JP2011166290A - 室内通信用中継装置、室内通信システム及び室内通信方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】室内において携帯情報端末と室内装置とを接続し、携帯情報端末及び室内装置をより効率的に利用するための室内通信用中継装置、室内通信システム及び室内通信方法を提供する。
【解決手段】室内に設けられた室内表示装置と、室内に持ち込まれる携帯情報端末と、の間の通信を室内で中継する室内通信中継装置が提供される。室内表示装置は、第1表示部、第1入力部及び第1処理部を有す。携帯情報端末は、第2表示部、第2入力部及び第2処理部を有す。第2処理部は、第1、第2表示部に、第1、第2入力部への入力信号にそれぞれ基づき互いに異なる第1、第2表示オブジェクトを表示させる。室内通信中継装置は、第1表示部への第1表示信号を第2処理部から第1処理部に向かって転送し、第1入力部への入力信号を第1処理部から第2処理部に向かって転送し、接続を認証する中継装置被認証部を備える。
【選択図】図1
【解決手段】室内に設けられた室内表示装置と、室内に持ち込まれる携帯情報端末と、の間の通信を室内で中継する室内通信中継装置が提供される。室内表示装置は、第1表示部、第1入力部及び第1処理部を有す。携帯情報端末は、第2表示部、第2入力部及び第2処理部を有す。第2処理部は、第1、第2表示部に、第1、第2入力部への入力信号にそれぞれ基づき互いに異なる第1、第2表示オブジェクトを表示させる。室内通信中継装置は、第1表示部への第1表示信号を第2処理部から第1処理部に向かって転送し、第1入力部への入力信号を第1処理部から第2処理部に向かって転送し、接続を認証する中継装置被認証部を備える。
【選択図】図1
Description
本発明は、室内通信用中継装置、室内通信システム及び室内通信方法に関する。
例えば、車内等の室内に、表示装置などの室内装置が設けられる。一方、車内には、携帯電話などの携帯情報端末を持ち込むことができる。携帯情報端末の機能は急速に継続的に進歩しており、携帯情報端末の機能を有効に活用することで、車内の表示装置をより効率的に利用することが期待できる。
なお、例えば、特許文献1には、車両の通信機能を利用した道路状況の撮像アップロード、ダウンロードシステムに関する技術が公開されている。しかし、この技術は、車両と車両外との通信に関するものであり、車内の表示装置と車内に持ち込まれる携帯情報端末との間の車内通信に関するものではない。
このように、車内などの室内において、携帯情報端末と、室内表示装置などの室内装置と、を接続するための技術は開発されておらず、このための特殊な技術の開発が望まれている。
本発明は、室内において携帯情報端末と室内装置とを接続し、携帯情報端末及び室内装置をより効率的に利用するための室内通信用中継装置、室内通信システム及び室内通信方法を提供する。
本発明の一態様によれば、室内に設けられた室内表示装置と、前記室内に持ち込まれる携帯情報端末と、の間の通信を前記室内で中継する室内通信中継装置であって、前記室内表示装置は、第1表示部と、第1入力部と、前記第1表示部へ第1表示信号を出力し、前記第1入力部に入力された第1入力信号が入力される第1処理部と、を有し、前記携帯情報端末は、第2表示部と、第2入力部と、前記室内の外との通信を行う通信部と、前記第1表示部へ出力される前記第1表示信号を生成し、第2表示信号を生成して前記第2表示信号を前記第2表示部に出力し、前記通信部の動作を制御し、前記第1入力信号に基づく信号及び前記第2入力部に入力された第2入力信号が入力され、前記第1処理部よりも高い処理機能を有し、前記第1表示部及び前記第2表示部に、前記第1入力信号に基づいた第1表示オブジェクトと、前記第2入力信号に基づき、前記第1表示オブジェクトとは異なる大きさ、形状、色、明るさ及び時間変化の少なくともいずれかを有する第2表示オブジェクトと、を表示させる第2処理部と、を有し、前記室内通信中継装置は、前記第1表示信号を前記第2処理部から前記第1処理部に向かって転送し、前記第1入力信号を前記第1処理部から前記第2処理部に向かって転送し、前記室内通信中継装置と前記室内表示装置との接続を認証する中継装置被認証部を備えたことを特徴とする室内通信中継装置が提供される。
本発明の別の一態様によれば、車両に設けられた車両情報入手部と、前記車両の室内に持ち込まれる携帯情報端末と、の間の通信を前記室内で中継する室内通信中継装置であって、前記車両情報入手部は、前記車両の走行制御装置に関する情報、前記車両の運転補助装置に関する情報、及び、前記車両の車体状態に関する情報の少なくともいずれかを含む車両情報を入手し、前記携帯情報端末は、表示部と、入力部と、前記室内の外との通信を行う通信部と、前記表示部と、前記入力部と、前記通信部と、を制御する処理部と、を有し、前記室内通信中継装置は、前記車両情報入手部によって入手された前記車両情報を、前記車両情報入手部から前記処理部に向かって転送し、前記室内通信中継装置と前記車両情報入手部との接続を認証する中継装置被認証部を備えたことを特徴とする室内通信中継装置が提供される。
本発明の別の一態様によれば、室内に設けられ、第1表示部と、第1入力部と、前記第1表示部へ第1表示信号を出力し、前記第1入力部に入力された第1入力信号が入力される第1処理部と、を有する室内表示装置と、前記室内に持ち込まれ、第2表示部と、第2入力部と、前記室内の外との通信を行う通信部と、前記第1表示部へ出力される前記第1表示信号を生成し、第2表示信号を生成して前記第2表示信号を前記第2表示部に出力し、前記通信部の動作を制御し、前記第1入力信号に基づく信号及び前記第2入力部に入力された第2入力信号が入力され、前記第1処理部よりも高い処理機能を有し、前記第1表示部及び前記第2表示部に、前記第1入力信号に基づいた第1表示オブジェクトと、前記第2入力信号に基づき、前記第1表示オブジェクトとは異なる大きさ、形状、色、明るさ及び時間変化の少なくともいずれかを有する第2表示オブジェクトと、を表示させる第2処理部と、を有する携帯情報端末と、前記室内表示装置と前記携帯情報端末との間の通信を前記室内で中継し、前記第1表示信号を前記第2処理部から前記第1処理部に向かって転送し、前記第1入力信号を前記第1処理部から前記第2処理部に向かって転送する室内通信中継装置と、を備えたことを特徴とする室内通信システムが提供される。
本発明の別の一態様によれば、車両に設けられ、前記車両の走行制御装置に関する情報、前記車両の運転補助装置に関する情報、及び、前記車両の車体状態に関する情報の少なくともいずれかを含む車両情報を入手する車両情報入手部と、前記車両の室内に持ち込まれ、表示部と、入力部と、前記室内の外との通信を行う通信部と、前記表示部と、前記入力部と、前記通信部と、を制御する処理部と、を有する携帯情報端末と、前記車両情報入手部と前記携帯情報端末との間の通信を前記室内で中継し、前記車両情報入手部によって入手された前記車両情報を、前記車両情報入手部から前記処理部に向かって転送する室内通信中継装置と、を備えたことを特徴とする室内通信システムが提供される。
本発明の別の一態様によれば、室内に設けられ、第1表示部と、第1入力部と、前記第1表示部へ第1表示信号を出力し、前記第1入力部に入力された第1入力信号が入力される第1処理部と、を有する室内表示装置と、前記室内に持ち込まれ、第2表示部と、第2入力部と、前記室内の外との通信を行う通信部と、前記第1表示部へ出力される前記第1表示信号を生成し、第2表示信号を生成して前記第2表示信号を前記第2表示部に出力し、前記通信部の動作を制御し、前記第1入力信号に基づく信号及び前記第2入力部に入力された第2入力信号が入力され、前記第1処理部よりも高い処理機能を有する第2処理部と、を有する携帯情報端末と、の間の通信を前記室内に設置される室内通信中継装置により中継して、前記第1入力信号を前記第1処理部から前記第2処理部に向かって転送し、前記第1表示信号を前記第2処理部から前記第1処理部に向かって転送し、前記第1表示部及び前記第2表示部に、前記第1入力信号に基づいた第1表示オブジェクトと、前記第2入力信号に基づき、前記第1表示オブジェクトとは異なる大きさ、形状、色、明るさ及び時間変化の少なくともいずれかを有する第2表示オブジェクトと、を表示することを特徴とする室内通信方法が提供される。
本発明の別の一態様によれば、車両の走行制御装置に関する情報、前記車両の運転補助装置に関する情報、及び、前記車両の車体状態に関する情報の少なくともいずれかを含む車両情報を前記車両に設けられた車両情報入手部によって入手し、前記車両の室内に持ち込まれ、表示部と、入力部と、前記室内の外との通信を行う通信部と、前記表示部と、前記入力部と、前記通信部と、を制御する処理部と、を有する携帯情報端末に、前記室内に設置される室内通信中継装置を介して、前記車両情報入手部によって入手された前記車両情報を前記車両情報入手部から前記処理部に向かって転送する室内通信方法が提供される。
本発明によれば、室内において携帯情報端末と室内装置とを接続し、携帯情報端末及び室内装置をより効率的に利用するための室内通信用中継装置、室内通信システム及び室内通信方法が提供される。
以下に、本発明の各実施の形態について図面を参照しつつ説明する。
なお、本願明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同様の要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
なお、本願明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同様の要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
(第1の実施の形態)
本発明の第1の実施形態に係る室内通信システムは、例えば、自動車などの車内で通信を行う車内通信システムに応用できる。以下では、室内が車内である場合として説明する。
本発明の第1の実施形態に係る室内通信システムは、例えば、自動車などの車内で通信を行う車内通信システムに応用できる。以下では、室内が車内である場合として説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る室内通信システムの構成を例示する模式図である。
図2は、本発明の第1の実施形態に係る室内通信システムの構成を例示する模式図である。
図2に表したように、本実施形態に係る室内通信システム10は、車内20a(室内20)に設けられる。室内通信システム10において、室内表示装置100と、携帯情報端末200と、室内通信中継装置300と、が設けられる。
図2は、本発明の第1の実施形態に係る室内通信システムの構成を例示する模式図である。
図2に表したように、本実施形態に係る室内通信システム10は、車内20a(室内20)に設けられる。室内通信システム10において、室内表示装置100と、携帯情報端末200と、室内通信中継装置300と、が設けられる。
室内表示装置100は、例えば、車内20aの運転席の前方のダッシュボード20bに格納される。本具体例では、室内表示装置100は、運転席と助手席との間のダッシュボード20bの部分に格納されている。
携帯情報端末200は、車内20a(室内20)に持ち込まれるものであり、車内20aの内部だけではなく、車内20aの外部にも持ち出せる。携帯情報端末200には、例えば、携帯電話、携帯型のパーソナルコンピュータ、携帯型のゲーム機など、携帯可能で通信機能を有する種々の電子機器を用いることができる。
室内通信中継装置300は、車内20a(室内20)に設置される。室内通信中継装置300は、室内表示装置100と携帯情報端末200との間の通信を車内20a(室内20)で中継する。本具体例では、ダッシュボード20bに、室内通信中継装置300と接続される室内通信中継装置接続部180(例えば汎用シリアルバスなどのジャック)が設けられており、室内通信中継装置300が室内通信中継装置接続部180に接続される。室内通信中継装置接続部180は、室内表示装置100と接続されており、これにより、室内通信中継装置300と室内表示装置100とが接続される。室内通信中継装置300は、室内通信中継装置接続部180から取り外すことが可能であり、車内20a(室内20)から外に持ち出すことができる。
なお、室内通信中継装置接続部180は、車内20aの任意の場所に設けることができ、例えば後部座席の周囲に設けても良い。室内通信中継装置接続部180は、室内表示装置100と離れた場所に設けることもできるが、ここではその機能の性質上、便宜的に室内通信中継装置接続部180は、室内表示装置100に含まれるものとする。
なお、室内通信中継装置接続部180は、複数の接続口を有することができ、室内通信中継装置300以外の例えばアンテナ装置や、音楽再生装置、映像再生装置、ナビゲーション用のメモリ装置などを含む任意の装置と接続されることができる。
なお、室内通信中継装置接続部180は必要に応じて設けられれば良く、省略しても良い。この場合には、例えば、室内通信中継装置300は、室内表示装置100に直接接続される。
室内通信中継装置300と室内表示装置100との通信には、有線または無線の任意の手法が適用できる。
一方、室内通信中継装置300と携帯情報端末200との通信にも、有線または無線の任意の手法が適用できる。携帯情報端末200は、車内20aにおいて、車内20aに搭乗している運転手に保持されることができる。また、助手席や後部座席に搭乗している任意の使用者に保持されていても良い。また、車内20aのダッシュボードなどに取り付けられたホルダなどによって保持されても良い。また、携帯情報端末200を保持するホルダは、フロントガラスの付近、サイドガラスの付近、リアガラスの付近、車両の屋根やピラー、座席の背もたれなどに設けても良い。室内通信中継装置300と携帯情報端末200との通信が有線により行われる場合は、このような両者の間の通信がこのようなホルダを介して実施されることができる。
図1に表したように、室内表示装置100は、室内20(例えば車内20a)に設けられる。室内表示装置100は、第1表示部110と、第1入力部120と、第1表示部110へ第1表示信号DS1を出力し、第1入力部120に入力された第1入力信号IS1が入力される第1処理部150と、を有する。なお、室内表示装置100は音声などを出力する音響出力部140をさらに有していても良い。さらに、第1処理部150は、音響出力部140に入力される音声信号AS1を制御しても良い。
第1表示部110には、例えば、液晶表示パネルや有機EL表示パネルなどの任意の表示装置を用いることができる。第1入力部120には、例えば、第1表示部110に付設されたタッチパネルや、キーボードや、任意のボタンなどを用いることができる。また、第1入力部120は、音声入力部を含むことができる。第1表示部110が入力機能を有する場合(例えばタッチパネル機能を有する場合)は、第1表示部110のうちの表示機能を有する部分が第1表示部110と見なされ、第1表示部110のうちの入力機能を有する部分が第1入力部120と見なされる。
第1処理部150は、第1表示部110に第1表示信号DS1を出力し、第1入力部120から第1入力信号IS1を受け取る機能を有していれば良く、後述する第2処理部よりも処理機能が低い半導体回路などを用いることができる。
このように、室内表示装置100は、第1表示部110と、第1入力部120と、それらと信号を送受する比較的低い処理機能の第1処理部150と、の比較的単純な構成と単純な機能と、を有する。
携帯情報端末200は、室内20(例えば車内20a)に持ち込まれる。携帯情報端末200は、第2表示部210と、第2入力部220と、室内20(車内20a)の外との通信を行う通信部230と、第2処理部150と、を有する。
第2表示部210にも、例えば、液晶表示パネルや有機EL表示パネルなどの任意の表示装置を用いることができる。第2入力部220にも、例えば、第2表示部210に付設されたタッチパネルや、キーボードや、任意のボタンなどの他、種々の速度センサ、加速度センサ、角速度センサ、角加速度センサなどを含むことができる。これにより、携帯情報端末200に機械的な力を与えて携帯情報端末200に入力を行うことができる。また、第2入力部220は、音声による入力部を含む。
通信部230は、例えば、アンテナなどを有し、携帯情報端末200の外部とのデータ通信や音声通信などを行うことができる。また、通信部230は、GPS機能を有することができる。第2処理部250は、第2処理部250と通信部230との間で通信データCS2の授受を行い、通信部230の動作を制御する。携帯情報端末200の通信部230の機能により、例えば、携帯情報端末200が持ち込まれている室内20(車内20a)の位置が特定され、また、必要な地図情報が入手される。
第2処理部250は、第1表示部110へ出力される第1表示信号DS1を生成し、第2表示信号DS2を生成して第2表示信号DS2を第2表示部210に出力する。また、第2処理部250は、通信部230の動作を制御する。さらに、第2処理部250には、第1入力信号IS1に基づく信号、及び、第2入力部220に入力された第2入力信号IS2が入力される。第2処理部250は、第1処理部150よりも高い処理機能を有する。第2処理部250には、高い処理機能を有する例えば半導体回路を有する中央演算処理装置などを用いることができる。
室内通信中継装置300は、室内表示装置100と携帯情報端末200との間の通信を室内20(車内20a)で中継する。室内通信中継装置300は、第2処理部250で生成された第1表示信号DS1を第2処理部250から第1処理部150に向かって転送する。また、室内通信中継装置300は、第1入力信号IS1を第1処理部150から第2処理部250に向かって転送する。
これにより、室内表示装置100が、第1表示部110と、第1入力部120と、それらと信号を送受する比較的低い処理機能の第1処理部150と、の比較的単純な構成と、単純な機能と、を有していても、第1処理部150よりも高い処理機能の第2処理部250によって、第1表示部110の動作と第1入力部120の動作とが制御でき、室内表示装置100が高い機能を有しているのと同等の表示及び入力機能が発揮できる。
すなわち、高処理機能の第2処理部250により、第1表示信号DS1が生成され、この第1表示信号DS1が室内通信中継装置300を介して、第1処理部150を経て第1表示部110に供給される。また、室内表示装置100の第1入力部120に入力された第1入力信号IS1が、第1処理部150を経て、室内通信中継装置300を介して高処理機能の第2処理部250に入力される。これにより、高処理機能の第2処理部250によって室内表示装置100の第1表示部110及び第1入力部120の動作が制御されることができ、室内表示装置100の第1処理部150の処理機能は低くても良い。
室内表示装置100に含まれる第1処理部150の処理機能を低く設計し、室内表示装置100の構成及び機能を単純化することで、室内表示装置100の価格を低減でき、また、故障を少なくすることができる。例えば、室内表示装置100が、自動車などの車内20aに設けられる場合には、車内20aの付属品とされる室内表示装置100には、自動車の部品と同等の高い信頼性が要求される。このとき、室内表示装置100の構成及び機能を単純化させることで、室内表示装置100において高い信頼性を確保し易くなる。
そして、自動車の使用期間(使用年数)の間に、情報機器の機能が進歩したときにおいても、室内表示装置100の機能を単純化しておき、室内表示装置100に接続される種々の装置の機能を充実させることで、進歩する情報機器の機能を室内表示装置100に容易に適用することができる。すなわち、本具体例においては、携帯情報端末200に含まれる第2処理部250の処理機能が室内表示装置100に含まれる第1処理部150の処理機能よりも高く設定され、携帯情報端末200の機能の向上を室内表示装置100に享受させる。室内表示装置100の構成と機能を単純化させることで、室内表示装置100の機能の拡張性を向上できる。
このように、本実施形態に係る室内通信システム10においては、携帯情報端末200に含まれる第2処理部250が、第1表示部110へ出力される第1表示信号DS1を生成すると共に、第2表示部210に出力される第2表示信号DS2を生成する。例えば、第1表示部110と第2表示部210とに同じ情報を表示させることができる。例えば、第1表示部110と第2表示部210とに例えば同じ地図情報などを表示させることができる。また、第1表示部110と第2表示部210とに、それぞれの表示部の特性に適合するように、互いに異なる情報を表示しても良い。このように、第2処理部250が、第1表示部110へ出力される第1表示信号DS1を生成すると共に、第2表示部210に出力される第2表示信号DS2を生成すれば、表示される内容は任意である。
そして、第2処理部250に、第1入力部120に入力された第1入力信号IS1に基づく信号、及び、第2入力部220に入力された第2入力信号IS2が入力される。
すなわち、室内20(車内20a)において、2つの表示部と2つの入力部が設けられ、これらが携帯情報端末200に含まれる第2処理部250により制御される。
なお、一般の通信システムにおいて2つのパーソナルコンピュータが互いに接続されることがある。この場合には、それぞれのパーソナルコンピュータに表示部(ディスプレイ装置)と入力部(例えばキーボードやタッチパネル)が設けられ、2つ表示部と2つの入力部が設けられる。しかしながら、この場合には、それぞれのパーソナルコンピュータに中央演算処理装置が設けられ、この中央演算処理装置のそれぞれが、それぞれの表示部に表示信号を供給し、また、入力部からの入力信号を受け取る。
これに対して、本実施形態に係る室内通信システム10においては、室内20(車内20a)において、2つの表示部と2つの入力部が設けられ、携帯情報端末200に含まれる第2処理部250が、それぞれの表示部に表示信号を供給し、また、入力部からの入力信号を受け取る。これにより、室内表示装置100に含まれる第1処理部150の処理機能を低く設計でき、高信頼性と、高拡張性と、低価格化と、を実現している。
本実施形態に係る室内通信システム10においては、例えば、第1入力部120と第2入力部220とに固有の識別情報が付与される。これにより、第1入力部120から入力された情報と、第2入力部220から入力された情報と、が、互いに区別される。
そして、第2処理部250は、第1表示部110及び第2表示部210に、第1入力信号IS1に基づいた第1表示オブジェクトDO1と、第2入力信号に基づいた第2表示オブジェクトDO2と、を表示させる。そして、第2表示オブジェクトDO2は、第1表示オブジェクトDO1とは異なる大きさ、形状、色、明るさ及び時間変化の少なくともいずれかを有する。ここで、時間変化とは、表示オブジェクトの大きさ、形状、色及び明るさに関する時間変化(例えば点滅などを含む)を含む。
例えば、第1表示部110と第2表示部210とに地図情報を表示するときに、第1表示部110と第2表示部210とに、実質的に同等の画像を表示させることができる。ここで、実質的に同等とは、第1表示部110と第2表示部210とで、表示された地図情報の拡大・縮小率が互いに異なる、地図情報のうちで表示されている部分が互いに異なる、色や明るさなどが互いに異なる場合も含んでも良いことを意味している。
そして、第1表示部110及び第2表示部210に地図情報が表示されているときに、例えば、第1表示部110のタッチパネル(第1入力部120)の所望の位置をタップして入力すると、その位置に第1表示オブジェクトDO1が表示される。また、第2表示部210のタッチパネル(第2入力部220)の所望の位置をタップして入力すると、その位置に第2表示オブジェクトDO2が表示される。このとき、第1表示オブジェクトDO1と第2表示オブジェクトDO2とで、形状、色、明るさ及び時間変化の少なくともいずれかを変更することで、第1表示部110及び第2表示部210に表示された第1表示オブジェクトDO1と第2表示オブジェクトDO2とが、第1入力部120及び第2入力部220のどちらから入力された情報かを容易に認識できる。なお、例えば、複数の入力部のそれぞれから情報が入力される際に、その入力に伴って、室内表示装置100に付属される音響出力部140から音を発生させても良く、情報が入力されたことが音によっても確認できる。この時の音の特性は任意に設定できる。
このように、例えば、地図などのコンテンツを携帯情報端末200の第2表示部210に表示し、それと同じ表示を室内表示装置100の第1表示部110に表示する。そして、携帯情報端末200によって地図上の地点にマーキングする操作表示(第2表示オブジェクトDO2)と、室内表示装置100によって地図上の地点にマーキングする操作表示(第1表示オブジェクトDO1)と、が区別されることで、操作する使用者の意志を表現できる。
例えば、自動車の後部座席の使用者が保持している携帯情報端末200の第2表示部210が地図情報を表示しており、それと同じ地図情報を、室内表示装置100に表示させることで、後部座席の使用者と運転手とで同じ表示内容(地図情報)を共有できる。そして、後部座席の使用者が携帯情報端末200の第2入力部220を例えばタップすることで、携帯情報端末200を操作して、地図情報上の所望の位置を指定する。これにより、例えば、地図情報上のその位置に、例えば赤色のマーキングが表示される。一方、運転手は、室内表示装置100の第1入力部120を例えばタップして、それとは異なる位置を指定する。これにより、地図情報のその位置に、例えば青色のマーキングが表示される。 このように、複数の使用者が、同じ情報を共有しながら、それぞれの使用者の意志を互いに異なる表示で表現でき、実用上非常に便利になる。
本実施形態に係る室内通信システム10においては、複数の表示部と複数の入力部が設けられ、複数の使用者によって、同じ画像が共有され得る。このとき、複数の入力部から入力された情報が区別されずに表示された場合には、複数の使用者のうちの誰から入力されたものであるかが分からないので不便なことがある。
本実施形態においては、複数の入力部のそれぞれから入力された情報を互いに区別でき得る表示オブジェクトで表示することで、複数の使用者のうちの誰から入力されたものかを区別でき、より便利になる。
なお、一般に、1つの中央演算処理装置により、2つの表示装置(例えばディスプレイ)と、2つの入力部(例えばキーボードやタッチパネル)と、を制御するシステムが考えられるが、2つの入力部から入力された情報は互いに区別されずに、表示装置に表示される。このように、同じ表示内容を共有しつつ、2つの入力部(第1入力部120及び第2入力部220)から入力された情報を区別して表示するシステムは、従来提案されていない。
これに対し、本実施形態においては、2つの入力部(第1入力部120及び第2入力部220)から入力された情報を区別して表示する構成を採用することで、携帯情報端末200を操作する使用者と、室内表示装置100を操作する使用者と、で、それぞれの意志を確認し合いながら情報交換することが可能になる。
なお、第1入力部120からの入力及び第2入力部220からの入力は、タッチパネルなどによる入力の他、キーボードなどによる文字などの入力の他、カーソルの移動なども含み、任意である。
本実施形態において、室内通信中継装置300には、第1入力部120及び第2入力部220の少なくともいずれかから情報が入力されたことを検出する機能を設けても良い。これにより、例えば第1入力部120や第2入力部220から情報が入力されたことが検出できる。
これにより、例えば色や点滅などの固有の表示状態を有するカーソルが表示され、使用者に次の入力を促すことができる。この表示は、現在入力されている入力部(第1入力部120または第2入力部220)に表示されることができる。また、この表示は、現在入力されていない方の入力部にも表示されても良い。さらに、入力ごとに音を発生させても良い。
これにより、使用者は、既に入力した文字などの入力が完了し、次の文字を入力できる状態であることが分かり、迅速な入力が可能になり、使いやすくなる。
このように、本実施形態において、例えば、複数の入力部のそれぞれから情報が入力される際に、その入力に伴って、室内表示装置100に付属される音響出力部140から音を発生させても良い。この時、複数の入力部により、発生する音の特性を互いに異ならせることで、複数の使用者のうちの誰から入力されものかを区別でき、より便利になる。例えば、携帯情報端末200の第2入力部220から入力されるとき(例えばタップするとき)のクリック音と、室内表示装置100の第1入力部120から入力されるとき(例えばタップするとき)のクリック音と、を互いに変える。例えば、音の高さ、音色、音の連なり(メロディ)の少なくともいずれかを変更する。これにより、さらに使い易くなる。
本実施形態に係る室内通信システム10において、室内20(車内20a)に室内通信中継装置300が設置され、室内20に携帯情報端末200が持ち込まれたときに、例えば、携帯情報端末200が発信する電波を室内通信中継装置300が受信して、携帯情報端末200が室内20に持ち込まれたことが認識されることができる。また、携帯情報端末200が室内通信中継装置300に有線で接続されたときにも、携帯情報端末200が室内通信中継装置300に接続されたことが認識される。
そして、例えば、携帯情報端末200の第2表示部210及び室内表示装置100の第1表示部110の少なくともいずれかに、携帯情報端末200が接続可能になったことを知らせる表示を行うことができる。このとき、例えば、第1入力部120及び第2入力部220の少なくともいずれかから、室内通信中継装置300を介した携帯情報端末200と室内表示装置100との通信を開始するこることを許可する信号を入力しても良い。
なお、室内20に複数の携帯情報端末200が持ち込まれたときに、複数の携帯情報端末200のうちのいずれに図1に関して説明した室内表示装置100の制御の動作(第1表示信号DS1の生成等)を実施させるかを選択する動作を実施しても良い。すなわち、複数の携帯情報端末どうしの間に優先度を設定し、優先とされた携帯情報端末200に、室内表示装置100を制御させる。
なお、複数の携帯情報端末200を使用する場合、複数の携帯情報端末200のそれぞれの入力部からの入力内容を、互いに区別できる表示オブジェクトにより表示しても良い。すなわち、複数の携帯情報端末のそれぞれの表示オブジェクトの大きさ、形状、色、明るさ及び時間変化の少なくともいずれかを変更することができる。
また、室内20に複数の携帯情報端末200が持ち込まれたときに、複数の携帯情報端末200のうちの1つによって、図1に関して説明した室内表示装置100の制御の動作(第1表示信号DS1の生成等)を実施させ、他の1つから出力される音声信号を、室内通信中継装置300を介して、室内表示装置100に設けられる音響出力部140に、音声信号AS1として入力しても良い。これにより、複数の携帯情報端末200のうちの1つによって、室内表示装置100の第1表示部110の表示が制御されつつ、他の1つの携帯情報端末に保存されている音楽ソフトを、室内表示装置100の音響出力部140によって再生することもできる。
なお、本実施形態に係る室内通信システムが、自動車等の車内の通信に用いられる場合、室内表示装置100は、主に運転手が操作することになる。従って、自動車等が走行中である運転中に室内表示装置100の第1入力部120からの入力機能を停止する機能を設けても良い。この制御機能は、室内表示装置100に設けても良い。また、この制御機能は、携帯情報端末200に設けても良い。この場合には、例えば、自動車等に設けられる車速検出器からの出力を、例えば、室内通信中継装置300を介して、携帯情報端末200に入力し、携帯情報端末200から第1入力部120の入力機能の停止を制御する。また、例えば、第1表示部110の第1入力部120における入力機能が停止されていることを表示しても良い。
このような室内通信システム10において、安全な動作を確保するために、室内通信中継装置300は、室内通信中継装置300と室内表示装置100との接続を認証する中継装置被認証部310bを備えることができる。
中継装置被認証部310bは、例えば、室内通信中継装置300と室内表示装置100との間の接続を許可または遮断するために用いられる。これにより、高い信頼性が要求される車内20aに設けられる室内表示装置100に、不適性で不安全な室内通信中継装置300が接続されることを抑制でき、高い信頼性の室内表示装置100の動作を確保できる。
例えば、中継装置被認証部310bは、例えば中継装置記憶部を有する。中継装置記憶部は、例えば、アクセス制限が設けられた保護記憶領域を有し、この保護記憶領域に、暗号化され予め定められた暗号化認証鍵に関するデータが格納される。
一方、室内表示装置100は、室内表示認証部160aを有することができる。室内表示認証部160aは、例えば、認証機器記憶部と、認証機器制御部と、認証機器演算部と、を有することができる。認証機器記憶部は、例えば、予め定められた復号対象のデータである暗号化符帳と、暗号化符帳を正規の認証鍵によって復号したときに得られるデータである正解符帳と、を格納する。認証機器制御部は、認証機器記憶部から暗号化認証鍵を読みだし、復号して認証鍵を得る。認証機器演算部は、認証鍵により暗号化符帳を復号して得られる復号化符帳と正解符帳とが一致するときに認証対象機器(この例では、室内通信中継装置300)との協働動作を許可する。
このように、室内通信中継装置300に、室内通信中継装置300と室内表示装置100との接続を認証する中継装置被認証部310bを設け、室内表示装置100に、室内表示認証部160aを設けることで、室内表示装置100に、不適正で不安全な室内通信中継装置300が接続されることを抑制でき、高い信頼性の室内表示装置100の動作を確保できる。
なお、室内表示認証部160aは、室内表示装置100の本体の内部に設けられても良く、便宜的に室内表示装置100に含まれると見なされる室内通信中継装置接続部180に設けても良い。
また、室内通信システム10の安全な動作をさらに確保するために、室内通信中継装置300は、携帯情報端末200と室内通信中継装置300との接続を認証する中継装置認証部310aをさらに備えることができる。
中継装置認証部310aは、例えば、認証機器記憶部と、認証機器制御部と、認証機器演算部と、を有することができる。認証機器記憶部は、例えば、予め定められた復号対象のデータである暗号化符帳と、暗号化符帳を正規の認証鍵によって復号したときに得られるデータである正解符帳と、を格納する。認証機器制御部は、認証機器記憶部から暗号化認証鍵を読みだし、復号して認証鍵を得る。認証機器演算部は、認証鍵により暗号化符帳を復号して得られる復号化符帳と正解符帳とが一致するときに認証対象機器(この例では、携帯情報端末200)との協働動作を許可する。
そして、携帯情報端末200は、携帯情報端末200と室内通信中継装置300との接続を認証する携帯情報端末被認証部260bを有する。
携帯情報端末被認証部260bは、例えば、携帯情報端末200と室内通信中継装置300との間の接続を許可または遮断するために用いられる。これにより、高い信頼性が要求される車内20aに設けられる室内表示装置100に、不適性で不安全な携帯情報端末200が接続されることを抑制でき、高い信頼性の室内表示装置100の動作を確保できる。
例えば、携帯情報端末被認証部260bは、例えば携帯情報端末記憶部を有する。携帯情報端末記憶部は、アクセス制限が設けられた保護記憶領域を有し、この保護記憶領域に、暗号化され予め定められた暗号化認証鍵に関するデータが格納される。
このように、携帯情報端末200に、携帯情報端末200と室内通信中継装置300との接続を認証する携帯情報端末被認証部260bを設け、室内通信中継装置300に、中継装置認証部310aを設けることで、室内通信中継装置300を介して室内表示装置100に、異なるメーカの種々の携帯情報端末200や最新の携帯情報端末200を安全に接続できる。これにより、高い信頼性の室内表示装置100の動作を確保できる。
このように、本実施形態に係る室内通信中継装置300は、室内20に設けられた室内表示装置100と、室内20に持ち込まれる携帯情報端末100と、の間の通信を中継し、室内20に設置される。室内表示装置100は、第1表示部110と、第1入力部120と、第1表示部110へ第1表示信号DS1を出力し、第1入力部120に入力された第1入力信号IS1が入力される第1処理部150と、を有する。携帯情報端末200は、第2表示部210と、第2入力部220と、室内20の外との通信を行う通信部230と、第2処理部250と、を有する。第2処理部250は、第1表示部110へ出力される第1表示信号DS1を生成し、第2表示信号DS2を生成して第2表示信号DS2を第2表示部220に出力し、通信部230の動作を制御し、第1入力信号DS1に基づく信号及び第2入力部220に入力された第2入力信号IS2が入力され、第1処理部150よりも高い処理機能を有する。第2処理部250は、第1表示部110及び第2表示部210に、第1入力信号にIS1に基づいた第1表示オブジェクトDO1と、第2入力信号IS2に基づき、第1表示オブジェクトDO1とは異なる大きさ、形状、色、明るさ及び時間変化の少なくともいずれかを有する第2表示オブジェクトDO2と、を表示させる。 室内通信中継装置300は、第1表示信号DS1を第2処理部250から第1処理部150に向かって転送し、第1入力信号IS1を第1処理部150から第2処理部250に向かって転送し、室内通信中継装置300と室内表示装置100との接続を認証する中継装置被認証部310bを備える。
本実施形態に係る室内通信システム10において、携帯情報端末200の仕様は任意である。携帯情報端末200は、例えば通信キャリアごとに異なる通信システムが適用されても良く、また、性能の進化に伴って、種々の仕様を有していても良い。このとき、室内通信中継装置300は、種々の仕様を有する携帯情報端末200の接続仕様に適合させることで、任意の携帯情報端末200と室内表示装置100との接続を実現できる。
例えば車内20aに設けられる室内表示装置100を、進化する携帯情報端末200の仕様に追従させて適合させるのは実用的に非常に困難である。このとき、携帯情報端末200の種々の仕様に適合可能な室内通信中継装置300を介して、携帯情報端末200と室内表示装置100とを接続することで、任意の携帯情報端末200を室内表示装置100に接続できる。
室内通信中継装置300が、携帯情報端末200の複数の仕様に適合するようにしても良く、また、1つの室内通信中継装置300が、1つの携帯情報端末200の仕様に適合するようにしても良い。後者の場合は、携帯情報端末200の所用者が、その携帯情報端末200に適合する室内通信中継装置300を車内20aに持ち込むことで、その携帯情報端末200と室内表示装置100とを接続できる。また、室内通信中継装置300内に設けられる記憶装置に、例えば、携帯情報端末200ごとに異なる仕様のソフトウエアを格納することで、例えば、携帯情報端末200のバージョンアップに室内通信中継装置300を連動させることができる。
このように、本実施形態に係る室内通信システム10及び室内通信中継装置300によれば、携帯情報端末200のそれぞれに固有の接続仕様を室内通信中継装置300で吸収できる。これにより、携帯情報端末200に対応する室内通信中継装置300を用意すれば、例えば、室内20(車内20a)に設けられる室内表示装置100の接続仕様が、使用したい携帯情報端末200の接続仕様に対応していなくても携帯情報端末200と室内表示装置100との接続が可能になり、便利になる。すなわち、室内表示装置100が室内通信中継装置300に対応していれば、室内通信中継装置300を介して任意の携帯情報端末200と室内表示装置100とを接続できる。
また、携帯情報端末200の機能が進化し、高速な無線デバイスや有線デバイスとの接続がサポートされる場合も、そのデバイスをサポートした仕様の室内通信中継装置300を用意すれば、室内20(車内20a)に設けられる室内表示装置100と、携帯情報端末200に接続されたそのデバイスと、を接続することができる。このとき、そのデバイスに対応した室内通信中継装置300を開発するだけで良く(場合によっては、室内通信中継装置300のソフトウエアのバージョンアップだけで良く)、短い開発期間で、新しいデバイスを実用化することができる。
これにより、自動車などの車内20aに搭載される室内表示装置100の機能を携帯情報端末200及びそれに接続される種々の機器の進化に実質的に追従させることができる。また、例えば、自動車メーカや自動車の車種によって情報の入出力の仕様が異なる場合においても、室内通信中継装置300によって接続仕様の変換を行うことができ、任意の携帯情報端末200と、例えば自動車等に設けられる任意の室内表示装置100と、を接続できる。
図3は、本発明の第1の実施形態に係る室内通信システムの動作を例示するフローチャート図である。
図3に例示したように、携帯情報端末200が無線または有線によって室内通信中継装置300と接続され、例えば上記のような認証を行い、携帯情報端末200と室内通信中継装置300との通信が開始する(ステップS111)。例えば、室内表示装置100に携帯情報端末200を示すアイコンが表示され、使用者(例えば運転手)が、携帯情報端末200を選択すると、その携帯情報端末200による室内表示装置100の制御が開始される。
図3に例示したように、携帯情報端末200が無線または有線によって室内通信中継装置300と接続され、例えば上記のような認証を行い、携帯情報端末200と室内通信中継装置300との通信が開始する(ステップS111)。例えば、室内表示装置100に携帯情報端末200を示すアイコンが表示され、使用者(例えば運転手)が、携帯情報端末200を選択すると、その携帯情報端末200による室内表示装置100の制御が開始される。
このとき、携帯情報端末200の表示方向が固定される(ステップS112)。
すなわち、一般に、携帯情報端末200の第2表示部210の画面は正方形ではなく、長辺と短辺とを有する長方形である。携帯情報端末200は使用者の手に保持された状態で使用されることが多いため、携帯情報端末200の本体の向き(例えば重力の方向を基準にした向き)に従って第2表示部210の表示内容の上下方向と左右方向とを変更することが行われる。
すなわち、一般に、携帯情報端末200の第2表示部210の画面は正方形ではなく、長辺と短辺とを有する長方形である。携帯情報端末200は使用者の手に保持された状態で使用されることが多いため、携帯情報端末200の本体の向き(例えば重力の方向を基準にした向き)に従って第2表示部210の表示内容の上下方向と左右方向とを変更することが行われる。
これに対し、室内表示装置100の第1表示部110は、一般に使用者から見て横方向が長い長方形であることが多い。このため、携帯情報端末200によって、室内通信中継装置300を介して、室内表示装置100の第1表示部110に情報を表示する際には、第1表示部110の画面の方向に適合するように第2表示部210に表示させる情報の方向を固定させる。
すなわち、横長である第1表示部110に合わせて、第2表示部210を横長方向状態で見たときに表示された内容が正常に見えるように、第2表示部210の表示方向を固定させる。
これにより、携帯情報端末200の保持状態が変化したときにも、第2表示部210及び第1表示部110の表示方向が見易い方向に固定されるため、使い易くなる。
なお、例えば、室内通信中継装置300からの信号によって、携帯情報端末200の上記の動作(表示方向の固定)が制御されても良く、また、携帯情報端末200が室内通信中継装置300と接続されたことを携帯情報端末200が認識し、携帯情報端末200が第2表示部210の表示を固定しても良い。
図4は、本発明の第1の実施形態に係る室内通信システムの動作を例示する模式図である。
すなわち、図4(a)は、携帯情報端末200の動作の例を示し、図4(b)は、室内表示装置100の動作の例を示している。
図5は、本発明の第1の実施形態に係る室内通信システムの動作を例示するフローチャート図である。
本具体例は、携帯情報端末200と室内表示装置100のそれぞれに適切な入力方法を適用した動作が行われる例である。
すなわち、図4(a)は、携帯情報端末200の動作の例を示し、図4(b)は、室内表示装置100の動作の例を示している。
図5は、本発明の第1の実施形態に係る室内通信システムの動作を例示するフローチャート図である。
本具体例は、携帯情報端末200と室内表示装置100のそれぞれに適切な入力方法を適用した動作が行われる例である。
図4(a)に表したように、携帯情報端末200の第2入力部220は、例えば、第2表示部210に積層されたタッチパネル221等と、例えば、第2表示部210の周囲に設けられた操作ボタン222等と、を有することができる。なお、第2入力部220は、さらに、例えば携帯情報端末200に内蔵された加速度センサなどによって携帯情報端末200の本体に与えられる力によって、表示画面内容の切り替えなどの処理命令などを入力することができる。このように、携帯情報端末200の第2入力部220は、種々の構成及び種々の方式を含むことができる。このような第2入力部220により入力された文字情報210aなどが、第2表示部210の画面上に表示される。
図4(b)に表したように、例えば車内20aなどに設けられる室内表示装置100の第1入力部120には、例えば第1表示部110に積層されたタッチパネル121などが用いられる。室内表示装置100は、運転手が操作することなどを考慮して、単純な構成及び方式が適用されることが多い。そして、単純な入力方式が適用された第1入力部120によって入力された文字情報110aなどが第1表示部110に表示される。
このとき、例えば、携帯情報端末200の第2入力部220の入力方式と同じ入力方式を、室内表示装置100の第1入力部120に適用すると使い難いことが多い。
これに対し、図4(a)及び(b)に例示したように、本実施形態に係る室内通信システム10においては、携帯情報端末200と室内表示装置100のそれぞれに適切な入力方法が適用される。
すなわち、本実施形態に係る室内通信システムにおいては、既に説明したように、例えば地図情報などの同じ情報を第1表示部110及び第2表示部210に表示する機能の他に、例えば、目的地などの名称を入力するときなどの文字入力動作の際には、第1表示部110と第2表示部210とに互いに異なる画像が表示される。異なる画像に基づいて、そして、第1入力部120及び第2入力部220のそれぞれに適切な方式で文字情報などの入力が行われる。これにより、携帯情報端末200及び室内表示装置100のそれぞれで効率的な文字入力動作が可能となる。
例えば、図5に表したように、使用者が第1入力部120及び第2入力部220の少なくともいずれかを操作する(ステップS121)。例えば、使用者が、第1入力部120であるタッチパネル121の入力フィールドの所望の位置をタップする。また、使用者が、第2入力部220であるタッチパネル221の入力フィールドの所望の位置をタップする。
そして、図5に表したように、操作された入力部が室内表示装置100側の第1入力部120であるかどうかを判定する(ステップS122)。なお、操作された入力部が携帯情報端末200側の第2入力部220であるかどうかを判定しても良い。操作された入力部が室内表示装置100側の第1入力部120である場合は、室内表示装置100の第1表示部110に、例えば図4(b)に例示した室内表示装置用入力画面を表示する(ステップS123)。そうでない場合は(操作された入力部が携帯情報端末200側の第2入力部220である場合)は、携帯情報端末200の第2表示部210に、例えば図4(a)に例示した携帯情報端末用入力画面を表示する(ステップS124)。そして、使用者が、第1入力部120及び第2入力部220の少なくともいずれかから入力操作を行う(ステップS125)。その後、入力の操作が終了したら、元の画面に戻す(ステップS126)。
このようにして、異なる画像を用いて、第1入力部120及び第2入力部220のそれぞれに適切な方式で文字情報などの入力が行われる。
上記のステップS122〜S126は、例えば、室内通信中継装置300及び携帯情報端末200の少なくともいずれかによって実施されることができる。
なお、上記のステップS125において、例えば第1入力部120からの入力操作が行われている間は、第2入力部220からの入力操作を禁止する動作を行っても良い。また、例えば第2入力部220からの入力操作が行われている間は、第1入力部120からの入力操作を禁止する動作を行っても良い。
上記において、携帯情報端末200が室内通信中継装置300と接続されたときに、携帯情報端末200が有している文字入力ソフトウエアを、室内20(車内20a)で使用するときにより適した文字入力ソフトウエアに入れ替えて使用することもできる。例えば室内表示装置100に対してより適合する文字入力ソフトウエアが、室内表示装置100から、室内通信中継装置300を介して携帯情報端末200に供給される。また、室内通信中継装置300がこの室内表示装置100に対してより適合する文字入力ソフトウエアを有しており、このソフトウエアが室内通信中継装置300から携帯情報端末200に供給される。
さらに、携帯情報端末200が室内通信中継装置300に接続されたときに、携帯情報端末200に格納されている種々のデータの例えばフォルダの一覧を、室内表示装置100の第1表示部110に表示させることができる。そして、例えば、室内表示装置100の第1表示部110に積層された第1入力部120から、表示されたフォルダのなかから所望のフォルダを選択し、例えば、所望の地図情報を表示させ、また、所望の音楽などを再生することができる。
このように、携帯情報端末200に格納されている種々のデータを、第1入力部120から選択する機能を付与することで、その車両を携帯情報端末200ごとに、カスタマイズすることができる。例えば、車両を複数の使用者によって共同で利用する場合などに、複数の使用者のそれぞれが携帯情報端末を所有し、その携帯情報端末を利用して上記の動作を実施することで、非常に便利になる。
また、例えば、携帯情報端末200が室内通信中継装置300に接続されたときに、携帯情報端末200の固有の識別番号を認識し、その携帯情報端末200を室内20(車内20a)に持ち込んだ使用者を特定することができる。携帯情報端末200の所有者である使用者を認識することで、例えば、その使用者に適した座席の位置や背もたれの角度、種々のミラーの位置などを調整することができる。また、その使用者が好む音楽を再生し、好む放送を受信することでもきる。例えば、携帯情報端末200の予め定められた特定のデータエリアに格納されている例えばID3タグ情報(ジャンルなど)を検出し、これを評価することで、携帯情報端末200の所有者の好む音楽を再生することができる。
また、携帯情報端末200の所有者である使用者を特定して、例えば、その使用者が車両を運転しているときの車両の運転状況などの種々のデータを蓄積し、この使用者に適合した車両の制御や、車両の操作に関する支援を行うこともできる。
なお、室内通信中継装置300は、例えばマイクロフォンなどの音声入力装置やスピーカ等の音声出力装置を含んでも良い。例えば、室内通信中継装置300に音声入力装置を設けることで、室内20(車内20a)の使用者が音声入力を行い、ハンズフリーの種々の操作を実施することもできる。
音声入力の機能は継続的に進歩しており、車両などに設けられる室内表示装置100をこの進歩に追従させることは実用上困難である。これに対し、例えば、室内20から外に持ち出すことが可能な室内通信中継装置300に音声入力機能を持たすことで、室内通信中継装置300の音声入力機能は容易にバージョンアップすることができる。
なお、室内通信中継装置300に、例えばマイクロフォンなどの音声入力装置を設ける場合、室内通信中継装置300における音声入力装置の指向性の方向が変更できるように設計できる。例えば、室内通信中継装置300の、ダッシュボード20bなどに設けられる室内通信中継装置接続部180に接続される部分に対して、室内通信中継装置300の音声入装置の位置が例えば回転可能とされる。これにより、室内20の所望の位置にいる使用者の音声が効果的に入力される。
(第2の実施の形態)
図6は、本発明の第2の実施形態に係る室内通信システムの構成を例示する模式図である。
図6に表したように、本実施形態に係る室内通信システム11は、車内20aで用いられる。室内通信システム11は、車両に設けられた車両情報入手部400をさらに備える。車両情報入手部400は、車両に関する車両情報を入手する。車両情報入手部400が設けられる場所は、車両に搭乗する人のための室内に限らず、車両の車体内の任意の場所で良く、例えばエンジン格納部や荷物室(トランク)なども含む。
図6は、本発明の第2の実施形態に係る室内通信システムの構成を例示する模式図である。
図6に表したように、本実施形態に係る室内通信システム11は、車内20aで用いられる。室内通信システム11は、車両に設けられた車両情報入手部400をさらに備える。車両情報入手部400は、車両に関する車両情報を入手する。車両情報入手部400が設けられる場所は、車両に搭乗する人のための室内に限らず、車両の車体内の任意の場所で良く、例えばエンジン格納部や荷物室(トランク)なども含む。
車両情報は、その車両の走行制御装置に関する情報、車両の運転補助装置に関する情報、及び、車両の車体状態に関する情報の少なくともいずれかを含む。
車両の走行制御装置に関する情報は、例えば、車両の速度、車両の速度の変化(車両の加速及び減速の少なくともいずれを含む)、車両の重量(例えば車両に搭乗する人及び積載する荷物などの重量を含んでも良い)、車両の動力(エンジン及びモータなど)の状態、車両の燃料の状態、車両のバッテリーの状態、及び、車両の操舵装置(ハンドル)の状態、及び、車両のブレーキの状態の少なくともいずれかを含む。
上記の各走行制御装置の状態とは、その装置自身の状態の他に、車両を操作する運転手による走行制御装置の操作状態(使用状態)なども含む。なお、車両の速度、車両の速度の変化及び車両の重力は、走行制御装置全体の特性と見なすことができるため、便宜的に走行制御装置の状態と見なすことにする。
車両の運転補助装置に関する情報は、例えば、車両の種々のランプの状態、車両のミラーの状態、車両のシートの状態、車両のワイパーの状態、及び、車両の空調機(エアコンディショナ)の状態の少なくともいずれかを含む。上記の各運転補助装置の状態とは、その装置自身の状態の他に、運転手による運転補助装置の操作状態(使用状態)なども含む。
車両の車体状態に関する情報は、例えば、車両のドアの開閉状態、及び、車両の荷物室(トランク)の扉の状態の少なくともいずれかを含む。
このように、車両情報は、車両に固有な情報である。
このように、車両情報は、車両に固有な情報である。
車両情報入手部400は、室内通信システム11が搭載される車両に関する上記の車両情報を入手する。車両情報入手部400は、これら種々の車両情報を計測する測定部からこれらの車両情報を入手し、必要に応じて車両情報入手部400の記憶装置に格納する。
このような車両情報を入手して利用することにより、車両のより有効な使用が可能となる。例えば、省エネルギー化などの車両のより適正な運転操作のために、車両情報は有効に活用され得る。また、特にタクシーや貨物自動車等の営業用の車両において車両のより適正な運転を管理する上でも、車両情報は有効に活用され得る。
車両情報入手部400から車両情報を入手する際に、車両情報入手部400の接続仕様や車両情報の出力形式などが、自動車メーカや車種ごとに異なっていると使い難く、車両情報の活用による運転操作の適正化の実用化の妨げになり易い。
本実施形態に係る室内通信中継装置300は、車両情報入手部400と携帯情報端末200との間の通信を室内20で中継する。なお、この場合の通信の範囲は、車両内であれば良く、車両に搭乗する人のための室内に限らない。例えば、車両情報入手部400がエンジン格納部に設けられる場合には、エンジン格納部も含めた車内の範囲内における、車両情報入手部400と携帯情報端末200との間の通信を室内通信中継装置300は中継する。
車両情報入手部400は、車両に設けられ、車両の走行制御装置に関する情報、車両の運転補助装置に関する情報、及び、車両の車体状態に関する情報の少なくともいずれかを含む車両情報を入手する。
車両情報入手部400は、車両に設けられ、車両の走行制御装置に関する情報、車両の運転補助装置に関する情報、及び、車両の車体状態に関する情報の少なくともいずれかを含む車両情報を入手する。
携帯情報端末200は、上記の車両の室内20に持ち込まれる。携帯情報端末200は、表示部(第2表示部210)と、入力部(第2入力部220)と、室内の外との通信を行う通信部230と、表示部と入力部と通信部とを制御する処理部(第2処理部250)と、を有する。
室内通信中継装置300は、上記の室内20(車内20a)に設置される。室内通信中継装置300は、車両情報入手部400によって入手された車両情報を、車両情報入手部400から処理部(第2処理部250)に向かって転送する。
これにより、自動車メーカや車種ごとに異なった仕様の車両情報を、任意の携帯情報端末200に転送できる。これにより、携帯情報端末200の使用者は、自動車メーカや車種の違いによる車両情報の仕様の差異を意識せずに、車両情報を利用した種々のアプリケーションソフトを使用できる。また、このようなアプリケーションソフトの開発の際にも、車両情報の仕様の差を実質に考慮しなくて良くなるので開発期間を短縮でき開発費を抑制できる。
そして、室内通信中継装置300は、室内通信中継装置300と車両情報入手部400との接続を認証する中継装置被認証部310bを備えることができる。中継装置被認証部310bは、既に説明したのと同様の構成を有することができる。
また、車両情報入手部400は、車両情報認証部460aを有することができる。車両情報認証部460aは、既に説明した室内表示装置100の室内表示認証部160aと同様の構成を有することができる。
このように、室内通信中継装置300に中継装置被認証部310bを設け、車両情報入手部400に車両情報認証部460aを設けることで、車両情報入手部400に、不適正で不安全な室内通信中継装置300が接続されることを抑制でき、高い信頼性の車両情報入手部400の動作を確保できる。
また、このような室内通信システム10の安全な動作を確保するために、室内通信中継装置300は、携帯情報端末200と室内通信中継装置300との接続を認証する中継装置認証部310aをさらに備え、携帯情報端末200は、携帯情報端末200と室内通信中継装置300との接続を認証する携帯情報端末被認証部260bをさらに備えることができる。これらの構成に関しては既に説明したのと同じ構成を適用できる。
なお、本実施形態においても、室内通信中継装置300は、室内20(車内20a)に設けられる室内表示装置100の室内通信中継装置接続部180に接続され、室内通信中継装置300と車両情報入手部400との通信が実施される。なお、本実施形態においては、室内表示装置100は必要に応じて設けられれば良く、室内通信中継装置接続部180は、車内20aの任意の場所に設けることができる。
このように、本実施形態に係る室内通信中継装置300は、車両に設けられた車両情報入手部400と、車両の室内20に持ち込まれる携帯情報端末200と、の間の通信を中継し、室内20に設置される。車両情報入手部400は、車両の走行制御装置に関する情報、車両の運転補助装置に関する情報、及び、車両の車体状態に関する情報の少なくともいずれかを含む車両情報を入手する。携帯情報端末200は、表示部と、入力部と、室内の外との通信を行う通信部と、表示部と、入力部と、通信部と、を制御する処理部150と、を有する。室内通信中継装置300は、車両情報入手部400によって入手された車両情報を、車両情報入手部400から処理部に向かって転送し、室内通信中継装置300と車両情報入手部400との接続を認証する中継装置被認証部310bを備える。
なお、本実施形態においては、室内表示装置100は必要に応じて設けられれば良い。室内表示装置100が設けられず、車内20aに室内通信中継装置接続部180が設けられ、この室内通信中継装置接続部180によって、車両情報入手部400と室内通信中継装置300とが接続される場合には、室内通信中継装置接続部180を車両情報入手部400の一部と見なすことができる。
この場合に、車両情報認証部460aは、車両情報入手部400の本体の内部に設けても良く、便宜的に車両情報入手部400に含まれるもの見なされる室内通信中継装置接続部180に設けても良い。
なお、本実施形態に係る室内通信システム11において、室内20に既に説明した室内表示装置100をさらに設け、室内表示装置100、携帯情報端末200及び室内通信中継装置300における種々の動作を実施しても良く、既に説明したのと同様の効果が得られる。
(第3の実施の形態)
図7は、本発明の第3の実施形態に係る室内通信方法を例示するフローチャート図である。
図7に表したように、本実施形態に係る室内通信方法は、室内20に設けられ、第1表示部110と、第1入力部120と、第1表示部110へ第1表示信号DS1を出力し、第1入力部120に入力された第1入力信号IS1が入力される第1処理部150と、を有する室内表示装置100と、室内20に持ち込まれ、第2表示部210と、第2入力部220と、室内20の外との通信を行う通信部230と、第1表示部110へ出力される第1表示信号DS1を生成し、第2表示信号DS2を生成して第2表示信号DS2を第2表示部210に出力し、通信部230の動作を制御し、第1入力信号IS1に基づく信号及び第2入力部220に入力された第2入力信号IS2が入力され、第1処理部150よりも高い処理機能を有する第2処理部250と、を有する携帯情報端末200と、の間の通信を室内20に設置される室内通信中継装置300により中継して、以下を行う。
図7は、本発明の第3の実施形態に係る室内通信方法を例示するフローチャート図である。
図7に表したように、本実施形態に係る室内通信方法は、室内20に設けられ、第1表示部110と、第1入力部120と、第1表示部110へ第1表示信号DS1を出力し、第1入力部120に入力された第1入力信号IS1が入力される第1処理部150と、を有する室内表示装置100と、室内20に持ち込まれ、第2表示部210と、第2入力部220と、室内20の外との通信を行う通信部230と、第1表示部110へ出力される第1表示信号DS1を生成し、第2表示信号DS2を生成して第2表示信号DS2を第2表示部210に出力し、通信部230の動作を制御し、第1入力信号IS1に基づく信号及び第2入力部220に入力された第2入力信号IS2が入力され、第1処理部150よりも高い処理機能を有する第2処理部250と、を有する携帯情報端末200と、の間の通信を室内20に設置される室内通信中継装置300により中継して、以下を行う。
第1入力信号IS1を第1処理部150から第2処理部250に向かって転送する(ステップS211)。
そして、第1表示信号DS1を第2処理部250から第1処理部150に向かって転送する(ステップS212)。
そして、第1表示部110及び第2表示部210に、第1入力信号IS1に基づいた第1表示オブジェクトDO1と、第2入力信号IS2に基づき、第1表示オブジェクトDO1とは異なる大きさ、形状、色、明るさ及び時間変化の少なくともいずれかを有する第2表示オブジェクトDO2と、を表示する(ステップS213)。
そして、第1表示信号DS1を第2処理部250から第1処理部150に向かって転送する(ステップS212)。
そして、第1表示部110及び第2表示部210に、第1入力信号IS1に基づいた第1表示オブジェクトDO1と、第2入力信号IS2に基づき、第1表示オブジェクトDO1とは異なる大きさ、形状、色、明るさ及び時間変化の少なくともいずれかを有する第2表示オブジェクトDO2と、を表示する(ステップS213)。
これにより、室内20において携帯情報端末200と室内装置(室内表示装置100)とを接続し、携帯情報端末200及び室内装置(室内表示装置100)をより効率的に利用するための室内通信方法が提供できる。
なお、上記のステップS211〜S213は技術的に可能な範囲で互いに入れ替えが可能であり、また同時に実施されても良い。
また、上記の室内通信中継装置300を用いた通信において、既に説明した認証動作を実施することができ、これにより、種々の仕様の室内通信中継装置300及び種々の仕様の携帯情報端末200を室内表示装置100に安全に接続できる。
また、上記の室内通信中継装置300を用いた通信において、既に説明した認証動作を実施することができ、これにより、種々の仕様の室内通信中継装置300及び種々の仕様の携帯情報端末200を室内表示装置100に安全に接続できる。
(第4の実施の携帯)
図8は、本発明の第4の実施形態に係る室内通信方法を例示するフローチャート図である。
図8に表したように、本実施形態に係る室内通信方法においては、車両の走行制御装置に関する情報、車両の運転補助装置に関する情報、及び、車両の車体状態に関する情報の少なくともいずれかを含む車両情報を車両に設けられた車両情報入手部400によって入手する(ステップS221)。
図8は、本発明の第4の実施形態に係る室内通信方法を例示するフローチャート図である。
図8に表したように、本実施形態に係る室内通信方法においては、車両の走行制御装置に関する情報、車両の運転補助装置に関する情報、及び、車両の車体状態に関する情報の少なくともいずれかを含む車両情報を車両に設けられた車両情報入手部400によって入手する(ステップS221)。
そして、車両の室内20に持ち込まれ、表示部(第2表示部210)と、入力部(第2入力部220)と、室内20の外との通信を行う通信部230と、表示部と、入力部と、通信部と、を制御する処理部(第2処理部250)と、を有する携帯情報端末200に、室内20に設置される室内通信中継装置300を介して、車両情報入手部400によって入手された車両情報を車両情報入手部400から処理部に向かって転送する(ステップS222)。
これにより、室内20(車内20a)において携帯情報端末200と室内装置(車両情報入手部400)とを接続し、携帯情報端末200及び室内装置(車両情報入手部400)をより効率的に利用するための室内通信方法が提供できる。
なお、本実施形態においても、上記の室内通信中継装置300を用いた通信において、既に説明した認証動作を実施することができ、これにより、種々の仕様の室内通信中継装置300及び種々の仕様の携帯情報端末200を車両情報入手部400に安全に接続できる。
以上、具体例を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明した。しかし、本発明は、これらの具体例に限定されるものではない。例えば、室内通信システムに含まれる室内表示装置、携帯情報端末、室内通信中継装置及び車両情報入手部など、並びに、室内通信中継装置に含まれる中継装置認証部及び中継装置被認証部などの各要素の具体的な構成に関しては、当業者が公知の範囲から適宜選択することにより本発明を同様に実施し、同様の効果を得ることができる限り、本発明の範囲に包含される。
また、各具体例のいずれか2つ以上の要素を技術的に可能な範囲で組み合わせたものも、本発明の要旨を包含する限り本発明の範囲に含まれる。
また、各具体例のいずれか2つ以上の要素を技術的に可能な範囲で組み合わせたものも、本発明の要旨を包含する限り本発明の範囲に含まれる。
その他、本発明の実施の形態として上述した室内通信用中継装置、室内通信システム及び室内通信方法を基にして、当業者が適宜設計変更して実施し得る全ての室内通信用中継装置、室内通信システム及び室内通信方法も、本発明の要旨を包含する限り、本発明の範囲に属する。
その他、本発明の思想の範疇において、当業者であれば、各種の変更例及び修正例に想到し得るものであり、それら変更例及び修正例についても本発明の範囲に属するものと了解される。
10、11…室内通信システム、 20…室内、 20a…車内、 20b…ダッシュボード、 100…室内表示装置、 110…第1表示部、 110a…文字情報、 120…第1入力部、 121…タッチパネル、 140…音響出力部、 150…第1処理部、 160a…室内表示認証部、 180…室内通信中継装置接続部、 200…携帯情報端末、 210…第2表示部、 210a…文字情報、 220…第2入力部、 221…タッチパネル、 222…操作ボタン、 230…通信部、 250…第2処理部、 260b…携帯情報端末被認証部、 300…室内通信中継装置、 310a…中継装置認証部、 310b…中継装置被認証部、 400…車両情報入手部、 460a…車両情報認証部、 AS1…音声信号、 CS2…通信データ、 DO1…第1表示オブジェクト、 DO2…第2表示オブジェクト、 DS1…第1表示信号、 DS2…第2表示信号、 IS1…第1入力信号、 IS2…第2入力信号
Claims (6)
- 室内に設けられた室内表示装置と、前記室内に持ち込まれる携帯情報端末と、の間の通信を前記室内で中継する室内通信中継装置であって、
前記室内表示装置は、
第1表示部と、
第1入力部と、
前記第1表示部へ第1表示信号を出力し、前記第1入力部に入力された第1入力信号が入力される第1処理部と、
を有し、
前記携帯情報端末は、
第2表示部と、
第2入力部と、
前記室内の外との通信を行う通信部と、
前記第1表示部へ出力される前記第1表示信号を生成し、第2表示信号を生成して前記第2表示信号を前記第2表示部に出力し、前記通信部の動作を制御し、前記第1入力信号に基づく信号及び前記第2入力部に入力された第2入力信号が入力され、前記第1処理部よりも高い処理機能を有し、前記第1表示部及び前記第2表示部に、前記第1入力信号に基づいた第1表示オブジェクトと、前記第2入力信号に基づき、前記第1表示オブジェクトとは異なる大きさ、形状、色、明るさ及び時間変化の少なくともいずれかを有する第2表示オブジェクトと、を表示させる第2処理部と、
を有し、
前記室内通信中継装置は、前記第1表示信号を前記第2処理部から前記第1処理部に向かって転送し、前記第1入力信号を前記第1処理部から前記第2処理部に向かって転送し、前記室内通信中継装置と前記室内表示装置との接続を認証する中継装置被認証部を備えたことを特徴とする室内通信中継装置。 - 車両に設けられた車両情報入手部と、前記車両の室内に持ち込まれる携帯情報端末と、の間の通信を前記室内で中継する室内通信中継装置であって、
前記車両情報入手部は、前記車両の走行制御装置に関する情報、前記車両の運転補助装置に関する情報、及び、前記車両の車体状態に関する情報の少なくともいずれかを含む車両情報を入手し、
前記携帯情報端末は、
表示部と、
入力部と、
前記室内の外との通信を行う通信部と、
前記表示部と、前記入力部と、前記通信部と、を制御する処理部と、
を有し、
前記室内通信中継装置は、前記車両情報入手部によって入手された前記車両情報を、前記車両情報入手部から前記処理部に向かって転送し、前記室内通信中継装置と前記車両情報入手部との接続を認証する中継装置被認証部を備えたことを特徴とする室内通信中継装置。 - 室内に設けられ、
第1表示部と、
第1入力部と、
前記第1表示部へ第1表示信号を出力し、前記第1入力部に入力された第1入力信号が入力される第1処理部と、
を有する室内表示装置と、
前記室内に持ち込まれ、
第2表示部と、
第2入力部と、
前記室内の外との通信を行う通信部と、
前記第1表示部へ出力される前記第1表示信号を生成し、第2表示信号を生成して前記第2表示信号を前記第2表示部に出力し、前記通信部の動作を制御し、前記第1入力信号に基づく信号及び前記第2入力部に入力された第2入力信号が入力され、前記第1処理部よりも高い処理機能を有し、前記第1表示部及び前記第2表示部に、前記第1入力信号に基づいた第1表示オブジェクトと、前記第2入力信号に基づき、前記第1表示オブジェクトとは異なる大きさ、形状、色、明るさ及び時間変化の少なくともいずれかを有する第2表示オブジェクトと、を表示させる第2処理部と、
を有する携帯情報端末と、
前記室内表示装置と前記携帯情報端末との間の通信を前記室内で中継し、前記第1表示信号を前記第2処理部から前記第1処理部に向かって転送し、前記第1入力信号を前記第1処理部から前記第2処理部に向かって転送する室内通信中継装置と、
を備えたことを特徴とする室内通信システム。 - 車両に設けられ、前記車両の走行制御装置に関する情報、前記車両の運転補助装置に関する情報、及び、前記車両の車体状態に関する情報の少なくともいずれかを含む車両情報を入手する車両情報入手部と、
前記車両の室内に持ち込まれ、
表示部と、
入力部と、
前記室内の外との通信を行う通信部と、
前記表示部と、前記入力部と、前記通信部と、を制御する処理部と、
を有する携帯情報端末と、
前記車両情報入手部と前記携帯情報端末との間の通信を前記室内で中継し、前記車両情報入手部によって入手された前記車両情報を、前記車両情報入手部から前記処理部に向かって転送する室内通信中継装置と、
を備えたことを特徴とする室内通信システム。 - 室内に設けられ、
第1表示部と、
第1入力部と、
前記第1表示部へ第1表示信号を出力し、前記第1入力部に入力された第1入力信号が入力される第1処理部と、
を有する室内表示装置と、
前記室内に持ち込まれ、
第2表示部と、
第2入力部と、
前記室内の外との通信を行う通信部と、
前記第1表示部へ出力される前記第1表示信号を生成し、第2表示信号を生成して前記第2表示信号を前記第2表示部に出力し、前記通信部の動作を制御し、前記第1入力信号に基づく信号及び前記第2入力部に入力された第2入力信号が入力され、前記第1処理部よりも高い処理機能を有する第2処理部と、
を有する携帯情報端末と、
の間の通信を前記室内に設置される室内通信中継装置により中継して、
前記第1入力信号を前記第1処理部から前記第2処理部に向かって転送し、
前記第1表示信号を前記第2処理部から前記第1処理部に向かって転送し、
前記第1表示部及び前記第2表示部に、前記第1入力信号に基づいた第1表示オブジェクトと、前記第2入力信号に基づき、前記第1表示オブジェクトとは異なる大きさ、形状、色、明るさ及び時間変化の少なくともいずれかを有する第2表示オブジェクトと、を表示することを特徴とする室内通信方法。 - 車両の走行制御装置に関する情報、前記車両の運転補助装置に関する情報、及び、前記車両の車体状態に関する情報の少なくともいずれかを含む車両情報を前記車両に設けられた車両情報入手部によって入手し、
前記車両の室内に持ち込まれ、
表示部と、
入力部と、
前記室内の外との通信を行う通信部と、
前記表示部と、前記入力部と、前記通信部と、を制御する処理部と、
を有する携帯情報端末に、前記室内に設置される室内通信中継装置を介して、前記車両情報入手部によって入手された前記車両情報を前記車両情報入手部から前記処理部に向かって転送する室内通信方法。
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