JP2016134819A - ガイダンスによる発信者情報通知が可能な電話システムおよびその動作方法 - Google Patents

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智弘 河合
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【課題】通話前に発信者情報を着信者に知らせる技術を提供する。【解決手段】S17:DBサーバ1は、発IDに一致する電話番号を含むレコードから使用者の情報(発信者情報という)を読み出し、SIPサーバ2に送信する。S21:SIPサーバ2は、発信者情報を含むガイダンス指示をガイダンスサーバ3に送信する。S23:これにより、ガイダンスサーバ3は、ガイダンス指示内の発信者情報を含む音声のガイダンスを電話端末Bに送信する。電話端末Bの使用者は、ガイダンスを聴いて、通話を許可する場合、電話端末Bに「1」の入力操作を行う一方、許可しない場合は、「0」の入力操作を行う。【選択図】図1

Description

本発明は、通話前に発信者情報を着信者に知らせる技術に関し、詳しくはガイダンスによる発信者情報通知が可能な電話システムおよびその動作方法に関する。
近年では、高齢者を狙った振込み詐欺が急増しており、従来のように金融機関を通じて「振り込ませる」ものに加え、犯人が現金やキャッシュカードを「代わりの者にお金を渡して」直接自宅等に取りに来るいわゆる「受取型」の振込み詐欺が増加している。振込み詐欺の1つであるオレオレ詐欺の場合、被害者の約9割は、60歳以上の高齢者である。電話の声だけで犯人と見破るのは、高齢者にとっては難しいとともに、また、「電話番号が変わった」、「会社の携帯電話だから登録しておいて」、「カゼをひいて喉の調子が悪い」、「代わりの者にお金を渡して」等の嘘に騙されやすい高齢者が被害に遭っている。これら振込み詐欺等の悪質電話は、素性のわからない発信者によるものである。
通信事業会社では、これら電話による被害から高齢者を守ってゆく社会的責任がある。現在、発信者の電話番号表示サービスとして発信者の電話番号を電話端末のディスプレイ上に表示するサービスを平成14年からナンバーディスプレイ(ND)サービスとして提供している。着信者は、発信者の電話番号を応答前に確認できるとともに、非通知で発信してくる発信者は、”非通知“表示にて識別できるようになっている。また、着信者は、良くかかってくる電話(家族、親戚、友人、知人及び関係する会社等)については、ナンバーディスプレイサービスで電話端末に通知される電話番号をもとに電話端末に氏名や会社名等を登録して、着信時にこれら氏名や会社名等を表示させることもできる。
図5は、従来の発信者電話番号表示(ナンバーディスプレイ)サービスのシーケンス図である。同図は、SIP(Session Initiation Protocol)による例を示す。
S201:まず、電話番号03-xxxx-xxxxの電話端末Aが、電話端末Bの電話番号03-yyyy-yyyy(着ID)を含むINVITE信号を網内のSIPサーバCに送信する。
S203:SIPサーバCは、着IDをもとに着信者を割り出し、電話端末Aの電話番号03-xxxx-xxxx(発ID)を含むINVITE信号を電話端末Bに送信(着信)する。
S205:電話端末Bは、発信者電話番号表示機能により電話番号(発ID)03-xxxx-xxxxを表示し、例えば自身を鳴動するとともに、このように着信者を呼び出していることを示す180 Ringing信号をSIPサーバCに送信する。例えば、予め03-xxxx-xxxxに発信者情報を関連づけて、電話端末Bに記憶させておけば、発信者情報も表示できる。
S207:SIPサーバCは、180 Ringing信号を電話端末Aに送信する。
S209:電話端末Bの使用者は、表示された発IDを見て、通話を許可する場合、受話器をあげ、これにより、電話端末Bはオフフックになる。
S211:電話端末Bは、200 OK応答信号をSIPサーバCに送信する。
S213:SIPサーバCは、200 OK応答信号を電話端末Aに送信する。
S215:電話端末Aは、ACK信号をSIPサーバCに送信する。
S217:SIPサーバCは、ACK信号を電話端末Bに送信する。
S221:このようなシーケンスにより、電話端末Aと電話端末Bは通話状態(通話中)になる。
特開2010−16774号公報
「ナンバーディスプレイ」、[online]、NTT東日本、[平成26年12月19日検索]、インターネット<URL:http://web116.jp/shop/benri/number/num_00.html>
しかし、上記の発信者電話番号表示サービスには以下の問題がある。
(1)まず、ND対応の電話端末が必要である。また、発信者情報を記憶させていない場合は、発IDしか知ることができず、発信者情報を通話前に知ることができない。例えば、振込詐欺を行おうとする発信者の発信者情報は当然ながら着信者は電話端末に記憶させないので、そのような発信者が仮に電話番号通知で発信しても、発IDしか表示されず、発信者の素性を通話前に知ることができない。
(2)また、非通知で発信した場合、ナンバーリクエストにより、発IDを通知するよう要求するサービスもあるが、上記(1)同様、発IDしか知ることができず、発信者情報を通話前に知ることができない。
(3)高齢者は、ITリテラシーが低い場合が多く、ND対応の電話端末があっても、発信者情報を記憶させる操作が難しいため、結果的に、発信者情報を知ることができない可能性が高い。また、高齢者宅には、いわゆる黒電話のようにND対応でない電話端末も存在しており、発信者情報を通話前に知ることができない。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、通話前に発信者情報を着信者に知らせる技術を提供することを目的とする。
上記課題を解決すべく、第1の本発明の電話システムは、電話端末毎に当該電話端末の電話番号と当該電話端末の使用者の情報を含むレコードが記憶されるDBサーバと、発信者情報通知を希望することを示す信号を受信したなら、当該信号内の着IDに対応する電話端末に対し、当該信号を送信した電話端末の電話番号である発IDを含む信号を送信し、当該着IDに対応する電話端末がオフフックになることにより当該電話端末から信号を受信したなら、前記DBサーバから、前記発IDに一致する電話番号を含むレコード内の使用者の情報である発信者情報を取得し、当該発信者情報を含むガイダンス指示を所定のガイダンスサーバに送信することにより当該ガイダンスサーバから前記着IDに対応する電話端末に当該ガイダンス指示内の発信者情報のガイダンスを送信させ、前記発信者情報通知を希望することを示す信号を送信した電話端末との通話を許可する操作が前記着IDに対応する電話端末になされたことを示す信号を受信したなら通話を実行させ、通話を許可しない操作がなされたことを示す信号を受信したなら通話を実行前に終了させるSIPサーバと、前記着IDに対応する電話端末に前記発信者情報のガイダンスを送信するガイダンスサーバとを備えることを特徴とする。
例えば、第1の本発明において、前記SIPサーバは、発信者情報通知を希望しないことを示す信号を受信したなら、前記ガイダンスサーバに所定のガイダンス指示を送信することにより当該ガイダンスサーバから当該信号を送信した電話端末に発信者情報通知を希望することを示す信号を送信するように要求するガイダンスを送信させる。
例えば、第1の本発明において、前記SIPサーバは、発信者情報通知を希望しないことを示す信号を受信したなら、当該信号内の着IDに対応する電話端末に対し、当該信号を送信した電話端末の電話番号である発IDを含む信号を送信し、当該着IDに対応する電話端末がオフフックになることにより当該電話端末から信号を受信したなら、前記ガイダンスサーバから前記着IDに対応する電話端末に対し前記発信者情報通知を希望しないことを示す信号を送信した電話端末との通話を許可するか否かを問い合わせるガイダンスを送信させ、通話を許可しない操作が前記着IDに対応する電話端末になされたことを示す信号を受信したなら通話を実行前に終了させ、通話を許可する操作がなされたことを示す信号を受信したなら通話を実行させる。
第2の本発明の電話システムは、電話端末の使用者毎に当該使用者のIDおよびパスワードと当該使用者の情報を含むレコードを記憶する認証サーバと、発信者情報通知を希望しないことを示す信号を受信したなら、所定のガイダンス指示を所定のガイダンスサーバに送信することにより当該ガイダンスサーバから当該信号を送信した電話端末に対しIDおよびパスワードを要求するガイダンスを送信させ、当該電話端末から送信されたIDおよびパスワードを受信した前記認証サーバから、当該IDおよびパスワードを含むレコードを記憶している旨の応答を受信したなら、前記発信者情報通知を希望しないことを示す信号内の着IDに対応する電話端末に対し、当該信号を送信した電話端末の電話番号である発IDを含む信号を送信し、当該着IDに対応する電話端末がオフフックになることにより当該電話端末から信号を受信したなら、前記認証サーバから、前記発IDに一致する電話番号を含むレコード内の使用者の情報である発信者情報を取得し、当該発信者情報を含むガイダンス指示を所定のガイダンスサーバに送信することにより当該ガイダンスサーバから前記着IDに対応する電話端末に当該ガイダンス指示内の発信者情報のガイダンスを送信させ、前記発信者情報通知を希望することを示す信号を送信した電話端末との通話を許可する操作が前記着IDに対応する電話端末になされたことを示す信号を受信したなら通話を実行させ、通話を許可しない操作がなされたことを示す信号を受信したなら通話を実行前に終了させるSIPサーバと、前記発信者情報通知を希望しないことを示す信号を送信した電話端末に前記IDおよびパスワードを要求するガイダンスを送信し、前記着IDに対応する電話端末に前記発信者情報のガイダンスを送信するガイダンスサーバとを備えることを特徴とする。
第3の本発明の電話システムの動作方法は、ガイダンスによる発信者情報通知が可能な電話システムの動作方法であって、前記電話システムは、DBサーバとSIPサーバとガイダンスサーバを備え、前記DBサーバは、電話端末毎に当該電話端末の電話番号と当該電話端末の使用者の情報を含むレコードを記憶しており、前記動作方法は、前記SIPサーバが、発信者情報通知を希望することを示す信号を受信したなら、当該信号内の着IDに対応する電話端末に対し、当該信号を送信した電話端末の電話番号である発IDを含む信号を送信し、当該着IDに対応する電話端末がオフフックになることにより当該電話端末から信号を受信したなら、前記DBサーバから、前記発IDに一致する電話番号を含むレコード内の使用者の情報である発信者情報を取得し、当該発信者情報を含むガイダンス指示を所定のガイダンスサーバに送信することにより当該ガイダンスサーバから前記着IDに対応する電話端末に当該ガイダンス指示内の発信者情報のガイダンスを送信させ、前記発信者情報通知を希望することを示す信号を送信した電話端末との通話を許可する操作が前記着IDに対応する電話端末になされたことを示す信号を受信したなら通話を実行させ、通話を許可しない操作がなされたことを示す信号を受信したなら通話を実行前に終了させることを特徴とする。
第3の本発明において、例えば、前記SIPサーバは、発信者情報通知を希望しないことを示す信号を受信したなら、前記ガイダンスサーバに所定のガイダンス指示を送信することにより当該ガイダンスサーバから当該信号を送信した電話端末に発信者情報通知を希望することを示す信号を送信するように要求するガイダンスを送信させる。
第3の本発明において、例えば、前記SIPサーバは、発信者情報通知を希望しないことを示す信号を受信したなら、当該信号内の着IDに対応する電話端末に対し、当該信号を送信した電話端末の電話番号である発IDを含む信号を送信し、当該着IDに対応する電話端末がオフフックになることにより当該電話端末から信号を受信したなら、前記ガイダンスサーバから前記着IDに対応する電話端末に対し前記発信者情報通知を希望しないことを示す信号を送信した電話端末との通話を許可するか否かを問い合わせるガイダンスを送信させ、通話を許可しない操作が前記着IDに対応する電話端末になされたことを示す信号を受信したなら通話を実行前に終了させ、通話を許可する操作がなされたことを示す信号を受信したなら通話を実行させる。
第4の本発明の電話システムの動作方法は、ガイダンスによる発信者情報通知が可能な電話システムの動作方法であって、前記電話システムは、認証サーバとSIPサーバとガイダンスサーバを備え、前記認証サーバは、電話端末の使用者毎に当該使用者のIDおよびパスワードと当該使用者の情報を含むレコードを記憶しており、前記動作方法は、前記SIPサーバが、発信者情報通知を希望しないことを示す信号を受信したなら、所定のガイダンス指示を所定のガイダンスサーバに送信することにより当該ガイダンスサーバから当該信号を送信した電話端末に対しIDおよびパスワードを要求するガイダンスを送信させ、当該電話端末から送信されたIDおよびパスワードを受信した前記認証サーバから、当該IDおよびパスワードを含むレコードを記憶している旨の応答を受信したなら、前記発信者情報通知を希望しないことを示す信号内の着IDに対応する電話端末に対し、当該信号を送信した電話端末の電話番号である発IDを含む信号を送信し、当該着IDに対応する電話端末がオフフックになることにより当該電話端末から信号を受信したなら、前記認証サーバから、前記発IDに一致する電話番号を含むレコード内の使用者の情報である発信者情報を取得し、当該発信者情報を含むガイダンス指示を所定のガイダンスサーバに送信することにより当該ガイダンスサーバから前記着IDに対応する電話端末に当該ガイダンス指示内の発信者情報のガイダンスを送信させ、前記発信者情報通知を希望することを示す信号を送信した電話端末との通話を許可する操作が前記着IDに対応する電話端末になされたことを示す信号を受信したなら通話を実行させ、通話を許可しない操作がなされたことを示す信号を受信したなら通話を実行前に終了させることを特徴とする。
本発明に係るガイダンスによる発信者情報通知が可能な電話システムおよびその動作方法によれば、通話前に発信者情報を着信者に知らせることができ、振り込め詐欺や強引なセールス等の悪質電話の着信を防止することができる。
本実施の電話システムにおいて発信者情報通知の発信があった場合のシーケンス図である。 図1に示す電話システムにおいて非通知の発信があった場合のシーケンス図である。 図1に示す電話システムにおいて非通知の発信により発信者情報通知なしのガイダンスを送信する場合のシーケンス図である。 第2の実施の形態の電話システムにおいてIDおよびパスワードの認証が成功した場合のシーケンス図である。 従来の発信者電話番号表示サービスのシーケンス図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
[第1の実施の形態]
図1は、第1の実施の電話システムにおいて発信者情報通知の発信があった場合のシーケンス図である。
図は、SIP(Session Initiation Protocol)によるシーケンス例を示しているが黒電話等のアナログ電話がある場合には、通信網内や加入者宅内でのホームゲートウェイ等でSIP-アナログインタフェースの変換を行うことにより、黒電話等のアナログインタフェースもサポートできることを前提としている。以降のシーケンス図でも同様である。
電話システムは、DBサーバ1、SIPサーバ2およびガイダンスサーバ3を含むシステムである。
DBサーバ1は、図に示すように、電話端末毎に当該電話端末の電話番号と当該電話端末の使用者の情報を含むレコードを記憶していることとする。
ガイダンスサーバ3は、ガイダンスの送信先の電話端末でボタンやダイヤル等の操作がなされ、操作に応じた音声を受信した場合に、音声解析を行い、操作で入力された番号等を検出する機能を有することとする。
DBサーバ1において、電話端末Bを使用する着信者のレコードは、着信者がガイダンスにより発信者情報の通知を受けるサービスに契約している旨を使用者の情報として記憶していることとする。
S1:まず、電話番号03-xxxx-xxxxの電話端末Aは、電話端末Bの電話番号03-yyyy-yyyy(着ID)を含み、且つ、発信者情報通知を希望することを示すINVITE信号をSIPサーバ2に送信する。INVITE信号が発信者情報通知を希望することを示すようにすべく、電話端末Aでは、例えば、着IDの前に特定の番号を入力する等の操作がなされる。
S2:SIPサーバ2は、着IDをDBサーバ1に送信する。
S3:DBサーバ1は、着IDに一致する電話番号を含むレコードにおいて、ガイダンスにより発信者情報の通知を受けるサービスに着信者が契約している旨を記憶しているので、その旨をSIPサーバ2に通知する。
S4:SIPサーバ2は、この通知により、着信者がサービスに契約している旨を認識したので、電話端末Aの電話番号03-xxxx -xxxx(発ID)を含むINVITE信号を電話端末Bに送信(着信)する。
S5:電話端末Bは、例えば自身を鳴動するとともに、このように電話端末Bの使用者(着信者)を呼び出していることを示す180 Ringing信号をSIPサーバ2に送信する。
S7:SIPサーバ2は、180 Ringing信号を電話端末Aに送信する。
S11:電話端末Bの使用者は、受話器をあげ、これにより、電話端末Bはオフフックになる。
S13:これにより、電話端末Bは、200 OK応答信号をSIPサーバ2に送信する。
S15:SIPサーバ2は、発IDをDBサーバ1に送信する。
S17:DBサーバ1は、発IDに一致する電話番号を含むレコードから使用者の情報(発信者情報という)を読み出し、SIPサーバ2に送信する。
S21:SIPサーバ2は、発信者情報を含むガイダンス指示をガイダンスサーバ3に送信する。
S23:これにより、ガイダンスサーバ3は、ガイダンス指示内の発信者情報を含む音声のガイダンスを電話端末Bに送信する。ガイダンスは、例えば、「電話番号03-xxxx-xxxxの東京都□□の△△会社よりお電話です。通話する場合は1を、通話しない場合は0を入力してください。」のような内容である。なお、聞き間違いがないように、ガイダンスを繰り返し送信するのが好ましい。
S25:電話端末Bの使用者は、ガイダンスを聴いて、通話を許可する場合、電話端末Bに「1」の入力操作を行う一方、許可しない場合は、「0」の入力操作を行う。ここでは、「1」の入力操作が行われたこととする。
S27:電話端末Bは、入力された「1」を音声でガイダンスサーバ3に送信する。
S29:ガイダンスサーバ3は、音声を解析し「1」が入力されたことを認識すると、通話を許可する旨の信号である通話OKをSIPサーバ2に送信する。
S31:SIPサーバ2は、通話OKを受信したなら、電話端末Aに200 OK応答信号を送信する。
S35:これにより、電話端末Aは、ACK信号をSIPサーバ2に送信する。
S37:SIPサーバ2は、ACK信号を電話端末Bに送信する。
S41:このようなシーケンスにより、電話端末Aと電話端末Bは通話状態(通話中)になる。
なお、SIPサーバ2は、「0」の入力操作が行われたなら、後述の図3のシーケンスと同様に通話を実行前に終了させる。
したがって、第1の実施の形態の電話システム、すなわち、ガイダンスによる発信者情報通知が可能な電話システムによれば、電話端末毎に当該電話端末の電話番号と当該電話端末の使用者の情報を含むレコードが記憶されるDBサーバ1と、発信者情報通知を希望することを示す信号を受信したなら(S1)、当該信号内の着IDに対応する電話端末Bに対し、当該信号を送信した電話端末Aの電話番号である発IDを含む信号を送信し(S4)、当該着IDに対応する電話端末Bがオフフックになることにより当該電話端末Bから信号を受信したなら(S13)、DBサーバ1から、発IDに一致する電話番号を含むレコード内の使用者の情報である発信者情報を取得し(S17)、当該発信者情報を含むガイダンス指示を所定のガイダンスサーバ3に送信することにより当該ガイダンスサーバ3から着IDに対応する電話端末Bに当該ガイダンス指示内の発信者情報のガイダンスを送信させ(S21、S23)、発信者情報通知を希望することを示す信号を送信した電話端末Aとの通話を許可する操作が着IDに対応する電話端末Bになされたことを示す信号を受信したなら通話を実行させ(S29〜S41)、通話を許可しない操作がなされたことを示す信号を受信したなら通話を実行前に終了させるSIPサーバ2と、着IDに対応する電話端末Bに発信者情報のガイダンスを送信する(S23)ガイダンスサーバ3とを備えるので、通話前に発信者情報を着信者(電話端末Bの使用者)に知らせることができる。よって、振り込め詐欺や強引なセールス等の悪質電話の着信を防止することができる。
図2は、図1に示す電話システムにおいて非通知の発信があった場合のシーケンス図である。
S51:まず、電話端末Aが、電話端末Bの着IDを含み、且つ、発信者情報通知を希望しない(非通知を希望する)ことを示すINVITE信号をSIPサーバ2に送信する。
S52:SIPサーバ2は、着IDをDBサーバ1に送信する。
S53:DBサーバ1は、着IDに一致する電話番号を含むレコードにおいて、ガイダンスにより発信者情報の通知を受けるサービスに着信者が契約している旨を記憶しているので、その旨をSIPサーバ2に通知する。
S54:SIPサーバ2は、この通知により、サービスに着信者が契約している旨を認識し、非通知では、電話端末Bに着信できないので、所定のガイダンス指示をガイダンスサーバ3に送信する。
S55:ガイダンスサーバ3は、ガイダンス指示により、例えば「着信者が発信者情報を要求しています。発信者番号の前に186を入力してください。」等の音声のガイダンスを電話端末Aに送信する。186は、別の番号でもよい。
S57:SIPサーバ2は、ガイダンス指示を送信してからガイダンスが終了する一定時間後に、BYE信号を電話端末Aに送信し、呼を切断する。
S59:電話端末Aは、200 OK応答信号をSIPサーバ2に送信する。
S61:電話端末Aの使用者は、発信者情報を通知しても通話したい場合には、電話端末Aに対し、186を入力後、着IDを入力する。
S63:これにより、電話端末Aは、186および着IDを含むINVITE信号をSIPサーバ2に送信する。
以下、図1のステップS3以降の動作がなされる。説明は重複となるので省略する。
以上のように、第1の実施の形態の電話システムによれば、SIPサーバ2は、発信者情報通知を希望しないことを示す信号を受信したなら(S51)、ガイダンスサーバ3に所定のガイダンス指示を送信することにより当該ガイダンスサーバから当該信号を送信した電話端末Aに発信者情報通知を希望することを示す信号を送信するように要求するガイダンスを送信させる(S55)ので、通話前に発信者情報を着信者に知らせることができる。よって、振り込め詐欺や強引なセールス等の悪質電話の着信を防止することができる。
図3は、図1の電話システムにおいて非通知の発信により発信者情報なしのガイダンスを送信する場合のシーケンス図である。
S71:まず、電話端末Aは、電話端末Bの電話番号(着ID)を含み、且つ、非通知を希望することを示すINVITE信号をSIPサーバ2に送信する。
S72:SIPサーバ2は、着IDをDBサーバ1に送信する。
S73:DBサーバ1は、着IDに一致する電話番号を含むレコードにおいて、ガイダンスにより発信者情報の通知を受けるサービスに着信者が契約している旨を記憶しているので、その旨をSIPサーバ2に通知する。
S74:SIPサーバ2は、この通知により、着信者がサービスに契約している旨を認識したので、電話端末Aの電話番号(発ID)を含み、且つ、非通知を希望することを示すINVITE信号を電話端末Bに送信(着信)する。
S75:電話端末Bは、例えば自身を鳴動するとともに、180 Ringing信号をSIPサーバ2に送信する。
S77:SIPサーバ2は、180 Ringing信号を電話端末Aに送信する。
S81:電話端末Bの使用者は、受話器をあげ、これにより、電話端末Bはオフフックになる。
S83:これにより、電話端末Bは、200 OK応答信号をSIPサーバ2に送信する。
S85:SIPサーバ2は、所定のガイダンス指示をガイダンスサーバ3に送信する。
S87:これにより、ガイダンスサーバ3は、発信者情報通知を希望しないことを示すINVITE信号を送信した電話端末Aとの通話を許可するか否かを問い合わせるガイダンスを電話端末Bに送信する。ガイダンスは、例えば、「非通知の電話です。通話する場合は1を、通話しない場合は0を入力してください。」のような内容である。
S89:電話端末Bの使用者は、ガイダンスを聴いて、通話を許可する場合、電話端末Bに「1」の入力操作を行う一方、許可しない場合は、「0」の入力操作を行う。ここでは、「0」の入力操作が行われたこととする。
S91:電話端末Bは、入力された「0」を音声でガイダンスサーバ3に送信する。
S93:ガイダンスサーバ3は、音声を解析し「0」が入力されたことを認識すると、通話を許可しない旨の信号である通話NGをSIPサーバ2に送信する。
S95:SIPサーバ2は、BYE信号を電話端末Aに送信し、呼を切断する。
S97:電話端末Aは、200 OK応答信号をSIPサーバ2に送信する。
なお、SIPサーバ2は、通話NGを受信したなら、ガイダンスサーバ3にガイダンス指示を送信し、「着信者が発信者情報を要求しています。非通知の場合は、通話できません。」のような音声のガイダンスを電話端末Aに送信させるようにしてもよい。
なお、SIPサーバ2は、「1」の入力操作が行われたなら、図1のシーケンスと同様に通話を実行させる。
以上のように、第1の実施の形態の電話システムによれば、SIPサーバ2は、発信者情報通知を希望しないことを示す信号を受信したなら(S71)、当該信号内の着IDに対応する電話端末Bに対し、当該信号を送信した電話端末Aの電話番号である発IDを含む信号を送信し(S74)、当該着IDに対応する電話端末Bがオフフックになることにより当該電話端末Bから信号を受信したなら(S83)、ガイダンスサーバ3から着IDに対応する電話端末Bに対し発信者情報通知を希望しないことを示す信号を送信した電話端末Aとの通話を許可するか否かを問い合わせるガイダンスを送信させ(S87)、通話を許可しない操作が着IDに対応する電話端末Bになされたことを示す信号を受信したなら通話を実行前に終了させ(S91〜S97)、通話を許可する操作がなされたことを示す信号を受信したなら通話を実行させるので、発信者情報通知がない場合でも通話を行うことができる。
[第2の実施の形態]
図4は、第2の実施の形態の電話システムにおいてIDおよびパスワードの認証が成功した場合のシーケンス図である。
電話システムは、認証サーバ1A、SIPサーバ2およびガイダンスサーバ3を含むシステムである。
認証サーバ1Aは、図に示すように、電話端末の使用者毎に当該使用者のIDおよびパスワードと当該使用者の情報を含むレコードを記憶していることとする。
認証サーバ1Aにおいて、電話端末Bを使用する着信者のレコードは、着信者がガイダンスにより発信者情報の通知を受けるサービスに契約している旨を使用者の情報として記憶していることとする。
S101:まず、電話端末Aは、電話端末Bの電話番号(着ID)を含み、且つ、非通知を希望することを示すINVITE信号をSIPサーバ2に送信する。
S102:SIPサーバ2は、着IDをDBサーバ1に送信する。
S103:DBサーバ1は、着IDに一致する電話番号を含むレコードにおいて、ガイダンスにより発信者情報の通知を受けるサービスに着信者が契約しているので、その旨をSIPサーバ2に通知する。
S104:SIPサーバ2は、この通知により、サービスに着信者が契約している旨を認識し、非通知では、電話端末Bに着信できないので、所定のガイダンス指示をガイダンスサーバ3に送信する。
S105:ガイダンスサーバ3は、ガイダンス指示により、例えば「着信者が発信者情報を要求しています。IDおよびパスワードを入力してください。」等の音声のガイダンスを電話端末Aに送信する。
S106:電話端末Aの使用者は、発信者情報を通知しても通話したい場合には、電話端末AにIDおよびパスワードの入力操作を行う。
S111:これにより、電話端末Aは、入力されたIDおよびパスワードを認証サーバ1Aに送信する。
S113:認証サーバ1Aは、IDおよびパスワードを含むレコードの有無を判定し、該当レコードがあれば、認証が成功した旨の応答をSIPサーバ2に送信する。なお、認証サーバ1Aは、IDおよびパスワードを含むレコードがなければ、例えば、認証が失敗した旨の応答をSIPサーバ2に送信する。
S4:SIPサーバ2は、認証が成功した旨の応答を受信した場合は、図1のステップS4と同様に、発IDを含むINVITE信号を電話端末Bに送信(着信)する。
以降、図1のシーケンスと同様の動作がなされる。なお、SIPサーバ2は、S25で「0」の入力操作が行われたなら、図3のシーケンスと同様に通話を実行前に終了させる。この場合、認証サーバ1Aは、DBサーバ1と同様に動作する。説明は重複となるので省略する。
また、SIPサーバ2は、認証が失敗した旨の応答を受信した場合は、所定のシーケンスを実行後、処理を終了する。
以上のように、第2の実施の形態の電話システム、すなわち、ガイダンスによる発信者情報通知が可能な電話システムによれば、電話端末の使用者毎に当該使用者のIDおよびパスワードと当該使用者の情報を含むレコードを記憶する認証サーバ1Aと、発信者情報通知を希望しないことを示す信号を受信したなら(S101)、所定のガイダンス指示を所定のガイダンスサーバ3に送信することにより当該ガイダンスサーバ3から当該信号を送信した電話端末Aに対しIDおよびパスワードを要求するガイダンスを送信させ(S104、S105)、電話端末Aから送信されたIDおよびパスワードを受信した認証サーバ1Aから、当該IDおよびパスワードを含むレコードを記憶している旨の応答を受信したなら(S113)、発信者情報通知を希望しないことを示す信号内の着IDに対応する電話端末Bに対し、当該信号を送信した電話端末Aの電話番号である発IDを含む信号を送信し(図1:S4)、当該着IDに対応する電話端末Bがオフフックになることにより当該電話端末から信号を受信したなら(図1:S13)、認証サーバ1Aから、発IDに一致する電話番号を含むレコード内の使用者の情報である発信者情報を取得し(図1:S17)、当該発信者情報を含むガイダンス指示を所定のガイダンスサーバに送信することにより当該ガイダンスサーバから着IDに対応する電話端末Bに当該ガイダンス指示内の発信者情報のガイダンスを送信させ(図1:S21、S23)、発信者情報通知を希望することを示す信号を送信した電話端末Aとの通話を許可する操作が着IDに対応する電話端末Bになされたことを示す信号を受信したなら通話を実行させ(図1:S29〜S41)、通話を許可しない操作がなされたことを示す信号を受信したなら通話を実行前に終了させる(図3:S91〜S97)SIPサーバ2と、発信者情報通知を希望しないことを示す信号を送信した電話端末AにIDおよびパスワードを要求するガイダンスを送信し(S105)、着IDに対応する電話端末Bに発信者情報のガイダンスを送信する(図1:S23)ガイダンスサーバ3とを備えるので、通話前に発信者情報を着信者に知らせることができ、且つ、IDおよびパスワードを事前登録した場合にのみ通話を実行させることができる。
なお、各実施の形態のDBサーバや認証サーバやSIPサーバやガイダンスサーバや電話端末としてコンピュータを機能させるためのコンピュータプログラムは、半導体メモリ、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、磁気テープなどのコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録でき、また、インターネットなどの通信網を介して伝送させて、広く流通させることができる。
1 DBサーバ
1A 認証サーバ
2 SIPサーバ
3 ガイダンスサーバ
A、B 電話端末

Claims (8)

  1. 電話端末毎に当該電話端末の電話番号と当該電話端末の使用者の情報を含むレコードが記憶されるDBサーバと、
    発信者情報通知を希望することを示す信号を受信したなら、当該信号内の着IDに対応する電話端末に対し、当該信号を送信した電話端末の電話番号である発IDを含む信号を送信し、当該着IDに対応する電話端末がオフフックになることにより当該電話端末から信号を受信したなら、前記DBサーバから、前記発IDに一致する電話番号を含むレコード内の使用者の情報である発信者情報を取得し、当該発信者情報を含むガイダンス指示を所定のガイダンスサーバに送信することにより当該ガイダンスサーバから前記着IDに対応する電話端末に当該ガイダンス指示内の発信者情報のガイダンスを送信させ、前記発信者情報通知を希望することを示す信号を送信した電話端末との通話を許可する操作が前記着IDに対応する電話端末になされたことを示す信号を受信したなら通話を実行させ、通話を許可しない操作がなされたことを示す信号を受信したなら通話を実行前に終了させるSIPサーバと、
    前記着IDに対応する電話端末に前記発信者情報のガイダンスを送信するガイダンスサーバと
    を備えることを特徴とするガイダンスによる発信者情報通知が可能な電話システム。
  2. 前記SIPサーバは、
    発信者情報通知を希望しないことを示す信号を受信したなら、前記ガイダンスサーバに所定のガイダンス指示を送信することにより当該ガイダンスサーバから当該信号を送信した電話端末に発信者情報通知を希望することを示す信号を送信するように要求するガイダンスを送信させる
    ことを特徴とする請求項1記載のガイダンスによる発信者情報通知が可能な電話システム。
  3. 前記SIPサーバは、
    発信者情報通知を希望しないことを示す信号を受信したなら、当該信号内の着IDに対応する電話端末に対し、当該信号を送信した電話端末の電話番号である発IDを含む信号を送信し、当該着IDに対応する電話端末がオフフックになることにより当該電話端末から信号を受信したなら、前記ガイダンスサーバから前記着IDに対応する電話端末に対し前記発信者情報通知を希望しないことを示す信号を送信した電話端末との通話を許可するか否かを問い合わせるガイダンスを送信させ、通話を許可しない操作が前記着IDに対応する電話端末になされたことを示す信号を受信したなら通話を実行前に終了させ、通話を許可する操作がなされたことを示す信号を受信したなら通話を実行させる
    ことを特徴とする請求項1記載のガイダンスによる発信者情報通知が可能な電話システム。
  4. 電話端末の使用者毎に当該使用者のIDおよびパスワードと当該使用者の情報を含むレコードを記憶する認証サーバと、
    発信者情報通知を希望しないことを示す信号を受信したなら、所定のガイダンス指示を所定のガイダンスサーバに送信することにより当該ガイダンスサーバから当該信号を送信した電話端末に対しIDおよびパスワードを要求するガイダンスを送信させ、当該電話端末から送信されたIDおよびパスワードを受信した前記認証サーバから、当該IDおよびパスワードを含むレコードを記憶している旨の応答を受信したなら、前記発信者情報通知を希望しないことを示す信号内の着IDに対応する電話端末に対し、当該信号を送信した電話端末の電話番号である発IDを含む信号を送信し、当該着IDに対応する電話端末がオフフックになることにより当該電話端末から信号を受信したなら、前記認証サーバから、前記発IDに一致する電話番号を含むレコード内の使用者の情報である発信者情報を取得し、当該発信者情報を含むガイダンス指示を所定のガイダンスサーバに送信することにより当該ガイダンスサーバから前記着IDに対応する電話端末に当該ガイダンス指示内の発信者情報のガイダンスを送信させ、前記発信者情報通知を希望することを示す信号を送信した電話端末との通話を許可する操作が前記着IDに対応する電話端末になされたことを示す信号を受信したなら通話を実行させ、通話を許可しない操作がなされたことを示す信号を受信したなら通話を実行前に終了させるSIPサーバと、
    前記発信者情報通知を希望しないことを示す信号を送信した電話端末に前記IDおよびパスワードを要求するガイダンスを送信するガイダンスサーバと
    を備えることを特徴とするガイダンスによる発信者情報通知が可能な電話システム。
  5. ガイダンスによる発信者情報通知が可能な電話システムの動作方法であって、
    前記電話システムは、DBサーバとSIPサーバとガイダンスサーバを備え、
    前記DBサーバは、電話端末毎に当該電話端末の電話番号と当該電話端末の使用者の情報を含むレコードを記憶しており、
    前記動作方法は、
    前記SIPサーバが、発信者情報通知を希望することを示す信号を受信したなら、当該信号内の着IDに対応する電話端末に対し、当該信号を送信した電話端末の電話番号である発IDを含む信号を送信し、当該着IDに対応する電話端末がオフフックになることにより当該電話端末から信号を受信したなら、前記DBサーバから、前記発IDに一致する電話番号を含むレコード内の使用者の情報である発信者情報を取得し、当該発信者情報を含むガイダンス指示を所定のガイダンスサーバに送信することにより当該ガイダンスサーバから前記着IDに対応する電話端末に当該ガイダンス指示内の発信者情報のガイダンスを送信させ、前記発信者情報通知を希望することを示す信号を送信した電話端末との通話を許可する操作が前記着IDに対応する電話端末になされたことを示す信号を受信したなら通話を実行させ、通話を許可しない操作がなされたことを示す信号を受信したなら通話を実行前に終了させる
    ことを特徴とするガイダンスによる発信者情報通知が可能な電話システムの動作方法。
  6. 前記SIPサーバは、
    発信者情報通知を希望しないことを示す信号を受信したなら、前記ガイダンスサーバに所定のガイダンス指示を送信することにより当該ガイダンスサーバから当該信号を送信した電話端末に発信者情報通知を希望することを示す信号を送信するように要求するガイダンスを送信させる
    ことを特徴とする請求項5記載のガイダンスによる発信者情報通知が可能な電話システムの動作方法。
  7. 前記SIPサーバは、
    発信者情報通知を希望しないことを示す信号を受信したなら、当該信号内の着IDに対応する電話端末に対し、当該信号を送信した電話端末の電話番号である発IDを含む信号を送信し、当該着IDに対応する電話端末がオフフックになることにより当該電話端末から信号を受信したなら、前記ガイダンスサーバから前記着IDに対応する電話端末に対し前記発信者情報通知を希望しないことを示す信号を送信した電話端末との通話を許可するか否かを問い合わせるガイダンスを送信させ、通話を許可しない操作が前記着IDに対応する電話端末になされたことを示す信号を受信したなら通話を実行前に終了させ、通話を許可する操作がなされたことを示す信号を受信したなら通話を実行させる
    ことを特徴とする請求項5記載のガイダンスによる発信者情報通知が可能な電話システムの動作方法。
  8. ガイダンスによる発信者情報通知が可能な電話システムの動作方法であって、
    前記電話システムは、認証サーバとSIPサーバとガイダンスサーバを備え、
    前記認証サーバは、電話端末の使用者毎に当該使用者のIDおよびパスワードと当該使用者の情報を含むレコードを記憶しており、
    前記動作方法は、
    前記SIPサーバが、発信者情報通知を希望しないことを示す信号を受信したなら、所定のガイダンス指示を所定のガイダンスサーバに送信することにより当該ガイダンスサーバから当該信号を送信した電話端末に対しIDおよびパスワードを要求するガイダンスを送信させ、当該電話端末から送信されたIDおよびパスワードを受信した前記認証サーバから、当該IDおよびパスワードを含むレコードを記憶している旨の応答を受信したなら、前記発信者情報通知を希望しないことを示す信号内の着IDに対応する電話端末に対し、当該信号を送信した電話端末の電話番号である発IDを含む信号を送信し、当該着IDに対応する電話端末がオフフックになることにより当該電話端末から信号を受信したなら、前記認証サーバから、前記発IDに一致する電話番号を含むレコード内の使用者の情報である発信者情報を取得し、当該発信者情報を含むガイダンス指示を所定のガイダンスサーバに送信することにより当該ガイダンスサーバから前記着IDに対応する電話端末に当該ガイダンス指示内の発信者情報のガイダンスを送信させ、前記発信者情報通知を希望することを示す信号を送信した電話端末との通話を許可する操作が前記着IDに対応する電話端末になされたことを示す信号を受信したなら通話を実行させ、通話を許可しない操作がなされたことを示す信号を受信したなら通話を実行前に終了させる
    ことを特徴とするガイダンスによる発信者情報通知が可能な電話システムの動作方法。
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