JPH10243110A - 電話会議システム - Google Patents

電話会議システム

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JPH10243110A
JPH10243110A JP4755897A JP4755897A JPH10243110A JP H10243110 A JPH10243110 A JP H10243110A JP 4755897 A JP4755897 A JP 4755897A JP 4755897 A JP4755897 A JP 4755897A JP H10243110 A JPH10243110 A JP H10243110A
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conference
telephone
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JP4755897A
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Inventor
Yoshiaki Maruoka
義秋 丸岡
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NEC Engineering Ltd
Original Assignee
NEC Engineering Ltd
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Publication date
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  • Sub-Exchange Stations And Push- Button Telephones (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 参加する電話端末の数が限定されず、明瞭な
発言音声を参加電話端末へ送ることができると共に電話
の会議が円滑に静かに進行できる。 【解決手段】 会議に参加するTEL(電話端末)2を
発言権を与えられたTEL2と発言権のないTEL2と
に区分し、発言権のないTEL2では受話路のみを会議
トランク4の送話ポート43に一括して多数を接続でき
る。また、発言権を与えるTEL2の数を少数に限定
し、発言権を与えられたTEL2のみの送受話路を会議
トランク4の送受話ポート40〜42に接続しているの
で、合成される同時発言の数を少くできる。また、参加
者の一人を司会者Aとしてを設定し、司会者AのPC1
(A)のみにより発言権の付与およびその解除を行うの
で、発言者TEL2の発言内容および数が司会者Aによ
り人為的に制御できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、構内自動交換機に
収容される複数の電話端末(以後、TELと略称する)
が会議トランクを介して会議する電話会議システムに関
し、特に、会議に参加する電話端末の数が会議トランク
の接続ポート数に限定されず、多数の参加でも会議が静
かにかつ円滑に進行できる電話会議システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の電話会議システムでは、
図6に示されるように、司会者Aに加えて参加者Bから
参加者Nまでそれぞれにより使用される電話端末(TE
L)2(A〜N)が、会議トランク400と共に、構内
自動交換機(以後、PABXと略称する)200におい
て、中央制御装置(以後、CPUと略称する)230の
制御を受ける時分割スイッチ(以後、TDSWと略称す
る)21に収容され接続している。
【0003】会議トランク400は、複数の送受話ポー
トをTEL2(A〜N)それぞれに対応して備え、接続
された全てのTEL2(A〜N)から受けた音声を合成
し、TEL2(A〜N)それぞれへ送出する際には送出
先のTEL2からの入力音声を除いた合成音声を送出す
る制御を行っている。
【0004】このため、参加するTEL2(A〜N)そ
れぞれは、CPU230の制御を受け、図示されるよう
に各送受話路を会議トランク400の送受話ポート4
A,4B,〜4Nそれぞれに接続して、参加するTEL
2(A〜N)から自由に何時でもいずれからでも発言
し、他の参加者へ音声を届けることができる。
【0005】また別に、電話会議システムに対してIS
DN(サービス総合デジタル網)のようなサービスを実
現する技術が、例えば、特開平6−338887号公報
に記載されている。
【0006】この方式では、PABXが音声端末とデー
タ端末とをターミナルアダプタを介して収容し、音声端
末間で通信サービスを提供中に、データ端末とPABX
との間のデータチャネルを使用して信号またはデータに
よる情報を授受しデータ端末がPABXから所定の情報
を得ることにより、音声端末間通信についてのサービ
ス、電話会議サービスなどをデータ端末との連携により
提供できるようにして利便性を向上させる目的が達成で
きている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の電話会
議システムでは、上記公開公報を含め、参加する電話端
末それぞれが、自由に何時でもいずれの電話端末からで
も発言し、他の参加者全員へ音声を届けることができる
ように構成されているので、次のような問題点がある。
【0008】第1の問題点は、会議に参加する電話端末
を接続する会議トランクのポート数には限度があり、ポ
ート数を超える数の電話端末の会議参加が不可能である
ことである。
【0009】第2の問題点は、会議トランクの規模を大
きくした場合、設備費用が増加することである。
【0010】第3の問題点は、会議トランクの規模を大
きくし、多数の電話端末が参加した場合、合成音声の量
が増加し、同時発言も増加するので、誰の発言かの即時
判断が困難となり、または発言の聴取が困難なため、質
問、または繰返し発言が増加し、更に、話しのタイミン
グが取り難いことである。
【0011】本発明の課題は、上記問題点を解決し、会
議トランクのポート数に限定されない多数の電話端末が
会議に参加できると共に、無意味な音声を排除して、発
言が明瞭に聴取できる電話会議システムを提供すること
である。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明による電話会議シ
ステムは、構内自動交換機に収容される複数の電話端末
が会議トランクを介して会議する電話会議システムにお
いて、開催する会議情報を内蔵し、前記構内自動交換機
とインタフェース部を介して接続するコンピュータシス
テムと、前記構内自動交換機に、前記電話端末および前
記会議トランクを収容する時分割スイッチとを備え、前
記構内自動交換機が、前記コンピュータシステムの制御
により、会議に参加する前記電話端末のうち発言権を与
えられた少なくとも一つの電話端末のみの送受話路を前
記会議トランクに接続し、発言権のない電話端末ではこ
れら電話端末の受話路のみを前記会議トランクの合成音
声出力に接続している。
【0013】このコンピュータシステムは、前記構内自
動交換機に内蔵され、コンピュータ端末を電話端末に併
合または併設してもよい。
【0014】この構成により、会議トランクの電話端末
に対する送受話ポートは発言権を与えられた電話端末の
数および電話端末への一つの合成音声の送話ポートのみ
でよく、会議トランクの規模により、発言権を与える電
話端末の数は限定されるが、会議に参加する電話端末の
数は限定されない。また発言者が少なく限定されるの
で、発言の衝突も少なく、明瞭な発言音声が参加電話端
末へ送られる。
【0015】また、上記コンピュータシステムは、会議
に参加する複数の電話端末それぞれに対応するコンピュ
ータ端末から、少なくとも、会議に参加する電話端末お
よび会議の開催に関する会議情報、並びに会議に参加す
る一つの電話端末を司会者として発言権のある司会者端
末を予め登録し、この登録された会議情報に基づいて前
記構内自動交換機に電話会議の参加者招集および会議の
開始・終了を制御し、会議開催中では、前記コンピュー
タ端末の間で参加者の少なくとも発言要求および議題賛
否通知を予め定められた手順により送受し、司会者のみ
による発言権の付与およびその解除を予め定められた手
順により前記構内自動交換機に送って発言権を付与され
た発言端末の送受話路を前記会議トランクに接続してい
る。
【0016】上述するように、司会者となる司会者端末
を設定し、司会者のみによる発言権の付与およびその解
除を行うことにより、発言端末の発言内容および数が人
為的に制御され、会議は円滑に進行する。
【0017】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0018】図1は本発明の実施の一形態を示す機能ブ
ロック図である。図1では、本発明に関わる機能ブロッ
クのみを図示しており、従来の技術と同様であり、周知
の機能については図示および説明を省略する。
【0019】図1に示された電話会議システムでは、P
ABX20とインタフェースするコンピュータシステム
として、複数の各電話端末(TEL)2それぞれに対応
するコンピュータ端末(以後、PCと略称する)1それ
ぞれと、これらPC1と接続してデータ情報を授受する
と共に、PABX20とインタフェースするコンピュー
タサーバ10とを備えている。
【0020】コンピュータ・サーバ10は、会議管理メ
モリ3を有する主記憶部11、端末制御部12、CPU
13、およびPBXインタフェース部14を備えるもの
とする。PABX20は、複数の電話端末(TEL)
2、会議トランク4、および音声送出装置5を接続する
TDSW21、CPU22、およびコンピュータインタ
フェース部23を備えているものとする。
【0021】ここで、複数のPC1それぞれおよびTE
L2それぞれは、会議の際に、一つの司会者Aに対応す
るPC1(A)およびTEL2(A)、参加者Bに対応
するPC1(B)およびTEL2(B)、同様に、参加
者Nに対応するPC1(N)およびTEL2(N)、そ
れぞれに設定されるものとする。
【0022】本発明が従来と相違する点は、まず、電話
会議システムのためにコンピュータシステムをPABX
20に接続していることである。次いで、コンピュータ
サーバ10が会議管理メモリ3に会議情報を予め保持
し、この会議情報に基づいて一つのTEL2(A)を司
会者として設定していることである。司会者は、会議開
催中、一つのPC1により他のTEL2の中で発言要求
したものの中から発言権を与えることができる。また、
PABX20のCPU22は、司会者のTEL2および
発言者としての発言端末の送受話路を会議トランク4の
送受話ポート(例えば)40,41それぞれにTDSW
21を介して接続する一方、残るTEL2の受話路を会
議トランク4の合成音声出力ポートである送話ポート
(例えば)43に接続する制御を行う。
【0023】次に、図1、2および図3を併せ参照し、
各構成要素について説明する。
【0024】PC1(A〜N)それぞれは、上述するよ
うに、TEL2(A〜N)それぞれと共に、司会者Aお
よび参加者B〜Nそれぞれに対応して設けられ、例え
ば、LAN(Local Area Network)を介してコンピュー
タサーバ10の端末制御部12と接続されているものと
する。司会者Aおよび参加者B〜Nそれぞれは、PC1
(A〜N)それぞれの画面、キーボード、マウスなどの
入力部から会議申込み、発言要求、議題の賛否などを入
力すると共に更新し、これら情報の最新画面をコンピュ
ータサーバ10により全てのPC1(A〜N)が受け、
画面表示により会議状況を把握するものとする。従っ
て、会議参加中の全てのPC1(A〜N)で同一の最新
画面が表示されるものとする。
【0025】画面表示される会議情報は、図2に示され
るように、司会者名、発言中の発言者名、および参加者
リストであり、参加者リストでは、参加者毎に発言要求
を発言順序で示す挙手欄が設けられるものとする。ま
た、画面には更に、このPC1から発言要求または発言
解除する際に選択する挙手の要求/解除に対応するアイ
コン領域が設けられるものとする。
【0026】TEL2(A〜N)それぞれは、上述する
ように、司会者Aおよび参加者B〜Nそれぞれに対応し
て設けられ、TDSW21を介して会議トランク4に接
続され、発言者の合成音声を聴取する。発言者は、司会
者AとPC1(A)により指定されたTEL2のみとす
る。これら接続制御はPC1(A〜N)からの情報に基
づくCPU22の制御であり、PC1(A〜N)とTE
L2(A〜N)との間では、直接の情報交換はない。
【0027】会議管理メモリ3は、会議申込者によりP
C1から所定の手順で端末制御部12を介してCPU1
1が受けた会議情報を会議毎に登録されるものとする。
メモリ内容は、図3に示されるように、司会者Aから参
加者Nまで、全ての参加者それぞれに対して、会議番号
30、会議予定時間31、および名前情報32、この名
前情報に対応するPC番号33、電話番号34、および
挙手順位35、並びに司会者か発言者かその他かを区別
するクラス情報36、更に、電話端末の状態を記録する
呼状態メモリ37および不応答タイマ38を含むものと
する。
【0028】会議トランク4は、二つ以上の送受話ポー
トと少なくとも一つの送話ポートとを有し、送受話ポー
トから受ける音声を合成し、合成した音声を送話ポート
から出力するが、送受話ポートの場合では同一ポートか
らの受話音声を除くものとする。従って、一つの送受話
ポートは司会者用、一つの送話ポートは合成音声出力
用、残りの送受話ポートは発言者用、それぞれに割当て
られるものとする。
【0029】発言者にならない複数のTEL2は、送話
路を会議トランク4の受話ポートに接続していないの
で、送話ポートを共用し一つの送話ポートに接続でき
る。
【0030】音声送出装置5は、会議の接続制御に必要
な案内メッセージ、通知音などの送出装置であるものと
する。
【0031】主記憶部11は、上記会議管理メモリ3を
含むデータを記憶格納し、CPU13の制御を受ける。
端末制御部12は、複数のPC1とインタフェースし、
CPU13の制御を受けてPC1との間でデータの授受
を制御する。CPU13は、主記憶部11に記憶された
データを駆使し、PC1およびCPU22と授受するデ
ータに基づいてコンピュータサーバ10における所定の
制御を行う。PBXインタフェース部14は、CPU1
1とPABX20のCPU22との間のデータをコンピ
ュータインタフェース部23を介して転送する。
【0032】TDSW21は従来同様、TEL2および
会議トランク4を収容し、CPU22の制御を受け、T
EL2および会議トランク4相互のクロスコネクトを実
現する。CPU22は、TDSW21を介してTEL2
および会議トランク4と、またコンピュータインタフェ
ース部23およびPBXインタフェース部14を介して
CPU13とデータを授受してPABX20における所
定の制御を行う。
【0033】上記説明では、コンピュータシステムとP
ABXとをインタフェース部を介して接続し、データを
授受するとしたが、上記公開公報に記載の方式と同様
に、PCを会議システム用などのように小規模として電
話端末に併合または併設し、送受話路とは別の信号路を
介してPABXのCPUとデータを授受すると共に、P
ABXのCPUが上記コンピュータサーバの機能をも併
せ備え、かつ会議管理メモリをPABXで内蔵してCP
Uが駆使する構成でもよい。
【0034】
【実施例】次に、上記実施の形態において図1から図5
までを併せ参照して実施の具体例について説明する。
【0035】図1において、ある会議で、一名の司会者
AがPC1(A)とTEL2(A)とを使用し、残り1
3名の参加者B〜NそれぞれがPC1(B〜N)それぞ
れとTEL2(B〜N)それぞれとを使用するものとす
る。
【0036】また、会議トランク4は、二人の発言者の
みを許可するものとして送受話ポート40〜42および
送話ポート43を有し、CPU22の制御によりTDS
W21を介して送受話ポート40には司会者AのTEL
2(A)、送受話ポート41には発言者1のTEL2
(例えばB)、および送受話ポート42には発言者2の
TEL2(例えばC)、それぞれの送受話路を接続し、
また送話ポート43には残りの参加者のTEL2(〜)
の受話路を接続するものとする。
【0037】[会議の登録]まず、司会者AがPC1
(A)を操作して会議の登録を行う。登録データは端末
制御部12を介してCPU13に届き、CPU13が主
記憶部11の会議管理メモリ3に登録し登録内容をPC
1(A)へ返送し、登録内容は、確認のためにPC1
(A)に表示される。
【0038】この際の登録内容は、会議番号30(二重
登録防止のため通常、自動的に採番される)、会議予定
時刻31(開始時刻/継続時間または終了時刻)、名前
情報32、PC番号33、電話番号34、およびクラス
情報36である。PC番号33および電話番号34は、
通常、間違い防止のため、別途、予め登録された加入者
リストの名前情報から自動的に抽出することもできる。
【0039】[会議の招集]コンピュータサーバ10の
CPU13は、会議管理メモリ3の会議開始時刻で駆動
され、次いで、会議番号30に基づいて会議管理メモリ
3を検索し、クラス情報36により司会者Aから参加者
B〜Nまでの一連のリストから電話番号34を取り出し
て会議番号と共にインタフェース部14,23を介して
CPU22に自動ダイヤルするので、CPU22は、会
議番号に対応させた会議トランク4を選択すると共に受
けた電話番号対応のTEL2(A〜N)に対して呼出信
号を送る。
【0040】呼出信号を受け、応答したTEL2(A〜
N)に対して、CPU22は、TDSW21を制御し
て、図1に示されるように、音声送出装置5を接続し、
会議開催案内の音声メッセージを送出する。TEL2の
呼出しに応答して音声メッセージを受けた参加者は、P
C1から会議参加のログイン操作を行う。
【0041】上記応答情報はCPU22からインタフェ
ース部23,14を介して、またログイン情報は端末制
御部12を介して、それぞれCPU13に通知されるの
で、CPU13は、参加者の呼状態メモリ37を応答に
更新すると共に、ログイン情報の発信元PC1へ図2に
示される画面に情報を挿入して送出する一方、PABX
20のCPU22へログイン情報の発信元PC1に対応
するTEL2の受話路を会議トランク4の送話ポート4
3に接続するよう指示する。
【0042】ただし、司会者Aの発信元PC1(A)か
らログイン情報を受けた場合にはCPU22へTEL1
(A)の送受話路を会議トランク4の送受話ポート40
に接続するよう指示する。CPU22は、これらの指示
に従ってTDSW21を制御し、会議参加の全てのTE
L2を会議トランク4に順次接続し会議の準備を完了す
る。
【0043】この結果、図4(A)に示されるように、
各参加者のPC1の画面には、「司会者A、参加者リス
トの名前A〜N、および合計14人」が表示され、TD
SW21では通話路が接続される。このTDSW21の
接続により、司会者Aの声は参加者全員に届くが、司会
者A以外の参加者の声はまったく聞こえない。
【0044】[挙手による発言]会議は司会者Aの判断
により開始され、プレゼンテーションなどの後に発生す
る、参加者による質問等の発言要求は、画面の挙手要求
の領域をマウス等の入力操作によりクリック指定する。
【0045】ここで、参加者B,Cが自分のPC1
(B,C)それぞれにおいて挙手要求を指定した場合、
PC1(B,C)それぞれからCPU13に伝達され、
CPU13は、主記憶部11の会議管理メモリ3で全員
の挙手順位35をチェックし、参加者A,Bのうち参加
者Aの順位が上の場合、挙手要求中の順位を参加者Aを
1位、また参加者Bを2位に決定して画面情報に書込
み、全PC1の画面を更新する。この結果、司会者Aを
含む参加者全員が発言要求した人と発言順位とを知るこ
とができる。
【0046】次に、参加者Bに発言権を与える場合、司
会者Aは、画面上で参加者の名前Bをドラッグ指定し発
言者1の領域にドロップ設定する。司会者AのPC1
(A)は、発言者1の領域と設定された名前Bとの情報
をCPU13へ送る。CPU13は、会議管理メモリ3
における参加者Bのクラス情報36を発言者1に書替え
更新すると共に、参加者Bの発言者1接続要求をPAB
X20のCPU22へ送る。
【0047】CPU22は、TDSW21を制御し、参
加者Bに対するTEL2(B)の送受話路を発言者1に
対応する会議トランク4の送受話ポート41に接続す
る。
【0048】この結果、図4(B)に示されるように、
司会者AのTEL2(A)と参加者BのTEL2(B)
とのみが送受話路を会議トランク4に接続されるので、
参加者Bの発言は、TEL2(B)から会議トランク4
を介して、司会者Aの発言と共に会議トランク4の送話
ポート43から他の参加者へ届けることができる。
【0049】本実施例では、二人の参加者まで司会者A
と同時に三者通話による発言ができるので、第2順位の
参加者Cにも発言を許可するため、司会者AのPC1
(A)により参加者の名前Cが画面上で発言者2の領域
にドロップ設定できる。この結果、上述の同様の手順
で、画面では、参加者リストから発言者2の領域に名前
Cが移動表示され、またTDSW接続では、参加者Cの
TEL2(C)の送受話路が会議トランク4の送受話ポ
ート42に接続される。
【0050】上述したように、発言権を付与し発言者に
選定できるのは、司会者AのPC1(A)のみであり、
CPU13はPC1(A)以外による発言者の設定を無
効にしている。また、発言要求の取下げは画面内の挙手
解除をクリック指定することにより行う。
【0051】また、発言終了により発言権が解除される
場合、司会者Aが上述の手順と逆の手順で、まず、発言
者1の領域から名前Bを参加者リストの所定の欄へ、ド
ラック・アンド・ドロップ処理する。この処理情報を受
けたCPU13は、会議管理メモリ3における参加者B
のクラス情報36の発言者1情報をクリア処理すると共
に、参加者Bの接続変更要求をPABX20のCPU2
2へ送る。
【0052】CPU22は、TDSW21を制御し、参
加者Bに対するTEL2(B)の受話路のみを他の参加
者同様、会議トランク4の送話ポート43に接続する。
【0053】また、本実施例では、挙手要求のあった参
加者に発言権を与えるとして説明したが、挙手に無関係
に、司会者が参加者の中から選択設定することもでき
る。
【0054】[決議]また、図5(A)に示されるよう
に、画面の挙手欄に表示される順位番号のうち、最後の
順位の番号数字は、挙手欄にマークされた、すなわち発
言権を得るために挙手した参加者の数を示している。従
って、最後の順位の番号数字を、例えば画面で点滅させ
るなど、特別にマークすることにより、挙手した参加者
の数が一目で判定できる。この結果、多数決などの集計
が容易になる。
【0055】[解散]会議が終了した際には、司会者A
のPC1(A)における所定の会議解散操作により、C
PU13が、会議解散指示を受け、会議解散処理を開始
する。
【0056】CPU13はPABX20のCPU22へ
会議解散を通知するので、CPU22は、参加中の全T
EL2を会議トランク4から切離し会議トランク4を復
旧させると共に受話路を音声送出装置5のBT(話中
音)に接続して参加者に話中音を聞かせる。この音は、
話中音とは別の音声でもよい。
【0057】他方、CPU13は、全PC1に対して一
斉に終了制御を行い、会議管理メモリ3の対象情報を消
去する。
【0058】[補足]上記説明では、会議の招集を予め
登録した会議情報の会議開始時刻に基づいて自動的に開
始するとしたが、司会者の所定の操作により会議の招集
を開始することもできる。また、司会者の画面に、例え
ば参加解除/追加招集の領域を設け、この領域に名前を
指定して会議から外すことも、また追加の参加者を招集
して呼び出すことも、コンピュータ端末(PC)、コン
ピュータサーバ、およびPABXの連携動作により可能
である。
【0059】このように、コンピュータシステムの併用
により、グループウェアと組合せたトータルな会議の効
率化を図ることができる。すなわち、参加者名簿および
会議開催時刻を含む会議情報を作成することにより、コ
ンピュータが、会議予約、電子メールによる会議開催通
知の送付、返信、スケジュール登録、会議資料の作成お
よび配布、開催当日における自動招集および解散、会議
中の画面共有、議事録の電子化、PABXのボイスメー
ル機能を用いた自動録音など、自分の席で十分な内容の
会議を行うことができる。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ま
ず、第1の効果は、会議毎に備える会議トランクは一つ
に関わらず、会議に参加する電話端末の数が限定されな
いことである。
【0061】その理由は、会議に参加する電話端末を発
言権を与えられた電話端末とその他の発言権のない電話
端末とに区分し、発言権のない電話端末ではこれら電話
端末の受話路のみを会議トランクの合成音声出力に一括
接続しているからである。
【0062】また、第2の効果は、発言者が少なく限定
されるので、発言の衝突も少なく、明瞭な発言音声を参
加電話端末へ送ることができると共に、静かな会議が進
行できることである。
【0063】その理由は、会議に参加する電話端末のう
ち発言権を与える電話端末の数を少数に限定し、発言権
を与えられた電話端末のみの送受話路を会議トランクに
接続しているからである。
【0064】また、第3の効果は、電話の会議が円滑に
進行することである。
【0065】その理由は、参加者の一人を司会者として
司会者端末を設定し、司会者のみによる発言権の付与お
よびその解除を行うので、発言端末の発言内容および数
が人為的に制御されるからである。
【0066】また、第4の効果は、多数決の集計が容易
であることである。
【0067】その理由は、会議に参加する全ての電話端
末に対応して要求された発言権に対する優先順位を予め
定め、表示画面に、会議中の参加者全員それぞれに対応
して挙手欄を設け、発言要求および賛成表示のいずれか
を参加者が入力した際に、入力のあった参加者に対応す
る挙手欄に優先順位に応じた順序番号を表示すると共
に、最後の順序番号が他の順序番号と異なる番号表示
で、例えば、点滅、または所定のマークを有するからで
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態を示す機能ブロック図で
ある。
【図2】図1における端末での画面表示の一形態を示す
画面説明図である。
【図3】図1における会議管理メモリの一形態を示す記
憶領域構成図である。
【図4】本発明の実施の一形態を示す会議招集発言過程
説明図である。
【図5】本発明の実施の一形態を示す会議決議解散過程
説明図である。
【図6】従来の一例を示す機能ブロック図である。
【符号の説明】 1 PC(コンピュータ端末) 2 TEL(電話端末) 3 会議管理メモリ 4 会議トランク 5 音声送出装置 10 コンピュータサーバ 11 主記憶部 12 端末制御部 13、22 CPU(中央制御装置) 14 PBXインタフェース部 20 PABX(構内自動交換機) 21 TDSW(時分割スイッチ) 23 コンピュータインタフェース部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 構内自動交換機に収容される複数の電話
    端末が会議トランクを介して会議する電話会議システム
    において、開催する会議情報を内蔵し、前記構内自動交
    換機とインタフェース部を介して接続するコンピュータ
    システムと、前記構内自動交換機に、前記電話端末およ
    び前記会議トランクを収容する時分割スイッチとを備
    え、前記構内自動交換機が、前記コンピュータシステム
    の制御により、会議に参加する前記電話端末のうち発言
    権を与えられた少なくとも一つの電話端末のみの送受話
    路を前記会議トランクに接続し、発言権のない電話端末
    ではこれら電話端末の受話路のみを前記会議トランクの
    合成音声出力に接続することを特徴とする電話会議シス
    テム。
  2. 【請求項2】 請求項1において、コンピュータシステ
    ムは、会議に参加する複数の電話端末それぞれに対応す
    るコンピュータ端末を備え、これらコンピュータ端末か
    ら、少なくとも、会議に参加する電話端末および会議の
    開催に関する会議情報、並びに会議に参加する一つの電
    話端末を司会者として発言権のある司会者端末を予め登
    録し、この登録された会議情報に基づいて前記構内自動
    交換機に電話会議の参加者招集および会議の開始・終了
    を制御し、会議開催中では、前記コンピュータ端末の間
    で参加者の少なくとも発言要求および議題賛否通知を予
    め定められた手順により送受し、司会者のみによる発言
    権の付与およびその解除を予め定められた手順により前
    記構内自動交換機に送って発言権を付与された発言端末
    の送受話路を前記会議トランクに接続することを特徴と
    する電話会議システム。
  3. 【請求項3】 構内自動交換機に収容される複数の電話
    端末が会議トランクを介して会議する電話会議システム
    において、データ信号を入出力する手段を前記電話端末
    に、この電話端末と前記構内自動交換機との間で信号授
    受するための信号チャネルを電話端末と前記構内自動交
    換機との間に、かつ前記電話端末および前記会議トラン
    クを収容する時分割スイッチを前記構内自動交換機にそ
    れぞれ備え、前記構内自動交換機は、会議に参加する一
    つの電話端末から所定の司会者設定信号を受けた際にこ
    の電話端末を司会者端末に設定してこの司会者端末の送
    受話路を前記会議トランクに接続し、電話端末から所定
    の発言要求信号により発言要求を受けた際にはこの発言
    要求信号を前記司会者端末へ転送し、この司会者電話端
    末から所定の発言権付与信号により発言権を与えられた
    電話端末の指定を受けた際にはこの電話端末を発言者端
    末としてこの発言者端末の送受話路を前記会議トランク
    に接続し、前記司会者端末および発言者端末を除く電話
    端末ではこれら電話端末の受話路のみを前記会議トラン
    クの合成音声出力に接続することを特徴とする電話会議
    システム。
  4. 【請求項4】 請求項1、2または請求項3において、
    参加者全員が同時に発言要求した際の発言権取得のため
    の優先順位を少くとも会議の開催開始までに登録し、会
    議の参加者それぞれに備えたコンピュータ端末およびデ
    ータ信号入出力手段の少くとも一方の画面に、会議中の
    参加者全員それぞれに対応して挙手欄を設け、発言要求
    および賛成表示のいずれかを前記コンピュータ端末およ
    びデータ信号入出力手段の少くとも一方から参加者が入
    力した際に、入力のあった参加者に対応する前記挙手欄
    に前記優先順位に応じた順序番号を表示して、入力のあ
    った前記参加者に対する発言権付与の優先順位および入
    力のあった前記参加者の数を供することを特徴とする電
    話会議システム。
  5. 【請求項5】 請求項4において、前記挙手欄に表示さ
    れた最後の順序番号が他の順序番号と異なる番号表示で
    あることを特徴とする電話会議システム。
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