JP6780392B2 - 情報処理装置及び情報処理プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、情報処理装置及び情報処理プログラムに関する。
特許文献1には、電子ファイルとの関係を明確にして電子付箋を作成し、利便性のよい電子付箋の貼り付けを実現することを課題とし、起動中のアプリケーション、又はこのアプリケーションで開かれているファイルに電子付箋を貼り付けするシステムにおいて、システムフックを使用して、起動中のアプリケーションがウィンドウメッセージを受け取り時に、アプリケーション又は関連する該ファイルの識別情報を取得して電子付箋の対象リストを生成し、これにより任意のアプリケーション又は関連する該ファイルの識別情報を含む電子付箋を作成し保存し、電子付箋の貼り替えに際しては、ファイルの表示、非表示に連動した電子付箋の表示、非表示を可能とすることが開示されている。
特許文献2には、ウェブページのコンテンツのレイアウトや構造の変化に追随して電子付箋の表示位置を変えることを課題とし、電子付箋生成表示プログラムは、コンピュータに、電子付箋の貼り付けが指定されたウェブページのコンテンツの場所を示す位置情報を基にウェブページの中から電子付箋の貼り付け場所に最も類似する場所を推定するステップと、推定された場所に電子付箋が表示されるようにウェブページのソースを書き換えるステップと、を実行させ、ここで、位置情報は、電子付箋の貼り付けが指定されたコンテンツの場所のタグ、属性、及びタグ内の内容を含み、電子付箋の貼り付け場所に最も類似する場所は、タグ、属性、及びタグ内の内容の一致数が最大となる場所であることが開示されている。
特開2010−066868号公報 特許第5704508号公報
前述の特許文献に記載の技術では、付箋(電子付箋、電子カード等ともいわれる)を貼り付けることが行われている。
ところで、付箋を貼り付ける先の台紙が複数用いられる場合がある。特に、付箋を用いた作業として、複数の台紙を連動させることがある。例えば、第1の段階の作業として課題出しの作業を第1の台紙上で行い、その後、第2段階の作業としてその課題の解決策を第2の台紙上で検討する作業が行われることがある。前述の特許文献に記載の技術は、そもそも複数の台紙を連動させることを考慮したものではない。
本発明は、複数の台紙を用いる場合にあって、第1の台紙に貼り付けられている付箋を、その第1の台紙の後に用いられる第2の台紙に貼り付けるようにした情報処理装置及び情報処理プログラムを提供することを目的としている。
かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存する。
請求項1の発明は、付箋に関する情報、凡例に関する情報、台紙に関する情報を記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶された情報を用いて、付箋を貼り付ける先の第1の台紙における第1の凡例と該第1の台紙の後に用いられる第2の台紙における第2の凡例との関係にしたがって、該第1の台紙に貼り付けられている付箋を第2の台紙に貼り付ける貼付手段と、前記記憶手段に記憶された情報を用いて、第1の凡例と第2の凡例の接続を設定する設定手段を有し、前記貼付手段は、前記第1の凡例と前記第2の凡例の関係として、前記設定手段によって設定された第1の凡例と第2の凡例の接続を用い、前記設定手段による接続の設定は、操作者の操作によって行われる、又は、予め定められたルールにしたがって行われる、情報処理装置である。
請求項の発明は、コンピュータを、付箋に関する情報、凡例に関する情報、台紙に関する情報を記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶された情報を用いて、付箋を貼り付ける先の第1の台紙における第1の凡例と該第1の台紙の後に用いられる第2の台紙における第2の凡例との関係にしたがって、該第1の台紙に貼り付けられている付箋を第2の台紙に貼り付ける貼付手段と、前記記憶手段に記憶された情報を用いて、第1の凡例と第2の凡例の接続を設定する設定手段として機能させ、前記貼付手段は、前記第1の凡例と前記第2の凡例の関係として、前記設定手段によって設定された第1の凡例と第2の凡例の接続を用い、前記設定手段による接続の設定は、操作者の操作によって行われる、又は、予め定められたルールにしたがって行われる、情報処理プログラムである。
請求項1の情報処理装置によれば、複数の台紙を用いる場合にあって、第1の台紙に貼り付けられている付箋が、その第1の台紙の後に用いられる第2の台紙に貼り付けられる。
請求項の情報処理プログラムによれば、複数の台紙を用いる場合にあって、第1の台紙に貼り付けられている付箋が、その第1の台紙の後に用いられる第2の台紙に貼り付けられる。
本実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図である。 本実施の形態を利用したシステム構成例を示す説明図である。 会議室等における本実施の形態の使用例を示す説明図である。 本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 フレームワークテーブルのデータ構造例を示す説明図である。 フレームワーク連結関連テーブルのデータ構造例を示す説明図である。 フレームワーク・台紙対応テーブルのデータ構造例を示す説明図である。 台紙情報テーブルのデータ構造例を示す説明図である。 台紙情報テーブルのデータ構造例を示す説明図である。 台紙情報テーブルのデータ構造例を示す説明図である。 付箋情報テーブルのデータ構造例を示す説明図である。 本実施の形態による処理例を示す説明図である。 本実施の形態による処理例を示す説明図である。 本実施の形態による処理例を示す説明図である。 本実施の形態による処理例を示す説明図である。 本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 本実施の形態による処理例を示す説明図である。 本実施の形態による処理例を示す説明図である。 本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 台紙パターン情報テーブルのデータ構造例を示す説明図である。 本実施の形態による処理例を示す説明図である。 本実施の形態による処理例を示す説明図である。 本実施の形態による処理例を示す説明図である。 本実施の形態による処理例を示す説明図である。 本実施の形態による処理例を示す説明図である。 本実施の形態による処理例を示す説明図である。 本実施の形態を実現するコンピュータのハードウェア構成例を示すブロック図である。
以下、図面に基づき本発明を実現するにあたっての好適な一実施の形態の例を説明する。
図1は、本実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図を示している。
なお、モジュールとは、一般的に論理的に分離可能なソフトウェア(コンピュータ・プログラム)、ハードウェア等の部品を指す。したがって、本実施の形態におけるモジュールはコンピュータ・プログラムにおけるモジュールのことだけでなく、ハードウェア構成におけるモジュールも指す。それゆえ、本実施の形態は、それらのモジュールとして機能させるためのコンピュータ・プログラム(コンピュータにそれぞれの手順を実行させるためのプログラム、コンピュータをそれぞれの手段として機能させるためのプログラム、コンピュータにそれぞれの機能を実現させるためのプログラム)、システム及び方法の説明をも兼ねている。ただし、説明の都合上、「記憶する」、「記憶させる」、これらと同等の文言を用いるが、これらの文言は、実施の形態がコンピュータ・プログラムの場合は、記憶装置に記憶させる、又は記憶装置に記憶させるように制御するという意味である。また、モジュールは機能に1対1に対応していてもよいが、実装においては、1モジュールを1プログラムで構成してもよいし、複数モジュールを1プログラムで構成してもよく、逆に1モジュールを複数プログラムで構成してもよい。また、複数モジュールは1コンピュータによって実行されてもよいし、分散又は並列環境におけるコンピュータによって1モジュールが複数コンピュータで実行されてもよい。なお、1つのモジュールに他のモジュールが含まれていてもよい。また、以下、「接続」とは物理的な接続の他、論理的な接続(データの授受、指示、データ間の参照関係等)の場合にも用いる。「予め定められた」とは、対象としている処理の前に定まっていることをいい、本実施の形態による処理が始まる前はもちろんのこと、本実施の形態による処理が始まった後であっても、対象としている処理の前であれば、そのときの状況・状態にしたがって、又はそれまでの状況・状態にしたがって定まることの意を含めて用いる。「予め定められた値」が複数ある場合は、それぞれ異なった値であってもよいし、2以上の値(もちろんのことながら、全ての値も含む)が同じであってもよい。また、「Aである場合、Bをする」という記載は、「Aであるか否かを判断し、Aであると判断した場合はBをする」の意味で用いる。ただし、Aであるか否かの判断が不要である場合を除く。
また、システム又は装置とは、複数のコンピュータ、ハードウェア、装置等がネットワーク(1対1対応の通信接続を含む)等の通信手段で接続されて構成されるほか、1つのコンピュータ、ハードウェア、装置等によって実現される場合も含まれる。「装置」と「システム」とは、互いに同義の用語として用いる。もちろんのことながら、「システム」には、人為的な取り決めである社会的な「仕組み」(社会システム)にすぎないものは含まない。
また、各モジュールによる処理毎に又はモジュール内で複数の処理を行う場合はその処理毎に、対象となる情報を記憶装置から読み込み、その処理を行った後に、処理結果を記憶装置に書き出すものである。したがって、処理前の記憶装置からの読み込み、処理後の記憶装置への書き出しについては、説明を省略する場合がある。なお、ここでの記憶装置としては、ハードディスク、RAM(Random Access Memory)、外部記憶媒体、通信回線を介した記憶装置、CPU(Central Processing Unit)内のレジスタ等を含んでいてもよい。
本実施の形態である電子付箋制御装置100は、会合において用いられる付箋に関する処理を行うものであって、図1の例に示すように、付箋画面制御モジュール105、付箋画面表示モジュール110、付箋操作処理モジュール115、付箋情報記録モジュール120、付箋属性情報記憶モジュール125、凡例付箋情報記憶モジュール130、背景情報記憶モジュール135、テンプレート記録モジュール140、テンプレート選択モジュール145、テンプレート処理モジュール150、テンプレート間付箋複写判定モジュール165、付箋属性不整合整合判定モジュール170、不整合テンプレート更新ルール記憶モジュール175、テンプレート更新モジュール180を有している。なお、会合は、複数人が集まって話し合うことであればよく、例えば、会議、ワークショップ、アイデア抽出会、検討会、相談、議論、集会、ミーティング等を含む。
電子付箋制御装置100は、具体的には、付箋を用いて、ファシリテーター(一般的には1人)と複数人の参加者によって行われる会合で利用される。参加者は参加者用端末としての電子付箋端末250を用いて、アイデア等が記載された付箋を作成する。一般的に、図3の例に示すように、電子付箋端末250として、各参加者が所持する電子付箋端末250A、電子付箋端末250B等(以下、代表して電子付箋端末250という)のように複数ある。そして、電子付箋制御装置100は、電子付箋端末250から付箋を受け取って、台紙(又は背景)上にその付箋を貼り付ける。ファシリテーターは電子付箋制御装置100の表示装置である共有画面を用いて、その台紙上で、付箋の位置を決定又は変更したり、付箋をまとめたり(第1の付箋と第2の付箋を関連付けること、グループ形成等ともいわれる)、自らも付箋情報の作成等を行って、その会合を進行させる。なお、本実施の形態において、参加者には、ファシリテーターを含む。
本実施の形態は、電子的な付箋と台紙を利用した電子付箋システム(電子白板等ともいわれる)にかかるものである。台紙にはそれぞれ、凡例として、付箋の属性に応じた表示形態が設定されている。複数の台紙間における凡例の関係で、ある台紙に貼り付けられた付箋を別の台紙に貼り付ける、すなわち、付箋を複写(コピー(移動を含む))することができる。そして、その場合に、一方の表示形態に合わせて表示を行うことで、複数の台紙を扱う場合でも表示形態と属性が一致し、操作者にとって付箋の属性が理解しやすくなる。なお、一般的には、複写(狭義)は、元の台紙の付箋は残したまま新たな台紙にも付箋を貼り付けることであり、移動は、元の台紙の付箋を消去して、新たな台紙に付箋を貼り付けることであるが、本実施の形態では、複写は、狭義の複写又は移動のいずれかとして解釈してもよいし、操作者の指定によって、狭義の複写、移動のいずれかが選択されてもよい。
ここで凡例について説明する。
共同作業しているメンバーに付箋の使い方を周知してもらうために、台紙に凡例を記載することがある。凡例とは、台紙の中で用いられている、付箋の形態(形状、模様、色彩、点滅(点滅における変更対象は、点滅を行うか否か、点滅を行っている期間、点滅の間隔等がある)、又は、これらの組み合わせであってもよい)について、それが何を意味するかを説明した記述である。例えば、黄色の付箋には「特徴」を記載すること、青色の付箋には「利点」を記載すること、赤色の付箋には「課題」を記載することのように、その台紙において、付箋の色について定められた規則である。ここでは例として、色彩を用いたが、形状、模様、点滅等を対象として凡例を作成してもよい。
電子付箋システムにおいて、付箋作業を進めやすくするために、付箋を貼り付ける台紙に予め作業用の図表をテンプレートとして描いておいたり、電子付箋の色や形の使い分けをガイドするために凡例を提示したり、ということが行われている。
また、付箋作業は1つの台紙で収まらず、複数の台紙を利用する場合がある。その場合、最初に作業した台紙(第1の台紙)の結果を次の台紙で利用することがあり、最初の台紙で使った付箋を次の台紙(第2の台紙)に複写することで効率的に作業を進めることができる。
しかしながら、台紙のテンプレートは、その台紙上での作業を想定して作られており、複数の台紙を組み合わせて利用するケースを想定していない。この結果、特定の台紙テンプレート上で作業した結果を使って、別のテンプレート台紙で作業する際に、テンプレートで事前に設定されていた空間配置や付箋配色等が適切でないと、視認性や作業性を低下させてしまうことになる。
特に、複数のテンプレート台紙を使って連続したワークフローとして作業を行う場合、テンプレート間の不整合が発生することがある。例えば、予め特定の色の付箋を特定の位置に配置するように意味を定めたテンプレート台紙が2種類あり、それを連続的な作業の中で使う場合、テンプレート台紙間において、同じ色で異なる意味、又は異なる色なのに同じ意味、となるケースがある。
このため、前の台紙から次の台紙に付箋の複写を行い作業を継続する場合と、その台紙(次の台紙)で初めて作成された付箋とでは、異なる扱いをしなければならないこととなってしまう。
本実施の形態は、複数の台紙を組み合わせて作業を行う場合に、台紙上の凡例の関係にしたがって、一方の台紙に貼り付けられている付箋を他方の台紙に貼り付けることを行う。そして、先に行われた台紙テンプレートの凡例用付箋属性や先に行われた付箋作業量と、次の行う台紙テンプレートの凡例用付箋属性や背景情報を比較することで、次に行う台紙テンプレートでの属性情報や背景情報を変更する。これによって、テンプレートのメンテナンス性を容易に保ちつつ、利用する際の作業効率を向上させるものである。
より具体的には、第1の台紙における第1の凡例と第2の台紙における第2の凡例の関係にしたがって、第1の台紙に貼り付けられている付箋を第2の台紙に貼り付ける
また、付箋の貼り付け元台紙(第1の台紙)の凡例属性と、貼り付け先台紙(第2の台紙)の凡例属性を比較し、付箋の属性情報の不整合があった場合、いずれか一方の台紙(例えば、貼り付け先台紙)の凡例属性を変更する。
また、貼り付け元の付箋の量(付箋数)と、貼り付け先台紙の背景情報(その付箋を複写する先の領域)を比較し、その付箋を貼り付けることができない(又は、その付箋を貼り付けただけでは、領域が余ってしまう)等の不整合があった場合、貼り付け先台紙の背景情報を変更する。
なお、以下の説明で「第1の台紙」、「第2の台紙」という用語を用いるが、第1の台紙は、最初の作業に用いた台紙に限られず、第2の台紙よりも前に用いられた台紙であればよい。したがって、計3枚の台紙が順に用いられた場合、2番目の台紙は、3番目の台紙(第2の台紙)にとって、「第1の台紙」となる。また、この場合、1番目の台紙を「第1の台紙」としてもよいし、1番目の台紙と2番目の台紙の複数を「第1の台紙」としてもよい。もちろんのことながら、2番目の台紙を「第2の台紙」とした場合、1番目の台紙(最初の作業に用いた台紙)が「第1の台紙」となる。
付箋画面制御モジュール105は、付箋画面表示モジュール110、付箋操作処理モジュール115、付箋情報記録モジュール120、テンプレート記録モジュール140、テンプレート選択モジュール145、テンプレート処理モジュール150、テンプレート間付箋複写判定モジュール165、付箋属性不整合整合判定モジュール170、テンプレート更新モジュール180と接続されている。付箋画面制御モジュール105は、電子付箋制御装置100全体の処理を制御する。例えば、電子付箋端末250に対して付箋と台紙に関する情報(凡例の情報を含んでいてもよい)を送信し、電子付箋端末250から付箋の情報を受信し、台紙上に貼り付ける。
付箋画面表示モジュール110は、付箋画面制御モジュール105と接続されている。付箋画面表示モジュール110は、電子付箋制御装置100に接続されている液晶ディスプレイ(特に大型液晶ディスプレイ)等の表示装置への表示を制御する。ファシリテーター等の操作を反映したり、電子付箋端末250から送信されてきた付箋を表示したりする。
付箋操作処理モジュール115は、付箋画面制御モジュール105と接続されている。付箋操作処理モジュール115は、ファシリテーター等による付箋の操作を受け付け、その操作にしたがった処理を行う。ここで操作として、例えば、凡例となる付箋の作成、付箋の複写、拡大・縮小、付箋の属性(例えば、色等)の変更、グループ化等がある。また、操作として台紙の変更、台紙の変更に伴う付箋の複写等を含めてもよい。
付箋情報記録モジュール120は、付箋画面制御モジュール105、付箋属性情報記憶モジュール125と接続されている。付箋情報記録モジュール120は、付箋画面制御モジュール105の制御にしたがって、付箋に関する情報(例えば、属性情報等)を付箋属性情報記憶モジュール125に記憶させる。
付箋属性情報記憶モジュール125は、付箋情報記録モジュール120と接続されている。付箋属性情報記憶モジュール125は、付箋に関する情報(凡例に関する情報を含めてもよい)、台紙に関する情報等を記憶している。例えば、後述する図11に示す付箋情報テーブル1100等を記憶している。
凡例付箋情報記憶モジュール130は、テンプレート記録モジュール140と接続されている。凡例付箋情報記憶モジュール130は、台紙の中で凡例として用いられている付箋(以下、凡例用付箋ともいう)に関する情報を記憶している。なお、この例では、凡例を付箋の一種として実現している。例えば、後述する図20に示す台紙パターン情報テーブル2000等を記憶している。
背景情報記憶モジュール135は、テンプレート記録モジュール140と接続されている。背景情報記憶モジュール135は、背景となる台紙(台紙のテンプレート、台紙パターンともいう)に関する情報を記憶している。例えば、後述する図8に示す台紙情報テーブル800、図9に示す台紙情報テーブル900、図10に示す台紙情報テーブル1000等を記憶している。テンプレートとは、予め定められた台紙の雛型である。例えば、付箋を貼り付ける領域、付箋の種類等が設定されている。
テンプレート記録モジュール140は、付箋画面制御モジュール105、凡例付箋情報記憶モジュール130、背景情報記憶モジュール135と接続されている。テンプレート記録モジュール140は、付箋画面制御モジュール105の制御にしたがって、台紙のテンプレートに関する情報(例えば、属性情報等)を付箋属性情報記憶モジュール125に記憶させる。
テンプレート選択モジュール145は、付箋画面制御モジュール105と接続されている。テンプレート選択モジュール145は、電子付箋システムを用いた会合を行うにあたって、操作者(一般的には、ファシリテーター)の操作にしたがって、台紙としてのテンプレートを選択する。例えば、後述する図21の例に示す処理を行う。
テンプレート間付箋複写判定モジュール165は、付箋画面制御モジュール105と接続されている。テンプレート間付箋複写判定モジュール165は、台紙間で付箋を複写すべきか否かを判定する。前述したように、ある台紙Aでの作業が終了し、新しい台紙Bに移る(台紙を切り替える)場合に、台紙Aに貼り付けられている付箋を台紙Bに複写するか否かを判定する。例えば、台紙Aで用いられている凡例と同じ凡例が台紙Bにある場合には、付箋の複写をすべきであると判定する。ここで、同じ凡例とは、後述するように、「第1の凡例に関係する第2の凡例」であることの一例であり、凡例(付箋)の名称が同じことをいう。同じ凡例がある場合、第1の台紙に貼り付けられており、その凡例に対応する付箋を、第2の台紙に複写することになる。ただし、この複写する場合、凡例の名称は同じであるが、色が異なる等が生じることになる。具体的には、同じ名称の凡例であるが、第1の台紙では赤であり、第2の台紙では青であるということが起こり得る。これを不整合として、付箋属性不整合整合判定モジュール155が整合処理を行う。
付箋属性不整合整合判定モジュール170は、付箋画面制御モジュール105と接続されている。付箋属性不整合整合判定モジュール170は、付箋を貼り付ける先の第1の台紙における第1の凡例の属性情報と、その第1の台紙の後に用いられる第2の台紙における第2の凡例の属性情報を取得する。
そして、付箋属性不整合整合判定モジュール170は、第1の凡例に関係する第2の凡例であって、その第1の凡例の属性情報とその第2の凡例の属性情報とが異なる場合は、両者の属性情報を整合させるように、テンプレート更新モジュール180を制御する。
ここで「第1の凡例に関係する第2の凡例」における「関係」とは、第1の凡例と第2の凡例の接続が設定されたことをいう。この他に、凡例の属性情報のうちいずれか1つ以上が一致していることを含めてもよい。例えば、凡例の名称が同じであることが該当する。また、名称だけに限らず、凡例が貼り付けられている位置が同じとしてもよいし、凡例の色が同じであるとしてもよい。ここで「位置が同じ」として、他の凡例との位置関係(例えば、左端にある等)が同じであってもよいし、第1の凡例と第2の凡例との距離が予め定められた閾値以内であるとしてもよい。なお、ここでの距離とは、第1の台紙と第2の台紙を重ね合わせた場合に、第1の凡例と第2の凡例との距離をいう。
「第1の凡例の属性情報と第2の凡例の属性情報とが異なる場合」における属性情報は、もちろんのことながら、前述した「第1の凡例に関係する第2の凡例」で用いた属性情報とは異なる属性情報である。例えば、名称が同じであるが、属性情報の形態が異なる場合があり、具体的には、色が異なる、形状が異なる等がある。例えば、凡例の名称は同じであるが、色が異なる場合等が該当する。また、凡例の名称が異なる場合を含めてもよい。例えば、凡例の色は同じであるが、名称が異なる場合等が該当する。
「両者の属性情報を整合させる」とは、第1の凡例の属性情報に合わせて、第2の凡例の属性情報を変更することであってもよいし、逆に、第2の凡例の属性情報に合わせて、第1の凡例の属性情報を変更することであってもよいし、第1の凡例の属性情報と第2の凡例の属性情報の両方を別の属性情報に変更することであってもよい。なお、整合のルール(変更ルール)は、不整合テンプレート更新ルール記憶モジュール175に記憶されている。
例えば、「第1の凡例に関係する第2の凡例」として、凡例の名称が同じであるものとした場合、両者の名称は「課題」であるが、第1の凡例の色が赤であり、第2の凡例の色が青である場合、第2の凡例の色を赤に変更すること等が該当する。また、例えば、「第1の凡例に関係する第2の凡例」として、凡例の色が同じであるものとした場合、両者の色は赤であるが、第1の凡例の名称が「課題」であり、第2の凡例の色の名称が「問題」である場合、第2の凡例の名称を「課題」に変更すること等が該当する。
また、第2の凡例には、台紙における領域が対応しており、その領域内には付箋が貼り付けられていてもよい。
そして、付箋属性不整合整合判定モジュール170は、第1の凡例に対応する付箋の量にしたがって、その第1の凡例に関係する第2の凡例に対応する領域の大きさを調整するようにしてもよい。
この場合、付箋属性不整合整合判定モジュール170は、調整が行われた領域にしたがって、他の領域の大きさを調整するようにしてもよい。
なお、領域の大きさの調整は、付箋属性不整合整合判定モジュール170がテンプレート更新モジュール180に指示して行わせるようにしてもよい。なお、領域の大きさの調整方法のルール(変更ルール)についても、不整合テンプレート更新ルール記憶モジュール175に記憶されている。
また、付箋属性不整合整合判定モジュール170は、第1の凡例に関係する第2の凡例であって、その第1の凡例の属性情報とその第2の凡例の属性情報とが異なる場合は、異なっていない第3の台紙を抽出することによって両者の属性情報を整合させるようにしてもよい。「異なっていない第3の台紙」とは、第1の凡例に関係する第3の台紙における第3の凡例であって、その第1の凡例の属性情報とその第3の凡例の属性情報とが同じ場合である。ここでの「関係」は前述した通りである。例えば、凡例用付箋の名称と色が同じ第3の台紙を抽出することである。これによって、台紙における凡例の属性情報を変更することなく、台紙間の整合性を保つことができるようになる。
また、付箋属性不整合整合判定モジュール170は、第1の凡例に関係する第2の凡例であって、その第2の凡例の属性情報をその第1の凡例の属性情報とすることによって、両者の属性情報を整合させるようにしてもよい。つまり、第1の凡例用付箋をそのまま第2の台紙に複写する。これによって、貼り付け元台紙にある凡例用付箋のうち、使わなかった凡例用付箋に対する不整合を無くす制御を行わずに済む。
不整合テンプレート更新ルール記憶モジュール175は、テンプレート更新モジュール180と接続されている。不整合テンプレート更新ルール記憶モジュール175は、前述したように、不整合が発生した場合の整合方法を定めた変更ルールを記憶している。例えば、変更ルールとして、第1の凡例に合わせて、第2の凡例を変更すること、第2の台紙に複写する付箋の量に合わせて、その付箋を貼り付ける領域の大きさを変更すること等がある。さらに、いずれの変更ルールを用いるかについては、台紙(又は、台紙の組)毎に予め定められていてもよい。例えば、前述したように、第1の台紙における凡例の属性情報に合わせて、第2の台紙における凡例の属性情報を変更すること等であってもよい。また、この他に、ある特定の台紙Aが含まれている場合は、常に優先して台紙Aの凡例の属性情報に合わせるように、他の台紙の凡例の属性情報を変更するようにしてもよい。また、台紙Bと台紙Cである場合は、台紙Bの凡例の属性情報に合わせるように、台紙Cの凡例の属性情報を変更するようにしてもよい。
テンプレート更新モジュール180は、付箋画面制御モジュール105、不整合テンプレート更新ルール記憶モジュール175と接続されている。テンプレート更新モジュール180は、付箋属性不整合整合判定モジュール170によって不整合があるとの判定があった場合に、不整合テンプレート更新ルール記憶モジュール175に記憶されている更新ルールにしたがって、台紙のテンプレートを変更する。具体的には、凡例の属性情報を変更すること、領域の大きさを変更することがある。
テンプレート処理モジュール150は、テンプレート間連結モジュール155、付箋再配置制御モジュール160を有しており、付箋画面制御モジュール105と接続されている。テンプレート処理モジュール150は、台紙テンプレート間の関係、凡例間の関係を設定し、その設定にしたがって、第1の台紙にある付箋を第2の台紙に貼り付けるものである。
テンプレート間連結モジュール155は、付箋を貼り付ける先の第1の台紙における第1の凡例と、その第1の台紙の後に用いられる第2の台紙における第2の凡例を取得する。
また、テンプレート間連結モジュール155は、第1の凡例と第2の凡例の接続を設定するようにしてもよい。そして、テンプレート間連結モジュール155は、第1の凡例と第2の凡例の関係として、その設定された第1の凡例と第2の凡例の接続を用いるようにしてもよい。なお、テンプレート間連結モジュール155による第1の凡例と第2の凡例の接続の設定は、操作者の操作によって行われてもよいし、予め定められたルールにしたがって行われてもよい。予め定められたルールとして、例えば、凡例の属性の一部(例えば、名称、色等)又は全部が同じものを接続するとしてもよい。
また、テンプレート間連結モジュール155は、第1の台紙と第2の台紙との関係を設定した後に、第1の凡例と第2の凡例の接続を設定するようにしてもよい。これによって、台紙間の関係が確定した後に、第1の凡例と第2の凡例が接続されることとなり、関係のない台紙を対象として、凡例間の接続を行ってしまうことを防ぐことができるようになる。
付箋再配置制御モジュール160は、第1の凡例と第2の凡例の関係にしたがって、第1の台紙に貼り付けられている付箋を第2の台紙に貼り付ける。ここで、第2の台紙に貼り付けられる付箋は、第1の台紙において、第1の凡例(第2の凡例と関係を有する第1の凡例)に対応する付箋である。ここで「凡例に対応する付箋」とは、その凡例にしたがって作成された付箋をいう。例えば、その凡例を用いて(具体的には、その付箋をコピーして)作成された付箋、凡例の属性の一部(例えば、色等)と同じ付箋等が該当する。
また、貼り付け処理のタイミング(契機)は、第1の台紙での作業が終了したときであってもよいし、第2の台紙での作業が開始されたときであってもよいし、その間(第1の台紙での作業が終了したときから第2の台紙での作業が開始されたときの間)であればよい。
図2は、本実施の形態を利用した付箋システムの構成例を示す説明図である。電子付箋制御装置100は、一般的に大画面の表示装置を備えており、ファシリテーターによって操作される。この表示装置は、参加者全員が見ることができるものである。各電子付箋端末250は、会合における参加者によって操作され、一般的には、各参加者が1台ずつ所持している。例えば、電子付箋端末250として、タブレット型端末等が使用される。
図2(a)の例では、電子付箋制御装置100、電子付箋端末250A、電子付箋端末250B、電子付箋端末250Cは、通信回線298を介してそれぞれ接続されている。通信回線298は、無線、有線、これらの組み合わせであってもよく、例えば、通信インフラとしてのインターネット、イントラネット等であってもよい。この場合、電子付箋制御装置100は、画面に表示される台紙、付箋に対する処理を行う。そして、付箋に関する情報、台紙に関する情報、凡例の情報を、各電子付箋端末250に送信する。電子付箋端末250は、受信した凡例の情報にしたがってユーザーインタフェースを生成して、そのユーザーインタフェース上で作成された付箋(凡例に沿った付箋)を電子付箋制御装置100に送信する。
図2(b)の例では、会議室280Aには、電子付箋制御装置100A、電子付箋端末250A、電子付箋端末250B、電子付箋端末250Cが設置されており、会合が行われる。電子付箋制御装置100A、電子付箋端末250A、電子付箋端末250B、電子付箋端末250Cは、通信回線298を介してそれぞれ接続されている。
また、会議室280Bには、電子付箋制御装置100B、電子付箋端末250D、電子付箋端末250Eが設置されており、会合が行われる。電子付箋制御装置100B、電子付箋端末250D、電子付箋端末250Eは、通信回線298を介してそれぞれ接続されている。
そして、付箋情報記憶装置294、会議室280A内の機器、会議室280B内の機器は、通信回線299を介してそれぞれ接続されている。また、付箋情報記憶装置294による機能は、クラウドサービスとして実現してもよい。
付箋情報記憶装置294は、付箋に関する情報を記憶している。各電子付箋制御装置100は、付箋情報記憶装置294を用いて処理を行う。この場合、付箋情報記憶装置294内の付箋に関する情報を複数の電子付箋制御装置100で共有してもよい。つまり、電子付箋制御装置100Aが管理している付箋に関する情報を、電子付箋制御装置100Bが利用できるようにしてもよい。
図3は、本実施の形態が使用される会議室等において、電子付箋端末250、電子付箋制御装置100の使用例を示す説明図である。
図3(a)の例に示すように、会議室等内に、参加者311、312、ファシリテーター321が集まっている。参加者311は電子付箋端末250Aを利用し、参加者312は電子付箋端末250Bを利用する。一般的に、端末装置(電子付箋端末250A等)は参加者1人に1個付与されており、図3(c)の例に示す電子付箋端末250のように、ノート程度の大きさ(例えば、A4、B5、7〜10インチ等)のタブレット型の端末であり、指又はペン等を用いて操作されるものである。参加者によって、テキストデータ、手書きの文字、図形等が記載された付箋情報が作成される。なお、端末装置は、タブレット型の端末に限られず、キーボード、マウス等を備えたPC(ノートPCを含む)等であってもよい。
図3(a)の例に示す電子付箋制御装置100xは、プロジェクターであって、台紙及び付箋を表示する。また、電子付箋制御装置100yは、電子白板であって、ファシリテーター321の指又はペン等の動きを検知して、付箋を台紙(表)に貼り付けること、付箋の複写、付箋の関連付け(グループ化)を行うこと等の操作を受け付けるものである。例えば、電子付箋制御装置100yにペンが備えられており、そのペンが予め定められたペン置きから離れたこと(ファシリテーター321が操作するためにペンを持ち上げたこと)、そしてペンの先端の位置(ペン先端が電子付箋制御装置100yに触れたこと等)を検知することによって、台紙、付箋に対する操作を受け付ける。例えば、ペン置きにセンサー(ペンの重力でスイッチがオンオフとなるセンサー等)を設け、複数のペン(黒色のペン、赤色のペン、青色のペン等)のうち、どのペンが用いられているかを検知すればよい。また、電子付箋制御装置100yの表示画面全体がタッチセンサーであり、表示画面に触れられた位置、圧力を検知すればよい。本例では、ペンのオンオフはペン置きによって制御するが、必ずしもペン置きがある必要はない。ペン側で直接オンオフを制御できるようにしても構わない。色の変更に関してもペン置きを必要とせずに、表示画面上の一部分にカラーパレットを用意しておき、目的の色をペン(又は、それに類するもの)がタッチすることで色を変更したり、ペンに色を変える指示をするための機能(ボタンやスライダ等)が備わっていたりしても構わない。
また、電子付箋制御装置100は、図3(b)の例に示すような電子ボードであってもよい。電子ボードは、一般的に大画面の表示装置(少なくとも、電子付箋端末250の表示装置よりも大きい)を有しており、その表示装置はタッチパネルであり、表示画面に触れられた位置、圧力を検知する。例えば、画面として、80インチ等の大きさを備えたものであってもよい。
図4は、本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。ここでの処理例は、台紙間の関係、凡例間の関係を設定するものである。
ステップS402では、テンプレート選択モジュール145は、フレームワークを検索する。例えば、ファシリテーターの操作にしたがってこの処理を行う。なお、ここでのフレームワークとは、台紙テンプレートを示す表示である。例えば、フレームワークテーブル500を検索する。図5は、フレームワークテーブル500のデータ構造例を示す説明図である。フレームワークテーブル500は、フレームワークID欄510、名前欄515、目的欄520、手法欄525、入力凡例数欄530、凡例用付箋ID535、出力凡例数欄540、凡例用付箋ID545を有している。フレームワークID欄510は、本実施の形態において、フレームワークを一意に識別するための情報(フレームワークID:IDentification)を記憶している。名前欄515は、そのフレームワーク(台紙)の名前を記憶している。例えば、「ストーリーテリング」等がある。目的欄520は、そのフレームワーク(台紙)における目的を記憶している。例えば、「個人の経験を紹介する」等がある。手法欄525は、そのフレームワーク(台紙)における手法を記憶している。例えば、「参加者がペアになって紹介する」等がある。入力凡例数欄530は、そのフレームワーク(台紙)における入力凡例数を記憶している。凡例用付箋ID535は、そのフレームワーク(台紙)における凡例用付箋IDを記憶している。入力凡例数欄530で記憶された数だけ凡例用付箋IDが記憶される。出力凡例数欄540は、そのフレームワーク(台紙)における出力凡例数を記憶している。凡例用付箋ID545は、そのフレームワーク(台紙)における凡例用付箋IDを記憶している。出力凡例数欄540で記憶された数だけ凡例用付箋IDを記憶している。
ステップS404では、テンプレート選択モジュール145は、フレームワークを表示する。検索結果であるフレームワークを表示する。例えば、前述のフレームワークテーブル500の各欄の内容を表示する。
ステップS406では、テンプレート間連結モジュール155は、フレームワーク間を連結する。例えば、ファシリテーターの操作にしたがってこの処理を行う。この連結には有向グラフを用いる。つまり、第1の台紙、その第1の台紙の後に用いられ第2の台紙を示すのに、単に対応していることだけでなく、順番を示す有向グラフを用いて接続する。接続線の具体的な形態として矢印を用いてもよい。矢印の元に接続されているフレームワークが第1の台紙となり、矢印の先に接続されているフレームワークが第2の台紙となる。
ステップS408では、テンプレート間連結モジュール155は、後のフレームワーク(第2の台紙)に入力を示す凡例はあるか否かを判断し、ある場合はステップS410へ進み、それ以外の場合は処理を終了する(ステップS499)。ここで凡例の種類として、入力と出力がある。「入力を示す凡例」とは、その台紙において入力される対象等(具体的には、テーマ、目的等)が記載された付箋を示すものである。そして、「出力を示す凡例」とは、その台紙において出力される対象等(具体的には、入力「テーマ」に対して「事実」、「想い」、「気づき」等があり、入力「目的」に対して「行動」、「担当」、「期日」等がある)が記載された付箋を示すものである。
ステップS410では、テンプレート間連結モジュール155は、その入力を示す凡例を強調表示する。もちろんのことながら、第2の台紙における入力を示す凡例である。第2の台紙では、第1の台紙の作成を前提としている場合があるので、入力として、第1の台紙における出力を示す凡例に対応する付箋を用いる場合があるので、第1の凡例と接続する可能性がある第2の凡例を強調表示している。ここでの強調表示として、他の凡例と異なる表示であればよく、例えば、色を異ならせること、形状(枠線の形状等)を異ならせること、点滅表示にすること等がある。例えば、前述の例では「目的」を強調表示する。
ステップS412では、テンプレート間連結モジュール155は、強調表示された入力凡例に対応する前のフレームワーク内の出力を示す凡例を選択する。例えば、ファシリテーターの操作にしたがってこの処理を行う。つまり、第1の凡例と第2の凡例の関係を設定する一例である。例えば、「目的」に関係する第1の凡例として、「気づき」等が選択される。
ステップS414では、テンプレート間連結モジュール155は、入力を示す凡例と対応する凡例間を連結する。具体的には、ステップS412で選択された凡例(第1の凡例)とステップS410で選択された凡例(第2の凡例)を有向グラフで連結する。この連結によって、第1の凡例に対応する付箋を、第2の台紙において、第2の凡例に対応する付箋として貼り付けられる。前述の例では、第2の凡例に対応する付箋(「目的」として作成される付箋)として、第1の凡例に対応する付箋(「気づき」として作成される付箋)が、第2の台紙に貼り付けられる。
図4の例に示したフローチャートによる処理によって、例えば、フレームワーク連結関連テーブル600を生成する。図6は、フレームワーク連結関連テーブル600のデータ構造例を示す説明図である。フレームワーク連結関連テーブル600は、前フレームワークID欄610、後フレームワークID欄615、連結数欄620、前凡例用付箋ID欄625、後凡例用付箋ID欄630等を記憶している。前フレームワークID欄610は、前フレームワークID(第1の台紙を示すID)を記憶している。後フレームワークID欄615は、後フレームワークID(第2の台紙を示すID)を記憶している。連結数欄620は、凡例間の連結の数を記憶している。この後、前凡例用付箋ID欄625と後凡例用付箋ID欄630の組が、連結数欄620内の数だけ続く。前凡例用付箋ID欄625は、前凡例用付箋ID(第1の凡例を示すID)を記憶している。後凡例用付箋ID欄630は、後凡例用付箋ID(第2の凡例を示すID)を記憶している。
前フレームワークID欄610と後フレームワークID欄615の組で、第1の台紙と第2の台紙の関係を示している。前凡例用付箋ID欄625と後凡例用付箋ID欄630の組で、第1の凡例と第2の凡例の関係を示している。
なお、フレームワークと台紙の関係は、フレームワーク・台紙対応テーブル700で管理する。図7は、フレームワーク・台紙対応テーブル700のデータ構造例を示す説明図である。フレームワーク・台紙対応テーブル700は、フレームワークID欄710、台紙ID欄715を有している。フレームワークID欄710は、フレームワークIDを記憶している。台紙ID欄715は、本実施の形態において、台紙を一意に識別するための情報(台紙ID)を記憶している。ここでは、フレームワークと台紙は、1対1に対応させた例を示している。
図8は、台紙情報テーブル800のデータ構造例を示す説明図である。台紙情報テーブル800は、台紙を管理するための情報を記憶している。台紙情報テーブル800は、台紙ID欄810、台紙パターンID欄815、作成日時欄820、作成者欄825、凡例用付箋数欄830、凡例用付箋ID欄835を有している。台紙ID欄810は、本実施の形態において、台紙を一意に識別するための情報(台紙ID)を記憶している。台紙パターンID欄815は、背景となる台紙パターンIDを記憶している。例えば、白紙のパターン、表形式のパターン、凡例用付箋毎に付箋の貼り付け領域を有するパターン等がある。作成日時欄820は、その台紙の作成日時を記憶している。作成者欄825は、その台紙の作成者を記憶している。凡例用付箋数欄830は、凡例用付箋の数を記憶している。凡例用付箋ID欄835は、凡例としての付箋のIDを記憶している。凡例用付箋数欄830で記憶された数だけ凡例用付箋IDを記憶している。
また、台紙情報テーブル800の代わりに台紙情報テーブル900を用いてもよい。図9は、台紙情報テーブル900のデータ構造例を示す説明図である。台紙情報テーブル900は、台紙情報テーブル800に凡例領域欄930を付加したものである。台紙情報テーブル900は、台紙ID欄910、台紙パターンID欄915、作成日時欄920、作成者欄925、凡例領域欄930、凡例用付箋数欄955、凡例用付箋ID欄960を有しており、凡例領域欄930は、X欄935、Y欄940、W欄945、H欄950を有している。台紙ID欄910は、台紙IDを記憶している。台紙パターンID欄915は、背景となる台紙パターンIDを記憶している。作成日時欄920は、その台紙の作成日時を記憶している。作成者欄925は、その台紙の作成者を記憶している。凡例領域欄930は、凡例領域を記憶している。凡例領域とは、凡例の付箋が貼り付けられる領域である。凡例領域を矩形とした場合は、例えば、X欄935、Y欄940、W欄945、H欄950によって定義される。X欄935は、矩形の左上角のX座標を記憶している。Y欄940は、矩形の左上角のY座標を記憶している。W欄945は、矩形の幅を記憶している。H欄950は、矩形の高さを記憶している。凡例用付箋数欄955は、凡例用付箋の数を記憶している。凡例用付箋ID欄960は、凡例としての付箋のIDを記憶している。凡例用付箋数欄955で記憶された数だけ凡例用付箋IDを記憶している。
また、台紙情報テーブル800、台紙情報テーブル900の代わりに台紙情報テーブル1000を用いてもよい。図10は、台紙情報テーブル1000のデータ構造例を示す説明図である。台紙情報テーブル1000は、台紙情報テーブル900に凡例数欄1030を付加し、凡例数欄1030内の数だけ凡例領域欄1035を連続して付加したものである。つまり、台紙内に複数の凡例領域がある場合に対応したものである。台紙情報テーブル1000は、台紙ID欄1010、台紙パターンID欄1015、作成日時欄1020、作成者欄1025、凡例数欄1030、凡例領域欄1035、凡例用付箋数欄1060、凡例用付箋ID欄1065を有しており、凡例領域欄1035は、X欄1040、Y欄1045、W欄1050、H欄1055を有している。台紙ID欄1010は、台紙IDを記憶している。台紙パターンID欄1015は、背景となる台紙パターンIDを記憶している。作成日時欄1020は、その台紙の作成日時を記憶している。作成者欄1025は、その台紙の作成者を記憶している。凡例数欄1030は、凡例の数を記憶している。この後、凡例数欄1030内の数だけ、凡例領域欄1035が連続して続く。凡例領域を矩形とした場合は、例えば、X欄1040、Y欄1045、W欄1050、H欄1055によって定義される。X欄1040は、矩形の左上角のX座標を記憶している。Y欄1045は、矩形の左上角のY座標を記憶している。W欄1050は、矩形の幅を記憶している。H欄1055は、矩形の高さを記憶している。凡例用付箋数欄1060は、凡例用付箋の数を記憶している。凡例用付箋ID欄1065は、凡例としての付箋のIDを記憶している。凡例用付箋数欄1060で記憶された数だけ凡例用付箋IDを記憶している。
図11は、付箋情報テーブル1100のデータ構造例を示す説明図である。付箋情報テーブル1100は、付箋(凡例用付箋を含む)を管理するための情報を記憶している。付箋情報テーブル1100は、付箋ID欄1110、台紙ID欄1115、貼付位置欄1120、サイズ欄1125、作成日時欄1130、作成者欄1135、貼付日時欄1140、色欄1145、枠線形状欄1150、枠線色欄1155、枠線太さ欄1160、所属グループ欄1165、凡例フラグ欄1170、内容種別欄1175、内容欄1180を有している。付箋ID欄1110は、付箋を、本実施の形態において一意に識別するための情報(付箋ID)を記憶している。台紙ID欄1115は、本実施の形態において、台紙を一意に識別するための情報(台紙ID)を記憶している。貼付位置欄1120は、その付箋が貼り付けられる位置を記憶している。つまり、台紙上の貼り付け位置を記憶している。例えば、台紙のXY座標系における座標である。サイズ欄1125は、その付箋のサイズを記憶している。例えば、表示する付箋が矩形である場合は、幅と高さを記憶している。作成日時欄1130は、その付箋が作成された日時(年、月、日、時、分、秒、秒以下、又はこれらの組み合わせであってもよい)を記憶している。作成者欄1135は、その付箋の作成者(作成者ID)を記憶している。又は、その付箋が作成された情報処理装置(電子付箋端末250又は電子付箋制御装置100の機器ID)を記憶してもよい。貼付日時欄1140は、その付箋が台紙に貼り付けられた日時を記憶している。色欄1145は、その付箋の表示色を記憶している。枠線形状欄1150は、その付箋の表示における枠線の形状(実線、点線、破線、波線、二重線等)を記憶している。枠線色欄1155は、その付箋の表示における枠線の色を記憶している。枠線太さ欄1160は、その付箋の表示における枠線の太さを記憶している。所属グループ欄1165は、その付箋が所属しているグループに関する情報を記憶している。例えば、その付箋がグループに属しているか否かを示す情報を記憶していてもよいし、グループに属している場合は、グループIDやそのグループに属している他の付箋ID等を記憶していてもよい。凡例フラグ欄1170は、ON(その付箋は凡例として使用されている付箋であることを示すフラグ状態)又はOFF(その付箋は凡例用付箋ではないことを示すフラグ状態、一般的な付箋であることを示すフラグ状態)を記憶している。内容種別欄1175は、その付箋の内容種別(テキスト情報、手書き文字又は図形等を示すベクトルデータ、音声情報、写真等の静止画像情報、動画情報等、又はこれらの組み合わせを示す情報)を記憶している。内容欄1180は、その付箋に書き込まれている内容を記憶している。凡例フラグ欄1170がONである場合は、内容欄1180(凡例用付箋の名称を記憶することになる)、色欄1145、枠線形状欄1150、枠線色欄1155、枠線太さ欄1160、内容欄1180等のいずれか1つ又はこれらの組み合わせが「凡例の情報」となる。つまり、色欄1145、枠線形状欄1150、枠線色欄1155、枠線太さ欄1160のいずれか1つ又はこれらの組み合わせ等が「付箋の形態を示す属性」の例であって、内容欄1180が「付箋内に記載されたテキスト」(凡例の意味を示す文字列)の例となる。
例えば、「凡例に対応する付箋」の抽出は、凡例フラグ欄1170がOFFであり、色欄1145における色が、凡例フラグ欄1170がONとなっている付箋(凡例用付箋)の色欄1145における色と同じ付箋を抽出すればよい。また、付箋作成の過程を管理しておき、凡例フラグ欄1170がONとなっている付箋(凡例用付箋)を複写して作成された付箋(凡例フラグ欄1170はOFF)を「凡例に対応する付箋」として抽出してもよい。
図12は、本実施の形態による処理例を示す説明図である。図12に示す例は、図4の例に示したフローチャートにおけるステップS402、S404における処理例を示すものである。つまり、フレームワークの検索処理例を示すものである。フレームワークの情報として、名前、目的、手法、入力(Pre)、出力(Post)を表示している。この他に、そのフレームワークを用いる場合の最適な人数、そのフレームワークを用いた場合に完成にまでかかる見積もりの時間等を表示してもよい。もちろんのことながら、検索結果として、フレームワークが複数表示されてもよい。その場合、例えば、ファシリテーターは表示されたフレームワークを台紙として選択する。
図12(a)に示す検索画面1200aは、ファシリテーターが検索用語とした「ストーリー」についての検索結果を示しており、テンプレート内容表示領域1210に検索結果を表示している。
テンプレート内容表示領域1210内には、例えば、「名前」として「ストーリーテリング」を表示し、「目的」として「個人の経験を紹介する」を表示し、「手法」として「参加者がペアになって紹介する」を表示し、「入力」として凡例用付箋(テーマ)1212を表示し、「出力」として、凡例用付箋(事実)1222、凡例用付箋(想い)1224、凡例用付箋(気づき)1226を表示している。
図12(b)に示す検索画面1200bは、ファシリテーターが検索用語とした「アクション」についての検索結果を示しており、テンプレート内容表示領域1250に検索結果を表示している。
テンプレート内容表示領域1250内には、例えば、「名前」として、「アクションプラン」を表示し、「目的」として、「目的達成の計画づくり」を表示し、「手法」として、「ペアになって…する」を表示し、「入力」として、凡例用付箋(目的)1252を表示し、「出力」として、凡例用付箋(行動)1262、凡例用付箋(担当)1264、凡例用付箋(期日)1266を表示している。
図13は、本実施の形態による処理例を示す説明図である。図13に示す例は、図4の例に示したフローチャートにおけるステップS406における処理例を示すものである。具体的には、「課題解決ワークショップ」というワークフローを定義している。
連結画面1300には、検索結果としてのフレームワーク(ストーリーテリング)1310、フレームワーク(アクションプラン)1320を表示し、その後、ファシリテーターの操作にしたがって、フレームワーク(ストーリーテリング)1310とフレームワーク(アクションプラン)1320とを有向グラフ1330によって関連付けている。図13の例では、フレームワーク(ストーリーテリング)1310を有向グラフ1330の元にして第1の台紙とし、フレームワーク(アクションプラン)1320を有向グラフ1330の先にして第2の台紙としている。
図14は、本実施の形態による処理例を示す説明図である。図14に示す例は、図4の例に示したフローチャートにおけるステップS408、S410における処理例を示すものである。
フレームワーク(ストーリーテリング)1310内には、凡例用付箋(テーマ)1212、凡例用付箋(事実)1222、凡例用付箋(想い)1224、凡例用付箋(気づき)1226を表示している。
フレームワーク(アクションプラン)1320内には、凡例用付箋(目的)1252、凡例用付箋(行動)1262、凡例用付箋(担当)1264、凡例用付箋(期日)1266を表示している。
そして、凡例用付箋(目的)1252を強調表示(枠線を赤い太点線とする表示)している。凡例用付箋(目的)1252は、第2の台紙における入力としての凡例であるからである。
図15は、本実施の形態による処理例を示す説明図である。図15に示す例は、図4の例に示したフローチャートにおけるステップS412、S414における処理例を示すものである。
フレームワーク(ストーリーテリング)1310内の凡例用付箋(気づき)1226とフレームワーク(アクションプラン)1320内の凡例用付箋(目的)1252が、有向グラフ1530によって接続されている。例えば、ファシリテーターの操作によって、凡例用付箋(気づき)1226と凡例用付箋(目的)1252が接続される。この場合、凡例用付箋(気づき)1226が第1の凡例となり、凡例用付箋(目的)1252が第2の凡例となる。つまり、ファシリテーターは「目的」には直前の「気づき」を使用することを有向グラフ1530で表現する。したがって、アクションプランの台紙では「気づき」は「目的」として表現される。
図16は、本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。ここでの処理例は、第1の台紙での作業が終了し、第2の台紙で作業を開始するものである。
ステップS1602では、フレームワークに対応する台紙を表示する。
ステップS1604では、参加者の操作にしたがって、付箋を作成し、台紙(第1の台紙)に貼り付ける。
ステップS1606では、ファシリテーターの操作によって「次へ」ボタンが選択されたか否かを判断し、選択された場合はステップS1608へ進み、それ以外の場合はステップS1604へ戻る。
ステップS1608では、次の台紙(第2の台紙)を抽出する。前述の例では、現台紙に対応するフレームワーク(ストーリーテリング)1310に連結している次のフレームワーク(アクションプラン)1320を抽出し、そのフレームワーク(アクションプラン)1320に対応する台紙を「次の台紙」として抽出する。
ステップS1610では、次の台紙に対応するフレームワークの入力を示す凡例に連結されている出力を示す凡例はあるか否かを判断し、ある場合はステップS1612へ進み、それ以外の場合はステップS1616へ進む。前述の例では、フレームワーク(アクションプラン)1320の凡例用付箋(目的)1252には凡例用付箋(気づき)1226が接続されているので、ステップS1612へ進むことになる。
ステップS1612では、出力を示す凡例に対応する付箋を抽出する。前述の例では、現台紙で凡例用付箋(気づき)1226に対応して作成された付箋を抽出する。具体的には、赤い付箋を抽出する。この付箋の内容として気づきが記載されている。
ステップS1614では、抽出した付箋を次の台紙(第2の台紙)に貼り付ける。
ステップS1616では、次の台紙(第2の台紙)を表示する。したがって、次の台紙では、前の台紙の結果(気づきとして記載された付箋)が、目的の付箋として貼り付けられている。
図17は、本実施の形態による処理例を示す説明図である。図17に示す例は、図16の例に示したフローチャートにおけるステップS1604における処理例を示すものである。
台紙画面1700には、凡例領域1710、事実領域1720、想い領域1730、気づき領域1740、「次へ」ボタン1790を表示する。凡例領域1710には、予め凡例用付箋(テーマ)1212、凡例用付箋(事実)1222、凡例用付箋(想い)1224、凡例用付箋(気づき)1226が貼り付けられている。事実領域1720は、「事実」を記載した付箋を貼り付ける領域であり、想い領域1730は、「想い」を記載した付箋を貼り付ける領域であり、事実領域1720は、「気づき」を記載した付箋を貼り付ける領域である。
事実領域1720には、予め凡例用付箋(事実)1222が貼り付けられており、作業の結果として、付箋1722、付箋1724、付箋1726が貼り付けられていることを示している。なお、これらの付箋は、凡例用付箋(事実)1222と同じ黄色である。
想い領域1730には、予め凡例用付箋(想い)1224が貼り付けられており、作業の結果として、付箋1732が貼り付けられていることを示している。なお、これらの付箋は、凡例用付箋(想い)1224と同じ青色である。
気づき領域1740には、予め凡例用付箋(気づき)1226が貼り付けられており、作業の結果として、付箋1742、付箋1744が貼り付けられていることを示している。なお、これらの付箋は、凡例用付箋(気づき)1226と同じ赤色である。
図18は、本実施の形態による処理例を示す説明図である。
ファシリテーターの司会によって、「課題解決ワークショップ」が実施される。「ストーリーテリング」の台紙(フレームワーク(ストーリーテリング)1310に対応する図17の例に示す台紙画面1700)での作業が終了した時点で、「次へ」ボタン1790が選択されると、遷移画面1800を表示する。つまり、凡例領域1710と凡例領域1810の両方を表示し、「アクションプラン」の台紙(凡例領域1810)には、凡例領域1710での「気づき」の付箋が次の台紙である凡例領域1810の「目的」の付箋となって表示している。
図18(a)の例は、その過程を示したものである。遷移画面1800には、左側に凡例領域1710、事実領域1720、想い領域1730、気づき領域1740(図17の例に示す台紙画面1700と同様)、右側に凡例領域1810、行動領域1820、担当領域1830、期日領域1840(図18(b)の例に示す台紙画面1850と同様)を表示する。ここでは、凡例領域1810には、予め凡例用付箋(目的)1252、凡例用付箋(行動)1262、凡例用付箋(担当)1264、凡例用付箋(期日)1266が貼り付けられている。行動領域1820は、「行動」を記載した付箋を貼り付ける領域であり、担当領域1830は、「担当」を記載した付箋を貼り付ける領域であり、期日領域1840は、「期日」を記載した付箋を貼り付ける領域である。
行動領域1820には、予め凡例用付箋(行動)1262が貼り付けられており、図16の例に示す処理例の結果、行動領域1820内に付箋1742、付箋1744が貼り付けられていることを示している。なお、これらの付箋は、そのまま複写したものであるので、凡例用付箋(気づき)1226と同じ赤色である。凡例用付箋(行動)1262と同じ緑色に変換する処理については、図19の例に示すフローチャートによって説明する。
図18(b)は、図18(a)の例に示した遷移画面1800の右側を台紙画面1850の全面に表示したものである。つまり、台紙画面1850には、凡例領域1810、行動領域1820、担当領域1830、期日領域1840を表示する。この後、作業が行われ、担当領域1830、期日領域1840内に付箋が貼り付けられることとなる。
図19は、本実施の形態(電子付箋制御装置100)による処理例を示すフローチャートである。
ステップS1902では、ファシリテーターの操作にしたがって、次の台紙(第2の台紙)を表示する。前述の例では、「次へ」ボタン1790が選択された場合が該当する。
ステップS1904では、次の台紙(第2の台紙)に複写する付箋があるか否かを判断し、ある場合はステップS1906へ進み、それ以外の場合はステップS1920へ進む。複写する付箋があると判断する場合として、例えば、凡例が有向グラフによって接続されている場合、両方の台紙に同じ凡例用付箋(例えば、凡例の名称が同じ等)がある場合等がある。
ステップS1906では、複写する付箋属性と、次の台紙(第2の台紙)の凡例属性を比較する。
ステップS1908では、付箋属性に不整合があるか否かを判断し、ある場合はステップS1910へ進み、それ以外の場合はステップS1912へ進む。ここでの不整合として、例えば、同じ凡例用付箋であるが、属性情報が異なる(例えば、色が異なる等)場合がある。
ステップS1910では、設定されたルールにしたがって、付箋属性を変更し、ステップS1912へ進む。例えば、複写先の凡例用付箋の属性情報を、複写元の凡例用付箋の属性情報に変更すること等がある。
ステップS1912では、複写する付箋属性(例えば、付箋の大きさ、付箋の数等を含む)と、次の台紙(第2の台紙)の背景情報(例えば、貼り付け先の領域の大きさ)を比較する。
ステップS1914では、背景情報に不整合があるか否かを判断し、ある場合はステップS1916へ進み、それ以外の場合はステップS1918へ進む。ここでの不整合として、例えば、複写する付箋が複写先の貼り付けるべき領域内に収まらない場合等が該当する。
ステップS1916では、設定されたルールにしたがって、背景情報を変更し、ステップS1918へ進む。例えば、複写先の台紙における領域を、複写する付箋が収まる大きさに変更すること等がある。また、その大きさの変更に伴って、他の領域の大きさを変更する(一般的には、小さくする)ようにしてもよい。
ステップS1918では、次の台紙(第2の台紙)に付箋を複写する。
ステップS1920では、次の台紙(第2の台紙)での作業を開始する。
図20は、台紙パターン情報テーブル2000のデータ構造例を示す説明図である。台紙パターン情報テーブル2000にしたがって台紙を表示する。台紙パターン情報テーブル2000は、台紙パターンID欄2010、領域数欄2015、領域欄2020、凡例用付箋ID欄2045を有しており、領域欄2020は、X欄2025、Y欄2030、W欄2035、H欄2040を有している。台紙パターンID欄2010は、背景となる台紙パターンID(台紙情報テーブル600の台紙パターンID欄615と同等)を記憶している。領域数欄2015は、付箋を貼り付ける領域の数を記憶している。領域欄2020、凡例用付箋ID欄2045の組は、領域数欄2015内の数だけ、領域数欄2015以降に続く。領域を矩形とした場合は、例えば、X欄2025、Y欄2030、W欄2035、H欄2040によって定義される。X欄2025は、矩形の左上角のX座標を記憶している。Y欄2030は、矩形の左上角のY座標を記憶している。W欄2035は、矩形の幅を記憶している。H欄2040は、矩形の高さを記憶している。なお、領域を表示する場合は、矩形の角を丸くする等の加工を行ってもよい。また、もちろんのことながら、領域は、矩形に限らず、他の形状であってもよい。その場合、領域欄2020は、その形状を示すパラメータを記憶している。凡例用付箋ID欄2045は、その領域(領域欄2020)を示す文字列を内容に有する凡例としての付箋のIDを記憶している。後述する図24の例で示すと、領域2420は、領域欄2020によって規定され、凡例用付箋(課題)2422は、凡例用付箋ID欄2045(正確には、凡例用付箋ID欄2045によって指定された付箋情報テーブル1100)によって規定される。
図21〜図26の例を用いて、電子付箋システムを用いた会合における処理例を示す。
図21は、本実施の形態による処理例(事前に付箋のワークフローを決定する処理例)を示す説明図である。具体的には、電子付箋システムを用いた会合を行うにあたって、事前に台紙パターンを選択し、その順番を決定する。図14に示した例と同等である。ただし、図21に示す例は、3つのフレームワーク間の関係を示している。なお、ワークフローは必ずしも事前に決定するだけではなく、会合の途中で、ワークフローを修正等してもよい。
共有画面である画面2100には、フレームワーク(台紙1)2110、フレームワーク(台紙2)2120、フレームワーク(台紙3)2130が選択され、それを表示している状態を示している。そして、フレームワーク(台紙1)2110、フレームワーク(台紙2)2120、フレームワーク(台紙3)2130は、有向グラフ2150により接続されている。この場合、フレームワーク(台紙1)2110、フレームワーク(台紙2)2120が作成された後に、フレームワーク(台紙3)2130を作成することを示している。
フレームワーク(台紙1)2110には、凡例用付箋(特徴)2112、凡例用付箋(利点)2114、凡例用付箋(課題)2116が凡例として表示されている。つまり、フレームワーク(台紙1)2110では、特徴、利点、課題の付箋を作成し、貼り付けることを示している。そして、例えば、凡例用付箋(特徴)2112は黄色、凡例用付箋(利点)2114は青色、凡例用付箋(課題)2116は赤色である。
フレームワーク(台紙2)2120には、凡例用付箋(特徴)2122、凡例用付箋(利点)2124、凡例用付箋(課題)2126が凡例として表示されている。つまり、フレームワーク(台紙2)2120では、特徴、利点、課題の付箋を作成し、貼り付けることを示している。そして、例えば、凡例用付箋(特徴)2122は黄色、凡例用付箋(利点)2124は青色、凡例用付箋(課題)2126は赤色である。
フレームワーク(台紙3)2130には、凡例用付箋(課題)2132、凡例用付箋(対策)2134が凡例として表示されている。つまり、フレームワーク(台紙3)2130では、課題、対策の付箋を作成し、貼り付けることを示している。そして、例えば、凡例用付箋(課題)2132は青色、凡例用付箋(対策)2134は赤色である。
図22は、本実施の形態による処理例(台紙1:2210、台紙2:2220の初期状態)を示す説明図である。
図22(a)は、台紙1:2210(図21の例で示したフレームワーク(台紙1)2110に対応)を表示した状態を示している。画面2100には、台紙1:2210を表示している。台紙1:2210には、凡例用付箋(特徴)2212、凡例用付箋(利点)2214、凡例用付箋(課題)2216を凡例用付箋として表示している。台紙1:2210は対象Xに対して実施(特徴、利点、課題の洗い出し)する。
図22(b)台紙2:2220(図21の例で示したフレームワーク(台紙2)2120に対応)を表示した状態を示している。画面2100には、台紙2:2220を表示している。台紙2:2220には、凡例用付箋(特徴)2222、凡例用付箋(利点)2224、凡例用付箋(課題)2226を凡例用付箋として表示している。台紙2:2220は対象Yに対して実施(特徴、利点、課題の洗い出し)する。
図23は、本実施の形態による処理例(台紙1:2210、台紙2:2220の修了時の状態)を示す説明図である。
図23(a)は、台紙1:2210(図21の例で示したフレームワーク(台紙1)2110に対応)を表示した状態を示している。画面2100には、台紙1:2210を表示している。台紙1:2210には、凡例用付箋(特徴)2212、凡例用付箋(利点)2214、凡例用付箋(課題)2216を凡例用付箋として表示し、その凡例用付箋にしたがって、付箋が貼り付けられている。ここでは、「課題」として付箋(課題)2352、付箋(課題)2354が貼り付けられている。つまり、特徴、利点、課題の3種類の項目を、凡例の色にしたがって作業が行われたものである。
図23(b)は、台紙2:2220(図21の例で示したフレームワーク(台紙2)2120に対応)を表示した状態を示している。画面2100には、台紙2:2220を表示している。台紙2:2220には、凡例用付箋(特徴)2222、凡例用付箋(利点)2224、凡例用付箋(課題)2226を凡例用付箋として表示し、その凡例用付箋にしたがって、付箋が貼り付けられている。ここでは、「課題」として付箋(課題)2356、付箋(課題)2358が貼り付けられている。つまり、特徴、利点、課題の3種類の項目を、凡例の色にしたがって作業が行われたものである。
図24は、本実施の形態による処理例(台紙3:2410の初期状態)を示す説明図である。ここでの初期状態とは、パターン台紙のデフォルト状態を示している。
画面2100には、台紙3:2410を表示している。台紙3:2410には、領域2420、領域2430を表示している。領域2420には凡例用付箋(課題)2422を対応させ、領域2430には凡例用付箋(対策)2432を対応させて表示している。つまり、領域2420内には、課題の付箋を貼り付け、領域2430内には、対策の付箋を貼り付けるものである。この場合、図23の例で作成された付箋(課題)2352、付箋(課題)2354、付箋(課題)2356、付箋(課題)2358を、領域2420に複写するものである。
なお、凡例用付箋(課題)2422は青色であって、凡例用付箋(対策)2432は赤色である。つまり、台紙1:2210、台紙2:2220では、課題の凡例用付箋(凡例用付箋(課題)2216、凡例用付箋(課題)2226)は赤色であったが、台紙3:2410では違う色となっている。さらに、凡例用付箋(対策)2432が赤色であるので、このまま台紙3:2410を用いた場合は、図23での作業を行った参加者は混乱が生じてしまう。
さらに、図23の例で示した付箋(課題)2352、付箋(課題)2354、付箋(課題)2356、付箋(課題)2358を、領域2420に複写するのであるが、領域2420には、これら4枚の付箋を貼り付けるだけの大きさを有していない。
電子付箋制御装置100は、この状態を不整合(複写元と複写先で凡例用付箋の色が異なること、付箋を複写する先の領域が確保されていないこと)が発生していると検知する。
図25は、本実施の形態による処理例を示す説明図である。つまり、電子付箋制御装置100は、不整合が発生していたので、整合処理を行ったものである。
画面2100には、台紙3:2410を表示している。台紙3:2410には、領域2520、領域2530を表示している。領域2520には凡例用付箋(課題)2522を対応させ、領域2530には凡例用付箋(対策)2532を対応させて表示している。ここで、図24の例と比べて、凡例用付箋(課題)2522は凡例用付箋(課題)2422の色を赤色に変更し、凡例用付箋(対策)2532は凡例用付箋(対策)2432の色を緑色に変更している。つまり、台紙3:2410における凡例用付箋(課題)2522の色は、台紙1:2210の凡例用付箋(課題)2216(又は台紙2:2220の凡例用付箋(課題)2226)の色に変更している。そして、同じ赤色であった凡例用付箋(対策)2432を、他の色である緑色の凡例用付箋(対策)2532に変更している。なお、凡例用付箋(対策)2532の色は、凡例用付箋(課題)2522と異なる色であればよい。ただし、凡例用付箋(課題)2522の名称(対策)は、いままでの台紙(台紙1:2210、台紙2:2220)で用いられていた凡例用付箋にはないので、それらの凡例用付箋の色とは異なる色であることが望ましい。混同しないようにさせるためである。
そして、領域2520は、領域2420を4枚の付箋(付箋(課題)2352、付箋(課題)2354、付箋(課題)2356、付箋(課題)2358)を貼り付けるだけの大きさにし、それに合わせて、領域2530は、領域2430を小さく変更したものである。
図26は、本実施の形態による処理例を示す説明図である。つまり、付箋を複写した処理例を示している。
画面2100には、台紙3:2410を表示している。台紙3:2410には、領域2520、領域2530を表示している。領域2520内には、付箋(課題)2352、付箋(課題)2354、付箋(課題)2356、付箋(課題)2358を表示している。つまり、図23(a)の例に示した付箋(課題)2352、付箋(課題)2354と、図23(b)の例に示した付箋(課題)2356、付箋(課題)2358を、領域2520内に複写させたものである。この後、台紙3:2410での作業が進められる。
なお、本実施の形態としてのプログラムが実行されるコンピュータのハードウェア構成は、図27に例示するように、一般的なコンピュータであり、具体的にはパーソナルコンピュータ、サーバーとなり得るコンピュータ等である。つまり、具体例として、処理部(演算部)としてCPU2701を用い、記憶装置としてRAM2702、ROM2703、HD2704を用いている。HD2704として、例えばハードディスク、SSD(Solid State Drive)を用いてもよい。付箋画面制御モジュール105、付箋画面表示モジュール110、付箋操作処理モジュール115、付箋情報記録モジュール120、テンプレート記録モジュール140、テンプレート選択モジュール145、テンプレート処理モジュール150、テンプレート間付箋複写判定モジュール165、付箋属性不整合整合判定モジュール170、テンプレート更新モジュール180等のプログラムを実行するCPU2701と、そのプログラムやデータを記憶するRAM2702と、本コンピュータを起動するためのプログラム等が格納されているROM2703と、付箋属性情報記憶モジュール125、凡例付箋情報記憶モジュール130、背景情報記憶モジュール135、不整合テンプレート更新ルール記憶モジュール175としての機能を有する補助記憶装置(フラッシュ・メモリ等であってもよい)であるHD2704と、キーボード、マウス、タッチスクリーン、マイク等に対する利用者の操作に基づいてデータを受け付ける受付装置2706と、CRT、液晶ディスプレイ、スピーカー等の出力装置2705と、ネットワークインタフェースカード等の通信ネットワークと接続するための通信回線インタフェース2707、そして、それらをつないでデータのやりとりをするためのバス2708により構成されている。これらのコンピュータが複数台互いにネットワークによって接続されていてもよい。
前述の実施の形態のうち、コンピュータ・プログラムによるものについては、本ハードウェア構成のシステムにソフトウェアであるコンピュータ・プログラムを読み込ませ、ソフトウェアとハードウェア資源とが協働して、前述の実施の形態が実現される。
なお、図27に示すハードウェア構成は、1つの構成例を示すものであり、本実施の形態は、図27に示す構成に限らず、本実施の形態において説明したモジュールを実行可能な構成であればよい。例えば、一部のモジュールを専用のハードウェア(例えば特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit:ASIC)等)で構成してもよく、一部のモジュールは外部のシステム内にあり通信回線で接続している形態でもよく、さらに図27に示すシステムが複数互いに通信回線によって接続されていて互いに協調動作するようにしてもよい。また、特に、パーソナルコンピュータの他、携帯情報通信機器(携帯電話、スマートフォン、モバイル機器、ウェアラブルコンピュータ等を含む)、情報家電、ロボット、複写機、ファックス、スキャナ、プリンタ、複合機(スキャナ、プリンタ、複写機、ファックス等のいずれか2つ以上の機能を有している画像処理装置)などに組み込まれていてもよい。
なお、説明したプログラムについては、記録媒体に格納して提供してもよく、また、そのプログラムを通信手段によって提供してもよい。その場合、例えば、前記説明したプログラムについて、「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」の発明として捉えてもよい。
「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、プログラムのインストール、実行、プログラムの流通等のために用いられる、プログラムが記録されたコンピュータで読み取り可能な記録媒体をいう。
なお、記録媒体としては、例えば、デジタル・バーサタイル・ディスク(DVD)であって、DVDフォーラムで策定された規格である「DVD−R、DVD−RW、DVD−RAM等」、DVD+RWで策定された規格である「DVD+R、DVD+RW等」、コンパクトディスク(CD)であって、読出し専用メモリ(CD−ROM)、CDレコーダブル(CD−R)、CDリライタブル(CD−RW)等、ブルーレイ・ディスク(Blu−ray(登録商標) Disc)、光磁気ディスク(MO)、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープ、ハードディスク、読出し専用メモリ(ROM)、電気的消去及び書換可能な読出し専用メモリ(EEPROM(登録商標))、フラッシュ・メモリ、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、SD(Secure Digital)メモリーカード等が含まれる。
そして、前記のプログラムの全体又はその一部は、前記記録媒体に記録して保存や流通等させてもよい。また、通信によって、例えば、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)、メトロポリタン・エリア・ネットワーク(MAN)、ワイド・エリア・ネットワーク(WAN)、インターネット、イントラネット、エクストラネット等に用いられる有線ネットワーク、又は無線通信ネットワーク、さらにこれらの組み合わせ等の伝送媒体を用いて伝送させてもよく、また、搬送波に乗せて搬送させてもよい。
さらに、前記のプログラムは、他のプログラムの一部分又は全部であってもよく、又は別個のプログラムと共に記録媒体に記録されていてもよい。また、複数の記録媒体に分割して記録されていてもよい。また、圧縮や暗号化等、復元可能であればどのような態様で記録されていてもよい。
100…電子付箋制御装置
105…付箋画面制御モジュール
110…付箋画面表示モジュール
115…付箋操作処理モジュール
120…付箋情報記録モジュール
125…付箋属性情報記憶モジュール
130…凡例付箋情報記憶モジュール
135…背景情報記憶モジュール
140…テンプレート記録モジュール
145…テンプレート選択モジュール
150…テンプレート処理モジュール
155…テンプレート間連結モジュール
160…付箋再配置制御モジュール
165…テンプレート間付箋複写判定モジュール
170…付箋属性不整合整合判定モジュール
175…不整合テンプレート更新ルール記憶モジュール
180…テンプレート更新モジュール
250…電子付箋端末
294…付箋情報記憶装置
298、299…通信回線

Claims (2)

  1. 付箋に関する情報、凡例に関する情報、台紙に関する情報を記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶された情報を用いて、付箋を貼り付ける先の第1の台紙における第1の凡例と該第1の台紙の後に用いられる第2の台紙における第2の凡例との関係にしたがって、該第1の台紙に貼り付けられている付箋を第2の台紙に貼り付ける貼付手段と、
    前記記憶手段に記憶された情報を用いて、第1の凡例と第2の凡例の接続を設定する設定手段
    を有し、
    前記貼付手段は、前記第1の凡例と前記第2の凡例の関係として、前記設定手段によって設定された第1の凡例と第2の凡例の接続を用い、
    前記設定手段による接続の設定は、操作者の操作によって行われる、又は、予め定められたルールにしたがって行われる、
    情報処理装置。
  2. コンピュータを、
    付箋に関する情報、凡例に関する情報、台紙に関する情報を記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶された情報を用いて、付箋を貼り付ける先の第1の台紙における第1の凡例と該第1の台紙の後に用いられる第2の台紙における第2の凡例との関係にしたがって、該第1の台紙に貼り付けられている付箋を第2の台紙に貼り付ける貼付手段と、
    前記記憶手段に記憶された情報を用いて、第1の凡例と第2の凡例の接続を設定する設定手段
    として機能させ、
    前記貼付手段は、前記第1の凡例と前記第2の凡例の関係として、前記設定手段によって設定された第1の凡例と第2の凡例の接続を用い、
    前記設定手段による接続の設定は、操作者の操作によって行われる、又は、予め定められたルールにしたがって行われる、
    情報処理プログラム。
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