JP2805201B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2805201B2
JP2805201B2 JP63316745A JP31674588A JP2805201B2 JP 2805201 B2 JP2805201 B2 JP 2805201B2 JP 63316745 A JP63316745 A JP 63316745A JP 31674588 A JP31674588 A JP 31674588A JP 2805201 B2 JP2805201 B2 JP 2805201B2
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英明 持丸
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  • Dry Development In Electrophotography (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、レーザプリンタや複写機等の電子写真方式
による画像形成装置、特にその用紙搬送部の構造に関す
る。
従来の技術 従来、レーザプリンタにおいて、プリンタ本体の内周
の一部を利用して用紙の搬送を案内する公知技術とし
て、例えば次のA、Bの2つがあった。
A.実開昭63−355号公報に記載されているように、像担
持体の回転軸と実質的に平行な面を有する開閉可能なカ
バーと、現像器との間に用紙の搬送を案内する搬送路を
形成し、この搬送路の途中に一対の搬送ローラを配置し
てこれら搬送ローラによって用紙をレジストローラへ搬
送するもの。
B.実開昭62−32060号公報に記載されているように、プ
リンタ本体を構成するカバーとその内部のフレームとの
間に搬送路を形成し、フレームに駆動ローラを装着する
一方、カバーに該駆動ローラに弾接する押圧部材を一体
に設け、この押圧部材で用紙を駆動ローラに押し付けて
搬送するもの。
発明が解決しようとする課題 前記Aのものでは、給紙コロとレジストローラとの間
に搬送ローラを一対必要とするため、コスト高になる。
特に、消耗品の寿命を長くするために、現像器の容積を
大きくする必要があるときは、さらに搬送ローラを複数
対としなければならず、コストがかさむ。
前記Bのものでは、搬送用の駆動ローラが1個で済む
利点があるが、押圧部材がプリンタ本体を構成するカバ
ーに一体に設けられているため、押圧部材が摩耗したり
破損した場合は、カバーごと交換しなければならず、そ
の交換作業の手間とコストの面で難点がある。
本発明は、従来のこのような欠点に鑑み、用紙搬送手
段の低コスト化を図るとともに、装置の維持コストを低
減することを目的とする。
課題を解決するための手段 請求項1に記載の発明は、たとえば以下の図示実施例
に示すとおり、 プリンタ本体10のような装置本体内に、トナーカート
リッジ15や作像キット35のような交換ユニットを交換自
在に備え、その交換ユニットを用いて前記装置本体内に
搬送路16を形成し、その搬送路16を通過する用紙Pに画
像を形成するとともに、前記装置本体の上カバー10bの
ような外装カバーを開いて該搬送路16を開放可能とする
画像形成装置において、 前記交換ユニットに押圧片33・36を一体成形で設ける
一方、 その押圧片33・36を押し当ててそれとの間で挾んで前
記搬送路16中の用紙Pを搬送する用紙搬送ローラ31を、
前記外装カバーで回転自在に支持する、 ことを特徴とする。
作用 そして、請求項1に記載の発明では、押圧片33・36を
押し当ててそれとの間で挾んで搬送路16中の用紙Pを用
紙搬送ローラ31で搬送し、その搬送路16を通過する用紙
Pに画像を形成する。ジャム処理やメンテナンス時に
は、装置本体の外装カバーを開いて搬送路16を開放す
る。
実 施 例 次に、本発明の実施例について説明する。
第1図は本発明にかかる画像形成装置の一例であるレ
ーザプリンタであってその内部機構の概略構成図、第2
図はその装置本体であるプリンタ本体の上カバーを開い
た状態の外観斜視図である。それらの図において、プリ
ンタ本体10は、下ユニット10aの後端部に軸11で上カバ
ー10bを開閉自在に枢着し、外装の一部をその上カバー1
0bで構成してなる。下ユニット10aにはフリクションパ
ッド12を備えた給紙カセット13が着脱自在に装填され
る。この給紙カセット13内の用紙Pはフリクションパッ
ド12で分離されて給紙コロ14により一枚ずつ給紙され
る。その用紙Pは、トナーカートリッジ15と上カバー10
bとの間に後述のように形成される搬送路16を経て一対
のレジストローラ17の間に送られ、さらに該レジストロ
ーラ17でタイミングをとられて潜像担持体であるドラム
状の感光体18へ搬送される。感光体18は反時計方向に回
転駆動され、その際帯電チャージャ19によって表面を帯
電され、レーザ光学系20からのレーザ光を照射されて感
光体18上に静電潜像が形成される。この潜像は、現像器
21の現像ローラ22を通るときトナーによって可視像化さ
れ、この可視像は感光体18へ搬送された用紙Pに転写チ
ャージャ23により転写され、転写された用紙P上の可視
像は定着装置24によって定着される。そして、定着装置
24を出た用紙Pは、排紙ローラ25によって排紙トレイ26
上へ排出される。一方、可視像転写後の感光体18はクリ
ーニングブレード27によって残留トナーを除去され、そ
の除去されたトナーはトナー回収タンク28に回収され
る。
上カバー10bの先端の角部の内周には、複数枚のガイ
ドリブ29がトナーカートリッジ15の外周の一部を囲むよ
うに樹脂で一体に設けられている。また、上カバー10b
の先端垂下部30の内側中途には、リブ29の切欠凹部29a
を横切る複数個の用紙搬送ローラ31が同じ1本の軸によ
って回転自在に軸支されている。
一方、第3図に示すように上下の半円筒形部品15a・1
5bを組み合わせて構成された前記トナーカートリッジ15
には、その上下の外周に多数のガイドリブ32a・32bが一
体に設けられているとともに、弾性を有する複数の押圧
片(押圧部材)33が上側に向けて一体に突設され、また
両端に把手34が一体に突設されている。この実施例で
は、トナーカートリッジ15は樹脂製で、ガイドリブ32a
・32b、押圧片33、把手34は一体成形されているが、押
圧片33以外は別部材を接着する等により設けてもよい。
このトナーカートリッジ15をプリンタ本体10内に着脱
自在に装填し、上カバー10bを閉じると、第1図に示す
ようにトナーカートリッジ15のガイドリブ32a・32bと上
カバー10bのガイドリブ29とによって前記搬送路16が形
成され、また押圧片33が用紙搬送ローラ31に当接する。
従って、給紙コロ14によって前記のように給紙される
用紙Pは、押圧片33によって用紙搬送ローラ31に押し付
けられ搬送路16に沿ってレジストローラ17へと搬送され
る。上カバー10bを開くと、搬送路16が開放されて用紙
搬送ローラ31と押圧片33とが離れるばかりでなく、給紙
コロ14から排紙ローラ25に至る用紙搬送経路の全長が開
放されるため、ジャム処理、用紙搬送ローラ31の清掃及
び消耗品の交換を容易に行える。上カバー10b及びトナ
ーカートリッジ15に、用紙Pの搬送を案内するガイドリ
ブ29、32a・32bを設けてあるため、給紙コロ14とレジス
トローラ17との間で特に搬送ガイドは不要となる。
また、フリクションパッド12は給紙カセット13に設け
られているため、該給紙カセット13を引き抜くと給紙部
の下方も開放され、しかも上カバー10bは上方に開くた
め、給紙カセット13の引出しの邪魔になることはない。
トナーカートリッジ15の交換は、用紙搬送ローラ31また
は押圧片33を外すようなことをしなくとも、上カバー10
bを開けるだけで簡単にしかも両側の把手34を両手で持
って正確に行なうことができる。押圧片33は、トナーカ
ートリッジ15の一部であるため別に用意する必要はな
く、また該トナーカートリッジ15を交換すると同時に新
品と交換されるため、その清掃の必要がないのに加え、
操作性及び信頼性が向上する。
ところで、上述した図示実施例では、交換ユニットと
してトナーカートリッジ15を用い、それに押圧部材とし
て押圧片33を設ける例を示した。しかし、交換ユニット
は、ユニット化して画像形成装置本体内に交換自在に備
えるものであればよい。たとえば第4図の例では、現像
器21と感光体18と帯電チャージャ19とトナー回収タンク
28を一まとめとして1つの作像キット35を形成し、それ
の交換ユニットとしてその現像器21のケース部の外周に
押圧片36及びガイドリブ37を設け、またそのケース部
を、第3図よりは小さいトナーカートリッジ38で閉じる
ようにしたものである。この場合、作像キット35のケー
スの両端またはトナーカートリッジ38の両端に把手を設
ける。特に消耗品の寿命延命のため現像器21等の容積及
びサイズを大きくした場合、作像キット35も大きくかつ
重量も重くなってしまうが、その両端に把手を設ける
と、その交換の操作性が向上する。
第5図の例は交換ユニットである作像キット35には感
光体を含めず、作像キット35を交換するときは、図示し
ないレバーを操作して感光体を上カバー10bに予め支持
してから該上カバー10bを開くものである。
第6図の例は、第5図のものよりさらに現像器21を除
いてトナーカートリッジ15とトナー回収タンク28とを一
体化した作像キットを構成し、それを交換ユニットとし
たものである。
発明の効果 したがって、請求項1に記載の発明によれば、次のよ
うな効果がある。
1.交換ユニットに押圧片を一体成形で設け、その押圧片
を押し当ててそれとの間で挾んで搬送路中の用紙を用紙
搬送ローラで搬送するから、従来、対で用いていた用紙
搬送ローラの一方を、交換ユニットに一体成形で設ける
押圧片としてその製作を容易とし、また交換ユニットに
一体成形で設けることで、対の用紙搬送ローラの一方を
なくして部品点数を少なくし、用紙搬送部の低コスト化
を図ることができる。
2.交換ユニットを交換したとき、自動的に押圧片も新し
いものとなるから、押圧片を単独で交換する必要をなく
し、維持コストも低減することができる。
3.用紙搬送ローラが摩耗したときには、それのみを交換
すればよく、装置本体の外装カバーを一緒に交換する必
要がないから、この点でも維持コストの低減を図ること
ができる。
4.外装カバーを開くと、用紙搬送ローラを押圧片から離
すとともに、搬送路を開放することとなるから、ジャム
処理やメンテナンス(搬送ローラ等の清掃、交換ユニッ
ト等の消耗品の交換など)を容易とすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を適用したレーザプリンタの内部機構の
概要構成図、第2図は該プリンタの本体の上カバーを開
いた状態の外観斜視図、第3図はそのトナーカートリッ
ジの斜視図である。また、第4図ないし第6図は、作像
キットのそれぞれ異なる例の斜視図である。 10……プリンタ本体、10b……上カバー(装置本体の一
部)、15……トナーカートリッジ(交換ユニット)、16
……搬送路、29……ガイドリブ、31……用紙搬送オロー
ラ、32a・32b……ガイドリブ、33……押圧片、35……作
像キット(交換ユニット)、36……押圧片、37……ガイ
ドリブ、P……用紙。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−193161(JP,A) 特開 平1−306866(JP,A) 特開 昭63−193158(JP,A) 特開 昭63−67172(JP,A) 実開 昭62−167254(JP,U) 実開 昭64−24341(JP,U) 実開 昭62−32060(JP,U) 実開 昭63−355(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03G 15/00 510 - 550 G03G 21/16 - 21/18 G03G 15/08 - 15/08 507 B41J 13/10 B65H 5/06

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】装置本体内に交換ユニットを交換自在に備
    え、その交換ユニットを用いて前記装置本体内に搬送路
    を形成し、その搬送路を通過する用紙に画像を形成する
    とともに、前記装置本体の外装カバーを開いて該搬送路
    を開放可能とする画像形成装置において、 前記交換ユニットに押圧片を一体成形で設ける一方、 その押圧片を押し当ててそれとの間で挾んで前記搬送路
    中の用紙を搬送する用紙搬送ローラを、前記外装カバー
    で回転自在に支持することを特徴とする、画像形成装
    置。
JP63316745A 1988-12-15 1988-12-15 画像形成装置 Expired - Lifetime JP2805201B2 (ja)

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JPH02161472A JPH02161472A (ja) 1990-06-21
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