JPH07210561A - 電子辞書 - Google Patents

電子辞書

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JPH07210561A
JPH07210561A JP5350236A JP35023693A JPH07210561A JP H07210561 A JPH07210561 A JP H07210561A JP 5350236 A JP5350236 A JP 5350236A JP 35023693 A JP35023693 A JP 35023693A JP H07210561 A JPH07210561 A JP H07210561A
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JP
Japan
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dictionary
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key
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JP5350236A
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English (en)
Inventor
Hideo Fushimoto
秀雄 伏本
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Canon Electronic Business Machines HK Co Ltd
Original Assignee
Canon Electronic Business Machines HK Co Ltd
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Publication date
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Priority to JP5350236A priority Critical patent/JPH07210561A/ja
Publication of JPH07210561A publication Critical patent/JPH07210561A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電子辞書本体の検索処理速度を上昇させるこ
とに伴なう本体の大型化や、電池寿命の低下といった弊
害を伴なうことなく、操作者が必要とする単語をいち早
く検索することができ、検索効率の著しい上昇を図るこ
と。 【構成】 入力手段により入力された情報に最も近い第
1の言語情報及びこの第1の言語情報に対応する第2の
言語情報を検索出力した後、読み出し手段の連続的操作
に応じて、上記第1の言語情報に続く記憶手段内に格納
された複数の第1の言語情報のリストを連続的に出力手
段に出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子辞書に関する。
【0002】
【従来の技術】従来知られた電子辞書、例えば、英和辞
書を有する電子辞書は、英語の単語が入力された場合、
その入力された英単語に対応する日本語の単語を出力
し、英語の文章を入力した場合は、その入力された英語
の文章に対応する日本語の文章を出力している。
【0003】また、従来の電子辞書、例えば、英和辞書
を有する電子辞書は、英語の単語等が入力された場合、
英和辞書を格納したメモリからその入力された英語の単
語等を検索し、検索された英語の単語等に対応する日本
語の単語等を読み出し、読み出した日本語の単語等を、
主として、液晶表示器等の表示器に表示したり、あるい
は、音声またはプリンタにより出力するように構成され
ている。
【0004】上述のように構成された電子辞書におい
て、英語の単語、例えば正確な綴りは知らないが、大体
見当が付いている単語や、あるいは、単語を構成する文
字列のうち先頭の数文字について判明している単語を検
索し、この英語の単語の正しい綴りや、これに対応する
日本語の単語等を検索したい場合、英単語の文字入力後
の翻訳動作でその入力した文字列に辞書並びの中で最も
近い単語が検索及び翻訳され、その後に次候補呼び出し
キーを繰り返し操作することで、英単語及び日本語翻訳
結果が辞書並び順に順次表示され、ユーザ所望の英単語
が出力されるまで、上記操作を繰り返すことにより、ユ
ーザ所望の英単語並びにこれに対応する日本語翻訳結果
を検索可能とした構成のものが提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の電子辞書においては、綴りが不明確な英単
語及びこれに対応する日本語翻訳結果を検索する場合、
判明している綴りを入力後、検索操作を行ない、最も近
い綴りの検索結果を出力後、所望の単語まで何回も検索
操作を繰り返す煩わしさがあり、電子辞書としての検索
効率を著しく低下させることになっていた。
【0006】また、近年、一度に多くの情報を表示させ
るために表示器の大画面化と、電子辞書本体の小型化が
望まれており、電源としては、小型化のためにボタン電
池、単三電池等の電池容量の小さな電源が用いられてい
る。しかしながら、電池寿命を伸ばす必要から、本体の
システムクロックの周波数をあまり上げられず、検索処
理のスピードを速くすることが出来ず、繰り返し検索を
実行する場合、かなりの時間を要し、更なる検索効率の
低下を招く結果となっている。
【0007】このために、検索処理速度を上げようとす
ると、電源として大容量のものが必要となり、電子辞書
本体が大きくなり、携帯性を損うと共に、コストの上昇
を招くといった弊害があった。
【0008】本発明は、上述したような問題点を解決す
るためになされたもので、その目的とするところは、電
子辞書本体の検索処理速度を上昇させることに伴なう本
体の大型化や、電池寿命の低下といった弊害を伴なうこ
となく、操作者が必要とする単語をいち早く検索するこ
とができ、検索効率の著しい上昇を図ることができる電
子辞書を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、第1の言語情報と該第1の言語情報に対
応する第2の言語情報とから成る辞書を格納する記憶手
段と、言語情報を入力する入力手段と、該入力手段によ
り入力された第1の言語情報に対応する第2の言語情報
を前記記憶手段から検索する検索手段と、前記検索手段
により検索された前記第1の言語情報と該第1の言語情
報に対応する前記第2の言語情報を出力する出力手段と
を備え、前記検索手段により検索された前記第1の言語
情報と、これに対応する前記第2の言語情報が格納され
ている前記記憶手段における前記第1の言語情報の格納
配列に従って、順次第1の言語情報とこれに対応する第
2の言語情報を順次読み出す読み出し手段と、該読み出
し手段を連続的に動作させることにより、前記記憶手段
に格納されている第1の言語情報を複数読み出して、前
記出力手段に出力する第1の制御手段と、前記読み出し
手段の動作を停止した後、前記出力手段に出力されてい
る複数の第1の言語情報の中から任意の第1の言語情報
を指定することにより、前記第1の言語情報及び該第1
の言語情報に対応する第2の言語情報を前記記憶手段か
ら読み出して前記出力手段に出力する第2の制御手段と
を有することを特徴とする。
【0010】また、本発明は、好ましくはその一態様と
して、前記読み出し手段の連続的動作を中断することに
より、前記出力手段に出力された複数の第1の言語情報
の中から所定の第1の言語情報及び該第1の言語情報に
対応する第2の言語情報を前記記憶手段から読み出して
前記出力手段に出力する第3の制御手段を有することを
特徴とすることができる。
【0011】また、本発明は、好ましくは他の態様とし
て、前記検索手段と前記読み出し手段を同一の操作手段
として構成したことを特徴とすることができる。
【0012】
【作用】本発明では、入力手段により入力された情報に
最も近い第1の言語情報及びこの第1の言語情報に対応
する第2の言語情報を検索出力した後、読み出し手段の
連続的操作に応じて、上記第1の言語情報に続く記憶手
段内に格納された複数の第1の言語情報のリストを連続
的に出力手段に出力する。これによる検索処理の簡略
化、及び、表示処理の簡素化により、操作者はいち早く
所望の第1の言語情報が検索可能となり、辞書検索とし
て無駄のない操作環境が実現される。
【0013】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。
【0014】(第1実施例)図1は本発明の第1実施例
に係る電子辞書としての英和辞書の外観を示す平面図で
ある。本実施例の電子辞書は、電子辞書本体1と、キー
ボード部2と、英単語と、その対応日本語訳等を表示す
る表示器3とから構成されている。キーボード部2は、
6×5のマトリックス状に配列されている文字入力キー
4と、電源オンキー5、電源オフキー6と、表示データ
の消去を指示するクリアキー7と、表示器3上のカーソ
ルの移動及び表示画面の切り替えを行なうカーソルキー
8と、入力された英単語を日本語に交換する指示を行な
う変換キー9と、検索された情報の前に格納されている
情報の読み出しを指示する前候補キー10と、検索され
た情報の次に格納されている情報の読み出しを指示する
次候補キー11とから構成されている。
【0015】図2は、上記電子辞書の制御回路の構成を
示すブロック図である。この制御回路はキーボード部2
と、表示器3と、本電子辞書全体の制御を行なうCPU
(中央演算処理装置)12と、ROM(リードオンリメ
モリ)13と、RAM(ランダムアクセスメモリ)14
と、前記表示器3を駆動する表示駆動装置15とから構
成されている。
【0016】ROM13は、制御プログラムエリア13
a、辞書データエリア13b、フォントデータエリア1
3cを有している。制御プログラムエリア13aには、
検索プログラムや検索された辞書データ等をフォントデ
ータに交換するプログラム等のCPU12が各種制御を
実行するための制御プログラムが格納されている。辞書
データエリア13bには、英単語とその対応日本語訳と
から成る辞書が格納されている。フォントデータエリア
13cには、表示器3に各種文字を表示するためのフォ
ントデータが格納されている。
【0017】RAM14は、ワークエリア14a、表示
合成エリア14bを有している。ワークエリア14aに
は、CPU12が実行する各種演算データが一時格納さ
れる。表示合成エリア14bには、検索された情報や、
キーボード部2より入力された情報及び各種メッセージ
等をROM13のフォントデータエリア13cのフォン
トデータにより合成したデータが格納される。
【0018】表示駆動装置15は、RAM14の表示合
成エリア14b内で合成された各種情報を表示器3に表
示するための制御を行なうものである。表示器3は、図
1に示すように、第1領域3aと、第2領域3bとで構
成され、第1領域3aには入力された第1の言語情報
(例えば英単語)が表示され、第2領域3bには検索さ
れた第2の言語情報(例えば対応日本語訳)が表示され
る。その他、メッセージ等の各種情報を表示する場合
は、第1,第2領域3a,3bを合わせた領域内におい
て自由に表示可能としている。
【0019】次に、辞書検索及び本発明によるスピード
サーチ動作における制御手順を図3の表示例、及び図4
のCPU12の実行する制御手順を示すフローチャート
を基に説明する。
【0020】図3の(a)において、文字入力キー4に
より英単語「go」を入力すると、表示器3の第1領域
3aには入力された文字列「go」が表示される。次
に、変換キー9を操作(押下)すると、検索処理を実行
し「go」に対応する日本語訳を図3の(b)に示すよ
うに表示する。
【0021】次に、所望の単語が「go」ではなく「g
od」の場合、「god」は「go」以降に格納されて
いることが類推されるため、次候補キー11を押し続け
ると、図3の(c)に示す「go」の次に格納されてい
る見出し語「goad」とこれに対応する日本語訳が表
示される。この時、次候補キー11が更に押し続けられ
ていると、スピードサーチ状態に移行し、次に「goa
d」以降に連続的に格納されている見出し語のみが図3
の(d)に示すように表示される。本画面の中に所望の
「god」が含まれていないため、更に次候補キー11
を押し続けると、図3の(e)に示す画面となる。本画
面には所望の「god」が含まれているため、この状態
で次候補キー11の操作を中止すると、スピードサーチ
状態で停止し、図3の(e)の画面状態を維持する。こ
こで、所望の単語「god」を示す記号に対応するキー
を入力文字キー4内の[C]キーを押下すると、図3の
(f)に示すように「god」に対応する日本語訳を表
示器3に表示する。
【0022】上述の動作の処理手順を図4のフローチャ
ートを用いて説明する。
【0023】まず、ステップ101で、文字入力キー5
が操作され英単語が入力されるまで待機し、英単語が入
力されると、次のステップ102にて変換キー9が操作
されたか否かを判断する。変換キー9が操作されなけれ
ば、上記ステップ101に戻り、操作された場合は、次
のステップ103に移行して、上記ステップ101で入
力された英単語の先頭文字に基づき検索すべきROM1
3の辞書データエリア13bの先頭アドレスAを決定
し、そのアドレスAから単語を順次読み出す。
【0024】そして、次のステップ104にて、前段の
ステップ103で読み出された単語と、ステップ101
で入力した単語とが一致するか否かを判断する。一致し
ない場合は、ステップ105にて、ROM12の辞書デ
ータエリア12bの読み出しアドレスAを「A+1」に
インクリメントした後、上記ステップ103に戻る。上
記ステップ104にて一致判断する際、完全一致がない
場合は、入力文字列の先頭からの一致が最大となった場
合、一致したと判断する。
【0025】上記ステップ104にて一致すると判断さ
れた場合は、ステップ106にて、ROM13の辞書デ
ータエリア13b内の見出し語に続く日本語訳データを
読み出した後、次のステップ107に進む。このステッ
プ107でROM13の辞書データエリア13bより読
み出されたデータと、ROM13のフォントデータエリ
ア13cより読み出されたフォントデータとを、所定の
フォーマットに基づき合成して、表示データとしてRA
M14の表示合成エリア14bに格納する。
【0026】次いで、ステップ108に進んで、RAM
14の表示合成エリア14b内に格納された表示データ
に基づき、表示駆動装置15により表示器3に情報を表
示出力し、一連の検索処理を終了する(図3の
(b))。
【0027】上記ステップ108にて、検索結果表示
後、ステップ109に進み次候補キー11の押し続けの
有無を判定する。ステップ108から移行した場合は、
次候補キー11の押し続けは有り得ないため、ステップ
110のキー待ち状態に移行する。この時、ステップ1
11で次候補キー11が操作されると、ステップ108
で検索された辞書情報の次にROM13の辞書データエ
リア13b内に格納されている辞書情報を検索するた
め、ステップ112にて、前回検索されたROM13の
辞書データエリア13bの読み出しアドレスAを「A+
1」にインクリメントした読み出しアドレスAに対応す
る辞書情報をステップ113にて読み出し、ステップ1
14でRAM14の表示合成エリア14bに表示データ
として合成し、ステップ115で表示器3に表示出力す
る(図3の(c))。
【0028】上記ステップ111にて次候補キー11が
操作されない場合は、前候補キー10や次単語入力等の
その他処理ルーチンへ移行する。
【0029】ステップ115にて次の辞書情報を表示出
力した状態でステップ109に戻り、次候補キー11が
押し続けられているかを判別する。ここで次候補キー1
1の押し続けるがない場合は、ステップ110以降の処
理に進み新たなキー入力待ち状態となる。ステップ10
9にて次候補キー11の押し続けが確認された場合は、
スピードサーチ状態へと移行する。
【0030】ステップ116において、ステップ108
で検索処理された辞書情報のROM13の辞書データエ
リア13b内のアドレスAをインクリメントし、次の見
出し情報をステップ117で辞書データエリア13b内
から読み出し、RAM14のワークエリア14a内にス
トアする。ここで、本実施例においては図3の表示器3
の表示例に示すように、見出し語として4個を同時に表
示する構成が採用されてるため、ステップ118にて、
ワークエリア14a内の見出し情報が4個あるかを判別
する。4個に満たない場合はステップ116に戻り、次
の見出し情報を示すアドレスAをインクリメントし、辞
書データエリア13b内から見出し情報を読み出し、ワ
ークエリア14aに格納する。
【0031】ステップ116〜118の動作を繰り返
し、見出し情報が4個格納されたことが確認されると、
ステップ119にてRAM14内の情報合成エリア14
bにて見出し情報がフォントデータと共に合成され、ス
テップ120にて表示器3上に図3の(d)に示すよう
に表示される。
【0032】ここで、各見出し情報を選択するための選
択キーの操作の有無をステップ121にて判別し、選択
キーの操作がなく、ステップ109にて次候補キー11
が押し続けられている場合は、ステップ116〜120
の処理を繰り返し、図3(e)の次の見出し候補リスト
表示を実行する。
【0033】上述の処理を繰り返し、所望の英単語が含
まれるリスト画面を次候補キー11を押し続けることに
より表示させる。
【0034】ここで、所望の英単語が含まれるリスト表
示がステップ120にて実行された場合、ステップ12
1にて、選択キー(本実施例の場合、アルファベットキ
ー4のA,B,C,Dキーが対応)が操作されると、選
択キーに対応した見出し語に対応する辞書情報がROM
13の辞書データエリア13b内からステップ122に
て読み出され、ステップ123でRAM14の表示合成
エリア14b内にてフォントデータと合成され、ステッ
プ124にて表示器3に表示される(図3の(f))。
そして、ステップ109にて次候補キー11の操作を待
つ。
【0035】上述の説明においては、次候補キー11の
操作について説明したが、前候補キー10についても同
様に、辞書データエリア13b内のアドレスAをデクリ
メントすることにより、逆順の候補リストが順次表示さ
れるようになる。
【0036】(第2の実施例)次に、本発明の第2の実
施例を図5を参照して説明する。図5は、この第2の実
施例に係るスピードサーチ機能を実行する動作を説明す
る表示器3の表示例である。
【0037】本実施例は、上記第1の実施例において、
次候補キー11の押し続けにより、順次辞書見出し情報
リストを表示し、所望の英単語がリスト内にある場合、
選択キーにて所望の英単語を選択していたが、本第2の
実施例においては、次候補キー11の押し続けにより、
リスト画面において英単語が辞書格納順に順次スクロー
ル表示され、所望の英単語が最上段に表示された時、次
候補キーの操作を中止することにより、所望の英単語の
辞書情報を表示するように制御することにより、次候補
キーの操作のみで、スピードサーチ検索を実行し、操作
の手間や、誤選択等を減少させる効果がある。
【0038】以下、図5を参照して説明する。図5の
(a)に示すように、文字キー4により、英単語「SP
EED」を入力し、変換キー9を押下すると検索処理を
実行し「speed」に対応する日本語訳を表示する。
【0039】次に、所望の英単語が「speed」では
なく、「spell」の場合、「spell」は「sp
eed」以降に格納されていることが類推されるため、
次候補キー11を押下すると、図5の(b)に示す「s
peed」の次に格納されている見出し語「speed
meter」とこれに対応する日本語訳が表示される。
この時、次候補キー11が更に押し続けられていると、
スピードサーチ状態に移行し、次に「speedmet
er」以降に連続的に格納されている見出し語が図5の
(c)に示すように表示される。
【0040】更に次候補キー11を押し続けると、図5
の(d)に示すように、英単語がスクロールし、最上段
に「speedy」が表示され、更に次候補キー11を
押し続けると、図5の(e)に示す通り、所望の英単語
「spell」が表示される。この時、次候補キー11
の操作を中止すると、図5の(f)に示す見出し語「s
pell」とこれに対応する日本語訳を表示する。
【0041】次に、図6のフローチャートを参照して上
述した動作の制御手順を詳細に説明する。図6のステッ
プ201の表示出力は、図5の(a)に示す英単語「s
peed」を入力し、変換キー9を押下し、検索処理を
実行し、見出し語「speed」とこれに対応する日本
語訳を表示器3上に表示出力したもので、この制御手順
は図4のステップ101〜108と全く同様であるた
め、詳細な説明は省略する。
【0042】そして、ステップ202にて、次候補キー
11の押し続けの有無を判別する。ステップ201から
移行した場合は、次候補キー11の押し続けは有り得な
いため、ステップ203の次のキー入力待ちの状態に移
行する。そして、ステップ204で次候補キー11が押
下されると、ステップ201で検索された辞書情報の次
にROM13の辞書データエリア13b内に格納されて
いる辞書情報を検索するため、ステップ205にて、前
回検索されたROM13の辞書データエリア13bの読
み出しアドレスAを「A+1」にインクリメントした読
み出しアドレスAに対応する辞書情報をステップ206
にて読み出し、ステップ207でRAM14の表示合成
エリア14bに表示データとして合成し、ステップ20
8で表示器3に表示出力する(図5の(b))。
【0043】そして、ステップ202において更なる次
候補キー11の押し続けがある場合、スピードサーチ状
態へと移行する。
【0044】ステップ209において、ステップ208
で検索処理された辞書情報のROM13の辞書データエ
リア13b内の読み出しアドレスAをインクリメントし
た読み出しアドレスAに対応する見出し情報をステップ
210で読み出し、RAM14のワークエリア14a内
に格納する。そして、ステップ211にてワークエリア
14a内の見出し情報が4個であるかを判別し、4個に
満たない場合はステップ207に戻り、これを繰り返
す。
【0045】ステップ211にて見出し情報が4個とな
った場合、ステップ212にて、RAM14の表示合成
エリア14bにて見出し情報が表示データとして合成さ
れ、ステップ213にて表示器3にリスト表示する(図
5の(c))。
【0046】この状態において、ステップ214にて、
更なる次候補キー11が押し続けられていることが確認
された場合、ステップ215に移行し、ステップ210
で最後に読み出された、読み出しアドレスAを「A+
1」にインクリメントし、ROM13の辞書データエリ
ア13bからアドレスAに対応する見出し情報を読み出
し、ステップ216にて、ステップ213のリスト表示
における最上段の見出し情報を消去し、最下段に追加す
るよう表示合成を行ない、ステップ217にて、表示器
3に見出し情報のリスト表示出力を実行する(図5の
(d))。
【0047】そして、ステップ218で次候補キー11
の更なる押し続けが確認された場合は、ステップ215
に戻り、次の見出し情報を追加しリスト表示する(図5
の(e)。
【0048】ここで、次候補キー11の連続押下が確認
されない場合、リスト表示画面の最上段の見出し情報に
対する辞書情報の出力処理に移行する。すなわち、ステ
ップ219にてリスト表示画面の最上段に表示されてい
る見出し情報に対応する辞書情報をROM13の辞書デ
ータエリア13bから読み出し、ステップ220にて、
RAM14の表示合成エリア14bにおいて表示データ
として合成し、ステップ221で表示器3に見出し情報
とこれに対応する日本語訳を表示する(図5の
(f))。
【0049】(第3の実施例)次に、本発明の第3の実
施例を図7を参照して説明する。図7は第3の実施例に
係る電子辞書の一実施例である英和辞書の外観の一部を
示す平面図である。
【0050】前述の第1及び第2の実施例では、英単語
を入力し、これを検索する変換キー9と、前・次候補及
びスピードサーチに移行する前・次候補キー10,11
をそれぞれ独立して構成していたのに対し、本第3の実
施例は変換キーと前・次候補サーチキーとを同一キーと
することにより、キー操作の煩雑さを解消すると共に、
所望の情報への検索速度の向上を図る効果がある。
【0051】以下、図7を用いて説明する。尚、図1と
同一機能の部位は同一符号を付与し、その詳細な説明は
省略する。
【0052】図7において、変換キー16は、シーソー
キー構造となっており、左右押下可能で、最初の辞書検
索は左右16a,16bどちらを押下しても実行し、検
索後は、右部16aは次候補検索処理実行キーとして作
用し、左部16bは前候補検索処理実行キーとして作用
する。
【0053】この構成を採用することにより、単語を入
力し検索処理を実行する時から、左右部16a,16b
どちらか一方を押下続けることにより、スピードサーチ
状態へ、キーの押し直しなしに移行可能となる。
【0054】次に、図8のフローチャートに基づき、本
発明の第3の実施例の制御手順を説明する。尚、本制御
手段は、第1の実施例におけるスピードサーチのリスト
表示後の選択キーにより辞書情報を読み出す制御を採用
したもので、当然第2の実施例と組み合わせてもよいこ
とは言うまでもない。
【0055】図8に示す制御手順は、図4に示す制御手
順と基本的には同様の処理であり、変換キーと前・次候
補キーが同一キーとなったことにより、図4におけるス
テップ109及び111における次候補キー11の操作
が、図8では変換キー16の右部16a押下操作として
のステップ309及び311に変更しているのみである
ので、その詳細な説明は省略する。
【0056】尚、第1の実施例乃至第3の実施例では、
英和辞書を例にあげて説明したが、本発明は英和辞書に
限定されるものではなく、国語辞書あるいは仏和辞書等
の他の国語の辞書であっても所期の目的を達成すること
ができる。また、スピードサーチ状態に移行する際、第
1の実施例乃至第3の実施例では全辞書表示画面も1回
のみ表示後、見出しリスト画面と移行しているが、全辞
書表示画面を複数回連続的に表示後、見出しリスト画面
に移行するという制御手段を追加することも可能であ
る。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
最初の辞書検索終了後、前・次候補出力指示手段を連続
的に操作すると、順次複数の見出し情報が表示されるの
で、所望の見出し情報を効率的に見い出すことが可能と
なり、所望の見出し情報が含まれる複数の見出し情報出
力画面において、所望の見出し情報を指示する指示手段
を操作すると上記見出し情報に対応する全辞書情報を出
力するので、検索効率の向上が得られる。
【0058】また、本発明によれば、前・次候補出力指
示手段の操作を中止した時点における複数の見出し情報
出力画面における最上段の見出し情報に対応する全辞書
情報を出力することで、更なる検索効率の向上及び、複
数の見出し情報の中から所望の見出し情報を指示する指
示手段の誤操作による誤選択が解消される。
【0059】更に、本発明によれば、最初の辞書検索手
段と前・次候補出力指示手段とを同一手段で構成するこ
とにより、操作が非常に簡便となると共に、検索効率の
著しい向上が図られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1及び第2実施例に係る電子辞書の
外観を示す平面図である。
【図2】図1の電子辞書における制御回路の基本構成を
示すブロック図である。
【図3】本発明の第1の実施例に係る電子辞書の検索及
びスピードサーチ機能を説明する表示器の表示例を示す
図である。
【図4】本発明の第1の実施例に係る電子辞書の検索及
びスピードサーチ機能を実行する処理手順を示すフロー
チャートである。
【図5】本発明の第2の実施例に係る電子辞書の検索及
びスピードサーチ機能を説明する表示器の表示例を示す
図である。
【図6】本発明の第2の実施例に係る電子辞書のスピー
ドサーチ機能を実行する処理手順を示すフローチャート
である。
【図7】本発明の第3の実施例に係る電子辞書の外観の
一部を示す平面図である。
【図8】本発明の第3の実施例に係る電子辞書の検索及
びスピードサーチ機能を実行する処理手順を示すフロー
チャートである。
【符号の説明】
1 電子辞書本体 2 キーボード部 3 表示器 9 変換キー 10,11 前・次候補キー 12 CPU 13 ROM 14 RAM 16 変換キー 16a 右(押下) 16b 左(押下)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の言語情報と該第1の言語情報に対
    応する第2の言語情報とから成る辞書を格納する記憶手
    段と、 言語情報を入力する入力手段と、 該入力手段により入力された第1の言語情報に対応する
    第2の言語情報を前記記憶手段から検索する検索手段
    と、 前記検索手段により検索された前記第1の言語情報と該
    第1の言語情報に対応する前記第2の言語情報を出力す
    る出力手段とを備え、 前記検索手段により検索された前記第1の言語情報と、
    これに対応する前記第2の言語情報が格納されている前
    記記憶手段における前記第1の言語情報の格納配列に従
    って、順次第1の言語情報とこれに対応する第2の言語
    情報を順次読み出す読み出し手段と、 該読み出し手段を連続的に動作させることにより、前記
    記憶手段に格納されている第1の言語情報を複数読み出
    して、前記出力手段に出力する第1の制御手段と、 前記読み出し手段の動作を停止した後、前記出力手段に
    出力されている複数の第1の言語情報の中から任意の第
    1の言語情報を指定することにより、前記第1の言語情
    報及び該第1の言語情報に対応する第2の言語情報を前
    記記憶手段から読み出して前記出力手段に出力する第2
    の制御手段とを有することを特徴とする電子辞書。
  2. 【請求項2】 前記読み出し手段の連続的動作を中断す
    ることにより、前記出力手段に出力された複数の第1の
    言語情報の中から所定の第1の言語情報及び該第1の言
    語情報に対応する第2の言語情報を前記記憶手段から読
    み出して前記出力手段に出力する第3の制御手段を有す
    ることを特徴とする請求項1に記載の電子辞書。
  3. 【請求項3】 前記検索手段と前記読み出し手段を同一
    の操作手段として構成したことを特徴とする請求項1又
    は請求項2に記載の電子辞書。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001134568A (ja) * 1999-11-02 2001-05-18 Seiko Instruments Inc 電子辞書

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