JPH02228650A - ハロゲン化銀写真感光材料の処理方法 - Google Patents

ハロゲン化銀写真感光材料の処理方法

Info

Publication number
JPH02228650A
JPH02228650A JP4920389A JP4920389A JPH02228650A JP H02228650 A JPH02228650 A JP H02228650A JP 4920389 A JP4920389 A JP 4920389A JP 4920389 A JP4920389 A JP 4920389A JP H02228650 A JPH02228650 A JP H02228650A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
processing
silver halide
silver
fixer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4920389A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeo Akiyama
秋山 健夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP4920389A priority Critical patent/JPH02228650A/ja
Publication of JPH02228650A publication Critical patent/JPH02228650A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Silver Salt Photography Or Processing Solution Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ハロゲン化銀写真感光材料の処理方法に関し
、詳しくは現像後の定着速度を早め、かつ保存性の良い
画像を得られるハロゲン化銀写真感光材料の処理方法に
関するものである。
(発明の背景〕 近時、ハロゲン化銀写真感光材料の処理時間は、フィル
ム消費量の増加に伴いユーザーニーズに応えて、より迅
速化の方向にあって医療用感光材料もその例外ではない
メーカーサイドとしては、感光材料自体のハロゲン化銀
組成や現像促進剤などを用いて現像性の向上を図ったり
、現像液組成や処理条件などをより活性化するなドシて
、迅速処理化への努力がなされている。
しかしながら、処理の迅速化に付随して発生する最も大
きな問題点の一つに、得られる処理済み銀画像の保存安
定性が劣化することである。
更に、現像処理工程に次ぐ定着工程時間の短縮は、定着
不充分に基づく残留銀の発生を招き、前記の画像劣化と
併せて、クリアーな画像を得ることが困難であった。
そのI;め迅速処理化のうえで、定着工程時間のスピー
ドUPが最も大きな課題となっていた。
このような現状に対して、例えば特開昭58−1225
35号、同58−122536号或いは特公昭45−3
5754号などいずれもチオ原素系化合物を処理液中に
用いることが開示されているが、近年の超迅速処理に対
しては、いまひとつ効果が不充分だったり、化合物が高
価で、技術的にも実用化には難点を有するなど問題を残
しており、処理液サイドからの早期の解決が強く望まれ
ていた。
〔発明の目的〕
従って、本発明の第一の目的は、定着性の優れた迅速処
理用定着液を提供することである。
第二の目的は、現像処理済み感光材料の銀画像が、経時
劣化することのないハロゲン化銀写真感光材料の処理方
法を提供することである。
その他の目的は、以下の明細にて明らか七なる。
〔発明の構成〕
本発明者は、鋭意検討を重ねた結果、ハロゲン化銀写真
感光材料を像露光後、現像処理する工程と定着処理する
工程とを有するハロゲン化銀写真感光材料の処理方法に
おいて、現像処理する工程と定着処理する工程とを有す
るハロゲン化銀写真感光材料の処理方法において、該定
着液中に下記一般式〔I〕で表される化合物群から選ば
れる少なくとも一つを含有し、かつ処理条件がQll、
 Tゝ×【・50〜1240.7((1<4.0で表さ
れるローラー搬送型自動現像機で処理することを特徴と
するハロゲン化銀写真感光材料の処理方法によって達成
されることを見いだした。
一般式(I) 〔式中のHl、 Hz、 Hs及びR4は、それぞれ炭
素数1〜5までの置換又は無置換のアルキル基、又はシ
クロアルキル基、アリール基を表し R1とR1及びR
3とR6は、それぞれ窒素原子と連結して5〜6員の複
素環を形成してもよい。
但し、Rl、 R2,R1及びR″のうちの少なくとも
一つは、2員鎖以上の鎖を介して結合したカルボン酸、
スルフィン酸、スルホン酸、ヒドロキサム酸、メルカプ
ト基、スルホンアミド基、又はモノアルキルアミノ基を
表す。〕 以下、本発明について更に詳細に説明する。
本発明において用いられる一般式(1)の化合物は、チ
オ尿素誘導体であるが、ハロゲン化銀写真感光材料或い
は処理液には従来より種々のチオ尿素化合物が用いられ
てきている。例えば、ハロゲン化銀写真乳剤の化学増感
剤或いはカブリ防止剤などの目的から直接乳剤へ添加す
ることがよく知られている。
本発明に好ましく用いられるチオ尿素誘導体は一般式(
I)$:おいて、R’、R”、R”及びR’ii同じか
又は異なってもよい炭素数1〜5の置換又は無置換のア
ルキル基で無置換アルキル基としては例えばメチル基、
エチル基、プロピル基、ブチル基又はペンチル基などが
挙げられる。又、置換アルキル基としては、置換分とし
て例えばヒドロキシ基、カルボン酸基、スルフィン酸基
、スルホン酸基、ヒドロキサム酸基、メルカプト基、炭
素数l〜5のジ又はモノアルキルアミノ基、炭素数1〜
5のアルキルスルホンアミノ基など、アリール基例えば
フェニル基、ナフチル基など、シクロアルキル基として
例えばシクロペンチル基、シクロヘキシル基などが挙げ
られる。
上記の酸基は、無機又は有機の塩を形成していてもよく
例えば、アルカリ金属イオンとしてNa。
Kなど、或いはアンモニウム基などを有していてもよい
また窒素原子と連結して形成される複素環としては(例
えばビロール、ピリジン、ピペリジン、モルホリン環な
ど)が挙げられる。
但し、これらR1−R4のうちの少なくとも一つは二員
鎖以上の鎖を介して結合したカルボン酸基、スルホン酸
基、スルホン酸基、ヒドロキサムff[、メルカプト基
、スルホンアミド基を有するものとする。これらのうち
の酸類は、上述したと同様に無機塩又は有機塩を形成し
ていてもよい。
以下に本発明に係る一般式〔I〕で表される化合物の具
体例を示すが、本発明はこれらのみに限定されるもので
はない。
例示化合物 □。、cc、u、> W ’ぐ:8..□”CHs>’
  W  ’<c’、u、co、□HOClbCHt〉
、  、  、<CH=□1゜。。2□HO::s::
〉、ゴー”’l’::::軍::C・−讐−’<”−C
@H+@Co、□:H二〉N−旨(lH*)*C(CH
s)*C0zHHO,C(CHs)*(CHs票〉才ぐ
≧5)JCHx)xcOJ上記の本発明に係るチオ尿素
化合物は、公知の方法で合成するとこができるが、例え
ば特開昭63−229449号明細書記載の脂肪族モノ
アミノカルボン酸とジアルキルチオカルバモイルハライ
ドとを反応させる合成法によっても容易に得られるもの
である。
本発明の前記一般式(1)で表される化合物を本発明に
係る定着液中に添加するには、直接添加してもよく予め
水又は親水性有機溶媒(例えばメタノールなど)に溶解
して添加してよい。
添加量は定着液lQ当りO;001mof2以上最大溶
解量まで添加してもよいが、好ましくは定着液IQ当り
0.005〜Q、5moffの範囲で用いられる。
本発明にて用いられる定着液は、通常、当業界でよく知
られているチオ硫酸アンモニウム塩なとのチオ硫酸塩を
定清主薬としたものでよく、一般には硬膜剤を含む酸性
硬膜定着液でよい。
次に本発明に係る処理条件である下記式について説明す
る。
a6 目xt−50〜124 0.7< Q< 4.0
〔式中、Qはローラー搬送式自動現像機(別紙第1.2
図)のフィルム挿入口第10−ラーの芯(1)からフィ
ルム乾燥口の最終ローラー(2)の芯までの長さ(単位
=m)を表す。tは、上記αを通過するのに要する時間
(単位−秒)を表す。〕上記の式において、0.7<l
<4.0の理由としては、Q< 0.7であると処理工
程が小さくなり、使用するローラー本数が少なくなり、
その結果、感度の低下、搬送性の劣化を生じる。逆にQ
> 4.0であると搬送スピードが大きくなりすぎて、
フィルムにスリ傷が発生しやすくなる。
又、(10,t%×1が50〜124の値は、本発明の
好ましい長さと時間を表し、50以下であるとフィルム
感度の急激な低下と色素染料゛に゛よる色汚染などが残
るようになり、124以上になると、写真画像の粒状性
が大巾に劣化し、かつカブリも増加するため好結果は得
られない。
本発明において <211.7 @ xtの値は50以
上で、より好ましくは76以上である。
本発明の処理方法に用いられる感光材料のハロゲン化銀
乳剤は、ハロゲン化銀として通常使用される任意のもの
を用いることができる。又、写真乳剤中のハロゲン化銀
粒子の粒子サイズ分布は任意であるが、多分散或は単分
散であってもよい。
写真乳剤中のハロゲン化銀粒子は、立方体、八面体、1
4面体、12面体のような規則的(regular)な
結晶体を有するものでもよく、又球状、板状などのよう
な変則的(irregular)な結晶形をもつもの、
あるいはこれらの結晶形の複合形をもつものでもよい。
種々の結晶形の粒子の混合から成ってもよい。
又、例えばPbOのような酸化物結晶と塩化銀のような
ハロゲン化銀結晶を結合させた接合型ハロゲン化銀結晶
、エピタキシャル成長をさせたハロゲン化銀結晶、(例
えば臭化銀上に塩化銀、沃臭化銀、沃化銀等をエピタキ
シャルに成長させる。)六方晶形、工人面体沃化銀に正
六面体の塩化銀が配向重複しt;結晶などでもよい。
又、粒子の直径がその厚みの5倍以上の超平板のハロゲ
ン化銀粒子が全投影面積の50%以上を占めるような乳
剤を使用してもよい。詳しくは、特開昭58−1279
21号、同58−113927号などの明細書に記載さ
れている。
又、特公昭41−2086号公報に記載された内部潜像
型ハロゲン化銀粒子と表面潜像型ハロゲン化銀粒子とを
組合せて用いることもできる。
本発明の処理方法に用いられる感光材料のハロゲン化銀
粒子は、写真分野でよく知られている中性法、酸性法、
アンモニア法、順混合法、逆混合法、ダブルジェット法
、コンドロールド彎ダブルジェット法、コングアージョ
ン法、コア/シェル法などの方法を適用して製造するこ
とができる。
又ダブルジェット法の別の形式として異なる組成の可溶
性ハロゲン塩を各々独立に添加するトリプルジェット法
(例えば可溶性銀塩、可溶性臭素塩及び可溶性沃素塩)
も用いることができる。
粒子を銀イオン過剰の下において形成させる方法(いわ
ゆる逆混合法)を用いることもできる。
同時混合法の一つの形式としてハロゲン化銀の生成され
る液相中のI)Agを一定に保つ方法、すなわちいわゆ
るコンドロールド・ダブルジェット法を用いることもで
きる。
別々に形成した2種以上のハロゲン化銀乳剤を混合して
用いてもよい。
又、これらのハロゲン化銀粒子又はハロゲン化銀乳剤中
には、イリジウム、タリウム、パラジウム、ロジウム、
亜鉛、ニッケル、コバルト、ウラン、トリウム、ストロ
ンチウム、タングステン、プラチナの塩(可溶性塩)の
内、少なくとも1種類が含有していてもよい。
本発明に係るハロゲン化銀写真乳剤には公知の写真用添
加剤を使用することができる。
公知の写真用添加剤としては例えば下表に示したリサー
チ・ディスクロヂャーのRD−17643及びRD添加
剤 化学増感剤 増感色素 現像促進剤 カブリ防止剤 安   定   剤 色汚染防止剤 画像安定剤 紫外線呼吸剤 フィルター染料 増   白   剤 硬   化   剤 塗布助剤 界面活性剤 可   塑   剤 ス  ベ  リ  剤 スタチック防止剤 マ   ッ    ト   剤 バインダー RD−17643RD−18716 頁  分類    頁  分類 23   11111     648− 右上23 
  1V      648右−右上29   1n 
    648− 右上24    Vl      
649− 右下//                
     //25   ■    65〇−左−右 25    ■ 25〜26 ■ 649右〜650左 26〜27 26〜27 651右 650右 650右 〃 ■ 650右 !■ 650右 ■ 651右 本発明による処理方法は、前述のRD−17643の2
8〜29頁、及びRD−18716の651頁左欄〜右
欄に記載された通常の方法によっても現像処理すことが
できる。
この写真処理方法は銀画像を得るt;めの黒白写真処理
であっても色画像を得るためのカラー写真処理であって
もよい。写真処理に適用される処理温度は通常18℃〜
50℃であるが、18°Cより低い温度でも50℃以上
の温度であっても処理は可能である。
本発明の処理方法で処理されるハロゲン化銀写真感光材
料は、いわゆるクロスオーバー効果の軽減のために、乳
剤層の下層で支持体に接する層に染料を用いることがで
きるし、また画像の鮮鋭性の向上或いは安全光に起因す
るカプリの軽減のために保護層及び/又は乳剤層に染料
を添加することができる。そして、かかる染料としては
、上記目的のための公知のあらゆるものが使用できる。
本発明に係るハロゲン化銀写真乳剤に用いられる支持体
は、公知のもののすべてを含み、例えばポリエチレンテ
レフタレート等のポリエステルフィルム、ポリアミドフ
ィルム、ポリカーボネートフィルム、スチレンフィルム
、又バライタ紙、合a高分子を被覆した紙などである。
そして支持体上の片面或いは両面に乳剤を塗布すること
ができ、両面に塗布する場合、乳剤の構成が支持体に対
して対称もしくは非対称に塗布することができる。
本発明の処理方法は、ハロゲン化銀写真感光材料のすべ
てについて適用可能であるが、高感度の黒白用に特に適
している。医療用X線ラジオグラフィーに適用する場合
、例えば、透過性放射線曝射によって近紫外ないし可視
光を発する蛍光体を主成分とする蛍光増感紙を用いて、
ノ10ゲン化銀感光材料の両面に密着し、露光すること
が望ましい。ここに透過性放射線とは高エネルギーの電
磁波であって、X線及びγ線を意味する。そしてここに
蛍光増感紙とは、例えばタングステン酸カルシウム(C
anon)を主たる蛍光成分とする増感紙、そしてテル
ビウムで活性化された稀土類化合物を主たる蛍光成分と
する蛍光増感紙である。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を詳細に説明する。なお、当然の
ことではあるが、本発明は以下に述べる実施例に限定さ
れるものではない。
実施例−1 〔フィルム−1の調製〕 60℃、pA g−8,0、pH= 2.0にコントロ
ールしつつ、ダブルジェット法で平均粒径0.28μm
の沃化銀2.0モル%を含む沃臭化銀単分散立方晶乳剤
を得た。この乳剤の一部をコアとして用い、以下のよう
に成長させた。即ちこのコア粒子とゼラチンを含む溶液
に40℃、pAg9.01pH9,0でアンモニア″性
硝酸銀溶液と沃化カリウムと臭化カリウムを含む溶液と
をダブルジェット法で加え、沃化銀を30モル%含む第
1被覆層を形成した。そして更にpA g−9,0、p
H−9,0でアンモニア性硝酸銀溶液と臭化カリウム溶
液とをダブルジェット法で添加して純臭化銀の第2被覆
層を形成し、平均粒径0.63μmの立方晶単分散沃臭
化銀乳剤を調製した。
凝集沈澱法により過剰塩を除去した後、ハロゲン化銀1
モル当り、塩化金酸塩s x io−’モル、チオ硫酸
ナトリウム7 X 10−’モル、チオシアン酸アンモ
ニウム7 X 10−’モルを加え、最適に金・硫黄増
感を行い、更に下記の増感色素■及び■と、沃化カリウ
ムlXl0−’モル1モルAgXを加え最適に分光増感
を施した。
0.6g1モルAgX 次に、下記に示す添加剤を加え乳剤を調整した。
なお、添加量はハロゲン化銀1モル当りの量で示し I
こ 。
石灰処理オセインゼラチン       90g【−ブ
チルカテコール         400a+gポリビ
ニルピロリドン(分子量10000)  1.0gトリ
メチロールプロパン        10gスチレン−
無水マレイン酸共重合体  2.5gジエチルグリコー
ル          5gニトロフェニル−トリフェ
ニル 7オスフオニウムクロライド      50mg1.
3−ジヒドロキシベンゼン −4−スルホン酸アンモニウム       4mg2
−メルカプトベンツイミダゾール ・5−スルホン酸ナトリウム       15mg分
光増感終了後、安定剤として4−ヒドロキシ−6−メチ
ル1.3.3a、7−テトラザインデンをハロゲン化銀
1モル当り3g添加した。
1.1−ジメチロール−1−プロム ードニトロメタン           io■g又、
保護層には、ゼラチンIgにつき、下記の化合物を加え
た。
CuF1m−HCHsCHzO)+*CHsCH*OH
5閣g C4F s So s K 3鳳g 平均粒径5μmのポリメチル メタクリレート(マット剤)        7tsg
コロイダルシリカ(平均粒径0.013μm)  70
mg(CHO) !水溶液40%を         
3011gHCH035%を         20m
g次いで前記の乳剤塗布液と上記保護層液を厚さ180
μIの下引き処理済みのブルーに着色したポリエチレン
テレフタレートフィルムの両側にスライドホッパー塗布
機で塗布した。
塗布銀量は片面で2.4g/m”でゼラチンが片面で3
゜8g/m”になるよう同時重層塗布した。
このようにして単分散性の沃臭化銀乳剤からなるフィル
ム−1を作成した。
〔フィルム−2の調製〕 水lQ中にゼラチン30g、臭化カリウム10.5gs
チオエーテル([0(Cut)zs(CHx)xs(C
Hx)*5(CHx)xOH) 0 、5 w t%水
溶液10m12を加えて溶解し、65℃に保った溶液中
(pA g= 9−1% pH−65)に、撹拌しなが
ら0.88モルの硝酸銀溶液3011Iaと0.88モ
ルの沃化カリウムと臭化カリウムの混合溶液(モル比9
6.5 : 3.5)30mffを15秒間で同時に添
加した後、1モルの硝酸銀溶液600muとモル比96
.5 : 3.5の臭化カリウムと沃化カリウムとから
なる1モルの混合溶液600m2とを70分かけて同時
添加して、平均粒径1.18μ■で、厚み0.15μm
で、沃化銀含有率が3.5モル%の平板状沃臭化銀乳剤
を調製した。凝集沈澱法により過剰塩を除去したのち、
前記フィルム−1と同時に各種添加剤を加えてから保護
層と同時に重層塗布して多分散性の平板状沃臭化銀乳剤
からなるフィルム2を作成した。
〔現像液及び定着液(No、1〜12)の調製〕(現像
液A) 亜硫酸カリウム           70 gハイド
ロキノン           30 gフェニドン 
             1gホウ酸       
          10 gトリエチレングリコール
       15.3g5−メチルベンゾトリアゾー
ル     0.04g5−ニトロインダゾール   
     0.03g1−フェニル−5−メルカプトテ
トラゾール0.02gグルタルアルデヒド 重炭酸ナトリウム 臭化カリウム エチレンジアミン四酢酸・2ナ トリエチレンテトラミン六酢酸 水酸化カリウム pH(氷酢酸で調整) 水でlQに仕上げる (定着液No、 1 ) チオ硫酸アンモニウム 亜硫酸ナトリウム DTA クエン酸 ホウ酸 酢酸ナトリウム・3水塩 氷酢酸 硫酸アルミニウム 硫酸 水を加えてlQに仕上げる 4、3g 3.28 g トリウム塩 g 0.5g 0g 10.30 pH4,10 上記の定着液No、1を比較用として、後記表1に示し
たように本発明の一般式(I)の化合物又は比較化合物
をNo、1に添加することにより定着液N011〜12
を調製した。
なお、フィルムの現像処理工程を下記に示した。
処理工程 処理温度(’0)   処理時間(秒)挿     入
                 1.2   2.
4現像士渡り   35     14.6 39.2
定着十渡り   33     8.2 16.4水洗
十渡り   25     7.2 14.4ス  り
  イ  ズ        40         
     5.7    11.4乾     燥  
   45         8.1  16.2合 
    計                45.0
  90.0なお、第1図及び第2図の1は感光材料挿
入ロノ第一ローラーを表し、2は乾燥出口の最終ローラ
ー 3aは現像槽、3bは定着槽、3cは水洗槽、4は
処理される感光材料、5はスクイズ部、6は乾燥部、7
は乾燥空気の吹き出し口を示す。
画像評価 フィルム−1及びフィルム−2をX線用増感紙xo−2
50(コニカ(株)製)ではさみ、X線管からの距離2
.7mで80Kvp、 0.08sec、 100mA
のX線曝射条件で、アルミニウムウェッジを用いて露光
を行い、この試料を前記に現像液及び定着液を用いて処
理し、画像保存性評価用及び強制劣化試験用の試料を得
た。
画像保存性の評価は次のようにして行った。
上記した現像・定着・水洗・乾燥・処理直後に一度ウエ
ツジ露光された試料の各段の透過濃度を測定し、ひきつ
づいてこの試料を高温高湿(50℃、80%RH)下に
2週間保存した後、再び各段の透過濃度を測定した。高
温高湿下での保存による各段の濃度の低下が少ないほど
、画像安定性が優れていることになる。結果を表1に示
す。ここでは処理直後の濃度が1.0.2.0に最も近
い段の濃度の低下を示しである。
又、上記の保存性試験の高温高湿下での保存による試料
の銀色調の劣化の度合いを観察して色調を評価した。評
価法としては、銀色調が完全にセピア色となる。(XX
)、わずかにセピア色となる。
(△)、まったく銀色調の変化がない。(◎)、として
5段階評価した。(×)は(××)と(△)の、又(0
)は(◎)と(△)の中間の状態を表す。
又強制劣化試験は上記処理直後の試料を80%RHの透
明な箱の中に24時間放置したのち、前記の箱の中に過
酸化水素水(7%)20輸αをビーカーに入れて設置し
、更に明室下で20Wの蛍光灯からの光を当てながら7
時間放置した(この試験法はphoto・graphi
c 5cience and Engineering
誌第7巻253〜261頁(1963年)の記載によっ
たものである)。
放置後画像部に生じた銀画像の劣化の度合を観察し、劣
化が非常に大きい(××)、大きい(×)、少い(Δ)
、きわめて少い(○)、全くない(◎)の5段階に評価
した。
又、残留銀の評価は次のようにして行った。
前記で作成したフィルム−1及びフィルム−2を未露光
のまま現像処理して残留銀評価用の試料を得た。残留銀
の評価は次の方法で行った。
硫化ナトリウムの2.6X 10−’moI2/ Q水
溶液を残留銀評価液として上記の残留銀評価用フィルム
上に1滴滴下し、3分保置後、液をよくふきとって、常
温常湿下で15時間放置した。
その後、PDA−65型濃度計(コニカ(株)製)を用
いて、残留銀評価液を滴下した部分と、滴下しない部分
のブルー光の透過濃度を測定し、その差を持って残留銀
の目安とした。この差が大きければ大きい程、処理後の
フィルム中の残留銀濃度が高いことになる。
なお、自動現像機のラインスピードを変化サセて90秒
処理も同時に行い、上記と同様に、画像保存性及び残留
銀の評価を行い参考データを得た。
得られた結果を下記の表工及び表2に示す。
表1から明らかなように、本発明の定着液で処理したも
のは、フィルム1.2のいづれの場合でも比較定着液に
比して画像の経時保存による濃度低下或いは銀画像の色
調劣化がなく、かつ定着速度の早い処理が可能であるこ
とを示している。
ナオ、表2は、本発明外となる12°”x t −24
7,4(90秒処理)における処理条件にて本発明の定
着液を用いた場合の結果を示したものである。
表2からも明らかなように、本発明内の定着液を用いた
場合には、いづれの場合もすぐれt;画像を得られるこ
とが分かるが、表1と比較すると処理時間が長くなって
いるために比較定着液との差が少なくなっており、本発
明に係る表1の迅速処理(ff” 7sx t−5O−
124)条件に於てはじめて優れた効果を発揮すること
が分かる。
実施例−2 実施例−1で用いたフィルム−1のかわりにフィルム−
2を用い、定着液には下記衣3の本発明の一般式〔I〕
の化合物を添加した以外は、実施例−1とまったく同様
に45秒処理したところ、本発明の効果が得られた。
表3 実施例−3 フィルム−1及びフィルム−2を用いて、実施例−1で
調製した〔現像液−A〕及び実施例−1で調製した定着
液No、7 、8 、10.12及び実施例−2で調製
した定着液13.15.16を用いて、第2図に示した
ローラー搬送型自動現像機を用いてラインスピードを変
えて全処理時間tを変化させ、Q”’xt−56.2.
70.8.105.2.117.1として処理を行い、
残留銀及び画像劣化の評価を行った。この結果からも、
本発明の効果が得られた。
〔発明の効果〕
本発明により、ハロゲン化銀写真感光材料の迅速現像処
理用として定着能の優れた定着液を得ることができた。
さらに得られた銀画像は経時保存中に濃度低下などの経
時劣化がなく保存安定性の良い画像が得られた。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は、本発明の実施例に用いた自動現像
機の構成図である。 第1図 1g3.85 手 続 補 正 書 平成 2年 4月27日 l、事件の表示 平成 年特許願第49203号 2、発明の名称 ハロゲン化銀写真感光材料の処理方法 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 住所  東京都新宿区西新宿1丁目26番2号絡 先 〒191 東京都日野市さくら町1番地 コニカ株式会社 (電話0425−83−1521)特
  許  部 5、補正の対象 明細書の「発明の詳細な説明」の欄。 6、補正の内容 発明の詳細な説明を次のように補正する。 (1)明細書第12頁下から第7行目r O−000−
0O1」をr O,001molJに補正する。 (2)同頁下から第5行目「0.511o1!」をr 
O,51101Jに補正する。 (3)第31頁の表1中の項目「保存による透過温度変
化」を共に「保存による透過濃度変化」に補正する。 (4)第32頁の表2中の項目「保存による透過温度変
化」を共に「保存による透過濃度変化」に補正する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ハロゲン化銀写真感光材料を像露光後、現像処理する工
    程と定着処理する工程とを有するハロゲン化銀写真感光
    材料の処理方法において、該定着液中に下記一般式〔
    I 〕で表される化合物群から選ばれる少なく訟も一つを
    含有し、かつ処理条件がl^0^.^7^5×t=50
    〜124 0.7<l<4.0で表されるローラー搬送
    型自動現像機で処理することを特徴とするハロゲン化銀
    写真感光材料の処理方法。 一般式〔 I 〕 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中のR^1、R^2、R^3及びR^4は、それぞ
    れ炭素数1〜5までの置換又は無置換のアルキル基、又
    はシクロアルキル基、アリール基を表し、R^1とR^
    2及びR^3とR^4は、それぞれ窒素原子と連結して
    5〜6員の複素環を形成してもよい。 但し、R^1、R^2、R^3及びR^4のうちの少な
    くとも一つは、2員鎖以上の鎖を介して結合したカルボ
    ン酸、スルフィン酸、スルホン酸、ヒドロキサム酸、メ
    ルカプト基、スルホンアミド基、又はモノアルキルアミ
    ノ基を表す。〕
JP4920389A 1989-02-28 1989-02-28 ハロゲン化銀写真感光材料の処理方法 Pending JPH02228650A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4920389A JPH02228650A (ja) 1989-02-28 1989-02-28 ハロゲン化銀写真感光材料の処理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4920389A JPH02228650A (ja) 1989-02-28 1989-02-28 ハロゲン化銀写真感光材料の処理方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02228650A true JPH02228650A (ja) 1990-09-11

Family

ID=12824434

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4920389A Pending JPH02228650A (ja) 1989-02-28 1989-02-28 ハロゲン化銀写真感光材料の処理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH02228650A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04216546A (ja) * 1990-12-17 1992-08-06 Konica Corp ハロゲン化銀写真感光材料の現像処理方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04216546A (ja) * 1990-12-17 1992-08-06 Konica Corp ハロゲン化銀写真感光材料の現像処理方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4500631A (en) Radiographic image forming process
US4731322A (en) Light-sensitive silver halide photographic material for X-ray photography
JPH036490B2 (ja)
JPH01266536A (ja) 赤外感光性ハロゲン化銀感光材料
JP2683737B2 (ja) 超迅速処理性に優れるハロゲン化銀写真感光材料
JPH02228650A (ja) ハロゲン化銀写真感光材料の処理方法
JP2835344B2 (ja) 超迅速処理可能なcrt撮影用ハロゲン化銀写真感光材料
JP3109320B2 (ja) ハロゲン化銀写真感光材料
JPH04204937A (ja) ハロゲン化銀写真感光材料
JP3261620B2 (ja) ハロゲン化銀写真感光材料及び処理方法
JP3240527B2 (ja) ハロゲン化銀写真感光材料及びその処理方法
JP3483049B2 (ja) ハロゲン化銀写真感光材料
JPH04163444A (ja) ハロゲン化銀写真感光材料
JPH0789208B2 (ja) 明室用ハロゲン化銀写真感光材料
JPH0815821A (ja) ハロゲン化銀写真感光材料
JPH0675314A (ja) ハロゲン化銀写真感光材料
JPH03168739A (ja) ハロゲン化銀写真感光材料
JPH02302752A (ja) ハロゲン化銀写真感光材料
JP2000347334A (ja) 強化湿式法のための低ハロゲン化銀輻射線写真要素
JPS6120026A (ja) ハロゲン化銀写真感光材料
JPH03168738A (ja) ハロゲン化銀写真感光材料
JPH0372346A (ja) ハロゲン化銀写真感光材料の処理方法
JPH02191940A (ja) 直接ポジ写真感光材料
JPH0359638A (ja) 直接ポジ型ハロゲン化銀写真感光材料
JPH04145427A (ja) X線用ハロゲン化銀写真感光材料ならびにその撮影方法