JP2021051776A - 医療情報処理システム及び医療情報処理方法 - Google Patents

医療情報処理システム及び医療情報処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】医用画像を用いた人工知能の学習等の処理を効果的に行う医療情報処理システム及び医療情報処理方法を提供する。【解決手段】医療情報処理システムの人工知能エンジン11において、分類処理部111は、データベースに基づいて、医用画像を予め設定されたカテゴリに分類する。選択処理部112は、当該医療情報に基づき分類したカテゴリのいずれかを選択する。一致判定部113は、分類されたカテゴリと選択したカテゴリとが一致しているか判定する。特異判定部114は、一致しない場合に、医用画像を特異カテゴリに分類する。分類調整部115は、特異カテゴリに分類された医用画像群に基づいて、分類処理部の動作パラメータを調整する。知識獲得部116は、特異カテゴリに分類された複数の医用画像に基づいて医療知識を獲得する。左右判別部117は、医用画像が被検眼の画像である場合に動作し、医用画像が左眼の画像か右眼の画像か判別する。【選択図】図3

Description

本発明は、医療情報処理システム及び医療情報処理方法に関する。
医療の様々な分野において画像診断や画像解析は重要な位置を占める。例えば眼科分野では、細隙灯顕微鏡、眼底カメラ、走査型レーザ検眼鏡(SLO)、光コヒーレンストモグラフィ(OCT)、レーザスペックルフローグラフィ(LSFG)、手術用顕微鏡など多様な撮影装置が使用される。
また、複数の撮影手法に使用可能な撮影装置もある。例えば、眼底カメラにより行われる撮影手法には、赤外観察、カラー撮影、フルオレセイン蛍光造影撮影、インドシアニングリーン蛍光造影撮影、自発蛍光撮影、レッドレフレックス撮影などがある。また、OCTにより行われる撮影手法には、Bスキャンやボリュームスキャン等の形態撮影、血管造影、血流計測、偏光撮影などがある。更に、撮影装置以外の眼科装置(検査装置、測定装置等)の多くにも、被検眼を観察するための赤外動画撮影機能が設けられている。
また、眼科分野以外にも、X線撮影装置、X線コンピュータ断層撮影(CT)装置、磁気共鳴イメージング(MRI)装置、陽電子放射断層撮影(PET)装置、単一光子放射断層撮影(SPECT)装置、内視鏡など、様々な撮影装置が用いられている。
撮影装置によって取得された画像は、スクリーニングや病変特定のための解析に利用される。また、経過観察や術前術後観察においては、異なるタイミングで取得された複数の画像の比較観察や比較解析が行われている。
近年、人工知能技術の進歩は著しく、医療分野への応用も進められている。医療分野への応用は、意思決定支援、データ分析、データマイニング、トランザクション(電子カルテシステム、オーダリングシステム、医事会計システム等)、画像処理、画像解析、ロボット、遺伝子解析など、広範囲にわたる。
特開2007−195994号公報 特開2015−028791号公報
人工知能を有効に利用するには学習を適切に行う必要がある。医療用人工知能では、電子カルテ等に含まれる文字列情報だけでなく医用画像も学習に供されることが望ましい。
診断や治療においては、問診、診察、検査、撮影等により得られた様々な情報が総合的に勘案される。よって、画像所見や画像解析結果が診断結果等と合致しない場合もある。例えば、視野検査や眼圧検査の結果から緑内障との確定診断がなされた場合において、眼底OCT画像の所見や網膜神経線維層(RNFL)厚が緑内障の典型例に合致しない場合がある。逆に、緑内障の典型的な所見であるRNFLの菲薄化が他の要因(例えば強度近視)によるケースもある。
また、例えば、眼底像から把握される視神経乳頭が緑内障の典型所見を呈する一方、眼底OCT画像やRNFL厚が緑内障の典型所見を呈さない場合のように、異なるモダリティの画像の所見が一致しないこともある。
このような事象は、人工知能による推論やデータマイニングの精度や確度を低下させる原因となり得る。
本発明の目的は、医用画像を用いた人工知能の学習等の処理を効果的に行うことにある。
例示的な実施形態は、データベースに基づいて医療情報を処理する人工知能エンジンを含む医療情報処理システムであって、患者の医用画像と前記患者の検査データ及び遺伝子データの一方又は双方とを受け付ける受付部と、前記データベースに基づいて、前記医用画像を予め設定された2以上のカテゴリのいずれかに分類する第1分類処理部と、前記検査データ及び前記遺伝子データの一方又は双方に基づいて、前記2以上のカテゴリのいずれかを選択する選択処理部と、前記第1分類処理部により特定されたカテゴリと前記選択処理部により選択されたカテゴリとが一致しない場合、前記医用画像を特異カテゴリに分類する第2分類処理部とを備える。
例示的な実施形態によれば、医用画像を用いた人工知能の学習等の処理を効果的に行うことができる。
例示的な医療情報処理方法を表すフローチャートである。 例示的な医療情報処理システムの構成を表す概略図である。 例示的な医療情報処理システムの構成を表す概略図である。
本発明の例示的な実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。例示的な医療情報処理方法は、例示的な医療情報処理システムによって実現することができる。例示的な医療情報処理システムには、データベースと人工知能エンジンとが含まれる。
典型的な医療情報処理システムは、例えば、医療機関、研究機関等に設置され、医師や研究者により利用される。他の典型的な医療情報処理システムは、複数の医療機関や研究機関からアクセス可能なサーバやデータベースを含んでもよい。医療情報処理システムは、グリッドコンピューティング、クラウドコンピューティング、並列コンピューティング、分散コンピューティング等の各種コンピューティング技術を利用して構築されていてもよい。
データベースには、例えば、専門書や論文等の周知情報、医療機関等にて収集された医療情報、各種の医療知識等が格納されている。人工知能エンジンは、このデータベースに基づいて、機械学習、データマイニング、推論、統計処理等を実行することができる。人工知能エンジンにより獲得された医療知識をデータベースに格納することができる。機械学習等を用いたデータベースの更新及び/又は人工知能エンジンの更新(パラメータ等の更新)により、医療情報処理システムの処理の確度や精度が向上していく。
実施形態において適用可能な機械学習の手法は任意であってよい。例えば、実施形態では、教師あり学習、教師なし学習、半教師あり学習、強化学習、トランスダクション(トランスダクティブ推論)、マルチタスク学習等のいずれかが適用されてよい。また、機械学習の技法として、決定木学習、相関ルール学習、ニューラルネットワーク、遺伝的プログラミング、機能論理プログラミング、サポートベクターマシン、クラスタリング、ベイジアンネットワーク、表現学習等のいずれかが適用されてよい。また、機械学習のために、自然言語処理、画像処理、推論、データマイニング等の任意の情報処理技術を利用することも可能である。
自然言語処理には、形態素解析、構文解析、文脈解析、意味理解、語義の曖昧性解消、照応解析、潜在意味解析など、任意の公知技術を用いることができる。また、自然言語処理の応用技術を自然言語情報に適用することも可能である。例えば、自動要約生成、情報抽出、情報検索、概念検索、機械翻訳、固有表現抽出、自然言語生成、校正、スペルチェックなどがある。このような自然言語処理及び/又はその応用技術に加え、データのクラスタリング、文書分類等を行うことも可能である。
画像処理は、補正、変換、解析等の任意の処理を含んでよく、それらの任意の組み合わせを含んでよい。典型的な画像処理として、輝度補正、色補正、コントラスト補正、エッジ抽出、部位の特定・評価、部位の分布の特定・評価、病変の特定・評価、病変の分布の特定・評価、形態の特定・評価、サイズの算出・評価、機能情報の算出・評価、経過解析(時系列解析)、病名の推定(疑い病名の特定)などがある。また、画像処理は、静止画の解析及び動画の解析の少なくとも一方を含んでよい。
知識とは、例えば、認識及び明示的表現が可能な情報を含み、経験的知識(経験や学習により獲得した知識)及び理論的知識(専門的情報の理論的背景知識や体系)の少なくとも一方を含む。典型的な知識として、事実、ルール、法則、判断基準、常識、ノウハウ、辞書、コーパスなどがある。また、知識には、人工知能エンジンが実行する処理に関する情報が含まれてもよい。例えば、知識は、ニューラルネットワークにおける重みパラメータやバイアスパラメータを含んでいてよい。実施形態では、医療的、医学的な知識(医療知識)が考慮される。
医療情報処理システムは、典型的には、1以上のコンピュータ(人工知能エンジンを含む)と、1以上の記憶装置(データベースの少なくとも一部を構成する)とを少なくとも含む。
医療情報処理システムは、各種の外部装置(コンピュータ、コンピュータシステム、医療装置等)と通信可能である。例えば、医療情報処理システムは、医療機関や研究施設等の設置されたコンピュータと通信可能であり、通信回線を通じて患者の医療情報等の提供を受ける。
医療情報処理システムと外部装置との間の通信形態は任意である。例えば、医療情報処理システムと外部装置との間の通信形態は、有線通信及び/又は無線通信を含んでよく、専用回線及び/又は公衆回線を含んでよく、ローカルエリアネットワーク(LAN)、ワイドエリアネットワーク(WAN)、近距離通信及びインターネットのうちの少なくとも1つを含んでよい。
実施形態に含まれるコンピュータを実現するためのハードウェア及びソフトウェア、並びに、医療情報処理システム、装置及び方法を実現するためのハードウェア及びソフトウェアは、以下に例示する構成には限定されず、その実現に寄与する任意のハードウェアと任意のソフトウェアとの組み合わせを含んでいてよい。
医療情報処理システムは、人工知能エンジンとして機能するハードウェア及びソフトウェアと、人工知能エンジンにより利用可能なデータベースとして機能するハードウェア及びソフトウェアとを含む。人工知能エンジンは、例えば、人工知能技術を利用して構築されたシステム、コグニティブコンピューティング技術を利用して構築されたシステムなどを含む。
〈医療情報処理方法の例〉
典型的な医療情報処理方法に係る処理は、コンピュータによって実行される。このコンピュータは、人工知能エンジンを含む。コンピュータは、1以上のプロセッサを含む。プロセッサは、例えば、CPU(Central Processing Unit)、GPU(Graphics Processing Unit)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、プログラマブル論理デバイス(例えば、SPLD(Simple Programmable Logic Device)、CPLD(Complex Programmable Logic Device)、FPGA(Field Programmable Gate Array))等の回路を含む。プロセッサは、例えば、記憶装置(記憶回路)に格納されているプログラムを読み出して実行することにより所望の機能を実現する。
プロセッサは、記憶装置及び出力装置を制御することができる。記憶装置は、コンピュータの内部に含まれてもよいし、コンピュータの外部に設けられてもよい。出力装置についても同様である。出力装置は、情報を出力する装置であり、その典型例として、表示装置、通信機器、印刷装置、音声出力装置、データライタなどがある。
例示的な実施形態を含む医療情報処理方法の例を図1に示す。なお、図1に示す処理は例示に過ぎず、その1以上のステップは任意的である。つまり、実施形態に係る医療情報処理方法は、図1に示す全てのステップを含む必要はなく、それらのうちの一部のみを含んでもよい。
図1に示す処理の準備として、例えば、次のような手続きや処理が行われる。医療情報処理システムの管理者等は、患者の医療情報(電子カルテ情報、医用画像、検査データ、遺伝子データ等)や医療知識の提供を受ける契約を、医療機関や研究機関と締結する。
契約には、提供を受ける医療情報の種別などの条件が含まれていてよい。契約条件の典型的な例として、特定の診療科で収集された医療情報の提供を受けること、特定の疾患に関する医療情報の提供を受けること、特定の医師や研究者から医療情報の提供を受けることなどがある。
(S1:医療情報を受け付ける)
医療情報処理システムは、医療機関等から医療情報を受け付ける。医療情報処理システムは、医療機関等から送信された医療情報を受信する通信機器を含んでよい。また、医療情報処理システムは、記録媒体に記録された医療情報を読み取るデータリーダを含んでもよい。
医療情報は、例えば、一人の患者について収集された情報(電子カルテ、医用画像、検査データ、遺伝子データ等)のパッケージとして作成されてよい。他の例における医療情報は、同一の診断名(確定診断名、疑い病名)の複数の患者について収集された情報のパッケージであってもよい。これらの他にも、医療情報は、1以上の診療科において収集された情報のパッケージ、1以上の医療機関等において収集された情報のパッケージなどであってもよい。
医療情報には医用画像が含まれる。医用画像は任意のモダリティによって取得される。例えば眼科では、患者の眼(被検眼)を撮影するために、細隙灯顕微鏡、眼底カメラ、SLO、OCT、LSFG、手術用顕微鏡等が使用される。また、撮影手法の例として、眼底カメラによる赤外観察、カラー撮影、フルオレセイン蛍光造影撮影、インドシアニングリーン蛍光造影撮影、自発蛍光撮影、及びレッドレフレックス撮影や、OCTによる形態撮影、血管造影、血流計測、偏光撮影などがある。また、放射線科では、X線撮影装置、X線CT装置、MRI装置、PET装置、SPECT装置等が使用される。また、様々な診療科において、超音波診断装置や内視鏡が使用される。
医療情報には、後述するカテゴリの選択(ステップS3)のための情報が含まれている。その典型的な例として診断名(確定診断名、疑い病名等)がある。診断名は、電子カルテ等に記載されている。他の例として、診断において医用画像よりも重視される検査データを、カテゴリの選択に使用することも可能である。例えば、緑内障診断において、OCT画像よりも視野検査データや眼圧値を重視する場合がある。
なお、医療情報処理システム又は医療機関等に設置されたコンピュータは、医療情報に含まれる所定項目の情報を加工することができる。所定項目の情報は、例えば、患者の個人情報(氏名、住所、患者ID、保険証番号等)を含む。個人情報等の典型的な加工方法として、削除、暗号化、抽象化などがある。抽象化の例として、患者の実年齢を年齢区分に変換することができる(例:「35歳」を「30歳代」に変換する;「35歳」を一の位で四捨五入して「40歳」に変換する)。
(S2:人工知能で医用画像を分類する)
人工知能エンジンは、周知情報、医療情報、医療知識等が格納されたデータベースに基づいて、ステップS1で受け付けられた医療情報に含まれる医用画像を分類する。この分類では、予め設定された2以上のカテゴリのいずれに医用画像が属するか判定される。
例えば、所定の疾患(例えば緑内障)の「疑い有り」カテゴリと「疑い無し」カテゴリとを設けることができる。また、所定の疾患の進行度(重症度)を表す2以上のカテゴリを設けることができる。また、医用画像の解析等によって得られる特徴や特性がある。
具体例を説明する。人工知能エンジンは、ステップS1で受け付けられた医療情報に含まれる眼底OCT画像を処理することにより、当該眼底OCT画像が「緑内障有り」カテゴリ及び「緑内障無し」カテゴリのどちらに属するか決定することができる。更に、緑内障(疑い)の有無を判定できなかった場合の「不明」カテゴリが設けられてもよい。例えば、人工知能エンジンは、緑内障に関する知識ベースを含むデータベースに基づき、一般的・典型的な症例、一般的・典型的な所見等に当該眼底OCT画像が合致するか推論することができる。この推論では、例えば、RNFLの厚さ分布、視神経乳頭の形態、篩状板の形態等、緑内障の診断において参照される特徴・特性が眼底OCT画像から得られ、これらが知識ベースと比較される。
或いは、人工知能エンジンは、同様の知識ベースに基づき眼底OCT画像を処理することによって、当該眼底OCT画像が「重度緑内障」カテゴリ、「中度緑内障」カテゴリ、「軽度緑内障」カテゴリのいずれに属するか決定することができる。更に、進行度を判定できなかった場合の「不明」カテゴリが設けられてもよい。
(S3:診断名等に基づきカテゴリを選択する)
医療情報処理システム(人工知能エンジン又は他のプロセッサ)は、医療情報に含まれる所定の情報(例えば、診断名、検査データ等の医用画像以外の情報)に基づいて、ステップS2で選択肢となった2以上のカテゴリのいずれかを選択する。
具体例を説明する。診断名(確定診断名、疑い病名)が記載された電子カルテを医療情報が含む場合、医療情報処理システムは、診断名に対応するカテゴリを選択することができる。例えば、ステップS2において「緑内障有り」カテゴリ及び「緑内障無し」カテゴリが選択肢である場合、診断名が「緑内障」を含むときには「緑内障有り」カテゴリを選択し、診断名が「緑内障」を含まないときには「緑内障無し」カテゴリを選択する。
(S4:分類結果と選択結果が一致するか?)
医療情報処理システム(人工知能エンジン又は他のプロセッサ)は、ステップS2において医用画像が分類されたカテゴリと、ステップS3において選択されたカテゴリとが一致するか判定する。双方のカテゴリが一致する場合(S4:Yes)、処理はステップS6に移行し、双方のカテゴリが一致しない場合(S4:No)、処理はステップS5に移行する。
(S5:医用画像を特異カテゴリに分類する)
ステップS4において双方のカテゴリが一致しないと判定された場合(S4:No)、医療情報処理システム(人工知能エンジン又は他のプロセッサ)は、この医用画像を特異カテゴリに分類する。特異カテゴリとは、人工知能エンジンが実行するステップS2において、分類されるべきカテゴリに分類されなかった例外的な(特異な)医用画像に割り当てられるカテゴリである。具体的には、特異カテゴリとは、画像所見や画像解析結果が診断名や他の検査データ等と合致しないような医用画像が分類されるカテゴリである。
医用画像が特異カテゴリに分類される場合、ステップS2での分類結果を破棄することができる。或いは、医用画像が特異カテゴリに分類される場合、ステップS2での分類結果を記録することができる。
(S6:カテゴリ毎に機械学習を行う)
以上のような処理を複数の医用画像に適用することで、各カテゴリに属する医用画像が蓄積される。医療情報処理システムは、各カテゴリについて、それに属する医用画像群に基づき人工知能エンジンの機械学習を行う。
なお、前述したように、機械学習には、教師あり学習、教師なし学習、半教師あり学習、強化学習、トランスダクション、マルチタスク学習、決定木学習、相関ルール学習、ニューラルネットワーク、遺伝的プログラミング、機能論理プログラミング、サポートベクターマシン、クラスタリング、ベイジアンネットワーク、表現学習等の技術が適用されてよい。
具体例を説明する。緑内障に関するカテゴリの選択肢が、「緑内障有り」カテゴリ、「緑内障無し」カテゴリ、及び特異カテゴリである場合、医療情報処理システムは、「緑内障有り」カテゴリに属する医用画像群による人工知能エンジンの機械学習と、「緑内障無し」カテゴリに属する医用画像群による人工知能エンジンの機械学習と、特異カテゴリに属する医用画像群による人工知能エンジンの機械学習とを実行する。
特に、特異カテゴリに分類された医用画像は、画像所見や画像解析のみによって診断を行うことが困難な例外的な(特異な)画像である。例えば「緑内障有り」カテゴリや「緑内障無し」カテゴリに基づく機械学習に加え、特異カテゴリに属する医用画像群で機械学習を行うことにより、その疾患に典型的な所見や解析結果を呈する医用画像の分類規準や、それを呈しない医用画像の分類基準だけでなく、例外的な医用画像の分類規準についても向上させることが可能である。それにより、今後実行されるステップS2の処理(医用画像の分類)における分類の確度や精度が向上される。
(S7:カテゴリ毎に医療知識を獲得する)
医療情報処理システム(人工知能エンジン)は、各カテゴリに属する医用画像群に基づいて医療知識を獲得する。この処理は、例えば、データマイニング、推論等の任意の処理を含んでよい。
具体例を説明する。緑内障に関するカテゴリの選択肢が、「緑内障有り」カテゴリ、「緑内障無し」カテゴリ、及び特異カテゴリである場合、人工知能エンジンは、「緑内障有り」カテゴリに属する医用画像群に基づき医療知識を獲得し、「緑内障無し」カテゴリに属する医用画像群に基づき医療知識を獲得し、特異カテゴリに属する医用画像群に基づき医療知識を獲得する。
前述のように、特異カテゴリに分類された医用画像は、画像所見や画像解析のみによって診断を行うことが困難な例外的な(特異な)画像である。したがて、例えば「緑内障有り」カテゴリや「緑内障無し」カテゴリに基づく知識獲得に加え、特異カテゴリに属する医用画像群から知識を獲得することにより、その疾患に典型的な所見や解析結果を呈する医用画像に関する知識(特徴、特性等)や、それを呈しない医用画像に関する知識(特徴、特性等)だけでなく、例外的な医用画像に関する知識(特徴、特性等)も得られる。
(S8:医療知識をデータベースに格納する)
医療情報処理システムは、ステップS7で獲得された医療知識をデータベースに格納する。このような医療知識は、例えば、ステップS2(医用画像の分類)、ステップS6(機械学習)、ステップS7(医療知識の獲得)等において利用することができる。また、獲得された医療知識を医療機関等に提供することも可能である。以上で、本例の説明を終了する。
〈医療情報処理システム〉
上記した医療情報処理方法を実現するためのシステムについて説明する。例示的な医療情報処理システムの構成を図2及び図3に示す。
図2に示す医療情報処理システム10は、データベース12に基づき処理を実行する人工知能エンジン11を含む。医療情報処理システム10は、通信回線20を通じて1以上の医療情報データベース30と通信可能である。医療情報データベース30は、例えば医療機関や研究機関に設置され、各種の医療情報(患者の医療情報、研究データ等)を蓄積している。医療情報データベース30は、医療情報処理システム10からの要求に応じ、又は定期的に若しくは不定期的に、医療情報処理システム10に医療情報を送信する。
医療情報処理システム10には、人工知能エンジン11及びデータベース12に加え、通信部13、ユーザインターフェイス(UI)14、及び制御部15が設けられている。
データベース12には、例えば、専門書や論文等の周知情報、医療機関等にて収集された医療情報、各種の医療知識等が格納される。人工知能エンジン11は、データベース12に基づいて、機械学習、データマイニング、推論、統計処理等を実行する。人工知能エンジン11により獲得された医療知識はデータベース12に格納される。機械学習等を用いたデータベース12の更新及び/又は人工知能エンジン11の更新により、医療情報処理システム10の処理の確度や精度の向上を図ることができる。ここで、医療情報処理システム10により実行可能な機械学習の手法は、前述した手法のいずれか、又は2以上の組み合わせであってよい。また、人工知能エンジン11は、自然言語処理、画像処理、推論、データマイニング等を実行することもできる。
通信部13は、通信回線20を通じて他のシステムや他の装置にデータを送信する処理と、他のシステムや他の装置からデータを受信する処理とを行う。通信部13は、通信回線20の通信方式に応じた公知の通信機器を含む。通信部13(及び制御部15)は、医用画像を含む医療情報を医療情報データベース30から受け付ける受付部の一例として機能する。
ユーザインターフェイス14には、表示デバイスと操作デバイスとが含まれる。操作デバイスは、例えば、マウス、キーボード、トラックパッド、ボタン、キー、ジョイスティック、操作パネル等のいずれかを含む。ユーザインターフェイス14は、タッチパネル等を含んでもよい。ユーザインターフェイス14は、医師等のユーザによって使用可能なコンピュータ(コンピュータ端末、携帯端末等)であってもよい。
制御部15は各種の制御を実行する。制御部15は、医療情報処理システム10の各要素の制御や、2以上の要素の連係的制御を実行する。例えば、制御部15は、通信部13を制御することにより、医療情報データベース30に向けて、医療情報の送信要求を送ることができる。
制御部15は、医療情報処理システム10の外部の装置の制御を行うことができる。例えば、ユーザインターフェイス14が外部コンピュータである場合、制御部15はその制御を行うことができる。制御部15は、各種制御を行うためのプログラムと、それに基づき動作するプロセッサとを含む。
例示的な人工知能エンジン11の構成を図3に示す。本例の人工知能エンジン11は、分類処理部111、選択処理部112、一致判定部113、特異判定部114、分類調整部115、知識獲得部116、及び左右判別部117が設けられている。
なお、人工知能エンジン11はこれらの全てを含む必要はなく、人工知能エンジン11と異なるプロセッサがこれらのうちのいずれかを含んでもよい。
分類処理部111は、データベース12に基づいて、医用画像を予め設定された2以上のカテゴリのいずれかに分類する。分類処理部111により、図1のステップS2を実現することができる。分類処理部111は、第1分類処理部の一例として機能する。
選択処理部112は、当該医療情報(例えば医用画像以外の情報)に基づいて、上記した2以上のカテゴリのいずれかを選択する。カテゴリの選択のために参照される医療情報は、例えば、診断名や、医用画像よりも重視される検査データなどである。選択処理部112により、図1のステップS3を実現することができる。選択処理部112は、選択処理部の一例として機能する。
一致判定部113は、分類処理部111により特定されたカテゴリと選択処理部112により選択されたカテゴリとが一致しているか否か判定する。一致判定部113により、図1のステップS4を実現することができる。
特異判定部114は、分類処理部111により特定されたカテゴリと選択処理部112により選択されたカテゴリとが一致しないと一致判定部113によって判定された場合に、医用画像を特異カテゴリに分類する。特異判定部114により、図1のステップS5を実現することができる。特異判定部114は、第2分類処理部の一例として機能する。
分類調整部115は、特異判定部114により特異カテゴリに分類された医用画像群に基づいて、分類処理部111の動作パラメータを調整する。つまり、分類調整部115は、医用画像の分類のために人工知能エンジン11の機械学習を行う。典型的な例において、分類処理部111はニューラルネットワークを含んでよく、その動作パラメータは、重みパラメータ、バイアスパラメータ等であってよい。分類調整部115により、図1のステップS6を実現することができる。分類調整部115は、分類調整部の一例として機能する。
分類調整部115は、特異判定部114により特異カテゴリに分類された医用画像(特異画像)に基づく機械学習と、それ以外の医用画像(通常画像)に基づく機械学習とを、個別に実行することができる。例えば、分類調整部115は、特異画像群に基づいて分類処理部111の動作パラメータの第1の値を求める。更に、分類調整部115は、通常画像群に基づいて分類処理部111の動作パラメータの第2の値を求める。通常画像群が2以上のカテゴリに分割されている場合、これらカテゴリのそれぞれについて動作パラメータの値を求めるようにしてもよい。
知識獲得部116は、特異判定部114により特異カテゴリに分類された複数の医用画像に基づいて医療知識を獲得する。知識獲得部116は、例えば、データマイニング、推論等の処理を実行することができる。知識獲得部116により、図1のステップS7を実現することができる。知識獲得部116は、知識獲得部の一例として機能する。
知識獲得部116は、特異判定部114により特異カテゴリに分類された医用画像(特異画像)に基づく知識獲得と、それ以外の医用画像(通常画像)に基づく知識獲得とを、個別に実行することができる。例えば、知識獲得部116は、特異画像群に基づいて第1の医療知識を獲得し、且つ、通常画像群に基づいて第2の医療知識を獲得する。通常画像群が2以上のカテゴリに分割されている場合、これらカテゴリのそれぞれについて医療知識を獲得するようにしてもよい。
知識獲得部116により獲得された医療知識は、制御部15によってデータベース12に格納される。それにより、図1のステップS8を実現することができる。
左右判別部117は、医用画像が被検眼の画像である場合に動作し、医用画像が左眼の画像か右眼の画像か判別する。
左右判別部117が設けられる場合、データベース12には、眼の解剖学的特徴を表す特徴情報が予め格納される。眼の解剖学的特徴の例として、視神経乳頭の位置や形態、黄斑の位置や形態、血管の走行や形態、神経線維の走行や形態などがある。左右判別部117は、医用画像を解析して注目部位(視神経乳頭、黄斑、血管、神経線維等)を特定し、この注目部位の位置、2以上の注目部位の相対位置、注目部位の分布等に基づいて、この医用画像が左眼画像か右眼画像か判別する。
或いは、例えばDICOMファイル内のタグ情報に、当該医用画像が左眼画像であるか右眼画像であるかを示す情報を記録し、左右判別部117がこれを参照するようにしてもよい。
人工知能エンジン11は、特徴情報を参照して、機械学習、データマイニング、推論、図1のいずれかのステップに示す処理などを実行することができる。
データベースに予め格納される特徴情報は、左眼の解剖学的特徴を表す左眼情報と、右眼の解剖学的特徴を表す右眼情報とを含んでいてよい。この場合、人工知能エンジン11は、左右判別部117による判別結果に応じた特徴情報を参照することができる。すなわち、医用画像が左眼画像であると判別された場合、左右判別部117は、左眼情報(及び、データベース中の他の情報等)に基づいて、機械学習、データマイニング、推論、図1のいずれかのステップに示す処理などを実行することができる。他方、医用画像が右眼画像であると判別された場合、左右判別部117は、右眼情報(及び、データベース中の他の情報等)に基づいて、機械学習、データマイニング、推論、図1のいずれかのステップに示す処理などを実行することができる。
〈効果〉
以上に例示した実施形態は、例えば人工知能による医用画像の分類結果が診断名と合致しない場合のように、人工知能によって医用画像が適切に分類されなかった場合、その医用画像を特異カテゴリに分類するよう構成されている。したがって、このような例外的な(特異な)医用画像を収集することができ、それらに基づいて機械学習を行うことが可能である。よって、このような例外性・特異性に着目せずに行われる従来の機械学習と比較して、人工知能の学習を効果的に行うことができる。それにより、人工知能を用いた推論やデータマイニングの精度・確度の向上を図ることが可能になる。
医用画像が被検眼の画像である場合、眼の解剖学的特徴を表す特徴情報をデータベースに予め格納することができる。更に、人工知能エンジンは、この特徴情報を含むデータベースに基づいて、機械学習、データマイニング、推論等の処理を実行するように構成されてよい。このような解剖学的特徴を参照することにより、人工知能を用いた処理の精度・確度の更なる向上を図ることができる。
被検眼の画像が左眼画像であるか右眼画像であるか判別する左右判別部が設けられ、且つ、左眼の解剖学的特徴を表す左眼情報と右眼の解剖学的特徴を表す右眼情報とを特徴情報が含む場合、人工知能エンジンは、左右判別部からの出力に応じて処理を行うことができる。つまり、人工知能エンジンは、被検眼の画像が左眼画像であると判別された場合には少なくとも左眼情報に基づいて処理を実行し、被検眼の画像が右眼画像であると判別された場合には少なくとも右眼情報に基づいて処理を実行するように構成されてよい。それにより、人工知能を用いた処理の精度・確度の更なる向上を図ることができる。
実施形態に係る医療情報処理方法に含まれる工程や、実施形態に係る医療情報処理システムに含まれる要素(構成、動作等)は、上記の例示に限定されるものではない。
以上に説明した実施形態は例示に過ぎない。本発明を実施しようとする者は、本発明の要旨の範囲内における変形(省略、置換、付加等)を任意に施すことが可能である。
10 医療情報処理システム
11 人工知能エンジン
111 分類処理部
112 選択処理部
113 一致判定部
114 特異判定部
115 分類調整部
116 知識獲得部
117 左右判別部
12 データベース
13 通信部
14 ユーザインターフェイス
15 制御部
20 通信回線

Claims (7)

  1. データベースに基づいて医療情報を処理する人工知能エンジンを含む医療情報処理システムであって、
    患者の医用画像と前記患者の検査データ及び遺伝子データの一方又は双方とを受け付ける受付部と、
    前記データベースに基づいて、前記医用画像を予め設定された2以上のカテゴリのいずれかに分類する第1分類処理部と、
    前記検査データ及び前記遺伝子データの一方又は双方に基づいて、前記2以上のカテゴリのいずれかを選択する選択処理部と、
    前記第1分類処理部により特定されたカテゴリと前記選択処理部により選択されたカテゴリとが一致しない場合、前記医用画像を特異カテゴリに分類する第2分類処理部と
    を備える医療情報処理システム。
  2. 前記第2分類処理部により前記特異カテゴリに分類された医用画像に基づいて、前記第1分類処理部の動作パラメータを調整する分類調整部を備える
    ことを特徴とする請求項1に記載の医療情報処理システム。
  3. 前記分類調整部は、前記特異カテゴリに分類された医用画像に基づいて前記動作パラメータの第1の値を求め、且つ、前記第1分類処理部により特定されたカテゴリと前記選択処理部により選択されたカテゴリとが一致した医用画像に基づいて前記動作パラメータの第2の値を求める
    ことを特徴とする請求項2に記載の医療情報処理システム。
  4. 前記第2分類処理部により前記特異カテゴリに分類された複数の医用画像に基づいて医療知識を獲得する知識獲得部を備える
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の医療情報処理システム。
  5. 前記知識獲得部は、前記特異カテゴリに分類された医用画像に基づいて第1の医療知識を獲得し、且つ、前記第1分類処理部により特定されたカテゴリと前記選択処理部により選択されたカテゴリとが一致した医用画像に基づいて第2の医療知識を獲得する
    ことを特徴とする請求項4に記載の医療情報処理システム。
  6. 前記医用画像は、被検眼の画像である
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の医療情報処理システム。
  7. データベースに基づいて処理を実行する人工知能エンジンを含むコンピュータを用いて医療情報を処理する方法であって、
    前記コンピュータが、
    患者の医用画像と前記患者の検査データ及び遺伝子データの一方又は双方とを受け付け、
    前記データベースに基づいて、前記医用画像を予め設定された2以上のカテゴリのいずれかに分類し、
    前記検査データ及び前記遺伝子データの一方又は双方に基づいて、前記2以上のカテゴリのいずれかを選択し、
    前記医用画像が分類されたカテゴリと前記医療情報に基づき選択されたカテゴリとが一致しない場合、前記医用画像を特異カテゴリに分類する
    医療情報処理方法。

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