JP6123631B2 - 情報処理装置及び情報処理プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、情報処理装置及び情報処理プログラムに関する。
特許文献1には、ショートカットの未読・既読管理を行える文書管理装置、文書管理方法及び文書管理プログラムが格納された記憶媒体を提供することを課題とし、制御部は、文書の参照、又は、ショートカットの「リンク先を開く」のどちらが選択されているかを判断し、ショートカットの「リンク先を開く」が選択された場合、選択されたショートカットのリンク先の文書IDをショートカット情報記憶部より取得し、次に、ショートカット情報記憶部より参照された文書の文書IDがリンク先文書IDであるショートカットIDを検索し、検索の結果、ショートカットIDが表示された場合、検索された全てのショートカットに対して、未読・既読情報を既読に更新し、指定された文書IDがリンク先文書IDである次のショートカットIDを探して、全てのショートカットIDを検索して更新するまで更新処理を実行することが開示されている。
特許文献2には、ユーザの円滑な作業を促進して利便性の高い会議支援システムを提供することを課題とし、CPUは、端末装置から書込データを受信したかどうかを判断し、CPUは、端末装置から書込データを受信したと判断した場合には、次に、端末装置から図形データを受信したかどうかを判断し、CPUは、図形データを受信したと判断した場合には、図形データに基づいて一致する位置関連情報があるかどうかを判断し、CPUは、一致する位置関連情報があると判断した場合には、位置関連情報に対応する領域に書込データを表示することが開示されている。
特開2002−269077号公報 特開2011−090486号公報
本発明は、台紙に付箋の貼り付けを行うと新着付箋としての表示を行う場合にあって、その新着付箋の状態が変化したにもかかわらず新着付箋としての表示を続けることを抑制するようにした情報処理装置及び情報処理プログラムを提供することを目的としている。
かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存する。
請求項1の発明は、台紙に貼り付ける付箋を示す付箋情報を受け付ける受付手段と、前記受付手段によって受け付けられた付箋情報を新着付箋として台紙上に表示する表示手段と、前記新着付箋の状態が変化したことを検知する検知手段と、前記検知手段によって変化が検知された新着付箋の表示を非新着付箋の表示へと変更させる変更手段を具備し、前記検知手段は、前記新着付箋が前記台紙上で移動された場合は、該新着付箋の状態が変化したと検知することを特徴とする情報処理装置である。
請求項2の発明は、台紙に貼り付ける付箋を示す付箋情報を受け付ける受付手段と、前記受付手段によって受け付けられた付箋情報を新着付箋として台紙上に表示する表示手段と、前記新着付箋の状態が変化したことを検知する検知手段と、前記検知手段によって変化が検知された新着付箋の表示を非新着付箋の表示へと変更させる変更手段を具備し、前記検知手段は、前記新着付箋が前記台紙上で拡大され、元の大きさに戻された場合は、該新着付箋の状態が変化したと検知することを特徴とする情報処理装置である。
請求項3の発明は、台紙に貼り付ける付箋を示す付箋情報を受け付ける受付手段と、前記受付手段によって受け付けられた付箋情報を新着付箋として台紙上に表示する表示手段と、前記新着付箋の状態が変化したことを検知する検知手段と、前記検知手段によって変化が検知された新着付箋の表示を非新着付箋の表示へと変更させる変更手段を具備し、前記検知手段は、前記新着付箋が他の付箋とグループを形成した場合は、該新着付箋の状態が変化したと検知することを特徴とする情報処理装置である。
請求項4の発明は、台紙に貼り付ける付箋を示す付箋情報を受け付ける受付手段と、前記受付手段によって受け付けられた付箋情報を新着付箋として台紙上に表示する表示手段と、前記新着付箋の状態が変化したことを検知する検知手段と、前記検知手段によって変化が検知された新着付箋の表示を非新着付箋の表示へと変更させる変更手段を具備し、前記検知手段は、操作者の操作による新着付箋の移動速度又は新着付箋の選択の圧力を検知し、移動終了時の移動速度がそれまでの移動速度に比較して遅くなった場合、又は移動終了時の圧力がそれまでの圧力に比較して大きくなった場合は、該新着付箋の状態が変化したと検知することを特徴とする情報処理装置である。
請求項5の発明は、さらに、前記新着付箋が前記受付手段によって受け付けられたときを起点とした経過時間が予め定められた値以上又はより大である場合は、該新着付箋の状態が変化したと検知することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の情報処理装置である。
請求項6の発明は、台紙に貼り付ける付箋を示す付箋情報を受け付ける受付手段と、前記受付手段によって受け付けられた付箋情報を新着付箋として台紙上に表示する表示手段と、前記新着付箋の状態が変化したことを検知する検知手段と、前記検知手段によって変化が検知された新着付箋の表示を非新着付箋の表示へと変更させる変更手段を具備し、前記検知手段として、(1)前記新着付箋が前記受付手段によって受け付けられたときを起点とした経過時間が予め定められた値以上又はより大である場合は、該新着付箋の状態が変化したと検知すること、(2)前記新着付箋が前記台紙上で移動された場合は、該新着付箋の状態が変化したと検知すること、(3)前記新着付箋が前記台紙上で拡大され、元の大きさに戻された場合は、該新着付箋の状態が変化したと検知すること、(4)前記新着付箋が他の付箋とグループを形成した場合は、該新着付箋の状態が変化したと検知すること、(5)操作者の操作による新着付箋の移動速度又は新着付箋の選択の圧力を検知し、移動終了時の移動速度がそれまでの移動速度に比較して遅くなった場合、又は移動終了時の圧力がそれまでの圧力に比較して大きくなった場合は、該新着付箋の状態が変化したと検知すること、のうち2つ以上を組み合わせたことを特徴とする情報処理装置である。
請求項7の発明は、前記検知手段は、前記新着付箋が前記台紙上で他の付箋と重なっていた状態から移動した場合は、該新着付箋の状態が変化したとは検知しないことを特徴とする請求項1記載の情報処理装置である。
請求項8の発明は、前記検知手段は、前記新着付箋が前記台紙上で他の付箋と共に位置関係を保った移動をした場合は、該新着付箋の状態が変化したとは検知しないことを特徴とする請求項1記載の情報処理装置である。
請求項9の発明は、前記検知手段が、新着付箋の表示を非新着付箋の表示へと変更した後に、前記付箋の内容の変更を検知した場合、該付箋を前記グループから外した場合、又は該付箋を他の付箋と重ねた場合は、該付箋の状態が新着の状態へと変化したと検知し、前記変更手段は、前記検知手段が前記付箋の状態が新着の状態へと変化したと検知した場合は、前記付箋の非新着付箋の表示を新着付箋の表示に戻すことを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置である。
請求項10の発明は、コンピュータを、台紙に貼り付ける付箋を示す付箋情報を受け付ける受付手段と、前記受付手段によって受け付けられた付箋情報を新着付箋として台紙上に表示する表示手段と、前記新着付箋の状態が変化したことを検知する検知手段と、前記検知手段によって変化が検知された新着付箋の表示を非新着付箋の表示へと変更させる変更手段として機能させ、前記検知手段は、前記新着付箋が前記台紙上で移動された場合は、該新着付箋の状態が変化したと検知することを特徴とする情報処理プログラムである。
請求項11の発明は、コンピュータを、台紙に貼り付ける付箋を示す付箋情報を受け付ける受付手段と、前記受付手段によって受け付けられた付箋情報を新着付箋として台紙上に表示する表示手段と、前記新着付箋の状態が変化したことを検知する検知手段と、前記検知手段によって変化が検知された新着付箋の表示を非新着付箋の表示へと変更させる変更手段として機能させ、前記検知手段は、前記新着付箋が前記台紙上で拡大され、元の大きさに戻された場合は、該新着付箋の状態が変化したと検知することを特徴とする情報処理プログラムである。
請求項12の発明は、コンピュータを、台紙に貼り付ける付箋を示す付箋情報を受け付ける受付手段と、前記受付手段によって受け付けられた付箋情報を新着付箋として台紙上に表示する表示手段と、前記新着付箋の状態が変化したことを検知する検知手段と、前記検知手段によって変化が検知された新着付箋の表示を非新着付箋の表示へと変更させる変更手段として機能させ、前記検知手段は、前記新着付箋が他の付箋とグループを形成した場合は、該新着付箋の状態が変化したと検知することを特徴とする情報処理プログラムである。
請求項13の発明は、コンピュータを、台紙に貼り付ける付箋を示す付箋情報を受け付ける受付手段と、前記受付手段によって受け付けられた付箋情報を新着付箋として台紙上に表示する表示手段と、前記新着付箋の状態が変化したことを検知する検知手段と、前記検知手段によって変化が検知された新着付箋の表示を非新着付箋の表示へと変更させる変更手段として機能させ、前記検知手段は、操作者の操作による新着付箋の移動速度又は新着付箋の選択の圧力を検知し、移動終了時の移動速度がそれまでの移動速度に比較して遅くなった場合、又は移動終了時の圧力がそれまでの圧力に比較して大きくなった場合は、該新着付箋の状態が変化したと検知することを特徴とする情報処理プログラムである。
請求項14の発明は、コンピュータを、台紙に貼り付ける付箋を示す付箋情報を受け付ける受付手段と、前記受付手段によって受け付けられた付箋情報を新着付箋として台紙上に表示する表示手段と、前記新着付箋の状態が変化したことを検知する検知手段と、前記検知手段によって変化が検知された新着付箋の表示を非新着付箋の表示へと変更させる変更手段として機能させ、前記検知手段として、(1)前記新着付箋が前記受付手段によって受け付けられたときを起点とした経過時間が予め定められた値以上又はより大である場合は、該新着付箋の状態が変化したと検知すること、(2)前記新着付箋が前記台紙上で移動された場合は、該新着付箋の状態が変化したと検知すること、(3)前記新着付箋が前記台紙上で拡大され、元の大きさに戻された場合は、該新着付箋の状態が変化したと検知すること、(4)前記新着付箋が他の付箋とグループを形成した場合は、該新着付箋の状態が変化したと検知すること、(5)操作者の操作による新着付箋の移動速度又は新着付箋の選択の圧力を検知し、移動終了時の移動速度がそれまでの移動速度に比較して遅くなった場合、又は移動終了時の圧力がそれまでの圧力に比較して大きくなった場合は、該新着付箋の状態が変化したと検知すること、のうち2つ以上を組み合わせたことを特徴とする情報処理プログラムである。
請求項1の情報処理装置によれば、台紙に付箋の貼り付けを行うと新着付箋としての表示を行う場合にあって、その新着付箋の状態が変化したにもかかわらず新着付箋としての表示を続けることを抑制することができる。また、新着付箋が台紙上で移動された場合は、その新着付箋の表示を非新着付箋の表示へと変更させることができる。
請求項2の情報処理装置によれば、台紙に付箋の貼り付けを行うと新着付箋としての表示を行う場合にあって、その新着付箋の状態が変化したにもかかわらず新着付箋としての表示を続けることを抑制することができる。また、新着付箋が台紙上で拡大され、元の大きさに戻された場合は、その新着付箋の表示を非新着付箋の表示へと変更させることができる。
請求項3の情報処理装置によれば、台紙に付箋の貼り付けを行うと新着付箋としての表示を行う場合にあって、その新着付箋の状態が変化したにもかかわらず新着付箋としての表示を続けることを抑制することができる。また、新着付箋が他の付箋とグループを形成した場合は、その新着付箋の表示を非新着付箋の表示へと変更させることができる。
請求項4の情報処理装置によれば、台紙に付箋の貼り付けを行うと新着付箋としての表示を行う場合にあって、その新着付箋の状態が変化したにもかかわらず新着付箋としての表示を続けることを抑制することができる。また、操作者の操作による付箋の移動速度又は付箋の選択の圧力を検知し、移動終了時の移動速度がそれまでの移動速度に比較して遅くなった場合、又は移動終了時の圧力がそれまでの圧力に比較して大きくなった場合は、その新着付箋の表示を非新着付箋の表示へと変更させることができる。
請求項5の情報処理装置によれば、新着付箋が受け付けられたときを起点とした経過時間が予め定められた値以上又はより大である場合は、その新着付箋の表示を非新着付箋の表示へと変更させることができる。
請求項6の情報処理装置によれば、台紙に付箋の貼り付けを行うと新着付箋としての表示を行う場合にあって、その新着付箋の状態が変化したにもかかわらず新着付箋としての表示を続けることを抑制することができる。また、検知手法のうち2つ以上を組み合わせることができる。
請求項7の情報処理装置によれば、新着付箋が台紙上で他の付箋と重なっていた状態から移動した場合は、その新着付箋の表示を変更させないようにすることができる。
請求項8の情報処理装置によれば、新着付箋が台紙上で他の付箋と共に位置関係を保った移動をした場合は、その新着付箋の表示を変更させないようにすることができる。
請求項9の情報処理装置によれば、新着付箋の表示を非新着付箋の表示へと変更した後に、再度新着付箋の表示に変更することができる。
請求項10の情報処理プログラムによれば、台紙に付箋の貼り付けを行うと新着付箋としての表示を行う場合にあって、その新着付箋の状態が変化したにもかかわらず新着付箋としての表示を続けることを抑制することができる。また、新着付箋が台紙上で移動された場合は、その新着付箋の表示を非新着付箋の表示へと変更させることができる。
請求項11の情報処理プログラムによれば、台紙に付箋の貼り付けを行うと新着付箋としての表示を行う場合にあって、その新着付箋の状態が変化したにもかかわらず新着付箋としての表示を続けることを抑制することができる。また、新着付箋が台紙上で拡大され、元の大きさに戻された場合は、その新着付箋の表示を非新着付箋の表示へと変更させることができる。
請求項12の情報処理プログラムによれば、台紙に付箋の貼り付けを行うと新着付箋としての表示を行う場合にあって、その新着付箋の状態が変化したにもかかわらず新着付箋としての表示を続けることを抑制することができる。また、新着付箋が他の付箋とグループを形成した場合は、その新着付箋の表示を非新着付箋の表示へと変更させることができる。
請求項13の情報処理プログラムによれば、台紙に付箋の貼り付けを行うと新着付箋としての表示を行う場合にあって、その新着付箋の状態が変化したにもかかわらず新着付箋としての表示を続けることを抑制することができる。また、操作者の操作による付箋の移動速度又は付箋の選択の圧力を検知し、移動終了時の移動速度がそれまでの移動速度に比較して遅くなった場合、又は移動終了時の圧力がそれまでの圧力に比較して大きくなった場合は、その新着付箋の表示を非新着付箋の表示へと変更させることができる。
請求項14の情報処理プログラムによれば、台紙に付箋の貼り付けを行うと新着付箋としての表示を行う場合にあって、その新着付箋の状態が変化したにもかかわらず新着付箋としての表示を続けることを抑制することができる。また、検知手法のうち2つ以上を組み合わせることができる。
本実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図である。 本実施の形態を実現するにあたってのシステム構成例を示す説明図である。 本実施の形態が使用される会議室等の例を示す説明図である。 本実施の形態による共有画面の表示例を示す説明図である。 本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 付箋情報テーブルのデータ構造例を示す説明図である。 本実施の形態による処理例を示す説明図である。 本実施の形態による処理例を示す説明図である。 本実施の形態による処理例を示す説明図である。 本実施の形態による処理例を示す説明図である。 本実施の形態による処理例を示す説明図である。 本実施の形態による処理例を示す説明図である。 本実施の形態を実現するコンピュータのハードウェア構成例を示すブロック図である。
以下、図面に基づき本発明を実現するにあたっての好適な一実施の形態の例を説明する。
図1は、本実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図を示している。
なお、モジュールとは、一般的に論理的に分離可能なソフトウェア(コンピュータ・プログラム)、ハードウェア等の部品を指す。したがって、本実施の形態におけるモジュールはコンピュータ・プログラムにおけるモジュールのことだけでなく、ハードウェア構成におけるモジュールも指す。それゆえ、本実施の形態は、それらのモジュールとして機能させるためのコンピュータ・プログラム(コンピュータにそれぞれの手順を実行させるためのプログラム、コンピュータをそれぞれの手段として機能させるためのプログラム、コンピュータにそれぞれの機能を実現させるためのプログラム)、システム及び方法の説明をも兼ねている。ただし、説明の都合上、「記憶する」、「記憶させる」、これらと同等の文言を用いるが、これらの文言は、実施の形態がコンピュータ・プログラムの場合は、記憶装置に記憶させる、又は記憶装置に記憶させるように制御するの意である。また、モジュールは機能に一対一に対応していてもよいが、実装においては、1モジュールを1プログラムで構成してもよいし、複数モジュールを1プログラムで構成してもよく、逆に1モジュールを複数プログラムで構成してもよい。また、複数モジュールは1コンピュータによって実行されてもよいし、分散又は並列環境におけるコンピュータによって1モジュールが複数コンピュータで実行されてもよい。なお、1つのモジュールに他のモジュールが含まれていてもよい。また、以下、「接続」とは物理的な接続の他、論理的な接続(データの授受、指示、データ間の参照関係等)の場合にも用いる。「予め定められた」とは、対象としている処理の前に定まっていることをいい、本実施の形態による処理が始まる前はもちろんのこと、本実施の形態による処理が始まった後であっても、対象としている処理の前であれば、そのときの状況・状態に応じて、又はそれまでの状況・状態に応じて定まることの意を含めて用いる。「予め定められた値」が複数ある場合は、それぞれ異なった値であってもよいし、2以上の値(もちろんのことながら、全ての値も含む)が同じであってもよい。また、「Aである場合、Bをする」という意味を有する記載は、「Aであるか否かを判断し、Aであると判断した場合はBをする」の意味で用いる。ただし、Aであるか否かの判断が不要である場合を除く。
また、システム又は装置とは、複数のコンピュータ、ハードウェア、装置等がネットワーク(一対一対応の通信接続を含む)等の通信手段で接続されて構成されるほか、1つのコンピュータ、ハードウェア、装置等によって実現される場合も含まれる。「装置」と「システム」とは、互いに同義の用語として用いる。もちろんのことながら、「システム」には、人為的な取り決めである社会的な「仕組み」(社会システム)にすぎないものは含まない。
また、各モジュールによる処理毎に又はモジュール内で複数の処理を行う場合はその処理毎に、対象となる情報を記憶装置から読み込み、その処理を行った後に、処理結果を記憶装置に書き出すものである。したがって、処理前の記憶装置からの読み込み、処理後の記憶装置への書き出しについては、説明を省略する場合がある。なお、ここでの記憶装置としては、ハードディスク、RAM(Random Access Memory)、外部記憶媒体、通信回線を介した記憶装置、CPU(Central Processing Unit)内のレジスタ等を含んでいてもよい。
本実施の形態である情報処理装置の表示・配置装置150は、端末装置100から送信されてきた付箋情報(電子付箋、電子カード等ともいわれる)を台紙上に貼り付けて表示するものであって、図1の例に示すように、通信モジュール160、新着付箋情報表示/解除モジュール170、付箋情報リスト記憶モジュール174、状態検知モジュール180、表示制御モジュール190を有している。また、表示・配置装置150に通信回線を介して接続されている端末装置100は、受付モジュール110、通信モジュール120、付箋表示モジュール130を有している。この通信回線は、有線、無線を問わない。
表示・配置装置150は、付箋情報を用いて、ファシリテーター(一般的には一人)と複数人の参加者によって行われる会合(会議、アイデア抽出会、検討会等)で利用される。参加者は参加者用端末としての端末装置(端末装置100等)を用いて、アイデア等が記載された付箋情報を作成する。一般的に、図2の例に示すように、端末装置100として、端末装置100a、端末装置100b、端末装置100c等(以下、代表して端末装置100という)があり、端末装置100は複数ある。そして、表示・配置装置150は、端末装置100から付箋情報を受け取って、台紙上にその付箋情報による付箋を貼り付ける。ファシリテーターは表示・配置装置150の表示先である共有画面を用いて、その台紙上で、付箋の位置を決定又は変更したり、付箋をまとめたり(第1の付箋と第2の付箋を関連付けること、グループ形成等ともいわれる)、自らも付箋情報の作成等を行って、その会合を進行させる。なお、本実施の形態において、参加者には、ファシリテーターを含む。
端末装置100は、例えば、タッチパネル方式の表示装置及び入力装置を有しており、参加者の指、ペン等を用いた操作を受け付けて、付箋情報の作成等が行われる。また、タッチパネル以外にも、キーボード、マウスを用いた入力、マイクを用いた音声入力、カメラを用いた画像入力等であってもよい。付箋情報は、カード型の情報を管理し得るデータ構造であればよく、その内容は、例えば、テキスト情報、手書き文字、図形等を示すベクトルデータ、音声情報、写真等の静止画像情報、動画情報等、又はこれらの組み合わせであってもよい。
受付モジュール110は、通信モジュール120、付箋表示モジュール130と接続されている。受付モジュール110は、付箋表示モジュール130が端末装置100の表示装置に表示した付箋に対する参加者の操作、参加者が作成した付箋情報に関する情報を通信モジュール120、通信回線を介して表示・配置装置150に渡す。
通信モジュール120は、受付モジュール110、付箋表示モジュール130、表示・配置装置150の通信モジュール160と接続されている。通信モジュール120は、表示・配置装置150との通信を行い、受付モジュール110から渡された情報を表示・配置装置150へ送信する。また、表示・配置装置150から送信された情報を受信し、付箋表示モジュール130又は端末装置100内の担当するモジュールに渡す。例えば、表示・配置装置150から台紙の画面情報(表示制御モジュール190によって表示される内容等)を受信し、端末装置100の表示装置に表示する表示モジュールに渡すようにしてもよい。
付箋表示モジュール130は、受付モジュール110、通信モジュール120と接続されている。付箋表示モジュール130は、受付モジュール110が受け付けた付箋情報等、又は通信モジュール120が受信した表示・配置装置150によって表示されている台紙、付箋等を、端末装置100の表示装置に表示する。
通信モジュール160は、新着付箋情報表示/解除モジュール170、端末装置100の通信モジュール120と接続されている。通信モジュール160は、端末装置100から送信された付箋情報(参加者が端末装置100を用いて作成した付箋情報(識別情報、内容情報を含む))を受信する。また、表示制御モジュール190が作成した台紙の画面情報(表示制御モジュール190によって表示される内容等)等を、端末装置100へ送信するようにしてもよい。なお、付箋情報とは、具体的な例として、図8を用いて後述する付箋情報テーブル800が該当する。
新着付箋情報表示/解除モジュール170は、通信モジュール160、状態検知モジュール180、表示制御モジュール190と接続されている。新着付箋情報表示/解除モジュール170は、通信モジュール160が受信した付箋情報を受け付ける。ここでの付箋情報は、台紙に貼り付ける付箋を示す情報(電子データ)である。
そして、新着付箋情報表示/解除モジュール170は、受け付けられた付箋情報を新着付箋として台紙上に表示するように、表示制御モジュール190に対して指示を行う。なお、本実施の形態は、新着付箋を台紙上の予め定められた領域(新着付箋表示領域)に表示し、そこから移動させるようなものではない。新着付箋表示領域がある場合は、新着付箋表示領域内にある付箋は新着であることを示しているので、付箋自体を新着付箋として表示する必要がない。本実施の形態では、例えば、新着付箋を端末装置100の操作者(若しくはファシリテーター)の操作によって指定された位置に表示する、又は新着付箋を台紙上のランダムな位置に表示する等するものであって、新着付箋がどれであるかが判別しにくいので、付箋自体を新着付箋として表示する。
また、新着付箋情報表示/解除モジュール170は、状態検知モジュール180によって変化が検知された新着付箋の表示を非新着付箋の表示へと変更させるように、表示制御モジュール190に対して指示を行う。もちろんのことながら、新着付箋の状態が変化したと検知されなかった場合は、その新着付箋の表示は変更させない(新着付箋の表示のままとする)。
状態検知モジュール180は、新着付箋情報表示/解除モジュール170と接続されている。状態検知モジュール180は、新着付箋の状態が変化したことを検知する。
例えば、状態検知モジュール180は、新着付箋が新着付箋情報表示/解除モジュール170(又は通信モジュール160)によって受け付けられたときを起点とした経過時間が予め定められた値以上又はより大である場合は、その新着付箋の状態が変化したと検知するようにしてもよい。新着付箋が新着付箋情報表示/解除モジュール170によって受け付けられた日時(年、月、日、秒、秒以下、又はこれらの組み合わせであってもよい)を記録し(後述する付箋情報テーブル800の送信日時欄840)、そこから現在までの時間(経過時間)を測定して判断するものである。
例えば、状態検知モジュール180は、新着付箋が台紙上で移動された場合は、その新着付箋の状態が変化したと検知するようにしてもよい。台紙上での操作者の操作を検知し、その操作が移動であるか否かを判断するものである。
例えば、状態検知モジュール180は、新着付箋が台紙上で拡大され、元の大きさに戻された場合は、その新着付箋の状態が変化したと検知するようにしてもよい。台紙上での操作者の操作を検知し、その操作が拡大した後に、元の大きさに戻す操作であるか否かを判断するものである。ここで「拡大した後に、元の大きさに戻す操作」とは、いわゆる「取り上げ」動作が行われた場合である。「取り上げ」とは、その付箋に注意を向けさせるために行われるものであり、付箋を拡大し、それについて説明、討議等を行わせるようにするものである。そして、その説明、討議等が終了(つまり、「取り上げ」が終了)した後は、その付箋を元の大きさに戻すものである。「台紙上で拡大され」の操作の前に、拡大の対象となる付箋を選択する操作が行われてもよい。
例えば、状態検知モジュール180は、新着付箋が他の付箋とグループを形成した場合は、その新着付箋の状態が変化したと検知するようにしてもよい。台紙上での操作者の操作を検知し、その操作がグループ形成であるか否かを判断するものである。「新着付箋が他の付箋とグループを形成」とは、明示的なグループ化の他に、付箋が予め定められた値以上又はより大の密度(付箋の数が予め定められた単位範囲内に予め定められた数以上又はより大である状態)である領域内又はその領域の周辺に移動された場合を含む。
例えば、状態検知モジュール180は、操作者の操作による新着付箋の移動速度又は新着付箋の選択の圧力を検知し、移動終了時の移動速度がそれまでの移動速度に比較して遅くなった場合、又は移動終了時の圧力がそれまでの圧力に比較して大きくなった場合は、その新着付箋の状態が変化したと検知するようにしてもよい。台紙上での操作者の操作を検知し、その操作が移動であって、移動終了時における移動の速度(単位時間当たりの移動距離)とそれまでの移動速度を測定して、比較するものである。また、状態検知モジュール180は、圧力センサーを具備しており、台紙上での操作者の操作を検知し、その操作が移動であって、移動終了時における操作者の操作の圧力(一般的には、操作者の指が台紙を表示している表示・配置装置150の画面に押しつけている圧力)とそれまでの圧力を測定して、比較するものである。したがって、移動終了時の移動速度がそれまでの移動速度と同じ場合又は速くなった場合は、新着付箋としての表示のままとなる。この移動は、単なる移動、散乱させる程度の意図(最初の位置とは異なる位置であればよい程度の意図)がある移動にすぎない場合が多いからである。一方、移動終了時の移動速度がそれまでの移動速度に比較して遅くなった場合は、その移動先の位置に意図(その位置へ動かすべきであるという意図)を有している場合が多いからである。また、移動終了時の圧力がそれまでの圧力と同じ場合又は小さく(弱く)なった場合は、新着付箋としての表示のままとなる。この移動は、前述のように単なる移動にすぎない場合が多いからである。一方、移動終了時の圧力がそれまでの圧力に比較して大きくなった場合は、前述のようにその移動先の位置に意図を有している場合が多いからである。なお、移動終了時とは、移動が終了したときから過去方向へ予め定められた期間(例えば、0.x秒)であってもよいし、全体の移動時間において予め定められた割合(例えば、x%)の移動が終了したときから過去方向への期間であってもよい。
例えば、状態検知モジュール180は、新着付箋が台紙上で他の付箋と重なっていた状態から移動した場合は、その新着付箋の状態が変化したとは検知しないようにしてもよい。台紙上での操作者の操作を検知し、付箋同士が重なっているか否かを判断し、重なっている新着付箋が移動したか否かを判断するものである。付箋が重なっている場合は、隠れている付箋を見えるようにするための移動である場合が多いからである。この場合は、新着付箋が移動されているにもかかわらず、新着付箋の状態は変化していないとするものである。したがって、移動された新着付箋の表示は、元のまま(新着付箋としての表示のまま)である。「重なっていた場合」には、新着付箋が他の付箋の下にある場合、新着付箋が他の付箋の上にある場合のいずれであってもよい。また、全部の重なりであってもよいし、一部の重なりであってもよい。
例えば、状態検知モジュール180は、新着付箋が台紙上で他の付箋と共に位置関係を保った移動をした場合は、その新着付箋の状態が変化したとは検知しないようにしてもよい。台紙上での操作者の操作を検知し、新着付箋を含む複数の付箋を選択し、それらをそのまま移動させる操作であるか否かを判断するものである。複数の付箋をそのまま移動させる場合は、前述の単なる移動である場合が多いからである。この場合は、新着付箋が移動されているにもかかわらず、新着付箋の状態は変化していないとするものである。したがって、移動された新着付箋の表示は、元のまま(新着付箋としての表示のまま)である。
また、状態検知モジュール180は、前述した条件の組み合わせ(かつ(AND)、又は(OR)、否定(NOT)等による論理演算)を満たす場合に、新着付箋の状態が変化したと検知する、又は新着付箋の状態が変化したとは検知しないようにしてもよい。
付箋情報リスト記憶モジュール174は、例えば、付箋情報テーブル800を記憶している。図8は、付箋情報テーブル800のデータ構造例を示す説明図である。付箋情報テーブル800は、表示付箋情報欄810、位置欄820、サイズ欄830、送信日時欄840、関連付けられた最終日時欄850、表示付箋情報に対する操作欄860、操作された最終日時欄870、新着判断結果欄880を有している。表示付箋情報欄810は、付箋情報を記憶している。例えば、付箋情報として、文字データであるテキスト、写真等の画像データがある。位置欄820は、その付箋が表示される位置を記憶している。サイズ欄830は、その付箋の表示サイズを記憶している。例えば、表示する付箋が矩形である場合は、縦と横のサイズを記憶している。送信日時欄840は、その付箋が送信(又は受信)された日時を記憶している。関連付けられた最終日時欄850は、グループに関連付けされた最終日時を記憶している。表示付箋情報に対する操作欄860は、表示付箋に対する操作(例えば、移動、前述の「取り上げ」、削除等)を記憶している。操作された最終日時欄870は、その操作が行われた最終日時を記憶している。新着判断結果欄880は、その付箋は新着付箋であるか否かの判断結果を記憶している。
端末装置100の受付モジュール110が、参加者の操作に応じて付箋情報テーブル800を作成し、作成された付箋情報テーブル800は表示・配置装置150に送信されて、通信モジュール160によって付箋情報リスト記憶モジュール174に記憶される。そして、通信モジュール160、新着付箋情報表示/解除モジュール170、状態検知モジュール180、表示制御モジュール190から書き込み、読み込みが行われる。
表示制御モジュール190は、新着付箋情報表示/解除モジュール170と接続されている。表示制御モジュール190は、共有画面に、台紙(背景としての白紙、座標系を示すためのxy軸、SWOT分析で用いられるチャート、その他の模様等)とその台紙に貼り付けられた付箋情報を表示し、新着付箋情報表示/解除モジュール170による指示に従って、付箋を表示する。例えば、付箋情報を新着付箋として台紙上に表示し、又は、新着付箋の表示を非新着付箋の表示へと変更させる。新着付箋としての表示とは、台紙上に今までにはない付箋が登場したことを示すための表示であって、非新着付箋とは異なる形態(形状、模様、色彩若しくはこれらの結合又はこれらが動的に変化することを含む)であればよい。例えば、付箋の形状を楕円にする、付箋の周囲を太い点線で囲む、付箋の色を赤色にする、付箋をフラッシュ(アニメーションを含む)させる等がある。非新着付箋としての表示とは、既に新着付箋ではないことを示す表示であって、一般的な表示である。例えば、付箋の形状は矩形、付箋の周囲は実線等がある。なお、新着付箋の表示、非新着付箋の表示は、互いに区別が付けば、複数種類あってもよい。
図2は、本実施の形態を実現するにあたってのシステム構成例を示す説明図である。端末装置100a、端末装置100b、端末装置100c、端末装置100d、端末装置100z等、表示・配置装置150は、通信回線299を介してそれぞれ接続されている。必ずしも、全ての装置が1つの部屋(会議室等)にある必要はないが、一般的には、参加者が用いる端末装置100a等とファシリテーターが用いる表示・配置装置150は、同じ部屋にある。通信回線299は、有線回線であってもよいし、無線回線であってもよい。また、一般的には、各参加者は1台の端末装置100を所持しており、表示・配置装置150は、主にファシリテーターによって操作される。
図3は、本実施の形態が使用される会議室等の例を示す説明図である。
図3(a)の例に示すように、会議室等内に、参加者311、312、ファシリテーター321が集まっている。参加者311は端末装置100aを利用し、参加者312は端末装置100bを利用する。一般的に、端末装置(端末装置100a等)は参加者一人に1個付与されており、図3(b)の例に示す端末装置100のように、ノート程度の大きさ(例えば、A4、B5、7〜10インチ等)であり、タブレット型の端末であり、指又はペン等を用いて操作されるものである。参加者によって、テキストデータ、手書きの文字、図形等が記載された付箋情報が作成される。なお、端末装置は、タブレット型の端末に限られず、キーボード、マウス等を備えたPC等であってもよい。
表示・配置装置150aは、プロジェクターであって、台紙を表示する。大型の画面(例えば、80インチ等の大きさ)を備えたものであってもよい。また、表示・配置装置150bは、電子白板であって、ファシリテーター321の指又はペン等の動きを検知して、付箋を台紙に貼り付けること、付箋の移動、前述の「取り上げ」、付箋の関連付け(グループ化)を行うこと等の操作を受け付けるものである。例えば、表示・配置装置150bにペンが備えられており、そのペンが予め定められたペン置きから離れたこと(ファシリテーター321が操作するためにペンを持ち上げたこと)、そしてペンの先端の位置(ペン先端が表示・配置装置150bに触れたこと等)を検知することによって、台紙、付箋に対する操作を受け付ける。例えば、ペン置きにセンサー(ペンの重力でスイッチがオンオフとなるセンサー等)を設け、複数のペン(黒色のペン、赤色のペン、青色のペン等)のうち、どのペンが用いられているかを検知すればよい。また、表示・配置装置150bの表示画面全体がタッチセンサーであり、表示画面に触れられた位置、圧力を検知すればよい。
図4は、本実施の形態による共有画面400の表示例を示す説明図である。共有画面400は、図3(a)の例に示されている表示・配置装置150bに表示されているものである。
共有画面400は、台紙領域410を有している。台紙領域410内には、一般的な付箋(図4内では、小さい長方形)の他に、それらの付箋を関連付けたグループ領域A420、グループ領域C440、グループ領域D450、グループ領域E460、グループ領域F470が表示されている。そして、参加者であるファシリテーター321の操作に応じて、付箋を台紙領域410内で移動させる(例えば、他のグループに移動等)。
なお、グループの形成方法として、ファシリテーターによってグループ領域A420の枠を書き込むような明示的な操作を検知し、その枠内にある付箋を同じグループとするようにしてもよい。また、付箋を移動させることによって発生した、付箋の存在が予め定められた値以上又はより大の密度となる領域を検知して、その領域にある付箋を同じグループとするようにしてもよい。
図5は、本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。
ステップS502では、受付モジュール110が、参加者の操作によって作成された付箋情報を受け付ける。
ステップS504では、通信モジュール120が、付箋情報を表示・配置装置150へ送信する。
ステップS506では、通信モジュール160が、受付モジュール110から送信された付箋情報を受信する。
ステップS508では、新着付箋情報表示/解除モジュール170が、付箋情報を属性(作成者を示す作成者ID(IDentification)、作成日時等)と共に付箋情報リスト記憶モジュール174に記憶させる。
図6は、本実施の形態による処理例(新着付箋表示処理例)を示すフローチャートである。
ステップS602では、新着付箋情報表示/解除モジュール170が、新着付箋情報であるか否かを判断し、新着付箋情報である場合はステップS604へ進み、それ以外の場合は処理を終了する(ステップS699)。例えば、付箋情報リスト記憶モジュール174内の付箋情報テーブル800に新規に追加された付箋情報であるか否かを判断すればよい。
ステップS604では、表示制御モジュール190が、新着付箋情報表示/解除モジュール170の指示にしたがって、その付箋を新着付箋として表示する。
図7は、本実施の形態による処理例(新着付箋表示解除処理例)を示すフローチャートである。
ステップS702では、新着付箋情報表示/解除モジュール170が、状態検知モジュール180によって新着付箋の状態が変化したことを検知したか否かを判断し、検知した場合はステップS704へ進み、それ以外の場合は処理を終了する(ステップS799)。
ステップS704では、表示制御モジュール190が、新着付箋情報表示/解除モジュール170の指示にしたがって、その付箋について新着付箋としての表示を解除する。
図9は、本実施の形態による処理例(付箋の移動処理例)を示す説明図である。共有画面900には、台紙910が表示される。そして、台紙910には、付箋(非新着)920、付箋(非新着)922、付箋(非新着)924、付箋(非新着)926、付箋(新着)928、付箋(新着)930、付箋(新着)932、付箋(新着)934aが表示されている。付箋(新着)928等は、新着付箋としての表示として、太線の点線で囲まれた表示が行われている。ここで、ファシリテーターの移動操作990によって、付箋(新着)934aを付箋(非新着)934bの位置へ移動する。状態検知モジュール180は、付箋(新着)934aが台紙910上で移動されたことを検知し、これを付箋(新着)934aの状態が変化したこととする。新着付箋情報表示/解除モジュール170は、付箋(新着)934aを付箋(非新着)934bとして、新着付箋の表示を非新着付箋の表示(太線の点線では囲まれていない表示)へと変更させる。なお、単なる移動ではなく、予め定められた距離以上又はより大である場合に、付箋の状態が変化したと検知してもよい。
図10は、本実施の形態による処理例(付箋の取り上げ処理例)を示す説明図である。図9の例に示す付箋(新着)934aの状態から、ファシリテーターの取り上げ操作によって、付箋(新着)934aを選択し、付箋(新着)934aを拡大する。図10(a)の例に示すように、付箋(新着)934aを拡大した結果が付箋(新着)1034aである。そして、付箋の取り上げが終わったら、拡大した状態から元の大きさに戻すとともに、図10(b)の例に示す付箋(非新着)1034bのように、新着付箋の表示を非新着付箋の表示(太線の点線では囲まれていない表示)へと変更させる。
図11は、本実施の形態による処理例(グループ化処理例A)を示す説明図である。ファシリテーターの移動操作1190によって、付箋(新着)1134aを付箋(非新着)1134bの位置へ移動する。状態検知モジュール180は、付箋(新着)1134aが台紙910上で移動されたことを検知し、移動先が付箋(非新着)1150、付箋(非新着)1152の近傍であることを検知する。移動先では、付箋(非新着)1150、付箋(非新着)1152が近傍にあり、その領域には3つの付箋(付箋(非新着)1134b、付箋(非新着)1150、付箋(非新着)1152)が存在することになり、予め定められた値以上又はより大の密度となることから、この移動はグループの形成であると判断して、付箋(新着)1134aの状態が変化したと検知する。移動先では、付箋(非新着)1134bを非新着付箋の表示とする。
図12は、本実施の形態による処理例(グループ化処理例B)を示す説明図である。この例では、既に付箋(非新着)1252、付箋(非新着)1254をメンバーとするグループがある。ファシリテーターのグループ化操作1290によって、付箋(新着)1234aをグループ領域内の付箋(非新着)1234bの位置へ移動する。状態検知モジュール180は、付箋(新着)1234aが台紙910上で移動されたことを検知し、移動先がグループ領域内であることを検知する。したがって、付箋(非新着)1234bが他の付箋(付箋(非新着)1252、付箋(非新着)1254)とグループを形成したので、付箋(新着)1234aの状態が変化したと検知する。移動先では、付箋(非新着)1234bを非新着付箋の表示とする。
図13は、本実施の形態による処理例(複数付箋の移動処理例)を示す説明図である。ファシリテーターの平行移動操作1390によって、付箋(新着)1328a、付箋(新着)1330a、付箋(新着)1332a、付箋(新着)1334aの複数の付箋を選択して、それぞれ付箋(新着)1328b、付箋(新着)1330b、付箋(新着)1332b、付箋(新着)1334bの位置へ移動する。状態検知モジュール180は、付箋(新着)1328aが台紙910上で移動されたことを検知するが、他の付箋(付箋(新着)1330a等)と共に位置関係を保った移動をしているので、新着付箋の状態が変化したとは検知しない。複数付箋の位置関係を保った移動処理としては、その複数付箋を選択した後に、最後に選択した付箋を移動させる操作を検知し、他の付箋も最後に選択した付箋との位置関係を保ったままで平行移動させる。
また、付箋同士が重なっている場合は、重なっていることによって付箋の内容が隠れている箇所を表示するために、ファシリテーターの操作によって付箋の移動が行われることがある。その重なっていた付箋を移動させた場合、その移動させた付箋が新着付箋であったとしても、新着付箋の状態が変化したとは検知しない。
図14は、本実施の形態による処理例(付箋の移動処理例)を示す説明図である。ファシリテーターの移動操作1490によって、付箋(新着)1434aを選択して、付箋(非新着)1434bの位置へ移動する。この場合、移動操作1490における移動終了時の移動速度がそれまでの移動速度に比較して遅くなった場合は、付箋(新着)1434aの状態が変化したと検知する。また、移動操作1490における移動終了時の圧力がそれまでの圧力に比較して大きくなった場合は、付箋(新着)1434aの状態が変化したと検知する。移動先では、付箋(非新着)1434bを非新着付箋の表示とする。また、移動操作1490における移動終了時の移動速度がそれまでの移動速度に比較して同じ又は速い場合は、付箋(新着)1434aの状態が変化したとは検知しない。移動操作1490における移動終了時の圧力がそれまでの圧力に比較して同じ又は小さくなった場合は、付箋(新着)1434aの状態が変化したとは検知しない。
なお、本実施の形態としてのプログラムが実行されるコンピュータのハードウェア構成は、図15に例示するように、一般的なコンピュータであり、具体的にはパーソナルコンピュータ、サーバーとなり得るコンピュータ等である。つまり、具体例として、処理部(演算部)としてCPU1501を用い、記憶装置としてRAM1502、ROM1503、HD1504を用いている。HD1504として、例えばハードディスクを用いてもよい。受付モジュール110、通信モジュール120、付箋表示モジュール130、通信モジュール160、新着付箋情報表示/解除モジュール170、状態検知モジュール180、表示制御モジュール190等のプログラムを実行するCPU1501と、そのプログラムやデータを記憶するRAM1502と、本コンピュータを起動するためのプログラム等が格納されているROM1503と、補助記憶装置(フラッシュメモリ等であってもよい)であるHD1504と、キーボード、マウス、タッチパネル等に対する利用者の操作に基づいてデータを受け付ける受付装置1506と、CRT、液晶ディスプレイ等の出力装置1505と、ネットワークインタフェースカード等の通信ネットワークと接続するための通信回線インタフェース1507、そして、それらをつないでデータのやりとりをするためのバス1508により構成されている。これらのコンピュータが複数台互いにネットワークによって接続されていてもよい。
前述の実施の形態のうち、コンピュータ・プログラムによるものについては、本ハードウェア構成のシステムにソフトウェアであるコンピュータ・プログラムを読み込ませ、ソフトウェアとハードウェア資源とが協働して、前述の実施の形態が実現される。
なお、図15に示すハードウェア構成は、1つの構成例を示すものであり、本実施の形態は、図15に示す構成に限らず、本実施の形態において説明したモジュールを実行可能な構成であればよい。例えば、一部のモジュールを専用のハードウェア(例えばASIC等)で構成してもよく、一部のモジュールは外部のシステム内にあり通信回線で接続しているような形態でもよく、さらに図15に示すシステムが複数互いに通信回線によって接続されていて互いに協調動作するようにしてもよい。また、特に、パーソナルコンピュータの他、情報家電、複写機、ファックス、スキャナ、プリンタ、複合機(スキャナ、プリンタ、複写機、ファックス等のいずれか2つ以上の機能を有している画像処理装置)などに組み込まれていてもよい。
前述の実施の形態においては、新着付箋を移動等させる操作を行った者はいずれの者であってもよい例を示したが、その新着付箋を作成した者と同じ者が移動等の操作を行った場合は、その新着付箋の状態が変化したとは検知しないこととしてもよい。例えば、新着付箋を送信した端末装置100と同じ端末装置100から、その新着付箋を移動させる操作が送信されてきた場合は、新着付箋の表示のままとする。また、新着付箋の属性として作成者IDがあり、移動操作を行った操作者IDを取得し、両者が異なった場合は、その新着付箋の状態が変化したと検知し、その新着付箋の表示を非新着付箋の表示へと変更させるが、一致した場合は、その新着付箋の状態が変化したとは検知しないで、新着付箋の表示のままとする。移動操作を行った操作者IDの取得処理として、例えば、タッチパネル上に氏名を表示し、その氏名の領域がタッチされたならば、その後の操作を行う者は、その氏名(参加者ID)の者と判断してもよいし、各参加者が参加者IDを記憶している近距離通信可能なICカードを所持しており、表示・配置装置150はそのICカードの読取装置を具備しており、表示・配置装置150に最も近い位置にいる参加者(例えば、読取信号が最も強い参加者IDの参加者)が操作を行っている者として判断してもよい。
また、新着付箋の表示を解除するための条件のうち、移動操作又はグループの形成操作が行われた後に、その操作と逆の操作が行われた場合は、非新着付箋の表示へと変更された付箋を、再度新着付箋の表示へと変更してもよい。
また、状態検知モジュール180は、前述の検知手法のうち2つ以上を組み合わせてもよい。例えば、付箋を作成した端末装置100の操作者が付箋位置を指定できる表示・配置装置150の場合は、最初から置きたい場所に追加されることがある。そのようなケースの場合は、常に経過時間での新着解除は有効にしておき、他の検知手法を組み合わせてもよい。つまり、付箋が受け付けられたときを起点とした経過時間が予め定められた値以上又はより大である場合、又は他の検知方法(付箋が台紙上で移動したことを検知)で、新着付箋の状態が変化したと検知された場合は、その新着付箋の表示を非新着付箋の表示へと変更させてもよい。
また、新着付箋の表示を非新着付箋の表示へと変更した後に、状態検知モジュール180が、付箋の内容の変更を検知した場合、その付箋をグループから外した場合(特に、グループの形成があったことによって新着付箋の表示から非新着付箋の表示にした場合の付箋にあって、そのグループから外した場合)、又はその付箋を他の付箋と重ねた場合は、その付箋の状態が新着の状態へと変化したと検知する。そして、新着付箋情報表示/解除モジュール170は、状態検知モジュール180が付箋の状態が新着の状態へと変化したと検知した場合は、その付箋の非新着付箋の表示を新着付箋の表示に戻すようにしてもよい。なお、状態検知モジュール180は、付箋内容の変更を検知した場合以外の場合は、次の制約を設けてもよい。1回目の新着付箋としての表示が行われてから、予め定められた期間以内に、その付箋をグループから外した場合、又はその付箋を他の付箋と重ねた場合は、その付箋の状態が新着の状態へと変化したと検知するようにしてもよい。その期間以降は、その付箋をグループから外す等があったとしても、その付箋の状態が新着の状態へと変化したとは検知しない。
なお、説明したプログラムについては、記録媒体に格納して提供してもよく、また、そのプログラムを通信手段によって提供してもよい。その場合、例えば、前記説明したプログラムについて、「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」の発明として捉えてもよい。
「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、プログラムのインストール、実行、プログラムの流通などのために用いられる、プログラムが記録されたコンピュータで読み取り可能な記録媒体をいう。
なお、記録媒体としては、例えば、デジタル・バーサタイル・ディスク(DVD)であって、DVDフォーラムで策定された規格である「DVD−R、DVD−RW、DVD−RAM等」、DVD+RWで策定された規格である「DVD+R、DVD+RW等」、コンパクトディスク(CD)であって、読出し専用メモリ(CD−ROM)、CDレコーダブル(CD−R)、CDリライタブル(CD−RW)等、ブルーレイ・ディスク(Blu−ray(登録商標) Disc)、光磁気ディスク(MO)、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープ、ハードディスク、読出し専用メモリ(ROM)、電気的消去及び書換可能な読出し専用メモリ(EEPROM(登録商標))、フラッシュ・メモリ、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、SD(Secure Digital)メモリーカード等が含まれる。
そして、前記のプログラム又はその一部は、前記記録媒体に記録して保存や流通等させてもよい。また、通信によって、例えば、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)、メトロポリタン・エリア・ネットワーク(MAN)、ワイド・エリア・ネットワーク(WAN)、インターネット、イントラネット、エクストラネット等に用いられる有線ネットワーク、あるいは無線通信ネットワーク、さらにこれらの組み合わせ等の伝送媒体を用いて伝送させてもよく、また、搬送波に乗せて搬送させてもよい。
さらに、前記のプログラムは、他のプログラムの一部分であってもよく、あるいは別個のプログラムと共に記録媒体に記録されていてもよい。また、複数の記録媒体に分割して
記録されていてもよい。また、圧縮や暗号化など、復元可能であればどのような態様で記録されていてもよい。
100…端末装置
110…受付モジュール
120…通信モジュール
130…付箋表示モジュール
150…表示・配置装置
160…通信モジュール
170…新着付箋情報表示/解除モジュール
174…付箋情報リスト記憶モジュール
180…状態検知モジュール
190…表示制御モジュール

Claims (14)

  1. 台紙に貼り付ける付箋を示す付箋情報を受け付ける受付手段と、
    前記受付手段によって受け付けられた付箋情報を新着付箋として台紙上に表示する表示手段と、
    前記新着付箋の状態が変化したことを検知する検知手段と、
    前記検知手段によって変化が検知された新着付箋の表示を非新着付箋の表示へと変更させる変更手段
    を具備し、
    前記検知手段は、前記新着付箋が前記台紙上で移動された場合は、該新着付箋の状態が変化したと検知する
    ことを特徴とする情報処理装置。
  2. 台紙に貼り付ける付箋を示す付箋情報を受け付ける受付手段と、
    前記受付手段によって受け付けられた付箋情報を新着付箋として台紙上に表示する表示手段と、
    前記新着付箋の状態が変化したことを検知する検知手段と、
    前記検知手段によって変化が検知された新着付箋の表示を非新着付箋の表示へと変更させる変更手段
    を具備し、
    前記検知手段は、前記新着付箋が前記台紙上で拡大され、元の大きさに戻された場合は、該新着付箋の状態が変化したと検知する
    ことを特徴とする情報処理装置。
  3. 台紙に貼り付ける付箋を示す付箋情報を受け付ける受付手段と、
    前記受付手段によって受け付けられた付箋情報を新着付箋として台紙上に表示する表示手段と、
    前記新着付箋の状態が変化したことを検知する検知手段と、
    前記検知手段によって変化が検知された新着付箋の表示を非新着付箋の表示へと変更させる変更手段
    を具備し、
    前記検知手段は、前記新着付箋が他の付箋とグループを形成した場合は、該新着付箋の状態が変化したと検知する
    ことを特徴とする情報処理装置。
  4. 台紙に貼り付ける付箋を示す付箋情報を受け付ける受付手段と、
    前記受付手段によって受け付けられた付箋情報を新着付箋として台紙上に表示する表示手段と、
    前記新着付箋の状態が変化したことを検知する検知手段と、
    前記検知手段によって変化が検知された新着付箋の表示を非新着付箋の表示へと変更させる変更手段
    を具備し、
    前記検知手段は、操作者の操作による新着付箋の移動速度又は新着付箋の選択の圧力を検知し、移動終了時の移動速度がそれまでの移動速度に比較して遅くなった場合、又は移動終了時の圧力がそれまでの圧力に比較して大きくなった場合は、該新着付箋の状態が変化したと検知する
    ことを特徴とする情報処理装置。
  5. 前記検知手段は、さらに、前記新着付箋が前記受付手段によって受け付けられたときを起点とした経過時間が予め定められた値以上又はより大である場合は、該新着付箋の状態が変化したと検知する
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. 台紙に貼り付ける付箋を示す付箋情報を受け付ける受付手段と、
    前記受付手段によって受け付けられた付箋情報を新着付箋として台紙上に表示する表示手段と、
    前記新着付箋の状態が変化したことを検知する検知手段と、
    前記検知手段によって変化が検知された新着付箋の表示を非新着付箋の表示へと変更させる変更手段
    を具備し、
    前記検知手段として、
    (1)前記新着付箋が前記受付手段によって受け付けられたときを起点とした経過時間が予め定められた値以上又はより大である場合は、該新着付箋の状態が変化したと検知すること、
    (2)前記新着付箋が前記台紙上で移動された場合は、該新着付箋の状態が変化したと検知すること、
    (3)前記新着付箋が前記台紙上で拡大され、元の大きさに戻された場合は、該新着付箋の状態が変化したと検知すること、
    (4)前記新着付箋が他の付箋とグループを形成した場合は、該新着付箋の状態が変化したと検知すること、
    (5)操作者の操作による新着付箋の移動速度又は新着付箋の選択の圧力を検知し、移動終了時の移動速度がそれまでの移動速度に比較して遅くなった場合、又は移動終了時の圧力がそれまでの圧力に比較して大きくなった場合は、該新着付箋の状態が変化したと検知すること、
    のうち2つ以上を組み合わせた
    ことを特徴とする情報処理装置。
  7. 前記検知手段は、前記新着付箋が前記台紙上で他の付箋と重なっていた状態から移動した場合は、該新着付箋の状態が変化したとは検知しない
    ことを特徴とする請求項記載の情報処理装置。
  8. 前記検知手段は、前記新着付箋が前記台紙上で他の付箋と共に位置関係を保った移動をした場合は、該新着付箋の状態が変化したとは検知しない
    ことを特徴とする請求項記載の情報処理装置。
  9. 前記検知手段が、新着付箋の表示を非新着付箋の表示へと変更した後に、前記付箋の内容の変更を検知した場合、該付箋を前記グループから外した場合、又は該付箋を他の付箋と重ねた場合は、該付箋の状態が新着の状態へと変化したと検知し、
    前記変更手段は、前記検知手段が前記付箋の状態が新着の状態へと変化したと検知した場合は、前記付箋の非新着付箋の表示を新着付箋の表示に戻す
    ことを特徴とする請求項に記載の情報処理装置。
  10. コンピュータを、
    台紙に貼り付ける付箋を示す付箋情報を受け付ける受付手段と、
    前記受付手段によって受け付けられた付箋情報を新着付箋として台紙上に表示する表示手段と、
    前記新着付箋の状態が変化したことを検知する検知手段と、
    前記検知手段によって変化が検知された新着付箋の表示を非新着付箋の表示へと変更させる変更手段
    として機能させ
    前記検知手段は、前記新着付箋が前記台紙上で移動された場合は、該新着付箋の状態が変化したと検知する
    ことを特徴とする情報処理プログラム。
  11. コンピュータを、
    台紙に貼り付ける付箋を示す付箋情報を受け付ける受付手段と、
    前記受付手段によって受け付けられた付箋情報を新着付箋として台紙上に表示する表示手段と、
    前記新着付箋の状態が変化したことを検知する検知手段と、
    前記検知手段によって変化が検知された新着付箋の表示を非新着付箋の表示へと変更させる変更手段
    として機能させ
    前記検知手段は、前記新着付箋が前記台紙上で拡大され、元の大きさに戻された場合は、該新着付箋の状態が変化したと検知する
    ことを特徴とする情報処理プログラム。
  12. コンピュータを、
    台紙に貼り付ける付箋を示す付箋情報を受け付ける受付手段と、
    前記受付手段によって受け付けられた付箋情報を新着付箋として台紙上に表示する表示手段と、
    前記新着付箋の状態が変化したことを検知する検知手段と、
    前記検知手段によって変化が検知された新着付箋の表示を非新着付箋の表示へと変更させる変更手段
    として機能させ
    前記検知手段は、前記新着付箋が他の付箋とグループを形成した場合は、該新着付箋の状態が変化したと検知する
    ことを特徴とする情報処理プログラム。
  13. コンピュータを、
    台紙に貼り付ける付箋を示す付箋情報を受け付ける受付手段と、
    前記受付手段によって受け付けられた付箋情報を新着付箋として台紙上に表示する表示手段と、
    前記新着付箋の状態が変化したことを検知する検知手段と、
    前記検知手段によって変化が検知された新着付箋の表示を非新着付箋の表示へと変更させる変更手段
    として機能させ
    前記検知手段は、操作者の操作による新着付箋の移動速度又は新着付箋の選択の圧力を検知し、移動終了時の移動速度がそれまでの移動速度に比較して遅くなった場合、又は移動終了時の圧力がそれまでの圧力に比較して大きくなった場合は、該新着付箋の状態が変化したと検知する
    ことを特徴とする情報処理プログラム。
  14. コンピュータを、
    台紙に貼り付ける付箋を示す付箋情報を受け付ける受付手段と、
    前記受付手段によって受け付けられた付箋情報を新着付箋として台紙上に表示する表示手段と、
    前記新着付箋の状態が変化したことを検知する検知手段と、
    前記検知手段によって変化が検知された新着付箋の表示を非新着付箋の表示へと変更させる変更手段
    として機能させ
    前記検知手段として、
    (1)前記新着付箋が前記受付手段によって受け付けられたときを起点とした経過時間が予め定められた値以上又はより大である場合は、該新着付箋の状態が変化したと検知すること、
    (2)前記新着付箋が前記台紙上で移動された場合は、該新着付箋の状態が変化したと検知すること、
    (3)前記新着付箋が前記台紙上で拡大され、元の大きさに戻された場合は、該新着付箋の状態が変化したと検知すること、
    (4)前記新着付箋が他の付箋とグループを形成した場合は、該新着付箋の状態が変化したと検知すること、
    (5)操作者の操作による新着付箋の移動速度又は新着付箋の選択の圧力を検知し、移動終了時の移動速度がそれまでの移動速度に比較して遅くなった場合、又は移動終了時の圧力がそれまでの圧力に比較して大きくなった場合は、該新着付箋の状態が変化したと検知すること、
    のうち2つ以上を組み合わせた
    ことを特徴とする情報処理プログラム。
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