードを、−旦、終了して計算モードとし、電卓
等の表示から数値及び演算記号を選択して計算を行なっ
たり、また、キーボード等の入力装置から、直接、数値
および演算記号を入力して演算を行なわせたりしていた
。

また、手書き文字認識機能付きの文書作成装置でも、キ
ャノン社ＡＩノートに見られるように、計算モードとし
てから計算式を手書き入力し、文字認識を行った後で演
算を実行する方式を採用している。

〔発明が解決しようとする課題〕

上記従来技術では、たとえば文書文字列中に数値演算の
対象となる数値データが既に入力されていたとしても、
もう−度数値を入力する必要があった。

本発明の目的は、同じデータを何回も入力する手間を省
き、入力操作の省力化を図ることにある。

〔課題を解決するための手段〕

上記目的を達成するために、本発明は文書中の数値を選
択する手段と任意の数値演算を選択する手段とを設け、
文書中の数値に付層する単位も数値データとして選択す
る手段と、数値演算時に単位を合わせて計算を行なう手
段と、出力時の単位を選択する手段とを設ける。

〔作用〕

文書中の数値を選択する手段を持たせることにより、文
書作成のためと、数値計算のためと二個必要だった入力
操作を一回に削減することが出来る。

さらに、文書中の単位も数値データとして選択する手段
を設けることにより、利用者は単位系を考慮すること無
く演算が可能になる。

〔実施例〕

本発明の実施例について説明する。

第２図に、本発明を実施するために用いる文書作成装置
のブロック図を示す。１は文書作成処理及び数値演算処
理を実行する中央処理装置（以下ＣＰＵと称す）、２は
１の制御処理情報や文書データ等を格納するメモリ、３
は文書、数値演算内容等を表示する表示装置、４は各種
ユーザ設定データの入力装置である。

入力装置４は、キーボードでもよいし、マウス。

スタイラスペンでも良い。入力情報も文字コードデータ
等でも良いし、手書きデータでもよい。手書きデータの
場合には、５に示すような手書き入力されたデータを文
字コードデータに変換する認識装置が必要となる。

次に、この文書作成装置を用いた本発明の数値演算方式
の一例を第１図を用いて説明する。第１図は、本発明を
実施する数値演算方式の処理フローチャートである。

本実施例では、説明を簡単化するために、演算処理を四
則演算に限定することとする。

第３図（ａ）のような文書があり、文書中３１に示す”
３７８６２”と３２に示す”５′′という数値を用いて
割算を行ない、その結果を文書中の３３に示す位置に表
示する方法について考える。

まず、入力装置４を用いて割られる数を指定する（ステ
ップ１１）。指定の方法は、文字カーソルを数値が表示
されている位置に移動して指定しても良いし、マウスカ
ーソルで同様の操作をしても良いし、スタイラスペン等
で指定しても良い。本実施例では、ここで、数値データ
３１を選択する。数値データ３１は白黒反転等文書デー
タとは異なる表示を行ない選択された数値であることを
示す。

次に、演算を選択する（ステップ１２）。演算の選択方
法は、割られる数が選択されると演算子選択モードに自
動的に変換され、演算子が表示される。

演算子の表示例を第４図に示す。表示された演算子の中
から入力装置によって指定する。ここでは、演算子中の
”÷”を選択する。

次に、割る数を割られる数と同様に指定する（ステップ
１３）。第３図中の３２が選択されて白黒反転表示され
る。

最後に出力位置（ステップ３３）までカーソルを移動し
くステップ１４）、入力装置４によって演算開始を指示
する。演算を行うためにＣＰＵ１はまず、文書中の選択
数値データを文書データとして格納されているデータ形
式（文字コード等）を、数値データに変換し、演算を実
行する（ステップ１５）。

このような操作の結果、”３７８６２÷５”の演算結果
”７５７２．４”が算出され、最後にカーソル位置に演
算結果が出力される（ステップ１６）。

次に、同じ文書を用いて、数値に付随する単位データを
数値データとして同時に選択して演算を行なう方式につ
いて説明する。第１図（ｂ）に処理フローを、第３図（
ｂ）に処理を行なう際の表示画面例を示す。

まず、第一の実施例の場合と同様に割られる数。

演算子９割る数を選択する（ステップ２１〜２３）。

この時、数値選択の範囲を数値のみでなく、それに続く
単位を含めて選択する（ステップ２４．２５）。

この選択が終わると、出力されつるデータの単位が表示
される。一般に使用される単位は換算テーブルとして、
メモリ２へ格納されている。換算テーブルの構成例を第
５図に示す。

まず、文書データ中の数値以外の文字を単位として抽出
し、抽出した単位をテーブル中の単位文字コード列５２
を検索することにより該当する単位が換算テーブル中に
あるか否かを求める。もし、換算テーブル中に該当する
単位が無い場合には、抽出された単位をそのまま表示す
る６本実施例中の”回”の場合は、これに該当するため
そのまま表示される。

換算テーブル中に、該当単位があればそのフラグデータ
５１を参照し、同じフラグの単位をすべて列挙する。本
実施例に示される”分”の場合、°”秒”。

”分”　°゛時”日”年”が表示される。

この単位のあいだには、演算子に合わせた記号を表示す
る演算子”÷”が選択されている場合には”／″が表示
される。

単位の表示例を第６図に示す。

このようにして表示された単位の中から、出力する際の
単位を指定する。本実施例では、回／秒を選択するもの
とする。

最後に、出力位置を指定すると（ステップ２５）、ＣＰ
ＵＩは、”３７８６２回÷（５分×６０秒）°°を計算
する（ステップ２６）。計算時には選択された被演算数
の単位と出力単位との比をテーブル（第５図）から算出
する。本実施例の場合、”分”から”秒”であるため、
倍率はテーブル５３から６０：１と参照できる。

この結果、演算結果は”１２６．２”となり、これを表
示装置３に表示しくステップ２７）、さらに、先程ユー
ザが選択した単位を表示する（ステップ２８）。

この単位表示は、表示モードと非表示モードを設けあら
かじめユーザがモード設定することにより、表示／非表
示を決定１でも良い。

〔発明の効果〕

本発明によれば、文書中に既に入力されている数値を用
いた計算をもう一度数値入力を繰り返すこと無く実行す
ることができる。

また、単位を伴った数値計算について、単位換算テーブ
ルを持ち自動的に換算することにより、文書作成装置の
利用者の数値計算入力手順を大幅に削減できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の数値計算処理を行なうためのユーザの
手順を示した処理フローチャート、第２図は本発明を実
施した文書作成装置のブロック図、第３図は本発明の一
実施例を示す数値計算時の表示画面の説明図、第４図は
演算子表示画面の一例を示す説明図、第５図は単位テー
ブルの構成例を示す説明図、第６図は出力単位の表示方
法の一例を示す説明図である。 ３１、３５・・・被演算数　　３２．３６・・・演算数
３３、３７・・・出力位置　　５１・・・単位系フラグ
データ５２・・・単位文字列コードデータ ５３・・・単位倍率 凭１図 （α） （ｂ） −２図 閉ゴ図 〒ｊ図 （（１，） （ｂ）

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、ワードプロセッサ等の文書作成装置において、文書
   中の数値を選択する手段と、 演算方法を選択する手段と、 選択された数値を選択された演算手段で演算する手段と
   、 演算結果を文書中に出力する手段とを含むことを特徴と
   する数値演算方式。 ２、請求項１において、 文書中の数値データを選択する際に数値に付随する単位
   データも数値データとして選択する手段と、選択された
   演算処理を実行する過程で数値に付随する単位データを
   加味した演算を実行する数値演算処理方式。 ３、請求項２において、 被演算値の単位と出力演算値の単位が異なる場合でも、
   単位を合わせて演算を実行する数値演算処理方式。