JP2792788B2 - 熱間圧延設備 - Google Patents

熱間圧延設備

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鋼板の熱間圧延設備に
おける板先端の反り量の矯正制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図2は従来の熱間圧延設備の一例の要部
を示す側面概念図である。図において、粗圧延機10で
熱間圧延された鋼板Sは、仕上圧延機30によって所要
の板厚迄さらに熱間圧延される。
【0003】この鋼板Sは、粗圧延機10と仕上圧延機
30との間の通板性を向上するために、その先端部S1
が図示のように上反り状になるように、粗圧延機10に
よって圧延されている。
【0004】また、鋼板Sの両エッジ部を、仕上圧延機
30の直前で、エッジヒータ20によって加熱し、仕上
圧延機30迄の通板による両エッジ部の降温を防止して
いる。
【0005】なお鋼板先端の板反り量はエッジヒータ2
0の鋼板S入側部に板反り検出器40を設けて検出して
いる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述の熱間圧延設備に
おけるエッジヒータ20のヒータ部21は、鋼板Sの上
面及び下面との隙間gを10〜20mmに保持する必要
がある。
【0007】ところが従来の熱間圧延設備では、鋼板先
端部S1 の上反りや、鋼板Sの全長または部分的な波打
ちまたは鋼板後端部の上反り等によって、鋼板Sの上面
または下面がヒータ部21に当接して損傷させることが
ある。
【0008】そのため、エッジヒータ20の鋼板入側部
に板先端反り検出器40を設置し、エッジヒータ20の
ヒータ部21の保護のため該検出器40により検出した
板反り量が大のときリトラクトさせてエッジヒータ20
が使用できない場合も起りうる不具合があった。
【0009】本発明は上記不具合を解消し、板先端の板
反り量がエッジヒータを通板不能の状態迄大きくなった
際に、板の平坦度不良を自動的に矯正することを可能と
すると共に、鋼板又はエッジヒータの損傷を防止するこ
とを目的としている。
【0010】 上記目的を達成するための構成として本
発明の熱間圧延設備は、粗圧延機と、仕上圧延機と、こ
の仕上圧延機の入側に配置したエッジヒータとを具備し
た鋼板の熱間圧延設備において、前記エッジヒータの入
側に少なくとも3本以上のレベリングロールからなる鋼
板の平坦度矯正装置を配置すると共に該平坦度矯正装置
の入側及び出側にそれぞれ鋼板反り検出器を演算装置を
介して前記平坦度矯正装置を作動させる制御装置に接続
し、該鋼板がエッジヒータに送り込まれる前に、該鋼板
の先端又は全長にわたり、連続的に矯正を可能にしたこ
とを特徴としている。
【0011】 本発明の熱間圧延設備は、粗圧延機によ
り圧延され、先端が上反り状や、全体または部分的に波
打ち状等になるなど平坦度が不良となった鋼板を平坦度
矯正装置の入側に設けた板先端反り検出器により板反り
量を検出し、その信号を演算装置に送り、該演算装置に
より、鋼板先端部の板反り量が大きく板先端が仕上圧延
機の入側に配置したエッジヒータへ通板不能の状態にあ
るときは制御装置を作動させ上キャリッジを圧下装置に
よって傾動圧下し、平坦度矯正装置のインタメッシュを
調整して鋼板の反りを矯正しエッジヒータへ通板する。
【0012】 そして、平坦度を矯正された鋼板はエッ
ジヒータによってその両エッジ部を加熱して幅方向の温
度分布を均等にした後、仕上圧延機によって所要の板厚
に圧延される。また出側検出器は矯正効果の確認をし、
フィードバックする。なお、平坦度がエッジヒータ通板
許容範囲の場合は、矯正しないでそのままエッジヒータ
へ通板する。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例の図面によって具体
的に説明する。図1は熱間圧延設備の要部を示す側面概
念図である。
【0014】 上図において、1はローラレベラであ
り、ハウジング2内で傾動する上キャリッジ3と、この
上キャリッジ3に軸着されて回転する少なくとも3本以
上のレベリングロールからなる上ロール4と、ハウジン
グ2内に固設された下キャリッジ5、この下キャリッジ
5に軸着されて上ロール4と同調して回転する少なくと
も3本以上のレベリングロールからなる下ロール6と、
圧下装置7とを主要部材としていて、エッジヒータ20
の入側に配設されている。
【0015】ローラレベラ1の入側及び出側には板先端
反り検出器(プリセット用)40及び板先端反り検出器
(フィードバック用)40′とが設置され、これら検出
器40,40′は演算装置41を介して制御装置42に
接続している。
【0016】制御装置42はローラレベラに設けた圧下
装置7を制御するよう構成されている。
【0017】なお10は粗圧延機、30は仕上圧延機、
Sは鋼板、S1 は鋼板先端部、21はエッジヒータ20
内のヒータ部でヒータ20内において鋼板の上下に対向
配置されている。
【0018】次に本設備の作用について説明する。鋼板
Sを粗圧延機10によって圧延し、ローラレベラ1によ
ってエッジヒータ20のヒータ部21を通板できるよう
に、その先端部上反り、波打ち等の平坦度不良を矯正す
る。
【0019】この矯正は、まずローラレベラ1の入側お
よび出側に設けた板先端反り検出器40,40′により
鋼板Sの先端反り量を検出し、その信号を演算装置41
へ送り、その演算装置41により、鋼板先端がエッジヒ
ータ20へ通板不能な反り量のとき制御装置42を作動
させ上キャリッジ3を圧下装置7によって傾動圧下し、
入側の上下ローラ4,6のインタメッシュを大きくし、
出側ではインタメッシュをゼロにし、上下ローラ4,6
を駆動回転して鋼板Sを通板する。
【0020】また粗圧延機による圧延後の板先端の反り
がエッジヒータ部21の通板上の許容範囲にある場合は
ローラレベラ1で矯正することなくエッジヒータ20へ
通板させる。
【0021】ローラレベラにより平坦度を矯正されるか
矯正を必要としない状態の鋼板Sはついでその両エッジ
部を、エッジヒータ20によって加熱して幅方向の温度
分布を均等にした後、仕上圧延機30によって所要の板
厚に圧延される。
【0022】以上本発明の1実施例につき縷々説明した
が、本発明は上記実施例に限定されるものでなく、本発
明の技術思想の範囲内において種々設計変更し得るもの
であり、それらは何れも本発明の技術的範囲に属するも
のである。
【0023】
【発明の効果】本発明の熱間圧延設備によれば、エッジ
ヒータの入側に平坦度矯正装置を配設しその入側、出側
に板先端検出器を設けたことにより、粗圧延された鋼板
が、エッジヒータを通板できるように、板反り量が通板
不能のときその平坦度不良をローラレベラ等の平坦度矯
正装置により矯正することが可能になり、鋼板がエッジ
ヒータに当接して損傷させることがなくなり、保全コス
トを低減することができる。
【0024】また、鋼板の平坦度が向上することによ
り、エッジヒータの上下ヒータと鋼板の両面との間隔を
小さくすることが可能になり、ヒータの加熱効率を向上
させることができる。
【0025】さらに、従来のように粗圧延された鋼板
を、エッジヒータに通板させる前にその平坦度を検出
し、エッジヒータをこの鋼板の平坦度に追従して上下動
させるような複雑な制御も不要になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例に係る熱間圧延設備の要部を
示す概略側面図である。
【図2】従来の熱間圧延設備の1例を示す概略側面図で
ある。
【符号の説明】
1 ローラレベラ 2 ハウジング 3 上キャリッジ 4 上ロール 5 下キャリッジ 6 下ロール 7 圧下装置 10 粗圧延機 20 エッジヒータ 21 ヒータ部 30 仕上圧延機 40,40′ 板先端反り検出器 41 演算装置 42 制御装置 S 鋼板

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粗圧延機と、仕上圧延機と、この仕上圧
    延機の入側に配置したエッジヒータとを具備した鋼板の
    熱間圧延設備において、前記エッジヒータの入側に少な
    くとも3本以上のレベリングロールからなる鋼板の平坦
    度矯正装置を配置すると共に、該平坦度矯正装置の入側
    及び出側にそれぞれ鋼板反り検出器を設置し、該検出器
    を演算装置を介して前記平坦度矯正装置を作動させる制
    御装置に接続し、該鋼板がエッジヒータに送り込まれる
    前に、該鋼板の先端又は全長にわたり、連続的に矯正を
    可能にしたことを特徴とする熱間圧延設備。
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