JP2875075B2 - 電子辞書 - Google Patents

電子辞書

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JP2875075B2
JP2875075B2 JP3285039A JP28503991A JP2875075B2 JP 2875075 B2 JP2875075 B2 JP 2875075B2 JP 3285039 A JP3285039 A JP 3285039A JP 28503991 A JP28503991 A JP 28503991A JP 2875075 B2 JP2875075 B2 JP 2875075B2
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陽士 福持
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徳行 平井
毅 九津見
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  • Document Processing Apparatus (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は電子辞書に関し、特に
機械翻訳システムの翻訳用辞書に用いられる電子辞書に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は従来の電子翻訳機の構成を示すブ
ロック図である。
【0003】図を参照してその構成について説明する。
CPU等から構成される翻訳処理装置31には、翻訳す
べき文章を入力するための入力装置32と、入力された
文章に対して生成された訳文とを逐次記憶するための記
憶装置33と、入力された文章や訳文等を表示するため
の表示装置34と、訳文等を印刷するための印刷装置3
5と、訳文を生成するにあたっての必要な構文等の法則
を記憶する翻訳ルールファイル36と、訳文を生成にす
るにあたって、入力された文書に含まれている単語に対
しての訳語が記憶されている電子辞書ファイル37とが
接続されている。そして、翻訳すべき文章中に含まれる
各々の単語に関して電子辞書ファイル37を参照して、
その各種の単語情報を取出して翻訳処理が行なわれてい
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の機
械翻訳システムや仮名漢字変換等に組込まれている電子
辞書では、一般にその内容の書換えができないため利用
者が自己独自の辞書を持とうとしてもその内容を修正で
きなかった。
【0005】一方、修正できるようになっている辞書
は、単語情報ファイルのすべてが高価な書換え可能な記
憶装置で構成されていなければならないためコストアッ
プになるだけでなく、書換え可能な記憶装置に事故があ
った場合、辞書システムすべてが破壊されてしまうとい
うおそれがあり、信頼性にも問題がある。また、間違っ
て修正してしまった場合、オリジナルの辞書の情報が保
有されていないため基に戻すのが困難であった。
【0006】さらに、複数の人や分野ごとに辞書の修正
を行なおうとした場合、各人やまたは分野ごとに単語情
報辞書を大容量な書換え可能な記憶装置上に持たなけれ
ばならず、膨大なコストがかかる。またすべてが書換え
可能な記憶装置で構成されていない場合は、修正のあっ
た単語を探すのに単語情報修正ファイルをすべて走査し
て探さなければならず、検索に時間がかかり大量の修正
があった場合は実用性に問題がある。
【0007】この発明は上記のような課題を解決するた
めのなされたもので、利用者によって容易に単語情報を
修正し、かつ修正処理に誤りがあった場合でも本来の単
語情報が破壊されることがない信頼性の高い電子辞書を
提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る電
子辞書は辞書に関する情報を格納するメモリを備えるも
のであって、このメモリには単語の見出し情報を収容す
る見出し収容手段と、収容された単語の見出し情報に対
応する単語情報が収容されている第1の単語情報収容手
段と、収容された単語情報に対して修正された単語情報
を収容する第2の単語情報収容手段と、収容された単語
の見出し情報に対して、その単語情報が修正されたか否
かを表示する表示手段とが格納されて、表示手段の表示
出力に応答して、第1または第2の単語情報収容手段の
いずれかを選択する制御手段をさらに備えたものであ
る。
【0009】請求項2の発明に係る電子辞書は、請求項
1の電子辞書において、メモリには表示手段が複数格納
されるとともに第2の単語情報収容手段が表示手段のそ
れぞれに対応した数だけ格納され、制御手段は、表示手
段のいずれかにおいて単語情報が修正されているとの表
示出力に応答して、その表示手段に対応する第2の単語
情報収容手段のいずれかを選択するものである。
【0010】請求項3の発明に係る電子辞書は、辞書に
関する情報を格納するメモリを備えるものであって、こ
のメモリには複数の単語の見出し情報を収容する見出し
収容手段と、収容された単語の見出し情報に対応する単
語情報が収容されている第1の単語情報収容手段と、各
々は収容された単語情報に対して修正された単語情報を
収容する複数の第2の単語情報収容手段と、収容された
単語の見出し情報の各々ごとに、第2の単語情報収容手
段の各々に対応してその単語情報が修正されたか否かを
表示する表示手段とが格納され、第1および第2の単語
情報収容手段の各々のうちいずれかを選択する制御手段
をさらに備えたものである。
【0011】
【作用】請求項1の発明においては、表示手段の表示出
力に応答して、第1または第2の単語情報収容手段のい
ずれかが選択される。
【0012】請求項2の発明においては、表示手段およ
び単語情報収容手段が複数存在する。
【0013】請求項3の発明においては、収容された単
語の見出し情報の各々ごとに第2の単語情報収容手段の
各々に対応してその単語情報が修正されたか否かを表示
する。
【0014】
【実施例】図1はこの発明の第1の実施例による電子辞
書ファイルの内容を示した図であり、従来例として示し
た図5の電子辞書37の内部構成の一部が示されてい
る。この実施例では電子辞書の見出しが英語で、単語情
報ファイルには、見出しの品詞、変化パターン情報、意
味情報、訳語、訳語の品詞・活用、訳語の優先度等が収
容されているものとして、以下説明するが、見出しが英
語以外の語句に対しても同様に本発明が適用されるもの
である。
【0015】見出しファイル1には、英語の見出しがア
ルファベット順に並んで収容されている。図では“po
ur”から“practical”までの英語の単語が
代表的に例示されている。収容の方法は、固定長でも可
変長でも構わない。ポインタファイル2のポインタ収容
部2bには、見出しファイルに収容されている見出しの
順番に、その見出しに対応する単語情報ファイルのポイ
ンタ(単語情報ファイルの先頭からのアドレス値)が収
容されている。たとえば、見出しファイルに収容されて
いる単語“pour”に対しては(A)、単語“pow
er”に対しては(B)というポインタ値が収容されて
おり、各ポインタ値は各単語に対応する単語情報が収容
されている位置を示している。
【0016】たとえば、ユーザが“powder”とい
う単語について調べたい場合、翻訳処理装置31は見出
しファイルを先頭からサーチし、“powder”が見
つかれば、それが先頭から何番目の見出しであったかが
記憶装置33に記憶される。仮に、“powder”の
見出しが先頭から30000番目であったとすると、翻
訳処理装置31は、次にポインタファイル2の先頭から
30000番目のレコードを調べる。ポインタファイル
2は、修正フラグ収容部2aとポインタ収容部2bとか
らなる固定長ファイルであり、30000番目のアドレ
ス位置は、計算ですぐに求めることができる。
【0017】30000番目の単語である“powde
r”に対するポインタファイル2のレコードが見つかれ
ば、その修正フラグ収容部2aには、“0”が入ってお
り、修正がなされていないことがわかる。すなわち、修
正がなされている場合には修正フラグ収容部2aに
“1”が入る。修正フラグが“0”の場合は、ポインタ
収容部2bには固有の単語情報が格納されている単語情
報ファイル3の該当するエリアの先頭アドレスが入って
おり、“powder”の場合、(B)がそのアドレス
値である。これによって、単語情報ファイル3から“p
owder”に関する英語品詞、変化形情報、意味情
報、訳語、訳語の品詞・活用、訳語の優先度など種々の
情報を得ることができる。
【0018】同様に“power”は30001番目の
単語であるが、これに対応するポインタファイル2の修
正フラグ収容部2aには“1”が入っており、これは単
語情報が修正されていることを示している。この場合、
ポインタ収容部2bに入っているポインタ部(C′)
は、単語情報修正ファイル4へのアドレスポインタを示
している。
【0019】単語情報修正ファイル4のアドレス値
(C′)から始まるエリアの先頭にはオリジナルポイン
タの収容部4aがあり、ここには、“power”に対
する修正前の単語情報ファイル3のアドレスポインタ値
(C)が入っており、この情報は後で修正を取消す場
合、ポインタファイル2の修正フラグ収容部2aを
“0”にし、ポインタ部を値(C)に書換えることによ
って容易に修正を可能にするためのものである。オリジ
ナルポインタ収容部4aに続くエリアの修正情報格納部
4bには、“power”に対する修正後の単語情報が
格納されている。
【0020】このようにして、修正されてない情報は、
単語情報ファイル3から取出し、修正された情報は、単
語情報修正ファイル4から取出すことができる。
【0021】単語情報ファイル3を修正する場合は、ま
ず通常の方法によって該当する単語情報を単語情報ファ
イルから取出し、オリジナルポインタと修正した内容と
を単語情報修正ファイル4の末尾に追加する。そして、
該当するポインタファイル2の修正フラグ収容部2aを
修正状態“1”に変更し、単語情報修正ファイル4の追
加した部分の先頭アドレスをポインタ収容部2bに入れ
る。
【0022】一度修正のかかった単語情報を再度修正す
る場合は、単語情報修正ファイル4に収容されているオ
リジナルポインタと、再修正した内容を単語情報修正フ
ァイル4の末尾に追加し、該当するポインタファイル2
のポインタ格納部2bに再修正して追加した部分のアド
レスを入れる。このように何度再修正が繰り返されても
最後に修正追加された部分のオリジナルポインタ格納部
に、元の単語情報ファイル3へのオリジナルポインタが
格納されている。したがって、修正を取消す場合は、該
当する見出しに対応するポインタファイル2のポインタ
格納部2に格納されたポインタが示す単語情報修正ファ
イル4の最後に修正されたデータのオリジナルポインタ
をポインタファイル2の対応のポインタ格納部に戻すと
ともに、修正フラグ収納部2aを修正されていない状態
“0”に変更することによって、一度の取消しで単語情
報ファイル3のオリジナル情報に戻ることができる。同
じ単語に対して何度も修正のかかったものを1つずつ順
に前の修正状態に戻したい場合は、単語情報修正ファイ
ル4のオリジナルポインタ部に単語情報ファイル3への
ポインタか、あるいは単語情報修正ファイル4へのポイ
ンタかを示すフラグ収容部を備えることにより可能であ
る。
【0023】図2は本発明の第2の実施例を説明する電
子辞書のファイルの内容を示す構成図で、ポインタファ
イルと単語情報修正ファイルとを複数個持つことによ
り、複数の利用者で個々に単語情報を修正できることを
示したものである。
【0024】ポインタファイル5と単語情報修正ファイ
ル7は利用者Aのためのファイルであり、ポインタファ
イル6と単語情報修正ファイル8とは利用者Bのための
ファイルであり、見出しファイル1と単語情報ファイル
3とは利用者AおよびBに共通に用いられることができ
る。
【0025】利用者Aが用いる場合には、見出しファイ
ル1からポインタファイル5を介して、修正フラグ収容
部5aが“0”の場合は単語情報ファイル3が、また修
正フラグ収容部5aが“1”の場合は利用者Aの専用の
単語情報修正ファイル7が参照される。
【0026】同様に利用者Bが用いる場合には、見出し
ファイル1からポインタファイル6を介して、単語情報
ファイル3、または利用者Bの専用の単語情報修正ファ
イル8が参照される。情報の修正や取消しについては第
1図の実施例で示した利用者一人の場合と同様である。
【0027】図3はこの発明の第3の実施例による電子
辞書ファイルの内容を示す図である。上記第2の実施例
では、利用者が多数になった場合に各利用者ごとにポイ
ンタファイルを持つとポインタファイルの容量が増える
ので、この実施例ではポインタ管理ファイルを設けるこ
とにより、ファイル容量を節約する方法を示したもので
ある。
【0028】見出しファイルの検索が指示されると、翻
訳処理システムは先に述べた方法で見出しファイル1を
検索し、その見出しが何番目の単語であるかを調べる。
これによってポインタファイル9の該当するレコードが
参照される。ここまでは図1に示した第1の実施例にお
ける単独利用者の場合と同様である。
【0029】ポインタファイル9の修正フラグ収容部9
aには該当単語に修正があったか否かが記憶されてお
り、修正がない場合はフラグが“0”で、この場合ポイ
ンタ部9bには単語情報ファイル3へのポインタ値、た
とえば“pour”の場合はポインタ値(A)が収めら
れている。単語の修正がなされた場合は、修正フラグ収
容部9aは“1”になり、この場合ポインタ収容部9b
には修正ポインタ管理ファイル10へのポインタ値、た
とえば“powder”や“power”の場合はそれ
ぞれポインタ値(B′)および(C′)が収められてい
る。
【0030】修正ポインタ管理ファイル10は単語情報
が修正された見出し1件に対して修正ポインタブロック
15が1ブロック作られ、各ブロックは“利用者数+
1”のレコードがある。たとえば、利用者が10人であ
る場合は、11のレコードが必要になる。図では利用者
数をnとしたレコード(0〜n)の内容が示されてい
る。修正ポインタブロック15の先頭レコード(0レコ
ード)はオリジナルの単語情報ファイル3へのポインタ
値を収容するためのものであり、レコード1〜nはそれ
ぞれ利用者A、利用者B…のためのものである。修正ポ
インタブロック15の各レコードは、修正フラグ収容部
10aとポインタ収容部10bとからなる。修正フラグ
は“0”の場合は当該利用者は当該見出しに関して単語
情報の修正を行なっていないことを表わしており、この
場合は先頭レコード(0レコード)のポインタ収容部に
収容されているポインタ値によって単語情報ファイル3
を参照する。修正フラグが“1”の場合は当該利用者が
当該見出しに関して単語情報の修正を行なっていること
を表わしており、この場合は当該レコードのポインタ収
容部に収容されているポインタ値によって当該利用者に
対応する単語情報修正ファイル11または単語情報修正
ファイル12が参照される。
【0031】図3の例で、“powder”を利用者A
が調べようとした場合について説明する。この場合、ポ
インタファイル9を介して修正ポインタ管理ファイル1
0のアドレス(B′)で始まる修正ポインタブロックの
レコード1が参照され、その修正フラグが“0”である
ので、そのブロックの先頭レコード(0レコードのポイ
ンタ収容部に収容されているアドレスポインタ値(B)
により単語情報ファイル3に収容されている“powd
er”に関する単語情報を得ることができる。
【0032】次に、同じ見出し“powder”を利用
者Bが調べようとした場合について説明する。この場合
ポインタファイル9を介して修正ポインタ管理ファイル
10のアドレス(B′)で始まる修正ポインタブロック
15のレコード2が参照され、その修正フラグが“1”
であるので同じレコードのポインタ収容部10bに収容
されているアドレスポインタ値(B″)により利用者B
用の単語情報修正ファイル12に収容されている“po
wder”に関する修正された単語情報を得ることがで
きる。
【0033】先の第1の実施例等で見出しファイル1の
検索を先頭から順に調べていたのでは時間がかかり過ぎ
る場合には、第4図に示すようなこの発明の第4の実施
例における2段のインデックスを用いることによって、
検索の高速化を図ることが可能である。図4で1文字イ
ンデックスファイル13はアルファベットa〜zの各一
文字ごとにその文字で始まる2次インデックスの先頭ア
ドレスをポインタ収容部13bに、また各アルファベッ
ト文字までの総単語数Na、Nb、Nc…を総件数収容
部13aに収容している。たとえば“p”に対応するレ
コードの総件数収容部13aには、文字“a”から文字
“o”で始まる単語の総数(ここでは29779)が入
り、ポインタ収容部13bには2次インデックス14に
おける“p”で始まる先頭のアドレス値(Ip)が収容
されている。
【0034】2次インデックスファイル14には、見出
しファイル1の見出しを数十件ずつブロッキングした各
ブロックの先頭単語の数文字がインデックス収容部14
aに、また各ブロックに収容されている単語の件数が件
数部14bに、さらに各インデックスに対応する見出し
ファイルのブロックの先頭アドレスがポインタ収容部1
4cに収容されている。
【0035】たとえば、“powder”を探す場合、
まず先頭のアルファベット“p”に対応するレコードを
1文字インデックスファイル13の中から見つける。1
文字インデックスファイルは固定長メモリを用いている
ので、アルファベット文字はASCIIコードに対応さ
せれば“p”に対応するレコードのアドレスは計算で求
めることができる。
【0036】対応するレコードが求まれば総件数が29
779で、ポインタ値は(Ip)であることが求まる。
このポインタ値によって2次インデックス14の“p”
で始まる部分の先頭レコード(インデックスが“pac
e”)は直接見つけることができる。ここからインデッ
クス収容部14aを下に順に調べていき、“pre”ま
で達すると“powder”は“pour”のインデッ
クスブロックに含まれることがわかる。このとき、“p
ace”から“poach”までの各件数部に含まれる
件数を先の29779に加えていく。すなわち下記の式
によって29779+50+40+60+70=299
99となり、29999の値を得る。
【0037】また、“pour”からはじまる単語の見
出しファイル1のアドレス値(Mpour)を2次イン
デックスファイルのポインタ収容部14cから取出すこ
とができる。このアドレス値により見出しファイル1の
“pour”を直接見つけることができる。さらに、見
出しファイル1を順に下にたどれば“powder”を
見つけることができ、このとき“powder”が見つ
かるまでに“pour”から走査した見出しの件数1件
を先の29999に加えることにより、“powde
r”は見出しファイルの先頭から30000番目の見出
しであることがわかる。
【0038】以上のように第4の実施例による2段イン
デックスを用いれば、見出しファイル1の検索、ならび
に該当単語が見出しファイル1の1の先頭から何番目の
単語であるかを見つけるのを高速に行なうことができ
る。なお、このような2段インデックスを用いる方法は
周知のことである。
【0039】見出しインデックスの容量を節約するため
に見出しファイルを前の単語との差分構造にすることが
できることも周知のとおりである。
【0040】なお、上記の実施例では、本発明を機械翻
訳システムの翻訳用辞書に適用しているが、これに限ら
ず、仮名漢字変換辞書および電訳機等の電子辞書にも適
用できることは言うまでもない。
【0041】上記の実施例で説明したように、辞書シス
テムを構成するファイルのうち、ポインタファイルと単
語情報修正ファイルだけを書換え可能な記憶装置にする
ことによって、大きな容量が必要な見出しファイルや単
語情報ファイルには安価な読出専用の記憶装置を用いる
ことが可能となり、利用者が修正可能な辞書システムを
大容量な書換可能な記憶装置を必要とすることなく構成
できる。
【0042】また、見出しファイルや単語情報ファイル
は利用者が一切書換えることがないので、万一利用者が
異常な修正を行なっても、辞書システム全体を壊してし
まうことがない。さらに利用者が万一間違った修正をし
ても修正を取消してオリジナルの辞書の内容に戻すこと
が容易に可能である。
【0043】第4の実施例で示したように、見出しの単
語の検索速度については、その単語情報が修正されてい
ても修正されていなくても変わることなく高速に検索す
ることができる。
【0044】なお、ポインタファイルや単語情報修正フ
ァイル、または修正ポインタ管理ファイル等の比較的少
量のファイルを増加させるだけで複数の利用者がそれぞ
れに利用者ごとに修正を行なうことができる。
【0045】また、同一見出しに対する単語情報を何度
も修正した場合、それらの修正を一度に取消してオリジ
ナルな情報に戻すこともあるいは順に1つ前の修正情報
に戻すことも可能である。
【0046】さらに、修正した情報のバックアップをと
る場合、辞書システム全体のバックアップをとる必要が
なく、書換え可能な記憶装置で構成されているファイ
ル、すなわちポインタファイル、単語情報修正ファイ
ル、修正ポインタ管理ファイルだけのバックアップをと
ればよい。
【0047】
【発明の効果】請求項1の発明は、以上説明したとお
り、表示手段の表示出力に応答して、第1または第2の
単語情報収容手段のいずれかが選択されるので、適切な
単語情報を容易に得ることができる。
【0048】請求項2の発明は、以上説明したとおり、
表示手段および単語情報収容手段が複数存在するので、
複数の利用者が利用者ごとに独立的に単語情報を修正す
ることができる。
【0049】請求項3の発明は以上説明したとおり、収
容された単語の見出し情報の各々ごとに、第2の単語情
報収容手段の各々に対応してその単語情報が修正された
か否かを表示するので、複数の利用者の単語情報の修正
処理が効率的に行なわれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例による電子辞書のファ
イルの構成を示す図である。
【図2】この発明の第2の実施例による電子辞書のファ
イルの構成を示す図である。
【図3】この発明の第3の実施例による電子辞書のファ
イルの構成を示す図である。
【図4】第1の実施例等の見出しファイルの検索を高速
化するための、この発明の第4の実施例による2段イン
デックス方式を説明するためのインデックスファイルの
構成を示した図である。
【図5】一般の電子翻訳機の構成を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
1 見出しファイル 2 ポインタファイル 2a 修正フラグ収容部 2b ポインタ収容部 3 単語情報ファイル 4 単語情報修正ファイル 4a オリジナルポインタ収容部 4b 修正情報収容部 5 ポインタファイル 5a 修正フラグ収容部 5b ポインタ収容部 6a 修正フラグ収容部 6b ポインタ収容部 7 単語情報修正ファイル 7a オリジナルポインタ収容部 7b 修正情報収容部 8 単語情報修正ファイル 8a オリジナルポインタ収容部 8b 単語情報収容部 9 ポインタファイル 9a 修正フラグ収容部 9b ポインタ収容部 10 修正ポインタ管理ファイル 10a 修正フラグ収容部 10b ポインタ収容部 11 単語情報修正ファイル 12 単語情報修正ファイル 13 1文字インデックスファイル 13a 総件数収容部 13b ポインタ収容部 14 2次インデックスファイル 14a インデックス収容部 14b 件数収容部 14c ポインタ収容部 15 修正ポインタブロック
フロントページの続き (72)発明者 佐田 いち子 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シャープ株式会社内 (72)発明者 平井 徳行 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シャープ株式会社内 (72)発明者 九津見 毅 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シャープ株式会社内 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G06F 17/28 G06F 17/22

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 辞書に関する情報を格納するメモリを備
    える電子辞書であって、 前記メモリには、 単語の見出し情報を収容する見出し収容手段と、 前記収容された単語の見出し情報に対応する単語情報が
    収容されている第1の単語情報収容手段と、 前記収容された単語情報に対して修正された単語情報を
    収容する第2の単語情報収容手段と、 前記収容された単語の見出し情報に対して、その単語情
    報が修正されたか否かを表示する表示手段とが格納さ
    れ、 前記表示手段の表示出力に応答して、前記第1または第
    2の単語情報収容手段のいずれかを選択する制御手段
    さらに備えた、電子辞書。
  2. 【請求項2】 前記メモリにおいて、前記表示手段は複
    数格納されるとともに、前記第2の単語情報収容手段は
    前記表示手段のそれぞれに対応した数だけ格納され、 前記制御手段は、前記表示手段のいずれかにおいて単語
    情報が修正されているとの表示出力に応答して、その表
    示手段に対応する前記第2の単語情報収容手段のいずれ
    かを選択する、請求項1記載の電子辞書。
  3. 【請求項3】 辞書に関する情報を格納するメモリを備
    える電子辞書であって、 前記メモリには、 複数の単語の見出し情報を収容する見出し収容手段と、 前記収容された単語の見出し情報に対応する単語情報が
    収容されている第1の単語情報収容手段と、 各々は、前記収容された単語情報に対して修正された単
    語情報を収容する複数の第2の単語情報収容手段と、 前記収容された単語の見出し情報の各々ごとに、前記第
    2の単語情報収容手段の各々に対応してその単語情報が
    修正されたか否かを表示する表示手段とが格納 され、 前記表示手段の表示出力に応答して、前記第1および前
    記第2の単語情報収容手段の各々のうちいずれかを選択
    する制御手段をさらに備えた、電子辞書。
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