JP2811259B2 - ハロゲン化銀写真感光材料 - Google Patents

ハロゲン化銀写真感光材料

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、写真用ハロゲン化銀乳
剤を用いた写真感光材料に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年の写真感光材料は、その幅広い用途
に応じて高温高湿又は低湿下のような保存条件での性能
の安定性や露光から現像処理までの間の画像変化が少な
いこと等が強く求められる場合が多い。これらは、化学
増感核の変質に伴なうカブリの発生、感度、階調の変動
によるものと考えられている。又、露光後の画像の安定
性については、露光時にハロゲン化銀粒子にできる潜像
と呼ばれる光分解銀の安定性に起因すると考えられてい
る。すなわち、この潜像が分解してしまったりするか、
亜潜像と呼ばれそのままでは現像活性を持たないもの
が、現像可能な潜像に変化することにより、前者の場合
減感が起こり、後者の場合増感が起こることになる。こ
の様な保存性は、一般に高感化を追求した乳剤において
起こりやすいことは当業界で広く知られた事実である。
特に平板状粒子は、その特異な形状から、例えば分光増
感効率が高かったり、光散乱が少ないために、像の鮮鋭
度が高くなったり、あるいは、単位現像銀あたりの光学
濃度(カバーリングパワー)が高い等の特徴を有する
が、同時に表面積が多い分、環境変化の影響を受けやす
く、経時保存性や潜像の安定性が低下しやすい。例え
ば、感光核や潜像が酸素や水の存在下に酸化・還元反応
等の影響を受け変質するために起こると考えられてい
る。セレン化合物やテルル化合物により増感した乳剤
は、高感度であることが良く知られている。例えば、特
公平2−11,128号、特開昭61−67,845
号、特公平2−20,092号、特願平2−57917
号があげられる。しかしながら、これらの増感技術での
保存性の悪化は、大きく例えば特願平1−250950
号には、チオスルフォン酸の併用が、又特願平2−11
0558号には、水溶性メルカプト化合物の併用等が記
載されているが、実用上充分なレベルではなかった。
【0003】本発明者らは、鋭意検討の結果、後記一般
式(1)で特徴づけられる化合物が、平板状粒子、特に
更にカルコゲナイドで化学増感された乳剤の保存性改良
に特に有効なことを見い出した。又、従来技術である水
溶性メルカプトやチオスルフォン酸と一般式(1)の化
合物を併用することにより驚くべき加成性により保存性
改良効果が得られることを見い出した。先に述べた様な
高感化等ばかりでなく近年写真感光材料に求められる大
きな特徴として迅速処理性があげられるが、これを満た
すためには、処理時の脱銀性向上や圧力黒化が小さいこ
とが必要であるが、このためにハロゲン組成的には、ヨ
ウド含量の低減が、又ハロゲン化銀粒子への吸着性物質
についてもその低減が好ましい。しかしながら、これら
のことを行なうとハロゲン化銀粒子の溶解性を高めたり
粒子表面の感光核や潜像の凝集過程がおこりやすくなる
ために、感材の保存性上困難であった。ところが、本発
明者らは一般式(1)の化合物がハロゲン化銀に対する
モル濃度で見て小量で非常に大きな保存性改良効果を見
い出した。これにより、低ヨード含量で吸着性素材が少
なくても感材設計が可能となり特にハイドロキノン類と
の併用で圧力黒化も低減し、かつ迅速処理に適した感材
の供給が可能となった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、保存
性に優れた感材を供給することにある。特に高感度で迅
速処理適性のある感材を供給することである。本発明で
述べるところの保存性とは、製造時から露光時までの経
時によるカブリ、感度、階調の変化と露光時から現像時
までの比較的短かい時間での感度や階調の変化について
である。又、本発明のもう1つの目的は、これらの性能
を満たしたときに圧力黒化が小さい感材を供給すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決するために以下の態様が有効であることを見い出
した。 (1)支持体上に少なくとも1種の感光性ハロゲン化銀
乳剤を有する写真感光材料において、該ハロゲン化銀乳
剤が平均アスペクト比3以上の平板状粒子よりなり、
記一般式(1)で表される化合物の少なくとも1つと下
記一般式2で表される化合物の少なくとも1つを含むこ
とを特徴とするハロゲン化銀写真感光材料。 一般式(1)
【0006】
【化7】
【0007】式中、Zは5ないし6員複素環核を形成す
るに必要な原子群を表わす。R無置換の脂肪族基
を、Rは水素原子または無置換の脂肪族基を、R
びRは各々水素原子、ハロゲン原子、無置換の脂肪族
基、無置換のアルコキシ基、ヒドロキシ基または無置換
芳香族基をあらわし、R、R、R及びRのう
ち少くとも一つは無置換のプロパルギル基、無置換の
チニル基、または無置換のプロパルギル基を有する置換
基をあらわす。Xはアニオンを表わす。nは1または2
をあらわし、化合物が分子内塩を形成するときnは1を
あらわす。
【0008】一般式(2)
【化8】
【0009】(一般式(2)中、Zは−SO M、−C
OOR 、−OH及び−NHR の少なくとも1個を直
接または間接に有する複素環を表わし、Mは水素原子、
アルカリ金属原子又は、四級アンモニウム基又は四級ホ
スホニウム基を表し、R は水素原子、アルカリ金属原
子、又は炭素数1〜6のアルキル基、R は水素原子、
炭素数1〜6のアルキル基、−COR 、−COOR
又は−SO を表わし、R は水素原子、脂肪族基
または芳香族基を表わす。
【0010】(2)支持体上に少なくとも1種の感光性
ハロゲン化銀乳剤を有する写真感光材料において、該ハ
ロゲン化銀乳剤が平均アスペクト比3以上の平板状粒子
よりなり、前記一般式(1)で表される化合物の少なく
とも1つと下記一般式(3),(4),または(5)で
表される化合物の少なくとも1つを該乳剤調整時又は、
塗布時に添加することを含むことを特徴とするハロゲン
化銀写真感光材料。
【0011】(3) R−SO S−M (4) R−SO S−R (5) R−SO S−Lm−SSO −R
【0012】式中、R、R 、R は同じでも異なって
もよく、脂肪族基、芳香族基、又はヘテロ環基を表し、
Mは陽イオンを表す。Lは二価の連結基を表し、mは0
又は1である。一般式(3)ないし(5)の化合物は、
(3)ないし(5)で示す構造から誘導される二価の基
を繰り返し単位として含有するポリマーであってもよ
い。
【0013】(3)支持体上に少なくとも1種の感光性
ハロゲン化銀乳剤を有する写真感光材料において、該ハ
ロゲン化銀乳剤が平均アスペクト比3以上の平板状粒子
よりなり、前記一般式(1)で表される化合物の少なく
とも1つと下記一般式(6)で表される化合物の少なく
とも1つを含むことを特徴とするハロゲン化銀写真感光
材料。 一般式(6)
【0014】
【化9】
【0015】式中、R12、R13、R15、R16は同じでも
異なっていても良く、水素原子又はベンゼン環に置換可
能な基でありR11、R12は水素原子又はアルカリ条件下
で脱保護可能な保護基である。R12ないしR16、O
11、OR14は共同で環を形成しても良い。
【0016】(4)(1)〜(3)に記載のハロゲン化
銀感光材料において、該感材に含まれるハロゲン化銀乳
剤の平均ヨウド含量が1モル%以下の平板状粒子からな
ることを特徴とするハロゲン化銀写真感光材料
【0017】(5)(1)〜(4)に記載のハロゲン化
銀感光材料において該感材に含まれるハロゲン化銀乳剤
がセレン増感またはテルル増感されていることを特徴と
するハロゲン化銀写真感光材料
【0018】(6)(1)〜(5)に記載のハロゲン化
銀感光材料が処理時間90秒以下の迅速処理感材である
ことを特徴とするハロゲン化銀写真感光材料以下に本
発明の実施態様につい詳しく説明する。
【0019】一般式(1)の化合物については、例えば
特開昭52−69613に詳しく述べられている。一般
式(1)で表わされる化合物の具体例を以下に示すが、
これに限られるものではない。 1−1 3−プロパルギルベンゾチアゾリウムブロマイド 1−2 5,6−ジメチル−3−プロパルギルベンゾチアゾリウムブロマイド 1−3 5−メトキシ−6−メチル−3−プロパルギルベンゾチアゾリウムブロ マイド 1−4 2−メチル−3−プロパルギルベンゾチアゾリウムブロマイド 1−5 5−クロロ−2−メチル−3−プロパルギルベンゾチアゾリウムブロマ イド 1−6 2−メチル−6−メトキシ−3−プロパルギルベンゾチアゾリウムブロ マイド 1−7 2−メチル−3−プロパルギルナフト〔1,2−d〕チアゾリウムブロ マイド 1−8 2−メチルチオ−3−プロパルギルベンゾチアゾリウムブロマイド 1−9 2−メチル−3−プロパルギル−5−プロパルギルオキシベンゾチアゾ リウムブロマイド 1−10 1,4−ビス(3−プロパルギルベンゾチアゾリウム−2)ブタンジ ブロマイド 1−11 2−エチル−3−プロパルギルベンゾチアゾリウムブロマイド 1−12 3−メチル−2−プロパルギルオキシメチルベンゾチアゾリウムヨー ダイド 1−13 3−プロピル−2−プロパルギルオキシメチルベンゾチアゾリウムク ロライド 1−14 2,3−ジメチル−5−プロパルギルオキシベンゾチアゾリウムヨー ダイド −16 2−メチル−5−プロパルギルオキシ−3−プロピルベンゾチアリウ ムクロライド −18 2,6−ジメチル−3−プロパルギルベンゾチアゾリウムブロマイド 1−19 5,6−ジクロロ−1−エチル−2−メチル−3−プロパルギルベン ズイミダゾリウムブロマイド 1−20 2−プロピル−3−プロパルギルベンゾチアゾリウムブロマイド 1−21 3−(3−ブチニル)ベンゾチアゾリウムチオシアネート 1−22 2,4−ジメチル−3−プロパルギルチアゾリウムブロマイド 1−23 2−メトキシ−4−メチル−3−プロパルギルチアゾリウムブロマイ ド1−24 2−メチル−3−プロパルギルチアゾリニウムヨーダイド 1−25 2,4−ジメチル−3−プロパルギルオキサゾリウムヨーダイド −27 2−メチル−4−フェニル−3−プロパルギルオキサゾリウムヨーダ イド 1−28 2−メチル−4,5−ジフェニル−3−プロパルギルオキサゾリウム ヨーダイド 1−29 2−メチル−5−フェニル−3−プロパルギルベンズオキサゾリウム ブロマイド 1−30 2−メチル−5−トリフルオロメチル−3−プロパルギルベンズオキ サゾリウムブロマイド 1−31 2−メチル−5−クロロ−3−プロパルギルベンズオキサゾリウムブ ロマイド 1−32 2,3,3−トリメチル−1−プロパルギルインドレニニウムクロラ イド 1−33 2−メチル−1−プロパルギルピリジニウムクロライド 1−34 2−メチル−3−プロパルギルベンゾセレナゾリウムブロマイド 1−35 2−プロパルギルオキシメチル−3−メチルベンゾセレナゾリウムブ ロマイド 1−36 2−メチル−3−プロパルギル−5−プロパルギルオキシベンゾセレ ナゾリウムブロマイド 1−37 5−メチル−1−プロパルギルテトラゾリウムブロマイ これらの化合物の添加時期については、特に限定される
ものではないが、一般には化学増感工程以降に添加する
ものである。又、塗布時に他層に添加しても良い。又、
その好ましい添加量は、ハロゲン化銀1モルあたり1×
10−6モル以上であり、より好ましくは1×10−5
モル以上1×10−2モル以下が好ましい。
【0020】本発明で述べるところのカルコゲナイド増
感とは、硫黄、セレン、テルルにより化学増感されてい
ることを示す。これらは、単独で用いられても併用で用
いられても良い。特にこれらの好ましい使用例や化合物
例は、例えば特開平3−116132等に詳しく述べら
れている通りである。本発明においては、特にセレン増
感剤を用いることが好ましい。以下に好ましいセレン増
感剤の例を示すが本発明は、これに限定されるものであ
る。
【0021】
【化10】
【0022】
【化11】
【0023】
【化12】
【0024】本発明で述べるところの一般式(2) で表わ
される水溶性メルカプト化合物の使用法や化合物例につ
いては、例えば特開昭57−14836、同59−71
047、同60−101530に詳しく述べられてい
る。その好ましい化合物例について以下に記すが、本発
明はこれに限定されるものではない。
【0025】
【化13】
【0026】
【化14】
【0027】
【化15】
【0028】これらの化合物の好ましい添加方法は、特
に限定されるものではないが、塗布液調整時に添加する
方法がある。又、これは他層に添加しても良い。又は、
その好ましい添加量は、ハロゲン化銀1モルあたり1×
10-6モル以上であり、より好ましくは1×10-5モル
以上1×10-2モル以下である。
【0029】本発明で述べるところのチオスルフォン酸
化合物の好ましい使用例等に関しては、例えば特開平2
−191938等に詳しく述べられている通りである。
本発明に好ましく用いられる一般式(3) (4) (5) のチオ
スルフォン酸化合物の具体例を以下に示す。 好ましい化合物例
【0030】
【化16】
【0031】
【化17】
【0032】
【化18】
【0033】
【化19】
【0034】これらの化合物は、粒子形成中に添加して
も良いし、化学増感時に添加しても良い。又、塗布液に
塗布時に添加しても良いし、となりの層に添加しても良
い。これらの化合物の好ましい添加量は、ハロゲン化銀
1モルに対して1×10-6モル以上1×10-1モル以下
でありより好ましくは1×10-5モル以上1×10-3
ル以下である。
【0035】本発明で述べるところの一般式(6) で示さ
れるハイドロキノン類については、例えば特開昭64−
72141号や特願平2−280457等に詳しく述べ
られている。本発明に好ましく用いられる化合物の具体
例を以下に示すが、本発明はこれに限定されるものでは
ない。
【0036】
【化20】
【0037】
【化21】
【0038】
【化22】
【0039】
【化23】
【0040】
【化24】
【0041】これらの化合物の好ましい添加時期は、特
に制限されるものではないが、通常塗布時に塗布液中に
添加される場合がある。又、保護層の塗布液に添加して
も良い。好ましい添加量は、ハロゲン化銀1モルあたり
1×10-4モル以上である。本発明で述べる所の平均ア
スペクト比3以上の平板粒子とは、投影面の円相当径を
厚みで割った値について全粒子の平均が3以上となるこ
とを意味している。
【0042】本発明の感光材料に用いられるその他の各
種添加剤に関しては特に制限はなく、例えば特開平2−
68539号公報の以下の該当個所に記載のものを用い
ることができる。 項 目 該当個所 1.ハロゲン化銀乳剤 特開平2-68539号公報第8頁右下欄下から6行 その製法 目から同第10頁右上欄12行目 2.化学増感方法 同第10頁右上欄13行目から同左下欄16行目 3.カブリ防止剤・安定剤 同第10頁左下欄17行目から同第11頁左上欄7行 目及び同第3頁左下欄2行目から同第4頁左下 欄 4.分光増感色素 同第4頁右下欄4行目から同第8頁右下欄 5.界面活性剤・帯電防止剤 同第11頁左上欄14行目から同第12頁左上欄9行 目 6.マット剤・滑り剤・可塑剤 同第12頁左上欄10行目から同右上欄10行目。同 第14頁左下欄10行目から同右下欄1行目 7.親水性コロイド 同第12頁右上欄11行目から同左下欄16行目 8.硬膜剤 同第12頁左下欄17行目から同第13頁右上欄6行 目 9.支持体 同第13頁右上欄7行目から20行目 10.染料・媒染剤 同第13頁左下欄1行目から同第14頁左下欄9行 目 11.現像処理方法 特開平2-103037号公報第16頁右上欄7行目か ら同第19頁左下欄15行目。及び特開平2-11583 7 号公報第3頁右下欄5行目から同第6頁右上 欄10行目 次に実施例を示し本発明をさらに説明する。
【0043】
【実施例】
実施例1 平板状粒子の調製 水1リットル中に臭化カリウム4.5g、ゼラチン2
0.6g、チオエーテルHO(CH2)2S(CH2)2S(CH2)2OHの5
%水溶液2.5ccを添加し60℃に保った容器中へ攪拌
しながら硝酸銀水溶液37cc(硝酸銀3.43g)と臭
化カリウム2.97gと沃化カリウム0.363gを含
む水溶液33ccをダブルジェット法により37秒間で添
加した。つぎに臭化カリウム0.9gの水溶液を添加し
た後70℃に昇温して硝酸銀水溶液53cc(硝酸銀4.
90g)を13分間かけて添加した。ここで25%のア
ンモニア水溶液15ccを添加、そのままの温度で20分
間物理熟成したのち100%酢酸溶液を14cc添加し
た。引き続いて硝酸銀133.3gの水溶液と臭化カリ
ウムの水溶液をpAg8.5に保ちながらコントロール
ダブルジェット法で35分かけて添加した。次に2Nの
チオシアン酸カリウム溶液10ccを添加した。5分間そ
のままの温度で物理熟成したのち35℃に温度を下げ
た。こうしてトータル沃化銀含量0.26モル%、平均
投影面積直径1.10μm、厚み0.165μm、平均
アスペクト比6.7、直径の変動係数18.5%の単分
散平板状粒子を得た。この後、沈降法により可溶性塩類
を除去した。再び40℃に昇温してゼラチン30gとフ
ェノキシエタノール2.35gおよび増粘剤としてポリ
スチレンスルホン酸ナトリウム0.8gを添加し、苛性
ソーダと硝酸銀溶液でpH5.90、pAg8.25に
調整した。この乳剤を攪拌しながら56℃に保った状態
で化学増感を施した。まず二酸化チオ尿素0.043mg
を添加し22分間そのまま保持して還元増感を施した。
つぎに4−ヒドロキシ−6−メチル−1,3,3a,7
−テトラザインデン20mgと増感色素
【0044】
【化25】
【0045】を500mgを添加した。さらに塩化カルシ
ウム0.83gを添加した。引き続きチオ硫酸ナトリウ
ム3.3mgと塩化金酸2.6mgおよびチオシアン酸カリ
ウム90mgを添加し40分後に35℃に冷却した。こう
して平板状粒子T−1を調製完了した。これに対し2酸
化チオ尿素を添加する2分ほど前にチオスルフォン酸化
合物1−2、1−16を各々1×10-4モル/モルAg
添加する以外は、まったく同様にして平板状粒子T−
2、T−3を作製した。
【0046】塗布試料の調製 表1に示す添加物以外はすべて同様にし、T−1〜T−
3のハロゲン化銀1モルあたり下記の薬品を添加して塗
布液とした塗布試料1〜14を作製した。 ・ゼラチン(乳剤中のGelも含め) 65.6g ・トリメチロールプロパン 9g ・デキストラン(平均分子量3.9万) 18.5g ・ポリスチレンスルホン酸ナトリウム(平均分子量60万) 1.8g ・硬膜剤 1,2−ビス(ビニルスルホニルアセトアミド)エタン 膨潤率が230%の値になるように添加量を調整
【0047】
【化26】
【0048】
【表1】
【0049】表面保護層は各成分が下記の塗布量となる
ように調製準備した。 表面保護層の内容 塗布量 ・ゼラチン 0.966g/m2 ・ポリアクリル酸ナトリウム(平均分子量40万) 0.023 ・4−ヒドロキシ−6−メチル−1,3,3a,7− テトラザインデン 0.015
【0050】
【化27】
【0051】 ・ポリメチルメタクリレート(平均粒径3.7 μm) 0.087 ・プロキセル(NaOHでpH7.4 に調整) 0.0005
【0052】支持体の調製 (1) 下塗層用染料D−1の調製 下記の染料を特開昭63−197943号に記載の方法
でボールミル処理した。
【0053】
【化28】
【0054】水434mlおよび Triton X−200界面
活性剤(TX−200)の6.7%水溶液791mlとを
2リットルのボールミルに入れた。染料20gをこの溶
液に添加した。酸化ジルコニウム(ZrO)のビーズ4
00ml(2mm径)を添加し内容物を4日間粉砕した。こ
の後、12.5%ゼラチン160gを添加した。脱泡し
たのち、濾過によりZrOビーズを除去した。得られた
染料分散物を観察したところ、粉砕された染料の粒径は
直径0.05〜1.15μmにかけての広い分野を有し
ていて、平均粒径は0.37μmであった。さらに、遠
心分離操作をおこなうことで0.9μm以上の大きさの
染料粒子を除去した。こうして染料分散物D−1を得
た。 (2) 支持体の調製 二軸延伸された厚さ183μmのポリエチレンテレフタ
レートフィルム上にコロナ放電処理をおこない、下記の
組成より成る第1下塗液を塗布量が5.1cc/m2となる
ようにワイヤーバーコーターにより塗布し、175℃に
て1分間乾燥した。次に反対面にも同様にして第1下塗
層を設けた。使用したポリエチレンテレフタレートには
下記構造の染料が0.04wt%含有されているものを
用いた。
【0055】
【化29】
【0056】 ブタジエン−スチレン共重合体ラテックス溶液 (固型分40%ブタジエン/スチレン重量比=31/69) 79cc 2,4−ジクロロ−6−ヒドロキシ−s−トリアジンナトリウム 塩4%溶液 20.5cc 蒸留水 900.5cc
【0057】
【化30】
【0058】上記の両面の第1下塗層上に下記の組成か
らなる第2の下塗層を塗布量が下記に記載の量となるよ
うに片側ずつ、両面にワイヤー・バーコーター方式によ
り150℃で塗布・乾燥した。 ・ゼラチン 160mg/m2 ・染料分散物D−1(染料固型分として26mg/m2
【0059】
【化31】
【0060】 ・マット剤 平均粒径2.5μmのポリメチルメタクリレート 2.5mg/m2 写真材料の調整 準備した支持体上に先の乳剤層と表面保護層を同時押し
出し法により両面に塗布した。片面当りの塗布銀量は
1.75g/m2とした。塗布ゼラチン量と液体窒素によ
る凍結乾燥法によりもとめる膨潤率は乳剤層に添加する
ゼラチンと硬膜剤量とで調整した。 写真性能ならびに耐圧力性の評価 写真材料1〜13の各試料を富士写真フイルム(株)社
製のXレイオルソスクリーンHR−4を使用して両側か
ら0.05秒の露光を与え、感度の評価を行なった。露
光後、以下の処理をおこなった。感度は写真材料207
を100とし濃度1.0を与える露光量の比の逆数でし
めた。このとき、露光前に折り曲げ試験を行なった試料
も同時に準備した。 〔処理〕 自動現像機……KONICA(株)社製 SRX501
の駆動モーターとギア分を改造して搬送スピードを速め
た。 <現像液濃縮液> 水酸化カリウム 56.6g 亜硫酸ナトリウム 200g ジエチレントリアミン五酢酸 6.7g 炭酸カリ 16.7g ホウ酸 10g ヒドロキノン 83.3g ジエチレングリコール 40g 4−ヒドロキシメチル−4−メチル−1−フェニル−3− ピラゾリドン 22.0g 5−メチルベンゾトリアゾール 2g
【0061】
【化32】
【0062】水で1リットルとする(pH10.60に
調整)。 <定着液濃縮液> チオ硫酸アンモニウム 560g 亜硫酸ナトリウム 60g エチレンジアミン四酢酸・二ナトリウム・二水塩 0.10g 水酸化ナトリウム 24g 水で1リットルとする(酢酸でpH5.10に調整する)。 現像処理をスタートするときには自動現像機の各タンク
に以下の如き処理液を満たした。 現像タンク:上記現像液濃縮液331、水667ml及び
臭化カリウム2gと酢酸1.8gとを含むスターター1
0mlを加えてpHを10.25とした。 定着タンク:上記定着液濃縮液200ml及び水800ml 処理スピード……Dry to Dry 35秒 現像温度………35℃ 定着温度………32℃ 乾燥温度………55℃ 補充量 ………現像液 22ml/10×12インチ 定着液 30ml/10×12インチ おりまげ試料については、圧力黒化度を官能評価し、黒
化度の小さい方を1とし、最大黒化を示すものを5とし
てその中間を含め5段階で整理した。写真性能の評価結
果と圧力評価結果を表2に示す。又、試料を25℃60
%の恒温恒湿下に1年間放置したあとの感度・カブリの
変化を調べた。表2に明らかな様に、本発明の感光材料
は、保存性良好にもかかわらず、圧力黒化度が著しく小
さくなっていることが判る。
【0063】
【表2】
【0064】実施例2 平板状粒子の調製 水1リットル中に臭化カリウム6g、ゼラチン7g、添
加し55℃に保った容器中へ攪拌しながら硝酸銀水溶液
37cc(硝酸銀4.00g)と臭化カリウム5.9gを
含む水溶液38ccをダブルジェット法により37秒間で
添加した。つぎにゼラチン18.6gを添加した後70
℃に昇温して硝酸銀水溶液89cc(硝酸銀9.8g)を
22分間かけて添加した。ここで25%のアンモニア水
溶液7ccを添加、そのままの温度で10分間物理熟成し
たのち100%酢酸溶液を6.5cc添加した。引き続い
て硝酸銀153gの水溶液と臭化カリウムの水溶液をp
Ag8.5に保ちながらコントロールダブルジェット法
で35分かけて添加した。次に2Nのチオシアン酸カリ
ウム溶液15ccを添加した。5分間そのままの温度で物
理熟成したのち35℃に温度を下げた。平均投影面積直
径1.10μm、厚み0.165μm、アスペクト比
6.7、直径の変動係数18.5%の単分散純臭化銀平
板状粒子をえた。この後、沈降法により可溶性塩類を除
去した。再び40℃に昇温してゼラチン30gとフェノ
キシエタノール2.35gおよび増粘剤としてポリスチ
レンスルホン酸ナトリウム0.8gを添加し、苛性ソー
ダと硝酸銀溶液でpH5.90、pAg8.25に調整
した。この乳剤を攪拌しながら56℃に保った状態で化
学増感を施した。まず二酸化チオ尿素0.043mgを添
加し22分間そのまま保持して還元増感を施した。つぎ
に4−ヒドロキシ−6−メチル−1,3,3a,7−テ
トラザインデン20mgと実施例1で用いた増感色素を4
00mgを添加した。さらに塩化カルシウム0.83gを
添加した。引き続きチオ硫酸ナトリウム1.3mgとセレ
ン化合物−1 2.7mgと塩化金酸2.6mgおよびチオ
シアン酸カリウム90mgを添加し40分後に35℃に冷
却した。こうして平均アスペクト比6.7の平板状粒子
T−4を調製完了した。
【0065】セレン化合物−1
【化33】
【0066】この様にして乳剤T−4を作製した。又乳
剤T−4の調整とチオ硫酸ナトリウム3.3mgの代わり
にチオ硫酸ナトリウム1.3mgとテルル化合物−1を
5.0mg添加すること以外は、まったく同様にして乳剤
T−5を調整した。
【0067】テルル化合物−1
【化34】
【0068】又乳剤T−5の調整においてテルル化合物
の代わりにチオ硫酸カリウムを2.0mg添加すること以
外は、まったく同様にして乳剤T−6を調整した。
【0069】上記作製の平板粒子と等銀量になる様にし
て60℃、pAg=8.6、pH=5.0にコントロー
ルしつつダブルジェット法で平均粒径0.3μmの沃化
銀1.0モル%を含む沃臭化銀単分散14面体乳剤を得
た。この乳剤の変動係数は、球相当径で見て12%であ
った。この乳剤を上記平板粒子とまったく脱様の脱塩、
水洗工程を行なったのち、この乳剤を56℃に保ちつつ
攪拌しながら化学増感を施した。まず二酸化チオ尿素
0.020mgを添加し22分間保持し、還元増感した。
つぎに4−ヒドロキシ−6−メチル−1,3,3a,7
−テトラザインデン10mgとT−1の調整に使用した増
感色素300mgを添加し、さらに塩化カルシウム0.8
3gを添加した。引き続きセレン化合物−1を4.5mg
と塩化金酸1.3mgおよびチオシアン酸カリウム0.6
gを添加し50′後に35℃に冷却した。この様にして
乳剤T−7を調整した。又、乳剤T−7の調整に対して
化学増感時にセレン化合物−1を添加するかわりに、チ
オ硫酸ナトリウム0.8mgとテルル化合物−1を2.3
mg添加すること以外はまったく同様にして乳剤T−8を
調整した。この様にして乳剤T−4、T−5、T−6、
T−7、T−8を実施例1の塗布試料とまったく同様に
して、ただし表3に示す添加物を塗布液に加える所だけ
は変えて塗布し、塗布試料15〜24を作製した。
【0070】
【表3】
【0071】
【表4】
【0072】これらの試料について実施例1で示したの
とまったく同様にして、写真感度の保存性と圧力黒化に
関する試験を行なった。これらの評価は、実施例1と同
様の評価方法で行なった。結果は表4に示すように、本
発明の感光材料は優れた保存性ならびに優れた圧力黒化
耐性を示すことが明らかである。
【0073】実施例3 実施例2で作製した塗布試料15〜24に対し、表5に
示す添加物を塗布時に塗布液に加える以外はまったく同
様にして塗布試料25〜44を作製した。
【0074】
【表5】
【0075】この様にした調整した塗布試料を、塗布5
日後に処理した結果と30℃60%の環境で12ヵ月間
相当経時したのちの処理結果を実施例1のセンシト並び
に処理条件で比較したところ表6の結果を得た。感度は
実施例1の塗布試料1を100として示した。又、圧力
黒化度についても実施例1、2と同様にして調べた。
【0076】
【表6】
【0077】表6に示す様に本発明の感光材料が保存性
・圧力性に優れていることが明らかである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03C 1/34 G03C 1/035 G03C 1/09 G03C 5/26

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持体上に少なくとも1種の感光性ハロ
    ゲン化銀乳剤を有する写真感光材料において、該ハロゲ
    ン化銀乳剤が平均アスペクト比3以上の平板状粒子より
    なり、下記一般式(1)で表される化合物の少なくとも
    1つと下記一般式(2)で表される化合物の少なくとも
    1つを含むことを特徴とするハロゲン化銀写真感光材
    料。 一般式(1) 式中、Zは5ないし6員複素環核を形成するに必要な原
    子群を表わす。R無置換の脂肪族基を、Rは水素
    原子または無置換の脂肪族基を、R及びRは各々水
    素原子、ハロゲン原子、無置換の脂肪族基、無置換の
    ルコキシ基、ヒドロキシ基または無置換の芳香族基をあ
    らわし、R、R、R及びRのうち少くとも一つ
    無置換のプロパルギル基、無置換のブチニル基、また
    無置換のプロパルギル基を有する置換基をあらわす。
    Xはアニオンを表わす。nは1または2をあらわし、化
    合物が分子内塩を形成するときnは1をあらわす。一般式(2) (一般式(2)中、Zは−SO M、−COOR 、−
    OH及び−NHR の少なくとも1個を直接または間接
    に有する複素環を表わし、Mは水素原子、アルカリ金属
    原子又は、四級アンモニウム基又は四級ホスホニウム基
    を表し、R は水素原子、アルカリ金属原子、又は炭素
    数1〜6のアルキル基、R は水素原子、炭素数1〜6
    のアルキル基、−COR 、−COOR 又は−SO
    を表わ し、R は水素原子、脂肪族基または芳香族
    基を表わす。
  2. 【請求項2】 支持体上に少なくとも1種の感光性ハロ
    ゲン化銀乳剤を有する写真感光材料において、該ハロゲ
    ン化銀乳剤が平均アスペクト比3以上の平板状粒子より
    なり、下記一般式(1)で表される化合物の少なくとも
    1つと下記一般式(3),(4),または(5)で表さ
    れる化合物の少なくとも1つを該乳剤調整時又は、塗布
    時に添加することを含むことを特徴とするハロゲン化銀
    写真感光材料。 一般式(1) 式中、Zは5ないし6員複素環核を形成するに必要な原
    子群を表わす。R は無置換の脂肪族基を、R は水素
    原子または無置換の脂肪族基を、R 及びR は各々水
    素原子、ハロゲン原子、無置換の脂肪族基、無置換のア
    ルコキシ基、ヒドロキシ基または無置換の芳香族基をあ
    らわし、R 、R 、R 及びR のうち少くとも一つ
    は無置換のプロパルギル基、無置換のブチニル基、また
    は無置換のプロパルギル基を有する置換基をあらわす。
    Xはアニオンを表わす。nは1または2をあらわし、化
    合物が分子内塩を形成するときnは1をあらわす。 一般式(3) R−SO S−M 一般式(4) R−SO S−R 一般式(5) R−SO S−Lm−SSO −R 式中、R、R 、R は同じでも異なってもよく、脂肪
    族基、芳香族基、又はヘテロ環基を表し、Mは陽イオン
    を表す。Lは二価の連結基を表し、mは0又は1であ
    る。一般式(3)ないし(5)の化合物は、(3)ない
    し(5)で示す構造から誘導される二価の基を繰り返し
    単位として含有するポリマーであってもよい。
  3. 【請求項3】 支持体上に少なくとも1種の感光性ハロ
    ゲン化銀乳剤を有 する写真感光材料において、該ハロゲ
    ン化銀乳剤が平均アスペクト比3以上の平板状粒子より
    なり、下記一般式(1)で表される化合物の少なくとも
    1つと下記一般式(6)で表される化合物の少なくとも
    1つを含むことを特徴とするハロゲン化銀写真感光材
    料。 一般式(1) 式中、Zは5ないし6員複素環核を形成するに必要な原
    子群を表わす。R は無置換の脂肪族基を、R は水素
    原子または無置換の脂肪族基を、R 及びR は各々水
    素原子、ハロゲン原子、無置換の脂肪族基、無置換のア
    ルコキシ基、ヒドロキシ基または無置換の芳香族基をあ
    らわし、R 、R 、R 及びR のうち少くとも一つ
    は無置換のプロパルギル基、無置換のブチニル基、また
    は無置換のプロパルギル基を有する置換基をあらわす。
    Xはアニオンを表わす。nは1または2をあらわし、化
    合物が分子内塩を形成するときnは1をあらわす。 一般式(6) 式中、R 12 、R 13 、R 15 16 は同じでも異なっ
    ていても良く、水素原子又はベンゼン環に置換可能な基
    でありR 11 、R 12 は水素原子又はアルカリ条件下で
    脱保護可能な保護基である。R 12 ないしR 16 、OR
    11 、OR 14 は共同で環を形成しても良い。
  4. 【請求項4】 該乳剤の少なくとも1種がカルコゲナイ
    ド増感されていることを特徴とする請求項1、2または
    3に記載のハロゲン化銀写真感光材料。
  5. 【請求項5】 該平板状ハロゲン化銀粒子の平均ヨウド
    含量が1モル%以 下であることを特徴とする請求項1〜
    4いずれか1項に記載のハロゲン化銀写真感光材料。
  6. 【請求項6】 該平板状ハロゲン化銀粒子がセレン増感
    またはテルル増感されていることを特徴とする請求項1
    〜5いずれか1項に記載のハロゲン化銀写真感光材料。
  7. 【請求項7】 全処理時間が90秒以下の迅速処理され
    る請求項1〜6いずれか1項に記載のハロゲン化銀写真
    感光材料。
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