JP5266144B2 - 複数端末通話システム、複数通話提供装置、複数端末通話方法及び複数端末通話プログラム - Google Patents

複数端末通話システム、複数通話提供装置、複数端末通話方法及び複数端末通話プログラム Download PDF

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Description

本発明は、3台以上の端末間の通話を可能とする複数端末通話システム、複数通話提供装置、複数端末通話方法及び複数端末通話プログラムに関する。
従来から、3台の電話端末で同時に通話を可能な三者通話システムがある(例えば、特許文献1参照)。
従来の三者通話システムでは、例えば、第1のユーザは、第1の端末(通話元)から、三者通話を希望する第2のユーザが使用する第2の端末(通話先)に発信する。第1の端末と第2の端末間で通信が確立すると、第1のユーザは、第1の端末と第2の端末間の通信を保留にし、三者通話を希望する第3のユーザが使用する第3の端末(通話先)に発信する。第1の端末と第3の端末間で通信が確立後、第1のユーザは、第1の端末と第2の端末間の通信の保留を解除することで、第1乃至第3の端末間で通信が確立し、三者通話が可能となる。
特開平8−289020号公報
上述したように、従来の三者通話システムでは、第1の端末と第2の端末とで通信が確立中にこの通信を保留にし、その後に第3の端末に発信が必要になり、三者通話を実現するために複雑な手順が必要である問題があった。
したがって本発明は、容易に3台以上の端末間で通話を可能とする複数端末通話システム、複数通話提供装置、複数端末通話方法及び複数端末通話プログラムを提供する。
本発明に係る複数端末通話システムは、複数の端末と、複数の端末間での複数通話を中継する複数通話提供装置とが接続される複数端末通話システムであって、複数通話提供装置は、通話元端末から通話リクエストを入力すると、登録ユーザデータ記憶部から複数通話サービスの利用者として予め登録されている登録ユーザの識別情報を含む登録ユーザデータを読み出し、通話リクエストに含まれるユーザの識別情報が、登録ユーザの識別情報と一致するか否かを判定する判定手段と、判定手段で通話リクエストに含まれるユーザの識別情報が、登録ユーザの識別情報と一致すると判定されると、通話者リスト記憶部から登録ユーザの識別情報と登録ユーザの通話先端末の電話番号である複数の通話先番号とが関連付けられる通話者リストデータを読み出し、登録ユーザの識別情報と関連付けられる複数の通話先番号を通話者リストデータから抽出する抽出手段と、抽出手段が抽出した通話先番号で特定される複数の通話先端末に発信し、通話先端末から応答があると、通話元端末に接続する発信手段とを備える。
本発明に係る複数通話提供装置は、通話元端末から通話リクエストを入力すると、登録ユーザデータ記憶部から複数通話サービスの利用者として予め登録されている登録ユーザの識別情報を含む登録ユーザデータを読み出し、通話リクエストに含まれるユーザの識別情報が、登録ユーザの識別情報と一致するか否かを判定する判定手段と、判定手段で通話リクエストに含まれるユーザの識別情報が、登録ユーザの識別情報と一致すると判定されると、通話者リスト記憶部から登録ユーザの識別情報と登録ユーザの通話先端末の電話番号である複数の通話先番号とが関連付けられる通話者リストデータを読み出し、登録ユーザの識別情報と関連付けられる複数の通話先番号を通話者リストデータから抽出する抽出手段と、抽出手段が抽出した通話先番号で特定される複数の通話先端末に発信し、通話先端末から応答があると、通話元端末に接続する発信手段とを備える。
本発明に係る複数端末通話方法は、複数の端末と、複数の端末間での複数通話を中継する複数通話提供装置とが接続される複数端末通話システムで利用される複数端末通話方法あって、通話元端末において、複数通話提供装置に通話リクエストを送信するステップと、複数通話提供装置において、通話元端末から通話リクエストを入力すると、登録ユーザデータ記憶部から複数通話サービスの利用者として予め登録されている登録ユーザの識別情報を含む登録ユーザデータを読み出すステップと、複数通話提供装置において、通話リクエストに含まれるユーザの識別情報が、登録ユーザの識別情報と一致するか否かを判定するステップと、複数通話提供装置において、通話リクエストに含まれるユーザの識別情報が、登録ユーザの識別情報と一致すると判定されると、通話者リスト記憶部から登録ユーザの識別情報と登録ユーザの通話先端末の電話番号である複数の通話先番号とが関連付けられる通話者リストデータを読み出すステップと、複数通話提供装置において、登録ユーザの識別情報と関連付けられる複数の通話先番号を通話者リストデータから抽出するステップと、複数通話提供装置において、抽出手段が抽出した通話先番号で特定される複数の通話先端末に発信するステップと、複数通話提供装置において、発信した複数の通話先端末から応答を受信すると、複数の通話元端末に接続するステップとを備える。
本発明に係る複数端末通話プログラムは、通話元端末から通話リクエストを入力すると、登録ユーザデータ記憶部から複数通話サービスの利用者として予め登録されている登録ユーザの識別情報を含む登録ユーザデータを読み出すステップと、通話リクエストに含まれるユーザの識別情報が、登録ユーザの識別情報と一致するか否かを判定するステップと、通話リクエストに含まれるユーザの識別情報が、登録ユーザの識別情報と一致すると判定されると、通話者リスト記憶部から登録ユーザの識別情報と登録ユーザの通話先端末の電話番号である複数の通話先番号とが関連付けられる通話者リストデータを読み出すステップと、登録ユーザの識別情報と関連付けられる通話先番号を通話者リストデータから抽出するステップと、通話者リストデータから抽出した通話先番号で特定される複数の通話先端末に発信するステップと、発信した複数の通話先端末から応答を受信すると、複数の通話元端末に接続するステップとをコンピュータに実行させる。
本発明によれば、3台以上の端末間での通話を容易に実現することができる。
本発明の最良の実施形態に係る複数端末通話システムを説明する概略図である。 図1に示す複数通話提供装置で利用される登録ユーザデータの一例である。 図1に示す複数通話提供装置で利用される通話者リストデータの一例である。 図1に示す複数通話提供装置における処理を説明するフローチャートである。 図1に示す複数通話提供装置における通話処理を説明するフローチャートである。 図1に示す複数通話提供装置における登録処理を説明するフローチャートである。
以下に、図面を用いて本発明の最良の実施形態に係る複数端末通話システムについて説明する。図1に示すように、本発明の最良の実施形態に係る複数端末通話システム1では、複数通話提供装置10と複数の端末21〜23とがネットワーク3を介して接続されている。
複数通話提供装置10は、中央処理制御装置(CPU)11、記憶装置12及び通信インタフェース(通信I/F)13等を備える情報処理装置である。複数通話提供装置10では、記憶装置12に記憶される複数端末通話プログラムPが読み出されて実現されることで、図1に示すように、CPU11に判定手段111、抽出手段112、発信手段113及び登録手段114が実装される。また、記憶装置12には、複数端末通話プログラムPとともに、登録ユーザデータD1、通話者リストデータD2及び音声データD3が記憶されている。具体的には、複数通話提供装置10としては、端末間の通話を実現させるSIPサーバ等を利用することができる。
端末21〜23は固定電話機、携帯電話機等の通話を行なう端末であり、ネットワーク3を介して端末21〜23間の通信が確立すると、端末21〜23を有するユーザ間で通話が可能となる。通常、電話機を利用する通話は、二者間で行なわれるが、予め登録された登録ユーザが複数通話提供装置10を利用して他の端末に通話を要求すると、3台以上の端末を利用しての複数通話が可能となる。以下では、端末21が発信元となり、端末22,23が発信先となる例で説明する。
複数端末通話システム1と端末21〜23とを接続するネットワーク3は、公衆電話網やIPネットワーク等、端末間の通話に利用するネットワークである。
続いて、図1に示す複数通話提供装置10の構成について具体的に説明する。
記憶装置12に記憶される登録ユーザデータD1は、図2に示す一例のように、ユーザが登録している「登録電話番号」、ユーザの氏名である「登録者氏名」、ユーザに付与された「登録者ID」、ユーザが使用する「パスワード」等が関連付けられたデータである。図2に示す例では、登録者は、複数の電話番号(「登録電話番号1」及び「登録電話番号2」)を登録することができる。したがって、ユーザは、例えば、自宅の固定電話機の電話番号に加え、携帯電話機やPHS等の電話番号も登録することができる。
通話者リストデータD2は、図3に示す一例のように、ユーザを識別する「識別情報」、複数通話に付与された「グループ番号」、グループ番号で特定されるグループに登録されている通話先の電話番号である「通話先番号」等が関連付けられたデータである。図2に示す例では、ユーザの「識別情報」として「登録者ID」を利用しているが、ユーザを特定することができる情報であれば、「登録電話番号」や「登録者氏名」を利用してもよい。また、ユーザは、複数のグループを登録しておくことが可能であり、図2に示す例では、登録者ID「1001」のユーザは1つのグループしか登録していないが、登録者ID「1002」のユーザは3つのグループを登録している。
なお、図2では、2つの通話先番号(「通話先番号1」及び「通話先番号2」)が登録され、三者通話を可能とする例を示しているが、通話者リストデータD2で記憶される通話先番号の数は限定されず、例えば、3つの通話先番号を登録している場合には、四者通話が可能となる
音声データD3は、ユーザの認証に使用する認証用の音声データ、ユーザに通話先の電番号の入力を誘導する音声データ等、ユーザに端末21を介した種々の操作を誘導する音声データを含んでいる。
判定手段111は、複数通話提供装置10に端末21を介してユーザからのアクセスがあると、記憶装置12が記憶している登録ユーザデータD1を参照し、アクセス中のユーザが予め登録されている登録ユーザであるか否かを判定する。
具体的には、判定手段111は、通信I/F13を介して端末21から送信された通信を要求するリクエストを受信すると、記憶装置12から登録ユーザデータD1を読み出し、リクエストに含まれる端末21の電話番号が、登録ユーザデータD1に含まれる登録電話番号と一致するか否かを判定してユーザ認証を行なう。
リクエストに含まれる電話番号と登録電話番号が一致せずにユーザ認証ができないとき、判定手段111は、音声データD3を使用してユーザ認証を行なう。具体的には、判定手段111は、記憶装置12に記憶されている音声データD3からユーザに登録者IDとパスワードを入力させる認証用の音声データを読み出し、通信I/F13を介して端末21に認証用の音声データを送信する。音声データを送信後、通信I/F13を介して端末21から送信された登録者ID及びパスワードを受信すると、受信した登録者ID及びパスワードが、登録ユーザデータに含まれる登録者ID及びパスワードと一致するか否かを判定する。
すなわち、登録ユーザは、予め登録している登録電話番号の端末を使用して複数通話を行なう場合には、登録者IDやパスワードの入力は不要であるが、公衆電話機や他人の電話機等、登録していない端末を使用して複数通話を行なう場合には、登録者IDやパスワードの入力が必要になる。
抽出手段112は、ユーザの認証が終了後、ユーザから予め登録してある通話先に通話を要求するリクエストを受信すると、記憶装置12が記憶している通話者リストデータD2を参照し、該当する電話番号を抽出する。
抽出手段112は、具体的には、判定手段111において認証が終了後、記憶装置12に記憶される音声データD3から通話先の端末22,23の電話番号の決定方法を選択させる音声データを読み出し、通信I/F13を介して端末21に電話番号の決定方法を選択させる音声データを送信する。
音声データに応答して、予め登録されているグループに含まれる通話先との通話を要求するリクエストを受信すると、抽出手段112は、音声データD3から登録されているグループを選択させる音声データを読み出し、再び端末21に送信する。その後、抽出手段112は、端末21から応答があると、通信をリクエスト中のユーザの「登録者ID」及び選択された「グループ番号」と関連付けられる「通話先番号」を読み出し、発信手段113に出力する。
一方、予め登録されているグループではなく、これから新たに入力する電話番号を通話先に通話を要求するリクエストを受信すると、抽出手段112は、音声データD3から電話番号の入力させる音声データを読み出し、端末21に送信する。その後、抽出手段112は、端末21から応答として通話を要求する端末22,23の電話番号を受信すると、入力した電話番号を発信手段113に出力する。
発信手段113は、抽出手段112からユーザに通話がリクエストされた端末22,23の電話番号を入力すると、入力した端末22,23の電話番号に発信する。また、発信先の端末22,23から応答を受信すると、端末21〜23間での通話を確立させる。
登録手段114は、ユーザから新たな通話先番号の登録を要求するリクエストを受信すると、記憶装置12が記憶している通話者リストデータD2に新たな通話先番号を追加する。
具体的には、登録手段114は、新たな通話先番号の登録を要求するリクエストを受信すると、記憶装置12に記憶されている音声データD3から新たな通話先番号の登録用の音声データを抽出し、通信I/F13を介して端末21に送信する。音声データに応答して、新たに登録する通話先番号を受信すると、登録手段114は、ユーザの登録者IDに受信した通話先番号を関連付けるとともに、グループ番号を付して通話者リストデータD2に追加する。
なお、図1に示す例では、複数通話提供装置10は、1台の装置として示しているが、複数の装置によって構成されていても良い。例えば、各データD1〜D3を記憶する記憶装置の一部又は全部が独立に存在していても良く、各手段111〜114の一部又は全部が独立に存在していても良い。
続いて、図4乃至図6に示すフローチャートを用いて、複数端末通話システム1における処理の流れを説明する。
まず、図4に示すように、複数通話提供装置10の判定手段111は、端末21から何らかの処理を要求するリクエストを受信すると(S1)、当該リクエストに含まれる端末21の電話番号が、登録ユーザデータD1に含まれる登録電話番号と一致するか否かを判定する(S2)。
ステップS1で受信したリクエストに含まれる電話番号と、登録ユーザ番号とが一致しないとき(S2でNO)、判定手段111は、音声データD3から登録者ID及びパスワードの送信を要求する音声データを読み出して端末21に送信し、登録者ID及びパスワードの入力を要求する(S3)。判定手段111は、端末21から登録者ID及びパスワードを受信すると、受信した登録者ID及びパスワードが登録ユーザデータD1に登録されている登録者ID及びパスワードと一致するか否かを判定する(S4)。
ステップS2において、電話番号が一致した場合(S2でYES)又は、ステップS4において、登録者ID及びパスワードが一致した場合(S4でYES)、判定手段111は、ステップS1で受信したリクエストが通話を要求するリクエストであるか否かを判定する(S5)。
ステップS1で受信したリクエストが通話を要求するリクエストであるとき(S5でYES)、抽出手段112に、端末21から通話のリクエストを受信した通知を出力し、通話処理に移行する(S6)。
また、ステップS1で通話を要求するリクエストでないと判定されると(S5でNO)、受信したリクエストは、新たな通話先番号の登録を要求するリクエストであるため、登録手段114に、端末21から新たな通話先番号の登録を要求するリクエストを受信した通知を出力し、登録処理に移行する(S7)。
なお、図4に示すフローチャートおいて、判定手段111は、ステップS4で登録者ID及びパスワードが一致しないときには再度、登録者ID及びパスワードを送信を要求しているが(S4,S3)、再送信の要求をせずに終了したり、再送信に制限回数等を求めても良い。
次に、図5に示すフローチャートを用いて、図4の通話処理(S6)について説明する。抽出手段112は、判定手段111から、端末21から通話のリクエストがあった通知を入力すると、音声データD3から通話先番号の特定を要求する音声データを読み出し、端末21に送信する(S61)。
ステップS61で送信した音声データに対して、通話者リストデータD2に含まれるグループ番号が選択されたか否かを判定する(S62)。
ステップS62において、グループ番号が選択されないとき(S62でNO)、抽出手段112は、音声データD3から通話先の端末22,23の電話番号を入力させる音声データを読み出して端末21に送信するとともに、端末21から電話番号を受信すると、受信した電話番号を発信手段113に出力する(S63)。
一方、ステップS62において、グループ番号が選択されたとき(S62でYES)、抽出手段112は、通話者リストデータD2から、端末21のユーザの登録者ID及びステップS61で選択されたグループ番号に関連付けられる通話先番号を抽出し、抽出した通話先番号を発信手段113に出力する(S64)。
その後、発信手段113は、ステップS63又はS64で入力した電話番号の端末22,23に発信する(S65)。この発信に対して各端末22,23から応答があったとき、発信元の端末21と発信先の端末22,23の通話が開始する(S66)。
続いて、図6に示すフローチャートを用いて、図4の登録処理(S7)について説明する。登録手段114は、判定手段111から、端末21から新たな通話先番号を登録するリクエストがあった通知を入力すると、音声データD3から登録する端末の電話番号を入力させる音声データを読み出して端末21に送信する(S71)。
続いて、端末21から電話番号を受信すると、登録手段114は、端末21のユーザの登録者IDと、受信した電話番号を新たな通話先番号とし、この新たな通話先番号に、新たなグループ番号を付して通話者リストデータD2に追加する(S72)。
その後、登録手段114は、音声データD3から新たに追加したグループの通話先番号に通話を要求するか否かを選択させる音声データを読み出して端末21に送信するとともに、端末21の選択結果を利用して、通話が要求されたか否かを判定する(S73)。
ステップS73において、端末21から通話の要求が選択されると(S73でYES)、発信手段113にグループの番号が出力され、通話処理に移行する(S74)。このS74の通話処理は、図5に示した通話処理と類似するが、グループの選択等(S61〜S64)は不要であるため、発信手段113では、図5に示した発信と通話(S65,S66)のみ実行される。
一方、ステップS73において受信した応答が通話の要求でないとき、登録手段114は、音声データD3から、再度、新たな通話先番号を登録するか否かを選択させる音声データを読み出して端末21に送信するとともに、端末21の選択結果を利用して、登録を継続するか否かを判定する(S75)。
ステップS75において受信した応答が通話先番号の登録の継続であるとき(S75でYES)、登録手段114は、ステップS71に戻り、同一の処理を繰り返す(S71〜S75)。
一方、ステップS75において受信した通話先番号の登録の継続でないとき(S75でNO)、登録手段114は、端末21との通信を切断して登録処理を終了する。
上述したように、本発明の最良の実施形態に係る複数端末通話システム1では、複数通話を実現する際、複数通話提供装置10を利用することで、通話元の端末から順番に通話先の各端末にアクセスする必要はなく、同時にアクセスすることが可能となる。したがって、複数端末通話システム1では、複数通話を容易に実現することができる。
なお、通話元となるユーザのみが複数端末通話システム1のサービスに登録しているユーザであれば良く、通話先のユーザは、電話番号を有する端末利用することができれば、当該複数端末通話システム1のサービスに登録している必要はない。
1…複数端末通話システム
10…複数通話提供装置
11…CPU
111…判定手段
112…抽出手段
113…発信手段
114…登録手段
12…記憶装置
13…通信I/F
D1…登録ユーザデータ
D2…通話者リストデータ
D3…音声データ
21〜23…端末
3…ネットワーク

Claims (6)

  1. 複数の端末と、前記複数の端末間での複数通話を中継する複数通話提供装置とが接続される複数端末通話システムであって、
    前記複数通話提供装置は、
    通話元端末から通話リクエストを入力すると、登録ユーザデータ記憶部から複数通話サービスの利用者として予め登録されている登録ユーザの使用する端末の電話番号である登録電話番号と、当該登録ユーザに付与された登録者IDと及びパスワードとを識別情報として含む登録ユーザデータを読み出し、前記通話リクエストに含まれるユーザの電話番号が前記登録ユーザデータに含まれる登録電話番号と一致するか否かを判定するとともに、前記ユーザの電話番号が登録電話番号と一致しないとき、入力した登録者ID及びパスワードが前記登録ユーザに含まれているか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段で前記通話リクエストに含まれるユーザの識別情報が、登録ユーザの識別情報と一致すると判定されると、通話者リスト記憶部から登録ユーザの識別情報と登録ユーザの通話先端末の電話番号である複数の通話先番号とが関連付けられる通話者リストデータを読み出し、前記登録ユーザの識別情報と関連付けられる複数の通話先番号を前記通話者リストデータから抽出する抽出手段と、
    通話元端末から新たな通話先番号を登録するリクエストを入力すると、前記リクエストに含まれる登録ユーザの識別情報と新たな通話先番号とを関連付けて前記通話者リストデータに追加する登録手段と、
    前記抽出手段が抽出した通話先番号で特定される複数の通話先端末とともに、前記登録手段で新たな通話先番号が登録されたとき、登録された新たな通話先番号で特定される通話端末に発信し、前記通話先端末から応答があると、前記通話元端末に接続する発信手段と、
    を備えることを特徴とする複数端末通話システム。
  2. 通話元端末から通話リクエストを入力すると、登録ユーザデータ記憶部から複数通話サービスの利用者として予め登録されている登録ユーザの使用する端末の電話番号である登録電話番号と、当該登録ユーザに付与された登録者IDと及びパスワードとを識別情報として含む登録ユーザデータを読み出し、前記通話リクエストに含まれるユーザの電話番号が前記登録ユーザデータに含まれる登録電話番号と一致するか否かを判定するとともに、前記ユーザの電話番号が登録電話番号と一致しないとき、入力した登録者ID及びパスワードが前記登録ユーザに含まれているか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段で前記通話リクエストに含まれるユーザの識別情報が、登録ユーザの識別情報と一致すると判定されると、通話者リスト記憶部から登録ユーザの識別情報と登録ユーザの通話先端末の電話番号である複数の通話先番号とが関連付けられる通話者リストデータを読み出し、前記登録ユーザの識別情報と関連付けられる複数の通話先番号を前記通話者リストデータから抽出する抽出手段と、
    通話元端末から新たな通話先番号を登録するリクエストを入力すると、前記リクエストに含まれる登録ユーザの識別情報と新たな通話先番号とを関連付けて前記通話者リストデータに追加する登録手段と、
    前記抽出手段が抽出した通話先番号で特定される複数の通話先端末とともに、前記登録手段で新たな通話先番号が登録されたとき、登録された新たな通話先番号で特定される通話端末に発信し、前記通話先端末から応答があると、前記通話元端末に接続する発信手段と、
    を備えることを特徴とする複数通話提供装置。
  3. 前記通話者リストデータでは、登録ユーザの識別情報及び通話先番号に加え、通話先グループのグループ番号を関連付け、
    前記登録手段は、新たな通話先番号を追加する際、新たなグループ番号を付与することを特徴とする請求項に記載の複数通話提供装置。
  4. 前記抽出手段は、通話先番号を抽出する際、リクエストを送信した登録ユーザの識別情報及びリクエストが含むグループ番号と関連付けられる通話先番号を抽出することを特徴とする請求項に記載の複数通話提供装置。
  5. 複数の端末と、前記複数の端末間での複数通話を中継する複数通話提供装置とが接続される複数端末通話システムで利用される複数端末通話方法あって、
    通話元端末において、前記複数通話提供装置に通話リクエストを送信するステップと、
    前記複数通話提供装置において、前記通話元端末から通話リクエストを入力すると、登録ユーザデータ記憶部から複数通話サービスの利用者として予め登録されている登録ユーザの使用する端末の電話番号である登録電話番号と、当該登録ユーザに付与された登録者IDと及びパスワードとを識別情報として含む登録ユーザデータを読み出すステップと、
    前記複数通話提供装置において、前記通話リクエストに含まれるユーザの電話番号が前記登録ユーザデータに含まれる登録電話番号と一致するか否かを判定するとともに、前記ユーザの電話番号が登録電話番号と一致しないとき、入力した登録者ID及びパスワードが前記登録ユーザに含まれているか否かを判定するステップと、
    前記複数通話提供装置において、前記通話リクエストに含まれるユーザの識別情報が、登録ユーザの識別情報と一致すると判定されると、通話者リスト記憶部から登録ユーザの識別情報と登録ユーザの通話先端末の電話番号である複数の通話先番号とが関連付けられる通話者リストデータを読み出すステップと、
    前記複数通話提供装置において、前記登録ユーザの識別情報と関連付けられる複数の通話先番号を前記通話者リストデータから抽出するステップと、
    前記複数通話提供装置において、通話元端末から新たな通話先番号を登録するリクエストを入力すると、前記リクエストに含まれる登録ユーザの識別情報と新たな通話先番号とを関連付けて前記通話者リストデータに追加するステップと、
    前記複数通話提供装置において、前記抽出手段が抽出した通話先番号で特定される複数の通話先端末とともに、新たな通話先番号が登録されたとき、登録された新たな通話先番号で特定される通話端末に発信するステップと、
    前記複数通話提供装置において、発信した複数の通話先端末から応答を受信すると、前記複数の通話元端末に接続するステップと、
    を備えることを特徴とする複数端末通話方法。
  6. 通話元端末から通話リクエストを入力すると、登録ユーザデータ記憶部から複数通話サービスの利用者として予め登録されている登録ユーザの使用する端末の電話番号である登録電話番号と、当該登録ユーザに付与された登録者IDと及びパスワードとを識別情報として含む登録ユーザデータを読み出すステップと、
    前記通話リクエストに含まれるユーザの電話番号が前記登録ユーザデータに含まれる登録電話番号と一致するか否かを判定するとともに、前記ユーザの電話番号が登録電話番号と一致しないとき、入力した登録者ID及びパスワードが前記登録ユーザに含まれているか否かを判定するステップと、
    前記通話リクエストに含まれるユーザの識別情報が、登録ユーザの識別情報と一致すると判定されると、通話者リスト記憶部から登録ユーザの識別情報と登録ユーザの通話先端末の電話番号である複数の通話先番号とが関連付けられる通話者リストデータを読み出すステップと、
    前記登録ユーザの識別情報と関連付けられる通話先番号を前記通話者リストデータから抽出するステップと、
    通話元端末から新たな通話先番号を登録するリクエストを入力すると、前記リクエストに含まれる登録ユーザの識別情報と新たな通話先番号とを関連付けて前記通話者リストデータに追加するステップと、
    前記通話者リストデータから抽出した通話先番号で特定される複数の通話先端末とともに、新たな通話先番号が登録されたとき、登録された新たな通話先番号で特定される通話端末に発信するステップと、
    発信した複数の通話先端末から応答を受信すると、前記複数の通話元端末に接続するステップと、
    をコンピュータに実行させることを特徴とする複数端末通話プログラム。
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