JP3944528B2 - 電話によるグループ通話方法及びグループ通話システム - Google Patents

電話によるグループ通話方法及びグループ通話システム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、発信者が希望する複数の通話先受信者と同時に通話することを可能にする電話によるグループ通話方法及びグループ通話システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
固定電話、PHS又は携帯電話等の既存の各種電話システムは、原則として、発信者と受信者間の一対一の二者間の通話を実現するものである。このために、これらの各種電話システムを構成する個々の電話装置、交換機、中継機及びこれらを接続する通信回線は、二者間通話を実現するための構成となっている。
【0003】
また、この二者間通話のための電話システムは、個人間の通話に第三者の介入を排除し、国民の基本的権利である「通信の秘密」を維持する上で重要であることから、電話システムにおける基本的技術構成の前提であった。
【0004】
しかし、電話利用者の自らの意思に基づいて、3名以上のグループで同時に通話(以下、「グループ通話」という)したい場合が少なからずある。特に、PHSや携帯電話の所有率が高い若年層においては、例えば、3名以上が待ち合わせの場所や時間を打ち合わせる場合等に、従来ならば、各メンバーに個別に複数回電話を掛けなければならなかったが、このようなグループ通話が可能であれば、一回の通話で簡単に済んでしまうこととなる。このため、従来から、グループ通話の要望は少なからずあったのである。
【0005】
しかし、既存の電話システムにおいては、前述のとおり、二者間通話方式に基づいて構築されていることから、このようなグループ通話を可能にしようとすれば、電話システムを構成する交換機や中継機の大幅な技術的変更及び更新を必要とし、莫大な設備投資を要する。
【0006】
既存の電話システムにおいて、グループ通話と同様な3名以上の同時通話を実現するためには、電話会議システムがある。
【0007】
この電話会議システムにおいては、3名以上の同時通話を行うために、当該電話会議主催者が、電話会議参加者と予め電話会議の開催日、時間を打ち合わせておき、参加者には決定した電話会議の開催日時、電話番号を通知する。
【0008】
電話会議の開催時間になると、各参加者は、通知された電話会議のための同一の電話番号に電話して電話会議システムのための交換機に回線接続する。そして参加者全員の電話が接続されると電話による会議を行うことが出来ることとなるのである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、このような電話会議システムによる複数通話方式においては、下記のような種々の問題点がある。
(1)電話会議の開催の日時時間を予め決める必要がある。
(2)電話会議の主催者は、参加者に当該電話会議の開始時間を予め周知させる必要がある。
(3)電話会議の各参加者は、定められた開催日時に同時会話用の同一の電話番号に電話をかけて回線を接続する必要がある。
【0010】
このように、電話会議の時間とそのための電話番号を電話会議の開催の都度参加者に知らせることは大変面倒である。
【0011】
さらに、電話会議参加者は、同一社内ではなく会話の目的に対応して登録された広い範囲の地域の参加者を対象とする場合もある。
【0012】
本発明は、このような既存の電話システムにおける電話会議システムの技術的構成を利用して、発信者が、受信者に予めグループ通話を了知させることなく、その時々に通話したい複数の任意の相手とグループ通話することを可能とする電話による通話方法とその通話システムを提供するものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
このため、本発明は、発信者のユーザーID、電話番号及びパスワードを含む発信者情報と当該発信者が通話を希望する複数の通話先受信者の電話番号を、通信ネットワークに接続された電話帳データベースに予め登録するステップと、前記発信者が、前記電話帳データベースにアクセスして、前記電話帳データベースに登録されている当該発信者の前記通話先受信者を選択するステップと、前記電話帳データベースが、電話回線を複数収容するとともに同時回線接続手段を有するコールセンターに対して、前記電話帳データベースが、前記発信者の電話番号と当該発信者が選択した通話先受信者の電話番号を送信するステップと、前記コールセンタが、前記同時回線接続手段を介して前記発信者の電話番号と当該発信者が選択した前記通話先受信者の電話番号に基づき前記電話回線を割り当て、これらの電話番号に対して一斉発呼し、通話路の形成を行うステップと、前記コールセンターによる一斉発呼に際し、発呼の対象となった通話先受信者の電話番号に対して当該コールセンターの電話番号を通知するステップとの各ステップを有し、発信者が前記電話帳データベースにアクセスして、前記電話帳データベースに登録されている当該発信者の前記通話先受信者を選択するステップにおいて、少なくとも、前記グループ通話に直接参加してもらう通話者区分と、当該グループ通話において会話をする権利がなく通話を聞くことだけが許可される通話者区分の何れかの通話者区分を指定し、前記コールセンタにおける前記同時回線接続手段は、前記指定された通話者区分に応じて前記グループ通話における通話先受信者に対する回線接続制御を行うことを特徴とする電話によるグループ通話方法を提供するものである。
【0014】
ここで、前記同時回線接続手段は、既存の電話会議システムにおける交換機をそのまま利用できるので、本発明は、電話システムを構成する交換機や中継機の大幅な技術的変更を必要とせずに、既存の電話システムにおいて、グループ通話を可能としたのである。
【0015】
ここで、前記発信者情報の前記電話帳データベースへの登録は、当該発信者の携帯電話装置又はPHS電話装置に接続されたデータ処理装置を介して行われることを特徴とする。
【0016】
そして、前記発信者が通話を希望する複数の通話先受信者の電話番号の前記電話帳データベースへの登録は、当該発信者の携帯電話装置から直接に又は当該携帯電話装置に接続されたデータ処理装置を介して行われるのである。
【0017】
前記電話帳データベースにおいて予め登録されている発信者が通話を希望する複数の通話先受信者の電話番号は、複数のカテゴリ毎に類別されており、前記通話先受信者を選択するステップは、前記発信者は自己の携帯電話装置から前記電話帳データベースを呼び出した後、前記類別されたカテゴリを指定して当該カテゴリ内の前記通話先受信者を選択することにより行われる。
【0018】
そして、本発明に係る前記電話帳データベースは、前記発信者からグループ通話のためのアクセスがあった場合に、当該発信者が通話を希望する登録された複数の通話先受信者名を、当該発信者の携帯電話装置のディスプレイ上に前記複数のカテゴリ毎に表示させるである。
【0019】
また、当該前記電話帳データベースは、前記発信者からアクセスがあった場合、当該発信者の携帯電話装置から送信される発信者電話番号と当該発信者が携帯電話装置に入力するパスワードを、予め登録されている当該発信者の前記発信者情報と照合することによってログイン処理を行うこととなる。
【0020】
ここで、前記通話先受信者の電話装置は、携帯電話装置、PHS電話装置又は固定電話装置の何れであっても良い。そして、前記データ処理装置は、インターネット通信回線を介して前記電話帳データベースに接続されている。
【0021】
前記電話帳データベースに対する前記発信者情報の最初の登録のステップにおいては、前記データ処理装置が前記電話帳データベースにアクセスした際に、前記発信者毎のアクセスURL、ユーザID及びパスワードを含むアカウントを前記発信者に自動付与する。
【0022】
また、前記電話帳データベースに対する前記発信者が通話を希望する複数の通話先受信者の電話番号の初期登録は、当該発信者の前記携帯電話装置内に格納されている電話番号及び氏名等の通話先受信者データを、前記データ処理装置がインターネット通信回線を介して前記電話帳データベースに対して送信することにより自動登録されることを特徴とする。
【0023】
一方、前記電話帳データベースに対する前記発信者が通話を希望する複数の通話先受信者の電話番号の追加、削除又は変更は、当該発信者の前記携帯電話装置からの送信、又は当該携帯電話装置に接続された前記データ処理装置がインターネット通信回線を介して前記電話帳データベースに対する送信により行われる。
【0024】
さらに、本発明におけるグループ通話の利便性を高めるために、発信者が前記電話帳データベースにアクセスして、前記電話帳データベースに登録されている当該発信者の前記通話先受信者を選択するステップにおいて、前記グループ通話に直接参加してもらう通話者区分と、当該グループ通話に間接参加してもらう通話者区分と、当該グループ通話における通話を聞くことだけが許可される通話者区分の何れかの通話者区分を指定し、前記コールセンタにおける前記同時回線接続手段は、前記指定された通話者区分に応じて前記グループ通話における通話先受信者に対する回線接続制御を行うこととする。
【0025】
尚、本発明のグループ通話においては、前記通話先受信者の電話装置の何れからでも、前記コールセンターにおける同時回線接続手段による前記グループ通話の回線を切断可能である。また、前記コールセンターにおける同時回線接続手段は、前記発信者が前記グループ通話の回線を切断することによって、当該グループ通話を終了させる。そして、前記コールセンターにおける同時回線接続手段は、前記通話先受信者の電話装置の1又は複数が切断された場合であっても、他の前記通話先受信者の電話装置の何れかの回線接続が継続されていれば、前記グループ通話を継続させることを特徴とする。さらには、前記コールセンターにおける同時回線接続手段は、前記通話先受信者の電話装置の全てが切断された場合には、当該グループ通話を終了させることとする。
【0026】
本発明は、さらに、発信者が使用する発信者側電話装置と、前記発信者の電話装置と回線接続される複数の通話先受信者側電話装置と、通信ネットワークに接続され、前記発信側電話装置のユーザーID、電話番号及びパスワードを含む発信者情報と当該発信者が通話を希望する前記複数の通話先受信者側電話装置の電話番号を登録する電話帳データベースと、電話回線を複数収容するとともに、前記発信者が、前記電話帳データベースにアクセスして、前記電話帳データベースに登録されている当該発信者の前記通話先受信者側電話装置の中から選択された複数の電話番号基づき前記電話回線を割り当て、これらの電話番号に対して一斉発呼し、通信路の形成を行う一斉発呼同時回線接続手段を具備するコールセンターと、から構成され、前記コールセンターは、前記一斉発呼に際し、発呼の対象となった通話先受信者の電話番号に対して当該コールセンターの電話番号を通知する機能を有し、前記発信者側電話装置は、前記電話帳データベースにアクセスして、前記電話帳データベースに登録されている当該発信者の前記通話先受信側電話装置を選択する際に、少なくとも、前記グループ通話に直接参加してもらう通話者区分と、当該グループ通話において会話をする権利がなく通話を聞くことだけが許可される通話者区分の何れかの通話者区分を指定する機能を有し、前記コールセンタにおける前記同時回線接続手段は、前記指定された通話者区分に応じて前記グループ通話における通話先受信者に対する回線接続制御を行う機能を有することを特徴とする電話によるグループ通話システムを提供するものである。
【0027】
ここで、本グループ電話システムは、当該発信者側電話装置に接続され、前記発信者情報の前記電話帳データベースへの登録を行うためのデータ処理装置を有する。そして、前記発信者側電話装置が通話を希望する複数の通話先受信者の電話番号の前記電話帳データベースへの登録は、前記データ処理装置を介して行われるのである。
【0028】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る電話によるグループ通話方法及びグループ通話システムの実施の形態を図に基づいて説明する。
【0029】
図1は、グループコールシステムのシステム全体構成図を示す。
本発明のグループコールシステムは、回線網10に接続された会話参加者の複数の携帯電話7または固定電話(図示せず)と、インターネット上の電話帳データベース2と、コールセンター3及び制御部4を有する同時回線接続装置1とで構成されている。さらに、同時回線接続装置1には同時回線接続装置1の制御、会話参加者の電話番号を登録、追加、削除、変更、編集するための端末装置5(パーソナルコンピュータ又は専用端末装置)とメッセージを発声するスピーカーが接続されている。
【0030】
利用する回線網(ネットワーク)10は、固定電話網、携帯電話網、IP電話網の何れも利用可能である。同時回線接続装置1が広い地域に複数設置されていれば、発信者の地域から最も近い同時回線接続装置1から発信可能となる。
【0031】
電話機は、携帯電話7又は固定電話のどちらも利用可能であるが、以下の説明は携帯電話7(7A、7B、7C、7D)を利用した例で説明する。
【0032】
端末装置5及び携帯電話7からアクセス可能なインターネット上の電話帳データベース22は、グループ分けした電話番号が格納されコールセンター3と連携されている。
【0033】
図2は、同時回線接続装置1の構成の概略ブロック図を示す。同時回線接続装置1は、コールセンター3と制御部4で構成されている。コールセンター3は、電話回線を複数収容(例えば、本実施形態例においては、24回線収容)し、発信者自身を含む会話参加者(例えば24回線)に対して一斉に同時会話を提供し、通話路の形成を行う。コールセンターの電話番号は、利用者毎に固有の電話番号を設定することができる。これによりより高い信頼性と、セキュリティを確保できる。
【0034】
制御部4は、CPU11と、メモリ12と、メッセージ部13と、端末I/F部14を有し、電話帳データ登録者の認証、各装置の動作制御及びシステム諸元を決定するシステムデータ制御を行う。端末I/F部14には、パーソナルコンピュータ5又は専用端末装置、呼出操作タッチパネル6を接続することができる。メッセージ部13は、ガイダンス等を利用者に同時回線接続装置1から送出する。なお、メッセージ部13の機能は、制御部4とI/Fしたパーソナルコンピュータ5又は専用端末装置で行うようにしてもよい。
【0035】
パーソナルコンピュータ5又は専用端末装置(以下、パーソナルコンピュータは、「PC」という)は、さらにインターネットに接続され、I/Fを介して同時回線接続装置1に対して発呼(コール)等の指示及び制御を行い、さらに電話帳データベース2の登録、電話帳データベース2の更新、削除、編集管理、利用料金管理、運用状況管理を行う。本実施の形態で使用するPC5は公知の汎用的なPC5であるため説明は省略する。
【0036】
ここで、本発明の実施例におけるインターネットサイト上の電話帳データベース2の登録について説明する。電話番号の登録は、インターネットを介してウエブ上の電話帳データベース2に登録される。電話帳データベース2(適宜、電話帳D/B2と記す)への登録は、次のように行う。
【0037】
先ず、携帯電話7をPC5に接続する。PC5が電話帳データベース2登録サイトにアクセスする。例えばhttp//www.grouPC5alls.net/registerにアクセスする。初めて登録をするときは、ユーザごとの固有のアクセスURL、アカウント(ユーザID、パスワードを含む)を発行し登録を許可する。例えば、アクセスURLとしてhttp//www.groupcalls.net/asp?が与えられる。アクセスURLは、ユーザの電話帳が登録されている固有のデータベースアドレスである。アクセスURLは、電話帳D/B2と携帯電話7との認証を行う。この認証により、他人は決してこの電話帳D/B2へアクセス出来ないように保護されている。
【0038】
携帯電話7に格納されている氏名、電話番号が読み取られインターネット上の電話帳D/B2に送信されて登録される。グループ分けは、自由に指定して分けることができる。図3は、電話帳データベース2の友達グループの電話番号が表示された携帯電話7の表示画面を示す。例えば、友達、研究グループ、サークル、ゼミなどである。図3に示すように、電話帳D/B2は、グループ別に携帯電話7から入力され登録された名前、電話番号が格納されている。
【0039】
登録されたウエブ上の電話帳D/B2は、インターネットを介してコールセンター3と連携されている。
【0040】
電話帳D/B2への追加、削除、変更及び編集は、携帯電話7又はPC5から何時でも自由に行うことができる。携帯電話7からインターネットに接続し(例えばhttp//www.groupcalls.net)自分の電話帳D/B2にアクセスする。上記したように、例えば、http//www.groupcalls.net/registerをログインすることにより自分の電話帳D/B2がアクセスされる。このときパスワード、携帯電話番号、PC番号、アクセスURLにより認証が行われログインが許可される。図4は、追加、削除、変更及び編集を行う携帯電話7の表示画面を示す。電話帳D/B2の追加、削除、変更及び編集サイトに接続されると携帯電話7の表示画面に指定したグループの電話番号リストが表示される。表示画面には、追加、削除、変更及び編集のボタンが表示され、該当するボタンを選ぶ。表示された画面の指示に従って追加、削除、変更及び編集等をその場で行うことができる。
【0041】
上記の登録の説明では、携帯電話7からの登録について説明したが、インターネットに接続されたPC5のキーボードから直接入力して登録、追加、削除、変更及び編集を行うことも可能である。
【0042】
さらに、本発明においては、電話帳D/B2に登録されているグループコールの個々の参加者の電話番号に対して、同時会話への参加条件を設定することができる。
【0043】
図5は、同時会話への参加条件を定義する携帯電話7の電話帳画面を示す。図5に示すように、画面に表示されたグループコール登録者名の前欄に、TO、Cc、Bccの表示と各々のチェックボックスが表示されている。「TO」は、直接会話に参加してもらいたい参加者を指定し、Ccは、間接的に会話に参加してもらいたい人(聞いておいてもらいたい人)を指定し、Bccは、会話をする権利はないが、発言できず聞くことだけが許可されている人を指定している。同時回線接続装置1は、インターネット上の電話帳D/B2からの発信先電話データを受取り会話参加条件に合わせた回線接続を行う。
【0044】
上記のように本実施の形態例においては、グループコールの会話の内容によっては参加者に会話への参加条件を設け、同時会話の円滑な進行ができ実施目的が十分達成できるようにグループコールを運営することが可能となる。登録する電話番号は、日本国内のみならず海外の電話番号でも可能である。
【0045】
ここで、グループコールの発信における実施の形態例について説明する。発信者は、自分の携帯電話7のプラウザ機能で電話帳D/B2を呼び出し、登録された電話帳D/B2から会話に参加させる複数相手を選択する。図6は、携帯電話7の表示画面に表示された電話帳画面例を示す。選択方法は、電話帳画面に表示された登録リストのうち参加を要求する氏名の前欄に設けられたチェックボックスにチェックを入力する。そして、選択が終わるCallボタンを指定して発呼(コール)を指示する。
一方、コールセンター3は、インターネット上の電話帳D/B2からインターネット接続されたPC5を介してグループコールする電話番号データを受信する。さらに、コールセンター3は、受信したグループコールする電話番号データに基づき電話回線を割り当て、発信者自身と電話帳D/B2上で選択された全員の電話番号に電話をかける。相手が出るかでないかは通常の電話と同様で、同時会話への参加者は複数の電話に出た相手と同時会話が可能となる。電話のコール回数は初期設定で決めることが出来る。例えば10回コールする。
【0046】
さらに、電話帳D/B2に登録はされていないが、グループコールに参加させたい場合も、携帯電話7の表示画面の追加ボタンを押して電話番号を直接入力して電話番号を追加する。既に同時会話への参加を指定した登録者と同様にグループコールとして一斉発呼(コール)することが可能である。この際においても上記したTO,Cc,Bccの参加条件を付加して任意の人数を追加できるように設定されている。
【0047】
さらに、他のグループコールの実施例について説明する。上記した実施形態例では、携帯電話7によるグループコール発信を説明したが、呼び出し操作を簡単にするためにPC5に呼出操作タッチパネル6を接続することができる。
【0048】
図7は、呼出操作タッチパネル6の画面例を示す。図7に示すように呼出操作タッチパネル6の画面上には、グループコール名の電話会議システム「定例支店長会議」と表示されている。「定例支店長会議」表示の下方には、この会議参加者の電話番号用の欄が24個表示されている。
【0049】
この欄に会議参加者の電話番号及び氏名が表示される。さらに電話番号欄の下方には「呼出」、「開始」、「追加」、「再呼出」、「モニタ」、「終了」、「表示」等の制御用のボタンが表示されている。この表示ボタンは、コールした相手の状態がカラー表示されるので接続相手との接続状況が一目で把握できるようになっている。
【0050】
例えば、呼出の相手先の表示ボタンの色は、次のように表示される。呼出準備中は緑表示、呼出中は黄色表示、接続は青表示とし、無応答は赤表示とする。さらに会話中に相手の回線が切れた場合は相手先の表示が青色から赤色に変わる。
【0051】
図7に示すように会話を開始する場合は、「開始」ボタンを押し会話を開始する。無応答・切断の箇所を再呼出する場合は「再呼出」ボタンを押す。回線の状態を見る場合は「モニタ」ボタンを押す。このように呼出操作タッチパネル6によれば、目的のボタンを押すだけの操作で電話会話の開催が可能となる。
【0052】
グループコールの成立は、コールセンター3からかかってきた電話に出た2名の参加者と発信者との最低3回線の回線接続で成立する。このときコールセンター3からの呼び出しに応じなかった参加予定者は含めないでグループコールは成立する。
【0053】
図8は、同時会話の接続を説明するための回線接続状態の概略図を示す。図8に示すように、発信者7Aと電話に出た会話参加者7B,7Cとのグループコールにおける同時会話は成立している。電話に出なかった7Dはグループコールに参加していない。
【0054】
さらに、本グループコールシステム実施の形態例においては、発信者7A、参加者7B、参加者7Cの3者が会話を継続している状態で、7B、7Cの何れかが電話を切っても、残りの2者間で同時会話は継続する。
【0055】
同時会話を終了する場合は、次の時である。発信者7Aが電話を切った場合は、B、Cの通話希望意向の如何にかかわらずグループコールは終了する。
【0056】
また、発信者7A以外の7B、7C(発信者以外の全員)が、電話を切った場合は、自動的にグループコールの回線は切断されて終了する。
【0057】
さらに、本発明のグループコールにおいては、グループコールへの途中からの参加が可能である。最初のコールに出られなかった参加予定者7Dが、携帯電話7Dの着信履歴を見てグループコールに途中から参加したい場合がある。その場合は、携帯電話7Dに表示された着信履歴に表示されているコールセンターの電話番号にコールする。同時回線接続装置1からの音声ガイドに従い参加者7Dは、自分の電話番号を入力する。同時回線接続装置1は、参加者7Dの入るべき同時会話グループを検索し、同時会話が継続中であればグループコールに接続して同時会話が可能となる。既に同時会話が終了している場合、同時回線接続装置1は、グループコールが終了した旨の終了ガイダンスを参加者7Dの携帯電話7に送出する。
【0058】
グループコールの料金は、コールセンター3から会話した全員に従量制で発生するが、本実施の形態例においては、発生した全員の通話料金は発信者が負担するように設定している。
【0059】
さらに、本発明においては、予めグループコールセンター電話番号(03−XXXX−YYYY)をグループコール用として自分の携帯電話7に登録しておくことが出来る。また、TO、Cc、Bcc、で電話番号を指定しておけば自分にどのタイプでグループコールがかかってきたかわかる。携帯電話7の電話帳メモリにグループコールの電話番号と名称に「あなたにグループコールがかかっています。」と登録しておく。登録は、TO:03−XXXX−YYYY、Cc:03−XXXX−AAAA、Bcc:03―XXXX−BBBBとする。グループコールが着信すると、携帯電話7の画面に、TOの場合は、「あなたにToでグループコールがかかっています。」03−XXXX−YYYYと表示される。同じくCcの場合は、「あなたにCcでグループコールがかかっています。」03−XXXX−AAAA、と表示される。同じくBccの場合は、「あなたにBccでグループコールがかかっています。」03−XXXX−BBBBと表示画面に表示される。この表示により、同時会話への自分の参加条件がわかり同時会話に参加する必要性等の状態が直ぐ判る。
【0060】
さらに、大口法人毎にコールセンター3を設置して、専用電話番号を設定することにより、コールセンター3の信頼性とセキュリティを高めることができる。
【0061】
ここで、グループコールの動作について説明する。図9は、グループコールの動作の流れを説明するフローチャートを示す。
【0062】
グループコールの発信者は、インターネット上の電話帳データベースサイトにログインして、自分の電話帳データベース2を呼び出す。例えば、http://www.anycall.net/asp?でログインする(S1)。このとき発信者ID、URLが検証される(S2)。ログインが認証されると、登録グループが表示される(S3)。電話帳データベース2に登録されたグループの中から、今回グループコールするグループを選択する(S4)。選択したグループに登録された電話帳データベース2の電話番号が読み出され自分の携帯電話7の画面に表示される(S5)。
【0063】
画面に表示された電話番号リストの中から今回のクループコールに参加する参加者の参加条件のチェック欄(TO、Cc、Bcc)をチェックマークして参加者を決定する(S6)。発信者は、チェックが終了するとコールの指示をする(S7)。指示を受けた同時回線接続装置1は、発信者を含む参加者に一斉コールをする(S8)。コールセンター3から自分を含む参加者全員に電話がかかる。コール回数は初期設定で決めることが可能である。例えば10回コールする。
【0064】
電話に出た人は、他の参加者全員と同時会話をすることができる(S9、S10)。何らかの理由で発信者が電話に出なかった場合は、電話に出た参加者に発信者の都合でグループコールが成立しなかった趣旨の音声ガイダンスを送出し終了する(S12)。
【0065】
上記したように本発明のグループコールシステムにおいて、発信者は電話帳データベース2の管理、発信処理などを行うが、コールされた他のグループコール参加者は電話に出でグループコールに参加するだけで良く、他に何もする必要がない。さらに電話帳データベース22によりグループコールへの参加者登録は何千人でも対応可能である。
【0066】
本発明のグループコールの方法及びグループコールシステムは、電話帳D/B2に登録された複数の電話番号を選択し、選択した電話番号に同時に発信(コール)し、受信した相手と順次同時会話ができるウエブ上の電話帳D/B2とコールセンター3が連携された方法及びシステムであって、ウエブ上の電話帳D/B2を呼び出して電話番号の登録、追加、変更、削除集が簡単に行われる。さらに、発信者のみがサービスを受けていれば受信者は何も知らなくても同時会話に参加できる。また、自分の電話帳D/B2にアクセスする時、携帯電話ID、パスワードとのマッチングを行い、他人の携帯電話7からアクセスできないセキュリティを備えているので安全である。さらに、発信者の拠点から一番近いコールセンター3から発信することが出来るため、電話料金を削減することが可能である。
【0067】
【発明の効果】
以上詳しく説明したように、本発明に係るグループ通話方法においては、発信者のユーザーID、電話番号及びパスワードを含む発信者情報と当該発信者が通話を希望する複数の通話先受信者の電話番号を、通信ネットワークに接続された電話帳データベースに予め登録するステップと、前記発信者が、前記電話帳データベースにアクセスして、前記電話帳データベースに登録されている当該発信者の前記通話先受信者を選択するステップと、前記電話帳データベースが、同時回線接続手段を有するコールセンターに対して前記発信者の電話番号と当該発信者が選択した通話先受信者の電話番号を送信するステップと、前記コールセンタが、前記同時回線接続手段を介して前記発信者の電話番号と当該発信者が選択した前記通話先受信者の電話番号に対して一斉発呼するステップと、の各ステップを有することにより、電話システムを構成する交換機や中継機の大幅な技術的変更を必要とせずに、既存の電話システムにおいて3名以上のグループ通話を実現する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のグループコールシステムのシステム構成図を示す。
【図2】 本システムにおける同時回線接続装置の構成の概略ブロック図を示す。
【図3】 通話先カテゴリー「友達グループ」の電話番号が表示された携帯電話の表示画面を示す。
【図4】 通話先受信者の追加、削除、変更及び編集を行う携帯電話の表示画面を示す。
【図5】 同時会話への参加資格を定義する携帯電話装置における電話帳画面を示す。
【図6】 携帯電話装置のディスプレイ画面に表示された電話帳画面例を示す。
【図7】 携帯電話装置の呼出操作タッチパネルの画面例を示す。
【図8】 グループ通話における回線接続状態を説明するための概略図を示す。
【図9】 本発明のグループコールの制御動作の流れを説明するフローチャートを示す。
【符号の説明】
1 同時回線接続装置
2 電話帳データベース(電話帳D/B)
3 コールセンター
4 制御部
5 データ処理装置(PC)
6 呼出操作タッチパネル
7 携帯電話装置
10 通信ネットワーク
11 CPU
12 メモリ
13 メッセージ部

Claims (26)

  1. 発信者のユーザーID、電話番号及びパスワードを含む発信者情報と当該発信者が通話を希望する複数の通話先受信者の電話番号を、通信ネットワークに接続された電話帳データベースに予め登録するステップと、
    前記発信者が、前記電話帳データベースにアクセスして、前記電話帳データベースに登録されている当該発信者の前記通話先受信者を選択するステップと、
    電話回線を複数収容するとともに同時回線接続手段を有するコールセンターに対して
    前記電話帳データベースが、前記発信者の電話番号と当該発信者が選択した通話先受信者の電話番号を送信するステップと、
    前記コールセンタが、前記同時回線接続手段を介して前記発信者の電話番号と当該発信者が選択した前記通話先受信者の電話番号に基づき前記電話回線を割り当て、これらの電話番号に対して一斉発呼し、通話路の形成を行うステップと、
    前記コールセンターによる一斉発呼に際し、発呼の対象となった通話先受信者の電話番号に対して当該コールセンターの電話番号を通知するステップと
    の各ステップを有し、
    発信者が前記電話帳データベースにアクセスして、前記電話帳データベースに登録されている当該発信者の前記通話先受信者を選択するステップにおいて、少なくとも、前記グループ通話に直接参加してもらう通話者区分と、当該グループ通話において会話をする権利がなく通話を聞くことだけが許可される通話者区分の何れかの通話者区分を指定し、前記コールセンタにおける前記同時回線接続手段は、前記指定された通話者区分に応じて前記グループ通話における通話先受信者に対する回線接続制御を行う
    ことを特徴とする電話によるグループ通話方法。
  2. 前記発信者情報の前記電話帳データベースへの登録は、当該発信者の携帯電話装置又はPHS電話装置に接続されたデータ処理装置を介して行われることを特徴とする請求項1に記載のグループ通話方法。
  3. 前記発信者が通話を希望する複数の通話先受信者の電話番号の前記電話帳データベースへの登録は、当該発信者の携帯電話装置又はPHS電話装置(以下、「携帯電話装置」という)から直接に又は当該携帯電話装置に接続されたデータ処理装置を介して行われることを特徴とする請求項2に記載のグループ通話方法。
  4. 前記電話帳データベースにおいて予め登録されている発信者が通話を希望する複数の通話先受信者の電話番号は、複数のカテゴリ毎に類別されており、前記通話先受信者を選択するステップは、前記発信者は自己の携帯電話装置から前記電話帳データベースを呼び出した後、前記類別されたカテゴリを指定して当該カテゴリ内の前記通話先受信者を選択することにより行われる、ことを特徴とする請求項3に記載のグループ通話方法。
  5. 前記電話帳データベースは、前記発信者からグループ通話のためのアクセスがあった場合に、当該発信者が通話を希望する登録された複数の通話先受信者名を、当該発信者の携帯電話装置のディスプレイ上に前記複数のカテゴリ毎に表示させることを特徴とする請求項4に記載のグループ通話方法。
  6. 前記電話帳データベースは、前記発信者からアクセスがあった場合、当該発信者の携帯電話装置から送信される発信者電話番号と当該発信者が携帯電話装置に入力するパスワードを、予め登録されている当該発信者の前記発信者情報と照合することによってログイン処理を行うことを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載のグループ通話方法。
  7. 前記通話先受信者の電話装置は、携帯電話装置、PHS電話装置又は固定電話装置であることを特徴とする請求項1に記載のグループ通話方法。
  8. 前記データ処理装置は、インターネット通信回線を介して前記電話帳データベースに接続されていることを特徴とする請求項2に記載のグループ通話方法。
  9. 前記電話帳データベースに対する前記発信者情報の最初の登録のステップにおいて、前記データ処理装置が前記電話帳データベースにアクセスした際に、前記発信者毎のアクセスURL、ユーザID及びパスワードを含むアカウントを前記発信者に自動付与することを特徴とする請求項8に記載のグループ通話方法。
  10. 前記電話帳データベースに対する前記発信者が通話を希望する複数の通話先受信者の電話番号の初期登録は、当該発信者の前記携帯電話装置内に格納されている電話番号及び氏名等の通話先受信者データを、前記データ処理装置がインターネット通信回線を介して前記電話帳データベースに対して送信することにより自動登録されることを特徴とする請求項8に記載のグループ通話方法。
  11. 前記電話帳データベースに対する前記発信者が通話を希望する複数の通話先受信者の電話番号の追加、削除又は変更は、当該発信者の前記携帯電話装置からの送信、又は当該携帯電話装置に接続された前記データ処理装置がインターネット通信回線を介して前記電話帳データベースに対する送信により行われることを特徴とする請求項8に記載のグループ通話方法。
  12. 前記通話先受信者の電話装置の何れからでも、前記コールセンターにおける同時回線接続手段による前記グループ通話の回線を切断可能であることを特徴とする請求項記載のグループ通話方法。
  13. 前記コールセンターにおける同時回線接続手段は、前記発信者が前記グループ通話の回線を切断することによって、当該グループ通話を終了させることを特徴とする請求項記載のグループ通話方法。
  14. 前記コールセンターにおける同時回線接続手段は、前記通話先受信者の電話装置の1又は複数が切断された場合であっても、他の前記通話先受信者の電話装置の何れかの回線接続が継続されていれば、前記グループ通話を継続させることを特徴とする請求項記載のグループ通話方法。
  15. 前記コールセンターにおける同時回線接続手段は、前記通話先受信者の電話装置の全てが切断された場合には、当該グループ通話を終了させることを特徴とする請求項記載のグループ通話方法。
  16. 発信者が使用する発信者側電話装置と、
    前記発信者電話装置と回線接続される複数の通話先受信者側電話装置と、
    通信ネットワークに接続され、前記発信側電話装置のユーザーID、電話番号及びパスワードを含む発信者情報と当該発信者が通話を希望する前記複数の通話先受信者側電話装置の電話番号を登録する電話帳データベースと、
    電話回線を複数収容するとともに、前記発信者が、前記電話帳データベースにアクセスして、前記電話帳データベースに登録されている当該発信者の前記通話先受信者側電話装置の中から選択された複数の電話番号に基づき前記電話回線を割り当て、これらの電話番号に対して一斉発呼し、通信路の形成を行う同時回線接続手段を具備するコールセンターと、から構成され、
    前記コールセンターは、前記一斉発呼に際し、発呼の対象となった通話先受信者の電話 番号に対して当該コールセンターの電話番号を通知する機能を有し、
    前記発信者側電話装置は、前記電話帳データベースにアクセスして、前記電話帳データベースに登録されている当該発信者の前記通話先受信側電話装置を選択する際に、少なくとも、前記グループ通話に直接参加してもらう通話者区分と、当該グループ通話において会話をする権利がなく通話を聞くことだけが許可される通話者区分の何れかの通話者区分を指定する機能を有し、
    前記コールセンタにおける前記同時回線接続手段は、前記指定された通話者区分に応じて前記グループ通話における通話先受信者に対する回線接続制御を行う機能を有する
    ことを特徴とする電話によるグループ通話システム。
  17. 当該発信者側電話装置に接続され、前記発信者情報の前記電話帳データベースへの登録を行うためのデータ処理装置を有する請求項16に記載のグループ通話システム。
  18. 前記発信者側電話装置が通話を希望する複数の通話先受信者の電話番号の前記電話帳データベースへの登録は、前記データ処理装置を介して行われることを特徴とする請求項17に記載のグループ通話システム。
  19. 前記電話帳データベースは、発信者が通話を希望する複数の通話先受信者側電話装置の電話番号を複数のカテゴリ毎に類別して登録しており、前記発信者側電話装置は、前記電話帳データベースを呼び出した後前記類別されたカテゴリを指定して当該カテゴリ内の前記通話先受信者を選択することを特徴とする請求項18に記載のグループ通話システム。
  20. 前記電話帳データベースは、前記発信者側電話装置からグループ通話のためのアクセスがあった場合に、当該発信者が通話を希望する登録された複数の通話先受信者名を、当該発信者側電話装置のディスプレイ上に前記複数のカテゴリ毎に表示させることを特徴とする請求項19に記載のグループ通話システム。
  21. 前記電話帳データベースは、前記発信者側電話装置からアクセスがあった場合、当該発信者側電話装置から送信される発信者電話番号と当該発信者が携帯電話装置に入力するパスワードを、予め登録されている当該発信者の前記発信者情報と照合することによってログイン処理を行うことを特徴とする請求項16乃至18の何れか一項に記載のグループ通話システム。
  22. 前記通話先受信者側電話装置は、携帯電話装置、PHS電話装置又は固定電話装置であることを特徴とする請求項16に記載のグループ通話システム。
  23. 前記データ処理装置は、インターネット通信回線を介して前記電話帳データベースに接続されていることを特徴とする請求項17に記載のグループ通話システム。
  24. 前記電話帳データベースは、前記発信者側電話装置からの前記発信者情報の最初の登録において、前記データ処理装置が前記電話帳データベースにアクセスした際に、前記発信者毎のアクセスURL、ユーザID及びパスワードを含むアカウントを前記発信者に自動付与することを特徴とする請求項23に記載のグループ通話システム
  25. 前記電話帳データベースに対する前記発信者が通話を希望する複数の通話先受信者の電話番号の初期登録は、当該発信者側電話装置内に格納されている電話番号及び氏名等の通話先受信者データを、前記データ処理装置がインターネット通信回線を介して前記電話帳データベースに対して送信することにより自動登録されることを特徴とする請求項23に記載のグループ通話システム。
  26. 前記電話帳データベースに対する前記発信者側電話装置が通話を希望する複数の通話先受信者側電話番号の電話番号の追加、削除又は変更は、当該発信者側電話装置からの送信、又は当該携帯電話装置に接続された前記データ処理装置がインターネット通信回線を介して前記電話帳データベースに対する送信によって行われることを特徴とする請求項23に記載のグループ通話システム。
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