JP2807773B2 - 電子辞書 - Google Patents
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Description
辞書に関する。
子辞書は、英語の単語が入力された場合、該入力された
英単語に対応する日本語の単語を出力し、英語の文章を
入力した場合は、該入力された英語の文章に対応する日
本語の文章を出力する。
を有する電子辞書は、英語の単語等が入力された場合、
英和辞書を格納したメモリから、入力された英語の単語
等を検索し、検索された英語の単語等に対応する日本語
の単語等を読み出し、読み出した日本語の単語等を、主
として、液晶表示器等の表示器に表示したり、あるい
は、音声またはプリンタにより出力するように構成され
ている。
て、主に学習用として、検索された英語の単語等の情報
を選択的に記憶手段に格納させ、該情報を繰り返し記憶
手段より読み出し出力することにより、操作者が英語の
学習をする場合非常に効果的となるよう工夫されたもの
が提案されている。
書においては、操作者が検索された英語の単語等の情報
を記憶手段に格納する場合、まず、英語の単語等を入力
し、入力された英語の単語等を検索し、検索された英語
の単語等に対応する日本語の単語等を読み出す。次に、
表示器に出力した後、所定の指示手段により読み出され
た情報を記憶手段に格納する。この一定の検索操作の度
に所定の指示手段により読み出された情報を格納させる
必要があった。
段への情報の格納を実行し忘れた場合、再度検索操作を
実行し、格納操作を実行しなければならないという煩わ
しさがあった。また、同一情報を再度格納してしまうと
いった状況も発生し、記憶手段に不要な情報が格納され
るという不具合もあった。これを解消する方法として、
格納操作の際、同一情報が既に格納されているか否かの
判別処理を実行し、同一情報が格納されている場合はそ
の旨を伝えるメッセージ等を表示器に出力する方法があ
るが、この一致判別及びメッセージ表示を実行する処理
時間が余分にを発生し、操作効率を著しく低下させると
いう弊害がある。
た複数の情報のうち、どの情報が格納されているかの確
認手段がないため、再度必要な情報を検索し、格納操作
を実行し、二重格納メッセージを表示させる操作を実行
する必要があり、検索効率が低下すると共に、駆動装置
に無駄な動作をさせることにより、不要な電力消費を発
生させるという問題点があった。
め、検索操作の効率を低下させることなく、操作者が必
要とする言語情報を記憶装置に格納することができる電
子辞書を提供することを目的とする。
に、第1の発明は、第1の言語情報と該第1の言語情報
に対応する第2の言語情報とから成る辞書を格納する第
1の記憶手段と、言語情報を入力する入力手段と、前記
入力手段により入力された言語情報の検索を指示する指
示手段と、前記指示手段による指示に応じて、前記入力
手段により入力された第1の言語情報と該第1の言語情
報に対応する第2の言語情報とを、前記第1の記憶手段
から検索する検索手段と、前記検索手段により検索され
た第1の言語情報を累積的に格納する第2の記憶手段
と、前記第2の記憶手段に格納された第1の言語情報を
表示する表示手段と、前記表示手段に表示された第1の
言語情報の少なくとも1つを選択する選択手段と、前記
選択手段により選択された第1の言語情報を格納する第
3の記憶手段と、前記第2の記憶手段に格納された第1
の言語情報を前記表示手段に表示する際に、前記第3の
記憶手段に格納された第1の言語情報を識別可能に表示
するように制御する表示制御手段とを有することを特徴
とする。
前記検索された第1の言語情報を前記第3の記憶手段に
格納する際、該第1の言語情報がすでに該第3の記憶手
段に格納されている場合に二重登録であることを表示手
段に表示する二重登録防止手段を有することを特徴とす
る。
前記入力手段により入力された第1の言語情報を前記第
2及び第3の記憶手段に格納する際、前記入力された第
1の言語情報に対応する前記第1の記憶手段の位置情報
として格納する。
前記表示制御手段は、前記第2の記憶手段に格納された
第1の言語情報を選択して前記第3の記憶手段に格納す
る際、該第3の記憶手段に格納されている第1の言語情
報の量をカウントして表示手段に表示するように制御す
ることを特徴とする。
示に応じて、入力手段により入力された第1の言語情報
と該第1の言語情報に対応する第2の言語情報とが、第
1の記憶手段から検索され、累積的に第2の記憶手段に
格納されて、該第2の記憶手段に格納された第1の言語
情報が表示され、該表示された第1の言語情報の少なく
とも1つを選択して、該選択された第1の言語情報を第
3の記憶手段に格納する場合において、第2の記憶手段
に格納された第1の言語情報を表示する際に、第3の記
憶手段に格納された第1の言語情報が識別可能に表示さ
れる。
手段に累積的に格納された言語情報を表示する際に、既
に第3の記憶手段に格納されている言語情報が識別可能
に表示されるので、検索された言語情報のうち第3の記
憶手段に未格納のものを容易に視認することができる。
する。
である英和辞書の外観を示す平面図である。
と、英単語とその対応日本語訳等を表示する表示器3と
から構成されている。前記キーボード部2は、6×5の
マトリックス状に配列されている文字入力キー4と、電
源オン/オフキー5aと、表示データの消去を指示する
クリアキー5bと、表示器3上のカーソルの移動及び表
示画面の切り替えを行うカーソルキー5cと、入力され
た英単語を日本語に変換する指示を行う変換キー6と、
検索された情報を後述するRAM13内のワードメモエ
リア13cに格納を指示する登録/削除キー7と、検索
された情報の次に格納されている情報の読み出しを指示
するNEXTキー8と、前記ワードメモエリア13c内
に格納された情報を表示器3に表示するモードに設定す
るワードメモキー9と、検索された全ての英単語を表示
器3に表示するヒストリーキー10とから構成されてい
る。
成を示すブロック図である。この制御回路は、前記キー
ボード部2と、前記表示器3と、装置全体の制御を行う
CPU11と、制御プログラムエリア12a、辞書デー
タエリア12b、及びフォントデータエリア12cを有
するROM12と、ワークエリア13a、表示合成エリ
ア13b、ワードメモエリア13c、及びヒストリーエ
リア13dを有するRAM13と、前記表示器3を駆動
する表示駆動装置14とから構成されている。
指示が入力された場合、キーボード部2により入力され
たアルファベットに対応する英単語を前記辞書データエ
リア12bの辞書から検索する。
2aには、検索プログラムや検索された辞書データ等を
フォントデータに変換するプログラム等の制御プログラ
ムが格納され、辞書データエリア12bには英単語とそ
の対応日本語訳とからなる辞書が格納され、フォントデ
ータエリア12cには、表示器3に各種文字を表示する
ためのフォントデータが格納されている。
は、CPU11が実行する演算データが一時格納され、
表示合成エリア13bには、検索された情報やキーボー
ド部2より入力された情報及び各種メッセージ等を前記
フォントデータにより合成したデータが格納され、ワー
ドメモエリア13cには、表示器3に検索した英単語と
その対応日本語訳を選択的に表示させるために、検索し
た英単語を再度読み出すための辞書データエリア12b
のアドレス情報が格納され、ヒストリーエリア13dに
は、検索したすべての英単語が一時格納されている。
13b内で合成された各種情報を表示器3に表示するた
めの制御を行うものである。前記表示器3は、図1に示
すように、領域3aと領域3bとで構成され、領域3a
には入力された英単語が表示され、領域3bには検索さ
れた日本語とその品詞、例文等が表示されている。辞書
情報以外を表示する場合は、領域3a,3bを合わせた
領域で自由に表示可能としている。
おける制御手順を図3の表示例及び図4のCPU11の
実行する制御手順を示すフローチャートで説明する。
り英単語「go」を入力すると、表示器3の領域3aに
は入力された文字列「go」が表示される。次に、変換
キー6を操作(押下)すると、検索処理を実行し「g
o」に対する日本語訳を図3(b)に示すように表示す
る。ここで「go」をワードメモに登録する場合は、登
録キー7を押下することにより「go」の辞書アドレス
がRAM13内のワードメモエリア13cに格納される
と共に、図3(c)に示す登録実行メッセージを一定時
間表示し、その後図3(b)の検索画面を再表示する。
て詳細に説明する。
れ英単語が入力されるまで待機し、英単語が入力される
と、ステップS2にて、変換キー6が操作されたか否か
を判断する。変換キー6が操作された場合は、ステップ
S3に移行し、ステップS3にて、入力された英単語の
先頭文字に基づき検索すべき辞書データエリア12bの
先頭アドレスAを決定し、そのアドレスAから単語を順
次読み出す。そしてステップS4にて、該読み出された
単語と入力単語とを比較し、一致するか否かを判断す
る。一致しない場合はステップS5にて、辞書データエ
リア12bの読み出しアドレスAをインクリメントし、
ステップS3に戻る。
合は、ステップS6にて辞書データエリア12b内の見
出語に続く日本語訳データを読み出し、辞書データエリ
ア12bより読み出されたデータとフォントデータエリ
ア12cより読み出された文字データとをステップS7
にて、RAM13内の表示合成エリア13bにて所定の
フォーマットに基づき合成し、ステップS8にて、表示
器3に表示出力すると共に、ステップS9にて、検索さ
れた見出語情報をRAM13内のヒストリーエリア13
d内に格納し、一連の検索処理を終了し、ステップS1
0にて、次の検索対象となる英単語の入力待機状態とな
る。
合には、ステップS11にて登録キー7が操作されたか
否かを判断する。その結果登録キー7が操作されない場
合は後述する[A]以降の制御手順へ移行する。
れたと判断された場合は、ステップS12にて、検索さ
れた英単語の辞書データエリア12b内のアドレスAと
ワードメモエリア13c内に既に格納されている辞書デ
ータエリア12b内の各英単語を指定する複数個のアド
レスとを比較し、一致するか否かを判断する。一致した
場合は、ステップS13にて、二重登録メッセージを表
示出力し、登録処理を中止しステップS8の検索結果表
示画面に戻る。
た場合は、ステップS14に移行し、検索された英単語
の辞書データエリア12b内アドレスを示すアドレス値
AをRAM13内のワードメモエリア13cに格納す
る。そしてステップS15にて、表示器3上に登録終了
メッセージを出力し、ステップS8の検索結果表示画面
に戻る。上述した制御手順の繰り返しにより、辞書検索
及び検索単語のワードメモ登録が実行される。
習を目的とするワードメモ機能について説明する。図5
に示す表示例において、まずワードメモキー9が操作さ
れると図5(a)に示すように、ワードメモメニュー画
面が表示される。ワードメモメニューにおいては、3つ
のモード選択が可能なように設定されている。すなわ
ち、上から2つのモードは、登録されたデータを読み出
す際、見出語としての英語部のみを最初に表示し、次に
対応日本語訳(対訳)を含めた全情報を表示するモード
と、逆に最初に対応日本語訳を表示し、次に見出語を含
めた全情報を表示するモードであり、操作者が英語学習
を実施する際、何を学習の対象とするかに対し有効に選
択出来るようになっている。最後のモードはワードメモ
に登録された全データを一括削除するモードである。
択すると、図5(b)に示すように、登録された順番に
より、辞書データの内対訳部のみが表示され、操作者は
この対訳に対する英語が何であるかを答える。次に、N
EXTキー8を操作すると、図5(b)の日本語対訳に
対応する英単語「electronic」が合成され表
示され(図5(c))、操作者は解答を確認することが
出来る。更に、NEXTキー8を操作すると、次に登録
した情報の対訳部が図5(d)に示すように表示され、
NEXTキー8を操作すると図5(e)に示すように全
情報が表示され、NEXTキー8を繰り返し操作するこ
とにより順次出題→解答の表示動作を実行し、操作者は
所望の学習を実施できる。
を削除する場合は、削除しようとする全情報を表示した
状態(図5(e))で登録/削除キー7を操作すると削
除メッセージが出力され(図5(f))、ここで削除O
Kを意味するYキーを操作すると、ワードメモエリア1
3c内から指定アドレスが削除されると共に削除終了メ
ッセージを出力し(図5(g))、次に格納されている
アドレスに対応する日本語対訳部を表示する。
を選択すると、上述とは逆に、最初に見出語の英単語を
出力し、操作者はこれに対する対訳を答え、NEXTキ
ー8の操作により全情報出力画面となり解答を確認する
ことが出来、この繰り返しにより学習が実施できるもの
である。
フローチャートにより詳細に説明する。
操作されない場合、図6のステップS16にて、ワード
メモキー9が操作されたか否かを判別する。ワードメモ
キー9が操作されない場合は後述する[B]以降の制御
に移行する。ステップS16にて、ワードメモキー9が
操作された場合は、ステップS17にて、予めROM1
2内に格納された図5(a)に示すワードメモメニュー
が表示器3に出力され、ステップS18,S19,S2
0においてそれぞれのモード選択キーの操作を確認す
る。
?」モードが選択された場合について説明する。ステッ
プS18にて「見出し→?」モードが選択されると、ス
テップS21にて、ワードメモエリア13c内に格納さ
れた辞書アドレスの内から一番新しく登録された辞書ア
ドレスAが読み出され、ワークエリア13a内に一時格
納される。
当する辞書データエリア12b内の見出語としての英単
語データが読み出され、表示合成エリア13b内にてフ
ォントデータと共に合成され、ステップS23にて表示
器3内に出力される。
操作された場合は、ステップS25にて、アドレスAに
該当する英単語とその対訳の情報が辞書データエリア1
2bから読み出され、表示合成エリア13b内にてフォ
ントデータと共に合成され、ステップS26にて、表示
器3に出力される。この状態において、登録/削除キー
7が操作されると(ステップS27)、ステップS29
にてワードメモエリア13c内からアドレスAが削除さ
れる(この削除制御の詳細は省略する。)。
操作されない場合は、ステップS28でNEXTキー8
の操作の有無を確認し、NEXTキー8が操作されない
場合は、現在表示されている英単語の一つ前に登録され
た英単語のアドレスに対応する見出語情報を辞書データ
エリア12b内より読み出して出力し(ステップS3
0)、ステップS22に戻る。一方、NEXTキー8が
操作されない場合は、ステップS26に戻り現在の表示
を続ける。
モードが選択されずステップS19で「対訳→?」モー
ドが選択された場合は、図7のステップS32からステ
ップS41の処理を実行する。図6のステップS21か
らS30の処理では、まず見出語を表示し、NEXTキ
ー8の操作により見出語とその対訳を表示するのに対
し、ステップS32からステップS41の処理では、ま
ず対訳を表示し、NEXTキー8の操作によりその見出
語と対訳を表示する。したがって、両処理共ほぼ同じで
あるため、ステップS32からステップS41の処理手
順の詳細な説明は省略する。
し→?」モード、「対訳→?」モード共に選択されず、
ステップS20で「全削除」モードが選択された場合に
は、ステップS31に移行し全削除処理を実行する。即
ち、ワードメモエリア13cに登録されている全情報が
クリアされると共に、全削除完了のメッセージが出力表
示される。
答を想定するのみであったが、解答をキーボードにより
入力させ一致判別を行なうようにすれば更に学習効果が
高まる。また、ワードメモエリア13c内に格納されて
いる各アドレスをランダムに出力したり、出力順を操作
者が設定できるようにしてもよく、学習効果を一層向上
できる。
検索毎に記憶する機能(以下、ヒストリー機能とい
う。)を使用して、ヒストリー機能により表示画面上に
読み出された見出語一覧の中から選択的にワードメモエ
リア13cに登録する制御について説明する。
の表示例を示す図である。ヒストリーキー10が操作さ
れると、図8(a)のように現在まで検索された見出語
情報としての英単語のリストが検索された順番に表示さ
れる。この時、図8(a)の画面左側に付された項目符
号において反転表示となっているものは、既に、ワード
メモエリア13cに登録された英単語であることを示し
ている。したがって、操作者は、不用意に二重登録して
しまうという無駄が排除できる。
示能力上、一画面では表示できない場合には、カーソル
キー5cで画面を切替えることによって英単語を確認で
きる。図8(b)はカーソルキー5c(下向きカーソル
キー)の操作により次画面に切り替った状態を示す。こ
こで、操作者がこれまで検索した見出語について、再度
日本語対訳を確認したい場合には、再度見出語を入力し
直すといった煩わしい操作を行う必要なく項目符号を文
字入力キー4で選択することにより、瞬時に辞書検索が
実行される。例えば、図8(b)において「paten
t」の日本語対訳を確認する場合は、「patent」
に対応する項目指定キーである文字入力キー4の「E」
キーを操作することにより「patent」とその日本
語対訳が表示される(図8(c))。この後NEXTキ
ー8を操作すると、図8(d)に示すように、次に検索
された英単語「memory」とその日本語対訳が表示
される。また、別の検索英単語の日本語対訳を確認した
い場合はクリアキー5bを操作してヒストリーメニュー
画面に戻し、上述した操作を繰り返す。
ニュー画面表示から直接ワードメモ登録処理を実行する
手順を図9の表示例を用いて説明する。
ニュー画面を表示させ(図9(a))、登録したい見出
語をカーソルキー5cの操作により表示させる(図9
(b))。ここで、「electronic」をワード
メモエリア13cに登録する場合は、登録キー7に続い
て文字入力キー4の「D」キーを押下すると、「ele
ctronic」がワードメモエリア13cに格納され
ると同時に登録終了メッセージが一定時間表示され(図
9(c))、ヒストリーメニュー画面に戻る(図9
(d))。この時、「electronic」はワード
メモエリア13cに登録されたことを示すため、項目符
号Dが反転表示される。ここで、再度「electro
nic」を登録しようとすると、一定時間二重登録メッ
セージが表示され(図9(e))、その後図9(d)に
戻る。
出力し、登録したい項目の文字に対応する文字入力キー
4の文字を押下することにより英単語の登録を簡単に実
行できると同時に、既に登録されている英単語は項目符
号が反転表示されているため二重登録による無駄な処理
を防止することが可能となる。また、検索した英単語を
ワードメモエリア13c及びヒストリーエリア13dに
登録する際、該英単語に対応したアドレス情報のみを登
録するため、ワードメモ機能により対訳の情報を表示す
る場合、あるいは、ヒストリー機能により既に検索した
英単語とその対訳の情報を表示する場合には、再度見出
語の検索から始めることなく辞書データエリア12bか
ら対応した情報を引き出すことができ、効率の良い処理
が可能となり、且つメモリ容量の増加を最小限に抑える
ことができる。
のフローチャートを用いて詳細に説明する。
ー9が操作されない場合、図10のステップS42に移
行する。ステップS42にて、ヒストリーキー10が操
作されたか否かを判断し、ヒストリーキー10が操作さ
れた場合は、ステップS43に移行する。ステップS4
3にてRAM13内のヒストリーエリア13d内に格納
された検索見出語が読み出され、ステップS44にて、
表示合成エリア13d内で表示情報として合成される。
この時、ヒストリーエリア13d内に格納されている見
出語情報は、見出語を構成する文字列コード及びワード
メモエリア13c内に登録されているか否かの識別コー
ドにより構成され、この識別コードを用いて項目指定符
号を通常表示にするか反転表示にするかを制御する。ス
テップS44で合成された表示データは、ステップS4
5において、表示器3に図8(a)に示す形態で表示出
力される。
作されたか否かを判断する。判断した結果、登録キー7
が操作されない場合は、図11のステップS47以降の
通常のヒストリー機能の制御に移行する。
た項目指定キー(文字入力キー)4の操作の有無を判断
し、操作されない場合は図10のステップS46に移行
し登録キー7の入力待ち状態となる。前記項目指定キー
4が操作されると、対応する見出語がワークエリア13
aに入力され(ステップS48)、その後、前述したス
テップS3からステップS8まで(図4)の制御と同じ
制御をステップS49からステップS54で行い、所定
の見出語とその日本語対訳を表示する。
操作されたか否かを判断し、操作された場合には、次の
検索見出語をワークエリア13aに入力し(ステップS
56)、ステップS49以降の検索表示処理を実行す
る。ステップS55で、NEXTキー9が操作されない
場合には、ステップS57に移行し、クリアキー5bが
操作されたか否かを判断する。その結果、クリアキー5
bが操作された場合には、図10のステップS45に戻
り、ヒストリーメニュー画面を再表示する。一方、クリ
アキー5bが操作されない場合には、ステップS55に
戻り、次の操作まで待機する。
7の入力を判断した結果、登録キー7が操作された場合
は、ステップS58以降のワードメモ登録処理へ移行す
る。ステップS58で登録すべき見出語に対応する項目
指定キー(文字入力キー)4の操作を判断し、操作がな
された場合は、指定された見出語に付随した識別コード
を確認する(ステップS59)。その結果、既にワード
メモに登録されている場合は、ステップS60にて、二
重登録のメッセージを一定時間表示器3に表示出力し、
ヒストリーメニュー表示画面に戻る(ステップS4
5)。
見出語が未登録の場合は、ステップS61にて、前記指
定された見出語に対応する辞書データエリア12b内の
アドレスをワードメモエリア13cに格納すると同時
に、ヒストリーエリア13d内の見出語に続く識別コー
ドを登録済とし、ステップS62にて登録終了メッセー
ジを一定時間表示器3に表示すると共に、ステップS6
3にて、指定された見出語に対応する項目符号を反転表
示させる処理を実行し、ヒストリーメニュー画面に戻る
(ステップS45)。
照して説明する。図12は、第2の実施例に係るヒスト
リー機能を使用してワードメモ機能を実行する動作を説
明する表示器3の表示例である。
リーメニュー画面においてワードメモ登録したい見出語
をその都度指定し登録処理を実行したのに対して、ヒス
トリーメニュー画面に表示される見出語の中から複数の
見出語をワードメモ登録する場合、一語毎に登録動作を
せずに、最初に登録したい見出語のみを全て指定し、こ
れを一括登録する点が異なっている。したがって、本実
施例は、見出語を複数個登録する場合に、操作の手間や
誤操作等を減少させる効果がある。
を示す図8(a)と同様の図である。図示の状態におい
て、登録キー7を操作するとワードメモ登録モード画面
が表示される(図12(b))。登録したい英単語の見
出語が表示画面に見つからない場合には、カーソルキー
5cの操作により画面を切り替える(図12(c))。
図12(c)において、「electronic」と
「patent」とを登録する場合には、各見出語に対
応する項目符号を文字入力キー4(「D」キー,「E」
キー)により入力すると、指定された見出語に下線が付
される(図12(d))。
された英単語がワードメモエリア13cに登録されると
同時に、登録処理終了メッセージが一定時間表示される
(図12(e))。その後、ヒストリーメニュー画面に
戻り(図12(f))、ワードメモエリア13cに登録
された見出語に対応する項目符号は反転表示される。
述した制御手順を詳細に説明する。図13のステップS
42からステップS47までの制御は、前述した図10
と図11のステップS42からステップS47までの制
御と同じため、詳細な説明は省略する。
面表示状態(図12(a))において登録キー7が操作
されると、ステップS64にて、ワードメモ登録モード
画面(図12(b))が表示される。そこで、登録した
い見出語と対応した項目指定符号を項目キー(文字入力
キー)4によって選択すると(ステップS65)、ステ
ップS66にて、選択した見出語の下部にアンダーライ
ンを付す。次にステップS67にて、更に登録する見出
語がないか、項目キー(文字入力キー)4の操作の有無
を判断し、操作がなされた場合は、前記ステップS66
を実行する。ステップS67で更なる指定がないと判断
された場合は、ステップS68にて登録キー7が操作さ
れたか否かを判断する。登録キー7が操作された場合
は、ステップS69にて、指定された見出語に対応する
辞書データエリア12bのアドレスをワードメモエリア
13cに格納し、ヒストリーエリア13d内に格納され
た見出語に付随する識別コードを登録済コードに書き換
える。そしてステップS70にて、登録終了メッセージ
を一定時間表示器3上に出力し、ステップS71にて、
指定された見出語に対応する項目符号を反転表示させる
処理を実行した後ステップS45にてヒストリーメニュ
ー画面(図12(f))を再表示する。
る表示器3の表示例を示す図である。
ワードメモエリア13cに登録されている見出語の登録
件数を表示器3で確認できる点が異なる。したがって、
ワードメモエリア13cの効率的な利用が可能である。
面(図12(c))において、文字入力キー4の「D」
キーが操作された場合、英単語「electroni
c」に下線が付され、同時に登録件数「20」が表示さ
れることを示している。
されると、英単語「patent」に下線が付され、登
録件数の表示が20から21に増加する(図14
(b))。
御手順を詳細に説明する。
7まで及びステップS64の制御は、前述した図13の
ステップS42からステップS47まで及びステップS
64の制御と同一のため、詳細な説明は省略する。
が操作されると、ステップS64にてワードメモ登録モ
ード画面が表示されると共に、ステップS72にて、ワ
ードメモエリア13c内より現在の登録件数をカウント
した値Bが読み出されワークエリア13aにセットされ
る。
力キー)4が操作されると、指定された見出語に下線が
付され(ステップS74)、ステップ75で登録件数の
カウント値Bをインクリメントし、該カウント値Bが表
示器3上に表示され、ステップS67で、次の項目キー
(文字入力キー)4の待機状態となる。
登録件数の確認をすることができる。
は、ワードメモ登録終了メッセージ表示(図9(c),
図12(e))の際に、登録件数を表示する制御を行な
えば、本実施例と同じ効果が得られる。
英和辞書を例に上げて説明したが、英和辞書に限定され
るものではなく、国語辞書あるいは仏和辞書等の他国語
の辞書であっても所期の目的を達成することができる。
ば、検索処理によって第2の記憶手段に累積的に格納さ
れた言語情報を表示する際に、既に第3の記憶手段に格
納されている言語情報が識別可能に表示されるので、検
索された言語情報のうち第3の記憶手段に未格納のもの
を容易に視認することができる。
言語情報を前記第3の記憶手段に格納する際、該第1の
言語情報がすでに該第3の記憶手段に格納されている場
合に二重登録であることを表示手段に表示する二重登録
防止手段を有するので、二重登録による処理の無駄を排
除することができる。
より入力された第1の言語情報を前記第2及び第3の記
憶手段に格納する際、前記入力された第1の言語情報に
対応する前記第1の記憶手段の位置情報として格納する
ので、前記第2及び第3の記憶手段に格納された第1言
語情報に対応する第2の言語情報を確認する場合に、前
記第1の記憶手段から再度該第1の言語情報の位置情報
を検索する必要がない。
手段に格納された第1の言語情報を選択して前記第3の
記憶手段に格納する際、該第3の記憶手段に格納されて
いる第1の言語情報の量をカウントして表示手段に表示
する表示制御手段を有するので、第3の記憶手段の、記
憶容量に見合った効率的な利用が可能となる。
平面図である。
図である。
例である。
手順を示すフローチャートである。
の表示例を示す図である。
ーチャートである。
ーチャートである。
の表示例を示す図である。
作を説明する表示器の表示例を示す図である。
る処理手順を示すフローチャートである。
る処理手順を示すフローチャートである。
及びワードメモ機能を用いた動作を説明する表示器の表
示例を示す図である。
メモ機能を実行する処理手順を示すフローチャートであ
る。
ドメモ機能を用いた動作を説明する表示器の表示例を示
す図である。
ワードメモ機能を実行する処理手順を示すフローチャー
トである。
Claims (4)
- 【請求項1】 第1の言語情報と該第1の言語情報に対
応する第2の言語情報とから成る辞書を格納する第1の
記憶手段と、 言語情報を入力する入力手段と、 前記入力手段により入力された言語情報の検索を指示す
る指示手段と、 前記指示手段による指示に応じて、前記入力手段により
入力された第1の言語情報と該第1の言語情報に対応す
る第2の言語情報とを、前記第1の記憶手段から検索す
る検索手段と、 前記検索手段により検索された第1の言語情報を累積的
に格納する第2の記憶手段と、 前記第2の記憶手段に格納された第1の言語情報を表示
する表示手段と、 前記表示手段に表示された第1の言語情報の少なくとも
1つを選択する選択手段と、 前記選択手段により選択された第1の言語情報を格納す
る第3の記憶手段と、前記第2の記憶手段に格納された
第1の言語情報を前記表示手段に表示する際に、前記第
3の記憶手段に格納された第1の言語情報を識別可能に
表示するように制御する表示制御手段とを有することを
特徴とする電子辞書。 - 【請求項2】 前記検索された第1の言語情報を前記第
3の記憶手段に格納する際、該第1の言語情報がすでに
該第3の記憶手段に格納されている場合に二重登録であ
ることを表示手段に表示する二重登録防止手段を有する
ことを特徴とする請求項1記載の電子辞書。 - 【請求項3】 前記入力手段により入力された第1の言
語情報を前記第2及び第3の記憶手段に格納する際、前
記入力された第1の言語情報に対応する前記第1の記憶
手段の位置情報として格納することを特徴とする請求項
1記載の電子辞書。 - 【請求項4】 前記表示制御手段は、前記第2の記憶手
段に格納された第1の言語情報を選択して前記第3の記
憶手段に格納する際、該第3の記憶手段に格納されてい
る第1の言語情報の量をカウントして表示手段に表示す
るように制御することを特徴とする請求項1記載の電子
辞書。
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