JPH1091585A - 携帯用情報処理装置およびその情報処理方法 - Google Patents

携帯用情報処理装置およびその情報処理方法

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JPH1091585A
JPH1091585A JP20064197A JP20064197A JPH1091585A JP H1091585 A JPH1091585 A JP H1091585A JP 20064197 A JP20064197 A JP 20064197A JP 20064197 A JP20064197 A JP 20064197A JP H1091585 A JPH1091585 A JP H1091585A
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JP
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Withdrawn
Application number
JP20064197A
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English (en)
Inventor
Mitsuru Kubota
満 久保田
Yoshiyuki Kodama
良幸 児玉
Haruhiko Murayama
晴彦 村山
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Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
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Publication of JPH1091585A publication Critical patent/JPH1091585A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 入力したスケジュールデータを容易に検索、
確認でき、使い勝手の良いスケジュール機能とする。 【解決手段】 或るページに入力されたスケジュール内
容を記憶手段の当該ページに対応するメモリ領域に格納
し、当該ページの付加情報設定するためのアイコンによ
って開かれる付加情報設定部に日付・時間データが設定
されると、その設定された日付・時間データをスケジュ
ール内容と関連づけられた情報として、当該ページに対
応するメモリ領域に格納する。格納された情報の読み出
しは、月データを基に、記憶内容を検索し、月間スケジ
ュール一覧を作成して表示し(ステップs1〜s3)、
日を指定すると、指定された日を基に記憶内容を検索
し、該当する日のスケジュールを時間帯で表示し(ステ
ップs4〜s6)、時間帯を指定すると、その時間帯デ
ータを基に記憶内容を検索し、その時間帯におけるスケ
ジュール内容を表示する(ステップs7〜s9)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、少なくとも手書き
入力が可能な携帯型情報収集機器において、取り込んだ
情報(特にスケジュールデータ)を管理する機能を有し
た携帯用情報処理装置およびその情報処理方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】最近、電子手帳などの携帯用情報処理装
置が普及してきた。この携帯用情報処理装置は、その機
能の一つとして、手書き入力された日付、時間、場所な
どのデータをスケジュールデータとして管理するスケジ
ュール管理機能を有しているのが普通である。
【0003】このスケジュール管理機能を有した情報処
理装置の一例として、特開昭64−76148(以下、
従来技術という)がある。
【0004】この従来技術は、たとえば、手書き入力さ
れた日付、時間、スケジュール内容などのスケジュール
データを記憶しておき、それを検索する場合は、日付を
指定することにより、該当する日付のデータを読み出し
て画面上に表示するものである。また、月度データとし
て、ある月の1カ月分のスケジュールデータを1画面上
に縮小表示することを可能とし、月間のスケジュールを
確認できるようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
た従来技術は、書き込んだスケジュール内容とそのスケ
ジュール内容に対する日付設定は、1対1の対応となっ
ている。たとえば、1画面に相当する1つのページを、
6月25日と設定した場合は、そのページには6月25
日のみのスケジュールを書き込むようになっている。
【0006】したがって、同じスケジュール内容が複数
の日に渡って存在するような場合は、ページを替えて、
各日ごとに、スケジュール内容を書き込む必要があるも
のと推測できる。
【0007】また、前記した従来技術には、1カ月分の
スケジュール内容を1画面上に縮小表示する方法が記述
されているが、この従来技術の方法では、それぞれの日
付けごとのスケジュール内容そのものを縮小して表示す
る方式であるため、携帯用の情報収集装置など小型な機
器あっては、画面解像度の点から、内容の確認がしずら
いという問題があった。また、格納されたスケジュール
データを検索する際は、日付を入力することによって、
検索する方式であるので、時間などその他のデータによ
って検索することはできない。
【0008】このように、従来技術で述べられているス
ケジュール機能は、ユーザにとっては使い勝手の良いも
のではなく、改善の余地があった。
【0009】本発明は、入力したスケジュールデータを
容易に検索、確認でき、使い勝手の良いスケジュール機
能を有する携帯用情報処理装置およびその情報処理方法
を実現することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の携帯用情報処理
装置は、請求項1に記載されるように、入力された情報
を収集して表示するとともに、その収集した情報を記憶
する携帯用情報処理装置において、入力情報の収集が可
能な情報入力手段と、この情報入力手段により入力され
た情報およびその入力情報に対する付加情報を記憶する
記憶手段と、前記情報入力手段により、情報が入力され
た後、入力された情報に対する付加的な情報を入力する
ためのアイコンの添付を可能とし、そのアイコンがポイ
ンティングされることによって画面上に付加情報設定部
を表示し、その付加情報設定部に付加情報の設定がなさ
れると、その付加情報と前記入力情報とをそれぞれが関
連づけられた情報として、前記記憶手段の所定の領域に
格納する制御手段とを有することを特徴としている。
【0011】請求項2の発明は、前記請求項1の発明に
おいて、前記付加情報を入力するためのアイコンは、画
面上に複数個の添付を可能とし、それぞれのアイコンに
よって画面上に開かれる付加情報設定部に対し、異なっ
た付加情報の設定を可能としている。
【0012】また、請求項3の発明は、前記請求項1ま
たは2の発明において、前記入力された情報は、スケジ
ュールの内容を示す情報であって、前記付加情報は、当
該スケジュール内容に対する日付・時間情報であり、こ
れら入力情報と付加情報とを或るページに関連づけられ
たデータとして扱うようにしている。
【0013】また、本発明の携帯用情報処理装置は、請
求項4に記載されるように、入力された情報を収集して
表示するとともに、その収集した情報を記憶する携帯用
情報処理装置において、入力情報の収集が可能な情報入
力手段と、この情報入力手段により入力された情報およ
びその入力情報に対する付加情報を記憶する記憶手段
と、前記情報入力手段により、情報が入力された後、入
力された情報に対する付加情報を入力するためのアイコ
ンの添付を可能とし、そのアイコンがポインティングさ
れることによって画面上に付加情報設定部を表示し、そ
の付加情報設定部に付加情報の設定がなされると、その
付加情報と前記入力情報とをそれぞれが関連づけられた
情報として、前記記憶手段の所定の領域に格納するとと
もに、格納された情報の読み出し指示が出されると、前
記付加情報を基に前記記憶手段の記憶内容を検索し、該
当する入力情報を読み出す制御手段とを有することを特
徴としている。
【0014】請求項5の発明は、前記請求項4に記載の
発明において、前記付加情報を入力するためのアイコン
は、画面上に複数個の添付を可能とし、それぞれのアイ
コンによって画面上に開かれる付加情報設定部に対し、
異なった付加情報の設定を可能としている。
【0015】また、請求項6の発明は、前記請求項4ま
たは5に記載の発明において、前記入力された情報は、
スケジュールの内容を示す情報であって、前記付加情報
は、当該スケジュール内容に対する日付・時間情報であ
り、これら入力情報と付加情報とを或るページに関連づ
けられたデータとして扱うようにしている。
【0016】また、請求項7の発明は、前記請求項6に
記載の発明において、 前記格納された情報を読み出す
場合の処理手順は、該当する月データをもとにして前記
記憶手段の記憶内容を検索し、その月内の各日毎にスケ
ジュールの有無を示す月間スケジュール一覧を作成して
表示し、その中から日を指定すると、指定された日デー
タをもとにして前記記憶手段の記憶内容を検索し、該当
する日におけるスケジュールを時間帯で表示し、その時
間帯を指定すると、指定された時間帯データを基にして
前記記憶手段の記憶内容を検索し、その時間帯における
スケジュール内容を表示するようにしている。
【0017】また、本発明の携帯用情報処理装置の情報
処理方法は、請求項8に記載されるように、入力された
情報を収集して表示するとともに、その収集した情報を
記憶する携帯用情報処理装置の情報処理方法において、
入力手段から情報が入力されると、その入力された情報
を記憶手段の所定の領域に格納し、その後、前記情報が
入力されたページの画面上に前記入力された情報に対す
る付加情報を入力するためのアイコンの添付を可能と
し、そのアイコンがポインティングされることによっ
て、画面上に付加情報設定部を表示し、その付加情報設
定部に付加情報が設定されると、その設定された付加情
報を、前記入力情報に関連づけられた情報として、前記
記憶手段の所定のメモリ領域に格納することを特徴とし
ている。
【0018】請求項9の発明は、前記請求項8に記載の
発明において、前記付加情報を入力するためのアイコン
は、画面上に複数個の添付を可能とし、それぞれのアイ
コンによって画面上に開かれる付加情報設定部に対し、
異なった付加情報の設定を可能としている。
【0019】また、請求項10の発明は、前記請求項8
または9に記載の発明において、前記入力された情報
は、スケジュールの内容を示す情報であって、前記付加
情報は、当該スケジュール内容に対する日付・時間情報
であり、これら入力情報と付加情報とを或るページに関
連づけられたデータとして扱うようにしている。
【0020】また、本発明の携帯用情報処理装置の情報
処理方法は、請求項11に記載されるように、入力され
た情報を収集して表示するとともに、その収集した情報
を記憶する携帯用情報処理装置の情報処理方法におい
て、情報が入力されると、その入力された情報を記憶手
段の所定の領域に格納し、その後、前記情報が入力され
たページの画面上に前記入力された情報に対する付加情
報を入力するためのアイコンの添付を可能とし、そのア
イコンがポインティングされることによって、画面上に
付加情報設定部を表示し、その付加情報設定部に付加情
報が設定されると、その設定された付加的情報を前記入
力情報と関連づけられた情報として、前記記憶手段の当
該ページに対応するメモリ領域に格納する処理を行い、
この格納された情報を読み出す際は、前記付加情報を基
に前記記憶手段の記憶内容を検索し、該当する入力情報
を読み出すことを特徴としている。
【0021】また、請求項12の発明は、前記請求項1
1に記載の発明において、前記付加情報を入力するため
のアイコンは、画面上に複数個の添付を可能とし、それ
ぞれのアイコンによって画面上に開かれる付加情報設定
部に対し、異なった付加情報の設定を可能としている。
【0022】また、請求項13の発明は、前記請求項1
1または12に記載の発明において、前記入力された情
報は、スケジュールの内容を示す情報であって、前記付
加情報は、当該スケジュール内容に対する日付・時間情
報であり、これら入力情報と付加情報とを或るページに
関連づけられたデータとして扱うようにしているまた、
請求項14の発明は、前記請求項13に記載の発明にお
いて、前記格納された情報を読み出す場合の処理手順
は、該当する月データをもとにして前記記憶手段の記憶
内容を検索し、その月内の各日毎にスケジュールの有無
を示す月間スケジュール一覧を作成して表示し、その中
から日を指定すると、指定された日データをもとにして
前記記憶手段の記憶内容を検索し、該当する日における
スケジュールを時間帯で表示し、その時間帯を指定する
と、指定された時間帯データを基にして前記記憶手段の
記憶内容を検索し、その時間帯におけるスケジュール内
容を表示するようにしている。
【0023】このように、本発明は、或るページに情報
として、たとえばスケジュール内容が入力されると、そ
の入力されたスケジュール内容を記憶手段の当該ページ
に対応するメモリ領域に格納し、その後、ユーザによっ
て、そのスケジュール内容が入力されたページの画面上
に付加情報として、たとえば、日付や時間を入力するた
めのアイコンの張り付けることを可能とし、張り付けら
れたアイコンがポインティングされことによって画面上
に付加情報設定部が開かれ、その付加情報設定部に日付
や時間が設定されることによって、その設定された付加
的情報を前記入力されたスケジュール内容に関連づけら
れた情報として、前記記憶手段の当該ページに対応する
メモリ領域に格納するようにしている。
【0024】また、付加情報を入力するためのアイコン
は、画面上に複数個の添付を可能とし、それぞれのアイ
コンによって画面上に開かれる付加情報設定部に対し、
異なった付加情報の設定を可能としている。
【0025】したがって、ページ単位にスケジュール内
容と日付・時間データを管理でき、かつ、日付・時間デ
ータを設定するためのアイコンは、同じページに複数個
張り付けることができるので、同じスケジュールが複数
の日に渡って存在するような場合、同一ページに異なる
日付・時間を設定することができる。
【0026】また、スケジュール内容と日付・時間デー
タを、ページに関連づけたデータとして記憶手段に格納
しているので、格納したスケジュール内容を読み出して
表示させる場合は、該当する月データをもとにして前記
記憶手段の記憶内容を検索し、その月内の各日毎にスケ
ジュールの有無を示す月間スケジュール一覧を作成して
表示し、その中から日を指定すると、指定された日デー
タをもとにして前記記憶手段の記憶内容を検索し、該当
する日におけるスケジュールを時間帯で表示し、その時
間帯を指定すると、指定された時間帯データを基にして
前記記憶手段の記憶内容を検索し、その時間帯における
スケジュール内容を表示するというような段階的な表示
が簡単に行え、スケジュール内容が確認しやすく、使い
勝手の良いスケジューラ機能とすることができる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。
【0028】図1は本発明の携帯用情報処理装置の構成
を概略的に説明するブロック図である。
【0029】図1において、CPU1は、信号ラインL
に接続されたメモリや各制御部(これらについては後述
する)の制御を行う。
【0030】そして、前記信号ラインLには、ワークメ
モリ(RAM)2、処理プログラムなどが格納されたメ
モリ(ROM)3、入力したデータを記憶するフラッシ
ュメモリ4、表示用メモリ(VRAM)5、タブレット
制御部6、通信ポート制御部7、リアルタイムクロック
8、ページ送りボタン制御部9、音声入力処理部10、
画像入力処理部11、音声出力処理部12などが接続さ
れている。
【0031】また、前記表示用メモリ5には、液晶表示
部(LCD)13が接続され、タブレット制御部6には
タブレット14が接続され、通信ポート制御部7には通
信ポート15が接続されている。この通信ポート制御部
7および通信ポート15は、他の情報処理装置、たとえ
ば、パソコンなど他の情報処理装置との間でデータの授
受を可能とするため設けられている。なお、本発明の要
旨に特に関係するフラッシュメモリ4のメモリ構造やそ
の書き込み制御については、後に詳細に説明する。
【0032】図2はこのような携帯用情報処理装置の外
観構成の一例を示すもので、この携帯用情報処理装置
は、機能アイコン表示部21、ページ送りボタン22、
23、電源スイッチ24、情報の書き込みを行ったり、
収集された情報を表示する前記LCD13(以下、表示
画面13という)などが設けられている。さらに、この
携帯用情報処理装置は、表示画面13上にペン25など
で書かれる情報(インク情報と呼ぶ)の他に、画像情報
や音声情報なども取り込める機能を有したものとなって
いる。したがって、画像入力ボタン26、音声入力ボタ
ン27、画像情報を取り込むためのCCDカメラの画像
入力部28、音声情報を取り込むためのマイクロホン2
9、音声を出力する音声出力部30が設けられている。
【0033】前記機能アイコン表示部21は、モード設
定をしたり、色々な機能メニューの選択を行うためのも
ので、たとえば、スケジュール検索モード指示アイコン
211、スタンプ一覧呼び出し指示アイコン212など
様々な指示を行うアイコンが予め表示されている。な
お、これらのアイコンは、それぞれのアイコンの機能な
どが目で見てわかるような絵柄などで表されている。そ
して、これらのアイコンのうち、或る1つがポインティ
ングされると、その指示内容にしたがって、モード設定
がなされたり、指示にしたがった内容が表示画面13上
に開かれるようになっている。
【0034】たとえば、前記したアイコンのうち、たと
えば、スタンプ一覧呼び出し用のアイコン212がポイ
ンティングされると、表示画面13上には、スタンプ一
覧が現れる。
【0035】なお、スタンプというのはアイコンの一種
であるが、或るページの情報を管理するような場合に、
ユーザが必要なアイコン(スタンプ)を選んで、そのペ
ージの画面上にあたかもスタンプを押すように張り付け
られるものであることから、ここでは、ページを管理す
るために張り付けられるアイコンのことを、特にスタン
プと表現している。
【0036】このような携帯用情報処理装置において、
表示画面上に入力ペン25で文字や線画が描かれると、
内部にあるCPU1がタブレット14からの座標を読み
とって、表示画面13上の対応する位置に筆跡を表示す
るとともに、座標データをフラッシュメモリ4の所定の
アドレスに蓄える。
【0037】また、画像入力する場合は、取り込もうと
する画像に対して画像入力部28を向け、画像入力ボタ
ン26を、まず半押し状態にすると、入力された画像が
表示画面上に動画として映し出され、さらに画像入力ボ
タン26を押し込むと画像がロックし、そのロックした
画像が取り込まれる。この画像信号は、ディジタル信号
に変換されたのち、フラッシュメモリ4の所定のアドレ
スに蓄えられる。
【0038】また、音声を入力する場合は、音声入力ボ
タン27を押すことにより、取り込むべき音声が音声入
力部29より入力され、増幅されてA/D変換されたの
ち、フラッシュメモリ4の所定のアドレスに蓄えられ
る。
【0039】なお、以上の説明において、フラッシュメ
モリ4に書き込まれたそれぞれのデータの書き込み領域
などについては後に説明する。
【0040】このような携帯用情報収集装置において、
スケジュールデータを入力した場合におけるスケジュー
ルデータ処理について説明する。なお、以下では、スケ
ジュールデータのうち、日付や時間に関するデータを日
付・時間データといい、「・・と打ち合わせ」というよ
うな手書き入力されるインクデータを、スケジュール内
容という。
【0041】画面上に開かれている空きのページに、ユ
ーザがたとえば、スケジュール内容として、図3(a)
に示すように、表示画面13上に、「・・会社と打ち合
わせ・・会社2階会議室」というようなスケジュール内
容を書いたとする。
【0042】このようなスケジュール内容を書き込んだ
あと、スタンプ一覧呼び出し指示用のアイコン212を
ポインティングすると、図示しないが、画面上には各種
のスタンプの一覧が表示される。その中から、スケジュ
ールスタンプを選び、そのスケジュールスタンプをポイ
ンティングすると、スタンプ一覧が消えて、ポインティ
ングされたスケジュールスタンプのみが画面上に表示さ
れる。この様子を図3(b)に示す。なお、この選択さ
れたスケジュールスタンプ301は、入力ペン25など
により表示画面13上の任意の場所にドラッギングする
ことができる。次に、表示画面13上のスケジュールス
タンプ301を再度ポインティングすると、図4のよう
な日付や時間などのスケジュールデータを設定するため
の画面が現れる。
【0043】この設定欄の四角の枠内に、打ち合わせの
日付と時刻として、たとえば、7(月)10(日)、1
0(時)00(分)〜11(時)30(分)というよう
に数値を設定する。
【0044】なお、数値の設定は、この図4のように、
数字送りマーク41により所定の数値を設定する方法、
入力ペンで手書き入力する方法などその方法は種々考え
られるが、ここでは、数字送りマーク41により所定の
数値を設定する。
【0045】このようにして、日付・時間データの設定
が行われる。また、必要に応じて、アラーム設定を行う
こともできる。このアラーム設定は、アラーム設定部4
2をポインティングすることにより行われ、設定された
日付、時刻が来ると(あるいは、設定した日あるいは時
間が近づくと)、発信音や振動などでユーザに知らせ
る。
【0046】また、同じ日の異なる時間(この場合、7
月10日の午後)に他のスケジュールがある場合は、ペ
ージを変えて、そのスケジュール内容を書き込む。たと
えば、7月10日の午後に「チーム定期ミーティング
・・会議室」というようなスケジュールがある場合は、
新たなページを開いて、図5(a)に示すように、その
スケジュール内容を書き込む。
【0047】このようなスケジュール内容を書き込んだ
あと、前記同様、スタンプ一覧呼び出し指示アイコン2
12をポインティングして、画面上にスタンプ一覧を表
示させ、その中から、スケジュールスタンプ301を選
んでポインティングする。そして、スケジュールスタン
プ301を、さらにポインティングすると、図4のよう
な日付や時間などのスケジュールデータを設定するため
の画面が現れる。
【0048】この画面上に開かれた日付や時間の設定用
の四角の枠内に、日付と時刻として、たとえば、7
(月)10(日)、15(時)00(分)〜17(時)
00(分)というように数値を設定する。
【0049】また、この定期ミーティングが日を変えて
何回か行われるような場合は、1つの画面にスケジュー
ルスタンプを必要なだけ張り付けて、日付・時間データ
を設定することが可能である。
【0050】すなわち、次の定期ミーティングが、7月
17日の10時から12時まで行われることが予定とし
て入っている場合は、同じ画面上にもう一つのスケジュ
ールスタンプ302を張り付け、そのスケジュールの日
付や時間データとして、たとえば、7(月)17
(日)、10(時)00(分)〜12(時)00(分)
というように数値を設定すればよい。図5(b)は同じ
スケジュール内容に対して、2つのスケジュールスタン
プ301、302を張り付けた例を示すもので、スケジ
ュールスタンプ301は7月10日の15時から17時
まで行われる定期ミーティングに対するスケジュールス
タンプであり、スケジュールスタンプ302は7月17
日の10時から12時まで行われる定期ミーティングに
対するスケジュールスタンプである。
【0051】このように、同じスケジュール内容が、日
を変えて繰り返し行われるような場合は、ページを変え
て同じ内容を書き込んで、それぞれのページにスケジュ
ールスタンプを張り付けるという処理を行う必要がな
く、1つのページに書き込まれたスケジュール内容に対
して、必要なだけスケジュールスタンプを張り付け、そ
れぞれのスケジュールスタンプに対して日付や時間デー
タを設定すればよい。
【0052】以上はスケジュール内容の書き込みと、書
き込んだスケジュール内容に対してスケジュールスタン
プを張り付けて、スケジュール内容に対する日付・時間
データの設定を行う処理についての説明である。
【0053】次に、このような処理において、それぞれ
のページに取り込まれたスケジュール内容およびその日
付・時間データが、フラッシュメモリ4内にどのような
メモリ構造にて格納されるかについて説明する。
【0054】図6はフラッシュメモリ4の内容の一例を
示すもので、この図6では、現在、データの取り込みを
行っているページ(3ページ目とする)と、前ページ
(2ページ目とする)と、さらにその前のページ(1ペ
ージ目)のメモリ内容が示されている。以下、図6につ
いて説明する。
【0055】図6において、アドレスA0,A1,A
2,・・・には、情報が取り込まれた各ページごとに、
そのページの情報が格納されているアドレスが書き込ま
れている。
【0056】前記アドレスA0,A1,A2,・・・
は、情報が取り込まれた各ページごとのアドレスを指示
するページアドレス領域であり、アドレスA0には1ペ
ージ目の情報が格納されたアドレスとして、アドレスB
0が書き込まれており、アドレスA1には2ページ目の
情報が格納されたアドレスとして、アドレスB1が書き
込まれており、アドレスA2には3ページ目の情報が格
納されたアドレスとして、アドレスB2が書き込まれて
いるというように、情報の取り込まれているページに対
してそれぞれのページの情報が格納されているアドレス
が書き込まれている。
【0057】また、アドレスB0,B1,B2,・・・
は、ページ内容指示アドレス領域(それぞれのページに
関する情報が格納された領域を指示するためのアドレス
が書き込まれる領域)であり、1ページ目の情報が格納
されたアドレスB0には、次のページ(この場合、2ペ
ージ目)の情報が格納されたアドレスとしてB1が書き
込まれ、前のページの情報が格納されたアドレスとして
「NULL」(この「NULL」は「無い」ことを示し
ており、この1ページ目が最初のページであることを示
している)が書き込まれ、さらに、この1ページ目に取
り込まれた情報が格納されているアドレスとしてC0,
C1,C2と、この1ページ目の付加情報が格納されて
いるアドレスC3が書き込まれている。
【0058】また、前記2ページ目の情報が格納された
アドレスB1には、次のページ(この場合、3ページ
目)の情報が格納されたアドレスとしてB2が書き込ま
れ、前のページ(この場合、1ページ目)の情報が格納
されたアドレスとしてアドレスB0が書き込まれ、さら
に、この2ページ目に取り込まれた情報が格納されてい
るアドレスとしてD0,D1,D2と、この1ページ目
の付加情報が格納されているアドレスD3が書き込まれ
ている。3ページ以降も同様である。
【0059】そして、前記アドレスC0には、たとえ
ば、1ページ目の画像データ、アドレスC1には1ペー
ジ目の音声データ、アドレスC2には1ページ目のイン
クデータ、アドレスC3には1ページ目の付加情報が格
納されている。また、前記アドレスD0には2ページ目
の画像データ、アドレスD1には2ページ目の音声デー
タ、アドレスD2には2ページ目のインクデータ、アド
レスD3には2ページ目の付加情報が格納されている。
【0060】なお、この図6に示した例では、フラッシ
ュメモリ4に書き込まれる様々な情報(画像データ、音
声データ、インクデータ、各ページの付加情報など)
が、各ページ単位にまとまって、順序よく書き込まれた
例が示されているが、これらの情報が書き込まれる場所
は、そのページに対する入力データの書き込み位置を示
すアドレス(「C0,C1,・・・」、「D0,D1,
・・・」、「E0,E1,・・・」)で指定される場所
であり、必ずしも、ページ単位で連続したアドレスに書
き込まれるとは限らない。たとえば、1ページ目の画像
データがアドレスC0を指定され、1ページ目の音声デ
ータがアドレスD2を指定され、1ページ目の音声デー
タがアドレスE1を指定され、1ページ目の付加情報が
アドレスD3を指定され、2ページ目の画像データがア
ドレスC1を指定され、2ページ目の音声データがアド
レスE0を指定され、2ページ目の音声データがアドレ
スC2を指定され、2ページ目の付加情報がアドレスC
4を指定されるというように、それぞれのページごとに
関連づけられたアドレスに書き込まれるようにすればよ
い。
【0061】ところで、前記した各ページ毎の付加情報
は、リアルタイムクロック8からの月・日などの日付と
時刻情報や、それぞれのページに張り付けられたスタン
プに対する日付・時刻データなどさまざまであるが、こ
こでは、説明を簡単にするために、スケジュールスタン
プに対する日付・時刻データのみが付加情報であるとし
て説明する。
【0062】たとえば、1ページ目に、図5(b)に示
すようなスケジュール内容が書き込まれている場合の付
加情報のフラッシュメモリにおけるメモリ内容は、図7
で示すような内容となる。なお、スケジュール内容は、
インクデータとして、当該ページのインクデータメモリ
領域に書き込まれる。
【0063】すなわち、この図5(b)のスケジュール
内容は、同じスケジュール内容が日を変えて何回か(こ
の場合、2回)設定され、2つのスケジュールスタンプ
が張り付けられている場合であり、このような場合の付
加情報のメモリ内容は、図7に示すような内容となる。
【0064】図7に示す付加情報のメモリ内容におい
て、x1はスケジュールスタンプ301に対する付加情
報のメモリ領域、x2はスケジュールスタンプ302に
対する付加情報のメモリ領域である。このように、付加
情報のメモリ領域は、任意の個数のスケジュールスタン
プに対応できるだけのメモリ領域が確保されるようにな
っている。この図7においては、2個のスケジュールア
イコン301、302の日付・時間データが付加情報と
して格納されている例を示している。なお、この場合
も、連続した領域とは限らず、同じページに関連づけら
れていればよい。
【0065】そして、その格納内容としては、複数のス
ケジュールアイコンが存在する場合、次のスケジュール
アイコンを指定するアドレスデータ(ここでは、"next"
と表している)、前のスケジュールアイコンを指定する
アドレスデータ(ここでは、"prev"と表している)と、
当該スケジュールアイコンの月データ、日データ、時間
帯データなどのそれぞれのデータが所定のアドレスにそ
れぞれ格納されている。
【0066】この図7の例では、1つのスケジュール内
容に対して、2つのスケジュールスタンプのそれぞれの
日付・時間データが格納された例を示したが、1つのス
ケジュール内容に対して、さらに、3個め、4個目とい
うようにスケジュールスタンプが張り付けられると、そ
れぞれのスケジュールスタンプに対する月データ、日デ
ータ、時間帯データが、当該スケジュール内容における
日付・時間データとして、同一ページに関連づけられた
所定の領域に格納されて行く。
【0067】このとき、同じスケジュール内容に対して
張り付けられたそれぞれのスケジュールスタンプに対す
るそれぞれの日付・時間データは、前後のスケジュール
スタンプを指定できる双方向のリスト構造となってい
る。
【0068】このようにして、或るページに書き込まれ
たスケジュール内容は、フラッシュメモリ4の当該ペー
ジに対応するインクデータ領域に書き込まれ、そのスケ
ジュール内容に関する日付や時間などの日付・時間デー
タは付加情報として、そのページに関連づけられた付加
情報領域に書き込まれる。
【0069】次に、取り込まれている多数のスケジュー
ル内容のうち、所望とするスケジュール内容を検索する
処理について、図8のフローチャートを参照しながら説
明する。
【0070】まず、携帯用情報処理装置の表示画面13
からスケジュール検索モード指示アイコン211をポイ
ンティングして、機器のアプリケーションプログラムを
スケジュールモードとする(ステップs1)。そして、
リアルタイムクロック8から得られる現在の月データを
基に、現在の月に一致するすべての月データを、フラッ
シュメモリ4の付加情報領域から検索し(ステップs
2)、その検索結果を基に、該当する月の月間スケジュ
ール一覧を表示する(ステップs3)。たとえば、現在
の月が7月であれば、どのページが月データとして
「7」を有しているかを検索し、月データとして「7」
を有する付加情報の内容をもとに、月間スケジュール一
覧を作成する。
【0071】つまり、それぞれのページに関連づけられ
た付加情報のメモリ領域の中に、月データとして「7」
が有るか否かを、すべてのページに渡って判断して、月
データとして「7」を有しているページを抽出し、その
ページに関連づけられた付加情報領域の内容を基に、7
月を構成するそれぞれの日において、何日に幾つスケジ
ュールデータが有るかを判断して、月間スケジュール一
覧を作成する。
【0072】この月間スケジュール一覧の一例を図9に
示す。この月間スケジュール一覧は、一例として7月に
おける曜日と日付がカレンダ形式に表されており、スケ
ジュールの入っている日には、スケジュールの入ってい
ることを示すマークをスケジュール毎に表示し、ここで
は、そのマークを太線で示し、符号としてm1,m2,
・・・を付している。そして、マークの数がスケジュー
ル数を表している。たとえば、7月2日、水曜日は、マ
ークm1とマークm2の2つのマークが有るので、2つ
のスケジュールが入っていることを示し、7月5日金曜
日は、マークm1のみであるので、1つのスケジュール
が入っていることを示している。
【0073】なお、この月間スケジュール一覧が表示さ
れている表示画面13上には、月送りマーク51,52
が表示され、月送りマーク51をポインティングする
と、現在表示されている月以前、つまり、この図9の場
合は、6月以前の任意の月間スケジュール一覧を順次表
示することができる。また、月送りマーク52をポイン
ティングすると、この場合は、8月以降の任意の月間ス
ケジュール一覧を順次表示することができる。
【0074】このような月間スケジュール一覧におい
て、たとえば、10日の部分をポインティングすると
(ステップs4)、そのポインティングされた日データ
を基に、どのページが日データとして「10」を有して
いるかを検索する(ステップs5)。なおこの場合、月
データ「7」であって、かつ、日データ「10」を検索
する。
【0075】つまり、月データとして「7」を有してい
るページに関連づけられた付加情報のメモリ領域の中
に、日データとして「10」が有るか否か判断して、日
データとして「10」を有しているページを抽出し、そ
のページに関連づけられた付加情報メモリ領域の内容を
基に、7月10日は、どのような時間帯にスケジュール
が有るかを判断する。これにより、図10で示されるよ
うな指示された日のスケジュール表が表示される(ステ
ップs6)。
【0076】図10は、同一日に異なったスケジュール
が2つ以上存在する場合である。
【0077】このように、、同一日に異なったスケジュ
ールが2つ以上存在する場合は、それぞれのスケジュー
ル毎にページを変えて、それぞれのスケジュール内容を
書き込み、それぞれのページ毎にスケジュールスタンプ
を張り付けて、それぞれ日付・時間データを設定する。
このため、日データを基に、フラッシュメモリ4内のそ
れぞれのページに関連づけられた付加情報メモリ領域の
内容を検索し、その日(たとえば、7月10日)はどの
ような時間帯にスケジュールが入っているかを判断する
ことにより、図10のような時間帯を表したスケジュー
ル表の表示がなされる。
【0078】図10の例は、或るページに「・・会社と
打ち合わせ」(日付・時間は7月10日、10:00〜
11:30)というスケジュールデータが書き込まれ、
また、他のページに「チーム定期meeting・・・」(日
付・時間は7月10日、15:00〜17:30)とい
うスケジュールデータが書き込まれた場合における7月
10日のスケジュール表の例を示している。
【0079】このように同一日の異なった時間帯に、そ
れぞれ異なったスケジュールが存在している場合は、図
10に示されるように、その日におけるそれぞれのスケ
ジュールの時間帯が表示される。
【0080】この図10で示される表示内容は、指定さ
れた日(この場合、7月10日)のどの時間帯にスケジ
ュールが入っているかを示すための時間帯表示61が主
であるが、その他に、他の日付(1週間分程度)を指定
可能な日付指定表示部62と、前の週と、次の週を指定
する週指定部63、64が表示される。なお、日付指定
表示部62は、図示の如く、現日付(この場合、7月1
0日)を含む1週間分程度の表示がなされ、その1週間
のなかでの他の日付の内容を知りたい場合にその日付部
分をポインティングすることにより、ポインティングさ
れた日付に対して図10に示すような表示が行われる。
【0081】この図10によれば、7月10日について
は、6時から21時までの間において、時間帯指示部t
1,t2が表示され、時間帯指示部t1は、午前の昼近
くにスケジュールが入っていることを示し、時間帯指示
部t2は、午後の3時頃にスケジュールが入っているこ
とを示している。
【0082】そして、この図10の表示において、たと
えば、時間帯指示部t1部分をポインティングすると
(ステップs7)、その時間帯データをもとに、対応す
るページのインクデータメモリ領域を検索し(ステップ
s8)、そのスケジュール内容を読み出して、図11の
如く表示する(ステップs9)。これは、ユーザがスケ
ジュール内容として書き込んだものと同じ内容である
(図3(b)参照)。
【0083】そして、このスケジュール内容がユーザの
所望とする内容で有れば、これで処理を終了し(ステッ
プs10),スケジュールモード終了となる(ステップ
s11)。なお、読み出されたスケジュール内容表示
(図11参照)において、スケジュールスタンプ301
をポインティングすれば、図4で示すような時間帯表示
がなされる。
【0084】また、図10の例では、その日に2つのス
ケジュールが有ることが示されているため、他のスケジ
ュール内容についてもその内容の確認を行う場合は、ス
テップs6に処理が戻り、他の時間帯指示部t2をポイ
ンティングする。これにより、その時間帯データをもと
に、対応するページのインク情報メモリ領域を検索し
(ステップs8)、そのスケジュール内容を読み出して
表示する(ステップs9)。この場合、図5(b)と同
じものが表示される。
【0085】以上説明したように、本発明では、或るペ
ージにスケジュール内容を書き込んだ後、スケジュール
スタンプを張り付け、書き込んだスケジュール内容に対
する日付・時間データを設定するようにしている。そし
て、書き込まれたスケジュール内容は、フラッシュメモ
リ4内の当該ページに関連づけられたインクデータメモ
リ領域に格納するとともに、日付・時間データは、当該
ページの付加情報メモリ領域に格納するようにしてい
る。
【0086】このように、ページごとに取り込まれたス
ケジュール内容およびその日付・時間データは、当該ペ
ージに関連づけられた情報として、フラッシュメモリ4
内のそれぞれが関連づけられたメモリ領域に格納され
る。
【0087】フラッシュメモリ4内のデータ構成を、こ
のようにページごとに関連づけられたデータ構成とする
ことにより、所望のスケジュールデータを読み出す場合
は、前述したような手順にしたがって、簡単に読み出す
ことができる。
【0088】また、それぞれのページ毎の付加情報メモ
リ領域は、同じスケジュール内容に対して複数のスケジ
ュールスタンプの設定ができるように、複数のスケジュ
ールスタンプの設定に対応したメモリ領域の確保を可能
としている。
【0089】したがって、たとえば、或るページに取り
込んだスケジュール情報と同じ内容のスケジュールが何
日かに渡って繰り返しあるような場合は、そのスケジュ
ール内容を取り込んだページに、それぞれの日にちごと
にスケジュールスタンプを張り付け、そのスケジュール
スタンプに基づいて、日付・時間データを設定すること
で、当該ページに関連づけられた付加情報メモリ領域に
は、スケジュールスタンプに対応して付加情報メモリ領
域が確保され、それぞれのスケジュールスタンプに対応
して、日付・時間データが書き込まれる。
【0090】これにより、同じ内容のスケジュールが何
日かに渡って繰り返し有るような場合は、その都度、ペ
ージを変えて、同じスケジュール内容を書き込む必要が
なく、1つのページに、スケジュールスタンプを必要な
だけ張り付けて、それぞれのスケジュールスタンプごと
に、日付・時間データを設定すればよいので、きわめて
使い勝手のよいものとなる。
【0091】なお、前記実施の形態において、それぞれ
のページに関連づけれたスケジュール内容および日付・
時間データをフラッシュメモリ4に格納するようにした
が、記憶手段としては、フラッシュメモリに限られるも
のではない。また、これらの関連づけられたそれぞれの
データは、1つのページのデータとしての関連づけがで
きるようにすれば、それぞれ別個に用意された記憶手段
に格納するようにしてもよい。
【0092】また、前記実施の形態に使用した携帯用情
報処理装置は、画像や音声をも取り込めるものを例にと
って示したが、画像や音声は入力情報としては必ずしも
必要なものではなく、これらの情報の取り込みができな
い装置においても本発明は適用できるものである。
【0093】また、以上説明した本発明の処理を行う処
理プログラムは、フロッピィディスク、光ディスク、ハ
ードディスクなどの記憶媒体に記憶させておくことがで
き、本発明はそれらの記憶媒体をも含むものである。ま
た、ネットワークからデータを得る形式でもよい。
【0094】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
或るページに情報(たとえばスケジュール内容)が入力
されると、その入力された情報を記憶手段の当該ページ
に対応するメモリ領域に格納し、その後、そのスケジュ
ール内容が入力されたページの画面上に、日付や時間な
どの付加情報を入力するためのアイコンを張り付けるこ
とを可能とし、張り付けられたアイコンがポインティン
グされことによって画面上に付加情報設定部が開かれ、
その付加情報設定部に日付や時間を設定すると、その設
定された付加的情報を前記入力されたスケジュール内容
に関連づけられた情報として、前記記憶手段の当該ペー
ジに対応するメモリ領域に格納するようにしている。ま
た、前記付加的な情報を入力するためのアイコンは、画
面上に複数個の添付を可能とし、それぞれのアイコンに
よって画面上に開かれる付加情報設定部に対し、異なっ
た付加情報の設定を可能としている。
【0095】したがって、ページ単位に入力情報とその
付加情報(たとえば、スケジュール内容と日付・時間情
報)を管理でき、かつ、付加情報を設定するためのアイ
コンは、同じページに複数張り付けることができるの
で、たとえば、入力情報がスケジュール内容である場
合、同じスケジュール内容が複数の日に渡って存在する
ようなとき、そのスケジュール内容を書き込んだページ
に、異なる日付・時間を設定することができる。また、
スケジュール内容と日付・時間データを、ページに関連
づけたデータとして記憶手段に格納しているので、格納
したスケジュール内容を読み出して表示させる場合は、
該当する月データをもとにして記憶手段の記憶内容を検
索し、その月内の各日毎にスケジュールの有無を示す月
間スケジュール一覧を作成して表示し、その中から日を
指定すると、指定された日データをもとにして前記記憶
手段の記憶内容を検索し、該当する日におけるスケジュ
ールを時間帯で表示し、その時間帯を指定すると、指定
された時間帯データを基にして前記記憶手段の記憶内容
を検索し、その時間帯におけるスケジュール内容を表示
するというような段階的な表示がきわめて簡単に行え、
きわめて使い勝手のよいスケジューラ機能を持たせるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の構成を説明するブロック
図。
【図2】本発明が適用された携帯用情報処理装置の外観
構成図。
【図3】本発明の実施の形態におけるスケジュール内容
の一例と、そのスケジュール内容に対してスケジュール
スタンプを張り付けた例を示す図。
【図4】本発明の実施の形態においてスケジュールスタ
ンプをポインティングすることにより画面上に開かれる
日付・時間設定画面の一例を示す図。
【図5】本発明の実施の形態におけるスケジュール内容
の一例と、そのスケジュール内容に対して複数のスケジ
ュールスタンプを張り付けた例を示す図。
【図6】本発明の実施の形態におけるフラッシュメモリ
の内容を説明する図。
【図7】本発明の実施の形態におけるフラッシュメモリ
内の付加情報領域の一例を示す図。
【図8】本発明の実施の形態における表示処理手順を説
明するフローチャート。
【図9】本発明の実施の形態における月間スケジュール
一覧の表示例を示す図。
【図10】本発明の実施の形態における指定された日の
スケジュールを時間帯で表示する例を示す図。
【図11】本発明の実施の形態における所望のページの
スケジュール内容表示例を示す図。
【符号の説明】
1 CPU 2 ワークメモリ 3 ROM 4 フラッシュメモリ 13 LCD(表示画面) 21 機能アイコン表示部 211 スケジュールモード指示用アイコン 212 スタンプ一覧表示指示用アイコン 301,302 スケジュールスタンプ t1,t2 時間帯表示部

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力された情報を収集して表示するとと
    もに、その収集した情報を記憶する携帯用情報処理装置
    において、 入力情報の収集が可能な情報入力手段と、 この情報入力手段により入力された情報およびその入力
    情報に対する付加的な情報を記憶する記憶手段と、 前記情報入力手段により、情報が入力された後、入力さ
    れた情報に対する付加情報を入力するためのアイコンの
    添付を可能とし、そのアイコンがポインティングされる
    ことによって画面上に付加情報設定部を表示し、その付
    加情報設定部に付加情報の設定がなされると、その付加
    情報と前記入力情報とをそれぞれが関連づけられた情報
    として、前記記憶手段の所定の領域に格納する制御手段
    と、 を有することを特徴とする携帯用情報処理装置。
  2. 【請求項2】 前記付加情報を入力するためのアイコン
    は、画面上に複数個の添付を可能とし、それぞれのアイ
    コンによって画面上に開かれる付加情報設定部に対し、
    異なった付加情報の設定を可能としたことを特徴とする
    請求項1記載の携帯用情報処理装置。
  3. 【請求項3】 前記入力された情報は、スケジュールの
    内容を示す情報であって、前記付加情報は、当該スケジ
    ュール内容に対する日付・時間情報であり、これら入力
    情報と付加情報とを或るページに関連づけられたデータ
    として扱うことを特徴とする請求項1または2に記載の
    携帯用情報処理装置。
  4. 【請求項4】 入力された情報を収集して表示するとと
    もに、その収集した情報を記憶する携帯用情報処理装置
    において、 入力情報の収集が可能な情報入力手段と、 この情報入力手段により入力された情報およびその入力
    情報に対する付加情報を記憶する記憶手段と、 前記情報入力手段により、情報が入力された後、入力さ
    れた情報に対する付加情報を入力するためのアイコンの
    添付を可能とし、そのアイコンがポインティングされる
    ことによって画面上に付加情報設定部を表示し、その付
    加情報設定部に付加情報の設定がなされると、その付加
    情報と前記入力情報とをそれぞれが関連づけられた情報
    として、前記記憶手段の所定の領域に格納するととも
    に、格納された情報の読み出し指示が出されると、前記
    付加情報を基に前記記憶手段の記憶内容を検索し、該当
    する入力情報を読み出す制御手段と、 を有することを特徴とする携帯用情報処理装置。
  5. 【請求項5】 前記付加情報を入力するためのアイコン
    は、画面上に複数個の添付を可能とし、それぞれのアイ
    コンによって画面上に開かれる付加情報設定部に対し、
    異なった付加情報の設定を可能としたことを特徴とする
    請求項4記載の携帯用情報処理装置。
  6. 【請求項6】 前記入力された情報は、スケジュールの
    内容を示す情報であって、前記付加情報は、当該スケジ
    ュール内容に対する日付・時間情報であり、これら入力
    情報と付加情報とを或るページに関連づけられたデータ
    として扱うことを特徴とする請求項4または5に記載の
    携帯用情報処理装置。
  7. 【請求項7】 前記格納された情報を読み出す場合の処
    理手順は、該当する月データをもとにして前記記憶手段
    の記憶内容を検索し、その月内の各日毎にスケジュール
    の有無を示す月間スケジュール一覧を作成して表示し、
    その中から日を指定すると、指定された日データをもと
    にして前記記憶手段の記憶内容を検索し、該当する日に
    おけるスケジュールを時間帯で表示し、その時間帯を指
    定すると、指定された時間帯データを基にして前記記憶
    手段の記憶内容を検索し、その時間帯におけるスケジュ
    ール内容を表示するようにしたことを特徴とする請求項
    6記載の携帯用情報処理装置。
  8. 【請求項8】 入力された情報を収集して表示するとと
    もに、その収集した情報を記憶する携帯用情報処理装置
    の情報処理方法において、 入力手段から情報が入力されると、その入力された情報
    を記憶手段の所定の領域に格納し、その後、前記情報が
    入力されたページの画面上に前記入力された情報に対す
    る付加情報を入力するためのアイコンの添付を可能と
    し、そのアイコンがポインティングされることによっ
    て、画面上に付加情報設定部を表示し、その付加情報設
    定部に付加情報が設定されると、その設定された付加情
    報を前記入力情報に関連づけられた情報として、前記記
    憶手段の所定のメモリ領域に格納することを特徴とする
    携帯用情報処理装置の情報処理方法。
  9. 【請求項9】 前記付加情報を入力するためのアイコン
    は、画面上に複数個の添付を可能とし、それぞれのアイ
    コンによって画面上に開かれる付加情報設定部に対し、
    異なった付加情報の設定を可能としたことを特徴とする
    請求項8記載の携帯用情報処理装置の情報処理方法。
  10. 【請求項10】 前記入力された情報は、スケジュール
    の内容を示す情報であって、前記付加情報は、当該スケ
    ジュール内容に対する日付・時間情報であり、これら入
    力情報と付加情報とを或るページに関連づけられたデー
    タとして扱うことを特徴とする請求項8または9に記載
    の携帯用情報処理装置の情報処理方法。
  11. 【請求項11】 入力された情報を収集して表示すると
    ともに、その収集した情報を記憶する携帯用情報処理装
    置の情報処理方法において、 情報が入力されると、その入力された情報を記憶手段の
    所定の領域に格納し、その後、前記情報が入力されたペ
    ージの画面上に前記入力された情報に対する付加情報を
    入力するためのアイコンの添付を可能とし、そのアイコ
    ンがポインティングされることによって、画面上に付加
    情報設定部を表示し、その付加情報設定部に付加情報が
    設定されると、その設定された付加情報を前記入力情報
    と関連づけられた情報として、前記記憶手段の当該ペー
    ジに対応するメモリ領域に格納する処理を行い、この格
    納された情報を読み出す際は、前記付加情報を基に前記
    記憶手段の記憶内容を検索し、該当する入力情報を読み
    出すことを特徴とする携帯用情報処理装置の情報処理方
    法。
  12. 【請求項12】 前記付加情報を入力するためのアイコ
    ンは、画面上に複数個の添付を可能とし、それぞれのア
    イコンによって画面上に開かれる付加情報設定部に対
    し、異なった付加情報の設定を可能としたことを特徴と
    する請求項11記載の携帯用情報処理装置の情報処理方
    法。
  13. 【請求項13】 前記入力された情報は、スケジュール
    の内容を示す情報であって、前記付加情報は、当該スケ
    ジュール内容に対する日付・時間情報であり、これら入
    力情報と付加情報とを或るページに関連づけられたデー
    タとして扱うことを特徴とする請求項11または12に
    記載の携帯用情報処理装置の情報処理方法。
  14. 【請求項14】 前記格納された情報を読み出す場合の
    処理手順は、該当する月データをもとにして前記記憶手
    段の記憶内容を検索し、その月内の各日毎にスケジュー
    ルの有無を示す月間スケジュール一覧を作成して表示
    し、その中から日を指定すると、指定された日データを
    もとにして前記記憶手段の記憶内容を検索し、該当する
    日におけるスケジュールを時間帯で表示し、その時間帯
    を指定すると、指定された時間帯データを基にして前記
    記憶手段の記憶内容を検索し、その時間帯におけるスケ
    ジュール内容を表示するようにしたことを特徴とする請
    求項13記載の携帯用情報処理装置の情報処理方法。
JP20064197A 1996-07-25 1997-07-25 携帯用情報処理装置およびその情報処理方法 Withdrawn JPH1091585A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001084228A (ja) * 1999-08-03 2001-03-30 Fuji Xerox Co Ltd 自由形式入力に基づくアラート提供方法、リマインダーメッセージ提供システム、コンピュータ読取り可能記憶媒体、及びペン・ベースのコンピュータシステム
KR100711821B1 (ko) * 2003-11-17 2007-05-02 노키아 코포레이션 디지털 기기와 함께 사용될 미디어 다이어리 어플리케이션
JP2017174084A (ja) * 2016-03-23 2017-09-28 カシオ計算機株式会社 タスク管理装置及びプログラム

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