JP2004188026A - 情報処理装置 - Google Patents

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博一 西村
Hideki Tanaka
秀樹 田中
Kenji Yamazaki
健二 山▲崎▼
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Abstract

【課題】作業労力を軽減するとともに、検定手法の誤選択を防止して、正確な検定結果を得る。
【解決手段】コンピュータ4は、情報入力部7と、検索条件入力部8と、画像特徴量作成部9と、画像関心領域作成部11と、情報一覧作成部10と、グラフ実行部13と、検定実行部12とを含んでおり、イベントに応じて、情報の入力、表示内容の作成、数値解析処理の実行を行い、処理結果を表示装置6に表示する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、処理データから統計情報を作成する情報処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
医療分野においてはX線、CT、MRI、超音波観測装置、内視鏡装置等の画像撮像機器を用いた診断が広く行われている。
【0003】
例えば内視鏡装置においては、細長の挿入部を体腔内に挿入し、固体撮像素子等を撮像手段に用いて体腔内臓器等をモニタ画面により観察し、診断をすることができる。また、前記体腔内臓器へ超音波を照射し、この超音波の反射あるいは透過度等により該体腔内臓器の状況をモニタ画面により観察し、検査あるいは診断することのできる超音波内視鏡装置も広く用いられている。
【0004】
また、これらの機器により撮像された画像に様々な情報を付加して保存し、必要時に検索、取得及び表示することができる画像ファイリングシステム等も普及している。
【0005】
しかし、これらの医用画像撮像装置を用いた最終的な診断は医師の主観に依存している部分が多大であり、客観的・数値的な診断に直接結びつく診断支援情報の提示が望まれていた。
【0006】
診断支援情報とは、画像所見の数値化、疾患に関する統計情報表示、特徴量を用いた識別分類結果による疾患種別の表示などが挙げられる。
【0007】
診断支援情報を提示する情報処理装置として例えば特開平10−14864号公報が開示されている。これは画像ファイリングシステム等に記録された多くの患者、検査及び画像情報を基に、診断支援情報を提示するものである。
【0008】
【特許文献1】
特開平10−14864号公報
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、統計学的検定、例えば検定対象群ごとの解析値の平均値の差に対する有意差の有無を検定する場合には、対象群数、各対象群の標本数、各対象群の標本の分布状態、といった、標本の分布特性を調査し、調査結果に応じて適用する検定手法を決定する必要がある。
【0010】
従来の情報処理装置においては、ユーザ自身による調査結果により決定したため、統計学的知識に乏しいユーザによる検定手法の誤使用が問題であった。また、標本の分布特性の調査作業に伴う作業労力を必要とした。
【0011】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、作業労力を軽減するとともに、検定手法の誤選択を防止して、正確な検定結果を得ることのできる情報処理装置を提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明の情報処理装置は、処理データを記憶する記憶手段と、前記処理データの特性に応じて処理する統計手法を決定し前記処理データから統計情報を作成する統計処理手段と前記統計処理手段において作成された統計情報を表示手段に表示する表示制御手段とを備えて構成される。
【0013】
【発明の実施の形態】
まず、実施の形態の説明に先立ち、本発明の情報処理装置が提供する診断支援情報の詳細について説明する。
【0014】
一般に医療における診断行為は医師の判断により主観的に行われている。このことは医師の経験差や主観判断の違いによる診断結果の相違が生じる可能性があることを示している。
【0015】
この問題に対し、本発明の情報処理装置は、診断支援情報として、画像所見に対する情報の客観的表示、線形判別関数やニューラルネットワーク等の識別分類手法を用いた疾患分類結果表示等を行うことにより、定量化された客観的情報を提供することで、ばらつきのない正確な診断を実現することを目的としている。
【0016】
診断支援情報として、例えば以下に示す[1]〜[3]のバリエーションが考えられる。これらの診断支援情報は、画像撮像機器(モダリティ、本発明においては内視鏡システムを例に説明する)、検査部位、注目する疾患等に応じて適宜作成される。
【0017】
[1]画像所見の数値化
医用内視鏡分野においては、例えば重要な画像所見の一つとして色調があげられる。色調の違いを客観的に表す数値(特徴量)としては、IHbが広く用いられている。
【0018】
IHbはRGB色信号から構成される内視鏡画像の各画素ごとに
32log2Ri/Gi
により求められる値で、粘膜下血液量に相関する値として知られ、粘膜の色調が赤い程高い値をとる。ここで、iは画素の番号を示す添え字であり、画像全体または設定された領域内の平均値を診断支援情報として用いる。
【0019】
また、医用内視鏡分野においては、血管形態の解析も、重要な画像所見の一つとしてあげられる。血管の形態(画像中に血管の占める割合(血管面積比)、血管の太さ、血管の長さ、血管の分岐点数及び交差点数、血管のボケ具合)を数値化し、主観的に判断されていた血管形態の評価を、数値として評価する。
【0020】
たとえば、血管面積比は、RGB色信号のG信号に対して、画像に適応して決定される閾値により2値化して粘膜と血管とを分離し、設定された領域内に血管の占める面積の割合として求められる。
【0021】
これらの所見の特徴量を参考に、医師は最終的な診断を実施する。したがって、通常は「粘膜表面が赤い」「血管の占める割合が大きい」等の主観的な判断に依存していた所見が、以下に説明する実施の形態に示す診断支援コンテンツを参照することにより客観的かつ数値化された所見として示され、普遍の所見評価、診断情報として医師間で共有使用されることとなる。
【0022】
[2]疾患に関する統計情報表示
[1]に示した特徴量を多数収集し、医師によって下された診断ごとに集め、統計処理を適用することにより、特徴量と診断との関連性が明らかになり、新たな診断基準を見出す可能性がある。
【0023】
例えば、正常群と疾患群とにおけるIHbを収集し、IHbに関して平均値の差の検定を実行した結果として、正常群と疾患群との間に有意な差がある、ということになれば、IHbが正常と疾患の診断基準となる可能性が高まる。
【0024】
したがって、対象となる所見及びその特徴量を疾患診断の判断基準として使用することに対する正当性を、客観的に判断することとなる。
【0025】
また、各群の特徴量平均値及び標準誤差を用いることにより、特徴量の値に基づいて疾患可能性を判定する新規の診断法開発につながる。
【0026】
[3]特徴量を用いた識別分類結果による疾患種別表示
[1]に示した特徴量を多数収集し、医師によって下された診断ごとに集め、線形判別関数やニューラルネットワーク等の識別分類手法から構成される多変量解析を実行することにより、特徴量から疾患可能性を判定する、新たな診断手法を見出す可能性がある。
【0027】
例えば、正常群と疾患群とにおけるIHbや血管面積比等の特徴量を収集し、多変量解析を実行した結果として、正常群と疾患群とを判別可能である、いうことになれば、特徴量による判別法が、正常と疾患とを判別する診断手法となる可能性が高まる。
【0028】
したがって、画像を注視しながら医師が主観的に判断して疾患部を発見するスクリーニング作業において、本各実施の形態に示す診断支援コンテンツをリアルタイムに適用することにより、疾患可能性の高い位置を指し示して見落としを防止する、発見補助システムの開発につながる。
【0029】
以上のような、特徴量及び統計情報及び識別分類結果を用いた情報処理は内視鏡画像に限らず、X線や超音波画像の他のモダリティ、構造成分や濃淡情報等の各種所見に対し適宜作成できる。また、例えば血液検査による赤血球数等、画像から得られる特徴量以外の数値に対しても同様の診断支援情報の提供を行うことができる。
【0030】
「実施形態」
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について述べる。
【0031】
第1の実施の形態:
図1ないし図21は本発明の第1の実施の形態に係わり、図1は情報処理装置の構成を示す構成図、図2は図1の記憶装置に格納されるデータベースの構成を示す図、図3は図1の情報入力部の構成を示す構成図、図4は図1の情報入力部が表示装置に表示させる情報更新ウィンドウを示す図、図5は図1の情報入力部が表示装置に表示させる情報更新ウィンドウを示す図、図6は図1の画像特徴量作成部が表示装置に表示させる検索条件入力ウィンドウを示す図、図7は図1の画像特徴量作成部の構成を示す構成図、図8は図1のグラフ実行部が表示装置に表示させるグラフ作成条件入力ウィンドウを示す図、図9は図1の検定実行部が表示装置に表示させる検定実行条件入力ウィンドウを示す図、図10は図1の情報一覧作成部が作成する一覧表を示す図、図11は図10の情報リストを管理する表示列管理表を示す図、図12は図1のコンピュータによるイベントループ処理の流れを示すフローチャート、図13は図12の処理から分岐される第1の処理の流れを示すフローチャート、図14は図12の処理から分岐される第2の処理の流れを示すフローチャート、図15は図12の処理から分岐される第3の処理の流れを示すフローチャート、図16は図12の処理から分岐される第4の処理の流れを示すフローチャート、図17は図12の処理から分岐される第5の処理の流れを示すフローチャート、図18は図12の処理から分岐される第6の処理の流れを示すフローチャート、図19は図1の検定実行部が実行する検定手法の処理の流れを示すフローチャート、図20は図1の検定実行部が表示装置に表示させる検定結果を示す図、図21は第1の実施の形態の変形例に係る記憶装置に記憶された表示列管理表を示す図である。
【0032】
(構成)
図1に示すように、第1の実施の形態の情報処理装置100は、生体内を撮像してアナログ画像信号を出力する内視鏡観察装置1と、内視鏡観察装置1の出力するアナログ画像信号から画像データを生成する内視鏡ファイリング装置2とが接続され、各種データ処理を行うコンピュータ4と、キーボードとマウスとからなる操作装置3と、ハードディスクからなる記憶装置5と、CRTモニタ、液晶モニタあるいはプラズマモニタ等からなる表示装置6とを具備する。
【0033】
コンピュータ4は、イベントループを繰り返し実行し、発生したイベントに応じた処理を実行する。
【0034】
またコンピュータ4は、情報入力部7と、検索条件入力部8と、画像特徴量作成部9と、画像関心領域作成部11と、情報一覧作成部10と、グラフ実行部13と、検定実行部12とを含んでおり、イベントに応じて、情報の入力、表示内容の作成、数値解析処理の実行を行い、処理結果を表示装置6に表示する。
【0035】
記憶装置5はコンピュータ4に接続されており、図2に示すデータベース14を含んでいる。データベース14は、SQLデータベースであって、患者情報テーブル15と、画像情報テーブル16と、関心領域情報テーブル17とを含んでおり、患者情報、画像情報、関心領域情報が記録される。
【0036】
患者情報テーブル15には、患者ID、患者名等の患者情報を記録する。患者IDにより、患者情報テーブル15内のレコードを一意に区別する。
【0037】
画像情報テーブル16には、画像データ、画像ID等の画像情報を記録する。画像IDにより、画像情報テーブル16内のレコードを一意に区別する。
【0038】
関心領域情報テーブル17には、領域ID、領域データ、特徴量等の関心領域情報を記録する。領域IDにより、領域情報テーブル17内のレコードを一意に区別する。
【0039】
ここで、関心領域とは、画像内に設定される矩形または自由閉曲線の内部領域であって、病変等の注目対象を囲んだ領域のことを示す。また、特徴量とは、前述のIHb、血管面積比等の、疾患を定量的に評価する指標数値のことを示す。
【0040】
関心領域情報テーブル17内の各レコードは、画像IDによって画像情報テーブル16内の該当レコードにリンクされる。画像情報テーブル16内の各レコードは、患者IDによって患者情報テーブル15内の該当レコードにリンクされる。以上により、データベース14に記録される情報は、患者情報、画像情報、関心領域情報の階層構造によって管理される。
【0041】
操作装置3は、表示装置6の表示する内容に従って、メニュー項目の選択やボタンなどの指示や、文字列の入力を行う。
【0042】
操作装置3の操作によりメニュー項目の選択やボタンの押下などを行うと、コンピュータ4内にイベントを発生させる。
【0043】
情報入力部7は、図3に示すように、入力選択部18、一括入力部19、第1項目入力部20、第2項目入力部21、第3項目入力部22とを含み、表示装置6にそれぞれ図4、図5上段、中段、下段の入力ウィンドウを表示させ、患者情報テーブル15及び画像情報テーブル16に記録された情報を編集して、その内容を更新する。
【0044】
また、内視鏡ファイリング装置2より出力される画像データ等の画像情報を、画像情報テーブル16に新規に記録する処理も行う。
【0045】
検索条件入力部8は、図6の検索条件入力ウィンドウ28を表示装置6に表示させ、ユーザの入力した患者名、検査日、診断名の検索条件を元にして、データベース14を検索実行し、検索結果である患者情報、画像情報、関心領域情報をコンピュータ4内に保持する。
【0046】
画像特徴量作成部9は、図7に示すように、特徴量選択部30とIHb算出部31と血管面積比算出部32とを含み、コンピュータ4内に保持された画像情報及び関心領域情報を元にして、関心領域内部の画像データから算出される特徴量を作成する。
【0047】
IHb算出部31は、前述の特徴量[IHb]を画像データから算出する。血管面積比算出部32は、前述の特徴量[血管面積比]を画像データから算出する。
【0048】
画像関心領域作成部11は、ユーザによる、操作装置3を用いた指示操作により、指定された画像内に関心領域を設定する。
【0049】
グラフ実行部13は、図8に示すグラフ作成条件入力ウィンドウ33により指示された条件に従い、コンピュータ4内に保持された患者情報、画像情報、関心領域情報を元にして、ヒストグラム、1次元散布図、2次元散布図、棒グラフなどのグラフを作成し、表示装置6に表示する。
【0050】
検定実行部12は、図9に示す検定実行条件入力ウィンドウ35により指示された条件に従い、コンピュータ4内に保持された患者情報、画像情報、関心領域情報を元にして、平均値の差の検定を実行する。
【0051】
情報一覧作成部10は、コンピュータ4内に保持された患者情報及び画像情報及び関心領域情報を元にして、図10に示す一覧表37を作成する。一覧表37は、縮小画像一覧39と、情報リスト40からなる。
【0052】
一覧表37はメニュー38を有しており、メニュー38内の項目を選択することで、各種処理を実行するイベントを発生させる。
【0053】
縮小画像49は、画像情報テーブルの画像データに基づく画像を縮小したものである。画像情報に関連する関連領域情報がある場合には、関心領域情報内の領域データと画像データを合成したデータを縮小することにより、画像に領域を描画した縮小画像を作成して使用する。
【0054】
情報リスト40は、患者情報及び画像情報及び関心領域情報を一覧する閲覧リストである。情報リスト40は、情報リスト40の列項目の表示文字と、表示順序を、記憶装置5に記憶されている表示列管理表41に基づいて決定する。
【0055】
表示列管理表41の例を、図11に示す。表示列管理表41は、情報リスト40の列項目の表示順序と表示文字のほかに、編集属性と、表示情報の階層と、表示属性とを関連付けて保持している。
【0056】
(作用)
コンピュータ4は、図12のフロー図に基づくイベントループを繰り返し実行し、分岐処理により、情報の検索及び検索結果の一覧表示と、情報の登録または編集と、画像への関心領域の設定と、関心領域内の特徴量算出と、情報のグラフ表示と、情報の検定実行を行う。
【0057】
図12のステップA1において、メニューの選択等の操作装置の操作によりコンピュータ4に発生したイベントを取得して、イベントの種類を判別する。ステップA2において、判別したイベントの種類に応じて処理を分岐して、イベントの種類に応じた処理を実行する。ステップA3において、処理結果に基づき表示装置6への表示内容を更新する。ステップA2において、分岐される処理フローを図13〜図18に示す。
【0058】
図13は、診断支援情報の検索及び検索結果の一覧表示の処理を示すフロー図である。
【0059】
ステップB1において、検索条件入力部は、第6図に示す検索条件入力ウィンドウ28を表示する。ユーザが、操作装置3により患者名及びまたは検査日及びまたは診断名を入力し、検索条件入力ウィンドウ28内の検索ボタン29を押すと、各々の入力された文字列をデータベース14の検索キーとして生成する。
【0060】
ステップB2において、検索条件入力部8は、生成されたデータベース14への検索キーを元にして患者情報テーブル15及び画像情報テーブル16を結合し、検索キーに合致する患者情報及び画像情報を取得する。さらに、取得した画像情報の画像IDを検索キーとして、関心領域情報テーブル17を検索し、検索キーに合致する関心領域情報を取得し、患者情報及び画像情報及び関心領域情報からなる情報の組を作成する。
【0061】
ステップB3において、検索条件入力部8は、ステップB2において検索取得した情報の組を、コンピュータ4内に保持させる。
【0062】
ステップB4において、情報一覧作成部10は、コンピュータ4内に保持された患者情報及び画像情報及び関心領域情報からなる各々の組についてそれぞれ、縮小画像表示及び1行の情報リストをペアとする表示を繰り返して一覧表37に表示する。情報一覧作成部10は、一覧表37の作成及び表示時に、記憶装置5に記憶された表示列管理表41を使用する。列作成時に、表示列管理表41に記憶された表示順番に従って表示列管理表41に記憶された表示文字を表示する。
【0063】
情報一覧作成部10により作成表示された一覧表37のメニュー38から情報入力を選択すると、コンピュータ4内でイベントAが発生する。また、情報リスト40中の各項目文字列を選択すると、コンピュータ4内でイベントBが発生する。また、ユーザが内視鏡観察装置1により生体内を観察中に、静止画の保存操作を行うと、内視鏡画像ファイリング装置2は、内視鏡観察装置1のアナログ画像信号を画像データに変換してコンピュータ4に出力する。コンピュータ4は、内視鏡ファイリング装置2から画像データの入力があると、コンピュータ4内でイベントCが発生する。
【0064】
図14は、情報の登録処理または編集処理を示すフロー図である。ステップC1において、情報入力部7内の入力選択部18は、選択指定されたイベントを判別し、イベントAである場合には、情報の一括編集を指示されたものとみなし、ステップCa1に処理を分岐し、イベントBである場合には、情報リスト40の中の一項目の編集を指示されたものとみなし、ステップCb1に処理を分岐し、イベントCである場合には、内視鏡ファイリング装置2の出力する画像データを、データベース14に新規登録するものとみなし、ステップCc1に処理を分岐する。
【0065】
ステップCa1に分岐した場合には、ステップCa1において、情報入力部7の入力選択部18は、一括入力部19に接続して、図4に示した情報一括編集ウィンドウ23を表示する。情報一括編集ウィンドウ23には、患者名欄に患者情報の患者名を、検査日欄に患者情報の検査日を、部位名欄に画像情報の部位名を、診断名に画像情報の診断名を、縮小画像欄に、画像情報の画像データの縮小画像49を表示する。
【0066】
情報一括編集ウィンドウ23内の更新ボタン27が押下されると、情報入力部7の入力選択部18は、一括入力部19において編集された文字列情報をデータベース14内の該当テーブル内の項目に登録するとともに、コンピュータ4内に保持される患者情報及び画像情報の内容を更新する(ステップCa2)。
【0067】
ステップCa3において、情報一覧作成部10は、一覧表37の表示内容を更新し、表示装置6に表示した後、分岐処理を終了する。
【0068】
ステップCc1に分岐した場合には、ステップCc1において、情報入力部7の入力選択部18は、コンピュータ4内に患者情報及び画像情報を保持する領域を新規に確保し、画像データを画像情報の画像データフィールドに格納した後、データベース14内の該当テーブル内の項目に、患者情報及び画像情報を新規登録し、分岐処理を終了する。
【0069】
ステップCb1に分岐した場合には、ステップCb1において、情報入力部7の入力選択部18は、選択された項目の列の項目名称に対応する編集属性を、記憶装置5に記憶された表示列管理表41から取得する。例えば、診断名に対応する編集属性として、文字列を選択肢の中から選択する属性である第1の属性を、検査日に対応する編集属性として、カレンダーの中から日付を選択する属性である第2の属性を、患者名に対応する編集属性として文字列を編集する編集属性である第3の属性を取得する。
【0070】
ステップCb2において、情報入力部7の入力選択部18は、ステップCb1において取得した編集属性に応じて、第1項目入力部20または第2項目入力部21または第3項目入力部22に接続して、編集ウィンドウを表示させる。編集属性が第1の属性である場合には、第1項目入力部20に接続され、図5上段に示す、文字列選択ウィンドウ24を表示する。編集属性が第2の属性である場合には第2項目入力部21に接続され、図5下段に示す日付選択ウィンドウ26を表示する。編集属性が第3の属性である場合には第3項目入力部22に接続され、図5中段に示す文字列編集ウィンドウ25を表示する。
【0071】
操作装置3による選択処理または文字列編集処理が行われると、ステップCb3において、情報入力部7の入力選択部18は、第1項目入力部20または第2項目入力部21または第3項目入力部22において変更された内容を、データベース14内の該当テーブル内の項目に登録するとともに、コンピュータ4内に保持される患者情報及び画像情報の内容を更新する。
【0072】
ステップCb4において、情報一覧作成部10は、一覧表37の表示内容を更新し、表示装置6に表示した後、分岐処理を終了する。
【0073】
図15は、画像への関心領域の設定処理を示すフロー図である。ステップD1において、画像関心領域作成部11は、関心領域の設定対象となる画像データを取得し、画像データを表示装置6に表示する。
【0074】
ステップD2において、ユーザが操作装置3を用いて指示した矩形または自由閉曲線を基にして、画像関心領域作成部11は、領域データを作成する。領域データは、画像データと同じ幅と同じ高さの2次元データであって、画素値が0であれば関心領域外を示し、画素値が1であれば関心領域内を示す。
【0075】
ステップD3において、画像関心領域作成部11は、ステップD2で作成された領域データを含む関心領域情報を、関心領域情報テーブル17に登録する。ステップD2において、関心領域を新規に作成した場合には、コンピュータ4内に、関心領域情報を新規に確保し、領域データを関心領域情報の領域データフィールドに格納した後、関心領域情報を関心領域情報テーブル17に新規登録する。
【0076】
ステップD4において、情報一覧作成部10は、一覧表37の表示内容を更新し、表示装置6に表示する。
【0077】
図16は、関心領域内の特徴量算出処理を示すフロー図である。ステップE1において、画像特徴量作成部9の特徴量選択部30は、特徴量の算出対象である関心領域情報と、関心領域情報の上位階層にある画像情報とを取得する。
【0078】
ステップE2において、画像特徴量作成部9の特徴量選択部30は、関心領域情報の領域データと、画像情報の画像データをIHb算出部31または血管面積比算出部32に受け渡す。IHb算出部31は、領域データで規定される関心領域内の画像データを基にして、IHbを算出して、IHbを特徴量選択部30に渡す。血管面積比算出部32は、領域データで規定される関心領域内の画像データを基にして、血管面積比を算出して、血管面積比を特徴量選択部30に渡す。
【0079】
ステップE3において、画像特徴量作成部9の特徴量選択部30は、ステップE2で算出されたIHbを第1特徴量の値として関心領域情報を更新し、関心領域情報テーブル17に関心領域情報を登録する。または、ステップE2で算出された血管面積比を第2特徴量の値として関心領域情報を更新し、関心領域情報テーブル17に関心領域情報を登録する。
【0080】
ステップE4において、情報一覧作成部10は、一覧表37の表示内容を更新し、表示装置6に表示する。
【0081】
図17は、グラフ表示処理を示すフロー図である。ステップF1において、グラフ実行部13は、図8に示したグラフ作成条件入力ウィンドウ33を表示する。
【0082】
グラフ作成条件入力ウィンドウ33では、ユーザの操作装置3を用いた選択操作結果により、グラフの種類、分類項目、グラフ化するデータ値を設定する。
【0083】
ステップF2において、グラフ実行部13は、設定された条件に基づいてグラフを作成する。ステップF3において、グラフ実行部13は、作成したグラフを表示装置6に表示させる。
【0084】
図18は、検定実行処理を示すフロー図である。ステップG1において、検定実行部12は、図9に示した検定実行条件入力ウィンドウ35を表示する。
【0085】
ユーザが操作装置3による選択操作により検定条件を設定し、検定実行条件入力ウィンドウ35内の実行ボタン36を押下すると、ステップG2において、検定実行部12は図19に示すフローに従って検定手法を決定し、決定された検定手法に基づいた検定処理を実行する。
【0086】
ステップG3において、検定実行部12は、図20に示す検定結果を表示装置6に表示させる。
ステップG1において、検定手法を決定するところの、図19に示すフロー図の処理を説明する。
【0087】
ステップH1において、検定実行部12は、ステップG1において選択された分類項目のうち、コンピュータ4が保持する患者情報または画像情報または関心領域情報が保持する種類数を数え上げる。種類数が2より小さい場合には、検定実行不可能であるため、処理を中断する。種類数が2である場合には、種類ごとに、ステップG1において選択されたデータ値を収集して群とし、ステップHa1に進む。種類数が2より大きい場合には、種類ごとに、ステップG1において選択されたデータ値を収集して群とし、ステップHb1に進む。
【0088】
例えば、図9の検定実行条件入力ウィンドウ35において、分類項目として診断名が、データ値として特徴量1が選択された場合、コンピュータが保持する患者情報、画像情報、関心領域情報の組の中に、診断名が、がん、または正常である組しか存在しないのであれば、種類数は2とカウントされ、がん、または正常である組の第1特徴量の値が収集されて2つの数値群を形成する。
【0089】
次に、ステップHa1に進んだ場合の処理フローを説明する。ステップHa1において、検定実行部12は、各群の分布が正規分布とみなせるか否かをShapiro-Wilks検定またはKolmogorov-Smirnov検定により判定する。両検定手法は、正規分布の検定手法として広く知られている。
【0090】
全ての群の分布が正規分布とみなせない場合には、ステップHa5に進み、実行する検定手法を、Man-WhitneyのU検定と決定する。正規分布とみなせる場合には、ステップHa2に進む。
【0091】
Man-WhitneyのU検定は、母集団が正規分布ではない(ノンパラメトリック)場合の平均値の差の検定手法として広く知られている。
【0092】
ステップHa2において、検定実行部12は、F検定により各群の分布が等分散とみなせるか否かを判定する。F検定は、2群の等分散検定手法として広く知られている。
【0093】
等分散とみなせる場合にはステップHa3に進み、実行する検定手法を、Studentのt検定と決定する。等分散とみなせない場合には、ステップHa4に進み、実行する検定手法を、Welchのt検定と決定する。
【0094】
Studentのt検定は、母集団が正規分布かつ等分散であるときに使用する平均値の差の検定手法として広く知られている。
【0095】
Welchのt検定は、母集団が正規分布であるときに使用する平均値の差の検定手法として広く知られている。
【0096】
次に、ステップHb1に進んだ場合の処理フローを説明する。ステップHb1において、検定実行部12は、各群の分布が正規分布とみなせるか否かをShapiro-Wilks検定またはKolmogorov-Smirnov検定により判定する。
【0097】
全ての群の分布が正規分布とみなせない場合には、ステップHb4に進み、実行する検定手法を、Steel-Dwassの方法と決定する。
【0098】
正規分布とみなせる場合には、ステップHb2に進む。ステップHb2において、検定実行部12は、Bartlettの方法またはLeveneの方法により、各群の分布が等分散とみなせるか否かを判定する。Bartlettの方法またはLeveneの方法は、n群(n>2)の等分散検定手法として広く知られている。
【0099】
等分散とみなせる場合にはステップHb3に進み、実行する検定手法を、Tukey-Kramerの方法と決定する。等分散とみなせない場合には、ステップHb4に進み、実行する検定手法を、Steel-Dwassの方法と決定する。
【0100】
Tukey-Kramerの方法は、母集団が等分散であるときのn群の平均値の差の検定手法として広く知られており、Steel-Dwassの方法は、母集団が正規分布とみなせない(ノンパラメトリック)場合のn群の平均値の差の検定手法として広く知られている。
【0101】
以上の作用により、ユーザは、検定対象を選択するだけで、検定対象に最適な検定手法が実行される。
【0102】
(効果)
検定対象の正規性、等分散性の判定結果に基づいて最適な検定手法を導き実行するともに、初心者による検定手法の誤選択を防止する。また、入力編集する項目の種類、特性ごとに最適な入力方法を提供する。また、画像と特徴量の一覧表を作成表示することにより、一覧表の閲覧による、画像に対して特徴量を算出しているか否かの判断が容易になる。
【0103】
第1の実施の形態によれば、最適な検定手法を自動的に選択するので、作業労力を軽減するとともに、検定手法の誤選択を防止して、正確な検定結果を得ることが可能となる。また、入力編集する項目の種類ごとに最適な入力方法を提供するため、操作性が向上する。また、視認性のよい表示が為されるため、誤操作を防止して操作性が向上する。
【0104】
なお、本実施の形態においては、検定対象として内視鏡画像から算出するIHb及び血管面積比を用いて説明したが、検定対象は医療分野に限らず、一般に検定処理対処となり得る数値であれば同様の効果を得ることが可能である。
【0105】
第1の実施の形態の変形例:
次に、第1の実施の形態の変形例について図21を用いて説明する。記憶装置5に記憶された表示列管理表41は、ユーザが自由に編集することが可能であるように構成されている。また、データベース14内の患者情報テーブル15または画像情報テーブル16または関心領域テーブル17は、ユーザが自由に項目を追加することが可能であるように構成されている。
【0106】
自由な項目追加を許可しているため、例えば図21に示すように、同一の列名称である項目を異なる階層に作成したり(図21では、表示文字を部位名を画像と関心領域とに作成した例を示す)、数値入力しか受け付けない列の名称を、文字列の入力が可能であるような名称で作成する(図21の例では、表示文字が使用薬剤である項目を作成しているが、この項目には、使用薬剤の数値コードを入力するよう設定しており、文字列の入力は想定しておらず、数値しか有効ではない)場合が発生する。従って、ユーザの情報入力に混乱を生じさせる要因となる)。
【0107】
(構成)
情報一覧作成部10は、前述のとおり、情報リスト37の列項目の表示文字と、表示順序を、記憶装置5に記憶されている表示列管理表41に基づいて決定するが、さらに、情報リスト37の列項目のヘッダーの表示文字の表示色を、表示列管理表41の表示属性に基づいて決定し、情報リスト37の列項目のヘッダーの表示文字の先頭に、階層に応じたアイコンを表示するよう、構成されている。
【0108】
本実施の形態の変形例では、表示列の表示属性が文字であれば表示色を赤とし、表示列の表示属性が日付であれば表示色を青とし、表示列の表示属性が数値であれば、表示色を緑とするよう構成されている。また、表示列の階層が患者であれば、文字「患」をあしらったアイコンを列項目のヘッダーの該当文字列の先頭に表示し、表示列の階層が画像であれば、文字「画」をあしらったアイコンを列項目ヘッダーの該当文字列の先頭に表示し、表示列の階層が関心領域であれば、文字「関」をあしらったアイコンを列項目のヘッダーの該当文字列の先頭に表示するよう構成されている。
【0109】
(作用)
本変形例は上述した本第1の実施形態と同様に、図13におけるフロー図のステップB4において、情報一覧作成部10は、コンピュータ4内に保持された患者情報及び画像情報及び関心領域情報からなる各々の組を情報リスト37に表示するにあたり、記憶装置5に記憶された表示列管理表41を使用する。
【0110】
列作成時に、表示列管理表41に記憶された表示順番に従って表示列管理表41に記憶された表示文字を表示する。その際に、表示列管理表41に記憶された表示属性情報に従って、文字の表示色を決定する。また、表示列管理表41に記憶された階層情報に従って情報リスト37のヘッダーの表示文字の先頭にアイコンを表示する。
【0111】
(効果)
一覧表の情報項目の誤認を防止する。
【0112】
第2の実施の形態:
図22ないし図27は本発明の第2の実施の形態に係わり、図22はグラフ実行部の構成を示すブロック図、図23は図22の表示属性変更部が変更処理を実行するグラフ表示設定変更ウィンドウを示す図、図24は図22のグラフウィンドウ管理部が管理するグラフ表示設定表を示す図、図25は図22のグラフウィンドウ管理部が管理するマーカー設定表を示す図、図26は図22のグラフ実行部が作成する2次元散布図における表示例を示す図、図27は図22のグラフ実行部の作成済みグラフの表示内容変更処理を示すフローチャートである。
【0113】
第2の実施の形態は、グラフ実行部13の構成が異なること以外は第1の実施の形態と同一であるので、異なる点のみ説明し、同一の構成には同じ符号をつけ説明は省略する。
【0114】
(構成)
第2の実施形態のグラフ実行部13のブロック図を図22に示す。グラフ実行部13内には、グラフウィンドウ管理部43と表示属性変更部44が追加されて構成される。
【0115】
表示属性変更部44は、図23に示すグラフ表示設定変更ウィンドウ45により選択された条件に従い、作成済みのグラフの表示形式(マーカー及び文字の表示形態)を変更する。
【0116】
グラフウィンドウ管理部43は、作成済みのグラフごとに、図24に示すグラフ表示設定表47を、コンピュータ4内に保持している。グラフ表示設定表47には、グラフ表示上の、分類クラス名称と、マーカーの形状と、マーカーのサイズと、マーカーの色と、分類クラス名称の表示順序とを記録するとともに、グラフのタイトル、凡例、X軸、Y軸の文字列の書体とサイズとを記録する。
【0117】
また、グラフウィンドウ管理部43は、分類項目ごとに、図25に示すマーカー設定表48を、記憶装置5に記憶させている。マーカー設定表48は、分類項目ごとに、分類クラス名称、マーカーの形状、マーカーのサイズ、マーカーの色、分類クラスの表示順序を関連付けており、グラフ作成時の分類項目ごとのデフォルト設定として用いられる。
【0118】
(作用)
まず、グラフの新規作成時の作用について説明する。グラフ実行部13は、図17のステップF2において、グラフデータを作成する際に、記憶装置5からマーカー設定表48を読込み、グラフ作成条件入力ウィンドウ33で選択された分類項目に対応する、マーカー設定表48の設定内容に基づいてグラフを作成する。
【0119】
グラフに表示されるマーカーは、マーカー設定表48により設定されている形状、サイズ、色で表示され、凡例においては、マーカー設定表48に設定された表示順序で、分類クラス名称を表示する。2次元散布図における表示例を図26に示す。
【0120】
次に、作成済みグラフの表示内容変更について説明する。作成済みグラフに対して、ユーザがグラフ表示内容の変更を指示すると、図27に示すフローに従い処理が実行される。
【0121】
ステップF’1において、表示属性変更部44は、図23に示すグラフ表示設定変更ウィンドウ45を表示装置6に表示させ、ユーザに対して変更する内容の入力を促す。グラフ表示設定変更ウィンドウ45の実行ボタン46が押下されると、表示属性変更部44は、グラフ表示設定変更ウィンドウ45の選択内容を取得する。
【0122】
グラフ表示設定変更ウィンドウ45では、グラフに表示されるマーカーの設定として、形状とサイズと色とが変更対象として選択でき、文字表示形態の設定として、書体とサイズとが変更対象として選択でき、さらに、変更した内容を他のグラフに反映させるか否かの選択を選択できる。
【0123】
ステップF’2において、グラフウィンドウ管理部43は、ステップF’1において変更対象となったグラフに関するグラフ表示設定表47の内容を更新する。
【0124】
ステップF’3において、表示属性変更部44は、ステップF’1において変更対象となったグラフに関する表示内容を、グラフウィンドウ管理部43の保持するグラフ表示設定表47の内容に基づいて、更新する。
【0125】
ステップF’4において、表示属性変更部44は、ステップF’1において、グラフ表示設定変更ウィンドウ45上の「他のグラフに変更内容を反映させる」が選択されているか否かを判定する。
【0126】
「他のグラフに変更内容を反映させる」が選択されている場合には、ステップF’5に進み、他のグラフ表示設定表47に対しても、ステップF’1により変更されたグラフ表示設定表47の内容に基づき、表示内容を更新する。すなわち、グラフウィンドウ管理部43が、表示属性変更部44に対して、保持している全てのグラフ表示内容について更新させ、表示属性変更部44は、グラフウィンドウ管理部43の保持するグラフ表示設定表の内容に基づいて、全ての作成済みグラフの表示内容を更新する。また表示属性変更部44は、マーカー設定表48を、ステップF’1により変更されたグラフ表示設定表47の内容に基づき、情報更新する。
【0127】
(効果)
凡例、グラフマーカーとして、分類項目に対応して既定値として定められた表示形態、凡例項目の表示順序でグラフ作成するので、グラフ表示の統一感を与える。また、複数のグラフ表示に対して、統一的にグラフマーカーの表示形態及び凡例項目の表示順序を設定するので、設定作業労力を軽減するとともに、グラフ間の表示形態の相違による誤認を防ぐ。
【0128】
第3の実施の形態:
図28ないし図31は本発明の第3の実施の形態に係わり、図28はグラフ実行部が表示装置に表示させるグラフ作成条件入力ウィンドウを示す図、図29は検定実行部が表示装置に表示させる検定実行条件入力ウィンドウを示す図、図30は記憶装置に保持される設定履歴表を示す図、図31はグラフ実行部及び検定実行部の処理の流れを示すフローチャートである。
【0129】
第3の実施の形態は、グラフ実行部13及び検定実行部12の構成が異なること以外は第1の実施の形態と同一であるので、異なる点のみ説明し、同一の構成には同じ符号をつけ説明は省略する。
【0130】
(構成)
グラフ実行部13は、図28に示すグラフ作成条件入力ウィンドウ33を表示する。グラフ実行部13における第1の実施の形態との構成上の相違は、グラフ作成条件入力ウィンドウ33において、ラジオボタンA50とラジオボタンB51とラジオボタンC52とを追加したことである。
【0131】
ラジオボタンA50の押下は、グラフ種類及び分類項目及び第1データ値及び第2データ値の選択項目を、直前に実行されたグラフ作成条件入力ウィンドウ33での選択項目に変更することを、グラフ実行部13へ指示する。
【0132】
ラジオボタンB51の押下は、分類項目及び第1データ値及び第2データ値の選択項目を、現在選択されているグラフ種類に関して、直前に実行されたグラフ作成条件入力ウィンドウ33での選択項目に変更することを、グラフ実行部13へ指示する。
【0133】
ラジオボタンC52の押下は、分類項目及び第1データ値の選択項目を、直前に事項された検定実行条件入力ウィンドウ35での選択項目に変更することを、グラフ実行部13へ指示する。
【0134】
検定実行部12は、図29に示す検定実行条件入力ウィンドウ35を表示する。検定実行部12における第1の実施の形態との相違は、検定実行条件入力ウィンドウ35に、ラジオボタンD55とラジオボタンE56とを追加したことである。
【0135】
ラジオボタンD55の押下は、分類項目及びデータ値の選択項目を、直前に実行された検定実行条件入力ウィンドウ35での選択項目に変更することを、検定実行部12へ指示する。
【0136】
ラジオボタンE56の押下は、分類項目及びデータ値の選択項目を、直前に実行されたグラフ作成条件入力ウィンドウ33での選択項目に変更することを、検定実行部12へ指示する。ただし、グラフ作成条件入力ウィンドウ33での第1データ値は、検定実行条件入力ウィンドウ35でのデータ値と内容的に等価であるとする。
【0137】
記憶装置5には、図30に示す設定履歴表58が記憶される。設定履歴表58は、設定の種類と、設定された手法と、設定された分類項目と、設定された第1データ値と、設定された第2データ値とを関連付けて記録する。
【0138】
グラフ実行部13は、設定履歴表58を読み込み、設定履歴表58の内容に基づいて、グラフ作成条件入力ウィンドウ33の選択項目を設定するとともに、グラフ作成条件入力ウィンドウ33の選択項目を、設定履歴表58に記録するよう構成されている。
【0139】
検定実行部12は、設定履歴表58を読み込み、設定履歴表58の内容に基づいて、検定実行条件入力ウィンドウ35の選択項目を設定するとともに、検定実行条件入力ウィンドウ35の選択項目を、設定履歴表58に記録するよう構成されている。
【0140】
また、検定実行部12及びグラフ実行部13は、検定実行条件入力ウィンドウ35またはグラフ作成条件入力ウィンドウ33における分類項目の選択項目が変更されると、データ値または第1データ値または第2データ値に表示される項目群の表示を更新するよう構成されている。
【0141】
(作用)
グラフ実行部13及び検定実行部12は、図31のフローに従って、グラフ作成条件入力ウィンドウ33または検定実行条件入力ウィンドウ35の選択項目及び表示する項目群を変更する。
【0142】
図31のフローは、グラフ作成条件入力ウィンドウ33または検定実行条件入力ウィンドウ35の表示時に、繰り返し実行される。
【0143】
ステップI1において、検定実行部12またはグラフ実行部13は、ラジオボタンが押下されているかを判定する。ラジオボタンが押されている場合にはステップIa1へ処理を分岐し、ラジオボタンが押されていない場合には、ステップI2へ処理を分岐する。
【0144】
ステップI2において、検定実行部12またはグラフ実行部13は、ユーザの操作により、分類の選択項目が変更されたかを判定する。分類の選択項目が変更された場合にはステップIb1へ処理を分岐し、分類の選択項目が変更されていない場合には、処理を終了する。
【0145】
次にステップIa1以降の処理を説明する。ステップIa1において、検定実行部12またはグラフ実行部13は、押下されたラジオボタンの種類を判定する。
【0146】
押下されたラジオボタンがラジオボタンA50である場合には、グラフ実行部13は、設定履歴表58から、種類が「グラフ」である行を参照し、該当行の設定履歴表の手法、分類、第1データ値、第2データ値の値を、それぞれ、グラフ作成条件入力ウィンドウ33の手法、分類、第1データ値、第2データ値の選択項目とする。
【0147】
押下されたラジオボタンがラジオボタンB51である場合には、グラフ実行部13は、設定履歴表58から、種類が、現在グラフ作成条件入力ウィンドウ33の手法として選択されているものと同一である行を参照し、該当行の設定履歴表の分類、第1データ値、第2データ値の値を、それぞれ、グラフ作成条件入力ウィンドウ33の分類、第1データ値、第2データ値の選択項目とする。
【0148】
押下されたラジオボタンがラジオボタンC52である場合には、グラフ実行部13は、設定履歴表58から、種類が「検定」である行を参照し、該当行の設定履歴表の分類、第1データ値の値を、それぞれ、グラフ作成条件入力ウィンドウ33の分類、第1データ値の選択項目とする。
【0149】
同様にして、押下されたラジオボタンがラジオボタンD55、ラジオボタンE56である場合にも、検定実行部13が同等の処理を実行して、検定実行条件入力ウィンドウ35の分類、データ値の選択項目を変更する。以上の処理の後、表示装置6の表示内容を更新して終了する。
【0150】
次にステップIb1以降の処理を説明する。ステップIb1において、検定実行部12またはグラフ実行部13は、それぞれ検定実行条件入力ウィンドウ35またはグラフ作成条件入力ウィンドウ33の分類において新たに選択された項目を取得する。
【0151】
ステップIb2において、検定実行部12またはグラフ実行部13は、記憶装置5に記憶された表示列管理表41(図11参照)から、表示属性が数値である行において設定されている表示文字列を全て取得する。例えば、図41のように設定されている場合には、第1特徴量、第2特徴量、患者年齢を取得する。
【0152】
ステップIb3において、検定実行部12またはグラフ実行部13は、コンピュータ4の保持する患者情報と画像情報と関心領域情報との組を取得し、取得した全ての情報の組について、ステップIb2で取得した表示文字列に対応する項目に有効な値が設定されているか否かを判定する。各表示文字列にはカウンターを付随させ、有効な値が設定されている情報の組の数を数え上げて、カウンターに記録する。
【0153】
ステップIb4において、検定実行部12は、ステップIb3において記録した表示文字列のカウンターの値を参照し、カウンターの値が、有意な検定を行える数(本実施の形態では、10と設定する)より大きい表示文字列を、検定実行条件入力ウィンドウ35のデータ値の欄に、選択項目群として表示させる。
【0154】
または、ステップIb4において、グラフ実行部13は、ステップIb3において記録した表示文字列のカウンターの値を参照し、カウンターの値が1以上の表示文字列を、グラフ作成条件入力ウィンドウ33の第1データ値及び第2データ値の各欄に、選択項目群として表示させる。以上の処理の後、表示装置6の表示内容を更新して終了する。
【0155】
検定実行部12による検定結果の表示またはグラフ実行部13によるグラフの表示が終了した後、検定実行部12またはグラフ実行部13はそれぞれ、検定実行条件入力ウィンドウ35またはグラフ作成条件入力ウィンドウ33において選択された項目を、記憶装置に記憶されている設定履歴表58に代入して、設定履歴表58の内容を更新する。
【0156】
(効果)
過去の履歴条件を再利用するため、操作負担を軽減する。また、手法によらない処理の履歴条件を再利用するため、異なる手法の連続実行時の操作負担を軽減する。
【0157】
設定しても利用不可能な項目の選択肢を表示しないため、誤選択の防止と、選択操作の操作性を向上させる。
【0158】
第4の実施の形態:
図32ないし図34は本発明の第4の実施の形態に係わり、図32は内視鏡観察装置に設けられた画像指定スイッチを示す図、図33は画像情報テーブルを示す図、図34は図12の処理から分岐される第2の処理の処理の流れを示すフローチャートである。
【0159】
第4の実施の形態は、第1の実施の形態の内視鏡観察装置に、画像指定スイッチが追加されていることが、構成上の相違点であるので、異なる点のみ説明し、同一の構成には同じ符号をつけ説明は省略する。
【0160】
(構成)
図32のブロック図に示すように、本実施の形態では、第1の実施の形態の内視鏡観察装置1に対して、画像指定スイッチ59が追加される。
【0161】
画像指定スイッチ59は、足踏み式のフットスイッチ、または内視鏡スコープ操作部に構成されるスイッチ、または内視鏡スコープ操作部に着脱可能なマイクロスイッチ等の、ユーザが生体を内視鏡観察しながらオン・オフするスイッチとして構成される。
【0162】
画像指定スイッチ59のオン・オフの状態は、内視鏡ファイリング装置2を通じて、コンピュータ4に伝達される。
【0163】
本実施の形態のデータベース14の画像情報テーブル16には、図33に示すように、画像の重要度を記録する、重要度フィールドが新たに追加される。重要度フィールドには、重要度の高い画像を示す1または重要度の低い画像を示す0が格納される。
【0164】
また、画像関心領域作成部11は、操作装置3の操作による関心領域の指定以外に、規定の座標値による関心領域を作成するよう構成されている。
【0165】
また、情報一覧作成部10において、画像情報の重要度フィールドが1である場合には、縮小画像49の周りに枠を表示し、当該縮小画像が、重要度の高い画像であることを、ユーザに知らしめるよう構成されている。
【0166】
(作用)
以下、ユーザが重要であると判断する画像(以降、重要画像と記述する)を情報処理装置100に蓄積し、カンファレンス等検査後の画像診断において重要画像を参照する作業に関する、情報処理装置100の作用について説明する。
【0167】
まず、重要画像の登録処理について説明する。内視鏡ファイリング装置2は、画像データとともに、画像指定スイッチ59のオン・オフの状態を、コンピュータ4に伝達する。
【0168】
ユーザが、画像指定スイッチ59をオンにした状態で、内視鏡観察装置1の拡大倍率を上げて生体を観察し、拡大表示された病変画像の静止画の保存操作を行うと、内視鏡ファイリング装置2は、画像指定スイッチ59がオンであるという情報と、内視鏡観察装置1の出力するアナログ画像信号に基づく画像データとを、コンピュータ4に出力する。
【0169】
以降の処理に関して、第1の実施の形態においては、図14に示したフロー図に従い処理されるところであるが、本実施の形態では、図34に示すフロー図に従い処理する。以下相違点について説明する。
【0170】
ステップC’c1において、情報入力部7の入力選択部18は、コンピュータ4内に患者情報及び画像情報を保持する領域を新規に確保し、画像データを画像情報の画像データフィールドに格納するとともに、画像指定スイッチ59がオンであれば1を、オフであれば0を、画像情報の重要度フィールドに格納する。その後、データベース14内の該当テーブル内の項目に、患者情報及び画像情報を新規登録する。
【0171】
次にステップC’c2において、画像関心領域作成部11は、画像データに対して関心領域の設定処理を実行する。
【0172】
本実施の形態における関心領域の設定処理は、第1の実施の形態において図15に示したフロー図に従い処理される内容とほぼ同一であるが、図15に示すフロー図の、ステップD2における処理内容が異なっているので、以下に説明する。
【0173】
ステップD2において、画像関心領域作成部11は、規定の座標からなる関心領域を作成する。図10の縮小画像49に示されるように、内視鏡観察装置1により撮像された画像は、右側の生体内画像を表示する領域と、左側の患者情報等の付随情報を表示する領域とに分別される。生体内画像を表示する領域は、作成元の内視鏡観察装置1において固定されており、その座標情報を利用して、画像関心領域作成部11は関心領域を作成する。
【0174】
次にステップC’c3において、画像特徴量作成部9は、ステップC’c2において作成された関心領域に対して、特徴量の算出を実行する。
【0175】
本実施の形態における特徴量の算出処理は、第1の実施の形態において図16に示したフロー図に従い処理される内容とほぼ同一であるが、図16に示すフロー図のステップE2及びステップE3における処理内容が異なっているので、以下に説明する。
【0176】
ステップE2において、画像特徴量作成部9の特徴量選択部30は、関心領域情報の領域データと、画像情報の画像データを、画像特徴量作成部9のIHb算出部31及び血管面積比算出部32に受け渡し、IHb及び血管面積比を算出する。
【0177】
ステップE3において、画像特徴量作成部9の特徴量選択部30は、ステップE2で算出されたIHbを第1特徴量の値として関心領域情報を更新するとともに、ステップE2で算出された血管面積比を第2特徴量の値として関心領域情報を更新し、関心領域情報テーブル17に関心領域情報を登録する。
【0178】
以上の処理により、内視鏡観察装置1において保存操作されたときの画像データと、画像データに対する重要度とを、情報処理装置100に記録する。
【0179】
次に、重要画像の閲覧処理に関して説明する。重要画像の閲覧において、本実施の形態と、第1の実施の形態との相違点は、図13に示したフロー図の、ステップB4における処理内容である。
【0180】
本実施の形態では、ステップB4において、情報一覧作成部10は、縮小画像49の表示時に、該当する画像情報の重要度が1であれば、矩形の枠とともに縮小画像を表示し、重要度が0であれば、矩形の枠を表示せずに縮小画像を表示する。
【0181】
(効果)
ユーザが重要であると判断する画像について、情報処理装置への登録時に、規定の関心領域の作成と特徴量の作成を行うので、作業効率が向上する。また、重要度の高い画像に対して、本実施形態では、枠とともに表示するので、重要度の高い画像を探す手間が省ける。
【0182】
第5の実施の形態:
図35ないし図37は本発明の第5の実施の形態に係わり、図35は情報処理装置の構成を示す構成図、図36は図35の情報一覧作成部が作成する一覧表を示す図、図37は図12の処理から分岐される第2の処理の処理の流れを示すフローチャートである。
【0183】
第5の実施の形態は、第4の実施の形態とほとんど同じであって、第4の実施の形態のコンピュータ内に、関連情報検索部が追加されていることが相違点であるので、異なる点のみ説明し、同一の構成には同じ符号をつけ説明は省略する。
【0184】
(構成)
図35のブロック図に示すように、本実施の形態では、第4の実施の形態のコンピュータ4内に、関連情報検索部60が追加される。
【0185】
関連情報検索部60は、特徴量の範囲または、画像IDを検索キーとして検索を実行する。
【0186】
特徴量の範囲を検索キーとした場合には、関連情報検索部60は、患者情報テーブル15と画像情報テーブル16と関心領域情報テーブル17とを結合してデータベース14を検索することにより、特徴量が指定されている範囲内にある、関心領域情報とその上階層の画像情報とさらにその上階層の患者情報の組を取得して、コンピュータ4内に保持させる。
【0187】
関連情報検索部60は、指定する特徴量の範囲が、特徴量の手法ごとに複数指定された場合には、複数指定された特徴量範囲のANDを検索キーとするように構成されている。
【0188】
本実施の形態のデータベース14の画像情報テーブル16には、当該画像情報に対して関連性が高い画像情報の画像IDを記録するところの、関連画像IDフィールドが追加される。
【0189】
画像IDを検索キーとした場合には、関連情報検索部60は、患者テーブル15と画像テーブル16とを結合して検索することにより、指定された画像IDをもつ、画像情報と、その上階層の患者情報の組を作成して、保持する。
【0190】
本実施の形態において、情報一覧作成部10の作成する一覧表37の例を、図36に示す。第4の実施の形態において実施されるように、画像情報には重要度が付与されており、重要度が1である重要画像の縮小画像49は、枠62が表示される。更に、重要画像の縮小画像49の横には、関連画像表示ボタン61が表示される。
【0191】
ユーザが関連画像表示ボタン61を押下すると、情報一覧作成部10は、縮小画像49の画像情報の関連画像IDフィールドに格納された値を関連情報検索部60に渡し、関連情報検索部60は画像IDをキーとするデータベース14の検索を実行し、情報一覧作成部10は、関連情報検索部60の取得した画像情報の画像データフィールドにある画像データを、画像として表示装置6に表示する。
【0192】
(作用)
以下、ユーザが、重要画像に対する関連画像を表示する作業に関する、情報処理装置100の作用について説明する。
【0193】
本実施の形態は、第4の実施の形態における、重要画像の登録処理と、重要画像の閲覧処理とが異なっている。
【0194】
ます、重要画像の登録処理について説明する。第4の実施の形態においては、図34に示したフロー図に従い処理されるところであるが、本実施の形態では、図37に示すフロー図に従い処理する。以下相違点について説明する。
【0195】
ステップC’c1からステップC’c3までは、第4の実施の形態における処理と同一である。
【0196】
ステップC”c4において、情報入力部7は、ステップC’c3において算出された特徴量に対して、所定の値を加減することにより、特徴量の範囲を作成して、関連情報検索部60に渡す。関連情報検索部60は、渡された特徴量範囲を検索キーとしてデータベース14を検索し、関心領域情報と画像情報と患者情報の組をコンピュータ4内に保持させる。
【0197】
ステップC”c5において、情報入力部7は、ステップC”c4で関連画像検索部60が取得し保持する関心領域情報と画像情報と患者情報の組に対して以下の条件を満たす情報の組を1つ選び出す。
【0198】
条件1: 画像情報の重要度フィールドに格納されている値が1であること
条件2:診断名に有効な値が格納されていること
条件3: 部位名に有効な値が格納されていること
ステップC”c6において、情報入力部7は、ステップC”c5において選別された情報の組の、画像情報内の画像IDを、ステップC’c1において登録した画像情報内の関連画像IDフィールドに格納し、画像情報をデータベース14に登録する。
【0199】
次に重要画像の閲覧処理について説明する。重要画像の閲覧において、本実施の形態と、第4の実施の形態または第1の実施の形態との相違点は、図13に示したフロー図の、ステップB4における処理内容である。その他の処理内容は、第4の実施の形態または第1の実施の形態と同様である。
【0200】
本実施の形態では、ステップB4において、情報一覧作成部7は、縮小画像49の表示時に、該当する画像情報の関連画像IDに有効な値が格納されていれば、縮小画像49の横に、関連画像表示ボタン61を併置する。
【0201】
ユーザにより関連画像表示ボタン61が押下されると、情報一覧作成部10は、縮小画像49の画像情報の関連画像IDフィールドに格納された値を関連情報検索部60に渡し、関連情報検索部60は、画像IDをキーとする検索を実行し、情報一覧作成部10は、関連情報検索部60の取得した画像情報の画像データフィールドにある画像データを、画像として表示装置6に表示する。
【0202】
(効果)
重要である画像に対して、関連性の高い情報をあらかじめ検索して関連付けておくので、操作のレスポンスが向上する。
【0203】
第6の実施の形態:
図38及び図39は本発明の第6の実施の形態に係わり、図38は情報処理装置の構成を示す構成図、図39は図38のダウンロード部の処理の流れを示すフローチャートである。
【0204】
第6の実施の形態は、第1の実施の形態とほとんど同じであって、情報処理装置が、特徴量算出手法提供サーバに接続されたLANにネットワーク接続されていることと、コンピュータ内にダウンロード部と、特徴量更新部とが追加されていることが、構成上の相違点であるので、異なる点のみ説明し、同一の構成には同じ符号をつけ説明は省略する。
【0205】
(構成)
図38のブロック図に示すように、本実施の形態では、第1の実施の形態のコンピュータ4はLANに接続されており、TCP/IPまたはUDP/IPをプロトコルとするネットワーク通信を行えるよう構成されている。
【0206】
また、LANには、特徴量手法提供サーバ65が接続されており、TCP/IPまたはUDP/IPをプロトコルとするネットワーク通信を行えるよう構成されている。
【0207】
特徴量手法提供サーバ65は、特徴量手法アーカイブモジュールを保持しており、ネットワーク上の端末からの問い合わせに対して、保持している特徴量手法の手法名と、特徴量手法アーカイブモジュールのバージョン番号を返すよう構成されている。また、ネットワーク上の端末からの、特徴量手法アーカイブモジュールのダウンロード要求に対して、指定された特徴量手法アーカイブモジュールの送信を行う。
【0208】
特徴量手法アーカイブモジュールは、特徴量手法実行モジュールと、特徴量を適用すべき診断名及び部位名とから構成される。
【0209】
また、本実施の形態では、第1の実施の形態のコンピュータ4に対して、ダウンロード部64と、特徴量更新部63と、が追加される。
【0210】
ダウンロード部64は、特徴量手法提供サーバ65に対して、特徴量手法の手法名と特徴量手法アーカイブモジュールのバージョン番号を定期的に問い合わせるよう構成されている。また、ダウンロード部64は、コンピュータ4内にインストールされている特徴量手法の手法名とバージョン番号を保持している。また、ダウンロード部64は、特徴量手法提供サーバ65から、特徴量手法アーカイブモジュールをダウンロードして、特徴量手法アーカイブモジュールから、特徴量手法実行モジュールと、特徴量を適用すべき診断名及び部位名に展開するよう構成されており、さらに、展開された特徴量手法実行モジュールを、コンピュータ4にインストールするように構成されている。
【0211】
特徴量更新部63は、診断名及びまたは部位名を検索キーとして、データベース14に対して、患者情報と画像情報と関心領域情報とを結合して検索を実行し、取得した関心領域情報の領域データを画像特徴量作成部9に渡して特徴量算出処理を実行させるとともに、算出された特徴量をデータベース14に登録する。
【0212】
(作用)
以下、特徴量算出手法提供サーバ65から、特徴量手法をダウンロードしてコンピュータ4にインストールし、関心領域に対して特徴量を算出する作業に関する作用について図39に示すフロー図を用いて説明する。
【0213】
ステップK1において、ダウンロード部64は、特徴量算出手法提供サーバ65に対して、保持している特徴量手法の手法名称と、特徴量手法アーカイブモジュールのバージョン番号を問い合わせる。
【0214】
次に、ステップK2において、ダウンロード部64は、特徴量算出手法提供サーバ65の返答と、コンピュータ4内にインストールされている特徴量手法の手法名称とバージョン番号を比較する。
【0215】
もし、特徴量算出手法提供サーバ65の保有する特徴量手法アーカイブモジュールのバージョン番号が、コンピュータ4内にインストールされている特徴量手法のバージョン番号から更新されているのであれば、該当する特徴量手法アーカイブモジュールをダウンロードするよう決定する。
【0216】
また、もし、特徴量算出手法提供サーバ65の保有する特徴量算出手法の名称と同一名称の特徴量算出手法が、コンピュータ4内にインストールされていないのであれば、該当する特徴量手法アーカイブモジュールをダウンロードするよう決定する。
【0217】
ダウンロード部64は、特徴量算出手法提供サーバ65から、ダウンロードするよう決定した特徴量手法モジュールをダウンロードし、それぞれ特徴量算出手法実行モジュールと、診断名と部位名に展開する。
【0218】
ステップK3において、ダウンロード部64は、ステップK2において取得した特徴量算出手法実行モジュールをインストールする。
【0219】
特徴量手法実行モジュールのインストールに際し、既にその特徴量手法がインストールされている場合には、上書きインストールして画像特徴量作成部9内の該当する処理部を上書き更新し、インストールされていない場合には、画像特徴量作成部9内に、新たに処理部を作成して、特徴量選択部30との接続を選択できるよう構成処理するとともに、データベース14の関心領域テーブルに、新規のフィールドを作成し、該フィールドを一覧表に表示するよう、表示列管理表41の内容を更新する。
【0220】
ステップK4において、特徴量更新部63は、ステップK2において取得した診断名と部位名とを検索キーとして、データベース14の患者情報テーブル15と、画像情報テーブル16と、関心領域情報テーブル17とを結合して、検索を実行する。検索結果は、患者情報と画像情報と関心領域情報の情報の組として、コンピュータ4内に保持させる。
【0221】
ステップK5において、特徴量更新部63は、ステップK4において、コンピュータ4内に保持させた情報の組のそれぞれを、画像特徴量作成部9に渡すとともに、実行する特徴量手法として、ステップK3においてインストールした特徴量手法の名称を指定する。画像特徴量作成部9内の特徴量選択部30は、指定された特徴量手法の処理部に接続し、画像情報内の画像データと、関心領域情報内の領域データと、を基にして、特徴量の算出を実行し、実行結果を関心領域内の特徴量手法に対応するフィールドに格納する。
【0222】
以上の処理を、インストールすべき特徴量手法がなくなるまで、繰り返す。
【0223】
(効果)
定期的な監視により、特徴量算出手法を新規インストールまたはバージョンアップするとともに、特徴量算出手法の適用対象となる画像を自動的に検索して手法適用をすることで、ユーザの労力を軽減する。
【0224】
第7の実施の形態:
図40ないし図44は本発明の第7の実施の形態に係わり、図40は情報処理装置の構成を示す構成図、図41は図40のグラフ実行部が作成する2次元散布図における表示例を示す図、図42は図40の情報一覧作成部が作成する一覧表を示す図、図43は図40の識別分類実行部の処理の流れを示すフローチャート、図44は第7の実施の形態の変形例の識別分類実行部の処理の流れを示すフローチャートである。
【0225】
第7の実施の形態は、第1の実施の形態とほとんど同じであって、第1の実施の形態のコンピュータ内に、識別器作成実行部と、識別分類実行部とが、追加されていることが構成上の相違点であるので、異なる点のみ説明し、同一の構成には同じ符号をつけ説明は省略する。
【0226】
(構成)
図40のブロック図に示すように、本実施の形態では、第1の実施の形態のコンピュータ4内に、識別器作成実行部66と、識別分類実行部67と、が追加される。
【0227】
識別分類実行部67は、第1特徴量及び第2特徴量の値の組から類推される診断名と、その類推に関する信頼度とを導き、診断名とその信頼度を出力する。診断名の類推及び類推の信頼度の導出には、識別器の出力を利用する。本実施の形態においては、識別器として線形判別関数を使用する。
【0228】
識別分類実行部67において実行される、線形判別関数による識別の概略を、図41を用いて説明する。
【0229】
入力された特徴量に対して、主成分分析に基づく変換を施して、その変換値を主成分軸からなる散布図上にプロットすると、図41のようになる。なお、図41は、線形判別関数による識別を説明するために特別に条件を設定したものである。プロット図には、線形判別関数を示す直線68を、実線として重畳表示して示す。
【0230】
図41のように正常、及びがんを示すプロット点の分布は、線形判別関数の示す直線68の上側であるか、下側であるかにより、分離される。識別器は、プロット点が線形判別関数の示す直線68より上側である場合には、がんと、下側である場合には、正常と出力する。さらに、プロット点が、線形判別関数の示す直線68を中心とする所定の幅Wの間に入っている場合には、信頼度低として信頼度を出力し、それ以外を信頼度高として出力する。
【0231】
線形判別関数の係数は、記憶装置5により記憶されており、識別分類実行部67は、記憶装置5から線形判別関数の係数を読み込んで、識別分類を実行する。
【0232】
識別器作成実行部66は、外部から識別器作成の指示があると、上記識別器の線形判別関数の係数を作成する。識別器作成実行部66は、線形判別関数の係数を、データベース14に記憶されている全データを教師データとして作成し、導出された係数を記憶装置5に記憶させる。
【0233】
情報入力部7は、情報入力部内において、内視鏡ファイリング装置2から入力された画像データの、データベース14への新規登録や、診断名の編集などの、識別器の作成に関わる操作を実行すると、識別奇策製実行部66に対して、識別器の線形判別関数の係数の更新を指示する。
【0234】
情報一覧作成部10は、図42に示す一覧表37を表示する。第1の実施の形態における表示との相違は、情報リスト40において、正誤判断70及び識別による診断名71という名称の列が追加されたことと、メニュー38に識別分類実行の項目を追加したことである。
【0235】
識別による診断名71の列には、識別分類実行部67の出力する、識別による診断名を表示する。
【0236】
正誤判断70の列には、識別分類の実行結果として、以下の4種類の文字列を表示する。
【0237】
(1)○:識別分類実行部の出力する信頼度が信頼度高であって、識別による診断名と診断名とが一致する場合
(2)○(-):識別分類実行部の出力する信頼度が信頼度低であって、識別による診断名と診断名とが一致する場合
(3)×:識別分類実行部の出力する信頼度が信頼度高であって、識別による診断名と診断名とが一致しない場合
(4)×(-):識別分類実行部の出力する信頼度が信頼度低であって、識別による診断名と診断名とが一致しない場合
もし、正誤判断が上記の(3)の場合であるときには、情報一覧作成部10は、該当する行の表示を反転表示する。
【0238】
(作用)
識別器の作成について説明する。第1の実施の形態における作用と同様にして、ユーザが診断名を編集したり、内視鏡ファイリング装置2から画像データがコンピュータ4内に入力されると、情報入力部7は、データベース14内の情報に追加処理または編集処理を行うとともに、識別器作成実行部66に対して、識別器作成の指示を行う。
【0239】
識別器作成実行部66は、識別器作成の指示があると、データベース14に記憶されている全データを教師データとして、線形判別関数の係数を作成し、導出された係数を記憶装置5に記憶させる。
【0240】
次に、識別分類を実行し、その実行結果を閲覧するときの作用について説明する。
【0241】
ユーザが、図42のメニュー38から識別分類実行を選択すると、図43に示すフロー図にしたがって、処理が進められる。
【0242】
ステップL1において、識別分類実行部67は、コンピュータ4内に保持される全ての患者情報及び画像情報及び関心領域情報の組に対して、1組づつ線形判別関数による識別を実行して、出力される信頼度と識別による診断名を関連付けてコンピュータ4内に保持させる。
【0243】
ステップL2において、一覧表作成部10は、患者情報及び画像情報及び関心領域情報の組の表示を更新する。その際に、正誤判断70及び識別による診断名71の列には、識別分類実行部67での結果に応じた内容を表示させる。
【0244】
ステップL3において、グラフ実行部13は、ステップL1において保持させた患者情報及び画像情報及び関心領域情報と、出力される信頼度と識別による診断名とからなる情報の組から、診断名により属性分類された2次元散布図を作成する。
【0245】
第1の実施の形態では、図17に示したフロー図にしたがって、グラフが作成され表示されるところであり、図17に示すフロー図のステップF1において、グラフ作成条件を、ユーザによるグラフ作成条件入力ウィンドウ33での選択に基づいて決定するが、本実施の形態においては、図17に示すフロー図のステップF1において、手法を2次元散布図と、分類を診断名と、第1データ値及び第2データ値を識別分類に使用された特徴量と、識別分類実行部67が、それぞれ選択指定して、処理を進める。
【0246】
なお、2次元散布図中に、線形判別関数をあらわす直線を重畳表示するようにグラフ作成してよい。
【0247】
また、2次元散布図中に表示するマーカーを、信頼度に応じて反転表示するようにし、信頼度が低いまたは信頼度が高い情報の組を、区別して表示するようにしてよい。
【0248】
また、本実施の形態においては、グラフ手法として2次元散布図を使用するが、本発明の実施において、2次元散布図に限定するものではない。
【0249】
(効果)
識別分類結果の詳細な確認が容易になり、正・誤分類された各データの参照に伴う操作者の負担が軽減される。
【0250】
第7の実施の形態の変形例:
次に、第7の実施の形態の変形例について図44を用いて説明する。
【0251】
図41に示したように、線形判別関数の示す直線68近辺においては、診断名と識別による診断名とが一致しないプロット点が発生する。
【0252】
(構成)
そこで本変形例では、識別器の性能を向上することを目的として、以下のように識別器作成実行部66と識別分類実行部67を構成する。
【0253】
識別分類実行部67は、2つの識別器の出力を利用して、類推される診断名の類推を実行する。
【0254】
第1の識別器は、第7の実施の形態で説明した識別と同一の識別器である。第2の識別器は、第1の識別器において、信頼度が低いとされたもののみを対象とする識別器であり、第1の識別器と同様に、線形判別関数で構成され、図41の1点鎖線69により示される。第2の線形判別関数の係数もまた、記憶装置5に記憶される。
【0255】
識別器作成実行部66は、第1の識別器の線形判別関数と、第2の識別器の線形判別関数の係数を作成して、記憶装置5に記憶させる。第1の識別器の線形判別関数の係数は、第7の実施の形態と同一であって、データベース14に記憶されている全データを教師データとして作成される。第2の識別器の線形判別関数の係数は、データベース14に記憶されているデータのうち、第1の識別器によって識別される診断名と、画像情報の診断名とが一致しないデータを教師データとして、作成される。
【0256】
すなわち、第2の識別器は、図41において、第1の線形判別関数を示す直線68を中心とした幅Wの領域内に入ったデータを対象とする識別処理を実行する。
【0257】
(作用)
識別分類実行部67は、図44に示すフローに従って、図43のステップL1における識別分類の実行を処理する。その他の作用については、第7の実施の形態での作用と同一である。
【0258】
ステップM1において、識別分類実行部67は、第1の識別器を用いて、コンピュータ4内に保持される全ての患者情報及び画像情報及び関心領域情報の組に対して、識別分類を実行し、出力される信頼度と識別による診断名を関連付けてコンピュータ4内に保持させる。
【0259】
ステップM2において、識別分類実行部67は、ステップM1における各々の識別分類実行結果の信頼度を判定する。信頼度が信頼度「低」であるデータ組に対しては、識別分類実行部67は、ステップM3において、第2の識別器を用いて識別分類を実行し、コンピュータ4内に保持された、出力される信頼度と識別による診断名を第2の識別器の実行結果になるように更新する。信頼度が信頼度「高」であるデータ組に対しては、追加処理を行わずに、以降の処理を実行する。
【0260】
以降の処理は、第7の実施の形態における処理内容と同一である。
【0261】
(効果)
識別分類の正確さを向上させる。
【0262】
第8の実施の形態:
図45ないし図47は本発明の第8の実施の形態に係わり、図45はグラフ実行部の構成を示すブロック図、図46は図45の関連情報作成部が表示装置に表示する表示ウィンドウを示す図、図47は図45のグラフウィンドウデータ管理部の処理の流れを示すフローチャートである。
【0263】
第8の実施の形態は、第7の実施の形態とほとんど同じであって、第7の実施の形態に対してグラフ実行部の構成が異なることが、構成上の相違点であるので、異なる点のみ説明し、同一の構成には同じ符号をつけ説明は省略する。
【0264】
(構成)
本実施の形態のグラフ実行部13のブロック図を図45に示す。グラフ実行部13には、第1の実施の形態のグラフ実行部13に対して、グラフウィンドウデータ管理部72と関連情報作成部73とが追加されて構成される。
【0265】
グラフウィンドウデータ管理部72は、作成済みのグラフごとに、グラフに使用されたデータ組すなわち、患者情報と画像情報と関心領域情報とからなる情報の組を、コンピュータ4内に保持させている。グラフが、識別分類実行に伴い作成された場合には、さらに、識別分類結果を対応付けて保持させる。ここで、識別分類結果とは、第7の実施の形態における、識別による診断名と、その識別の信頼度とを指す。
【0266】
また、グラフウィンドウデータ管理部72は、表示装置6上に表示されたグラフオブジェクト、例えば、2次元散布図におけるプロット点、または、ヒストグラムや棒グラフにおける棒を、ユーザの操作装置3の操作により選択されると、選択されたグラフオブジェクトに対応する前記データ組を、コンピュータ4に保持させているデータ組の中から検索して取得する。
【0267】
また、グラフウィンドウデータ管理部72は、検索条件として、特徴量範囲が与えられると、検索条件に合致する前記データ組を、コンピュータ4内に保持されているデータ組の中から検索して取得する。
【0268】
関連情報作成部73は、グラフウィンドウデータ管理部72から、患者情報及び画像情報及び関心領域情報及び識別分類結果を与えられると、与えられた情報を基にして、図46に示す表示ウィンドウ74を作成し、表示装置6上に表示させる。
【0269】
図46に示す表示ウィンドウ74には、前へボタン75、次へボタン76が備えられており、ユーザが前へボタン75または次へボタン76を操作装置3により押下すると、関連情報作成部73は、表示ウィンドウ74に表示させる患者情報及び画像情報及び関心領域情報及び識別分類結果の情報の組をグラフウィンドウデータ管理部72から新たに取得して、表示ウィンドウ74を再作成して、表示更新する。
【0270】
(作用)
以下、ユーザが、第7の実施の形態における操作により、識別分類を実行し、識別分類結果に関するグラフ画像を表示させたときに、そのグラフ画像内のグラフオブジェクト(例えば、グラフのプロット点)を、操作装置で操作選択した際の、情報処理装置100の作用について、図47に示すフロー図に基づいて説明する。
【0271】
ステップN1において、グラフウィンドウデータ管理部72は、選択されたグラフオブジェクトに関する患者情報及び画像情報及び関心領域情報と、対応する識別分類結果と、からなるデータ組を、コンピュータ4の保持する情報の中から取得する。
【0272】
ステップN2において、グラフウィンドウデータ管理部72は、ステップN1において取得した関心領域情報の特徴量に対して所定の値を加減することにより、特徴量の範囲を作成し、その特徴量範囲の条件に合致するデータ組を、コンピュータ4の保持するデータ組の中から取得する。
【0273】
ステップN3において、グラフウィンドウデータ管理部72は、関連情報作成部73へ、ステップN2において取得した複数のデータ組(患者情報、画像情報、関心領域情報、識別による診断名、識別の信頼度)の中から1つのデータ組を関連情報作成部73へ与える。関連情報作成部73は、与えられたデータ組を基にして、図46に示す表示ウィンドウ74を作成し、表示装置6に表示させる。
【0274】
なお、ユーザが表示ウィンドウ74上の次へボタン76を押下すると、関連情報作成部は、現在表示しているデータ組より前に位置するデータ組を、グラフウィンドウデータ管理部72から取得して、表示ウィンドウ74を再作成して、表示更新する。
【0275】
また、ユーザが表示ウィンドウ74上の前へボタン75を押下すると、関連情報作成部は、現在表示しているデータ組の次に位置するデータ組を、グラフウィンドウデータ管理部72から取得して、表示ウィンドウ74を再作成して、表示更新する。
【0276】
(効果)
グラフ上の選択点の近辺に存在する情報の閲覧を容易にする。
【0277】
なお、ステップN1において、選択されたグラフオブジェクトに関して、識別分類による診断名が不一致であれば、以降の処理を継続し、識別分類による診断名が一致すれば、以降の処理を中断するように構成し、不要な情報は表示しないようにしてもよい。
【0278】
[付記]
(付記項1) 処理データを記憶する記憶手段と、
前記記憶手段に記憶された前記処理データからリスト形式の一覧表を作成する表一覧情報作成手段と
前記表一覧情報作成手段の作成した一覧表を表示手段に表示する表示制御手段と
を備えた情報処理装置であって、
前記表一覧情報作成手段は、少なくとも、前記処理データの分類階層と、前記処理データの属性とから、一覧表における処理データの表示形態を決定することを特徴とする情報処理装置。
【0279】
(付記項1−1) 前記処理データの分類階層は、少なくとも、患者情報と、検査情報と、画像情報と、画像に付与される関心領域情報と、のうちの一つであることを特徴とする付記項1に記載の情報処理装置。
【0280】
(付記項1−2) 前記処理データの属性は、少なくとも、表示属性と、編集属性とからなる
ことを特徴とする付記項1または1−1に記載の情報処理装置。
【0281】
(付記項1−3) 前記表示属性は、少なくとも、文字列表示と、数値表示と、日付表示と、のうちの一つである
ことを特徴とする付記項1−2に記載の情報処理装置。
【0282】
(付記項1−4) 前記編集属性は、少なくとも、文字列の編集と、文字列の選択と、カレンダーからの日付の選択と、のうちの一つである
ことを特徴とする付記項1−2または1−3に記載の情報処理装置。
【0283】
(付記項1−5) 前記表一覧情報作成手段における処理データの表示における表示形態は、
少なくとも、表示文字色と、表示文字へのアイコンの併記表示と、前記併記表示するアイコンの種類と
であることを特徴とする付記項1−2、1−3または1−4に記載の情報処理装置。
【0284】
付記項1ないし1−5の課題:
情報処理装置に記憶される情報は、例えば、患者情報、画像情報、関心領域情報といった階層に分類され、各情報には、文字情報、数値情報、日付情報といった属性をもつ記憶項目が格納されている。
【0285】
各記憶項目には、名称がつけられるが、各階層ごとに同一名称を持つ記憶項目を格納することが可能であったり、記憶項目の名称からは、どのような属性を持つ情報であるか不明であるため、記憶項目への入力ミスが発生した。
【0286】
そこで、付記項1ないし1−5では、情報処理装置への情報入力における入力ミスの防止を目的としている。
【0287】
(付記項2) 1つ以上の分類項目を有する処理データを記憶する記憶手段と、
前記処理データの分類項目に、分類項目要素を入力する情報入力手段と、
前記処理データの前記分類項目要素に基づき、グラフ表示形態を決定し、決定されたグラフ表示形態に基づきグラフを作成するグラフ作成手段と、
前記グラフ作成手段により作成されたグラフを表示手段に表示する表示制御手段と
を備えたことを特徴とする情報処理装置。
【0288】
(付記項2−1) 前記処理データの分類項目は、少なくとも、診断名、検査部位、患者性別、所見、カテゴリー分類のいずれかである
ことを特徴とする付記項2に記載の情報処理装置。
【0289】
(付記項2−2) 前記グラフ表示形態は、少なくとも、グラフのマーカーの表示形態と、グラフの分類項目要素の順序と、のいずれかである
ことを特徴とする付記項2または2−1に記載の情報処理装置。
【0290】
(付記項2−3) 前記グラフ作成手段により作成されたグラフを管理するグラフ管理手段を備え、
前記グラフ管理手段は、作成済みグラフにおけるグラフ表示形態の変更を、他の作成済みグラフの表示形態に反映させる
ことを特徴とする付記項2に記載の情報処理装置。
【0291】
(付記項2−4) 前記グラフ表示形態は、少なくとも、グラフのマーカーの表示形態と、グラフの分類項目要素の順序と、グラフのタイトル文字列の表示形態と、グラフの凡例文字列の表示形態と、のいずれかである
ことを特徴とする付記項2−3に記載の情報処理装置。
【0292】
(付記項2−5) 前記グラフのマーカーの表示形態は、少なくとも、マーカーの色と、表示色と、大きさと、のいずれかである
ことを特徴とする付記項2−2または2−4に記載の情報処理装置。
【0293】
(付記項2−6) 前記グラフの分類項目要素の順序は、少なくとも、凡例における表示順序と、重なり表示時の表示順序と、のいずれかである
ことを特徴とする付記項2−2または2−4に記載の情報処理装置。
【0294】
(付記項2−7) 前記グラフのタイトル文字列の表示形態及び前記グラフの凡例文字列の表示形態は、少なくとも文字列のフォント種類と、文字列のフォントサイズと、のいずれかである
ことを特徴とする付記項2−4に記載の情報処理装置。
【0295】
付記項2ないし2−7の課題:
従来技術では、2次元散布図などのマーカーの表示や、凡例表示の順序に対する設定変更の自由度が低く、グラフ作成の都度設定する必要があった。また、複数のグラフに対して、同一の表示設定を、グラフの数だけ繰り返し実行する必要があった。
【0296】
そこで、付記項2ないし2−7では、グラフの視認性の向上と、表示形態設定における作業労力の軽減を目的としている。
【0297】
(付記項3) 1つ以上の分類項目を有する処理データを記憶する記憶手段と、
前記処理データの分類項目に、分類項目要素を入力する情報入力手段と、
前記処理データの分類項目の中から少なくとも一つの分類項目を操作者に選択させる項目選択手段と、
前記項目選択手段において選択された分類項目に基づいて分類したデータセットを作成する分類データセット作成手段と、
前記分類データセット作成手段により作成されたデータセットを用いて、少なくとも統計処理と、グラフ作成処理と、識別分類処理のいずれかの処理をする情報処理手段と、
前記情報処理手段の処理結果を表示手段に表示する表示制御手段と
を備えた情報処理装置であって、
前記項目選択手段は、操作者に選択候補として提示する分類項目を、前記記憶手段に記憶された処理データの総数に基づいて決定する
ことを特徴とする情報処理装置。
【0298】
(付記項3−1) 前記処理データの分類項目は、少なくとも、診断名、検査部位、患者性別、所見、カテゴリー分類のいずれかである
ことを特徴とする付記項3に記載の情報処理装置。
【0299】
(付記項3−2) 前記処理データの総数は、前記分類項目に分類項目要素が設定されている処理データの総数である
ことを特徴とする付記項3または3−1に記載の情報処理装置。
【0300】
付記項3ないし3−2の課題:
従来技術では、グラフ作成、表作成、統計量算出、多変量解析手法実行等の、作成条件入力時に、設定しても利用不可能な項目が、条件候補の選択肢として表示されるため、条件項目の選択時の操作性が悪化した。
【0301】
そこで、付記項3ないし3−2では、項目選択時の誤操作の防止と、操作性の向上を目的としている。
【0302】
(付記項4) 内視鏡画像を入力する内視鏡画像入力手段と、
前記内視鏡画像から入力される内視鏡画像を記憶する記憶手段と、
前記記憶手段に記憶された画像を表示手段に表示する表示制御手段と、
前記内視鏡画像入力手段から入力される内視鏡画像に、後の参照要否に関する情報を付与する参照要否付与手段と
を備え、
前記表示制御手段は、
前記表示手段に前記記憶手段に記憶された内視鏡画像を表示する際に、前記参照要否付与手段において参照要とされた内視鏡画像を、それ以外の内視鏡画像と異ならしめて表示する
ことを特徴とする情報処理装置。
【0303】
(付記項4−1) 前記参照要否付与手段において参照要とされた内視鏡画像から特徴量を算出する特徴量算出手段を備え、
前記表示制御手段は、
前記特徴量算出手段による算出値に基づき、前記参照要とされた内視鏡画像に関連する前記記憶手段に記憶された他の内視鏡画像を、前記表示手段に表示することを特徴とする付記項4に記載の情報処理装置。
【0304】
付記項4ないし4−1の課題:
従来技術では、有用/不用、重要度の高低に関わらず、同一の条件で情報装置に情報を記録していたため、必要な情報を選び出す手間がかかり、操作性が悪化した。
【0305】
そこで、付記項4ないし4−1では、重要な情報に対する視認性の向上を目的としている。
【0306】
(付記項5) 内視鏡画像を入力する内視鏡画像入力手段と、
前記内視鏡画像に関する分類項目を入力する情報入力手段と、
前記内視鏡画像入力手段により入力された前記内視鏡画像と、前記情報入力手段により入力された情報とを記憶する記憶手段と、
前記分類項目に基づき前記記憶手段から内視鏡画像を検索する検索手段と、
前記内視鏡画像入力手段により入力された前記内視鏡画像から特徴量を算出する特徴量算出手段と、
前記特徴量算出手段において適用する特徴量算出手法を更新及びまたは追加する算出手法変更手段と、
前記算出手法変更手段による更新及びまたは追加と、対象となる分類項目と、を検知する検知手段と
を備える情報処理装置において、
前記検知手段の検知結果に基づき前記検索手段による前記内視鏡画像の検索を行い、検索された前記内視鏡画像に対して、更新及びまたは追加された特徴量算出手法を適用する
ことを特徴とする情報処理装置。
【0307】
付記項5の課題:
情報処理装置の処理機能の追加や更新が行われた場合に、情報処理装置内に記録されている、処理機能に関わる情報も、新規作成または更新する必要があるため、労力を必要とした。
【0308】
そこで、付記項5では、情報処理装置の処理機能の追加や更新において発生する作業労力の軽減を目的としている。
【0309】
(付記項6) 処理データを記憶する記憶手段と、
前記処理データに対して識別分類を処理する識別分類手段と、
前記識別分類の処理結果を評価する識別分類結果評価手段と、
各データごとの識別分類結果を表示するレポートとして、リスト形式の一覧表または散布図形式のグラフの少なくともいずれかを作成するレポート作成手段とを備え、
前記識別分類結果評価手段の評価結果に基づき、レポート作成手段が作成するレポートの表示形態を制御する
ことを特徴とする情報処理装置。
【0310】
(付記項6−1) 前記表示形態の制御が、正分類及び誤分類の違いに基づき、各データの表示形態を異ならしめる
ことを特徴とする付記項6に記載の情報処理装置。
【0311】
付記項6ないし6−1の課題:
識別分類を用いた検討において、識別分類結果を各データごとに確認する作業が煩雑であった。
【0312】
そこで、付記項6ないし6−1では、識別分類を用いた検討における作業効率の向上を目的としている。
【0313】
(付記項7) 第1の教師サンプルデータ群から導出される第1の識別器を用いた識別を行う第1のステップと、
前記第1のステップにおける識別結果に応じて、第2の教師サンプルデータから選られる第2の識別器を用いた識別を行う第2のステップと
を含み、
前記第2の識別器は、前記第1の識別器の分類境界に基づき決定される前記第2の教師サンプルデータ群から導出されたものである
ことを特徴とする識別分類手法。
【0314】
付記項7の課題:
従来技術では、識別分類の性能が十分ではなかった。
【0315】
そこで、付記項7では、識別分類の性能の向上を目的としている。
【0316】
(付記項8) 内視鏡画像を入力する画像入力手段と、
前記内視鏡画像から特徴量を算出する特徴量算出手段と、
診断支援情報を格納する診断支援情報データベースと、
前記診断支援情報を生成する診断支援情報生成手段と、
前記診断支援情報を表示手段に表示する表示制御手段と
を備える診断支援装置において、
前記診断支援情報生成手段は、診断支援対象の前記内視鏡画像に対して前記特徴量算出手段が算出した前記特徴量と、前記診断支援情報データベースの内容とに基づいて、診断支援対象の類似画像を診断支援情報として生成する
ことを特徴とする内視鏡診断支援装置。
【0317】
(付記項8−1) 前記診断支援生成手段は、前記特徴量算出手段が算出した前記特徴量に基づいて、前記内視鏡画像の属し得るクラスを決定する
ことを特徴とする付記項8に記載の内視鏡診断支援装置。
【0318】
(付記項8−2) 前記診断支援情報生成手段において、
前記画像入力手段から入力された前記内視鏡画像の属し得るクラスと、前記診断支援情報生成手段の取得した類似画像の属し得る前記クラスとが異なる場合に、診断支援情報を出力する
ことを特徴とする付記項8−1に記載の内視鏡診断支援装置。
【0319】
付記項8ないし8−2の課題:
従来技術の情報処理装置においては、ユーザが参照したい診断支援情報を得るためには、煩雑な操作が必要であった。
【0320】
そこで、付記項8ないし8−2では、情報処理装置の操作労力の軽減と、作業効率の向上を目的としている。
【0321】
(付記項9) 前記処理データは数値データである
ことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1つに記載の情報処理装置。
【0322】
(付記項10) 前記処理データは内視鏡画像から算出した特徴量である
ことを特徴とする請求項1ないし4または付記項9のいずれか1つに記載の情報処理装置。
【0323】
本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を変えない範囲において、種々の変更、改変等が可能である。
【0324】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、作業労力を軽減するとともに、検定手法の誤選択を防止して、正確な検定結果を得ることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態に係る情報処理装置の構成を示す構成図
【図2】図1の記憶装置に格納されるデータベースの構成を示す図
【図3】図1の情報入力部の構成を示す構成図
【図4】図1の情報入力部が表示装置に表示させる情報更新ウィンドウを示す図
【図5】図1の情報入力部が表示装置に表示させる情報更新ウィンドウを示す図
【図6】図1の画像特徴量作成部が表示装置に表示させる検索条件入力ウィンドウを示す図
【図7】図1の画像特徴量作成部の構成を示す構成図
【図8】図1のグラフ実行部が表示装置に表示させるグラフ作成条件入力ウィンドウを示す図
【図9】図1の検定実行部が表示装置に表示させる検定実行条件入力ウィンドウを示す図
【図10】図1の情報一覧作成部が作成する一覧表を示す図
【図11】図10の情報リストを管理する表示列管理表を示す図
【図12】図1のコンピュータによるイベントループ処理の流れを示すフローチャート
【図13】図12の処理から分岐される第1の処理の流れを示すフローチャート
【図14】図12の処理から分岐される第2の処理の流れを示すフローチャート
【図15】図12の処理から分岐される第3の処理の流れを示すフローチャート
【図16】図12の処理から分岐される第4の処理の処理の流れを示すフローチャート
【図17】図12の処理から分岐される第5の処理の流れを示すフローチャート
【図18】図12の処理から分岐される第6の処理の流れを示すフローチャート
【図19】図1の検定実行部が実行する検定手法の処理の流れを示すフローチャート
【図20】図1の検定実行部が表示装置に表示させる検定結果を示す図
【図21】第1の実施の形態の変形例に係る記憶装置に記憶された表示列管理表を示す図
【図22】本発明の第2の実施の形態に係るグラフ実行部の構成を示すブロック図、
【図23】図22の表示属性変更部が変更処理を実行するグラフ表示設定変更ウィンドウを示す図
【図24】図22のグラフウィンドウ管理部が管理するグラフ表示設定表を示す図
【図25】図22のグラフウィンドウ管理部が管理するマーカー設定表を示す図
【図26】図22のグラフ実行部が作成する2次元散布図における表示例を示す図
【図27】図22のグラフ実行部の作成済みグラフの表示内容変更処理を示すフローチャート
【図28】本発明の第3の実施の形態に係るグラフ実行部が表示装置に表示させるグラフ作成条件入力ウィンドウを示す図
【図29】本発明の第3の実施の形態に係る検定実行部が表示装置に表示させる検定実行条件入力ウィンドウを示す図
【図30】本発明の第3の実施の形態に係る記憶装置に保持される設定履歴表を示す図
【図31】本発明の第3の実施の形態に係るグラフ実行部及び検定実行部の処理の流れを示すフローチャート
【図32】本発明の第4の実施の形態に係る内視鏡観察装置に設けられた画像指定スイッチを示す図
【図33】本発明の第4の実施の形態に係る画像情報テーブルを示す図
【図34】本発明の第4の実施の形態に係る図12の処理から分岐される第2の処理の流れを示すフローチャート
【図35】本発明の第5の実施の形態に係る情報処理装置の構成を示す構成図
【図36】図35の情報一覧作成部が作成する一覧表を示す図
【図37】本発明の第5の実施の形態に係る図12の処理から分岐される第2の処理の処理の流れを示すフローチャート
【図38】本発明の第6の実施の形態に係る情報処理装置の構成を示す構成図
【図39】図38のダウンロード部の処理の流れを示すフローチャート
【図40】本発明の第7の実施の形態に係る情報処理装置の構成を示す構成図
【図41】図40のグラフ実行部が作成する2次元散布図における表示例を示す図
【図42】図40の情報一覧作成部が作成する一覧表を示す図
【図43】図40の識別分類実行部の処理の流れを示すフローチャート
【図44】第7の実施の形態の変形例の識別分類実行部の処理の流れを示すフローチャート
【図45】本発明の第8の実施の形態に係るグラフ実行部の構成を示すブロック図
【図46】図45の関連情報作成部が表示装置に表示する表示ウィンドウを示す図
【図47】図45のグラフウィンドウデータ管理部の処理の流れを示すフローチャート
【符号の説明】
1…内視鏡観察装置
2…内視鏡ファイリング装置
3…操作装置
4…コンピュータ
5…記憶装置
6…表示装置
7…情報入力部
8…検索条件入力部
9…画像特徴量作成部
10…情報一覧作成部
11…画像関心領域作成部
12…検定実行部
100…情報処理装置

Claims (4)

  1. 処理データを記憶する記憶手段と、
    前記処理データの特性に応じて処理する統計手法を決定し、前記処理データから統計情報を作成する統計処理手段と
    前記統計処理手段において作成された統計情報を表示手段に表示する表示制御手段と
    を備えたことを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記処理データの特性は、
    対象群の群数と、各対象群の標本数と、各対象群の分布状態と
    であることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記統計処理手段で処理が行われる統計手法は、
    少なくとも、平均値の差の検定と分割表の検定のいずれかである
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 前記対象群の分布状態は、少なくとも、前記対象群の分布の正規性と、対象群の分散のいずれかである
    ことを特徴とする請求項2または3に記載の情報処理装置。
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