JPH0944331A - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

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JPH0944331A
JPH0944331A JP19850495A JP19850495A JPH0944331A JP H0944331 A JPH0944331 A JP H0944331A JP 19850495 A JP19850495 A JP 19850495A JP 19850495 A JP19850495 A JP 19850495A JP H0944331 A JPH0944331 A JP H0944331A
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JP
Japan
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data
input
data object
attribute
information processing
Prior art date
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Application number
JP19850495A
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English (en)
Inventor
Yoshihiro Ishizaki
祥浩 石嵜
Toru Kobayashi
徹 小林
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 データ入力手段をアプリケーションプログラ
ムから分離し、簡単にデータ入力が行える情報処理装置
を提供する。 【構成】 複数のアプリケーションプログラム1と、使
用者がデータ入力作業を行うデータ入力手段4と、デー
タ入力手段4により入力されたデータから、複数のアプ
リケーションプログラム1で共通に取り扱えるデータオ
ブジェクトを生成するオブジェクト生成手段5と、オブ
ジェクト生成手段5により生成されたデータオブジェク
トを記憶するオブジェクト記憶手段6と、オブジェクト
生成手段5により生成されたデータオブジェクトとアプ
リケーションプログラムとを表示するための表示手段9
とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、利用するアプリケーシ
ョンから独立し統一された操作で入力作業が行える情報
処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来コンピュータ上で動作するアプリケ
ーションプログラムは、各アプリケーションプログラム
が内部で利用するデータ形式に合わせた入力インターフ
ェースを備えていた。これは複数のアプリケーションを
統合化した環境でも同様であった。このようなシステム
では、情報処理装置へのデータの入力作業はアプリケー
ションプログラムに依存しており、利用者が情報処理装
置へのデータ入力作業を行うことは、アプリケーション
のデータ入力インターフェースを使用することであっ
た。
【0003】また、特開平6−266493号公報のよ
うにアプリケーションプログラムから自由に参照できる
手書きメモの入力を可能にする方法もあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
情報処理装置では、入力作業とアプリケーションプログ
ラムが一体となっており、アプリケーションにデータを
入力するためには、アプリケーション固有の入力インタ
ーフェースの操作を学習しなければならなかった。ま
た、他のアプリケーションで入力されたデータを利用す
るためには、データ変換の作業を行わなければならなか
った。すなわち、使用者が情報の入力を行うためには、
まずその入力したい情報をどのように処理するのかを考
え、次にその処理を行うアプリケーションの入力インタ
ーフェースを操作する、という手順をたどることにな
る。このような手順はある一定の目的に対応した定型的
な処理を行うためには効率的な手順であるが、様々な情
報を多角的に処理し、その結果を利用する情報処理装置
には不向きである。
【0005】また、手書きメモをアプリケーションプロ
グラムから任意のタイミングで記入・参照できるもので
は、手書きメモに対しては、気軽にデータを入力できる
が、アプリケーションプログラムから独立しており、入
力されたデータをアプリケーションプログラムで自由に
使用することはできなかった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、下記構成とする。
【0007】すなわち第1の課題解決手段として、複数
のアプリケーションプログラムと、使用者がデータ入力
作業を行うデータ入力手段と、前記データ入力手段によ
り入力されたデータから、前記複数のアプリケーション
プログラムで共通に取り扱えるデータオブジェクトを生
成するオブジェクト生成手段と、前記オブジェクト生成
手段により生成されたデータオブジェクトを記憶するオ
ブジェクト記憶手段と、前記オブジェクト生成手段によ
り生成されたデータオブジェクトと前記アプリケーショ
ンプログラムとを表示するための表示手段とを備えた構
成とした。
【0008】また、第2の課題解決手段として、ビット
マップデータを表示するディスプレイ装置と、前記ディ
スプレイ装置上の任意の座標を指示するポインティング
デバイスと、複数のアプリケーションプログラムと、使
用者がデータ入力作業を行うデータ入力手段と、前記デ
ータ入力手段により入力されたデータから、前記複数の
アプリケーションプログラムで共通に取り扱えるデータ
オブジェクトを生成するオブジェクト生成手段と、前記
オブジェクト生成手段により生成されたデータオブジェ
クトを記憶するオブジェクト記憶手段と、前記オブジェ
クト生成手段により生成されたデータオブジェクトと前
記アプリケーションプログラムとを前記ディスプレイ装
置上に表示するための表示手段とを備えた構成とした。
【0009】また、第3の課題解決手段として、アプリ
ケーションプログラムがデータオブジェクトを読み込む
ときに、アプリケーションプログラムとデータオブジェ
クトとの対応関係を識別するための第1の属性をデータ
オブジェクトに付加する第1属性付加手段を備えた構成
とした。
【0010】また、第4の課題解決手段として、オブジ
ェクト生成手段により生成されたデータオブジェクト
に、複数の入力者を識別するための第2の属性を付加す
る第2属性付加手段を備えた構成とした。
【0011】また、第5の課題解決手段として、表示手
段は、第2属性付加手段により付加された属性をチェッ
クして、データオブジェクトを入力者別に視覚的に識別
できる形式で表示することを特徴とした構成とした。
【0012】また、第6の課題解決手段として、アプリ
ケーションプログラムは、読み込んだデータオブジェク
トとアプリケーション固有の処理を行うためのデータと
を相互に変換するためのデータ変換手段を備えた構成と
した。
【0013】また、第7の課題解決手段として、オブジ
ェクト生成手段により生成されたデータオブジェクト
に、複数のデータオブジェクト間の関連を記述する第3
の属性を付加する第3属性付加手段を備えた構成とし
た。
【0014】また、第8の課題解決手段として、複数の
データオブジェクトを結合するオブジェクト結合手段
と、データオブジェクトを分割するオブジェクト分割手
段とを備えた構成とした。
【0015】また、第9の課題解決手段として、ポイン
ティングデバイスの操作により、アプリケーションプロ
グラムの表示された、ディスプレイ装置上の任意の領域
に移動されたデータオブジェクトは、前記アプリケーシ
ョンプログラムと関連付けられるような構成とした。
【0016】また、第10の課題解決手段として、ポイ
ンティングデバイスとしてペン入力装置を備えた構成と
した。
【0017】
【作用】本発明は上記構成により下記の作用が得られ
る。
【0018】第1の課題解決手段により下記の作用が得
られる。使用者は、データ入力手段を操作して、データ
入力作業を行う。入力されたデータはオブジェクト生成
手段に送られ、複数のアプリケーションプログラムで共
通して利用可能なデータオブジェクトが生成される。生
成されたデータオブジェクトはオブジェクト記憶手段に
記憶される。表示手段は、起動されたアプリケーション
プログラムとデータオブジェクトを表示する。
【0019】第2の課題解決手段により下記の作用が得
られる。使用者は、ポインティングデバイスを操作する
ことにより、データ入力手段を動作させデータ入力作業
を行う。入力されたデータはオブジェクト生成手段に送
られ、複数のアプリケーションプログラムで共通して利
用可能なデータオブジェクトが生成される。生成された
データオブジェクトはオブジェクト記憶手段に記憶され
る。表示手段は、起動されたアプリケーションプログラ
ム、データオブジェクト、操作中のデータ入力手段など
をビットマップデータに変換しディスプレイ装置上に表
示する。
【0020】第3の課題解決手段により下記の作用が得
られる。第1属性付加手段は、アプリケーションプログ
ラムとデータオブジェクトの対応関係を識別するための
属性をデータオブジェクトに付加する。
【0021】第4の課題解決手段により下記の作用が得
られる。第2属性付加手段は、複数のデータ入力者を識
別するための属性をデータオブジェクトに付加する。
【0022】第5の課題解決手段により下記の作用が得
られる。表示手段は、データオブジェクトに付加された
第2の属性を認識し、入力者ごとに視覚的に識別可能な
形式でデータオブジェクトを表示する。
【0023】第6の課題解決手段により下記の作用が得
られる。アプリケーションプログラムの持つデータ変換
手段は、データオブジェクトと、アプリケーションプロ
グラム固有の処理を行うためのデータとを相互に変換す
る。
【0024】第7の課題解決手段により下記の作用が得
られる。第3属性付加手段は、複数のデータオブジェク
ト間の関連を記述するための属性をデータオブジェクト
に付加する。
【0025】第8の課題解決手段により下記の作用が得
られる。オブジェクト結合手段は、オブジェクト生成手
段により生成された複数のデータオブジェクトを一つの
データオブジェクトに結合する。オブジェクト分割手段
は、オブジェクト生成手段により生成されたデータオブ
ジェクトまたはオブジェクト結合手段により結合されて
できたデータオブジェクトを複数のデータオブジェクト
に分割する。
【0026】第9の課題解決手段により下記の作用が得
られる。使用者のポインティングデバイスの操作によ
り、データオブジェクトはディスプレイ装置上の任意の
座標に移動できる。データオブジェクトがアプリケーシ
ョンプログラム上に移動されるとそのデータオブジェク
トは移動後のアプリケーションで使用されるデータであ
るものとして関連付けされる。
【0027】第10の課題解決手段により下記の作用が
得られる。使用者はペン入力装置を使用して、手書き入
力によるデータ入力とディスプレイ装置上での座標入力
作業を行うことができる。
【0028】
【実施例】以下、本発明の実施例を図を参照しながら説
明する。
【0029】(実施例1)本情報処理装置を、オフィス
で複数の人が使用できるスケジュール管理システム兼伝
言板システムとして応用した例について説明する。
【0030】図1に示すように、本情報処理装置はアプ
リケーションプログラムとして、カレンダープログラム
1aと行き先表示板プログラム1bと伝言板プログラム
1cとを備えている。ディスプレイ装置2は、ビットマ
ップデータを表示する。本実施例では、カラー液晶パネ
ルを使用している。ポインティングデバイス3は、ディ
スプレイ装置2上の任意の座標を指示し、データ入力作
業と座標入力作業を行う。本実施例ではカラー液晶パネ
ルと重ねあわせた透明なパネル上で入力作業を行うペン
入力装置を使用している。データ入力手段4は、使用者
がペン入力装置を操作してデータの入力を行う。ディス
プレイ装置2上に表示されるデータ入力フィールド部
と、ペン入力装置から入力される座標情報を入力データ
として解釈するデータ解釈部とを備えている。
【0031】オブジェクト生成手段5は、データ入力手
段4から入力されたデータを元にすべてのアプリケーシ
ョンプログラムで共通に取り扱える形式のデータオブジ
ェクトを生成する。生成されたデータオブジェクトはオ
ブジェクト記憶手段6に記憶される。第1属性付加手段
7は、生成されたデータオブジェクトにアプリケーショ
ンプログラムとデータオブジェクトの対応関係を識別す
るための第1の属性を付加する。第2属性付加手段8
は、複数の使用者がデータ入力を行った場合に、それぞ
れのデータオブジェクトに入力者を識別できる第2の属
性を付加する。表示手段9は、本情報処理装置の各部か
らの出力をビットマップデータに変換して、ディスプレ
イ装置2へ送っている。
【0032】次に、上記構成において動作について説明
する。データの入力時には、すべてのアプリケーション
プログラムへのデータ入力作業は統一された操作で行う
ことができる。使用者はディスプレイ装置2上にアイコ
ンで表示されたデータ入力手段4を画面上でペン入力装
置でクリックすることにより起動する。データ入力手段
4のデータ入力フィールド部は、メモ帳の外見で表示さ
れ、ペン入力装置で実際のメモ帳に書き込むように入力
できる。使用者が入力作業の終了を指示すると、入力さ
れた内容はオブジェクト生成手段5に送られる。入力手
段4からのデータはビットマップ形式の画像データであ
るが、オブジェクト生成手段5は、データサイズの圧縮
や様々な属性付加を行ってデータオブジェクトを作成し
オブジェクト記憶手段6に送る。オブジェクト記憶手段
6はデータオブジェクトを記憶装置に保存する。
【0033】オブジェクト生成手段5はまた、アプリケ
ーションプログラム1からの読み出し要求や使用者の操
作に応じて、データオブジェクトをオブジェクト記憶手
段6から取り出し、アプリケーションプログラム1に送
っている。以上のように、データ入力のための手段はア
プリケーションプログラムとは独立しており、使用者は
異なるアプリケーションプログラムを使用する際もデー
タ入力の方法を変える必要はない。また、どのように入
力したデータを処理するかを意識することなくデータ入
力作業を行うことができる。
【0034】使用者1の予定を見て使用者2が会議の日
時を決定する作業を例にして、操作について説明する。
使用者1は上記の方法である日の予定を1件ずつ入力す
る。ここでは、午前10時から午前11時までの間に来
客があるという用件を予定1、午後1時から出張すると
いう用件を予定2とし、図3のようにそれぞれの内容を
データオブジェクト1とデータオブジェクト2として入
力する。さらに2つのオブジェクトに対して使用者1が
作成したことを示す属性を付加するために、第2属性付
加手段8を起動する。第2属性付加手段8には、情報処
理装置を利用する使用者の名前が並べられており、ペン
で自分の名前に触れるとデータオブジェクトに作成者の
名前が第2の属性として付加される。次に第1属性付加
手段7を起動する。第1属性付加手段7には、各アプリ
ケーションプログラム名が並べられており、ペンで触れ
ることによりデータオブジェクトを利用したいアプリケ
ーション名を第1の属性として付加できる。2つの用件
には共に使用者1が行き先表示板プログラム1bで使用
されることを指示しておく。
【0035】次に画面上に表示されているデータオブジ
ェクト1をペンでカレンダープログラム1aの上に引き
ずっていき、予定の日の表示されている場所で放すこと
で、データオブジェクト1がカレンダープログラム1a
でも使用されることを指示することができる。データオ
ブジェクト2も同様に処理する。使用者2は、使用者1
との会議の予定を立てるために、カレンダープログラム
1aを起動する。カレンダープログラム1aは、使用者
1が作成したデータオブジェクト1とデータオブジェク
ト2が所定の日時の場所に張りつけられた形で表示さ
れ、各データオブジェクトには使用者1が第1の属性と
して付加した作成者の名前が表示されているので、使用
者2は使用者1の予定を知ることができる。使用者2
は、午前11時30分から午後0時までの間に使用者1
との会議を行うことを決定し、使用者1に伝えるために
データオブジェクト3を作成する。
【0036】データオブジェクト3は、伝言板プログラ
ム1cの使用者1の伝言BOXに張りつけられ、次に使
用者1が利用したときに伝言として伝えられる。データ
オブジェクト3はまた、第1属性付加手段7によって行
き先表示プログラム1bと関連付けられており、他の使
用者に会議中の行き先を示している。図4は、本情報処
理装置の画面表示の一例であり、データオブジェクト
1、データオブジェクト2、データオブジェクト3がそ
れぞれのアプリケーションプログラムに張りつけられた
様子を示している。
【0037】以上のように本実施例によれば、データの
入力作業をまず行い、その後で入力されたデータを利用
するアプリケーションプログラムを指示するため、デー
タの入力時に処理のことを考える必要がなく、自由にか
つ手軽にデータ入力作業が行える。また、一度入力され
たデータはデータオブジェクトとして保管され、再利用
や複数のアプリケーションでの利用が容易になる。
【0038】(実施例2)本情報処理装置を、家庭で使
う家族の情報共有のための家庭内情報処理装置として応
用した例について説明する。
【0039】図2に示すように、図1とほぼ同様である
が、第3属性付加手段10とデータ変換手段11とオブ
ジェクト結合手段12とオブジェクト分割手段13とを
備えている点が異なる。また、アプリケーションプログ
ラムとして、カレンダープログラム1aと伝言板プログ
ラム1cと住所録プログラム1dとを備えている。第3
属性付加手段10は、複数のデータオブジェクト間の関
連を記述する。例えば、あるオブジェクトを別のオブジ
ェクトの中から参照できるようにしている。データ変換
手段11は、アプリケーションプログラムがデータオブ
ジェクトを読み込んだときに、各アプリケーションプロ
グラムが固有の処理を行える形式のデータに変換する。
オブジェクト結合手段12は、オブジェクト記憶手段6
内に存在する複数のデータオブジェクトを結合して一つ
のデータオブジェクトに変換する。オブジェクト分割手
段13は、オブジェクト記憶手段6内に記憶されたデー
タオブジェクトの複数のオブジェクトへの分割と、オブ
ジェクト結合手段11により結合されたデータオブジェ
クトから元の複数のデータオブジェクトへの分割を行
う。
【0040】次に、上記構成において動作について説明
する。旅行中の家族1へ家族2が電話をかける場合を例
にして説明する。図5のように旅行前に家族1は旅行中
であることを示す情報、旅行中の2ヶ所の宿泊先を示す
情報をそれぞれ入力し、3つのデータオブジェクトを作
成する。家族1は第2属性付加手段8を起動する。本実
施例では、家族の似顔絵が小さな絵で表示され、その中
から家族1を表す似顔絵を選択することにより、データ
オブジェクトと共に家族1の似顔絵が表示されるように
設定できる。
【0041】この3つのデータオブジェクトは強い関連
があるので、第3属性付加手段を起動して、関連付けす
る。ここでは、オブジェクト2とオブジェクト3を画面
上でオブジェクト1へドラッグ&ドロップすることによ
り関連付けされ、図6のようにオブジェクト2とオブジ
ェクト3はオブジェクト1上でアイコンとして確認でき
るようになる。オブジェクト1は、第1属性付加手段を
使用して、伝言板プログラム1cと対応させる。さらに
オブジェクト1は、画面上でカレンダープログラム1a
の旅行出発日の位置へドラッグ&ドロップすることによ
り張り付けられる。家族2は、伝言板プログラム1cに
表示されている家族1からのオブジェクト1を見ること
で、家族1の旅行の予定を知ることができる。
【0042】ここで、家族1が作成したデータオブジェ
クトは3個であるが、家族2はオブジェクト1にオブジ
ェクト2とオブジェクト3を結合し、ひとつのデータオ
ブジェクトとして、取り扱うことができる。旅行中に家
族2から家族1に電話をかける場合、家族2はカレンダ
ープログラム1aに表示されているオブジェクト1を見
ることにより、その日の家族1の宿泊先を知ることがで
き、そこに記載されている電話番号を使って電話をかけ
ることができる。旅行後、不要になったデータオブジェ
クトを整理する場合、オブジェクト2とオブジェクト3
を結合されたオブジェクト1から分割し住所録プログラ
ム1dから参照すると、データ変換手段11dにより名
称と電話番号が抽出され、住所録データへの追加入力デ
ータとして再利用することができる。
【0043】以上のように本実施例によれば、一度入力
したデータを様々なアプリケーションプログラムから再
利用することが可能であり、家族が容易に利用できる家
庭内情報処理装置を実現できる。
【0044】
【発明の効果】以上の説明から明らかのように本発明の
情報処理装置によれば次の効果が得られる。
【0045】アプリケーションプログラムから独立した
データ入力手段を備え、入力されたデータはすべてのア
プリケーションプログラムで利用できるデータオブジェ
クトとなるので、入力後のデータの処理方法を考慮せず
に自由にかつ簡単にデータ入力作業が行える。
【0046】またビットマップディスプレイへの表示と
ペンによる手書きデータ入力ができるので、入力方法の
学習に使う時間と手間が省ける。
【0047】またデータ入力時に、入力されたデータを
利用するアプリケーションプログラムを指示できるの
で、特定のアプリケーションプログラムへのデータ入力
作業も容易にできる。
【0048】またデータ入力時に、データの入力者を識
別できる属性を付加できるので、複数の利用者が利用す
るときに容易に入力者を区別できる。
【0049】また各アプリケーションプログラムは、す
べてのアプリケーションプログラムで利用できるデータ
オブジェクトからアプリケーションプログラム固有のデ
ータ形式へ変換できるので、アプリケーションプログラ
ム固有のデータの処理も容易に行える。
【0050】また複数のデータオブジェクト間の関連を
記述できるので、あるデータオブジェクトから別のデー
タオブジェクトを参照したり、互いに関係の深いデータ
オブジェクトを同時に参照したりするのが、容易に行え
る。
【0051】また複数のデータオブジェクトを結合した
り、またデータオブジェクトを分割したりできるので、
入力されたデータを後から利用しやすい形に容易に編集
できる。
【0052】さらにまたデータオブジェクトをディスプ
レイ装置に表示されたアプリケーションプログラムの領
域に移動することで、アプリケーションプログラムとデ
ータオブジェクトを関連付けできるので、データオブジ
ェクトをアプリケーションプログラムに読み込ませて利
用する操作が、直感的かつ容易に実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における情報処理装置の
構成図
【図2】本発明の第2の実施例における情報処理装置の
構成図
【図3】(a)本発明の第1の実施例における使用者の
一人1が作成した第1のデータオブジェクトを示す図 (b)本発明の第1の実施例における使用者の一人1が
作成した第2のデータオブジェクトを示す図 (c)本発明の第1の実施例における他の使用者2が作
成したデータオブジェクトを示す図
【図4】本発明の第1の実施例における画面表示の一例
を示す図
【図5】(a)本発明の第2の実施例における旅行中で
あることを示す第1のデータオブジェクトを示す図 (b)本発明の第2の実施例における第1のデータオブ
ジェクトと関連付けされる第2のデータオブジェクトを
示す図 (c)本発明の第2の実施例における第1のデータオブ
ジェクトと関連付けされる第3のデータオブジェクトを
示す図
【図6】本発明の第2の実施例におけるデータオブジェ
クトの別の例を示す図
【符号の説明】
1 アプリケーションプログラム 2 ディスプレイ装置 3 ポインティングデバイス 4 データ入力手段 5 オブジェクト生成手段 6 オブジェクト記憶手段 7 第1属性付加手段 8 第2属性付加手段 9 表示手段 10 第3属性付加手段 11 オブジェクト結合手段 12 オブジェクト分割手段

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のアプリケーションプログラムと、使
    用者がデータ入力作業を行うデータ入力手段と、前記デ
    ータ入力手段により入力されたデータから前記複数のア
    プリケーションプログラムで共通に取り扱えるデータオ
    ブジェクトを生成するオブジェクト生成手段と、前記オ
    ブジェクト生成手段により生成されたデータオブジェク
    トを記憶するオブジェクト記憶手段と、前記オブジェク
    ト生成手段により生成されたデータオブジェクトと前記
    アプリケーションプログラムとを表示するための表示手
    段とを備えた情報処理装置。
  2. 【請求項2】ビットマップデータを表示するディスプレ
    イ装置と、前記ディスプレイ装置上の任意の座標を指示
    しデータ入力作業と座標入力作業とを行うポインティン
    グデバイスと、複数のアプリケーションプログラムと、
    前記ポインティングデバイスを用いて使用者がデータ入
    力作業を行うデータ入力手段と、前記データ入力手段に
    より入力されたデータから前記複数のアプリケーション
    プログラムで共通に取り扱えるデータオブジェクトを生
    成するオブジェクト生成手段と、前記オブジェクト生成
    手段により生成されたデータオブジェクトを記憶するオ
    ブジェクト記憶手段と、前記オブジェクト生成手段によ
    り生成されたデータオブジェクトと前記アプリケーショ
    ンプログラムとを前記ディスプレイ装置上に表示するた
    めの表示手段とを備えた情報処理装置。
  3. 【請求項3】アプリケーションプログラムがデータオブ
    ジェクトを読み込むときに、アプリケーションプログラ
    ムとデータオブジェクトとの対応関係を識別するための
    第1の属性をデータオブジェクトに付加する第1属性付
    加手段を備えた請求項1または請求項2記載の情報処理
    装置。
  4. 【請求項4】オブジェクト生成手段により生成されたデ
    ータオブジェクトに、複数の入力者を識別するための第
    2の属性を付加する第2属性付加手段を備えた請求項1
    または請求項2記載の情報処理装置。
  5. 【請求項5】表示手段は、第2属性付加手段により付加
    された属性をチェックして、データオブジェクトを入力
    者別に視覚的に識別できる形式で表示する請求項4記載
    の情報処理装置。
  6. 【請求項6】アプリケーションプログラムは、読み込ん
    だデータオブジェクトとアプリケーション固有の処理を
    行うためのデータとを相互に変換するデータ変換手段を
    備えた請求項1または請求項2記載の情報処理装置。
  7. 【請求項7】オブジェクト生成手段により生成されたデ
    ータオブジェクトに、複数のデータオブジェクト間の関
    連を記述し第3の属性を付加する第3属性付加手段を備
    えた請求項1または請求項2記載の情報処理装置。
  8. 【請求項8】複数のデータオブジェクトを結合するオブ
    ジェクト結合手段と、データオブジェクトを分割するオ
    ブジェクト分割手段とを備えた請求項1または請求項2
    記載の情報処理装置。
  9. 【請求項9】ポインティングデバイスの操作により、ア
    プリケーションプログラムの表示されたディスプレイ装
    置上の任意の領域に移動されたデータオブジェクトは、
    前記アプリケーションプログラムと関連付けられる請求
    項2記載の情報処理装置。
  10. 【請求項10】ポインティングデバイスはペン入力装置
    である請求項2記載の情報処理装置。
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