JPS595366B2 - 帯鋼圧延における蛇行修正方法 - Google Patents
帯鋼圧延における蛇行修正方法Info
- Publication number
- JPS595366B2 JPS595366B2 JP49123911A JP12391174A JPS595366B2 JP S595366 B2 JPS595366 B2 JP S595366B2 JP 49123911 A JP49123911 A JP 49123911A JP 12391174 A JP12391174 A JP 12391174A JP S595366 B2 JPS595366 B2 JP S595366B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- steel strip
- reduction amount
- rolling
- meandering
- strip
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B37/00—Control devices or methods specially adapted for metal-rolling mills or the work produced thereby
- B21B37/68—Camber or steering control for strip, sheets or plates, e.g. preventing meandering
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Control Of Metal Rolling (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、圧延中の帯鋼の蛇行を捕え、これを修正す
るためにその程度を検出し、自動的にワークサイド又は
ドライブサイドの圧延機ロールの圧下量(ロール開度)
を調整し、帯鋼の蛇行を修正する方法に関するものであ
る。
るためにその程度を検出し、自動的にワークサイド又は
ドライブサイドの圧延機ロールの圧下量(ロール開度)
を調整し、帯鋼の蛇行を修正する方法に関するものであ
る。
従来、帯鋼の圧延作業における蛇行の修正は、全くオペ
レーターの技能にゆだねられていた。
レーターの技能にゆだねられていた。
これは、圧延機周辺、特に、入口ガイド附近が高温であ
シ、水滴や、ちりの飛散、振動などのために非常に環境
が悪く、場所もせまいために、圧延中の帯鋼の寄り(蛇
行)を検出する適当な方法がなかったことによシ、正確
にその状況をオペレーターに伝えることができず、また
、圧下量を手動調節、若しくは、自動調整するための適
当な装置が未開発であったことに基づくものである。
シ、水滴や、ちりの飛散、振動などのために非常に環境
が悪く、場所もせまいために、圧延中の帯鋼の寄り(蛇
行)を検出する適当な方法がなかったことによシ、正確
にその状況をオペレーターに伝えることができず、また
、圧下量を手動調節、若しくは、自動調整するための適
当な装置が未開発であったことに基づくものである。
このため、オペレーターは圧延中宮に帯鋼を監視しなが
ら圧下量の調整を行なわなければならず、従って、処置
の遅れや、誤判断などによって帯鋼の片クラウンC片締
め)、絞シ込みをしばしば発生させ、耳疵、飛込み疵等
が発生し、品質に及ぼす影響を無視することができなか
った。
ら圧下量の調整を行なわなければならず、従って、処置
の遅れや、誤判断などによって帯鋼の片クラウンC片締
め)、絞シ込みをしばしば発生させ、耳疵、飛込み疵等
が発生し、品質に及ぼす影響を無視することができなか
った。
そこで、以前から光学的な検出方法や、圧延機ロールの
左右(すなわち、ドライブサイドとワークサイド)にそ
れぞれ設置しである圧延荷重測定用のロードセルの偏差
量から帯鋼の蛇行を捕える方法などが考えられてきたが
、前者は圧延機入口周辺の悪環境による検出不安定や、
検出装置取付は位置の選定が困難であるという問題があ
シ、また、後者は検出精度が得られないなどの問題があ
り、まだ実用に適した方法が開発されていないのが現状
である。
左右(すなわち、ドライブサイドとワークサイド)にそ
れぞれ設置しである圧延荷重測定用のロードセルの偏差
量から帯鋼の蛇行を捕える方法などが考えられてきたが
、前者は圧延機入口周辺の悪環境による検出不安定や、
検出装置取付は位置の選定が困難であるという問題があ
シ、また、後者は検出精度が得られないなどの問題があ
り、まだ実用に適した方法が開発されていないのが現状
である。
本発明は、以上述べたように、従来適当な検出方法のな
かった帯鋼の圧延中における蛇行を検出し、圧延機ロー
ルの圧下量を調整し、これによって、蛇行を修正する方
法を得ることを、その目的とするものである。
かった帯鋼の圧延中における蛇行を検出し、圧延機ロー
ルの圧下量を調整し、これによって、蛇行を修正する方
法を得ることを、その目的とするものである。
以下1本発明方法をその実施のための装置の1例を示す
添附図面に基づいて詳細に説明する。
添附図面に基づいて詳細に説明する。
第1及び2図に示すように、帯鋼1ば、図で見て左側か
らワークロール2,2′の間に入シ圧延され、右側に出
て来るが、このワークロール2゜2′の入口側C図では
、左側)にサイドガイド3゜3′が取付けられておち、
また、このサイドガイド3,3′と、それらを支える、
それぞれのサイドガイド取付は部4,4′との間に圧力
検出器5゜5′を取付け、この圧力検出器5,5′が検
出した帯鋼1の耳部の接触圧力値信号を導線6,6′を
通じて圧下量調整器7に送り、この圧下量調整器7から
発生した制御信号によって圧下量調整電動機10.10
’ (第3図参照)を作動させるための制御信号8を作
り出すようにする。
らワークロール2,2′の間に入シ圧延され、右側に出
て来るが、このワークロール2゜2′の入口側C図では
、左側)にサイドガイド3゜3′が取付けられておち、
また、このサイドガイド3,3′と、それらを支える、
それぞれのサイドガイド取付は部4,4′との間に圧力
検出器5゜5′を取付け、この圧力検出器5,5′が検
出した帯鋼1の耳部の接触圧力値信号を導線6,6′を
通じて圧下量調整器7に送り、この圧下量調整器7から
発生した制御信号によって圧下量調整電動機10.10
’ (第3図参照)を作動させるための制御信号8を作
り出すようにする。
なお、第1及び3図中、符号9,9′はバックアップロ
ールを示し、−1だ、第3図中、11.11’は電動機
10.10’によって駆動される圧下量調整用スクリュ
ー112はドライブモータ、13はワークサイド、14
はドライブサイドを示すものである。
ールを示し、−1だ、第3図中、11.11’は電動機
10.10’によって駆動される圧下量調整用スクリュ
ー112はドライブモータ、13はワークサイド、14
はドライブサイドを示すものである。
本発明を実施するための装置は上記のような構成を有す
るが、次ぎに、その作動を説明する。
るが、次ぎに、その作動を説明する。
通常、サイドガイド3と3′との間は、帯鋼1の巾に若
干の余裕、例えば、仕上圧延機の場合には、この巾に約
40朋を加えた巾に調整しであるので、帯鋼1に蛇行が
なく、圧延中ワークロール2.2′の巾の中心線を帯鋼
1の中心線が通過しておれば、両側のサイドガイド3,
3′と、帯鋼1の巾方向との間の両側のすきまは、それ
ぞれ、約20耶となる。
干の余裕、例えば、仕上圧延機の場合には、この巾に約
40朋を加えた巾に調整しであるので、帯鋼1に蛇行が
なく、圧延中ワークロール2.2′の巾の中心線を帯鋼
1の中心線が通過しておれば、両側のサイドガイド3,
3′と、帯鋼1の巾方向との間の両側のすきまは、それ
ぞれ、約20耶となる。
今、何らかの理由で帯鋼1がサイドガイド3側(すなわ
ち、ワークサイド13側)に接触したとすれば、この圧
力検出器5ば、その接触圧力値信号を導線6を介して直
ちに圧下量調整器7に送り、この調整器7から発した制
御信号8を圧下量調整電動機10′に伝え、スクリュー
11′を締め込む方向に作動させる。
ち、ワークサイド13側)に接触したとすれば、この圧
力検出器5ば、その接触圧力値信号を導線6を介して直
ちに圧下量調整器7に送り、この調整器7から発した制
御信号8を圧下量調整電動機10′に伝え、スクリュー
11′を締め込む方向に作動させる。
これによシ、ワークサイド13側のワークロール2,2
′の間のすきまが狭ま如、板巾方向に先進率の差が生じ
、その結果、ワークサイド13の出側速度がドライブサ
イド14の出側速度よりも大きくなり、帯鋼1の中心線
はワークロール2,2′の巾の中心線の方へ移動する。
′の間のすきまが狭ま如、板巾方向に先進率の差が生じ
、その結果、ワークサイド13の出側速度がドライブサ
イド14の出側速度よりも大きくなり、帯鋼1の中心線
はワークロール2,2′の巾の中心線の方へ移動する。
なお、この動作は、サイドガイド3′の側についても、
全く同様である。
全く同様である。
このようにして、帯鋼1の中心線は、常に、ワークロー
ル2,2′の巾の中心線を通過して圧延されるようにな
る。
ル2,2′の巾の中心線を通過して圧延されるようにな
る。
以上述べたような本発明方法を、実際に、帯鋼熱間圧延
設備の仕上圧延機6台の先行4台に設置して熱間圧延を
実施した結果によると、圧力検出器5,5′はいずれも
正確に作動し、その精度、耐久性にも優れ、保守も容易
であることが確認され、また、次ぎのような効果が得ら
れた。
設備の仕上圧延機6台の先行4台に設置して熱間圧延を
実施した結果によると、圧力検出器5,5′はいずれも
正確に作動し、その精度、耐久性にも優れ、保守も容易
であることが確認され、また、次ぎのような効果が得ら
れた。
すなわち、帯鋼1とサイド3,3′との激しい接触によ
って生じる耳疵、飛込み疵などが減少し、また、片クラ
ウンC片締め)、キャンバ−が修正されるので帯鋼の品
質は一段と安定し、更に、絞り込みの減少によってこれ
に伴うミスロール、失熱成品の発生も少なくなシ、その
結果、歩どまシで0.03係向上し、ワークロールの傷
の発生も減少し、取替え回数が少なくなったため(1回
の取替えに約10分を必要とする)、作業率は0.5
%向上し、時間当たりの生産量(u/h)は約2係上昇
した。
って生じる耳疵、飛込み疵などが減少し、また、片クラ
ウンC片締め)、キャンバ−が修正されるので帯鋼の品
質は一段と安定し、更に、絞り込みの減少によってこれ
に伴うミスロール、失熱成品の発生も少なくなシ、その
結果、歩どまシで0.03係向上し、ワークロールの傷
の発生も減少し、取替え回数が少なくなったため(1回
の取替えに約10分を必要とする)、作業率は0.5
%向上し、時間当たりの生産量(u/h)は約2係上昇
した。
また、本発明の採用により従来のオペレーターによる圧
延中の帯鋼の蛇行を常時監視しなからひん繁に圧下量を
調整する作業が不必要となるなど(すなわち、省力化)
、その効果は大きい。
延中の帯鋼の蛇行を常時監視しなからひん繁に圧下量を
調整する作業が不必要となるなど(すなわち、省力化)
、その効果は大きい。
なお、本発明は鉄鋼以外の金属も含む熱間、冷間の板用
圧延機のサイドガイドなどにも適用可能であり、また、
サイドガイドも、第1及び2図に例示したプレート式以
外に、ローラ一式などの採用も可能であることは当然で
ある。
圧延機のサイドガイドなどにも適用可能であり、また、
サイドガイドも、第1及び2図に例示したプレート式以
外に、ローラ一式などの採用も可能であることは当然で
ある。
図は、本発明方法を実施するための装置の一つの態様を
略図で示すもので、第1図はその圧延中の状態における
縦断面図、第2図は同じく圧延中の帯鋼がロール巾のほ
ぼ中心部を通過していて、サイドガイドに接触してない
正常な状態を示す平面図、第3図はロールスタンドの略
正面図である。 1・・・・・・帯鋼、2,2′・・・・・・ワークロー
ル、3゜3′・・・・・・サイドガイド、4,4′・・
・・・・サイドガイド取付は部、5.5′・・・・・・
圧力検出器、6,6′・・・・・・導線、7・・・・・
・圧下量調整器、8・・・・・・制御信号、9、9’・
・・・・・バックアップロール、10.10’・・・・
・・圧下量調整電動機、11.11’・・・・・・スク
リュー、12・・・・・・ドライブモータ、13・・・
・・・ワークサイド、14・・・・・・ドライブサイド
。
略図で示すもので、第1図はその圧延中の状態における
縦断面図、第2図は同じく圧延中の帯鋼がロール巾のほ
ぼ中心部を通過していて、サイドガイドに接触してない
正常な状態を示す平面図、第3図はロールスタンドの略
正面図である。 1・・・・・・帯鋼、2,2′・・・・・・ワークロー
ル、3゜3′・・・・・・サイドガイド、4,4′・・
・・・・サイドガイド取付は部、5.5′・・・・・・
圧力検出器、6,6′・・・・・・導線、7・・・・・
・圧下量調整器、8・・・・・・制御信号、9、9’・
・・・・・バックアップロール、10.10’・・・・
・・圧下量調整電動機、11.11’・・・・・・スク
リュー、12・・・・・・ドライブモータ、13・・・
・・・ワークサイド、14・・・・・・ドライブサイド
。
Claims (1)
- 1 帯鋼圧延機のサイドガイドに圧力検出器を設置し、
圧力検出器が検出した帯鋼の耳部の接触圧力値信号を圧
下量調整器に送シ、圧下量調整器から発した制御信号に
よって、圧延機のワークサイドあるいはドライブサイド
の圧下量調整電動機を作動させ、帯鋼の蛇行を自動的に
修正するようにすることを特徴とする帯鋼圧延における
蛇行修正方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP49123911A JPS595366B2 (ja) | 1974-10-29 | 1974-10-29 | 帯鋼圧延における蛇行修正方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP49123911A JPS595366B2 (ja) | 1974-10-29 | 1974-10-29 | 帯鋼圧延における蛇行修正方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5150263A JPS5150263A (en) | 1976-05-01 |
JPS595366B2 true JPS595366B2 (ja) | 1984-02-04 |
Family
ID=14872383
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP49123911A Expired JPS595366B2 (ja) | 1974-10-29 | 1974-10-29 | 帯鋼圧延における蛇行修正方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS595366B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0439040Y2 (ja) * | 1987-06-22 | 1992-09-11 | ||
JPH0525920Y2 (ja) * | 1986-10-22 | 1993-06-30 | ||
JP2020157323A (ja) * | 2019-03-25 | 2020-10-01 | 日本製鉄株式会社 | 圧延装置及び制御方法 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3116278A1 (de) * | 1981-04-24 | 1982-11-11 | Betriebsforschungsinstitut VDEh - Institut für angewandte Forschung GmbH, 4000 Düsseldorf | Vorrichtung zum steuern der lage des bandlaufs beim walzen |
JPS5945011A (ja) * | 1982-09-07 | 1984-03-13 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | 圧延材の蛇行防止方法及び装置 |
-
1974
- 1974-10-29 JP JP49123911A patent/JPS595366B2/ja not_active Expired
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0525920Y2 (ja) * | 1986-10-22 | 1993-06-30 | ||
JPH0439040Y2 (ja) * | 1987-06-22 | 1992-09-11 | ||
JP2020157323A (ja) * | 2019-03-25 | 2020-10-01 | 日本製鉄株式会社 | 圧延装置及び制御方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5150263A (en) | 1976-05-01 |
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