JPH07105105A - 手書き入力会議システム - Google Patents

手書き入力会議システム

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JPH07105105A
JPH07105105A JP24485893A JP24485893A JPH07105105A JP H07105105 A JPH07105105 A JP H07105105A JP 24485893 A JP24485893 A JP 24485893A JP 24485893 A JP24485893 A JP 24485893A JP H07105105 A JPH07105105 A JP H07105105A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 1つのウィンドウ上に共有情報と、各個人の
プライベートな手書き情報を区別できる形式で表示し、
かつ、会議参加者が共有する共有情報と、各個人のプラ
イベートな手書き情報を一括あるいは分割して保存する
ことが可能な手書き入力表示端末装置を用いた手書き入
力会議システムを提供すること。 【構成】 複数の相手と同時に通信が可能で、かつ、マ
ルチウィンドウを表示可能な手書き入力表示端末装置を
使用する手書き入力会議システムにおいて、各手書き入
力表示端末装置が、各個人のプライベートな手書き情報
を入力する入力手段と、該入力手段により入力された各
個人のプライベートな手書き情報と会議参加者が共有す
る共有手書き情報とを、同時に同一ウィンドウ内に表示
する表示手段とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、手書き入力表示端末装
置を用いた手書き入力会議システムに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、コンピュータなどの情報処理装置
を用いないで会議を開催する場合には、各参加者が、事
前に会議内容をそれぞれ紙に作成し、参加者の人数分複
写し、開催時に参加者に配布していた。
【0003】そして、会議開催時に参加者の発言内容、
自分のメモなどを配布された紙や自分の手帳に記載する
ことで会議を進めていた。
【0004】このような会議の進め方では、発言の記載
漏れ、発言者の記載漏れなどがある上、発言内容を各個
人で判断して記載するため内容の取り違えが生じたり、
議事録作成時に会議での決定事項が漏洩することがあ
る。
【0005】一方、電子黒板を利用した会議では、参加
者全員が同一情報を共有できるようになり、各個人が異
なる判断をする可能性は減少するものの、個人的に記載
した自分のメモと共有情報の関係を残しておくことがで
きない。
【0006】本発明に関連する従来技術としては、端末
装置相互間でデータの交換を行い、1つのウィンドウに
共有データとして表示し、端末装置ごとにウィンドウの
大きさの変更やスクロールの制御機能を持たせたものが
ある(特開平2−502492号公報「マルチウィンド
ウ通信システム」参照)。
【0007】また、各端末装置上に共有情報を表示する
ためのパブリックウィンドウと、プライベートメモのた
めのプライベートウィンドウを表示し、ウィンドウ間で
データの交換を行う技術が知られている(特開平4−2
55398号公報「手元黒板システム」参照)。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来技術として開示されている「マルチウィンドウ通信シ
ステム」では、会議参加者が共通に利用する共有情報を
1つのウィンドウ上に表示するのみであり、各個人のプ
ライベートな手書き情報を直接ウィンドウ上に表示する
ことができないという問題がある。
【0009】また、前記「手元黒板システム」に開示さ
れている技術は、会議参加者が共同に利用するウィンド
ウと、各個人のメモを書くためのウィンドウとが、別々
に存在するため、共有手書き情報と、それに関連する各
個人のプライベートな手書き情報とを、同一ウィンドウ
上で見ることができないため、自分の手書きメモがどの
共有情報と関連があるのか、一目で判断できないという
問題がある。
【0010】また、共有情報も会議参加者の誰が入力し
たのか判別できないという問題がある。
【0011】本発明は、前記従来技術の問題点を解決す
るためになされたものであり、本発明の目的は、手書き
入力表示端末装置を用いた手書き入力会議システムにお
いて、1つのウィンドウ上に会議参加者が共有する共有
情報と、各個人のプライベートな手書き情報を区別でき
る形式で表示し、かつ、会議参加者が共有する共有情報
と、各個人のプライベートな手書き情報を一括あるいは
分割して保存することを可能とする技術を提供すること
にある。
【0012】本発明の前記目的並びにその他の目的及び
新規な特徴は、本明細書の記載及び添付図面によって明
らかにする。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の(1)の手段は、複数の相手と同時に通信
が可能で、かつ、マルチウィンドウを表示可能な手書き
入力表示端末装置を使用する手書き入力会議システムに
おいて、各手書き入力表示端末装置が、各個人のプライ
ベートな手書き情報を入力する入力手段と、該入力手段
により入力された各個人のプライベートな手書き情報と
会議参加者が共有する共有手書き情報とを、同時に同一
ウィンドウ内に表示する表示手段とを具備することを特
徴とする。
【0014】また、本発明の(2)の手段は、前記
(1)の手段において、各手書き入力表示端末装置が、
記憶手段と、同一ウィンドウ内に表示された会議参加者
が共有する共有手書き情報および各個人のプライベート
な手書き情報を、前記記憶手段に書き込む手段とを具備
することを特徴とする。
【0015】また、本発明の(3)の手段は、前記
(1)の手段において、各手書き入力表示端末装置が、
複数の記憶手段と、同一ウィンドウ内に表示された会議
参加者が共有する共有手書き情報および各個人のプライ
ベートな手書き情報を、前記複数の記憶手段に分割して
書き込む手段とを具備することを特徴とする。
【0016】また、本発明の(4)の手段は、前記
(1)ないし(3)のいずれかにおいて、各手書き入力
表示端末装置が、カラー表示が可能であり、会議参加者
が共有する共有手書き情報と各個人のプライベートな手
書き情報を、会議参加者毎に指定した色表示する手段を
具備することを特徴とする。
【0017】また、本発明の(5)の手段は、前記
(1)ないし(3)のいずれかにおいて、各手書き入力
表示端末装置が、階調表示が可能であり、会議参加者が
共有する共有手書き情報と各個人のプライベートな手書
き情報を、会議参加者毎に指定した濃さで表示する手段
を具備することを特徴とする。
【0018】また、本発明の(6)の手段は、前記
(1)ないし(5)のいずれかにおいて、各手書き入力
表示端末装置が、入力手段により入力された各個人のプ
ライベート手書き情報を、他の任意の手書き入力表示端
末装置に、会議参加者が共有する共有手書き情報として
転送する転送手段と、入力手段により入力された各個人
のプライベート手書き情報を会議参加者が共有する共有
手書き情報として表示する手段とを具備することを特徴
とする。
【0019】
【作用】前記手段によれば、複数の相手と同時に通信が
可能で、かつ、マルチウィンドウを表示可能な手書き入
力表示端末装置を使用する手書き入力会議システムにお
いて、会議参加者が共有する共有情報と、各個人のプラ
イベートな手書き情報とを、1つのウィンドウ上に区別
して表示するようにしたので、会議の進行状況を参加者
が容易に把握することが可能となる。
【0020】また、会議参加者が共有する共有情報と、
各個人のプライベートな手書き情報とを、一括あるいは
分割して保存できるようにしたので、議事録を容易に作
成することが可能となる。
【0021】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。
【0022】なお、実施例を説明するための全図におい
て、同一機能を有するものは同一符号を付け、その繰り
返しの説明は省略する。
【0023】図1は、本発明の一実施例である手書き入
力会議システムを説明するための模式図である。
【0024】図2は、本発明の一実施例である手書き入
力会議システムに用いられる手書き入力表示端末装置の
概略構成を示すブロック図である。
【0025】図1において、1は手書き入力表示端末装
置(以下、端末装置という)、2は通信回線であり、本
実施例の手書き入力会議システムは、端末装置1が、通
信回線2に複数個接続されて構成される。
【0026】図2において、端末装置1は、データ処理
装置11、入力データを保存するハードディスク装置1
2、手書き入力用のペン13、通信回線2に接続され他
の端末装置1とのデータの送受信を行う通信ポート1
4、およびデータ入力用の入力装置(キーボード)15
から構成されている。
【0027】また、データ処理装置11は、中央処理装
置(以下、CPUという)11A、メモリ11Bおよび
手書き入力表示画面(以下、表示画面という)11Cか
ら構成される。
【0028】本実施例の手書き入力会議システムにおい
ては、会議の議事項目は、予めキーボード15を用いて
入力し、データファイルとしてハードディスク装置12
の中に格納しておく。
【0029】このデータファイルは、ウィンドウ上に表
示するプログラムが扱える形式であれば、どんなファイ
ル形式でもよい。
【0030】本実施例では、会議参加者は、それぞれの
端末装置1で会議進行プログラムを起動し、各自の名前
をペン13を用いて登録する。
【0031】図3〜図9は、本実施例の手書き入力会議
システムに用いられる端末装置の表示画面を示す図であ
る。
【0032】図3は、会議の開始時に参加者の名前を登
録するための、各端末装置1の表示画面11Cを示す図
であり、表示画面11C上のウィンドウ21内に、標題
211および名前登録用スペース212が表示されてい
る。
【0033】会議参加者は、各自の名前を名前登録用ス
ペース212にペン13を用いて登録する。
【0034】この時、各個人のプライベートな手書き情
報と他の参加者が入力した共有手書き情報をどの色、ど
の濃度で表示するか選択する。
【0035】この色の選択方法としては、例えば、最初
に起動された端末装置1の会議進行プログラムが表示色
管理を行なって各参加者に色を割り当てる方法や、参加
者が選択した色を、各参加者のそれぞれの各端末装置1
に通信し、他参加者が選べないようにするなどの方法が
ある。
【0036】名前の登録が終了すると、それぞれの端末
装置1の会議進行プログラムは、他の端末装置1上で稼
働している会議進行プログラムに対し、同報通信の形式
で参加者名と端末装置1のID(Identifier : 識別子)
を送信する。
【0037】それぞれの端末装置1の各会議進行プログ
ラムは、受信した他の端末装置1のIDをメモリ11B
の中に保存し、以後の受信データが、どの端末装置1か
らのデータであるかを判断するために利用する。
【0038】通常の会議では、1名が進行係として議事
を進めていくので、本実施例でも1台の端末装置1を議
事進行用の端末装置1として説明を進める。
【0039】ただし、本手書き入力会議システムでは、
それぞれの端末装置1は全く同一機能を有しているもの
とし、議事進行用の端末装置1の変更も可能であるし、
同時に複数の端末装置1を議事進行に使うことも可能で
ある。
【0040】会議の議事項目は、議事進行用の端末装置
1から全ての端末装置1へ共有情報の一種として送信さ
れる。
【0041】各々の端末装置1は、受信したデータを議
事項目として、各端末装置1の表示画面11C上にウィ
ンドウを開いて表示する。
【0042】図4は、会議開始時の各端末装置1の表示
画面11Cを示す図であり、ウィンドウ31内に会議の
議事項目が表示されている。
【0043】これ以後、このウィンドウ31上にペン1
3を用いて手書き入力することにより会議を進める。
【0044】会議の参加者は、それぞれの発言事項ある
いはプライベートなメモ情報を端末装置1のウィンドウ
上にペン13を用いて入力する。
【0045】また、各端末装置1の表示画面11Cに
は、以後の操作を指示するための指示ボタンとして、配
布ボタン33、選択ボタン34、登録ボタン35および
保存ボタン36も表示される。
【0046】図5は、会議の参加者が、それぞれの発言
事項あるいはプライベートなメモ情報411を、端末装
置1のウィンドウ41上にペン13を用いて手書き入力
を行っている各端末装置1の表示画面11Cを示す図で
ある。
【0047】この時点では、入力された情報は全て、各
個人のプライベートな手書き情報である。
【0048】以下、一旦入力した各個人のプライベート
な手書き情報を、会議参加者が共有する共有情報に変換
する方法について説明する。
【0049】まず、手書き入力した各個人のプライベー
トな手書き情報を選択し、これを会議参加者が共有する
共有情報として登録するよう指示する。
【0050】共有情報として登録するための指示方法と
しては、例えば、ペン13で各個人のプライベートな手
書き情報全体を囲む方法、あるいは、図6に示すよう
に、選択ボタン34をペン13で押下した後、図6の5
11に示すように、選択範囲の左上端と右下端を指示す
る方法など種々の方法がある。
【0051】図6は、各個人のプライベートな手書き情
報を共通情報として登録するために、手書きデータをペ
ン13で選択している各端末装置1の表示画面11Cを
示す図である。
【0052】また、共有情報として登録するための指示
方法としては、例えば、登録のための記号を選択した図
形上にペン13で入力する方法、あるいは、図7に示す
ように、登録ボタン35をペン13で押下するなどの方
法がある。
【0053】図7は、各個人のプライベートな手書き情
報を共通情報として登録するために、手書きデータの送
信先を決定している各端末装置1の表示画面11Cを示
す図である。
【0054】本実施例では、以後、各指示ボタンを利用
する方法について説明する。
【0055】図7に示す、会議参加者が共有する共有情
報として登録要求があった、それぞれの各個人のプライ
ベートな手書き情報である手書きデータ611は、同報
通信の形式で、他の端末装置1に送付される。
【0056】この手書きデータ611を受信した各々の
端末装置1は、受信した手書きデータ611をメモリ1
1Bの共有情報格納領域に格納した後、表示画面11C
に共有情報として表示する。
【0057】また、手書きデータ611を送信した端末
装置1では、手書きデータ611をメモリ11Bの各個
人のプライベートな手書き情報格納領域から、共有情報
格納領域に移動した後、表示画面11Cの表示色あるい
は濃度を変更する。
【0058】会議が終了した時点で、入力された共有情
報と各個人のプライベートな手書き情報をハードディス
ク装置12内のファイルに保存する。
【0059】この時、データの保存方法を選択すること
ができる。
【0060】図8は、画面上に表示されている情報を保
存する際に、保存方法を選択している各端末装置1の表
示画面11Cを示す図である。
【0061】図8おいて、保存ボタン36をペン13で
押下すると、保存方法の選択のためのウィンドウ71が
現れる。
【0062】このウィンドウ71内に、一括保存ボタン
72および分割保存ボタン73が表示されている。
【0063】ここで、一括保存ボタン72を押下する
と、全ての手書き情報が1つのファイルに保存される。
【0064】また、図9に示すように、分割保存ボタン
73を押下すると、さらに、会議参加者の名前がリスト
の形式で、ウィンドウ81内表示され、このリストの中
から分割保存したいデータの入力者を選んだ後、実行ボ
タン(図中には示していない)を押下することにより、
選択したデータの入力者ごとのデータファイルとそれ以
外の会議参加者のデータファイルが別々に作成される。
【0065】図9は、画面上に表示されている情報を保
存する際に、分割保存を選択し、保存する人を選択して
いる各端末装置1の表示画面11Cを示す図である。
【0066】議事録作成の際には、保存したデータファ
イルから自分が見たい参加者のデータを選んで表示する
ことにより、会議開催時の各参加者の発言内容を回復す
ることができ、容易に議事録を作成することができる。
【0067】図10は、本実施例である会議システムを
起動し、手書き入力会議が可能になるまでの処理手順を
示すフローチャートである。
【0068】図10のフローチャートを用いて、本実施
例である会議システムを起動し、手書き入力会議が可能
になるまでの処理手順を説明する。
【0069】始めに、各々の端末装置1上で手書き入力
会議システムを起動する(ステップ91)。
【0070】次に、会議参加者が名前を入力し(ステッ
プ92)、同時に、各参加者の手書き入力情報の表示色
も登録する。
【0071】これらの情報は、参加している全ての端末
装置1へ通信される(ステップ93)。
【0072】全ての会議参加者が登録を終了すると、議
事進行用の端末装置1は、議事の内容を各々の端末装置
1へ送付する(ステップ94、95)。
【0073】議事進行用の端末装置1以外の端末装置1
は、議事の内容を受信し、表示画面11Cに表示する
(ステップ96)。
【0074】図11は、本実施例である会議システムに
おいて、会議進行時に、各端末装置が、各参加者の入力
データを処理する処理手順を示すフローチャートであ
る。
【0075】図11のフローチャートを用いて、本実施
例である会議システムにおいて、会議進行時に、各参加
者の入力データを処理する処理手順を説明する。
【0076】本実施例の会議システムは、会議開始後、
手書き入力又は他の端末装置1からのデータの送信を待
ち(ステップ101)、イベントの種類によって、処理
する内容を決定する(ステップ102)。
【0077】手書き入力イベントの場合、連続した手書
きデータを取り込み(ステップ103)、その後、メモ
リ11Bの各個人のプライベートな手書き情報格納領域
に座標を蓄え(ステップ104)、再度イベント待ちを
行う。
【0078】データ受信イベントの場合は、データを受
信し(ステップ105)、送信元を受信データから判断
した後(ステップ106)、送信終了までデータを受信
し、送信元のIDを含めて、メモリ11Bの共有情報格
納領域に格納し(ステップ107)、送信元のIDから
共有情報の表示色を決定した後、ウィンドウ上に表示し
(ステップ108)、再度イベントを待つ。
【0079】図12は、本実施例である会議システムに
おいて、プライベート情報を共有情報として登録する処
理手順を示すフローチャートである。
【0080】図12を用いて、本実施例である会議シス
テムにおいて、プライベート情報を共有情報として登録
する処理手順を説明する。
【0081】始めに、選択ボタン44を押下した後(ス
テップ111)、ウィンドウ上の2点をペン13で指示
し(ステップ112)、その範囲内にある各個人のプラ
イベートな手書き情報を選択する(ステップ113)。
【0082】その後、共有情報への登録ボタン45を押
下することで(ステップ114)、メモリ11Bの各個
人のプライベートな手書き情報格納領域から、共有情報
格納領域に移動し(ステップ115)、登録対象端末装
置に対してデータを送信(ステップ116)し、共有情
報の表示色で画面上に表示し直す(ステップ117)。
【0083】図13は、本実施例である会議システムに
おいて、会議が終了した時点で、手書き入力情報を保存
する処理手順を示すフローチャートである。
【0084】図13を用いて、本実施例である会議シス
テムにおいて、会議が終了した時点で、手書き入力情報
を保存する処理手順を説明する。
【0085】始めに、保存ボタン46を押下した後(ス
テップ121)、保存方法を選択する(ステップ12
2)。
【0086】一括保存、または、分割保存を決定し(ス
テップ126)、一括保存の場合は、一括保存ボタン5
2を押下することにより、全ての手書き情報を共有情報
として1つのファイルに保存して処理を終了する(ステ
ップ123)。
【0087】分割保存の場合は、分割保存ボタン53を
押下し、さらに、分割保存したい参加者を選択し(ステ
ップ124)、各参加者ごととその他のデータをそれぞ
れ別のファイルに保存して終了する(ステップ12
5)。
【0088】以上、一連のフローチャートに基づいた操
作を行うことにより、手書き入力表示端末装置を用いた
会議を行うことができる。
【0089】また、会議参加者のプライベート情報およ
び共有情報の一括保存または分割保存を行うことができ
る。
【0090】さらに、本実施例は、通信手段を選択する
ことにより、一箇所に集まって行なう会議だけでなく、
遠隔地での打ち合わせや電子メールのやりとりなどにも
適用可能である。
【0091】以上、本発明を実施例に基づき具体的に説
明したが、本発明は、前記実施例に限定されるものでは
なく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更し得ること
は言うまでもない。
【0092】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
複数の相手と同時に通信が可能で、かつ、マルチウィン
ドウを表示可能な手書き入力表示端末装置を使用する手
書き入力会議システムにおいて、会議参加者が共有する
共有情報と、各個人のプライベートな手書き情報とを、
1つのウィンドウ上に区別して表示するようにしたの
で、会議の進行状況を参加者が容易に把握することが可
能となる。
【0093】また、会議参加者が共有する共有情報と、
各個人のプライベートな手書き情報とを、一括あるいは
分割して保存できるようにしたので、議事録を容易に作
成することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である手書き入力会議システ
ムを説明するための模式図である。
【図2】本発明の一実施例である手書き入力会議システ
ムに用いられる手書き入力表示端末装置の概略構成を示
すブロック図である。
【図3】本実施例の手書き入力会議システムに用いられ
る端末装置の表示画面を示す図であり、会議の開始時に
参加者の名前を登録するための表示画面を示す図であ
る。
【図4】本実施例の手書き入力会議システムに用いられ
る端末装置の表示画面を示す図であり、会議開始時の表
示画面を示す図である。
【図5】本実施例の手書き入力会議システムに用いられ
る端末装置の表示画面を示す図であり、会議の参加者
が、それぞれの発言事項あるいはプライベートなメモ情
報を、端末装置のウィンドウ上にペンを用いて手書き入
力を行っている表示画面を示す図である。
【図6】本実施例の手書き入力会議システムに用いられ
る端末装置の表示画面を示す図であり、各個人のプライ
ベートな手書き情報を共通情報として登録するために、
手書きデータをペンで選択している表示画面を示す図で
ある。
【図7】本実施例の手書き入力会議システムに用いられ
る端末装置の表示画面を示す図であり、各個人のプライ
ベートな手書き情報を共通情報として登録するために、
手書きデータの送信先を決定している表示画面を示す図
である。
【図8】本実施例の手書き入力会議システムに用いられ
る端末装置の表示画面を示す図であり、画面上に表示さ
れている情報を保存する際に、保存方法を選択している
表示画面を示す図である。
【図9】本実施例の手書き入力会議システムに用いられ
る端末装置の表示画面を示す図であり、画面上に表示さ
れている情報を保存する際に、分割保存を選択し、保存
する人を選択している表示画面を示す図である。
【図10】本実施例である会議システムを起動し、手書
き入力会議が可能になるまでの処理手順を示すフローチ
ャートである。
【図11】本実施例である会議システムにおいて、会議
進行時に、各端末装置が、各参加者の入力データを処理
する処理手順を示すフローチャートである。
【図12】本実施例である会議システムにおいて、プラ
イベート情報を共有情報として登録する処理手順を示す
フローチャートである。
【図13】本実施例である会議システムにおいて、会議
が終了した時点で、手書き入力情報を保存する処理手順
を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1手書き入力表示端末装置(端末装置)、2…通信回線
11…データ処理装置、11A…中央処理装置(CP
U)、11B…メモリ、11C…手書き入力表示画面
(表示画面)、12…ハードディスク装置、13…ペ
ン、14…通信ポート、15…キーボード。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の相手と同時に通信が可能で、か
    つ、マルチウィンドウを表示可能な手書き入力表示端末
    装置を使用する手書き入力会議システムにおいて、 各手書き入力表示端末装置が、各個人のプライベートな
    手書き情報を入力する入力手段と、該入力手段により入
    力された各個人のプライベートな手書き情報と会議参加
    者が共有する共有手書き情報とを、同時に同一ウィンド
    ウ内に表示する表示手段とを具備することを特徴とする
    手書き入力表示端末装置を使用する手書き入力会議シス
    テム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載された手書き入力会議シ
    ステムにおいて、 各手書き入力表示端末装置が、記憶手段と、同一ウィン
    ドウ内に表示された会議参加者が共有する共有手書き情
    報および各個人のプライベートな手書き情報を、前記記
    憶手段に書き込む手段とを具備することを特徴とする手
    書き入力会議システム。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載された手書き入力会議
    システムにおいて、 各手書き入力表示端末装置が、複数の記憶手段と、同一
    ウィンドウ内に表示された会議参加者が共有する共有手
    書き情報および各個人のプライベートな手書き情報を、
    前記複数の記憶手段に分割して書き込む手段とを具備す
    ることを特徴とする手書き入力会議システム。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし請求項3のいずれか1項
    に記載された手書き入力会議システムにおいて、 各手書き入力表示端末装置が、カラー表示が可能であ
    り、会議参加者が共有する共有手書き情報と各個人のプ
    ライベートな手書き情報を、会議参加者毎に指定した色
    表示する手段を具備することを特徴とする手書き入力会
    議システム。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし請求項3のいずれか1項
    に記載された手書き入力会議システムにおいて、 各手書き入力表示端末装置が、階調表示が可能であり、
    会議参加者が共有する共有手書き情報と各個人のプライ
    ベートな手書き情報を、会議参加者毎に指定した濃さで
    表示する手段を具備することを特徴とする手書き入力会
    議システム。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし請求項5のいずれか1項
    に記載された手書き入力会議システムにおいて、 各手書き入力表示端末装置が、入力手段により入力され
    た各個人のプライベート手書き情報を、他の任意の手書
    き入力表示端末装置に、会議参加者が共有する共有手書
    き情報として転送する転送手段と、入力手段により入力
    された各個人のプライベート手書き情報を会議参加者が
    共有する共有手書き情報として表示する手段とを具備す
    ることを特徴とする手書き入力会議システム。
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