JP7275645B2 - 情報処理装置及び情報処理プログラム - Google Patents
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Description
請求項1の発明は、業務リストから、業務の属性に対応する第1付箋と、該属性の値に対応する第2付箋と、該業務リストの業務内容に対応する第3付箋を生成する付箋生成手段と、前記第1付箋と前記第2付箋を軸上に配置し、該第2付箋に対応する位置に、前記第3付箋を貼り付ける貼付手段を有する情報処理装置である。
図1は、本実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図を示している。
なお、モジュールとは、一般的に論理的に分離可能なソフトウェア(「ソフトウェア」の解釈として、コンピュータ・プログラムを含む)、ハードウェア等の部品を指す。したがって、本実施の形態におけるモジュールはコンピュータ・プログラムにおけるモジュールのことだけでなく、ハードウェア構成におけるモジュールも指す。それゆえ、本実施の形態は、それらのモジュールとして機能させるためのコンピュータ・プログラム(例えば、コンピュータにそれぞれの手順を実行させるためのプログラム、コンピュータをそれぞれの手段として機能させるためのプログラム、コンピュータにそれぞれの機能を実現させるためのプログラム)、システム及び方法の説明をも兼ねている。ただし、説明の都合上、「記憶する」、「記憶させる」、これらと同等の文言を用いるが、これらの文言は、実施の形態がコンピュータ・プログラムの場合は、記憶装置に記憶させる、又は記憶装置に記憶させるように制御するという意味である。また、モジュールは機能に一対一に対応していてもよいが、実装においては、1モジュールを1プログラムで構成してもよいし、複数モジュールを1プログラムで構成してもよく、逆に1モジュールを複数プログラムで構成してもよい。また、複数モジュールは1コンピュータによって実行されてもよいし、分散又は並列環境におけるコンピュータによって1モジュールが複数コンピュータで実行されてもよい。なお、1つのモジュールに他のモジュールが含まれていてもよい。また、以下、「接続」とは物理的な接続の他、論理的な接続(例えば、データの授受、指示、データ間の参照関係、ログイン等)の場合にも用いる。「予め定められた」とは、対象としている処理の前に定まっていることをいい、本実施の形態による処理が始まる前はもちろんのこと、本実施の形態による処理が始まった後であっても、対象としている処理の前であれば、そのときの状況・状態にしたがって、又はそれまでの状況・状態にしたがって定まることの意を含めて用いる。「予め定められた値」が複数ある場合は、それぞれ異なった値であってもよいし、2以上の値(「2以上の値」には、もちろんのことながら、全ての値も含む)が同じであってもよい。また、「Aである場合、Bをする」という記載は、「Aであるか否かを判断し、Aであると判断した場合はBをする」の意味で用いる。ただし、Aであるか否かの判断が不要である場合を除く。また、「A、B、C」等のように事物を列挙した場合は、断りがない限り例示列挙であり、その1つのみを選んでいる場合(例えば、Aのみ)を含む。
また、システム又は装置とは、複数のコンピュータ、ハードウェア、装置等がネットワーク(「ネットワーク」には、一対一対応の通信接続を含む)等の通信手段で接続されて構成されるほか、1つのコンピュータ、ハードウェア、装置等によって実現される場合も含まれる。「装置」と「システム」とは、互いに同義の用語として用いる。もちろんのことながら、「システム」には、人為的な取り決めである社会的な「仕組み」(つまり、社会システム)にすぎないものは含まない。
また、各モジュールによる処理毎に又はモジュール内で複数の処理を行う場合はその処理毎に、対象となる情報を記憶装置から読み込み、その処理を行った後に、処理結果を記憶装置に書き出すものである。したがって、処理前の記憶装置からの読み込み、処理後の記憶装置への書き出しについては、説明を省略する場合がある。なお、ここでの記憶装置としては、ハードディスクドライブ、RAM(Random Access Memoryの略)、外部記憶媒体、通信回線を介した記憶装置、CPU(Central Processing Unitの略)内のレジスタ等を含んでいてもよい。
情報処理装置100は、具体的には、会合において用いられる台紙と付箋に関する処理を行うものである。情報処理装置100は、電子付箋制御装置、電子付箋システム、電子白板等ともいわれているものを含む。また、付箋は、電子付箋、電子カード等ともいわれる。情報処理装置100は、業務リストから付箋を生成することを行う。
なお、会合は、複数人が集まって話し合うことであればよく、例えば、会議、ワークショップ、アイデア抽出会、検討会、相談、議論、集会、ミーティング等を含む。
情報処理装置100は、具体的には、付箋を用いて、ファシリテーター(ファシリテーターは、一般的には1人)と複数人の参加者によって行われる会合で利用される。参加者は参加者用端末としての電子付箋端末250を用いて、アイデア等が記載された付箋を作成する。一般的に、図2の例に示すように、電子付箋端末250として、各参加者が所持する電子付箋端末250A、電子付箋端末250B等(以下、代表して電子付箋端末250という)のように複数ある。そして、情報処理装置100は、電子付箋端末250から付箋を受け取って、台紙(又は背景)上にその付箋を貼り付ける。ファシリテーターは情報処理装置100の表示装置である共有画面を用いて、その台紙上で、付箋の位置を決定又は変更したり、付箋をまとめたり(「付箋をまとめる」とは、複数の付箋を関連付けること、グループ形成等ともいわれる)、自らも付箋情報の作成等を行って、その会合を進行させる。なお、本実施の形態において、参加者には、ファシリテーターを含む。
なお、業務リスト記憶モジュール105は、情報処理装置100内に具備されていてもよいし、図2の例に示すように、通信回線を介して業務リスト管理装置290内に具備されていてもよい。
ここで「第1付箋」とは、属性(又は、属性名)が記載された付箋であって、前述の例では、「納期」、「担当」、「重要度」等の内容が記載された付箋が該当する。
また「第2付箋」とは、属性値が記載された付箋であって、「担当」の属性値として、具体的な担当者である「Aさん」、「Bさん」等が記載された付箋が該当する。
「第3付箋」とは、業務リストの業務内容に対応している。「業務リストの業務内容」は、前述の「行わなければならない業務」である。第3付箋として、例えば、2つの軸によって構成される平面空間において、第1軸における「担当」の第1付箋と第2軸における「Aさん」の第2付箋の交差する位置に貼り付けられた、担当であるAさんが行わなければならない業務の内容が記載された付箋が該当する。
また、付箋生成モジュール120は、属性の値が設定されていない業務内容がある場合は、その属性の値が設定されていないことを示す第2付箋を生成するようにしてもよい。具体的には、後述する「Not Assigned」が記載された付箋等が該当する。
変換モジュール135は、操作者によって生成された付箋が、第2付箋に対応する位置に貼り付けられた場合、その付箋を第3付箋に変換する。
移動モジュール140は、第2付箋が移動されると、その第2付箋の移動にともなって第3付箋を移動する。
ここで「軸」として、縦軸又は横軸がある。
また「第1付箋と第2付箋を軸上に配置」として、複数の第2付箋を軸となる直線上に配置し、その第2付箋の属性を示す位置に第1付箋を配置すればよい。なお、「直線上」とは、厳密な直線である必要はなく、複数の付箋が軸上に配置されているとわかる程度でよい。なお、第1付箋の位置(第2付箋の属性を示す位置)は、軸の周辺であればよく、例えば、第2付箋の並びの先頭又は最後尾であってもよいし、第2付箋の並びの中央付近の周辺であってもよい。
また、貼付モジュール145は、選択された属性に対応する第1付箋と第2付箋を軸上に配置するようにしてもよい。
なお「選択された属性」における「選択」は、ユーザーによって選択された属性であってもよいし、予め定められた属性であってもよい。
さらに、貼付モジュール145は、選択されなかった属性に対応する第1付箋を、軸とは異なる場所に配置するようにしてもよい。「軸とは異なる場所」とは、軸上の位置とは関係のない位置であり、その軸で構成される空間ではない場所である。例えば、縦軸を左端に表示し、横軸を上端に表示した場合、その軸で構成される空間以外の右下の位置が該当する。選択されなかった属性の付箋を台紙上に表示することによって、軸として表示した属性以外にも属性があることがユーザーにわかるようになる。そして、軸として選択されなかった属性を軸として採用することもできる。
また、貼付モジュール145は、属性が2つ選択されている場合は、一方の属性を縦軸とし、他方の属性を横軸として、第1付箋と第2付箋と第3付箋を貼り付けるようにしてもよい。
図2の例では、会議室280Aには、情報処理装置100A、電子付箋端末250A、電子付箋端末250B、電子付箋端末250Cが設置されており、会合が行われる。情報処理装置100A、電子付箋端末250A、電子付箋端末250B、電子付箋端末250Cは、通信回線298を介してそれぞれ接続されている。通信回線298は、無線、有線、これらの組み合わせであってもよく、例えば、通信インフラとしてのインターネット、イントラネット等であってもよい。
また、会議室280Bには、情報処理装置100B、電子付箋端末250D、電子付箋端末250Eが設置されており、会議室280Aとは別個の会合が行われる。情報処理装置100B、電子付箋端末250D、電子付箋端末250Eは、通信回線298を介してそれぞれ接続されている。
具体的には、第3付箋に記載された内容をToDo項目とし、その第3付箋が貼り付けられた領域のユーザーである担当者、期限等を設定し、その進捗を管理する。進捗が変化した場合は、情報処理装置100にその内容を送信する。
また、ユーザー端末210は、会合の参加者が利用するものであり、自分のToDo項目を作成したり、会合で生成された第3付箋の内容を自分のToDo項目として割り振ったりする。また、そのToDo項目の進捗状況を、参加者はユーザー端末210を操作して、業務リスト管理装置290に登録したりする。
図3(a)の例に示すように、会議室等内に、参加者311、312、ファシリテーター321が集まっている。参加者311は電子付箋端末250Aを利用し、参加者312は電子付箋端末250Bを利用する。一般的に、電子付箋端末250は参加者1人に1個付与されており、図3(c)の例に示す電子付箋端末250のように、ノート程度の大きさ(例えば、A4、B5、7~10インチ等)のタブレット型の端末であり、指又はペン等を用いて操作されるものである。参加者によって、テキストデータ、手書きの文字、図形等が記載された付箋情報が作成される。なお、端末装置は、タブレット型の端末に限られず、キーボード、マウス等を備えたPC(ノートPCを含む)等であってもよい。
図3(a)の例に示す情報処理装置100xは、プロジェクターであって、台紙及び付箋を表示する。また、情報処理装置100yは、電子白板であって、ファシリテーター321の指又はペン等の動きを検知して、付箋を台紙に貼り付けること、付箋の移動、付箋のグループ形成を行うこと等の操作を受け付けるものである。例えば、情報処理装置100yにペンが備えられており、そのペンが予め定められたペン置きから離れたこと(具体的には、ファシリテーター321が操作するためにペンを持ち上げたこと)、そしてペンの先端の位置(具体的には、ペン先端が情報処理装置100yに触れたこと等)を検知することによって、台紙、付箋に対する操作を受け付ける。例えば、ペン置きにセンサー(具体的には、ペンの重力でスイッチがオンオフとなるセンサー等)を設け、複数のペン(具体的には、黒色のペン、赤色のペン、青色のペン等)のうち、どのペンが用いられているかを検知すればよい。また、情報処理装置100yの表示画面全体がタッチセンサーであり、表示画面に触れられた位置、圧力を検知すればよい。本例では、ペンのオンオフはペン置きによって制御するが、必ずしもペン置きがある必要はない。ペン側で直接オンオフを制御できるようにしても構わない。色の変更に関してもペン置きを必要とせずに、表示画面上の一部分にカラーパレットを用意しておき、目的の色を指又はペン等がタッチすることで色を変更したり、ペンに色を変える指示をするための機能(具体的には、それらの機能を発揮させるためのボタンやスライダ等)が備わっていたりしても構わない。
また、情報処理装置100は、図3(b)の例に示すような電子ボードであってもよい。電子ボードは、一般的に大画面の表示装置(少なくとも、電子付箋端末250の表示装置よりも大きい)を有しており、その表示装置はタッチパネルであり、表示画面に触れられた位置、圧力を検知する。例えば、画面として、80インチ等の大きさを備えたものであってもよい。
例えば、ToDo管理テーブル700の1行目に示すように、ToDoID:I101は、ToDo付箋IDが「F301」であり、業務内容(ToDo内容)が「仕様書作成」であり、担当が「Aさん」であり、重要度が「高」であり、状態が「完了」であり、納期が「10月31日」であり、ToDo管理テーブル700の2行目に示すように、ToDoID:I102は、ToDo付箋IDが「F302」であり、業務内容(ToDo内容)が「文献調達」であり、担当が「Bさん」であり、重要度が「低」であり、状態が「遅延」であり、納期が「9月30日」である。
ステップS908では、ToDo管理テーブル700内の残りの列は、台紙の下の方に軸用の付箋の候補として出力する。例えば、ToDo管理テーブル700の担当欄730がステップS902で選択された場合、重要度欄735の状態欄740、納期欄745の欄名称が記載された付箋が、軸用の付箋の候補として台紙上に貼り付けられることになる。
表示用ToDo管理テーブル1000の担当欄1030が縦軸として選択されているので、台紙1100に縦軸(担当者軸)1110を描画する。
縦軸(担当者軸)1110の軸付箋として、付箋(担当)1112を生成する。付箋(担当)1112は、表示用ToDo管理テーブル1000の担当欄1030の欄の名称、つまり、この場合は「担当」を内容とする付箋である。
縦軸(担当者軸)1110の軸子付箋として、付箋(Aさん)1114、付箋(Bさん)1116、付箋(Not Assigned)1118を生成する。付箋(Aさん)1114、付箋(Bさん)1116は、担当欄1030内の値、つまり、この場合は「Aさん」、「Bさん」を内容とする付箋である。そして、表示用ToDo管理テーブル1000の担当欄1030内に空白の欄があるので、付箋(Not Assigned)1118を生成している。
縦軸(担当者軸)1110のToDo付箋として、付箋(ITEM 1)1121、付箋(ITEM 2)1122、付箋(ITEM 3)1123、付箋(ITEM 4)1124、付箋(ITEM n)112nを生成する。これらは、表示用ToDo管理テーブル1000の業務内容(ToDo内容)欄1020から生成されている。
横軸領域1130内に、軸付箋の候補をセットすることができる。具体的には、付箋(納期)1132、付箋(重要度)1142、付箋(状態)1152のいずれかが、横軸領域1130に移動された場合、横軸を生成して、その付箋に対応する表示用ToDo管理テーブル1000の属性にしたがって、付箋(ITEM 1)1121等の位置を移動する。
ステップS1206では、一方の列を縦軸とし、他方の列を横軸とする。
ステップS1208では、選択された列の属性を、軸用の付箋として出力する。そして、その属性の値を、軸の子付箋として出力する。次に、ToDo管理テーブル700の業務内容(ToDo内容)欄720の設定値があれば、ToDo付箋として出力する。
ステップS1210では、縦軸用の付箋と横軸用の付箋の交わる位置に、ToDo付箋を貼り付ける。
ステップS1212では、ToDo管理テーブル700内の残りの列は、台紙の下の方に軸用の付箋の候補として出力する。
ステップS1214では、図9の例に示すフローチャートのステップS904以降の処理を行う。
表示用ToDo管理テーブル1000の担当欄1030が縦軸として選択されているので、台紙1400に縦軸(担当者軸)1410を描画する。
表示用ToDo管理テーブル1000の重要度欄1035が横軸として選択されているので、台紙1400に横軸(重要度軸)1440を描画する。
縦軸(担当者軸)1410の軸付箋として、付箋(担当)1412を生成する。付箋(担当)1412は、表示用ToDo管理テーブル1000の担当欄1030の欄の名称、つまり、この場合は「担当」を内容とする付箋である。
縦軸(担当者軸)1410の軸子付箋として、付箋(Aさん)1414、付箋(Bさん)1416、付箋(Not Assigned)1418を生成する。付箋(Aさん)1414、付箋(Bさん)1416は、担当欄1030内の値、つまり、この場合は「Aさん」、「Bさん」を内容とする付箋である。そして、表示用ToDo管理テーブル1000の担当欄1030内に空白の欄があるので、付箋(Not Assigned)1418を生成している。
横軸(重要度軸)1440の軸付箋として、付箋(重要度)1442を生成する。付箋(重要度)1442は、表示用ToDo管理テーブル1000の重要度欄1035の欄の名称、つまり、この場合は「重要度」を内容とする付箋である。
横軸(重要度軸)1440の軸子付箋として、付箋(高)1444、付箋(低)1446、付箋(不明)1448を生成する。付箋(高)1444、付箋(低)1446は、重要度欄1035内の値、つまり、この場合は「高」、「低」を内容とする付箋である。そして、表示用ToDo管理テーブル1000の重要度欄1035内に空白の欄があるので、付箋(不明)1448を生成している。
そして、縦軸(担当者軸)1410と横軸(重要度軸)1440のToDo付箋として、付箋(ITEM 1)1421、付箋(ITEM 2)1422、付箋(ITEM 3)1423、付箋(ITEM 4)1424、付箋(ITEM n)142nを生成する。これらは、表示用ToDo管理テーブル1000の業務内容(ToDo内容)欄1020から生成されている。これらの付箋の位置は、縦軸(担当者軸)1410上の軸子付箋と横軸(重要度軸)1440上の軸子付箋の位置によって決定される。つまり、付箋(Aさん)1414と付箋(高)1444の交差位置に付箋(ITEM 1)1421、付箋(Bさん)1416と付箋(低)1446の交差位置に付箋(ITEM n)142n、付箋(Not Assigned)1418と付箋(不明)1448との交差位置に付箋(ITEM 2)1422、付箋(ITEM 3)1423、付箋(ITEM 4)1424を配置する。
ここで、付箋(担当)1412又は付箋(重要度)1442の代わりに付箋(納期)1432又は付箋(状態)1452を配置することができる。その場合は、納期欄1045又は状態欄1040内の値にしたがって、軸子付箋が生成される。なお、図10の例に示した表示用ToDo管理テーブル1000の場合、空白であるので、「不明」と記載された付箋が1つ生成されて、その軸上に配置されることになる。
ユーザーの操作によって、軸用の付箋が移動された場合、その移動にともなって、その軸の子付箋も移動させる。
図15の例は、図14の例に示した軸子付箋の位置を変更したものである。具体的には、ユーザーが、付箋(高)1444と付箋(低)1446の位置を交換した場合、それにともなって付箋(ITEM 1)1421、付箋(ITEM n)142nの位置を変更する。もちろんのことながら、付箋(Aさん)1414と付箋(高)1444の交差位置に付箋(ITEM 1)1421、付箋(Bさん)1416と付箋(低)1446の交差位置に付箋(ITEM n)142nを配置すること自体は、図14の例と同じである。
図16は、ToDoリスト化の列決定の処理例を示すフローチャートである。
ステップS1602では、縦軸の属性付箋をToDo管理テーブル700の属性欄725内の1列目にする。具体的には、台紙上の縦軸の近辺に配置されている付箋であって、付箋情報テーブル600のタイプ欄670から第1付箋である付箋を抽出すればよい。
ステップS1604では、横軸の属性付箋をToDo管理テーブル700の属性欄725内の2列目にする。具体的には、台紙上の横軸の近辺に配置されている付箋であって、付箋情報テーブル600のタイプ欄670から第1付箋である付箋を抽出すればよい。
ステップS1608では、色の属性付箋を次の列にする。具体的には、付箋情報テーブル600の色欄645から色付きの付箋を抽出すればよい。
ステップS1612では、グループの属性付箋を次の列にする。
ステップS1616では、その属性付箋を次の列にする。
ステップS1702では、ToDo管理テーブル700の属性欄725内の1列目の設定値を付箋の縦軸の位置から決定する。
ステップS1704では、ToDo管理テーブル700の属性欄725内の2列目の設定値を付箋の横軸の位置から決定する。
ステップS1708では、付箋の色に応じた設定値をアイテムの値として設定する。
ステップS1712では、付箋が属するグループラベルの設定値をアイテムの値として設定する。
ステップS1716では、付箋に設定されている設定値をアイテムの値として設定する。
また、付箋の色がToDo項目の状態を示している。具体的には、赤色の付箋(図18の例では黒色の付箋(ITEM 2)1422、付箋(ITEM 3)1423、付箋(ITEM 4)1424)は、状態が進捗度0%であることを示しており、青色の付箋(図18の例では斜線の付箋(ITEM 1)1421、付箋(ITEM n)142n)は、状態が進捗度80%であることを示している。
表示用ToDo管理テーブル1900は、業務内容(ToDo内容)欄1920、担当欄1930、重要度欄1935、状態欄1940、納期欄1945を有している。業務内容(ToDo内容)欄1920は、業務内容(ToDo内容)を記憶している。担当欄1930は、担当を記憶している。重要度欄1935は、重要度を記憶している。状態欄1940は、状態を記憶している。納期欄1945は、納期を記憶している。
なお、図20に示すハードウェア構成は、1つの構成例を示すものであり、本実施の形態は、図20に示す構成に限らず、本実施の形態において説明したモジュールを実行可能な構成であればよい。例えば、一部のモジュールを専用のハードウェア(例えば特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit:ASIC)や再構成可能な集積回路(field-programmable gate array:FPGA)等)で構成してもよく、一部のモジュールは外部のシステム内にあり通信回線で接続している形態でもよく、さらに図20に示すシステムが複数互いに通信回線によって接続されていて互いに協調動作するようにしてもよい。また、特に、パーソナルコンピュータの他、携帯情報通信機器(携帯電話、スマートフォン、モバイル機器、ウェアラブルコンピュータ等を含む)、情報家電、ロボット、複写機、ファックス、スキャナ、プリンタ、複合機(スキャナ、プリンタ、複写機、ファックス等のいずれか2つ以上の機能を有している画像処理装置)などに組み込まれていてもよい。
「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、プログラムのインストール、実行、プログラムの流通等のために用いられる、プログラムが記録されたコンピュータで読み取り可能な記録媒体をいう。
なお、記録媒体としては、例えば、デジタル・バーサタイル・ディスク(DVD)であって、DVDフォーラムで策定された規格である「DVD-R、DVD-RW、DVD-RAM等」、DVD+RWで策定された規格である「DVD+R、DVD+RW等」、コンパクトディスク(CD)であって、読出し専用メモリ(CD-ROM)、CDレコーダブル(CD-R)、CDリライタブル(CD-RW)等、ブルーレイ・ディスク(Blu-ray(登録商標) Disc)、光磁気ディスク(MO)、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープ、ハードディスク、読出し専用メモリ(ROM)、電気的消去及び書換可能な読出し専用メモリ(EEPROM(登録商標))、フラッシュ・メモリ、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、SD(Secure Digitalの略)メモリーカード等が含まれる。
そして、前記のプログラムの全体又はその一部は、前記記録媒体に記録して保存や流通等させてもよい。また、通信によって、例えば、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)、メトロポリタン・エリア・ネットワーク(MAN)、ワイド・エリア・ネットワーク(WAN)、インターネット、イントラネット、エクストラネット等に用いられる有線ネットワーク、又は無線通信ネットワーク、さらにこれらの組み合わせ等の伝送媒体を用いて伝送させてもよく、また、搬送波に乗せて搬送させてもよい。
さらに、前記のプログラムは、他のプログラムの一部分若しくは全部であってもよく、又は別個のプログラムと共に記録媒体に記録されていてもよい。また、複数の記録媒体に分割して記録されていてもよい。また、圧縮や暗号化等、復元可能であればどのような態様で記録されていてもよい。
105…業務リスト記憶モジュール
110…付箋・業務リスト管理モジュール
115…業務リスト生成モジュール
120…付箋生成モジュール
125…操作受付モジュール
130…付箋処理モジュール
135…変換モジュール
140…移動モジュール
145…貼付モジュール
150…表示モジュール
210…ユーザー端末
250…電子付箋端末
280…会議室
290…業務リスト管理装置
294…台紙・付箋情報記憶装置
298、299…通信回線
Claims (8)
- 業務リストから、業務の属性に対応する第1付箋と、該属性の値に対応する第2付箋と、該業務リストの業務内容に対応する第3付箋を生成する付箋生成手段と、
前記第1付箋と前記第2付箋を軸上に配置し、該第2付箋に対応する位置に、前記第3付箋を貼り付ける貼付手段と、
前記第1付箋、前記第2付箋、前記第3付箋から、業務リストを生成する業務リスト生成手段
を有し、
前記業務リスト生成手段は、前記第3付箋の色に応じて、前記業務リストの進捗度を設定する
情報処理装置。 - 前記貼付手段は、選択された属性に対応する第1付箋と前記第2付箋を軸上に配置する、
請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記貼付手段は、選択されなかった属性に対応する第1付箋を、前記軸とは異なる場所に配置する、
請求項2に記載の情報処理装置。 - 前記付箋生成手段は、前記属性の値が設定されていない業務内容がある場合は、該属性の値が設定されていないことを示す第2付箋を生成する、
請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記貼付手段は、前記属性が2つ選択されている場合は、一方の属性を縦軸とし、他方の属性を横軸として、前記第1付箋と前記第2付箋と前記第3付箋を貼り付ける、
請求項1に記載の情報処理装置。 - 操作者によって生成された付箋が、前記第2付箋に対応する位置に貼り付けられた場合、該付箋を前記第3付箋に変換する変換手段
をさらに有する請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記第2付箋が移動されると、該第2付箋の移動にともなって前記第3付箋を移動する移動手段
をさらに有する請求項1に記載の情報処理装置。 - コンピュータを、
業務リストから、業務の属性に対応する第1付箋と、該属性の値に対応する第2付箋と、該業務リストの業務内容に対応する第3付箋を生成する付箋生成手段と、
前記第1付箋と前記第2付箋を軸上に配置し、該第2付箋に対応する位置に、前記第3付箋を貼り付ける貼付手段と、
前記第1付箋、前記第2付箋、前記第3付箋から、業務リストを生成する業務リスト生成手段
として機能させ、
前記業務リスト生成手段は、前記第3付箋の色に応じて、前記業務リストの進捗度を設定する
情報処理プログラム。
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