JP2804565B2 - 実像式ファインダー - Google Patents
実像式ファインダーInfo
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- JP2804565B2 JP2804565B2 JP1330096A JP33009689A JP2804565B2 JP 2804565 B2 JP2804565 B2 JP 2804565B2 JP 1330096 A JP1330096 A JP 1330096A JP 33009689 A JP33009689 A JP 33009689A JP 2804565 B2 JP2804565 B2 JP 2804565B2
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- JP
- Japan
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- lens unit
- image
- condenser
- lens
- relay
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- Expired - Lifetime
Links
- 230000004075 alteration Effects 0.000 description 14
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B23/00—Telescopes, e.g. binoculars; Periscopes; Instruments for viewing the inside of hollow bodies; Viewfinders; Optical aiming or sighting devices
- G02B23/14—Viewfinders
Description
【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は実像式ファインダーに関する。
［従来の技術］ 実像式ファインダーは、スチールカメラやビデオカメ
ラのファインダーとして種々のものが知られている（例
えば、特開昭63−81415号公報）。
ラのファインダーとして種々のものが知られている（例
えば、特開昭63−81415号公報）。
［発明が解決しようとする課題］ 本発明の目的とするところは、構成が簡素で、しかも
諸収差を良好に補正した新規な実像式ファインダーの提
供にある。
諸収差を良好に補正した新規な実像式ファインダーの提
供にある。
［課題を解決するための手段］ 以下、本発明を説明する。本発明の実像式ファインダ
ーは、第１図に示すように物体側から像側へ向かって順
次、対物レンズユニット10、第１のコンデンサーレンズ
ユニット20、リレーレンズユニット30、第２のコンデン
サーレンズユニット40、接眼レンズユニット50を配して
なる。これら５ユニットは全て正の屈折力を持つ。
ーは、第１図に示すように物体側から像側へ向かって順
次、対物レンズユニット10、第１のコンデンサーレンズ
ユニット20、リレーレンズユニット30、第２のコンデン
サーレンズユニット40、接眼レンズユニット50を配して
なる。これら５ユニットは全て正の屈折力を持つ。
第１のコンデンサーレンズユニット20は、対物レンズ
ユニット10の像側の焦点面近傍に配備される。
ユニット10の像側の焦点面近傍に配備される。
リレーレンズユニット30は、第１のコンデンサーレン
ズ20の像側に配備され、対物レンズ10と第１のコンデン
サーレンズ20とによる物体像の左右上下を反転させる。
ズ20の像側に配備され、対物レンズ10と第１のコンデン
サーレンズ20とによる物体像の左右上下を反転させる。
第２のコンデンサーレンズユニット40は、リレーレン
ズユニット30の像側で、対物レンズユニット10と第１の
コンデンサーレンズユニット20とリレーンズユニット30
とによる合成焦点面近傍に配備される。
ズユニット30の像側で、対物レンズユニット10と第１の
コンデンサーレンズユニット20とリレーンズユニット30
とによる合成焦点面近傍に配備される。
接眼レンズ50は、対物レンズユニット10から第２のコ
ンデンサーレンズユニット40に到る合成系により結像さ
れる像を観察するべく、第２のコンデンサーレンズユニ
ット40の像側に配備される。
ンデンサーレンズユニット40に到る合成系により結像さ
れる像を観察するべく、第２のコンデンサーレンズユニ
ット40の像側に配備される。
上記リレーレンズユニット30は、正レンズ１枚と負レ
ンズ２枚で構成され、このリレーレンズユニット30に於
ける、物体側からｋ番目のレンズの焦点距離およびアッ
ベ数をそれぞれf3k,ν3k（ｋ＝１〜３）、リレーレンズ
ユニット30の合成焦点距離をfRとするとき、これらは、 （Ｉ） −1.5＜f32/fR＜−0.5 （II） −3.0＜f33/fR＜−1.5 （III） ν31−（ν32＋ν33）/2＜20 なる条件を満足する。
ンズ２枚で構成され、このリレーレンズユニット30に於
ける、物体側からｋ番目のレンズの焦点距離およびアッ
ベ数をそれぞれf3k,ν3k（ｋ＝１〜３）、リレーレンズ
ユニット30の合成焦点距離をfRとするとき、これらは、 （Ｉ） −1.5＜f32/fR＜−0.5 （II） −3.0＜f33/fR＜−1.5 （III） ν31−（ν32＋ν33）/2＜20 なる条件を満足する。
［作用］ リレーレンズユニットを正レンズ１枚と負レンズ２枚
で構成し、条件（Ｉ）〜（III）を充足することによ
り、ペッツバール和の増大を抑え、軸上色収差を発生を
抑えることができる。
で構成し、条件（Ｉ）〜（III）を充足することによ
り、ペッツバール和の増大を抑え、軸上色収差を発生を
抑えることができる。
条件（Ｉ），（II）はペッバール和を適正に保つため
の条件であり、上限を超えるとペッツバール和は小さく
なるが軸上収差と軸外収差のバランスを良好に保つこと
ができなくなる。下限を越えるとペッツバール和が大き
くなり像画湾曲を良好に補正できなくなる。
の条件であり、上限を超えるとペッツバール和は小さく
なるが軸上収差と軸外収差のバランスを良好に保つこと
ができなくなる。下限を越えるとペッツバール和が大き
くなり像画湾曲を良好に補正できなくなる。
条件（III）は色収差を良好にするための条件であ
る。リレーレンズユニットに於ける第２、第３レンズの
アッベ数の平均を第１レンズのアッベ数に比して小さく
することにより軸上色収差を補正する。条件（III）を
外れると色収差を良好に補正できない。
る。リレーレンズユニットに於ける第２、第３レンズの
アッベ数の平均を第１レンズのアッベ数に比して小さく
することにより軸上色収差を補正する。条件（III）を
外れると色収差を良好に補正できない。
［実施例］ 以下、具体的な実施例を４例挙げる。
各実施例に於いて、物体側から通して数えて第ｉ番目
のレンズ面の曲率半径および面間隔をそれぞれri,diで
表す。また物体側から通して数えて第ｊ番目のレンズの
屈折率およびｄ線に対するアッベ数をそれぞれnj,νｊ
で表す。
のレンズ面の曲率半径および面間隔をそれぞれri,diで
表す。また物体側から通して数えて第ｊ番目のレンズの
屈折率およびｄ線に対するアッベ数をそれぞれnj,νｊ
で表す。
また、各実施例では幾つかの面に非球面が採用されて
いる。非球面は、光軸方向をＺ、光軸直交方向をＹ、軸
上曲率半径をｒ、円錐定数をＫ、高次の非球面係数をA,
B,C,Dとするとき、周知の如く で与えられる曲線形状を光軸の周りに回転して得られる
面形状であり、非球面に関しては上記曲率半径riは軸上
曲率半径であり、円錐定数Ｋ、高次の非球面係数A,B,C,
Dを与える。なお、高次の非球面係数に於ける乗べきは
（Ｅ数字）で表す。ここにＥに続く数字はマイナスの数
字の絶対値である。例えば、E13とあれば、この記号は1
0-13を意味し、この値がＥより前にある数字にかかるの
である。
いる。非球面は、光軸方向をＺ、光軸直交方向をＹ、軸
上曲率半径をｒ、円錐定数をＫ、高次の非球面係数をA,
B,C,Dとするとき、周知の如く で与えられる曲線形状を光軸の周りに回転して得られる
面形状であり、非球面に関しては上記曲率半径riは軸上
曲率半径であり、円錐定数Ｋ、高次の非球面係数A,B,C,
Dを与える。なお、高次の非球面係数に於ける乗べきは
（Ｅ数字）で表す。ここにＥに続く数字はマイナスの数
字の絶対値である。例えば、E13とあれば、この記号は1
0-13を意味し、この値がＥより前にある数字にかかるの
である。
実施例1,2は全体が７枚構成であり、実施例3,4は全体
が９枚構成である。
が９枚構成である。
第２図に、実施例１に関するレンズ構成（同図
（ａ））と、収差図（同図（ｂ））とを示す。第３図
に、実施例２に関するレンズ構成（同図（ａ））と、収
差図（同図（ｂ））とを示す。第４図に、実施例３に関
するレンズ構成（同図（ａ））と、収差図（同図
（ｂ））とを示す。第５図に、実施例４に関するレンズ
構成（同図（ａ））と、収差図（同図（ｂ））とを示
す。これら、第２乃至第５図の（ａ）における符号10〜
50は、第１図に於ける符号と同一のレンズユニットを示
す。
（ａ））と、収差図（同図（ｂ））とを示す。第３図
に、実施例２に関するレンズ構成（同図（ａ））と、収
差図（同図（ｂ））とを示す。第４図に、実施例３に関
するレンズ構成（同図（ａ））と、収差図（同図
（ｂ））とを示す。第５図に、実施例４に関するレンズ
構成（同図（ａ））と、収差図（同図（ｂ））とを示
す。これら、第２乃至第５図の（ａ）における符号10〜
50は、第１図に於ける符号と同一のレンズユニットを示
す。
［発明の効果］ 以上、本発明によれば新規な実像式ファインダーを提
供できる。このファインダーは上述の如く簡素な構成で
あり、各実施例の収差図に見られるように諸収差とも良
好に補正され、実施例3,4のように、半画角26度と、極
めて広画角も実現できる。また、各実施例に見られるよ
うに各レンズとも低屈折率の材質を用い得るのでプラス
チックによるレンズ構成を可能で、低コストの実現も可
能である。
供できる。このファインダーは上述の如く簡素な構成で
あり、各実施例の収差図に見られるように諸収差とも良
好に補正され、実施例3,4のように、半画角26度と、極
めて広画角も実現できる。また、各実施例に見られるよ
うに各レンズとも低屈折率の材質を用い得るのでプラス
チックによるレンズ構成を可能で、低コストの実現も可
能である。
第１図は、本発明の基本的レンズ構成を説明する図、第
２図乃至第５図は、各実施例に関するレンズ構成と収差
を示す図である。 10……対物レンズユニット、20……第１のコンデンサー
レンズユニット、30……リレーレンズユニット、40……
第２のコンデンサーレンズユニット、50……接眼レンズ
ユニット
２図乃至第５図は、各実施例に関するレンズ構成と収差
を示す図である。 10……対物レンズユニット、20……第１のコンデンサー
レンズユニット、30……リレーレンズユニット、40……
第２のコンデンサーレンズユニット、50……接眼レンズ
ユニット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) G02B 13/00 G02B 25/00 G03B 13/06
Claims (1)
- 【請求項１】正の屈折力をもつ対物レンズユニットと、 この対物レンズユニットの像側の焦点面近傍に配備さ
れ、正の屈折力を有する第１のコンデンサーレンズユニ
ットと、 この第１のコンデンサーレンズの像側に配備され、上記
対物レンズと第１のコンデンサーレンズとによる物体像
の左右上下を反転させるリレーレンズユニットと、 このリレーレンズユニットの像側で、上記対物レンズユ
ニットと第１のコンデンサーレンズユニットとリレーン
ズユニットとの合成系による焦点面近傍に配備され、正
の屈折力を有する第２のコンデンサーレンズユニット
と、 上記対物レンズユニットから第２のコンデンサーレンズ
ユニットに到る合成系により結像される像を観察するべ
く、第２のコンデンサーレンズユニットの像側に配備さ
れる接眼レンズユニットとを有し、 上記リレーレンズユニットが、正レンズ１枚と負レンズ
２枚で構成され、 上記リレーレンズユニットに於ける、物体側からｋ番目
のレンズの焦点距離およびアッベ数をそれぞれf3k,ν3k
（ｋ＝１〜３）、リレーレンズユニットの合成焦点距離
をfRとするとき、これらが （Ｉ） −1.5＜f32/fR＜−0.5 （II） −3.0＜f33/fR＜−1.5 （III） ν31−（ν32＋ν22）/2＞20 なる条件を満足することを特徴とする、実像式ファイン
ダー。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1330096A JP2804565B2 (ja) | 1989-12-20 | 1989-12-20 | 実像式ファインダー |
| US07/606,916 US5124837A (en) | 1989-12-20 | 1990-10-31 | Finder of real image type |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1330096A JP2804565B2 (ja) | 1989-12-20 | 1989-12-20 | 実像式ファインダー |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03191307A JPH03191307A (ja) | 1991-08-21 |
| JP2804565B2 true JP2804565B2 (ja) | 1998-09-30 |
Family
ID=18228747
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1330096A Expired - Lifetime JP2804565B2 (ja) | 1989-12-20 | 1989-12-20 | 実像式ファインダー |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5124837A (ja) |
| JP (1) | JP2804565B2 (ja) |
Families Citing this family (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08114742A (ja) * | 1994-08-23 | 1996-05-07 | Asahi Optical Co Ltd | 複合カメラ用光学系 |
| JP3370579B2 (ja) * | 1997-11-11 | 2003-01-27 | ペンタックス株式会社 | 防振レンズアタッチメント |
| US6924938B2 (en) * | 2003-03-19 | 2005-08-02 | Ricoh Company, Ltd. | Zoom lens, camera, and mobile information terminal |
| JP5049147B2 (ja) * | 2008-01-23 | 2012-10-17 | 株式会社リコー | 画像読取装置、および画像形成装置 |
| US8169671B2 (en) * | 2008-06-30 | 2012-05-01 | Ricoh Company, Ltd. | Lighting unit, image reading apparatus and image forming apparatus using the same |
| JP4922258B2 (ja) * | 2008-07-14 | 2012-04-25 | 株式会社リコー | 画像読取装置及び画像形成装置 |
| JP5196305B2 (ja) * | 2008-07-30 | 2013-05-15 | 株式会社リコー | 読取光学系ユニット、画像読取装置および画像形成装置 |
| JP5359370B2 (ja) * | 2009-02-26 | 2013-12-04 | 株式会社リコー | 原稿照明装置並びにそれを用いた画像読取装置 |
Family Cites Families (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3127809A (en) * | 1960-02-27 | 1964-04-07 | Agfa Ag | Single lens reflex motion picture camera |
| US3045545A (en) * | 1960-11-10 | 1962-07-24 | Bausch & Lomb | Optical system for sighting instruments |
| AT335765B (de) * | 1973-02-06 | 1977-03-25 | Eumig | Reflexsucher |
| US4086000A (en) * | 1976-08-23 | 1978-04-25 | Bell & Howell Company | Viewfinder optics with zero power doublet |
| JPS55127533A (en) * | 1979-03-27 | 1980-10-02 | Minolta Camera Co Ltd | Optical system of single-lens reflex camera |
| US4270837A (en) * | 1979-04-02 | 1981-06-02 | Polaroid Corporation | Periscopic viewfinder system for use in photographic cameras |
| JPS60205415A (ja) * | 1984-03-29 | 1985-10-17 | Olympus Optical Co Ltd | 一眼レフレツクスカメラのフアインダ−光学系 |
| US4964686A (en) * | 1987-12-14 | 1990-10-23 | Canon Kabushiki Kaishi | Finder optical device |
-
1989
- 1989-12-20 JP JP1330096A patent/JP2804565B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1990
- 1990-10-31 US US07/606,916 patent/US5124837A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03191307A (ja) | 1991-08-21 |
| US5124837A (en) | 1992-06-23 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050617 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050621 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20051018 |