JPH03157029A - データ処理装置 - Google Patents

データ処理装置

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JPH03157029A
JPH03157029A JP1294983A JP29498389A JPH03157029A JP H03157029 A JPH03157029 A JP H03157029A JP 1294983 A JP1294983 A JP 1294983A JP 29498389 A JP29498389 A JP 29498389A JP H03157029 A JPH03157029 A JP H03157029A
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Kenjiro Mori
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、対話システムや会議システム、ワープロ通信
のように、通信ネットワークで結ばれた複数の計算機を
用いて、各参加者がデータを入力し、処理し、処理結果
を出力するデータ処理装置に係り、特に、各参加者によ
り非同期で入力された入力データを各参加者間で矛盾が
生じないように処理するデータ処理装置に関する。
〔従来の技術〕
一般に、通信回線で結ばれた複数の計算機装置の間で、
各々の計算機に所属する参加者がデータを入力し処理し
出力することによって行なう会議システムでは、参加者
の1人によって入力されたデータに従って処理が行なわ
れるとき、その処理結果の出力表示が全参加者(全計算
機装置)のところで一致していなければならない。しか
し、はとんど同時に複数のく例えば2人の)参加者によ
りデータが入力されると、その発生したデータが各参加
者に伝達される順序が参加者によって異なって来るため
、各参加者のところの処理が正しく行なわれなかったり
、各参加者の間で処理結果の出力表示に不一致すなわち
矛盾が生じたりする。
従来、この問題を解決する方法として、例えば、特開昭
63−1139号公報、特開昭63−37732号公報
および、特開昭63−37733号公報に記載されてい
るように、会議において、複数の参加者(加入者端末)
のうちの1人を明示的に議長役に選定し、この議長役の
参加者もしくは議長が許可した参加者のみが操作(デー
タの入力、処理、および出力)を行なうことができるよ
うにする方法や、例えば、特開昭64−54837号公
報に記載されているように、2台の端末の間で交互にコ
マンド送信権をやりとりし、このコマンド送信権(操作
権)を有している側の端末がデータの操作(入力、処理
、送信)を行ない得るようにする方法が知られている。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記の議長役を定めてその許可により操作を行なう従来
技術では、各参加者間での矛盾の発生は防止できるけれ
ども、参加者が任意に自由に操作することが妨げられ、
また、いちいち議長の許可を得なければならないため、
効率的な会議ができないという問題があった。また、上
記の2つの端末が交互に送信権をやりとりする従来技術
では、参加者が2人(2台の端末)の場合に限られ、3
Å以上が会議に参加してその中の適当な人に操作権を渡
すような場合が考慮されておらず、しかも、データ入力
を行なう都度、常にコマンド送信権を交換しなければな
らないという問題があった。
従って、本発明の目的は、上記従来技術の問題点を解決
し、この種の非同期でデータの入力を行なう会議システ
ム等のデータ処理システムにおいて、参加者の間で矛盾
が発生しないようにすると共に、参加者の自由な操作性
を失なうことなく、効率的な会議を行なうことができ、
また、3Å以上の多数の参加者の場合にも各参加者が任
意に操作を行なっても効率的な会議ができるようにした
データ処理装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、本発明のデータ処理装置は、
その基本構想として「有効化種」という考えを取り入れ
る。ここで、入力データが有効であるとは、目的プログ
ラム(基底プログラム/補助プログラム)に伝えられる
資格のある入力データをいい、入力データを有効にする
資格を有効化種と呼ぶ。従来の「操作権」は、予め参加
者(端末)の1人に与えたもので、これがないとデータ
の入力、処理、送信ができない。これに対し、「有効化
種」は、これがなくても入力できるし、また、予め与え
るものではなく、データの到達順序が各参加者のところ
で同−順になるように各入力データについて最も適当な
人に有効化種を与えるものである。
以下に、具体的な手段について記述する。
(1)  データを非同期に発生する入力装置群と、通
信回線で接続され入力データに従って所定の処理を行な
う処理装置群と、処理結果を出力する出力装置群とから
なるデータ処理システムにおいて、発生した入力データ
を全処理装置に伝達する手段と、非有効状態にある入力
データをシステム内に蓄積する手段と(システム内で次
々の端末に順送りする手段)と、非有効状態にある入力
データを有効状態に設定する手段と、有効状態に設定さ
れた入力データを同一の順序で各処理装置に到達させる
手段と、各処理装置において、有効状態にある入力デー
タについてのみ所定の処理を実行する手段とを備えたこ
とを特徴とする9 (2)  処理装置の1つが入力データを有効状態に設
定する資格(有効化種)を有するように構成したことを
特徴とする。
(3)  入力データを有効状態に設定する資格を有す
る処理装置が互いに遷移するように構成したことを特徴
とする(第26図〜第28図)(4)  入力データは
、ある処理装置から次の処理装置へ渡されることにより
、全処理装置に伝達されるように構成される。
(5)  処理装置間を環状の論理通信路で接続する構
成とする。この場合、入力データは環状論理通信路を一
方向に伝達され、処理装置の1つに有効化種が与えられ
、各処理装置が生成する入力データは、直ちに論理通信
路に沿って会議の場に送り出された後、有効化種の所持
者のところで有効になる。
(6)  各処理装置で行なわれる処理が複数の処理か
ら構成される場合(例えば、目的プログラムが、文書編
集、表計算、黒板・・・のように複数個ある場合)、有
効化種を各処理毎に別々の処理装置(端末)に与えるよ
うに構成する。
(7)  入力装置が複数の論理入力装置(ウィンドウ
)から構成され場合、有効化種を、各論理入力装置毎に
別々の処理装置(端末)に与えるようにする。
(8)  人力データを有効状態に設定する資格を有す
る処理装置(有効化実行者すなわち、有効化実行者)と
特定の関係にある入力装置からの入力データの発生のみ
を許容し、他の処理装置(有効化種不所持を宣言された
処理装置)で発生した入力データを放棄するように構成
する(第31図、330Y)。
(9)  入力データを有効状態に設定する資格を持ち
得る処理装置を、処理装置群の中で限定するように構成
する(第30図)。
(10)入力データを有効状態に設定する資格を持つ処
理装置の遷移を、自処理装置以外の処理装置と特定の関
係にある入力装置で発生した非有効状態にある入力デー
タを有効状態に設定した回数に応じて決定し、該回数が
一定値(最大値)達したとき他の処理装置に有効化種を
遷移するように構成する。
(11)処理装置における処理モードを判定して、特定
の処理モード(例えばPoモード)において発生した入
力データを無条件に有効状態に設定するように構成する
(12)本データ処理装置は、非同期でデータ入力の行
なわれる遠隔地間の対話システムや会議システムに適用
される。
〔作用〕
上記構成に基づく作用を説明する。
各参加者から任意に自由に入力されたデータは、原則と
して最初は非有効状態にあり、ある参加者端末(処理装
置)から次の参加者端末へと通信回線を通じて次々に一
定の順序で移って行く。そして、入力データが有効化種
を持っている参加者端末のところに来ると、いずれの参
加者からの入力データも有効化される。有効化された(
有効状態とされた)入力データが上記一定の順序で次々
の端末に伝えられると、そこ・で該入力データについて
所定の処理が実行される。この有効状態にある入力デー
タの伝達は、会議に参加しているすべての処理装置に伝
わるまで続けられる。このように、いずれの端末(処理
装置)でも、有効状態の入力データは、同一の順序で受
けとられ、その処理が行なわれるので、端末間に矛盾が
生じることはない。
〔実施例〕
以下に、図面を参照して本発明の1実施例である会議シ
ステムについて説明する。
第1図は、本発明に係る会議装置(ワークステーション
と電話機)の外観図である。本装置は、キーボードやマ
ウスなどから構成される装置1  (1−A〜IC)、
CPUやメモリを格納した計算機本体である処理装置2
 (2−A〜2−C)、処理結果を表示するデイスプレ
ィである出力装置3 (3−A〜3−C)(これら3個
の構成部分1〜3をまとめてワークステーションと呼ぶ
)、処理装置2間のデータ通信を支援する通信ネットワ
ーク4、会議参加者間の音声通話を支援する電話機5 
(5−A〜5−C)から構成される。入力装置1として
、上記以外に、ジョイスティックやタブレットなどが採
用されても良い。マウスやジョイスティックなどのポイ
ンティングデバイスは、デイスプレィ上の位置を指示し
たり、そこに表示された幾つかの選択肢を含むメニュー
の中から選択対象を特定するための手段である。出力装
置3として、マルチメディア情報を扱うためにスピーカ
などが加えられることもある。通信ネットワーク4とし
て、音声とデータを統合的に扱えるIsDN (Int
egrated Services Digital 
Network )を利用すれば、電話機5を処理装置
2から総合的に取り扱えるなどの他、設備や料金の面で
も様々の利点がある。処理装置2間のデータ通信を行う
データ通信ネットワークと電話用の音声ネットワークを
別個に採用して本システムを構成することもできる。こ
の場合にも、RS−232Gインタフエース(米国電子
工業会の規格の1つ)などを用いて、ある程度電話機5
を処理装置2から操作することも可能である。
本発明による会議システムでは、このような計算機シス
テムが複数個用いられ、それぞれの装置の使用者は、電
話機5による音声情報のほかに、出力装置3を通した視
覚音響情報を種々の入力装置1で操作して利用する。ま
た、それらの情報を処理装置で加工することによって、
音声だけでは実現不可能だった情報処理活動を行う。
本発明による会議システムでは、1人から多者までの作
業が可能であるが、第1図では、3人の会議を、各参加
者が1台の計算機を利用して行っている様子を示してい
る。以下の説明においても、一般性を失わず3人による
会議を中心とする。
本発明による会議システムにおいて、会議の参加者の出
力装置3に表示される典型的な会議の様子を第2図に示
す。会議室ウィンドウ335は、参加者から見た会議の
断面であると言える。本会議システムは、1人の作業か
ら多者の作業までを支援でき、3人で会議を行うには、
各人の会議室ウィンドウが同一の会議に充てられること
になる。
即ち、1つの会議に対して1人につき1つのウィンドウ
が割り当てられる。会議室ウィンドウ335には、会議
のための資料や設@(黒板など)に相当するものが置か
れていると共に、個人のメモや電話機なども存在する。
これらは、比較的小さな象徴的イメージで対象を表現す
る手段であるアイコン(絵文字)の形で扱われる。アイ
コンは、処理装置固有のポインティングデバイスである
マウス9を用いて、選択し実行することができる。
第2図では、会議資料である文書を文書ウィンドウ6と
して表示し、会議設備である黒板を黒板ウィンドウ7と
して表示している。他の参加者の出力装置3においても
、同一の内容にて、文書ウィンドウ6と黒板ウィンドウ
7が表示されている。
参加者は、それぞれのウィンドウにおいて、すぐ後で述
べるように同一の場所を指し示したり、内容の編集など
を実行できる。1人の参加者が行った操作は、他の参加
者の処理装置3に表示されているウィンドウでも、同様
に反映される。
黒板ウィンドウ7には、参加者がウィンドウ内で同一の
場所を指し示すのに用いられるボインティングオブジェ
クト(PO)8が表示されている。
図では、会議の参加者3人のそれぞれのPOが異なる形
状あるいは色で現れている。Poの形態の決め方の例と
して、自分のPOは常に橙色にする、POO側に名前を
付するなどの方法がある。
第3図に、会議を開始したり、形態(参加者数など)を
変更するときに用いられる会議実行コマンドをメニュー
195の形で示す。会議実行コマンドは、参加200、
許可205、離脱210、終了215からなる。参加2
00を選択すると、更に、メニューとして会議−覧22
0が表示される。ここから参加希望の会議を選択するこ
とにより、当該会議に参加する準備が行われる。許可2
05を選択すると、更に、メニューとして参加可能者−
覧225が表示される。ここから参加可能者を選択する
ことにより、当該参加可能者を実行中の会議に参加させ
ることができる。即ち、既に会議に参加している参加者
の1人が、参加200の選択を通じて当該会議への参加
を表明した参加希望者を、許可205の選択を通じて参
加させるという手順にて、会議参加者の数が増える。会
議−覧220や参加可能者−覧225は、いろいろな会
議に関するデータを格納している会議データベース23
0の情報を基にして作成される。離脱210を選択した
参加者は、参加中の会議から離れる。即ち、会議参加者
の数が減る。参加者の1人が終了215を選択すると、
会議全体が終了する。離脱210或いは終了215した
結果、会議から離れた参加者の会議室ウィンドウは、個
人作業の場を表現していることになる。
第4図は、本発明を実現するワークステーションの入力
装置1、処理装置2、出力装置3の基本構成を表現する
ブロック図である。記憶装置14は、各種プログラムと
データを格納し、中央処理装置10(CPU)は、記憶
装置14から読み出すプログラム命令に従って処理を実
行する。出力装置3への表示は、CPUl0がビットマ
ツププロセッサ(BMP)11に命令を発行することに
より、BMPIIが実行する。BMP 11はcpUI
Oの命令に従い、画面の内容をイメージデータとして格
納しているフレームメモリ12を管理する。フレームメ
モリ12の内容はデイスプレィコントローラ13により
出力装置3に表示される。
キーボードドライバ15は、入力装置1の1つであるキ
ーボードから入力されたコードをレジスタ17に格納す
る。マウスドライバ16は、入力装置1の1つであるマ
ウスから入力されたコードをレジスタ18に格納する。
本実施例では、ワークステーション間及び電話機間の通
信装置として、音声とデータの通信を1個の回線で処理
できるl5DNインタフエースを提供するP B X 
(PrivateBranch  Exchange 
)  20を使用している。CPUl0に代表される各
ワークステーション及び電話機5は、それぞれの通信イ
ンタフェース装置19を介してPBX20と接続され、
PBX15を経由して相手装置と互いに通信する。但し
、前述したように、電話だけを交換機に接続し、ワーク
ステーションは、L A N (Local Area
 Network)、パケット交換機などの別のネット
ワークを利用しても構わない。
第5図は、1個の処理装置2における本会議システムを
実現するソフトウェアの構成を示す。処理装置2に置か
れるプログラムと入力装置1及び出力装置3との間のイ
ンタフェースは、ウィンドウシステム28が提供する。
プログラムは、入力装置1から発生する入力データをウ
ィンドウを通して受は取り、ウィンドウに表示命令を伝
えることにより、出力装置3に表示を行う。会議制御プ
ログラム21は、処理装置2において1個の会議を表現
する。同一の会議に対応し、各処理装置2に置かれる会
議制御プログラム21が、通信ネットワーク4で接続さ
れ、互いに協同して動作することにより会議が形成され
る。会議において参加者が実際に目にするデータなどは
、基底プログラム25及び補助プログラム26が作成し
表示する。
基底プログラム25は、文書編集プログラム、表計算プ
ログラム、黒板プログラムなどであり、同一の基底プロ
グラム25が、各会議制御プログラム21のもとで、同
様に連動することにより、各参加者は同一の表示を見る
ことができる。補助プログラム26は、基底プログラム
25を共同作業において更に使いやすくすることを目的
とする。
例えば、基底プログラム25が使用しているウィンドウ
にPOを表示する、PO制御プログラムが有用である。
PO制御プログラムを利用すると、既存のプログラムを
基底プログラム25として採用しても、その上で同一の
場所を指し示すことが可能になる。
会議制御プログラム21は、人力仮想化モジュール22
、通信制御モジュール23、仮想ユーザインタフェース
モジュール24から構成される。
参加者が入力装置1から入力した入力データは、ウィン
ドウシステム28を通して入力仮想化モジュール22が
受は取り、参加者識別子などのヘッダを付して会議シス
テムで用いるデータ形式(仮想入力)に変換する。これ
は、ある入力データがどこの会議システムにおける目的
プログラムにも適合して使用できるようにするためであ
る。入力仮想化モジュール22で作成された仮想入力デ
ータは、通信制御モジュール23に渡される。通信■I
御モモジュール3の役割の1つは、1箇所で発生した入
力データを他の会議制御プログラム21のもとにある基
底プログラム25/補助プログラム26にも伝えるため
に、他の会議制御プログラム21と通信を行うことであ
る。もう1つの役割は、自会議制御プログラム21のも
とにある基底プログラム25/補助プログラム26に、
仮想ユーザインタフェースモジュール24を通じて入力
データを渡すことである。仮想ユーザインタフェースモ
ジュール24は、渡された仮想入力データを、そのまま
の形式で、或いは、入力データの形に戻して、適切な基
底プログラム25/補助プログラム26に与える。基底
プログラム25/補助プログラム26は、以上のような
手順にて渡された人力をもとに処理を行い、ウィンドウ
システム28を通じて出力装置3に処理結果を反映する
基底プログラム25/補助プログラム26は、それぞれ
複数個を具えることができる。すなわち、会議において
、文書編集と表計算、POと手書き曲線などの機能を同
時に利用できる。
第6図は、ウィンドウシステム28が提供するウィンド
ウが表現する論理入力装置29と、そこへの入力データ
を適切に基底プログラム25/補助プログラム26に伝
達する方法を示している。
プログラムは、1個のウィンドウを1個の仮想的な入力
装置(論理入力装置29)として扱うことができる。物
理的な入力装置1と論理人力装置29の管理と制御は、
ウィンドウシステム28が行う。図では、いくつか存在
し得る基底プログラム25/補助プログラム26のうち
の、ある基底プログラム25−3の論理入力装置群を表
している。
基底プログラム25−8は、論理入力装置29−s−1
〜29−s−uを論理入力装置29として利用している
。本発明は、これらの論理入力装置29からの入力デー
タは、−旦会議制御プログラム21が受は取り、他の会
議制御プログラム21に伝えると同時に、改めて基底プ
ログラム25−3に渡す。これらの処理を行う会議制御
プログラム21内のモジュールについては、上で述べた
通りである。参加者が論理入力装置29−s−x(l≦
X≦U)に投入した入力データは、会議制御プログラム
21により、この論理入力装置に対応し基底プログラム
25−8が実際にデータの読み出しを行う、仮想ユーザ
インタフェースファイル3O−s−xに書き込まれる。
基底プログラム25−3は、仮想ユーザインタフェース
ファイル3O−s−xから読み出したデータを、論理入
力装置29−s−xから投入された入力データとして処
理する。このように、ウィンドウと仮想ユーザインタフ
ェースファイル30が常に対で設けられ、それらの間の
対応関係を会議制御プログラム21が管理しているので
、基底プログラム25/補助プログラム26は、複数個
の論理入力装置29を利用することが可能になっている
第7図は、会議制御プログラム21が持っている論理入
力装置管理テーブル340である。MAXAPSとM 
A X RS CS (Maximum Re5our
ces)は、本会議システムが利用できる基底プログラ
ム25/補助プログラム26と論理入力装置29の最大
数を表す。会議制御プログラム21が管理している基底
プログラム25/補助プログラム26と論理入力装置2
9の識別子を、それぞれ、apid(1〜MAXAPS
)及びrscid  (1〜MAXR3C3)で表す、
 apidとrscidの対に対して、1個の論理入力
装置29に対応するウィンドウ(win(apid、 
rscid ) ) 、仮想ユーザインタフェースファ
イル30 (vui  (apid、 rscid )
 ) 、及び、仮想入力データを受付けるか否かを示す
受付入力タイプ(typ  (apid、 rscid
 ) )が与えられている(例えば“ウィンドウ1”フ
ァイル11“単純入力”などがある。“仮想入力”は、
仮想人力データを受付けること、“単純入力”は、ヘッ
ダを持たない元の人力データを受付けることを表す。)
。“不定”の表示は、対応する識別子が使われていない
ことを示す。本実施例ではapid及びrscidとし
て、0を用いていない。0は、基底プログラム25/補
助プログラム26及びそれらが用いる資源とは別に、会
議制御プログラム21間でやり取りするデータのヘッダ
のために便宜上使われるものである。
第8図は、3個の会議制御プログラム21−A、21−
B、21−Cの間の論理通信路31の構成方法を示して
いる。ここでは、簡単のために、入力装置1及び出力装
置3は省略しである。本発明による会議システムの会議
制御プログラム21は、2個の論理通信路31を有する
。1個は、他の会議制御プログラム21に仮想入力デー
タを送信する送信論理通信路31として働く。残りの1
個は、他の会議制御プログラム21から仮想入力データ
を受信する受信論理通信路31として働く。1個の会議
制御プログラム21の送信論理通信路31を、他の1個
の会議制御プログラム21が受信論理通信路31として
利用することにより、全会議制御プログラム21を環状
の論理通信路で接続することができる。ある処理装置2
の入力装置1からの入力データは、環状論理通信路31
に沿って伝達することにより、全会議制御プログラム2
1に渡すことができる。
第9図は、参加者に対応する会議制御プログラム21を
、論理通信路31で接続して会議を形成する方法を示し
ている。ここでは、図に従って、A、B、Cの3人が会
議を行う場合について説明する。第9図(a)は、会議
室ウィンドウを開き、各人が自分のワークステーション
にて会議室ウィンドウ335を表示したときに、各会議
制御プログラム21が独立に動作している状態である。
第9図(b)は、Aが参加許可指定Bが参加指定、すな
わち、Aが、会議実行コマンドメニュー195から許可
205を選択することにより、Bの参加を許可し、Bが
、同メニュー195から参加200を選択し、当会議へ
の参加を希望することにより、AとBの2人が参加した
会議が形成された状態である。会議制御プログラム21
−Aから会議制御プログラム21−Bへ、また、逆方向
に、論理通信路235及び240が確立された。第9図
(C)は、Aが参加許可指定Cが参加指定、すなわち、
Aが、会議実行コマンドメニュー195から許可205
を選択することにより、Cの参加を許可し、Cが、同メ
ニュー195から参加200を選択し、当会議への参加
を希望することにより、上記会議に更にCが加入してA
、B、Cの3人が参加した会議が形成された状態である
。会議制御プログラム21−Bから会議制御プログラム
21−Aへ向かう論理通信路240が解放され、会議制
御プログラム21−Bから会議制御プログラム21−C
へ、会議制御プログラム21−Cから会議制御プログラ
ム21−Aへ、それぞれ論理通信路245及び250が
確立された。第9図(d)はBが離脱指定、すなわち、
(c)の状態において、Bが、会議実行コマンドメニュ
ー195から離脱210を選択し、当会議から離脱する
ことにより、上記会議はAとCの2人が参加した会議に
構成が変更された状態である。会議制御プログラム21
−Aから会議制御プログラム21−Bへ向かう論理通信
路235と会議制御プログラム21−Bから会議制御プ
ログラム21−Cへ向かう論理通信路245が解放され
、会議制御プログラム21−Aから会議制御プログラム
21−Cへ、論理通信路225が確立された。第9図(
e)は、Aが終了指定、すなわち、再び(c)の状態に
おいて、Aが、会議実行コマンドメニュー195から終
了215を選択し、当会議会体を終了した状態である。
全ての論理通信路235.245.250が解放された
第10図は、入力装置1から投入される入力データを、
その場で有効なものとして処理する方法を示している。
入力データが有効であるとは、基底プログラム25/補
助プログラム26に伝えられる資格を有することを言う
。入力データの流れ32が示すように、入力装置1から
投入されたデータ、或いは、他の会議制御プログラム2
1から伝達されたデータは、自会議制御プログラム21
のもとにある基底プログラム25(又は、補助プログラ
ム26)に伝えられると共に、環状通信路31に沿って
次の会議制御プログラム2工に伝えられる。この方法に
よれば、投入された入力データは、まず、自ワークステ
ーションで最初に処理されることになる。
第11図は、上で見た、有効性を制御しない場合に生じ
得る矛盾の例を示している。ここで、文書ウィンドウ6
は、出力装置3に表示され、各参加者が見ている同一の
資料の1つである。文書中の「本システムは、」のとこ
ろまで同一の内容が表示されていたが、その後、八が例
えば「す」とういう語を、Cが例えば「共」という語を
入力すると図のように異なる内容が発生した。この理由
は、各自の投入したデータが、それぞれのワークステー
ションにおいて最初に処理されたからである。
第12図は、第11図に見える矛盾の生じる様子を、更
に詳細に説明している。簡単のために、AとCのデータ
投入時刻を同一、ある会議制御プログラム21から次の
会議制御プログラム21にデータが伝わる時間を同一と
する。入力装置1−Aと1−Cから発生した入力データ
の流れ33及び34において、黒い丸印は、当該入力デ
ータがそこの基底プログラム25に対して有効であるこ
とを示す。AとCが同時刻t、にデータを投入するので
、それぞれの文書内容「す」及び「共」が表示される。
次に、時刻t2において、会議制御プログラム21−B
には「す」が、会議制御プログラム21−Aには「共」
が届き表示される。最後に、時刻t、において、会議制
御プログラム21−Cには「す」が、会議制御プログラ
ム21−Bには「共」が届き表示される。
第13図は、入力データの有効性を制御しないときに、
参加者A、、B、Cが、上で述べたように、時刻tl 
r  2 +  j3において入力データを受け取る様
子を時系列で示したものである。第11図に示した文書
内容は、この結果である。
第14図は、入力データの有効性を制御しない場合に生
じる矛盾を回避するために、入力装置1から投入される
入力データを、有効なものと非有効なものに分けて処理
する方法を示している。非有効な入力データは、基底プ
ログラム25/補助プログラム26に伝えられない。非
有効状態にある入力データは、入力データの流れ35が
示すように、入力装置1から投入されたデータ、或いは
、他の会議制御プログラム21から伝達されたデータに
拘らず、自会議制御プログラム21のもとにある基底プ
ログラム25(又は、補助プログラム26)に伝えられ
ず、環状通信路31に沿って次の会議制御プログラム2
1に伝えられる。有効状態にある人力データは、入力デ
ータの流れ36が示すように、入力装置1から投入され
たデータ、或いは、他の会議制御プログラム21から伝
達されたデータに拘らず、自会議制御プログラム21の
もとにある基底プログラム25(又は、補助プログラム
26)に伝えられると共に、環状通信路31に沿って次
の会議制御プログラム21に伝えられる。この方法によ
れば、投入された入力デー夕は、ある時点で有効状態に
なり、それから始めて基底プログラム25/補助プログ
ラム26に伝えられることになる。入力データを有効に
する資格を、有効化種と呼ぶ。会議制御プログラム21
が有効化種を持てば、接続されている入力装置1から投
入された入力データは、即座に有効になる。
更に、他の会議制御プログラム21から送信されてきた
非有効状態にある入力データは、そこで始めて有効にな
る。入力データが投入された場所と、有効になった場所
は一般に一致しない。
第15図は、第11図に示したのと同様の入力操作に対
して、有効性を制御する場合には矛盾が生じないことを
示している。−例として、会議制御プログラム21−A
が入力データの有効化種を持っているとする。以前と同
じく、文書中の「本システムは、」のところまで同一の
内容が表示されていた(第15図(a))が、その後、
Aが「す」を、Cが「共」を人力する。「す」はAで即
有効になるが、「共」は、非有効状態のまま、基底プロ
グラム25に伝えられることな(第8図に示す環状通信
路に沿って伝達されていく (第15図(b))。「共
」は、Aに達して有効化され、「す」の後を追う形で進
む(第15図(C))。
「す」は、参加者Cに達してから消滅する。最後に、「
共」を最初に投入したCに届き、基底プログラム25に
反映される(第15図(d))。
第16図は、第15図のように矛盾なく処理が行われる
様子を、更に詳細に説明している。やはり、簡単のため
に、AとCのデータ投入時刻を同一、会議制御プログラ
ム21から会議制御プログラム21にデータが伝わる時
間を同一とする。入力装置1−Aと1−Cから発生した
入力データの流れ37及び38において、黒い丸印は、
当該入力データがそこの基底プログラム25に対して有
効であること、白い丸印は、当該入力データがそこの基
底プログラム25に対して非有効であることを示す。A
とCが同時刻にデータを投入しても、即有効化される「
す」のみが、文書内容に表示される。会議制御プログラ
ム21−Cは有効化種を持たないので、「共」は会議制
御プログラム21Aに伝えられるのみである。会議制御
プログラム21−Aで「共」が有効になり、その後は、
「す」の後を追う形で進む。
第17図は、入力データの有効性を制御するときに、参
加者A、B、Cが、上で述べたように矛盾なく入力デー
タを受は取る様子をtl+tt+tff+t4の時系列
で示したものである。第15図に示した文書内容は、こ
の結果である。
第18図は、会議制御プログラム21の構成要素である
入力仮想化モジュール22で形成される仮想入力データ
39の形式を示している。仮想入力データ39は、入力
装置1から人力された入力データ45と、会議制御プロ
グラム21における制御のために利用される5つのフィ
ールドからなるヘッダとから構成される。ヘッダを構成
するフィールドは、仮想入力データ発行会議制御プログ
ラム識別子(発行者識別子と略し、origと記する)
40、仮想入力データ有効化実行会議制御プログラム識
別子(有効化実行者識別子と略し、effと記する)4
1、到達域(reachと記する)42、基底プログラ
ム識別子(AP識別子と略し、apidと記する)43
、基底プログラム利用資源識別子(資源識別子と略し、
rscidと記する)44である。
発行者識別子4oは、入力データ45を入力装置1から
受は取った会議制御プログラム21の識別子である。
有効化実行者識別子41は、仮想入力データ39を有効
にした会議制御プログラム21の識別子である。非有効
状態のときには、“不定”識別子が格納される。
到達域42は、仮想入力データ39を伝達すべき会議制
御プログラム21の範囲を示す。例えば、“全会議制御
プログラム”ならば、会議を形成している全ての会議制
御プログラム21に渡される。
基底プログラム25に投入される通常の入力データは、
この到達域で発行される。“次会議制御プログラム”な
らば、環状通信路31に沿って次の会議制御プログラム
21のみに渡される。
AP識別子43は、本仮想入力データ39が投入された
基底プログラム25の識別子である。仮想入力データ3
9は、AP識別子43の情報をもとにして、適切な基底
プログラム25に伝達される。
資源識別子44は、本仮想入力データ39が投入された
論理入力装置26の識別子である。仮想入力データ39
は、AP識別子43と資源識別子44の情報をもとにし
て、適切な仮想ユーザインタフェースファイル30に伝
達される。
既存のプログラムのように会議制御プログラム21の制
御下で動作していることを知らない基底プログラム25
には、ヘッダを取り去った入力データ45のみが渡され
る。一方、ヘッダを活用できる基底プログラム25/補
助プログラム26には、ヘッダを付したままの仮想入力
データ39が与えられる。
第19図は、会議制御プログラム21が持つ仮想入力デ
ータ有効化種管理テーブル46を表している。本テーブ
ル46は、APm別子4sと資源識別子44の各対に対
して、有効化権の有無を示している。有効化権がある場
合は1が、ない場合は0が格納される。有効化権は、記
号eff  (apid。
rscid )で表される。
以下、まず、1個の会議制御プログラム21に有効化権
が固定されている場合に関して、入力仮想化モジュール
22、通信制御モジュール23、仮想ユーザインタフェ
ースモジュール24における処理の流れを説明する。
第20図は、入力仮想化モジュール22における入力デ
ータの処理の流れを示している。入力仮想化モジュール
22は、入力装置1からの入力データの発生を監視する
(50)。入力が発生した場合は、当該入力を伝えたウ
ィンドウが特定される。入力データが本モジュール固有
の処理を要求していれば(52)、必要な処理を行う(
54)。
それ以外のデータならば、本人力データを基にして仮想
入力データの作成を行う(55)。仮想入力データは、
入力データに以下のような内容にてヘッダを付すること
により構成される。即ち、発行者識別子40として自識
別子を格納し、有効化実行者識別子41として“不定”
を格納し、到達域42として“全会議制御プログラム”
を格納し、AP識別子43として、論理入力管理テーブ
ル340を参照して、当該入力データが発生したウィン
ドウを利用している基底プログラム25の識別子を格納
し、同様に、論理入力管理テーブル340を参照して、
資源識別子44として、上記基底プログラム25が利用
しているウィンドウの中での本ウィンドウの論理入力装
置29としての識別子を格納する。ヘッダを作成した後
、通信制御モジュール23に本仮想入力データを渡す(
60)。
第21図は、通信制御モジュール23における仮想入力
データの処理の流れを示している。通信制御モジュール
23は、入力仮想化モジュール22、或いは、他の会議
制御プログラム21 (の通信制御モジュール23)か
らの仮想入力データの伝達を監視する(70)。仮想入
力データが得られると、有効化されているか否かを判定
する(75)。当該仮想入力データが、非有効状態にあ
れば、有効化実行者テーブル46を参照して自モジュー
ル23の有効化権の有無を調べる(80)。
有効化権があれば、当該仮想入力データの有効化実行者
識別子41として自識別子を格納して、当該仮想入力デ
ータを有効化する(85)。以上が、本モジュール23
における有効化処理である。仮想入力データを他の会議
制御プログラム21にも伝達するため、有効化実行者識
別子41が、環状論理通信路31に沿って次の会議制御
プログラム21であるか否かを調べる(90)。当該仮
想入力データを有効化したのが次の会議制御プログラム
21ならば、当該仮想入力データの処理は本会議制御プ
ログラム21で終了する。次の会議制御プログラム21
が有効化実行者でなければ、更に処理は続行されねばな
らないから、当該仮想入力データを環状論理通信路31
に沿って次の会議制御プログラム21に送信する(95
)。当該仮想入力データが非有効状態ならば、有効化実
行者識別子41が“不定”であるから、やはり上記の送
信動作が実行される。このようにして、次の会議制御プ
ログラム21への伝達に関する処理が終了する。次に、
再び当該仮想入力の有効状態を調べ(100) 、非有
効なデータならば何もしない。
有効なデータについては、通信制御処理を要求していれ
ば(102)、対応する処理を行う(104)。通信制
御処理を要求するデータでなければ、基底プログラム2
5/補助プログラム26に伝えるために、仮想ユーザイ
ンタフェースモジュール24に当該仮想入力データを渡
す(105)。
第22図は、仮想ユーザインタフェースモジュール24
における仮想入力データの処理の流れを示している。仮
想ユーザインタフェースモジュール24は、通信制御モ
ジュール23が伝える仮想人力データを監視する(11
0)。仮想入力データが発生した場合は、当該仮想人力
データが本モジュール固有の処理を要求していれば(1
12)、必要な処理を行う(114) 、これ以後、仮
想入力データは、基底プログラム25/補助プログラム
26に伝えられるので、固有処理の判定(112)では
、仮想入力データのヘッダから得られるAP識別子43
と資源識別子44を調べ、それらが会議制御プログラム
21間の通信用データを表す0ならば、当該仮想入力デ
ータは固有処理(114)に送られる。それ以外のデー
タならば、本仮想入力データのヘッダから得られるAP
識別子43  (apid)と資alX識別子44 (
rscid )に基づき、論理入力管理テーブル340
を参照し、対応する仮想ユーザインタフェースファイル
30(vui(apid、 rscid ) )と受付
ける入力タイプ<typ(apid、 rscid )
 )を求める(115) 。受付ける入力タイプが“仮
想入力”ならば(345)当該仮想入力データを、或い
は、受付ける入力タイプが“単純入力”ならば(345
)当該仮想入力からヘッダ除いた(350)入力データ
を、仮想ユーザインタフェースファイル30 (vui
  (apid。
rscid ) )に置<(355)、入力データは、
このようにして、仮想ユーザインタフェースファイル3
0から入力データを読み出す基底プログラム25/補助
プログラム26に、適切な形式で伝えられる。
全ての入力について、有効化権に基づいて有効/非有効
を制御しても矛盾は生しないが、元々、そのような制御
を必要としない場合もある。本発明は、会議制御プログ
ラム21に属するを効化種と共に、基底プログラム25
/補助プログラム26に属する人力の処理形態による有
効化についても考慮している。以下、PO(ボインティ
ングオブジェクト)制御プログラムを例に取って、入力
の処理形態による有効化について説明する。
第23図は、会議制御プログラム21が管理する仮想人
力データ処理モード管理チーフルである。
仮想入力データ処理モードは、各基底プログラム25/
補助プログラム26とそれらが利用する各資源に対して
設定できる。即ち、AP識別子43(apid)と資源
識別子44 (rscid )に対して、仮想入力デー
タ処理モード(mod (apid 、 rscid)
)が格納されている。本実施例では、補助プログラム2
6の1つであるPO制御プログラムに関して処理モード
を考慮する場合について述べる。このとき、仮想入力デ
ータ処理モードは、基底プログラム25/補助プログラ
ム26への仮想入力データについて、PO制御プログラ
ムに伝達するモードにあるか否かを示している。伝達す
るモード(POモード)にあることを”P″で、そうで
ないことを“B”で表している。POモードにあれば、
入力データが発生した会議制御プログラム21における
有効化権の有無に拘らず当該仮想入力データを有効状態
に設定する。これは、各参加者が同時に自由に操作でき
るPO(指示棒)を制御する補助プログラム26では、
最初から矛盾の発生が排除さているので、最初から有効
とすることで有効化の負担を軽減するのに役立つ。
第24図は、仮想入力データ処理モードを考慮する(有
する)場合の通信制御モジュールにおける処理の流れを
示している。第21図と同様の部分は、省略しである。
入力仮想化モジュール22から仮想入力データを受は取
ると(70)、有効状態を調べる(75)前に、当該仮
想入力データのAPi別子43 (apid)と資源璋
別子44(rscid )に基づいて仮想入力データ処
理モード管理テーブル120を参照して、当該仮想入力
の処理モード(eff  (apid、 rscid 
) )を調べる(125)。処理モードがPOモードな
らば、当該仮想入力データは、当該会議制御プログラム
21から即座にPO制御プログラム26に伝達され始め
るので、有効化実行者識別子41に自識別子を格納して
当該仮想入力データを有効化する(130)。
以下、第21図で説明したのと同様の処理が行われる。
第25図は、仮想入力データ処理モードを考慮する場合
の仮想ユーザインタフェースモジュール24における処
理の流れを示している。第22図と同様な部分は、省略
しである。第22図における説明のときと同様に、仮想
入力データの発生があると(110) 、本モジュール
24固有の処理を要求しいるか否かを調べる(112)
。そうでない場合には、(115)に進む前に、当該仮
想入力データのAP1%i別子43 (apid)と資
源識別子44 (rscid )に基づいて仮想入力デ
ータ処理モード管理テーブル120を参照して、当該仮
想入力の処理モード(eff  (apid、 rsc
id ) )を調べる(135)。処理モードがPOモ
ードならば、当該仮想人力データは、仮想ユーザインタ
フェースファイル30  (vui  (apid、 
rscid ) )を通じてPO制御プログラム26に
伝達される(140)。以下、第22図で説明したのと
同様の処理が行われる。
これまで、1個の会議制御プログラム21が有効化種を
固定的に持っていると考えてきたが、次に、会議の進展
に従って、有効化種が会議制御プログラム間を移る場合
について説明する。ここで述べる方式は、ある条件が満
たされると有効化種が他の会議制御プログラム21に譲
渡されるものである。
第26図は、有効化種譲渡を考慮したときの仮想入力デ
ータ有効化種制御管理テーブル46の様子である。有効
化種は、以前と同様にAP識別子43 (apid)と
資源識別子44 (rscid )の対に対して与えら
れるが、第19図のときと異なり、有効化種を持たない
ことは“不定”で有効化種を持つことは0以上の整数で
表されている。くまず、有効化種を持てば“0”となる
。)以下で、流れ図を用いて説明するように、有効化種
を有する場合、他の会議制御プログラム21から受信し
た仮想入力データを有効化したときは、当該整数値が1
増加し、自会議制御プログラム21が受は取った入力デ
ータから作成さた仮想入力データを有効化したときは、
当該整数値が1減少する。但し、整数値は負にはならな
いものとする。当該整数値が一定値(M、A X E 
F F)に達すると、当該資源に関する有効化種を他の
会議制御プログラム21に譲渡する。これは、自分の入
力操作よりも、自分以外の参加者の入力操作の方が頻繁
であるときには、有効化種を順次譲渡していくことによ
り、最終的には入力発生地点である会議制御プログラム
21で有効化した方が効率的であると判断することであ
る。このようにして、頻繁に入力している会議制御プロ
グラムに自づと有効化種が渡り、そこに落付くことにな
る。
第27図は、有効化+*!I渡を行う場合の通信制御モ
ジュール23における処理の流れを示している。第21
図と同様の部分は、省略しである。入力仮想化モジュー
ル22から仮想入力データを受は取ると(70)、有効
状態を調べる(75)。
非有効状態にあれば、会議制御プログラム21の有効化
種の有無を調べる(80)。有効化種があれば、第21
図と同様、当該仮想入力の有効化実行者41として自識
別子を格納する(85)。以下で、有効化種譲渡のため
の処理を行う。eff(apid、 rscid )は
、当該仮想入力データのAP識別子43 (apid)
と資源識別子44 (rscid )に基づいて、有効
化権制御管理テーブル46を参照して得られる有効化種
である。有効化された当該仮想入力データの発行者識別
子40 (orig)が自会議制御プログラム21の識
別子のとき(155)、他者発行仮想入力データ有効化
回数を表しているeff  (apid、 rscid
 )が正ならば(180)、有効化権制御管理テーブル
46の該当する値を1減らす(185)。発行者識別子
40(orig)が自会議制御プログラム21の識別子
でないとき(155)は、eff  (apid、 r
scid )にlを加える(160)、この結果、ef
f  (apid、 rscid)がMAXEFFに達
すれば(165) 、一連の有効化種譲渡処理を行う。
有効化種管理テーブル46の、(apid、 rsci
d )に対応する値を“不定”にすることにより、会議
制御プログラム21の有効化種を削除しく167)、環
状論理通信路31に沿って次の会議制御プログラム21
に有効化種の譲渡を伝えるための有効化権譲渡データを
作成しく170) 、当該データを送信論理通信路31
を用いて次の会議制御プログラム21に送信する(17
5)。最初に得た(70)仮想入力データが有効状態に
あるときは(75)、第21図におけるのと同様の処理
(90以下)に進む前に、当該仮想人力データが他の会
議制御プログラム21が送信した有効化権譲渡データで
あるか否かを調べ(150)、有効化権譲渡データなら
ば、有効化種制御管理テーブル46の、(apid、 
rscid)に対応する値を“0”にすることにより、
会議制御プログラム21の有効化種を初期設定する(1
90)。以下、第21図で説明したのと同様の処理が行
われる。
第28図は、仮想入力データ有効化種譲渡データ(39
)の構成法を示している。本データは、仮想入力(39
)データと同一の構造を持ち、ヘッダ部分とデータ部分
からなる。本データを次の会議制御プログラム21に有
効に伝えるために、発行者識別子40 (orig)に
自識別子を、有効化実行者識別子41  (eff )
に自識別子を、到達域42 (reach )に“次会
議制御プログラム”を、APKi別子43 (apid
)に0を、資源識別子44(rscid )にOを設定
する。ここで、AP識別子43及び資源識別子44とし
て用いるOは、基底プログラム25/補助プログラム2
6に向けられた仮想入力データではないことを示す。デ
ータ45の内容は、“有効化Jlffl渡”とする。
第29図は、通信制御モジュール23におケル有効化種
制御テーブル(有効化種管理テーブル)46の初期設定
処理の流れを示す。第21図と同様の部分は、省略しで
ある。有効化種制御テーブル46の初期設定は、本モジ
ュール23の開始時と、通信制御処理104で行う。
本モジュール23が起動されると、全てのAP識別子4
3 (apid)と資源識別子44 (rscid )
について、を効化種(eff  (apid、 rsc
id ) )を0に設定する(260)。このように、
本モジュール23は、起動時、他の会議制御プログラム
21と独立であり、全ての資源について有効化種を有し
ている。
会議の開始時に加え、有効化種は、参加者の追加や離脱
に伴って生じる。即ち、利用中の全ての資源に関して有
効化種が設定されているので、新規加入者は有効化種を
持ってはいけない、或いは、離脱する参加者は、その時
点で有している有効化種を残りの参加者に返す必要があ
る。第21図の通信制御処理104では、これらの処理
を行う。
会議実行コマンドメニュー195から「参加」(2Q 
O)が選択されて、会議制御プログラム21が会議に参
加する場合(265)、自分の有効化種は全て不必要で
あるので、全てのAP識別子43 (apid)と資r
im別子44 (rscid )について、有効化種(
eff  (apid、 rsctd ) )を“不定
”に設定する(270)。この結果、参加直後の参加者
は、全ての資源について有効化種を有しない。この後、
会議制御プログラム21は、参加に関する通信処理を行
う (275)。会議実行コマンドメニュー195から
[離脱J(210)が選択されて、会議制御プログラム
21が会議から離脱する場合(280)、自分の有効化
種を全て返還し、有効化種のない資源が存在しないよう
にする必要があるので、全てのAP識別子43(api
d)と資rA識別子44 (rscid )について、
有効化種(eff  (apid、 rscid ) 
)を調べ、有効化種があれば次の会議制御プログラム2
1に譲渡する(285)。有効化種の譲渡が完了すると
、全てのAP識別子43 (apid)と資源識別子4
4(rscid )について、有効化種(eff  (
apid、 rscid))にOを設定する(290)
。これにより、離脱した参加者は、全ての資源に対して
有効化種を有することになる。つまり、離脱者は、離脱
に先立って自分の有効化種を全部返し、離脱後は独りと
なるから(独りだけの会議となるから)その独りの会議
について有効化種を持たせても他への影響はなく、また
、すべての資源に対し有効化種を持たせておくことによ
り、次に入力するとき有効化種を発生できないような事
態が起きることもない。(なお、再び会゛議に入るとき
には、それまで自分が持っていたすべての有効化種を放
棄した上で、その会議に入ればよいわけである。)この
後、会議制御プログラム2Iは、離脱に関する通信処理
を行う(295)。会議実行コマンドメニュー195か
ら「終了J(215)が選択されて、会議全体を終了す
る場合(300)、各会議制御プログラム21は互いに
無関係な状態になるので、全ての資源に関する有効化種
を回復する。即ち、全てのAP識別子43 (apid
)と資源識別子44(rscid )について、有効化
種(eff  (apid、 rscid ) )にO
を設定する(305)。これにより、会議が終了した後
の各参加者は、全ての資源に対して有効化種を有するこ
とになる。この後、会議制御プログラム21は、終了に
関する通信処理を行う(310)。以上述べてきた参加
(265)、離脱(280)、終了(300)に該当し
ない場合、それ以外の通信処理を行う(315)。
これまで、どの参加者も有効化種を有する可能性があっ
たが、最後に、有効化種の不所持(或いは、所持禁止)
について説明する。有効化種不所持とは、有効化種を譲
渡されても、受は付けないことである。
第30図は、有効化種不所持を考慮した有効化種制御管
理テーブル46の例を表している。第26図に示した有
効化種制御管理テーブル46と比べて、有効化種の設定
値として“不可”が加わっている。本実施例では、AP
識別子43(apid)と資源識別子44 (rsci
d )に対してeff  (apid。
rscid )が“不可゛である場合、当該資源に関し
て有効化種を持てないだけでなく、仮想入力データを発
行することもできないものする。
第31図は、有効化種不所持を考慮した場合の通信制御
モジュール23における処理の流れを示している。第2
1図及び第27図と同様の部分は、省略しである。仮想
入力データを受は取ると(70)、当該仮想入力データ
が有効状態にあるか否かを調べ(75)、非有効状態に
あり、更に有効化種を持たないとき(80)、当該仮想
人力データのApHi別子43 (apid)と資源識
別子44(rscid )に基づいて有効化種制御管理
テーブル46(第30図)を参照し、有効化* (ef
f  (apid、 rscid ) )が“不可”な
らば(325)、当該仮想入力データの発行者識別子4
0 (orig)を調べ(330)、これが自識別子4
0ならば、当該仮想入力自体を放棄する。次に、当該仮
想入力データが有効化種譲渡データである場合(150
)、当該仮想入力データのAP識別子43(apid)
と資源識別子44 (rscid )に基づいて有効化
種制御管理テーブル46を参照し、有効化種(eff 
 (apid、 rscid ) )が“不可”でなけ
れば(360)、有効化種を受は取る(190)が、”
不可”ならば、環状論理通信路31に沿って次の会議制
御プログラム21に伝えられることになる(90)。以
下、第21図で説明したのと同様の処理が行われる。
以上の実施例は、いずれも参加者が人間である会議シス
テムを対象としているが、これに限らず、本発明は機械
等を制御する基底プログラムを会議制御プログラムのも
とで連動して制御するためにも利用することができる。
すなわち、データを投入する参加者が人間でなくても、
あるいは人間がいなくても本発明を適用することができ
る。
〔発明の効果〕
以上詳しく説明したように、本発明のデータ処理装置に
よれば、各参加者が投入した入力データは、システム内
に蓄積され、すなわち、次から次へ各参加者端末の間を
伝達して行き、有効化種をもつ会議プログラム(端末)
に到達することにより有効状態となるので、任意複数の
参加者はいつでも自由に操作を行なうことができると共
に、その操作結果のデータがシステムにより捨てられる
おそれがないという効果を奏する。
また、有効化種をもつ参加者のところで有効状態となっ
たデータは、全ての会議プログラム(端末)に同一の順
序で到着するので、目的プログラム(基底プログラム/
補助プログラム)による処理結果が同一となり、矛盾が
生じないという効果を奏する。
更に、本発明によれば、データを頻繁に発生している参
加者のもとに有効化種の所在を自づと移行させることが
できるので、従来のように操作権を明示的に移動させる
必要はなく、操作結果に矛盾がない状態を維持するため
のシステム負荷が小さいという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を実現するシステムの外観例を示す図、
第2図は本発明による会議システムにおいて実現される
典型的な会議の様子を示す図、第3図は本発明による会
議システムにおいて、会議を制御するためのコマンドを
表示するメニューの例を示す図、第4図は本発明による
会議システムを実現する処理装置の一構成例を示すブロ
ック図、第5図は本発明を実現するソフトウェアの構成
例を示す図、第6図は論理入力装置と基底/補助プログ
ラムの対応関係を示す図、第7図は論理入力装置管理テ
ーブルの構成例を示す図、第8図は本発明による会議シ
ステムを実現する会議制御プログラム間の接続の例を示
す図、第9図は会議を実行する際の会議制御プログラム
間の接続形態の変更方法を示す図、第10図は入力デー
タの有効性を制御せず全データを即座に有効にするとき
の会議制御プログラムにおけるデータの流れを示す図、
第11図は入力データの有効性を制御しない場合の処理
結果の矛盾の一例を示す図、第12図は入力データの有
効性を制御しない場合の会議制御プログラム間の仮想人
力データの流れの一例を示す図、第13図は入力データ
のを動性を制御しない場合の入力データ受は取り順序の
一例を示す図、第14図は入力データの有効性を制御し
有効状態にないデータについては処理を実行しないとき
の会議制御プログラムにおけるデータの流れを示す図、
第15図は人力データの有効性を制御する場合の矛盾し
ない処理結果の一例を示す図、第16図は入力データの
有効性を制御する場合の会議制御プログラム間の仮想入
力データの流れの一例を示す図、第17図は入力データ
の有効性を制御する場合の入力データ受は取り順序の一
例を示す図、第18図は本実施例における仮想入力デー
タ形式を示す図、第19図は仮想入力データ有効化種管
理テーブルの構成例を示す図、第20図は入力仮想化モ
ジュールにおける処理を説明するための流れ図、第21
図は通信制御モジュールにおける処理を説明するための
流れ図、第22図は仮想ユーザインタフェースモジュー
ルにおける処理を説明するための流れ図、第23図は仮
想入力データ処理モード管理テーブルの一構成例を示す
図、第24図は仮想入力データ処理モードを考慮する場
合の通信制御モジュールにおける処理を説明するための
流れ図、第25図は仮想入力データ処理モードを考慮す
る場合の仮想ユーザインタフェースモジュールにおける
処理を説明するための流れ図、第26図は有効化種譲渡
を考慮した場合の有効化横制御管理テーブルの一構成例
を示す図、第27図は有効化種譲渡を行う場合の通信制
御モジュールにおける処理を説明するための流れ図、第
28図は本実施例における仮想人力データ有効化権誼渡
データ形式を示す図、第29図は通信制御モジュールに
おける有効化横制御管理テーブルの初期化処理を説明す
るための流れ図、第30図は有効化権不所持を考慮した
場合の有効化横制御管理テーブルの一構成例を示す図、
第31図は有効化権不所持を考慮する場合の通信制御モ
ジュールにおける処理を説明するだめの流れ図である。 1・・・・・・入力装置、2・・・・・・処理装置、3
・・・・・・出力装置、4・・・・・・通信ネットワー
ク、5・・・・・・電話機、6・・・・・・文書ウィン
ドウ、21・・・・・・会議制御プログラム、22・・
・・・・入力仮想化モジュール、23・・・・・・通信
制御モジュール、24・・・・・・仮想ユーザインタフ
ェースモジュール、25・・・・・・基底プログラム、
26・・・・・・補助プログラム、29・・・・・・論
理入力装置、30・・・・・・仮想ユーザインタフェー
スファイル、31・・・・・・環状論理通信路、39・
・・・・・仮想人力データ、40・・・・・・発行者識
別子、41・・・・・・有効化実行者識別子、42・・
・・・・到達域、43・・・・・・AP識別子、44・
・・・・・資源識別子、46 化種管理テーブル、12 理モード管理テーブル、 管理テーブル。 ・・・・・・仮想入力データ有効 O・・・・・・仮想入力データ処 340・・・・・・論理入力装置 算3図 %1図 第4図 第5図 玲8図 掩6 図 尭9図 (0) 「下2l−8 0)−21−C 算9図(b) 尭9図 (C) 第 1o図 第11図 尭13図 %I4図 莞12 図 綿15図 (0) 兇15図 (b) 尭15図 (C) 算15図(d) 亮16図 弗19図 掩17図 第20図 怜21図 綿23 図 第 22図 莞 24図 亮26図 玲28 図 rlq 自識月υ子 ff 自識別子 each 次会議・剥離pプログラム pid ○ rSCid  = ata ゛有効化権譲纏″ 第27 (2] 第29図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、データを非同期に発生する入力装置群と、通信回線
    で接続され入力データに従って所定の処理を行なう処理
    装置群と、処理結果を出力する出力装置群とからなるデ
    ータ処理システムにおいて、発生したデータを全処理装
    置に伝達する手段と、非有効状態にある入力データをシ
    ステム内に蓄積する手段と、前記非有効状態にある入力
    データを有効状態に設定する手段と、前記有効状態に設
    定された入力データを同一の順序で各処理装置に到達さ
    せる手段と、各処理装置において有効状態にある入力デ
    ータについてのみ所定の処理を実行する手段とを備えた
    ことを特徴とするデータ処理装置。 2、前記処理装置の1つが入力データを有効状態に設定
    する資格を有することを特徴とする請求項1記載のデー
    タ処理装置。 3、入力データを有効状態に設定する資格を有する処理
    装置が互いに遷移するように構成したことを特徴とする
    請求項2記載のデータ処理装置。 4、入力データは、処理装置から処理装置へ渡されるこ
    とにより全処理装置に伝達されることを特徴とする請求
    項1ないし3のいずれか1記載のデータ処理装置。 5、処理装置間を環状の論理通信路で接続したことを特
    徴とする請求項1記載のデータ処理装置。 6、各処理装置で行なわれる処理が複数の処理から構成
    されるとき、入力データの有効状態への設定が、各々の
    処理毎に行なわれるようにしたことを特徴とする請求項
    1記載のデータ処理装置。 7、入力装置が複数の論理入力装置から構成されるとき
    、入力データの有効状態への設定が、各々の論理入力装
    置毎に行なわれるようにしたことを特徴とする請求項1
    記載のデータ処理装置。 8、入力データを有効状態に設定する資格を持つ処理装
    置と特定の関係にある入力装置からの入力データの発生
    のみを許容することを特徴とする請求項2および3のい
    ずれか1記載のデータ処理装置。 9、入力データを有効状態に設定する資格を持つことの
    できる処理装置を、処理装置群の中で限定することを特
    徴とする請求項3記載のデータ処理装置。 10、入力データを有効状態に設定する資格を持つ処理
    装置の遷移を、自処理装置以外の処理装置と特定の関係
    にある入力装置で発生した非有効状態にある入力データ
    を有効状態に設定した回数に応じて、該回数が所定値に
    なつたとき行なうようにしたことを特徴とする請求項3
    記載のデータ処理装置。 11、処理装置における処理モードを判定して、特定の
    処理モードにおいて発生した入力データを無条件に有効
    状態に設定することを特徴とする請求項1記載のデータ
    処理装置。 12、会議システムに適用したことを特徴とする請求項
    1〜12のいずれか1記載のデータ処理装置。
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