JP2791146B2 - データ処理装置 - Google Patents

データ処理装置

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JP2791146B2
JP2791146B2 JP1294983A JP29498389A JP2791146B2 JP 2791146 B2 JP2791146 B2 JP 2791146B2 JP 1294983 A JP1294983 A JP 1294983A JP 29498389 A JP29498389 A JP 29498389A JP 2791146 B2 JP2791146 B2 JP 2791146B2
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、対話システムや会議システム、ワープロ通
信のように、通信ネットワークで結ばれた複数の計算機
を用いて、各参加者がデータを入力し、処理し、処理結
果を出力するデータ処理装置に係り、特に、各参加者に
より非同期で入力された入力データを各参加者間で矛盾
が生じないように処理するデータ処理装置に関する。
〔従来の技術〕
一般に、通信回線で結ばれた複数の計算機装置の間
で、各々の計算機に所属する参加者がデータを入力し処
理し出力することによつて行なう会議システムでは、参
加者の1人によつて入力されたデータに従つて処理が行
なわれるとき、その処理結果の出力表示が全参加者(全
計算機装置)のところで一致していなければならない。
しかし、ほとんど同時に複数の(例えば2人の)参加者
によりデータが入力されると、その発生したデータが各
参加者に伝達される順序が参加者によつて異なつて来る
ため、各参加者のところの処理が正しく行なわれなかつ
たり、各参加者の間で処理結果の出力表示に不一致する
すなわち矛盾が生じたりする。
従来、この問題を解決する方法として、例えば、特開
昭63−1139号公報,特開昭63−37732号公報,および、
特開昭63−37733号公報に記載されているように、会議
において、複数の参加者(加入者端末)のうちの1人を
明示的に議長役に選定し、この議長役の参加者もしくは
議長が許可した参加者のみが操作(データの入力、処
理、および出力)を行なうことができるようにする方法
や、例えば、特開昭64−54837号公報に記載されている
ように、2台の端末の間で交互にコマンド送信権をやり
とりし、このコマンド送信権(操作権)を有している側
の端末がデータの操作(入力、処理、送信)を行ない得
るようにする方法が知られている。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記の議長役を定めてその許可により操作を行なう従
来技術では、各参加者間での矛盾の発生は防止できるけ
れども、参加者が任意に自由に操作することが妨げら
れ、また、いちいち議長の許可が得なければならないた
め、効率的な会議ができないという問題があつた。ま
た、上記の2つの端末が交互に送信権をやりとりする従
来技術では、参加者が2人(2台の端末)の場合に限ら
れ、3人以上が会議に参加してその中の適当な人に操作
権を渡すような場合が考慮されておらず、しかも、デー
タ入力を行なう都度、常にコマンド送信権を交換しなけ
ればならないという問題があつた。
従って、本発明の目的は、上記従来技術の問題点を解
決し、この種の非同期でデータの入力を行なう会議シス
テム等のデータ処理システムにおいて、参加者の間で矛
盾が発生しないようにすると共に、参加者の自由な操作
性を失なうことなく、効率的な会議を行なうことがで
き、また、3人以上の多数の参加者の場合にも各参加者
が任意に操作を行なつても効率的な会議ができるように
したデータ処理装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、本発明のデータ処理装置
は、その基本構想として「有効化権」という考えを取り
入れる。ここで、入力データが有効であるとは、目的プ
ログラム(基底プログラム/補助プログラム)に伝えら
れる資格のある入力データをいい、入力データを有効に
する資格を有効化権と呼ぶ。従来の「操作権」は、予め
参加者(端末の一人に与えたもので、これがないとデー
タの入力、処理、送信ができない。これに対し、 「有効化権」は、これがなくても入力できるし、また、
予め与えるものではなく、データの到達順序が各参加者
のところで同一順になるように各入力データについて最
も適当な人に有効化権を与えるものである。
以下に、具体的な手段について記述する。
(1) データを非同期に発生する入力装置群と、通信
回線で接続され入力データに従って所定の処理を行なう
処理装置群と、処理結果を出力する出力装置群とからな
るデータ処理システムにおいて、発生したデータを全処
理装置に伝達する手段と、非有効状態にある入力データ
をシステム内に蓄積する手段と、前記非有効状態にある
入力データを有効状態に設定する手段と、前記有効状態
に設定された入力データを同一の順序で各処理装置に伝
達させる手段と、各処理装置において有効状態にある入
力データについてのみ所定の処理を実行する手段とを備
え、前記処理装置群内の1つの処理装置が、入力データ
を有効状態に設定する資格を有し、その資格が、前記処
理装置郡内の処理装置間で遷移するように構成したこと
を特徴とする。
(2) 入力データを有効状態に設定する資格を持つ処
理装置と特定の関係にある入力装置からの入力データの
発生のみを許容し、他の処理装置で発生したデータを放
棄するように構成する(第31図、330Y)。
(3) 入力データを有効状態に設定する資格を持つこ
とのできる処理装置を、処理装置群の中で限定するよう
に構成する(第30図)。
(4) 入力データを有効状態に設定する資格を持つ処
理装置の遷移を、自処理装置以外の処理装置と特定の関
係にある入力装置で発生した非有効状態にある入力デー
タを有効状態に設定した回数に応じて決定し、該回数が
所定値(最大値)になったとき行なうように構成する。
(5) 処理装置における処理モードを判定して、特定
の処理モード(例えばPOモード)において発生した入力
データを無条件に有効状態に設定するように構成する。
(6) 本発明のデータ処理装置は、非同期でデータ入
力の行なわれる遠隔地間の対話システムや会議システム
に適用される。
〔作用〕
上記構成に基づく作用を説明する。
各参加者から任意に自由に入力されたデータは、原則
として最初は非有効状態にあり、ある参加者端末(処理
装置)から次の参加者端末へと通信回線を通じて次々に
一定の順序で移って行く。そして、入力データが有効化
権を持っている参加者端末のところに来ると、いずれの
参加者からの入力データも有効化される。有効化された
(有効状態とされた)入力データが上記一定の順序で次
々の端末に伝えられると、そこで該入力データについて
所定の処理が実行される。この有効状態にある入力デー
タの伝達は、会議に酸化しているすべての処理装置に伝
わるまで続けられる。このように、いずれの端末(処理
装置)でも、有効状態の入力データは、同一の順序で受
けとられ、その処理が行なわれるので、端末間で矛盾が
生じることはない。
〔実施例〕
以下に、図面を参照して本発明の1実施例である会議
システムについて説明する。
第1図は、本発明に係る会議装置(ワークステーシヨ
ンと電話機)の外観図である。本装置は、キーボードや
マウスなどから構成される入力装置1(1−A〜1C)、
CPUやメモリを格納した計算機本体である処理装置2
(2−A〜2−C)、処理結果を表示するデイスプレイ
である出力装置3(3−A〜3−C)(これら3個の構
成部分1〜3をまとめてワークステーシヨンと呼ぶ)、
処理装置2間のデータ通信を支援する通信ネツトワーク
4、会議参加者間の音声通信を支援する電話機5(5−
A〜5−C)から構成される。入力装置1として、上記
以外に、ジヨイステイツクやタブレツトなどが採用され
ても良い。マウスやジヨイステイツクなどのポインテイ
ングデバイスは、デバイスプレイ上の位置を指示した
り、そこに表示された幾つかの選択肢を含むメニユーの
中から選択対称を特定するための手段である。出力装置
3として、マルチメデイア情報を扱うためにスピーカな
どが加えられることもある。通信ネツトワーク4とし
て、音声とデータを総合的に扱えるISDN(Integrated S
ervices Digital Network)を利用すれば、電話機5を
処理装置2から総合的に取り扱えるなどの他、設備や料
金の面でも様々な利点がある。処理装置2間のデータ通
信を行うデータ通信ネツトワークと電話用の音声ネツト
ワークを別個に採用して本システムを構成することもで
きる。この場合にも、RS−232Cインタフエース(米国電
子工業会の規格の1つ)などを用いて、ある程度電話機
5を処理装置2から操作することも可能である。
本発明による会議システムでは、このような計算機シ
ステムが複数個用いられ、それぞれの装置の使用者は、
電話機5による音声情報のほかに、出力装置3を通した
視覚音響情報を種々の入力装置1で操作して利用する。
また、それらの情報を処理装置で加工することによつ
て、音声だけでは実現不可能だった情報処理活動を行
う。
本発明による会議システムでは、1人から多者までの
作業が可能であるが、第1図では、3人の会議を、各参
加者が1台の計算機を利用して行っている様子を示して
いる。以下の説明においても、一般性を失わず3人によ
る会議を中心とする。
本発明による会議システムにおいて、会議の参加者の
出力装置3に表示される典型的な会議の様子を第2図に
示す。会議室ウインドウ335は、参加者から見た会議の
断面であると言える。本会議システムは、1人の作業か
ら多者の作業までを支援でき、3人で会議を行うには、
各人の会議室ウインドウが同一の会議に充てられること
になる。即ち、1つの会議に対して1人につき1つのウ
インドウが割り当てられる。会議室ウインドウ335に
は、会議のための資料や設備(黒板など)に相当するも
のが置かれていると共に、個人のメモや電話機なども存
在する。これらは、比較的小さな象徴的イメージで対称
を表現する手段であるアイコン(絵文字)の形で扱われ
る。アイコンは、処理装置固有のポインテイングデバイ
スであるマウス9を用いて、選択し実行することができ
る。第2図は、会議資料である文書を文書ウインドウ6
として表示し、会議設備である黒板を黒板ウインドウ7
として表示している。他の参加者の出力装置3において
も、同一の内容にて、文書ウインドウ6と黒板ウインド
ウ7が表示されている。
参加者は、それぞれのウインドウにおいて、すぐ後で
述べるように同一の場所を指し示したり、内容の編集な
どを実行できる。1人の参加者が行った操作は、他の参
加者の処理装置3に表示されているウインドウでも、同
様に反映される。
黒板ウインドウ7には、参加者がウインドウ内で同一
の場所を指し示すのに用いられるポインテイングオブジ
エクト(PO)8が表示されている。図では、会議の参加
者3人のそれぞれのPOが異なる形状あるいは色で現れて
いる。POの形態の決め方の例として、自分のPOの常に橙
色にする、POの側に名前を付するなどの方法がある。
第3図に、会議を開始したり、形態(参加者数など)
を変更するときに用いられる会議実行コマンドをメニユ
ー195の形で示す。会議実行コマンドは、参加200、許可
205、離脱210、終了215からなる。参加200を選択する
と、更に、メニユーとして会議一覧220が表示される。
ここから参加希望の会議を選択することにより、当該会
議に参加する準備が行われる。許可205を選択すると、
更に、メニユーとして参加可能者一覧225が表示され
る。ここから参加可能者を選択することにより、当該参
加可能者を実行中の会議に参加させることができる。即
ち、既に会議に参加している参加者の1人が、参加200
の選択を通じて当該会議への参加を表明した参加希望者
を、許可205の選択を通じて参加させるという手順に
て、会議参加者の数が増える。会議一覧220や参加可能
者一覧225は、いろいろな会議に関するデータを格納し
ている会議データベース230の情報を基にして作成され
る。離脱210を選択した参加者は、参加中の会議から離
れる。即ち、会議参加者の数が減る。参加者の1人が終
了215を選択すると、会議全体が終了する。離脱210或い
は終了215した結果、会議から離れた参加者の会議室ウ
インドウは、個人作業の場を表現していることになる。
第4図は、本発明を実現するワークステーシヨンの入
力装置1、処理装置2、出力装置3の基本構成を表現す
るブロツク図である。記憶装置14は、各種プログラムと
データを格納し、中央処理装置10(CPU)は、記憶装置1
4から読み出すプログラム命令に従って処理を実行す
る。出力装置3への表示は、CPU10がビツトマツププロ
セツサ(BMP)11に命令を発行することにより、BMP11が
実行する。BMP11はCPU10の命令に従い、画面の内容をイ
メージデータとして格納しているフレームメモリ12を管
理する。フレームメモリ12の内容はデイスプレイコント
ローラ13により出力装置3に表示される。キーボードド
ライバ15は、入力装置1の1つであるキーボードから入
力されたコードをレジスタ17に格納する。マウスドライ
バ16は、入力装置1の1つであるマウスから入力された
コードをレジスタ18に格納する。本実施例では、ワーク
ステーシヨン間及び電話機間の通信装置として、音声と
データの通信を1個の回線で処理できるISDNインタフエ
ースを提供するPBX(Private Branch Exchange)20を使
用している。CPU10に代表される各ワークステーシヨン
及び電話機5は、それぞれの通信インタフエース装置19
を介してPBX20と接続され、PBX15を経由して相手装置と
互いに通信する。但し、前述したように、電話だけを交
換機に接続し、ワークステーシヨンは、LAN(Local Are
a Network)、パケツト交換機などの別のネツトワーク
を利用しても構わない。
第5図は、1個の処理装置2における本会議システム
を実現するソフトウエアの構成を示す。処理装置2に置
かれるプログラムと入力装置1及び出力装置3との間の
インタフエースは、ウインドウシステム28が提供する。
プログラムは、入力装置1から発生する入力データをウ
インドウを通して受け取り、ウインドウに表示命令を伝
えることにより、出力装置3に表示を行う。会議制御プ
ログラム21は、処理装置2において1個の会議を表現す
る。同一の会議に対応し、各処理装置2に置かれる会議
制御プログラム21が、通信ネツトワーク4で接続され、
互いに協同して動作することにより会議が形成される。
会議において参加者が実際に目にするデータなどは、基
底プログラム25及び補助プログラム26が作成し表示す
る。基底プログラム25は、文書編集プログラム、表計算
プログラム、黒板プログラムなどがあり、同一の基底プ
ログラム25が、各会議制御プログラム21のもとで、同様
に連動することにより、各参加者は同一の表示を見るこ
とができる。補助プログラム26は、基底プログラム25を
共同作業において更に使いやすくすることを目的とす
る。例えば、、基底プログラム25が使用しているウイン
ドウにPOを表示する、PO制御プログラムが有用である。
PO制御プログラムを利用すると、既存のプログラムを基
底プログラム25として採用しても、その上で同一の場所
を指し示すことが可能になる。
会議制御プログラム21は、入力仮想化モジユール22、
通信制御モジユール23、仮想ユーザインタフエースモジ
ユール24から構成される。参加者が入力装置1から入力
した入力データは、ウインドウシステム28を通して入力
仮想化モジユール22が受け取り、参加者識別子などのヘ
ツダを付して会議システムで用いるデータ形式(仮想入
力)に変換する。これは、ある入力データがどこの会議
システムにおける目的プログラムにも適合して使用でき
るようにするためである。入力仮想化モジユール22で作
成された仮想入力データは、通信制御モジユール23に渡
される。通信制御モジユール23の役割の1つは、1箇所
で発生した入力データを他の会議制御プログラム21のも
とにある基底プログラム25/補助プログラム26にも伝え
るために、他の会議制御プログラム21と通信を行うこと
である。もう1つの役割は、自会議制御プログラム21の
もとにある基底プログラム25/補助プログラム26に、仮
想ユーザインタフエースモジユール24を通じて入力デー
タを渡すことである。仮想ユーザインタフエースモジユ
ール24は、渡された仮想入力データを、そのままの形式
で、或いは、入力データの形に戻して、適切な基底プロ
グラム25/補助プログラム26に与える。基底プログラム2
5/補助プログラム26は、以上のような手順にて渡された
入力をもとに処理を行い、ウインドウシステム28を通じ
て出力装置3に処理結果を反映する。基底プログラム25
/補助プログラム26は、それぞれ複数個を具えることが
できる。すなわち、会議において、文書編集と表計算、
POと手書き曲線などの機能を同時に利用できる。
第6図は、ウインドウシステム28が提供するウインド
ウが表現する論理入力装置29と、そこへの入力データを
適切に基底プログラム25/補助プログラム26に伝達する
方法を示している。プログラムは、1個のウインドウを
1個の仮想的な入力装置(論理入力装置29)として扱う
ことができる。物理的な入力装置1と論理入力装置29の
管理と制御は、ウインドウシステム28が行う。図では、
いくつか存在し得る基底プログラム25/補助プログラム2
6のうちの、ある基底プログラム25−sの論理入力装置
群を表している。基底プログラム25−sは、論理入力装
置29−s−1〜29−s−uを論理入力装置29として利用
している。本発明は、これらの論理入力装置29からの入
力データは、一旦会議制御プログラム21が受け取り、他
の会議制御プログラム21に伝えると同時に、改めて基底
プログラム25−sに渡す。これらの処理を行う会議制御
プログラム21内のモジユールについては、上で述べた通
りである。参加者が論理入力装置29−s−x(1≦x≦
u)に投入した入力データは、会議制御プログラム21に
より、この論理入力装置に対応し基底プログラム25−s
が実際にデータの読み出しを行う、仮想ユーザインタフ
エースフアイル30−s−xに書き込まれる。基底プログ
ラム25−sは、仮想ユーザインタフエースフアイル30−
s−xから読み出したデータを、論理入力装置29−s−
xから投入された入力データとして処理する。このよう
に、ウインドウと仮想ユーザインタフエースフアイル30
が常に対で設けられ、それらの間の対応関係を会議制御
プログラム21が管理しているので、基底プログラム25/
補助プログラム26は、複数個の論理入力装置29を利用す
ることが可能になつている。
第7図は、会議制御プログラム21が持っている論理入
力装置管理テーブル340である。MAXAPSとMAXRSCS(Maxi
mum Resources)は、本会議システムが利用できる基底
プログラム25/補助プログラム26と論理入力装置29の最
大数を表す。会議制御プログラム21が管理している基底
プログラム25/補助プログラム26と論理入力装置29の識
別子を、それぞれ、apid(1〜MAXAPS)及びrscid(1
〜MAXRSCS)で表す。apidとrscidの対に対して、1個の
論理入力装置29に対応するウインドウ(win(apid,rsci
d))、仮想ユーザインタフエースフアイル30(vui(ap
id,rscid))、及び、仮想入力データを受付けるか否か
を示す受付入力タイプ(typ(apid,rscid))が与えら
れている(例えば“ウインドウ1"、“フアイル1"、“単
純入力”などがある。“仮想入力”は、仮想入力データ
を受付けること、“単純入力”は、ヘツダを持たない元
の入力データを受付けることを表す。)。“不定”の表
示は、対応する識別子が使われていないことを示す。本
実施例ではapid及びrscidとして、0を用いていない。
0は、基底プログラム25/補助プログラム26及びそれら
が用いる資源とは別に、会議制御プログラム21間でやり
取りするデータのヘツダのために便宜上使われるもので
ある。
第8図は、3個の会議制御プログラム21−A、21−
B、21−Cの間の論理通信路31の構成方法を示してい
る。ここでは、簡単のために、入力装置1及び出力装置
3は省略してある。本発明による会議システムの会議制
御プログラム21は、2個の論理通信路31を有する。1個
は、他の会議制御プログラム21に仮想入力データを送信
する送信論理通信路31として働く。残りの1個は、他の
会議制御プログラム21から仮想入力データを受信する受
信論理通信路31として働く。1個の会議制御プログラム
21の送信論理通信路31を、他の1個の会議制御プログラ
ム21が受信論理通信路31として利用することにより、全
会議制御プログラム21を環状の論理通信路で接続するこ
とができる。ある処理装置2の入力装置1からの入力デ
ータは、環状論理通信路31に沿って伝達することによ
り、全会議制御プログラム21に渡すことができる。
第9図は、参加者に対応する会議制御プログラム21
を、論理通信路31で接続して会議を形成する方法を示し
ている。ここでは、図に従って、A、B、Cの3人が会
議を行う場合について説明する。第9図(a)は、会議
室ウインドウを開き、各人が自分のワークステーシヨン
にて会議室ウインドウ335を表示したときに、各会議制
御プログラム21が独立に動作している状態である。第9
図(b)は、Aが参加許可指定Bが参加指定、すなわ
ち、Aが、会議実行コマンドメニユー195から許可205を
選択することにより、Bの参加を許可し、Bが、同メニ
ユー195から参加200を選択し、当会議への参加を希望す
ることにより、AとBの2人が参加した会議が形成され
た状態である。会議制御プログラム21−Aから会議制御
プログラム21−Bへ、また、逆方向に、論理通信路235
及び240が確立された。第9図(c)は、Aが参加許可
指定Cが参加指定、すなわち、Aが、会議実行コマンド
メニユー195から許可205を選択することにより、Cの参
加を許可し、Cが、同メニユー195から参加200を選択
し、当会議への参加を希望することにより、上記会議に
更にCが加入してA、B、Cの3人が参加した会議が形
成された状態である。会議制御プログラム21−Bから会
議制御プログラム21−Aへ向かう論理通信路240が解放
され、会議制御プログラム21−Bから会議制御プログラ
ム21−Cへ、会議制御プログラム21−Cから会議制御プ
ログラム21−Aへ、それぞれ論理通信路245及び250が確
立された。第9図(d)はBが離脱指定、すなわち、
(c)の状態において、Bが、会議実行コマンドメニユ
ー195から離脱210を選択し、当会議から離脱することに
より、上記会議はAとCの2人が参加した会議に構成が
変更された状態である。会議制御プログラム21−Aから
会議制御プログラム21−Bへ向かう論理通信路235と会
議制御プログラム21−Bから会議制御プログラム21−C
へ向かう論理通信路245が解放され、会議制御プログラ
ム21−Aから会議制御プログラム21−Cへ、論理通信路
225が確立された。第9図(e)は、Aが終了指定、す
なわち、再び(c)の状態において、Aが、会議実行コ
マンドメニユー195から終了215を選択し、当会議全体を
修了した状態である。全ての論理通信路235、245、250
が解放された。
第10図は、入力装置1から投入される入力データを、
その場で有効なものとして処理する方法を示している。
入力データが有効であるとは、基底プログラム25/補助
プログラム26に伝えられる資格を有することを言う。入
力データの流れ32が示すように、入力装置1から投入さ
れたデータ、或いは、他の会議制御プログラム21から伝
達されたデータは、自会議制御プログラム21のもとにあ
る基底プログラム25(又は、補助プログラム26)に伝え
られると共に、環状通信路31に沿って次の会議制御プロ
グラム21に伝えられる。この方法によれば、投入された
入力データは、まず、自ワークステーシヨンで最初に処
理されることになる。
第11図は、上で見た、有効性を制御しない場合に生じ
得る矛盾の例を示している。ここで、文書ウインドウ6
は、出力装置3に表示され、各参加者が見ている同一の
資料の1つである。文書中の「本システムは、」のとこ
ろまで同一の内容が表示されていたが、その後、Aが例
えば「リ」とういう語を、Cが例えば「共」という語を
入力すると図のように異なる内容が発生した。この理由
は、各自の投入したデータが、それぞれのワークステー
シヨンにおいて最初に処理されたからである。
第12図は、第11図に見える矛盾の生じる様子を、更に
詳細に説明している。簡単のために、AとCのデータ投
入時刻を同一、ある会議制御プログラム21から次の会議
制御プログラム21にデータが伝わる時間を同一とする。
入力装置1−Aと1−Cから発生した入力データの流れ
33及び34において、黒い丸印は、当該入力データがそこ
の基底プログラム25に対して有効であることを示す。A
とCが同時刻t1にデータを投入するので、それぞれの文
書内容「リ」及び「共」が表示される。次に、時刻t2
おいて、会議制御プログラム21−Bには「リ」が、会議
制御プログラム21−Aには「共」が届き表示される。最
後に、時刻t3において、会議制御プログラム21−Cには
「リ」が、会議制御プログラム21−Bには「共」が届き
表示される。
第13図は、入力データの有効性を制御しないときに、
参加者A、B、Cが、上で述べたように、時刻t1,t2,t3
において入力データを受け取る様子を時系列で示したも
のである。第11図に示した文書内容は、この結果であ
る。
第14図は、入力データの有効性を制御しない場合に生
じる矛盾を回避するために、入力装置1から投入される
入力データを、有効なものと非有効なものに分けて処理
する方法を示している。非有効な入力データは、基底プ
ログラム25/補助プログラム26に伝えられない。非有効
状態にある入力データは、入力データの流れ35が示すよ
うに、入力装置1から投入されたデータ、或いは、他の
会議制御プログラム21から伝達されたデータに拘らず、
自会議制御プログラム21のもとにある基底プログラム25
(又は、補助プログラム26)に伝えられず、環状通信路
31に沿って次の会議制御プログラム21に伝えられる。有
効状態にある入力データは、入力データの流れ36が示す
ように、入力装置1から投入されたデータ、或いは、他
の会議制御プログラム21から伝達されたデータに拘ら
ず、自会議制御プログラム21のもとにある基底プログラ
ム25(又は、補助プログラム26)に伝えられると共に、
環状通信路31に沿って次の会議制御プログラム21に伝え
られる。この方法によれば、投入された入力データは、
ある時点で有効状態になり、それから初めて基底プログ
ラム25/補助プログラム26に伝えられることになる。入
力データを有効する資格を、有効化権と呼ぶ。会議制御
プログラム21が有効化権を持てば、接続されている入力
装置1から投入された入力データは、即座に有効にな
る。更に、他の会議制御プログラム21から送信されてき
た非有効状態にある入力データは、そこで始めて有効に
なる。入力データが投入された場所と、有効になつた場
所は一般に一致しない。
第15図は、第11図に示したのと同様の入力操作に対し
て、有効性を制御する場合には矛盾が生じないことを示
している。一例として、会議制御プログラム21−Aが入
力データの有効化権を持っているとする。以前と同じ
く、文書中の「本システムは、」のところまで同一の内
容が表示されていた(第15図(a))が、その後、Aが
「リ」を、Cが「共」を入力する。「リ」はAで即有効
になるが、「共」は、非有効状態のまま、基底プログラ
ム25に伝えられることなく第8図に示す環状通信路に沿
って伝達されていく(第15図(b))。「共」は、Aに
達して有効化され、「リ」の後を追う形で進む(第15図
(c))。「リ」は、参加者Cに達してから消滅する。
最後に、「共」を最初に投入したCに届き、基底プログ
ラム25に反映される(第15図(d))。
第16図は、第15図のように矛盾なく処理が行われる様
子を、更に詳細に説明している。やはり、簡単のため
に、AとCのデータ投入時刻を同一、会議制御プログラ
ム21から会議制御プログラム21にデータが伝わる時間を
同一とする。入力装置1−Aと1−Cから発生した入力
データの流れ37及び38において、黒い丸印は、当該入力
データがそこの基底プログラム25に対して有効であるこ
と、白い丸印は、当該入力データがそこの基底プログラ
ム25に対して非有効であることを示す。AとCが同時刻
にデータを投入しても、即有効化される「リ」のみが、
文書内容に表示される。会議制御プログラム21−Cは有
効化権を持たないので、「共」は会議制御プログラム21
−Aに伝えられるのみである。会議制御プログラム21−
Aで「共」が有効になり、その後は、「リ」の後を追う
形で進む。
第17図は、入力データの有効性を制御するときに、参
加者A、B、Cが、上で述べたように矛盾なく入力デー
タを受け取る様子をt1,t2,t3,t4の時系列で示したもの
である。第15図に示した文書内容は、この結果である。
第18図は、会議制御プログラム21の構成要素である入
力仮想化モジユール22で形成される仮想入力データ39の
形式を示している。仮想入力データ39は、入力装置1か
ら入力された入力データ45と、会議制御プログラム21に
おける制御のために利用される5つのフイールドからな
るヘツダとから構成される。ヘツダを構成するフイール
ドは、仮想入力データ発行会議制御プログラム識別子
(発行者識別子と略し、origと記する)40、仮想入力デ
ータ有効化実行会議制御プログラム識別子(有効化実行
者識別子と略し、effと記する)41、到達域(reachと記
する)42、基底プログラム識別子(AP識別子と略し、ap
idと記する)43、基底プログラム利用資源識別子(資源
識別子と略し、rscidと記する)44である。
発行者識別子40は、入力データ45を入力装置1から受
け取った会議制御プログラム21の識別子である。
有効化実行者識別子41は、仮想入力データ39を有効に
した会議制御プログラム21の識別子である。非有効状態
のときには、“不定”識別子が格納される。
到達域42は、仮想入力データ39を伝達すべき会議制御
プログラム21の範囲を示す。例えば、“全会議制御プロ
グラム”ならば、会議を形成している全ての会議制御プ
ログラム21に渡される。基底プログラム25に投入される
通常の入力データは、この到達域で発行される。“次会
議制御プログラム”ならば、環状通信路31に沿って次の
会議制御プログラム21のみに渡される。
AP識別子43は、本仮想入力データ39が投入された基底
プログラム25の識別子である。仮想入力データ39は、AP
識別子43の情報をもとにして、適切な基底プログラム25
に伝達される。
資源識別子44は、本仮想入力データ39が投入された論
理入力装置26の識別子である。仮想入力データ39は、AP
識別子43と資源識別子44の情報をもとにして、適切な仮
想ユーザインタフエースフアイル30に伝達される。
既存のプログラムのように会議制御プログラム21の制
御下で動作していることを知らない基底プログラム25に
は、ヘツダを取り去った入力データ45のみが渡される。
一方、ヘツダを活生できる基底プログラム25/補助プロ
グラム26には、ヘツダを付したままの仮想入力データ39
が与えられる。
第19図は、会議制御プログラム21が持つ仮想入力デー
タ有効化権管理テーブル46を表している。本テーブル46
は、AP識別子43と資源識別子44の各対に対して、有効化
権の有無を示している。有効化権がある場合は1が、な
い場合は0が格納される。有効化権は、記号eff(apid,
rscid)で表される。
以下、まず、1個の会議制御プログラム21に有効化権
が固定されている場合に関して、入力仮想化モジユール
22、通信制御モジユール23、仮想ユーザインタフエース
モジユール24における処理の流れを説明する。
第20図は、入力仮想化モジユール22における入力デー
タの処理の流れを示している。入力仮想化モジユール22
は、入力装置1からの入力データの発生を監視する(5
0)。入力が発生した場合は、当該入力を伝えたウイン
ドウが特定される。入力データが本モジユール固有の処
理を要求していれば(52)、必要な処理を行う(54)。
それ以外のデータならば、本入力データを基にして仮想
入力データの作成を行う(55)。仮想入力データは、入
力データに以下のような内容にてヘツダを付することに
より構成される。即ち、発行者識別子40として自識別子
を格納し、有効化実行者識別子41として“不定”を格納
し、到達域42として“全会議制御プログラム”を格納
し、AP識別子43として、論理入力管理テーブル340を参
照して、当該入力データが発生したウインドウを利用し
ている基底プログラム25の識別子を格納し、同様に、論
理入力管理テーブル340を参照して、資源識別子44とし
て、上記基底プログラム25が利用しているウインドウの
中での本ウインドウの論理入力装置29としての識別子を
格納する。ヘツダを作成した後、通信制御モジユール23
に本仮想入力データを渡す(60)。
第21図は、通信制御モジユール23における仮想入力デ
ータの処理の流れを示している。通信制御モジユール23
は、入力仮想化モジユール22、或いは、他の会議制御プ
ログラム21(の通信制御モジユール23)からの仮想入力
データの伝達を監視する(70)。仮想入力データが得ら
れると、有効化されているか否かを判定する(75)、当
該仮想入力データが、非有効状態にあれば、有効化権管
理テーブル46を参照して自モジユール23の有効化権の有
無を調べる(80)。有効化権があれば、当該仮想入力デ
ータの有効化実行者識別子41として自識別子を格納し
て、当該仮想入力データを有効化する(85)。以上が、
本モジユール23における有効化処理である。仮想入力デ
ータを他の会議制御プログラム21にも伝達するため、有
効化実行者識別子41が、環状論理通信路31に沿って次の
会議制御プログラム21であるか否かを調べる(90)。当
該仮想入力データを有効化したのが次の会議制御プログ
ラム21ならば、当該仮想入力データの処理は本会議制御
プログラム21で終了する。次の会議制御プログラム21が
有効化実行者でなければ、更に処理は続行されねばなら
ないから、当該仮想入力データを環状論理通信路31に沿
って次の会議制御プログラム21に送信する(95)。当該
仮想入力データが非有効状態ならば、有効化実行者識別
子41が“不定”であるから、やはり上記の送信動作が実
行される。このようにして、次の会議制御プログラム21
への伝達に関する処理が終了する。次に、再び当該仮想
入力の有効状態を調べ(100)、非有効なデータならば
何もしない。有効なデータについては、通信制御処理を
要求していれば(102)、対応する処理を行う(104)。
通信制御処理を要求するデータでなければ、基底プログ
ラム25/補助プログラム26に伝えるために、仮想ユーザ
インタフエースモジユール24に当該仮想入力データを渡
す(105)。
第22図は、仮想ユーザインタフエースモジユール24に
おける仮想入力データの処理の流れを示している。仮想
ユーザインタフエースモジユール24は、通信制御モジユ
ール23が伝える仮想入力データを監視する(110)。仮
想入力データが発生した場合は、当該仮想入力データが
本モジユール固有の処理を要求していれば(112)、必
要な処理を行う(114)。これ以後、仮想入力データ
は、基底プログラム25/補助ログラム26に伝えられるの
で、固有処理の判定(112)では、仮想入力データのヘ
ツダから得られるAP識別子43と資源識別子44を調べ、そ
れらが会議制御プログラム21間の通信用データを表す0
ならば、当該仮想入力データは固有処理(114)に送ら
れる。それ以外のデータならば、本仮想入力データのヘ
ツダから得られるAP識別子43(apid)と資源識別子44
(rscid)に基づき、論理入力管理テーブル340を参照
し、対応する仮想ユーザインタフエースフアイル30(vu
i(apid,rscid))を受け付ける入力タイプ(typ(api
d,rscid))を求める(115)。受付ける入力タイプが
“仮想入力”ならば(345)当該仮想入力データを、或
いは、受付ける入力タイプが“単純入力”ならば(34
5)当該仮想入力からヘツダ除いた(350)入力データ
を、仮想ユーザインタフエースフアイル30(vui(apid,
rsicd))に置く(355)。入力データは、このようにし
て、仮想ユーザインタフエースフアイル30から入力デー
タを読み出す基底プログラム25/補助プログラム26に、
適切な形式で伝えられる。
全ての入力について、有効化権に基づいて有効/非有
効を制御しても矛盾は生じないが、元々、そのような制
御を必要としない場合もある。本発明は、会議制御プロ
グラム21に属する有効化権と共に、基底プログラム25/
補助プログラム26に属する入力の処理形態による有効化
についても考慮している。以下、PO(ポインテイングオ
ブジエクト)制御プログラムを例に取って、入力の処理
形態による有効化について説明する。
第23図は、会議制御プログラム21が管理する仮想入力
データ処理モード管理テーブルである。仮想入力データ
処理モードは、各基底プログラム25/補助プログラム26
とそれらが利用する各資源に対して設定できる。即ち、
AP識別子43(apid)と資源識別子44(rscid)に対し
て、仮想入力データ処理モード(mod(apid,rscid))
が格納されている。本実施例では、補助プログラム26の
1つであるPO制御プログラムに関して処理モードを考慮
する場合について述べる。このとき、仮想入力データ処
理モードは、基底プログラム25/補助プログラム26への
仮想入力データについて、PO制御プログラムに伝達する
モードにあるか否かを示している。伝達するモード(PO
モード)にあることを“P"で、そうでないことを“B"で
表している。POモードにあれば、入力データが発生した
会議制御プログラム21における有効化権の有無に拘らず
当該仮想入力データを有効状態に設定する。これは、各
参加者が同時に自由に操作できるPO(指示棒)を制御す
る補助プログラム26では、最初から矛盾の発生が排除さ
ているので、最初から有効とすることで有効化の負担を
軽減するのに役立つ。
第24図は、仮想入力データ処理モードを考慮する(有
する)場合の通信制御モジユールにおける処理の流れを
示している。第21図と同様の部分は、省略してある。入
力仮想化モジユール22から仮想入力データを受け取ると
(70)、有効状態を調べる(75)前に、当該仮想入力デ
ータのAP識別子43(apid)と資源識別子44(rscid)に
基づいて仮想入力データ処理モード管理テーブル120を
参照して、当該仮想入力の処理モード(eff(apid,rsic
d))を調べる(125)。処理モードがPOモードならば、
当該仮想入力データは、当該会議制御プログラム21から
即座にPO制御プログラム26に伝達され始めるので、有効
化実行者識別子41に自識別子を格納して当該仮想入力デ
ータを有効化する(130)。以下、第21図で説明したの
と同様の処理が行われる。
第25図は、仮想入力データ処理モードを考慮する場合
の仮想ユーザインタフエースモジユール24における処理
の流れを示している。第22図と同様な部分は、省略して
ある。第22図における説明のときと同様に、仮想入力デ
ータの発生があると(110)、本モジユール24固有の処
理を要求しているか否かを調べる(112)。そうでない
場合には、(115)に進む前に、当該仮想入力データのA
P識別子43(apid)資源識別子44(rscid)に基づいて仮
想入力データ処理モード管理テーブル120を参照して、
当該仮想入力の処理モード(eff(apid,rscid))を調
べる(135)。処理モードがPOモードならば、当該仮想
入力データは、仮想ユーザインタフエースフアイル30
(vui(apid,rscid))を通じてPO制御プログラム26に
伝達される(140)。以下、第22図に説明したのと同様
の処理が行われる。
これまで、1個の会議制御プログラム21が有効化権を
固定的に持っていると考えてきたが、次に、会議の進展
を従って、有効化権が会議制御プログラム間を移る場合
について説明する。ここで述べる方式は、ある条件が満
たされると有効化権が他の会議制御プログラム21に譲渡
されるものである。
第26図は、有効化権譲渡を考慮したときの仮想入力デ
ータ有効化権制御管理テーブル46の様子である。有効化
権は、以前と同様にAP識別子43(apid)と資源識別子44
(rscid)の対に対して与えられるが、第19図のときと
異なり、有効化権を持たないことは“不定”で有効化権
を持つことは0以上の整数で表されている。(まず、有
効化権を持てば“0"となる。)以下で、流れ図を用いて
説明するように、有効化権を有する場合、他の会議制御
プログラム21から受信した仮想入力データを有効化した
ときは、当該整数値が1増加し、自会議制御プログラム
21が受け取った入力データから作成さた仮想入力データ
を有効化したときは、当該整数値が1減少する。但し、
整数値は負にはならないものとする。当該整数値が一定
値(MAXEFF)に達すると、当該資源に関する有効化権を
他の会議制御プログラム21に譲渡する。これは、自分の
入力操作よりも、自分以外の参加者の入力操作の方が頻
繁であるときには、有効化権を順次譲渡していくことに
より、最終的には入力発生地点である会議制御プログラ
ム21で有効化した方が効率的であると判断することであ
る。このようにして、頻繁に入力している会議制御プロ
グラムに自づと有効化権が渡り、そこに落付くことにな
る。
第27図は、有効化権譲渡を行う場合の通信制御モジユ
ール23における処理の流れを示している。第21図と同様
の部分は、省略してある。入力仮想化モジユール22から
仮想入力データを受け取ると(70)、有効状態を調べる
(75)。非有効状態にあれば、会議制御プログラム21の
有効化権の有無を調べる(80)。有効化権があれば、第
21図と同様、当該仮想入力の有効化実行者41として自識
別子を格納する(85)。以下で、有効化権譲渡のための
処理を行う。eff(apid,rscid)は、当該仮想入力デー
タのAP識別子43(apid)と資源識別子44(rscid)に基
づいて、有効化権制御管理テーブル46を参照して得られ
る有効化権である。有効化された当該仮想入力データの
発行者識別子40(orig)が自会議制御プログラム21の識
別子のとき(155)、他者発行仮想入力データ有効化回
路を表しているeff(apid,rscid)が正ならば(180)、
有効化権制御管理テーブル46の該当する値を1減らす
(185)。発行者識別子40(orig)が自会議制御プログ
ラム21の識別子でないとき(155)は、eff(apid,rsci
d)に1を加える(160)。この結果、eff(apid,rsci
d)がMAXEFFに達すれば(165)、一連の有効化権譲渡処
理を行う。有効化権管理テーブル46の、(apid,rscid)
に対応する値を“不定”にすることにより、会議制御プ
ログラム21の有効化権を削除し(167)、環状論理通信
路31に沿って次の会議制御プログラム21に有効化権の譲
渡を伝えるための有効化権譲渡データを作成し(17
0)、当該データを送信論理通信路31を用いて次の会議
制御プログラム21に送信する(175)。最初に得た(7
0)仮想入力データが有効状態にあるときは(75)、第2
1図におけるのと同様の処理(90以下)に進む前に、当
該仮想入力データが他の会議制御プログラム21が送信し
た有効化権譲渡データであるか否かを調べ(150)、有
効化権譲渡データならば、有効化権制御管理テーブル46
の、(apid,rscid)に対応する値を“0"にすることによ
り、会議制御プログラム21の有効化権を初期設定する
(190)。以下、第21図で説明したのと同様の処理が行
われる。
第28図は、仮想入力データ有効化権譲渡データ(39)
の構成法を示している。本データは、仮想入力(39)デ
ータと同一の構造を持ち、ヘツダ部分とデータ部分から
なる。本データを次の会議制御プログラム21に有効に伝
えるために、発行者識別子40(orig)に自識別子を、有
効化実行者識別子41(eff)に自識別子を、到達域42(r
each)に“次会議制御プログラム”を、AP識別子43(ap
id)に0を、資源識別子44(rscid)に0を設定する。
ここで、AP識別子43及び資源識別子44として用いる0
は、基底プログラム35/補助プログラム26に向けられた
仮想応入力データではないことを示す。データ45の内容
は、“有効化権譲渡”とする。
第29図は、通信制御モジユール23における有効化権制
御テーブル(有効化権管理テーブル)46の初期設定処理
の流れを示す。第21図と同様の部分は、省略してある。
有効化権制御テーブル46の初期設定は、本モジユール23
の開始時と、通信制御処理104で行う。
本モジユール23が起動されると、全てのAP識別子43
(apid)と資源識別子44(rscid)について、有効化権
(eff(apid,rscid))を0に設定する(260)。このよ
うに、本モジユール23は、起動時、他の会議制御プログ
ラム21と独立であり、全ての資源について有効化権を有
している。
会議の開始時に加え、有効化権は、参加者の追加や離
脱に伴って生じる。即ち、利用中の全ての資源に関して
有効化権が設定されているので、新規加入者は有効化権
を持ってはいけない、或いは、離脱する参加者は、その
時点で有している有効化権を残りの参加者に返す必要が
ある。第21図の通信制御処理104では、これらの処理を
行う。会議実行コマンドメニユー195から「参加」(20
0)が選択されて、会議制御プログラム21が会議に参加
する場合(265)、自分の有効化権は全て不必要である
ので、全てのAP識別子43(apid)と資源識別子44(rsci
d)について、有効化権(eff(apid,pscid))を“不
定”に設定する(270)。この結果、参加直後の参加者
は、全ての資源について有効化権を有しない。この後、
会議制御プログラム21は、参加に関する通信処理を行う
(275)。会議実行コマンドメニユー195から「離脱」
(210)が選択されて、会議制御プログラム21が会議か
ら離脱する場合(280)、自分の有効化権を全て返還
し、有効化権のない資源が存在しないようにする必要が
あるので、全てのAP識別子43(apid)と資源識別子44
(rscid)について、有効化権(eff(apid,rscid))を
調べ、有効化権があれば次の会議制御プログラム21に譲
渡する(285)。有効化権の譲渡が完了すると、全てのA
P識別子43(apid)と資源識別子44(rscid)について、
有効化権(eff(apid,rscid))に0を設定する(29
0)。これにより、離脱した参加者は、全ての資源に対
して有効化権を有することになる。つまり、離脱者は、
離脱に先立って自分の有効化権を全部返し、離脱後は独
りとなるから(独りだけの会議となるから)その独りの
会議について有効化権を持たせても他への影響はなく、
また、すべての資源に対し有効化権を持たせておくこと
により、次に入力するとき有効化権を発生できないよう
な事態が起きることもない。(なお、再び会議に入ると
きには、それまで自分が持っていたすべての有効化権を
放棄した上で、その会議に入ればよいわけである。)こ
の後、会議制御プログラム21は、離脱に関する通信処理
を行う(295)。会議実行コマンドメニユー195から「終
了」(215)が選択されて、会議全体を終了する場合(3
00)、各会議制御プログラム21は互いに無関係な状態に
なるので、全ての資源に関する有効化権を回復する。即
ち、全てのAP識別子43(apid)と資源識別子44(rsci
d)について、有効化権(eff(apid,rscid))に0を設
定する(305)。これにより、会議が終了した後の各参
加者は、全ての資源に対して有効化権を有することにな
る。この後、会議制御プログラム21は、終了に関する通
信処理を行う(310)。以上述べてきた参加(265)、離
脱(280)、終了(300)に該当しない場合、それ以外の
通信処理を行う(315)。
これまで、どの参加者も有効化権を有する可能性があ
つたが、最後に、有効化権の不所持(或いは、所持禁
止)について説明する。有効化権不所持とは、有効化権
を譲渡されても、受け付けないことである。
第30図は、有効化権不所持を考慮した有効化権制御管
理テーブル46の例を表している。第26図に示した有効化
権制御管理テーブル46と比べて、有効化権の設定値とし
て“不可”が加わっている。本実施例では、AP識別子43
(apid)と資源識別子44(rscid)に対してeff(apid,r
scid)が“不可”である場合、当該資源に関して有効化
権を持てないだけでなく、仮想入力データを発行するこ
ともできないものする。
第31図は、有効化権不所持を考慮した場合の通信制御
モジユール23における処理の流れを示している。第21図
及び第27図と同様の部分は、省略してある。仮想入力デ
ータを受け取ると(70)、当該仮想入力データが有効状
態にあるか否かを調べ(75)、非有効状態にあり、更に
有効化権を持たないとき(80)、当該仮想入力データの
AP識別子43(apid)と資源識別子44(rscid)に基づい
て有効化権制御管理テーブル46(第30図)を参照し、有
効化権(eff(apid,rscid))が“不可”ならば(32
5)、当該仮想入力データの発行者識別子40(orig)を
調べ(330)、これが自識別子40ならば、当該仮想入力
自体を放棄する。次に、当該仮想入力データが有効化権
譲渡データである場合(150)、当該仮想入力データのA
P識別子43(apid)と資源識別子44(rscid)に基づいて
有効化権制御管理テーブル46を参照し、有効化権(eff
(apid,rscid))が“不可”でなければ(360)、有効
化権を受け取る(190)が、“不可”ならば、環状論理
通信路31に沿って次の会議制御プログラム21に伝えられ
ることになる(90)。以下、第21図に説明したのと同様
の処理が行われる。
以上の実施例は、いずれも参加者が人間である会議シ
ステムを対象としているが、これに限らず、本発明は機
械等を制御する基底プログラムを会議制御プログラムの
もとで連動して制御するためにも利用することができ
る。すなわち、データを投入する参加者が人間でなくて
も、あるいは人間がいなくても本発明を適用することが
できる。
〔発明の効果〕
以上詳しく説明したように、本発明のデータ処理装置
によれば、各参加者が投入した入力データは、シリコン
内に蓄積され、すなわち、次から次へ各参加者端末の間
を伝達して行き、有効化権をもつ会議プログラム(端
末)に到達することにより有効状態となるので、任意複
数の参加者はいつでも自由に操作を行なうことができる
と共に、その操作結果のデータがシステムにより捨てら
れるおそれがないという効果を奏する。
また、有効化権をもつ参加者のところで有効状態とな
つたデータは、全ての会議プログラム(端末)に同一の
順序で到着するので、目的プログラム(基底プログラム
/補助プログラム)による処理結果が同一となり、矛盾
が生じないという効果を奏する。
更に、本発明によれば、データを頻繁に発生している
参加者のもとに有効化権の所在を自づと移行させること
ができるので、従来のように操作権を明示的に移動させ
る必要はなく、操作結果に矛盾がない状態を維持するた
めのシステム負荷が小さいという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を実現するシステムの外観例を示す図、
第2図は本発明による会議システムにおいて実現される
典型的な会議の様子を示す図、第3図は本発明による会
議システムにおいて、会議を制御するためのコマンドを
表示するメニューの例を示す図、第4図は本発明による
会議システムを実現する処理装置の一構成例を示すブロ
ツク図、第5図は本発明を実現するソフトウエアの構成
例を示す図、第6図は論理入力装置と基底/補助プログ
ラムの対応関係を示す図、第7図は論理入力装置管理テ
ーブルを構成例を示す図、第8図は本発明による会議シ
ステムを実現する会議制御プログラム間の接続の例を示
す図、第9図は会議を実行する際の会議制御プログラム
間の接続形態の変更方法を示す図、第10図は入力データ
の有効性を制御せず全データを即座に有効にするときの
会議制御プログラムにおけるデータの流れを示す図、第
11図は入力データの有効性を制御しない場合の処理結果
の矛盾の一例を示す図、第12図は入力データの有効性を
制御しない場合の会議制御プログラム間の仮想入力デー
タの流れの一例を示す図、第13図は入力データの有効性
を制御しない場合の入力データ受け取り順序の一例を示
す図、第14図は入力データの有効性を制御し有効状態に
ないデータについては処理を実行しないときの会議制御
プログラムにおけるデータの流れを示す図、第15図は入
力データの有効性を制御する場合の矛盾しない処理結果
の一例を示す図、第16図は入力データの有効性を制御す
る場合の会議制御プログラム間の仮想入力データの流れ
の一例を示す図、第17図は入力データの有効性を制御す
る場合の入力データ受け取り順序の一例を示す図、第18
図は本実施例における仮想入力データ形式を示す図、第
19図は仮想入力データ有効化権管理テーブルの構成例を
示す図、第20図は入力仮想化モジユールにおける処理を
説明するための流れ図、第21図は通信制御モジユールに
おける処理を説明するための流れ図、第22図は仮想ユー
ザインタフエースモジユールにおける処理を説明するた
めの流れ図、第23図は仮想入力データ処理モード管理テ
ーブルの一構成例を示す図、第24図は仮想入力データ処
理モードを考慮する場合の通信制御モジユールにおける
処理を説明するための流れ図、第25図は仮想入力データ
処理モードを考慮する場合の仮想ユーザインタフエース
モジユールにおける処理を説明するための流れ図、第26
図は有効化権譲渡を考慮した場合の有効化権制御管理テ
ーブルの一構成例を示す図、第27図は有効化権譲渡を行
う場合の通信制御モジユールにおける処理を説明するた
めの流れ図、第28図は本実施例における仮想入力データ
有効化権譲渡データ形式を示す図、第29図は通信制御モ
ジユールにおける有効化権制御管理テーブルの初期化処
理を説明するための流れ図、第30図は有効化権不所持を
考慮した場合の有効化権制御管理テーブルの一構成例を
示す図、第31図は有効化権不所持を考慮する場合の通信
制御モジユールにおける処理を説明するための流れ図で
ある。 1……入力装置、2……処理装置、3……出力装置、4
……通信ネツトワーク、5……電話機、6……文書ウイ
ンドウ、21……会議制御プログラム、22……入力仮想化
モジユール、23……通信制御モジユール、24……仮想ユ
ーザインタフエースモジユール、25……基底プログラ
ム、26……補助プログラム、29……論理入力装置、30…
…仮想ユーザインタフエースフアイル、31……環状論理
通信路、39……仮想入力データ、40……発行者識別子、
41……有効化実行者識別子、42……到達域、43……AP識
別子、44……資源識別子、46……仮想入力データ有効化
権管理テーブル、120……仮想入力データ処理モード管
理テーブル、340……論理入力装置管理テーブル。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−1139(JP,A) 特開 平1−132243(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04L 12/18 H04M 3/56

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】データを非同期に発生する入力装置群と、
    通信回線で接続され入力データに従って所定の処理を行
    なう処理装置群と、処理結果を出力する出力装置群とか
    らなるデータ処理システムにおいて、発生したデータを
    全処理装置に伝達する手段と、非有効状態にある入力デ
    ータをシステム内に蓄積する手段と、前記非有効状態に
    ある入力データを有効状態に設定する手段と、前記有効
    状態に設定された入力データを同一の順序で各処理装置
    に伝達させる手段と、各処理装置において有効状態にあ
    る入力データについてのみ所定の処理を実行する手段と
    を備え、前記処理装置群内の1つの処理装置が、入力デ
    ータを有効状態に設定する資格を有し、その資格が、前
    記処理装置郡内の処理装置間で遷移するように構成した
    ことを特徴とするデータ処理装置。
  2. 【請求項2】入力データを有効状態に設定する資格を持
    つ処理装置と特定の関係にある入力装置からの入力デー
    タの発生のみを許容することを特徴とする請求項1記載
    のデータ処理装置。
  3. 【請求項3】入力データを有効状態に設定する資格を持
    つことのできる処理装置を、処理装置群の中で限定する
    ことを特徴とする請求項1記載のデータ処理装置。
  4. 【請求項4】入力データを有効状態に設定する資格を持
    つ処理装置の遷移を、自処理装置以外の処理装置と特定
    の関係にある入力装置で発生した非有効状態にある入力
    データを有効状態に設定した回数に応じて、該回数が所
    定値になったとき行なうようにしたことを特徴とする請
    求項1記載のデータ処理装置。
  5. 【請求項5】データを非同期に発生する入力装置群と、
    通信回線で接続され入力データに従って所定の処理を行
    なう処理装置群と、処理結果を出力する出力装置群とか
    らなるデータ処理システムにおいて、発生したデータを
    全処理装置に伝達する手段と、非有効状態にある入力デ
    ータをシステム内に蓄積する手段と、前記非有効状態に
    ある入力データを有効状態に設定する手段と、前記有効
    状態に設定された入力データを同一の順序で各処理装置
    に伝達させる手段と、各処理装置において有効状態にあ
    る入力データについてのみ所定の処理を実行する手段と
    を備え、処理装置における処理モードを判定して、特定
    の処理モードにおいて発生した入力データを無条件に有
    効状態に設定することを特徴とするデータ処理装置。
  6. 【請求項6】会議システムに適用したことを特徴とする
    請求項1または5記載のデータ処理装置。
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