JP2010245727A - 発信者情報通知要請サービスシステム、セッション制御サーバ、呼制御方法およびプログラム - Google Patents

発信者情報通知要請サービスシステム、セッション制御サーバ、呼制御方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】SIP等の汎用的な呼制御プロトコルで発信者情報通知要請サービスを可能にした呼制御方法を提供する。
【解決手段】発信者に対して通知を要求する対象を示す設定情報および設定情報の通知を要求する旨のメッセージを特定するための識別子を含む端末登録情報を記憶し、第1の端末から第2の端末宛の呼設定要求信号を受信すると、その信号に第2の端末についての設定情報が含まれているか否かを判定し、設定情報が含まれていなければ、設定情報に対応する識別子を含む呼設定要求信号をメディアサーバに送信し、メディアサーバから受信する応答信号を第1の端末に転送するセッション制御サーバと、識別子に対応するメッセージを記憶し、セッション制御サーバから受信する呼設定要求信号に含まれる識別子に対応するメッセージを特定し、第1の端末との通信路確立後に、特定したメッセージを第1の端末に送信するメディアサーバと、を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、発信者情報通知要請サービスシステム、セッション制御サーバ、呼制御方法、および、サーバに実行させるためのプログラムに関するものである。
発信電話番号通知要請サービスは、これまで日本電信電話株式会社のINSネット(登録商標)サービスの回線交換ベアラサービス(音声、3.1kHzオーディオ)や「ひかり電話」などで「ナンバー・リクエスト」の名称で提供されている(非特許文献1〜非特許文献4を参照)。
発信電話番号通知要請サービス機能は、電話の発信側ユーザが発信電話番号の通知を明確に拒否して電話をかけると、着信側ユーザとサービス提供会社との契約に基づいて、発信電話番号情報が通知されない発呼を着信側ユーザの電話機に着信させることなく、網が代行応答(アナウンス通知)し、発信電話番号の通知をして電話をかけ直すように発信側ユーザに促すものである。
上記代行応答とは、発信電話番号を通知しないで発信してきたユーザに、例えば、「こちらは『○○○−△△△−□□□□(着信電話番号)』です。恐れ入りますが、電話番号の前に186をつけてダイヤルするなど、あなたの電話番号を通知しておかけ直しください。」という音声メッセージを伝えるものである。この場合、着信側ユーザの電話機の着信音は鳴らない。なお、着信が拒否された場合、その旨は発信側のユーザに通知される。
図19は発信電話番号通知要請サービスを説明するための図である。図19に示すように、公衆電話網(Public Switched Telephone Network:PSTN)60には、交換機610、620および音声応答装置(Interactive Voice Response:IVR)630が設けられている。ここでは、発信側の電話機641が交換機610に接続され、着信側の電話機642が交換機620に接続されているものとする。
図19に示す通信システムの動作を簡単に説明する。電話機641のユーザが発信電話番号を通知しない設定で電話機642宛に電話をかけると、電話機641は、相手端末に接続を要求する旨の信号である接続要請信号を交換機610に送信する(ステップ651)。交換機610は、電話機641から接続要請信号を受信し、発信電話番号を通知する旨の情報が接続要請信号に含まれていないと、接続要請信号を交換機620を介してIVR630に送信する(ステップ652、653)。IVR630は、交換機620から接続要請信号を受信すると、発信電話番号の通知を要請する旨の音声メッセージを交換機620に送信する(ステップ654)。交換機620は、IVR630から受信した音声メッセージを交換機610を介して電話機641に送信する(ステップ655、656)。
なお、発信電話番号通知要請サービス機能は、着信側のユーザが「発信電話番号通知サービス」の契約をサービス提供会社との間で予め締結していることが前提となる。
INSネットナンバーディスプレイ「使用説明書」:日本電信電話株式会社 http://web116.jp/shop/manual/number#ai.pdf INSネットサービスのインタフェース 第4分冊(レイヤ3回線交換付加サービス編) 第5版:日本電信電話株式会社 http://www.ntt-east.co.jp/ISDN/tech/spec/4.5pdf/4-1-22.pdf ひかり電話「付加サービス」の操作方法 「ナンバー・リクエスト」の操作方法について:日本電信電話株式会社 http://flets.com/hikaridenwa/use/pdf/request0704.pdf ひかり電話技術参考資料 音声利用IP通信網サービス(第2種サービス)のインタフェース(第4版):日本電信電話株式会社 http://flets.com/ hikaridenwa/use/pdf/hikari#tel.pdf
上述の動作手順は、交換機を利用した回線交換により発信電話番号通知要請サービス機能を実現するものであり、インターネットで利用される汎用的なプロトコルであるSIP(Session Initiation Protocol)等をベースとする、発信者情報の通知要請サービス機能を実現するものはなかった。
本発明は、上述したような技術が有する問題点を解決するためになされたものであり、SIP等の汎用的な呼制御プロトコルで発信者情報通知要請サービスを可能にした発信者情報通知要請サービスシステム、セッション制御サーバ、呼制御方法およびプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するための本発明の発信者情報通知要請サービスシステムは、セッション制御サーバとメディアサーバとを有する発信者情報通知要請サービスシステムであって、
前記セッション制御サーバは、
発信者に対して通知を要求する対象を示す設定情報および該設定情報の通知を要求する旨のメッセージを特定するための識別子を含む端末登録情報を記憶する記憶部と、
第1の端末から第2の端末宛の第1の呼設定要求信号を受信すると、該第1の呼設定要求信号に該第2の端末についての前記設定情報が含まれているか否かを判定し、該設定情報が含まれていなければ、該設定情報に対応する前記識別子を含む第2の呼設定要求信号を前記メディアサーバに送信し、該第2の呼設定要求信号に対する第1の応答信号を該メディアサーバから受信すると、該メディアサーバおよび前記第1の端末の間に通信路を確立するための第2の応答信号を該第1の端末に送信する制御部とを有し、
前記メディアサーバは、
前記識別子に対応する前記メッセージを記憶する記憶部と、
前記セッション制御サーバから前記第2の呼設定要求信号を受信すると、該第2の呼設定要求信号に含まれる識別子に対応するメッセージを特定し、前記第1の応答信号を前記セッション制御サーバに送信し、前記第1の端末と通信路を確立した後、特定したメッセージを前記第1の端末に送信する制御部とを有する構成である。
本発明では、呼設定要求信号に非通知設定がされていると、その宛先の端末の設定情報を確認し、非通知設定された設定情報が登録されていると、その情報を通知する旨のメッセージが発信者の端末から出力される。これにより、発信者に対して発信者情報を通知させ、着信者は誰からの電話であるかを確認することが可能となる。
また、本発明のセッション制御サーバは、発信者に関する情報の通知を発信者に対して要求する旨のメッセージを記憶するメディアサーバと接続され、端末間の呼を制御するセッション制御サーバであって、
発信者に対して通知を要求する対象を示す設定情報および該設定情報に対応する前記メッセージを特定するための識別子を含む端末登録情報を記憶する記憶部と、
第1の端末から第2の端末宛の第1の呼設定要求信号を受信すると、該第1の呼設定要求信号に該第2の端末についての前記設定情報が含まれているか否かを判定し、該設定情報が含まれていなければ、前記メッセージを発信者に通知するために、該設定情報に対応する前記識別子を含む第2の呼設定要求信号を前記メディアサーバに送信し、該第2の呼設定要求信号に対する第1の応答信号を該メディアサーバから受信すると、該メディアサーバおよび前記第1の端末の間に通信路を確立するための第2の応答信号を該第1の端末に送信する制御部と、
を有する構成である。
また、本発明のセッション制御サーバは、
発信者に対して通知を要求する対象を示す設定情報および該設定情報の通知を発信者に対して要求する旨のメッセージを特定するための識別子を含む端末登録情報ならびに該識別子に対応する前記メッセージを記憶する記憶部と、
第1の端末から第2の端末宛の呼設定要求信号を受信すると、該呼設定要求信号に該第2の端末についての前記設定情報が含まれているか否かを判定し、該設定情報が含まれていなければ、該設定情報に対応する前記識別子を前記端末登録情報で特定し、該識別子に対応するメッセージを前記記憶部から読み出し、該メッセージを発信者に通知するために、該メッセージを前記第1の端末に送信する制御部と、
を有する構成である。
また、本発明のセッション制御サーバは、ユーザに対して自分に関する情報を相手先に通知することを要求する旨のメッセージを記憶する端末と接続され、端末間の呼を制御するセッション制御サーバであって、
発信者に対して通知を要求する対象を示す設定情報および該設定情報の通知を発信者に対して要求する旨のメッセージを特定するための識別子を含む端末登録情報を記憶する記憶部と、
第1の端末から第2の端末宛の呼設定要求信号を受信すると、該呼設定要求信号に該第2の端末についての前記設定情報が含まれているか否かを判定し、該設定情報が含まれていなければ、該設定情報に対応する前記識別子を前記端末登録情報で特定し、該識別子に対応する前記メッセージを発信者に通知するために、該識別子を含む応答信号を前記第1の端末に送信する制御部と、
を有する構成である。
また、本発明の呼制御方法は、発信者に関する情報の通知を発信者に対して要求する旨のメッセージを記憶するメディアサーバに接続されるセッション制御サーバが行う呼制御方法であって、
発信者に対して通知を要求する対象を示す設定情報および該設定情報に対応する前記メッセージを特定するための識別子を含む端末登録情報を予め記憶し、
第1の端末から第2の端末宛の第1の呼設定要求信号を受信すると、該第1の呼設定要求信号に該第2の端末についての前記設定情報が含まれているか否かを判定し、
判定の結果、前記設定情報が前記第1の呼設定要求信号に含まれていなければ、前記メッセージを発信者に通知するために、該設定情報に対応する前記識別子を含む第2の呼設定要求信号を前記メディアサーバに送信し、
前記第2の呼設定要求信号に対する第1の応答信号を前記メディアサーバから受信すると、該メディアサーバおよび前記第1の端末の間に通信路を確立するための第2の応答信号を該第1の端末に送信するものである。
さらに、本発明のプログラムは、発信者に関する情報の通知を発信者に対して要求する旨のメッセージを記憶するメディアサーバに接続されるセッション制御サーバに実行させるためのプログラムであって、
発信者に対して通知を要求する対象を示す設定情報および該設定情報に対応する前記メッセージを特定するための識別子を含む端末登録情報を予め記憶し、
第1の端末から第2の端末宛の第1の呼設定要求信号を受信すると、該第1の呼設定要求信号に該第2の端末についての前記設定情報が含まれているか否かを判定し、
判定の結果、前記設定情報が前記第1の呼設定要求信号に含まれていなければ、前記メッセージを発信者に通知するために、該設定情報に対応する前記識別子を含む第2の呼設定要求信号を前記メディアサーバに送信し、
前記第2の呼設定要求信号に対する第1の応答信号を前記メディアサーバから受信すると、該メディアサーバおよび前記第1の端末の間に通信路を確立するための第2の応答信号を該第1の端末に送信する処理を前記セッション制御サーバに実行させるものである。
本発明によれば、SIPをベースにした通信方法において、電話の発信者が自分の情報を不明確にしてかける迷惑電話や無言電話などにより、誰からかかってきた電話なのか着信者を不安にさせる迷惑行為を減らすことができる。
第1の実施形態の通信システムの一構成例を示すブロック図である。 図1に示したSIPサーバの一構成例を示すブロック図である。 SIPサーバに登録される端末登録情報を説明するための表である。 図1に示したMSの一構成例を示すブロック図である。 MSに登録される音源情報を説明するための表である。 図1に示した端末の一構成例を示すブロック図である。 第1の実施形態の通信システムにおいて、着信側の端末に設定情報が登録されていない場合の動作手順を示すシーケンス図である。 第1の実施形態の通信システムにおいて、着信側の端末にナンバーリクエストが設定されている場合の動作手順を示すシーケンス図である。 第1の実施形態の通信システムにおいて、着信側の端末にロケーションリクエストが設定されている場合の動作手順を示すシーケンス図である。 第1の実施形態の通信システムにおいて、着信側の端末にビデオリクエストが設定されている場合の動作手順を示すシーケンス図である。 第1の実施形態の通信システムにおいて、着信側の端末にネームリクエストが設定されている場合の動作手順を示すシーケンス図である。 第1の実施形態の通信システムのネットワークがNGNである場合の構成例を示すブロック図である。 発信者番号非通知理由とガイダンス提供の関係を示す表である。 第2の実施形態における呼制御方法の動作手順を示すシーケンス図である。 第3の実施形態における呼制御方法の動作手順を示すシーケンス図である。 第4の実施形態の通信システムの一構成例を示すブロック図である。 第4の実施形態の通信システムの動作手順を示すシーケンス図である。 第5の実施形態の通信システムの動作手順を示すシーケンス図である。 従来の発信電話番号通知要請サービスを説明するための図である。
(第1の実施形態)
本実施形態の通信システムの構成を説明する。図1は本実施形態の通信システムの一構成例を示すブロック図である。
本実施形態の通信システムは、呼制御手段となるセッション制御サーバ(以下では、SIPサーバと称する)20と、メディアサーバ(以下では、MSと表記する)30とを有する。SIPサーバ20およびMS30は、IP網などのネットワーク10を介して接続されている。SIPサーバ20は、端末41および端末42とネットワーク10を介して接続されている。なお、端末41、42のそれぞれとSIPサーバ20との接続はルータやターミナルアダプタなどの通信機器を介して行われてもよく、それらの通信機器を図に示すことを省略している。
図1に示したSIPサーバ20の構成を説明する。図2は図1に示したSIPサーバの一構成例を示すブロック図である。
図2に示すように、SIPサーバ20は、記憶部203と、呼制御部211および判定部212を含む制御部201とを有する。制御部201には、プログラムにしたがって所定の処理を実行するCPU(Central Processing Unit)(不図示)と、プログラムを格納するためのメモリ(不図示)とが設けられている。CPUがプログラムを実行することで、呼制御部211および判定部212のそれぞれがSIPサーバ内に仮想的に構成される。
なお、呼制御部211は専用回路とし、判定部212はCPUがプログラムを実行することで構成されるものであってもよく、呼制御部211および判定部212のそれぞれが各部の動作に準じた専用回路で設けられていてもよい。
記憶部203には、契約者の要求するサービスについての情報である端末登録情報が端末毎に登録されている。図3は端末登録情報を説明するための表である。
図3(a)に示す表には、端末毎に異なる契約者ID(以下では、UIDと表す)に対応して、契約者電話番号、契約者端末能力、契約者が要求する発信者情報、および契約者の要求するサービスを特定するためのリクエスト識別子が記述されている。発信者情報には、図3(a)に示すように、発電話番号、発信者位置情報、発信者映像情報、発信側契約者情報などがある。発信者映像情報は発信者を認証するための映像であり、発信側契約者情報は発信者の名前である。発信者を認証するための映像としては、発信者の現在の様子を撮影した映像であるリアルタイム映像でもよいが、インターネットコミュニティで用いられる「アバター」のようなキャラクタ映像であってもよい。
発信者情報とリクエスト識別子とは対応している。例えば、図3(a)に示す表の1行目において、発信電話番号を意味する「発電話番号」はリクエスト識別子「SID1」と対応している。リクエスト識別子についての詳細は後述する。UIDおよび契約者電話番号のそれぞれは、端末毎に異なる識別子である端末識別子に相当する。また、発信者情報として契約者ID毎に登録される情報を設定情報と称する。
なお、図3(a)では、発信者を特定するための識別子である発信者識別子として、契約者電話番号の場合で説明しているが、発信者識別子が別の情報であってもよい。図3(b)は、発信者識別子の一例を示す表である。図3(b)に示すように、発信者識別子は、契約者電話番号に限らず、TEL_URI(Uniform Resource Identifier)、SIP_URIでもよい。以下では、発信者識別子が契約者電話番号の場合で説明する。
記憶部203に格納する端末登録情報としては、少なくとも端末識別子、設定情報およびリクエスト識別子が含まれていればよい。図3に示す表で具体例を説明すると、端末識別子UID1の端末の場合、UID1または03−1111−1111と、設定情報として発電話番号と、リクエスト識別子としてSID1とが組になった端末登録情報が記憶部203に登録されている。また、図3に示すように、端末識別子UID2の場合、発電話番号と発信者位置情報の2つの発信者情報が設定情報に登録されており、1つの端末に複数の発信者情報が設定情報に登録されてもよい。
呼制御部211は、通常の呼制御処理の他に、次の動作を行う。発信側の端末および着信側の端末のそれぞれの電話番号の情報を含み、呼の設定を要求する旨の信号である呼設定要求信号を受信すると、呼設定要求信号を判定部212に渡す。判定部212から呼設定要求信号を受け取ると、呼設定要求信号を宛先に送信する。一方、判定部212からリクエスト識別子を受け取ると、リクエスト識別子を含む呼設定要求信号をMS30に送信する。そして、呼設定要求信号についての応答信号をMS30から受信すると、MS30と発信側端末との間に通信路を確立するための応答信号を発信側の端末に送信する。リクエスト識別子で特定される音源情報は、発信者に通知するためのメッセージに相当する。後述するが、発信者に通知するためのメッセージとしては、音源情報による音声メッセージに限らず、画像メッセージでもよい。
判定部212は、呼制御部211から呼設定要求信号を受け取ると、記憶部203に格納された、着信側の端末の端末登録情報から設定情報を読み出す。続いて、読み出した設定情報が呼設定要求信号に含まれているかを判定する。設定情報が呼設定要求信号に含まれていない場合、設定情報に対応するリクエスト識別子を呼制御部211に通知する。一方、設定情報が呼設定要求信号に含まれている場合、呼制御部211から受け取った呼制御信号をそのまま呼制御部211に返す。なお、電話番号は端末毎に異なる端末識別子の1つである。
次に、MS30の構成を説明する。図4は図1に示したMSの一構成例を示すブロック図である。
図4に示すように、MS30は、記憶部303と、制御部301とを有する。制御部301には、プログラムにしたがって所定の処理を実行するCPU(不図示)と、プログラムを格納するためのメモリ(不図示)とが設けられている。
記憶部303には、音源情報と、音源種に対応する音源が登録されている。図5は音源情報を説明するための表である。
図5に示す表では、音源種毎に異なる音源ID(以下では、SIDと表す)に対応して、音源種名および音源の説明が記述されている。音源IDは図3に示したリクエスト識別子と同じものであり、説明のために、図3と図4とで呼び方を変えているだけである。よって、図3に示す設定情報の「発電話番号」は、図4の音源種の「ナンバーリクエスト」に対応し、「発信者位置情報」は「ロケーションリクエスト」に対応している。また、「発信者映像情報」は「ビデオリクエスト」に対応し、「発信側契約者情報」は「ネームリクエスト」に対応している。
記憶部303に格納する音源情報としては、少なくともSIDと、SIDに対応する音源とがあればよい。音源の一例を説明する。電話番号の通知を要請するガイダンスの音源として、「こちらはナンバーリクエストサービスです。恐れ入りますが、電話番号の前に186をつけてダイヤルするなど、あなたの電話番号を通知しておかけ直しください。」という音声メッセージ、「こちらはナンバーリクエストサービスです。恐れ入りますが、電話番号の非通知設定を解除してから、おかけ直しください。」という音声メッセージなどがある。音源は、このメッセージを2回以上繰り返すものであってもよい。
制御部301は、SIPサーバ20から呼設定要求信号を受信すると、呼設定要求信号からリクエスト識別子を読み出し、それに対応する音源を記憶部303から読み出す。そして、呼設定要求信号に対する応答信号を発信者の端末に送信して通話路を確立した後、読み出した音源の音声メッセージを発信者の端末に送信する。以下では、この音声メッセージをガイダンス応答呼と称する。
次に、端末41、42の構成を説明する。なお、端末41、42は同様な構成であるため、ここでは、これらの端末を代表して端末41の構成について説明する。
図6は図1に示した端末の一構成例を示すブロック図である。図6に示すように、端末41は、外部から受信するデータが格納される記憶部413と、発信者情報を表示するための表示部415と、各部を制御する端末制御部411と、ユーザが指示を入力するための操作部417とを有する。端末制御部411には、プログラムにしたがって所定の処理を実行するCPU(不図示)と、プログラムを格納するためのメモリ(不図示)とが設けられている。
端末41が契約者端末能力として図3に示した「ナンバーディスプレイ」の機能を備えていると、端末制御部411は、呼設定要求信号から発信側端末の電話番号を読み出して表示部415に表示させる。
端末41が「発信者契約端末位置情報ディスプレイ」の機能を備えていると、端末制御部411は、呼設定要求信号から発信側端末の発信者位置情報を読み出して表示部415に表示させる。発信者位置情報は、呼設定要求信号の発信側の端末が移動させにくいものである場合、発信者の住所などの登録所在地である。移動させにくい端末として、例えば、音声データをパケットデータに変換する機能を備えたデスクトップ型パーソナルコンピュータがある。ただし、発信側の端末が無線通信機能を備えた移動体(例えば、携帯電話機)である場合、発信者位置情報は、GPS(Grobal Positioning System)または無線基地局によって特定される位置情報である。
端末41が「ビデオディスプレイ」の機能を備えていると、端末制御部411は、呼設定要求信号から発信者映像情報を読み出して表示部415に表示させる。この場合、呼設定要求信号の発信側の端末にはカメラが設けられ、カメラが発信者のリアルタイム映像を撮影し、発信側の端末が撮影画像のデータを呼設定要求信号に含めて送信する。
端末41が「ネームディスプレイ」の機能を備えていると、端末制御部411は、呼設定要求信号から発信者の名前を読み出して表示部415に表示させる。
操作部417には、電話番号を入力するための数字キー、文字入力のための文字入力キー、オンフックキー、オフフックキーおよび各種命令入力キーなどのキー部(不図示)と、音声出力のためのスピーカ(不図示)と、音声入力のためのマイク(不図示)とが設けられている。
ここで、端末41が発信側である場合の操作部417と端末制御部411の動作を説明する。操作部417を操作して、ユーザは、発電話番号、位置情報、自分のリアルタイム映像、および自分の名前のそれぞれについて、電話の相手先に通知するか否かを設定することが可能である。ユーザが操作部417を操作して非通知設定を行った後、相手先の電話番号を入力すると、端末制御部411は、非通知設定の対象になった情報を除いた呼設定要求信号を相手先の端末宛に送信する。
その反対に、端末41が着信側である場合について説明する。
端末41のユーザは、発信者情報の通知要請サービスを利用するために、発信者情報通知要請サービスを受ける旨の契約をサービス提供会社と結ぶ。ユーザは、発電話番号、位置情報、発信者の映像、および発信者の名前などの発信者情報のうち、いずれを設定情報に登録するかを契約の際にサービス提供会社に申し込むと、サービス提供会社の管理者によって、設定情報を含む端末登録情報がSIPサーバ20に登録される。
ここで、ユーザが端末41を操作して設定情報を登録する場合を簡単に説明する。ユーザが端末41の操作部417を操作して、発電話番号、発信者の位置情報、発信者の映像および発信者の名前のうち少なくともいずれかを設定情報として入力すると、端末41の端末制御部411は、入力された設定情報および設定情報の登録を要求する旨の情報を含む設定情報登録要求信号をSIPサーバ20に送信する。SIPサーバ20の制御部201の判定部212は、端末41から設定情報登録要求信号を受信すると、端末41の端末登録情報として、設定情報登録要求信号に含まれる設定情報に対応するリクエスト識別子および端末41の端末識別子を組にして記憶部203に格納する。
また、別の登録方法として、ユーザは契約後に操作部417を操作して、発信者情報要請サービスのカスタマーコントロールにより、発信者情報について設定情報に登録する活性化、または、設定情報に登録しない非活性化を行ってもよい。さらに、サービス提供会社は、ガイダンス応答呼について発信者に対して課金を行ってもよい。この場合、発信者が自分の情報を明かさないで電話をかけることを防止する効果が向上する。
本実施形態の通信システムの動作手順について説明する。はじめに、端末42について設定情報が何も登録されていない場合である。図7は、本実施形態の通信システムにおいて、着信側の端末に設定情報が登録されていない場合の動作手順を示すシーケンス図である。
端末41のユーザが端末41を操作して発信者情報を非通知に設定した後、端末42の電話番号を入力して端末42に電話をかけると、端末41は、非通知設定された呼設定要求信号(INVITE)をSIPサーバ20に送信する(ステップ1001)。
SIPサーバ20は、端末42宛の呼設定要求信号を端末41から受信すると、呼設定要求信号に非通知設定がされていることを認識し、端末42の端末登録情報を記憶部203で調べる。そして、端末登録情報に設定情報が登録されていないことを確認すると、呼設定要求信号を端末42に送信し(ステップ1002)、呼び出し処理中であることを示す暫定応答信号を端末41に送信する。端末42は、SIPサーバ20から呼設定要求信号を受信すると、暫定応答信号をSIPサーバ20に返信し、ユーザがオフフックすると、応答信号(200 OK)をSIPサーバ20に送信する(ステップ1003)。SIPサーバ20は、端末42から応答信号を受信すると、応答信号を端末41宛に送信するとともに(ステップ1004)、確認応答信号(ACK)を端末42に送信する。端末41は、SIPサーバ20から応答信号を受け取ると、確認応答信号を端末42に送信し、端末41と端末42との間で通話路が確立する(ステップ1005)。
次に、発電話番号を要求するナンバーリクエストが端末42に設定されている場合の動作を説明する。図8は、本実施形態の通信システムにおいて、着信側の端末にナンバーリクエストが設定されている場合の動作手順を示すシーケンス図である。
端末41のユーザが端末41を操作して発信者情報を非通知に設定した後、端末42の電話番号を入力して端末42に電話をかけると、端末41は、非通知設定された呼設定要求信号をSIPサーバ20に送信する(ステップ1101)。
SIPサーバ20は、端末42宛の呼設定要求信号を端末41から受信すると、暫定応答信号を端末41に送信するとともに、呼設定要求信号に非通知設定がされていることを認識し、端末42の端末登録情報を記憶部203で調べる。そして、端末登録情報の設定情報に発電話番号が登録されていることを認識すると、リクエスト識別子のSID1を読み出し、SID1を含む呼設定要求信号をMS30に送信する(ステップ1102)。
MS30は、SIPサーバ20から呼設定要求信号を受信すると、応答信号をSIPサーバ20に送信する(ステップ1103)。また、呼設定要求信号に含まれるSID1を読み出し、SID1に対応する音声メッセージを記憶部303から読み出す。SIPサーバ20は、MS30から応答信号を受信すると、応答信号を端末41宛に送信し(ステップ1104)、確認応答信号をMS30に送信する(ステップ1105)。
端末41は、SIPサーバ20から応答信号を受け取ると、確認応答信号をMS30に送信し、端末41とMS30との間で通話路が確立する(ステップ1106)。これらの装置間で通話路が確立すると、MS30は、記憶部303から読み出した音声メッセージを端末41に送信する(ステップ1107)。端末41は、MS30から音声メッセージを受信すると、スピーカから「こちらはナンバーリクエストサービスです。恐れ入りますが、電話番号の非通知設定を解除して、おかけ直しください。」というガイダンスを音声で出力する。
次に、発信者位置情報を要求するロケーションリクエストが端末42に設定されている場合の動作を説明する。図9は、本実施形態の通信システムにおいて、着信側の端末にロケーションリクエストが設定されている場合の動作手順を示すシーケンス図である。
端末41のユーザが端末41を操作して発信者情報を非通知に設定した後、端末42の電話番号を入力して端末42に電話をかけると、端末41は、非通知設定された呼設定要求信号をSIPサーバ20に送信する(ステップ1201)。
SIPサーバ20は、端末42宛の呼設定要求信号を端末41から受信すると、暫定応答信号を端末41に送信するとともに、呼設定要求信号に非通知設定がされていることを認識し、端末42の端末登録情報を記憶部203で調べる。そして、端末登録情報の設定情報に発信者位置情報が登録されていることを認識すると、リクエスト識別子のSID3を読み出し、SID3を含む呼設定要求信号をMS30に送信する(ステップ1202)。
MS30は、SIPサーバ20から呼設定要求信号を受信すると、応答信号をSIPサーバ20に送信する(ステップ1203)。また、呼設定要求信号に含まれるSID3を読み出し、SID3に対応する音声メッセージを記憶部303から読み出す。SIPサーバ20は、MS30から応答信号を受信すると、応答信号を端末41宛に送信し(ステップ1204)、確認応答信号をMS30に送信する(ステップ1205)。
端末41は、SIPサーバ20から応答信号を受け取ると、確認応答信号をMS30に送信し、端末41とMS30との間で通話路が確立する(ステップ1206)。これらの装置間で通話路が確立すると、MS30は、記憶部303から読み出した音声メッセージを端末41に送信する(ステップ1207)。端末41は、MS30から音声メッセージを受信すると、スピーカから「こちらはロケーションリクエストサービスです。恐れ入りますが、現在位置の非通知設定を解除して、おかけ直しください。」というガイダンスを音声で出力する。
次に、発信者映像情報を要求するビデオリクエストが端末42に設定されている場合の動作を説明する。図10は、本実施形態の通信システムにおいて、着信側の端末にビデオリクエストが設定されている場合の動作手順を示すシーケンス図である。
端末41のユーザが端末41を操作して発信者情報を非通知に設定した後、端末42の電話番号を入力して端末42に電話をかけると、端末41は、非通知設定された呼設定要求信号をSIPサーバ20に送信する(ステップ1301)。
SIPサーバ20は、端末42宛の呼設定要求信号を端末41から受信すると、暫定応答信号を端末41に送信するとともに、呼設定要求信号に非通知設定がされていることを認識し、端末42の端末登録情報を記憶部203で調べる。そして、端末登録情報の設定情報に発信者映像情報が登録されていることを認識すると、リクエスト識別子のSID4を読み出し、SID4を含む呼設定要求信号をMS30に送信する(ステップ1302)。
MS30は、SIPサーバ20から呼設定要求信号を受信すると、応答信号をSIPサーバ20に送信する(ステップ1303)。また、呼設定要求信号に含まれるSID4を読み出し、SID4に対応する音声メッセージを記憶部303から読み出す。SIPサーバ20は、MS30から応答信号を受信すると、応答信号を端末41宛に送信し(ステップ1304)、確認応答信号をMS30に送信する(ステップ1305)。
端末41は、SIPサーバ20から応答信号を受け取ると、確認応答信号をMS30に送信し、端末41とMS30との間で通話路が確立する(ステップ1306)。これらの装置間で通話路が確立すると、MS30は、記憶部303から読み出した音声メッセージを端末41に送信する(ステップ1307)。端末41は、MS30から音声メッセージを受信すると、スピーカから「こちらはビデオリクエストサービスです。恐れ入りますが、発信者の方の映像の送信設定をして、おかけ直しください。」というガイダンスを音声で出力する。
次に、発信側契約者情報を要求するネームリクエストが端末42に設定されている場合の動作を説明する。図11は、本実施形態の通信システムにおいて、着信側の端末にネームリクエストが設定されている場合の動作手順を示すシーケンス図である。
端末41のユーザが端末41を操作して発信者情報を非通知に設定した後、端末42の電話番号を入力して端末42に電話をかけると、端末41は、非通知設定された呼設定要求信号をSIPサーバ20に送信する(ステップ1401)。
SIPサーバ20は、端末42宛の呼設定要求信号を端末41から受信すると、暫定応答信号を端末41に送信するとともに、呼設定要求信号に非通知設定がされていることを認識し、端末42の端末登録情報を記憶部203で調べる。そして、端末登録情報の設定情報に発信側契約者情報が登録されていることを認識すると、リクエスト識別子のSID2を読み出し、SID2を含む呼設定要求信号をMS30に送信する(ステップ1402)。
MS30は、SIPサーバ20から呼設定要求信号を受信すると、応答信号をSIPサーバ20に送信する(ステップ1403)。また、呼設定要求信号に含まれるSID2を読み出し、SID2に対応する音声メッセージを記憶部303から読み出す。SIPサーバ20は、MS30から応答信号を受信すると、応答信号を端末41宛に送信し(ステップ1404)、確認応答信号をMS30に送信する(ステップ1405)。
端末41は、SIPサーバ20から応答信号を受け取ると、確認応答信号をMS30に送信し、端末41とMS30との間で通話路が確立する(ステップ1406)。これらの装置間で通話路が確立すると、MS30は、記憶部303から読み出した音声メッセージを端末41に送信する(ステップ1407)。端末41は、MS30から音声メッセージを受信すると、スピーカから「こちらはネームリクエストサービスです。恐れ入りますが、発信者の方のお名前の非通知設定を解除して、おかけ直しください。」というガイダンスを音声で出力する。
ここで、ネットワーク10の一種であるNGN(次世代ネットワーク)の場合について説明する。NGNは、ITU−T(国際電気通信連合 電気通信標準化部門;International Telecommunication Union−Telecommunication Standardization Sector)やTTC(情報通信技術委員会)で標準化が進められている。
NGNでは、セッション制御サーバとして、加入者を収容する加入者セッション制御サーバ(Subscriber Session Control Server:SSC)と中継処理を行う中継セッション制御サーバ(Intermediate Session Control Server:ISC)の2種類がある。ネットワーク10がNGNである場合、SIPサーバ20は、SSCであってもよく、ISCであってもよい。
図12は本実施形態の通信システムのネットワークがNGNである場合の構成例を示すブロック図である。
図12(a)は本実施形態のSIPサーバ20がISC51の場合である。図12(a)に示すように、端末41はSSC52に収容されており、端末42はSSC53に収容されている。SSC52、53のそれぞれはISC51とNGN50を介して接続され、ISC51はMS30とNGN50を介して接続されている。ISC51とMS30との間の通信経路に他のサーバやルータが設けられていてもよい。
図12(b)は本実施形態のSIPサーバ20がSSC57の場合である。図12(b)に示すように、端末41はSSC56に収容されており、端末42はSSC57に収容されている。SSC56、57のそれぞれはISC55とNGN50を介して接続され、SSC57はMS30とNGN50を介して接続されている。SSC57とMS30との間の通信経路に他のサーバやルータが設けられていてもよい。図1と対応させ、図12(b)では、SSC57とMS30とが接続されているように表しているが、SSC56もNGN50を介してMS30と接続される。
以下では、SIPサーバ20が図12(a)に示すISC51の場合で説明する。SIPサーバ20が図12(b)示すSSC56またはSSC57の場合については、ISC51の場合と説明が重複するため、その詳細な説明を省略する。また、以下では、発信者情報として発電話番号の場合を説明し、発信者の位置情報や名前などの場合についての説明を省略する。
NGNでの通信プロトコルでは、発信者番号通知要請サービスのガイダンス提供の有無については、呼設定要求信号(INVITE)内に設けられた、発ID通知/非通知制御のための拡張ヘッダ(P−Asserted−Identity)に設定される。具体的には、拡張ヘッダ内のsip:のDisplay Nameに設定される。ISC51は、呼設定要求信号を受信すると、判定部212が「発信者番号非通知理由」パラメータによって、ガイダンス提供の有無を判断する。
図13は発信者番号非通知理由とガイダンス提供の関係を示す表である。図13を参照して、発信者が電話番号の通知を拒否した場合の動作を簡単に説明する。端末42のユーザは発信者番号通知要請サービスの提供を受けるための登録がされているものとする。
図12(a)に示す端末41のユーザが電話番号の通知を拒否して端末42に電話をかけた場合、図13に示すように、INVITE内P−Asserted−Identityヘッダ内のsip:のDisplay Nameに“anonymous”が設定され、そのINVITEを端末41がSSC52を介してISC51に送信する。ISC51は、受信したINVITEのP−Asserted−Identityヘッダ内のsip:に“anonymous”が設定されていることを認識すると、このINVITEをMS30に転送する。
ISC51は、MS30から「こちらはナンバーリクエストサービスです。恐れ入りますが、電話番号の前に186をつけてダイヤルするなど、あなたの電話番号を通知しておかけ直しください。」の音声メッセージを受信すると、この音声メッセージをSSC52を介して端末41に送信する。なお、この音声メッセージを2回以上繰り返すようにしてもよい。
(第2の実施形態)
本実施形態は、ユーザに対して自分に関する情報を相手先に通知することを要求する旨のメッセージがSIPサーバに格納されている場合である。
本実施形態におけるSIPサーバの構成を、図1から図6を参照して説明する。第1の実施形態と同様な構成については同一の符号を付し、その詳細な説明を省略し、異なる点について詳しく説明する。
SIPサーバ20の記憶部203には、第1の実施形態で説明した端末登録情報の他に、MS30の記憶部303に格納されている音源情報がリクエスト識別子と共に格納されている。この音源情報は、発信者に対して電話をかけた相手先に自分に関する情報を通知することを要求する旨の音声メッセージに相当する。
呼制御部211は、受信する呼設定要求信号を判定部212に渡し、判定部212から呼設定要求信号を受け取ると、呼設定要求信号を宛先に送信する。一方、判定部212から音声メッセージを受け取ると、この音声メッセージを発信者に通知するために、音声メッセージを発信側の端末に送信する。
判定部212は、呼制御部211から呼設定要求信号を受け取ると、記憶部203に格納された、着信側の端末の端末登録情報から設定情報を読み出す。続いて、読み出した設定情報が呼設定要求信号に含まれているかを判定する。設定情報が呼設定要求信号に含まれていない場合、設定情報に対応するリクエスト識別子を端末登録情報で特定し、そのリクエスト識別子の音声メッセージを記憶部203から読み出す。そして、読み出した音声メッセージを呼制御部211に渡す。一方、設定情報が呼設定要求信号に含まれている場合、呼制御部211から受け取った呼制御信号をそのまま呼制御部211に返す。
次に、発電話番号を要求するナンバーリクエストが端末42に設定されている場合の動作を説明する。図14は、本実施形態における呼制御方法の動作手順を示すシーケンス図である。なお、本実施形態では、発信者情報として発電話番号の場合を説明し、発信者の位置情報や名前などの場合についての説明を省略する。
端末41のユーザが端末41を操作して発信者情報を非通知に設定した後、端末42の電話番号を入力して端末42に電話をかけると、端末41は、非通知設定された呼設定要求信号をSIPサーバ20に送信する(ステップ1151)。
SIPサーバ20は、端末42宛の呼設定要求信号を端末41から受信すると、呼設定要求信号に非通知設定がされていることを認識し、端末42の端末登録情報を記憶部203で調べる。そして、端末登録情報の設定情報に発電話番号が登録されていることを認識すると、リクエスト識別子のSID1を読み出し、SID1に対応する音声メッセージを記憶部203から読み出す。そして、SIPサーバ20は、応答信号を端末41宛に送信する(ステップ1152)。
端末41は、SIPサーバ20から応答信号を受け取ると、端末41とSIPサーバ20との間で通話路が確立する(ステップ1153)。これらの装置間で通話路が確立すると、SIPサーバ20は、記憶部203から読み出した音声メッセージを端末41に送信する(ステップ1154)。端末41は、SIPサーバ20から音声メッセージを受信すると、スピーカから「こちらはナンバーリクエストサービスです。恐れ入りますが、電話番号の非通知設定を解除して、おかけ直しください。」というガイダンスを音声で出力する。
本実施形態では、音声メッセージを保存するためのMSが不要になるので、通信システム全体にかかる設備費用を抑制できる。
(第3の実施形態)
本実施形態は、発信者に対して自分に関する情報を相手先に通知することを要求する旨のメッセージが端末に格納されている場合である。
本実施形態のSIPサーバと端末の構成を、図1から図6を参照して説明する。第1の実施形態と同様な構成については同一の符号を付し、その詳細な説明を省略し、異なる点を中心に説明する。
本実施形態では、図6に示す端末41の記憶部413に、MS30の記憶部303に格納されている音源情報がリクエスト識別子と共に格納されている。この音源情報は、発信者に対して電話をかけた相手先に自分に関する情報を通知することを要求する旨の音声メッセージに相当する。
端末41の端末制御部411は、リクエスト識別子の情報を含む応答信号をSIPサーバ20から受信すると、応答信号に含まれるリクエスト識別子に対応する音声メッセージを記憶部413から読み出し、音声メッセージを操作部417のスピーカに出力させる。なお、発信者に対して通知するメッセージが音声メッセージの代わりに画像メッセージである場合、端末制御部411は、表示部415に表示させる。
SIPサーバ20の呼制御部211は、受信する呼設定要求信号を判定部212に渡し、判定部212から呼設定要求信号を受け取ると、呼設定要求信号を宛先に送信する。一方、判定部212からリクエスト識別子を受け取ると、このリクエスト識別子に対応する音声メッセージを発信者に通知するために、リクエスト識別子の情報を含む応答信号を発信側の端末に送信する。
判定部212は、呼制御部211から呼設定要求信号を受け取ると、記憶部203に格納された、着信側の端末の端末登録情報から設定情報を読み出す。続いて、読み出した設定情報が呼設定要求信号に含まれているかを判定する。設定情報が呼設定要求信号に含まれていない場合、設定情報に対応するリクエスト識別子を端末登録情報で特定し、そのリクエスト識別子を呼制御部211に渡す。一方、設定情報が呼設定要求信号に含まれている場合、呼制御部211から受け取った呼制御信号をそのまま呼制御部211に返す。
次に、発電話番号を要求するナンバーリクエストが端末42に設定されている場合の動作を説明する。図15は、本実施形態における呼制御方法の動作手順を示すシーケンス図である。なお、本実施形態では、発信者情報として発電話番号の場合を説明し、発信者の位置情報や名前などの場合についての説明を省略する。
端末41のユーザが端末41を操作して発信者情報を非通知に設定した後、端末42の電話番号を入力して端末42に電話をかけると、端末41は、非通知設定された呼設定要求信号をSIPサーバ20に送信する(ステップ1161)。
SIPサーバ20は、端末42宛の呼設定要求信号を端末41から受信すると、呼設定要求信号に非通知設定がされていることを認識し、端末42の端末登録情報を記憶部203で調べる。そして、端末登録情報の設定情報に発電話番号が登録されていることを認識すると、リクエスト識別子のSID1を読み出し、SID1を含む応答信号を端末41宛に送信する(ステップ1162)。ここでの応答信号は、例えば、エラーコード「433(Anonymity Disallowed)」である。
端末41は、SIPサーバ20から応答信号を受け取ると、応答信号に含まれるリクエスト識別子に対応する音声メッセージを記憶部413から読み出し、音声メッセージを操作部417のスピーカに出力させる(ステップ1163)。スピーカから「こちらはナンバーリクエストサービスです。恐れ入りますが、電話番号の非通知設定を解除して、おかけ直しください。」というガイダンスを音声で出力される。
本実施形態では、音声メッセージを保存するためのMSを設ける必要がなく、また、SIPサーバに音声メッセージを保存する必要がないため、通信システム全体にかかる設備費用をさらに抑制できる。
(第4の実施形態)
本実施形態は、発信者がPSTNの電話機から電話をかけた場合である。本実施形態の通信システムの構成を説明する。図16は本実施形態の通信システムの一構成例を示すブロック図である。図1に示した構成と異なる点を中心に説明する。
図16に示すように、PSTN60とネットワーク10が接続され、ネットワーク10内には、通信プロトコルの変換を行うPSTNゲートウェイ(PSTNGW)25が設けられている。PSTN25はSIPサーバ20と接続される。図16では、PSTN25をSIPサーバ20と信号線で接続しているが、その間にルータなどの他の通信機器が設けられていてもよい。発信者側の端末として、端末41の代わりに電話機44がPSTN60に接続されている。
次に、本実施形態の通信システムの動作を説明する。ナンバーリクエストが端末42に設定されているものとする。図17は本実施形態の通信システムの動作手順を示すシーケンス図である。
電話機44のユーザが電話機44を操作して発信者情報を非通知に設定した後、端末42の電話番号を入力して端末42に電話をかけると、電話機44は、非通知設定された呼設定要求信号をPSTN60に送信する(ステップ1501)。
PSTN60内の交換機(不図示)は、電話機44から受け取った呼設定要求信号をネットワーク10のPSTNGW25宛に送信する(ステップ1502)。PSTNGW25は、交換機(不図示)から受け取った呼設定要求信号をSIPサーバ20に送信する(ステップ1503)。SIPサーバ20は、端末42宛の呼設定要求信号をPSTNGW25から受信すると、暫定応答信号を電話機44宛に送信するとともに、呼設定要求信号に非通知設定がされていることを認識し、端末42の端末登録情報を記憶部203で調べる。そして、端末登録情報の設定情報に発電話番号が登録されていることを認識すると、リクエスト識別子のSID1を読み出し、SID1を含む呼設定要求信号をMS30に送信する(ステップ1504)。
MS30は、SIPサーバ20から呼設定要求信号を受信すると、応答信号をSIPサーバ20に送信する(ステップ1505)。また、呼設定要求信号に含まれるSID1を読み出し、SID1に対応する音声メッセージを記憶部303から読み出す。SIPサーバ20は、MS30から応答信号を受信すると、電話機44宛の応答信号をPSTNGW25に送信し(ステップ1506)、確認応答信号をMS30に送信する(ステップ1507)。
PSTNGW25は、SIPサーバ20から受け取った応答信号をPSTN60に送信する(ステップ1508)。PSTN60内の交換機(不図示)は、PSTNGW25から受け取った応答信号を電話機44に送信する(ステップ1509)。
電話機44は、PSTN60内の交換機(不図示)から応答信号を受け取ると、確認応答信号をMS30に送信し、電話機44とMS30との間で通話路が確立する(ステップ1510)。これらの装置間で通話路が確立すると、MS30は、記憶部303から読み出した音声メッセージをPSTNGW25およびPSTN60を介して電話機44に送信する(ステップ1511)。電話機44は、MS30から音声メッセージを受信すると、スピーカから「こちらはナンバーリクエストサービスです。恐れ入りますが、電話番号の非通知設定を解除して、おかけ直しください。」というガイダンスを音声で出力する。
ここで、ネットワーク10がNGNの場合について、図12(a)、図13および図16を参照して説明する。図16において、SIPサーバ20を図12(a)に示したISC51とし、ISC51と端末42の間の通信経路にSSC53が設けられているものとする。また、端末42のユーザは発信者番号通知要請サービスの提供を受けるための登録がされているものとする。
電話機44のユーザが電話番号の通知を拒否して端末42に電話をかけると、図13に示すように、INVITE内P−Asserted−Identityヘッダ内のsip:のDisplay Nameに“anonymous”が設定され、そのINVITEを電話機44がPSTN60内の交換機(不図示)に送信する。電話機44から交換機(不図示)に送出された、端末42宛のINVITEは、PSTNGW25を介してISC51に送られる。ISC51は、受信したINVITEのP−Asserted−Identityヘッダ内のsip:に“anonymous”が設定されていることを認識すると、このINVITEをMS30に転送する。
ISC51は、MS30から「こちらはナンバーリクエストサービスです。恐れ入りますが、電話番号の前に186をつけてダイヤルするなど、あなたの電話番号を通知しておかけ直しください。」の音声メッセージを受信すると、この音声メッセージをPSTNGW25を介してPSTN60に送信する。PSTN60内の交換機(不図示)は、受け取った音声メッセージを電話機44に送信する。なお、この音声メッセージを2回以上繰り返すようにしてもよい。
なお、本実施形態では、発信者情報のうち発電話番号が設定情報に登録されている場合を説明したが、発信者の名前や位置情報など他の情報の場合についても同様であるため、その詳細な説明を省略する。また、本実施形態に第2または第3の実施形態を適用してもよい。
さらに、ネットワーク10がNGNの場合、SIPサーバ20が図12(a)に示すISC51として説明したが、図12(b)のSSC56またはSSC57であってもよい。
(第5の実施形態)
本実施形態は、図16に示した通信システムにおいて電話機44が公衆電話機の場合である。
本実施形態の通信システムの構成について説明する。ここでは、第4の実施形態と異なる点を説明し、第1の実施形態または第4の実施形態と同様な構成についての詳細な説明を省略する。
電話機44は、呼設定要求信号を送出する際、公衆電話機である旨の情報を呼設定要求信号に設定して送出する。SIPサーバ20は、受信する呼設定要求信号が公衆電話機から送信されたことを示す情報をその信号で認めると、その呼設定要求信号の宛先の端末の端末登録情報に設定情報が登録されていない場合と同様に、呼設定要求信号を宛先の端末に送信する。
本実施形態の通信システムの動作を説明する。図18は本実施形態の通信システムの動作手順を示すシーケンス図である。
電話機44のユーザが電話機44を操作して端末42の電話番号を入力して端末42に電話をかけると、電話機44は、公衆電話機である旨の情報を含む呼設定要求信号をPSTN60に送信する(ステップ1601)。
PSTN60内の交換機(不図示)は、電話機44から受け取った呼設定要求信号をネットワーク10のPSTNGW25宛に送信する(ステップ1602)。PSTNGW25は、交換機(不図示)から受け取った呼設定要求信号をSIPサーバ20に送信する(ステップ1603)。SIPサーバ20は、端末42宛の呼設定要求信号をPSTNGW25から受信すると、暫定応答信号を電話機44宛に送信し、その呼設定要求信号が公衆電話機から送信されたことを認識すると、呼設定要求信号を端末42に送信する(ステップ1604)。
端末42は、SIPサーバ20から呼設定要求信号を受信すると、暫定応答信号をSIPサーバ20に送信し、ユーザがオフフックすると、応答信号をSIPサーバ20に送信する(ステップ1605)。SIPサーバ20は、端末42から応答信号を受信すると、電話機44宛の応答信号をPSTNGW25に送信し(ステップ1606)、確認応答信号を端末42に送信する(ステップ1607)。
PSTNGW25は、SIPサーバ20から受け取った応答信号をPSTN60に送信する(ステップ1608)。PSTN60内の交換機(不図示)は、PSTNGW25から受け取った応答信号を電話機44に送信する(ステップ1609)。
電話機44は、PSTN60内の交換機(不図示)から応答信号を受け取ると、確認応答信号を端末42に送信し、電話機44と端末42との間で通話路が確立する(ステップ1610)。
ここで、ネットワーク10がNGNの場合について、図12(a)、図13および図16を参照して説明する。図16において、SIPサーバ20を図12(a)に示したISC51とし、ISC51と端末42の間の通信経路にSSC53が設けられているものとする。また、端末42のユーザは発信者番号通知要請サービスの提供を受けるための登録がされているものとする。
電話機44のユーザが端末42に電話をかけると、電話機44が公衆電話機であることから、図13に示すように、INVITE内P−Asserted−Identityヘッダ内のsip:のDisplay Nameに“Coin line/payphone”が設定され、そのINVITEを電話機44がPSTN60内の交換機(不図示)に送信する。電話機44から交換機(不図示)に送出された、端末42宛のINVITEは、PSTNGW25を介してISC51に送られる。ISC51は、受信したINVITEのP−Asserted−Identityヘッダ内のsip:に“Coin line/payphone”が設定されていることを認識すると、このINVITEを端末42に送信する。その後は、上述したようにして、電話機44と端末42との間に通話路が確立される。
なお、図13に示すように、「迷惑電話拒否」などの他のサービスとの競合がある場合、INVITE内P−Asserted−Identityヘッダ内のsip:のDisplay Nameに“Interaction with other service”が設定され、また、その他の要因によって通知が不可の場合は“Unavailable”が設定される。これらの場合も、発信者が公衆電話機と使った場合と同様に、ISC51は、通常の呼設定要求信号として宛先の端末に送信する。
また、本実施形態では、発信者情報のうち発電話番号が設定情報に登録されている場合を説明したが、発信者の名前や位置情報など他の情報の場合についても同様であるため、その詳細な説明を省略する。また、本実施形態に第2または第3の実施形態を適用してもよい。
さらに、本実施形態では、ネットワーク10がNGNの場合、SIPサーバ20が図12(a)に示すISC51として説明したが、図12(b)のSSC56またはSSC57であってもよい。
第1から第5の実施形態において、図13に示した、ヘッダの設定方法はNGNの場合に限定されない。さらに、第1から第5の実施形態において、発信者側の端末が図6に示す表示部415を備えていれば、ガイダンスの画像を表示部415に表示させるようにしてもよい。発信者にガイダンスを伝えるためのメッセージとして音声メッセージの音源の代わりに画像メッセージのデータが、第1の実施形態ではMS30の記憶部303に格納され、第2の実施形態ではSIPサーバ20の記憶部203に格納され、第3の実施形態では端末41の413に格納されている。また、音声と画像の両方のメッセージによるガイダンスを発信者に通知してもよい。
画像メッセージは、発信者の情報の通知を要求する旨のガイダンスを文字で表示した画像であってもよく、発信者に対して情報の通知を促すためのエラーコードを表示した画像であってもよい。エラーコードは、設定情報の種類によって異なっていてもよい。
第1から第5の実施形態で説明したように、セッション制御サーバは、受信した呼設定要求信号に非通知設定がされていると、その宛先の端末の設定情報を確認し、非通知設定された設定情報が登録されていると、その情報を通知する旨のガイダンスを発信者の端末に出力させる。これにより、発信者に対して自分の端末の電話番号などの発信者情報を通知させ、着信者は誰からの電話であるかを確認することができる。
本発明によれば、SIPをベースにした通信方法において、電話の発信者が自分の情報を不明確にしてかける迷惑電話や無言電話などにより、誰からかかってきた電話なのか着信者を不安にさせる迷惑行為を減らすことができる。
また、発信者情報として、発電話番号だけでなく、発信者の位置情報、発信者の名前、または、発信者の映像などを通知させることも可能である。
また、発信者情報要請サービスを契約したユーザの端末を契約者回線で特定可能にすれば、ユーザの認証手続きを行うことなく、ユーザからの連絡でサービス提供の開始および停止を簡単に設定できる。
また、ユーザが契約電話番号以外にも複数の電話番号をもっている場合でも、それら全ての電話番号を1つの端末登録情報に登録することで、発信者情報要請サービスを契約電話番号だけでなく、追加電話番号についても、一律に反映させることができる。
また、呼制御手段は、ガイダンス応答呼をメディアサーバに実行させることで、その間にも呼制御処理を行うことが可能となり、非通知設定を含む呼設定要求信号と他の呼設定要求信号の処理を同時に行うことが可能となる。
また、設定情報の活性化/非活性化をユーザの電話端末からカスタマーコントロールによって設定可能にすれば、契約後であってもユーザは簡単に設定情報を変更できる。
さらに、「お掛けになった電話番号は現在使われておりません」等のガイダンスとは異なり、発信者情報要請のガイダンスは契約者に代わってサービス提供会社の装置によって応答されており、このガイダンス応答呼を発信者に対する課金対象とすれば、自分の情報を隠して電話をかける迷惑電話の防止効果が向上する。
10 ネットワーク
20 SIPサーバ
25 PSTNGW
30 MS(メディアサーバ)
50 NGN
60 PSTN
41、42 端末
51 ISC
56、57 SSC

Claims (23)

  1. セッション制御サーバとメディアサーバとを有する発信者情報通知要請サービスシステムであって、
    前記セッション制御サーバは、
    発信者に対して通知を要求する対象を示す設定情報および該設定情報の通知を要求する旨のメッセージを特定するための識別子を含む端末登録情報を記憶する記憶部と、
    第1の端末から第2の端末宛の第1の呼設定要求信号を受信すると、該第1の呼設定要求信号に該第2の端末についての前記設定情報が含まれているか否かを判定し、該設定情報が含まれていなければ、該設定情報に対応する前記識別子を含む第2の呼設定要求信号を前記メディアサーバに送信し、該第2の呼設定要求信号に対する第1の応答信号を該メディアサーバから受信すると、該メディアサーバおよび前記第1の端末の間に通信路を確立するための第2の応答信号を該第1の端末に送信する制御部とを有し、
    前記メディアサーバは、
    前記識別子に対応する前記メッセージを記憶する記憶部と、
    前記セッション制御サーバから前記第2の呼設定要求信号を受信すると、該第2の呼設定要求信号に含まれる識別子に対応するメッセージを特定し、前記第1の応答信号を前記セッション制御サーバに送信し、前記第1の端末と通信路を確立した後、特定したメッセージを前記第1の端末に送信する制御部とを有する、発信者情報通知要請サービスシステム。
  2. 前記設定情報は、発信者を特定するための識別子である発信者識別子、発信者の位置情報、発信者の映像、および発信者の名前のうち少なくともいずれかを含むものである、請求項1記載の発信者情報通知要請サービスシステム。
  3. 前記発信者の映像は発信者の現在の様子を撮影した映像である、請求項2記載の発信者情報通知要請サービスシステム。
  4. 発信者に関する情報の通知を発信者に対して要求する旨のメッセージを記憶するメディアサーバと接続され、端末間の呼を制御するセッション制御サーバであって、
    発信者に対して通知を要求する対象を示す設定情報および該設定情報に対応する前記メッセージを特定するための識別子を含む端末登録情報を記憶する記憶部と、
    第1の端末から第2の端末宛の第1の呼設定要求信号を受信すると、該第1の呼設定要求信号に該第2の端末についての前記設定情報が含まれているか否かを判定し、該設定情報が含まれていなければ、前記メッセージを発信者に通知するために、該設定情報に対応する前記識別子を含む第2の呼設定要求信号を前記メディアサーバに送信し、該第2の呼設定要求信号に対する第1の応答信号を該メディアサーバから受信すると、該メディアサーバおよび前記第1の端末の間に通信路を確立するための第2の応答信号を該第1の端末に送信する制御部と、
    を有するセッション制御サーバ。
  5. 前記制御部は、
    前記第1の呼設定要求信号に前記第2の端末についての前記設定情報が含まれているか否かを判定し、該設定情報が含まれていなければ、該設定情報に対応する識別子を前記端末登録情報で特定する判定部と、
    前記第1の端末から受信した前記第1の呼設定要求信号を前記判定部に送信し、前記判定部で特定された識別子を該判定部から受信すると、該識別子を含む前記第2の呼設定要求信号を前記メディアサーバに送信し、前記第1の応答信号を該メディアサーバから受信すると、前記第2の応答信号を前記第1の端末に送信する呼制御部と、
    を有する請求項2記載のセッション制御サーバ。
  6. 発信者に対して通知を要求する対象を示す設定情報および該設定情報の通知を発信者に対して要求する旨のメッセージを特定するための識別子を含む端末登録情報ならびに該識別子に対応する前記メッセージを記憶する記憶部と、
    第1の端末から第2の端末宛の呼設定要求信号を受信すると、該呼設定要求信号に該第2の端末についての前記設定情報が含まれているか否かを判定し、該設定情報が含まれていなければ、該設定情報に対応する前記識別子を前記端末登録情報で特定し、該識別子に対応するメッセージを前記記憶部から読み出し、該メッセージを発信者に通知するために、該メッセージを前記第1の端末に送信する制御部と、
    を有するセッション制御サーバ。
  7. ユーザに対して自分に関する情報を相手先に通知することを要求する旨のメッセージを記憶する端末と接続され、端末間の呼を制御するセッション制御サーバであって、
    発信者に対して通知を要求する対象を示す設定情報および該設定情報の通知を発信者に対して要求する旨のメッセージを特定するための識別子を含む端末登録情報を記憶する記憶部と、
    第1の端末から第2の端末宛の呼設定要求信号を受信すると、該呼設定要求信号に該第2の端末についての前記設定情報が含まれているか否かを判定し、該設定情報が含まれていなければ、該設定情報に対応する前記識別子を前記端末登録情報で特定し、該識別子に対応する前記メッセージを発信者に通知するために、該識別子を含む応答信号を前記第1の端末に送信する制御部と、
    を有するセッション制御サーバ。
  8. 前記制御部は、
    発信者を特定するための識別子である発信者識別子、発信者の位置情報、発信者の映像および発信者の名前のうち少なくともいずれかを対象とする前記設定情報および該設定情報の登録を要求する旨の情報を含む設定情報登録要求信号を前記第2の端末から受信すると、該第2の端末の前記端末登録情報として、該設定情報登録要求信号に含まれる設定情報に対応する識別子および該第2の端末の端末識別子を組にして前記記憶部に格納する、請求項4、6および7のいずれか1項記載のセッション制御サーバ。
  9. 前記設定情報は、発信者を特定するための識別子である発信者識別子、発信者の位置情報、発信者の映像、および発信者の名前のうち少なくともいずれかを含むものである、請求項4から7のいずれか1項記載のセッション制御サーバ。
  10. 前記発信者の映像は発信者の現在の様子を撮影した映像である、請求項8または9記載のセッション制御サーバ。
  11. 発信者に関する情報の通知を発信者に対して要求する旨のメッセージを記憶するメディアサーバと端末間の呼を制御するセッション制御サーバとによる呼制御方法であって、
    前記セッション制御サーバは、発信者に対して通知を要求する対象を示す設定情報および該設定情報の通知を要求する旨のメッセージを特定するための識別子を含む端末登録情報を予め記憶し、
    前記メディアサーバは、前記識別子に対応する前記メッセージを予め記憶し、
    前記セッション制御サーバは、第1の端末から第2の端末宛の第1の呼設定要求信号を受信すると、該第1の呼設定要求信号に該第2の端末についての前記設定情報が含まれているか否かを判定し、該設定情報が含まれていなければ、該設定情報に対応する前記識別子を含む第2の呼設定要求信号を前記メディアサーバに送信し、
    前記メディアサーバは、前記セッション制御サーバから前記第2の呼設定要求信号を受信すると、該第2の呼設定要求信号に含まれる識別子に対応するメッセージを特定し、該第2の呼設定要求信号に対する第1の応答信号を前記セッション制御サーバに送信し、
    前記セッション制御サーバは、前記メディアサーバから前記第1の応答信号を受信すると、該メディアサーバおよび前記第1の端末の間に通信路を確立するための第2の応答信号を該第1の端末に送信し、
    前記メディアサーバは、前記第1の端末と通信路を確立した後、特定したメッセージを前記第1の端末に送信する、呼制御方法。
  12. 発信者に関する情報の通知を発信者に対して要求する旨のメッセージを記憶するメディアサーバに接続されるセッション制御サーバが行う呼制御方法であって、
    発信者に対して通知を要求する対象を示す設定情報および該設定情報に対応する前記メッセージを特定するための識別子を含む端末登録情報を予め記憶し、
    第1の端末から第2の端末宛の第1の呼設定要求信号を受信すると、該第1の呼設定要求信号に該第2の端末についての前記設定情報が含まれているか否かを判定し、
    判定の結果、前記設定情報が前記第1の呼設定要求信号に含まれていなければ、前記メッセージを発信者に通知するために、該設定情報に対応する前記識別子を含む第2の呼設定要求信号を前記メディアサーバに送信し、
    前記第2の呼設定要求信号に対する第1の応答信号を前記メディアサーバから受信すると、該メディアサーバおよび前記第1の端末の間に通信路を確立するための第2の応答信号を該第1の端末に送信する、呼制御方法。
  13. 発信者に対して通知を要求する対象を示す設定情報および該設定情報の通知を発信者に対して要求する旨のメッセージを特定するための識別子を含む端末登録情報ならびに該識別子に対応する前記メッセージを予め記憶し、
    第1の端末から第2の端末宛の呼設定要求信号を受信すると、該呼設定要求信号に該第2の端末についての前記設定情報が含まれているか否かを判定し、
    判定の結果、前記設定情報が前記呼設定要求信号に含まれていなければ、該設定情報に対応する前記識別子を前記端末登録情報で特定し、
    特定した識別子に対応するメッセージを読み出し、該メッセージを発信者に通知するために、該メッセージを前記第1の端末に送信する、呼制御方法。
  14. ユーザに対して自分に関する情報を相手先に通知することを要求する旨のメッセージを記憶する端末に接続されるセッション制御サーバが行う呼制御方法であって、
    発信者に対して通知を要求する対象を示す設定情報および該設定情報の通知を発信者に対して要求する旨のメッセージを特定するための識別子を含む端末登録情報を予め記憶し、
    第1の端末から第2の端末宛の呼設定要求信号を受信すると、該呼設定要求信号に該第2の端末についての前記設定情報が含まれているか否かを判定し、
    判定の結果、前記設定情報が前記呼設定要求信号に含まれていなければ、該設定情報に対応する前記識別子を前記端末登録情報で特定し、
    特定した識別子に対応する前記メッセージを発信者に通知するために、該識別子を含む応答信号を前記第1の端末に送信する、呼制御方法。
  15. 前記セッション制御サーバは、
    発信者を特定するための識別子である発信者識別子、発信者の位置情報、発信者の映像および発信者の名前のうち少なくともいずれかを対象とする前記設定情報および該設定情報の登録を要求する旨の情報を含む設定情報登録要求信号を前記第2の端末から受信すると、該第2の端末の前記端末登録情報として、該設定情報登録要求信号に含まれる設定情報に対応する識別子および該第2の端末の端末識別子を組にして格納する、請求項11から14のいずれか1項記載の呼制御方法。
  16. 前記設定情報は、発信者を特定するための識別子である発信者識別子、発信者の位置情報、発信者の映像、および発信者の名前のうち少なくともいずれかを含むものである、請求項11から14のいずれか1項記載の呼制御方法。
  17. 前記発信者の映像は発信者の現在の様子を撮影した映像である、請求項15または16記載の呼制御方法。
  18. 発信者に関する情報の通知を発信者に対して要求する旨のメッセージを記憶するメディアサーバに接続されるセッション制御サーバに実行させるためのプログラムであって、
    発信者に対して通知を要求する対象を示す設定情報および該設定情報に対応する前記メッセージを特定するための識別子を含む端末登録情報を予め記憶し、
    第1の端末から第2の端末宛の第1の呼設定要求信号を受信すると、該第1の呼設定要求信号に該第2の端末についての前記設定情報が含まれているか否かを判定し、
    判定の結果、前記設定情報が前記第1の呼設定要求信号に含まれていなければ、前記メッセージを発信者に通知するために、該設定情報に対応する前記識別子を含む第2の呼設定要求信号を前記メディアサーバに送信し、
    前記第2の呼設定要求信号に対する第1の応答信号を前記メディアサーバから受信すると、該メディアサーバおよび前記第1の端末の間に通信路を確立するための第2の応答信号を該第1の端末に送信する処理を前記セッション制御サーバに実行させるためのプログラム。
  19. 端末間の呼を制御するセッション制御サーバに実行させるためのプログラムであって、
    発信者に対して通知を要求する対象を示す設定情報および該設定情報の通知を発信者に対して要求する旨のメッセージを特定するための識別子を含む端末登録情報ならびに該識別子に対応する前記メッセージを予め記憶し、
    第1の端末から第2の端末宛の呼設定要求信号を受信すると、該呼設定要求信号に該第2の端末についての前記設定情報が含まれているか否かを判定し、
    判定の結果、前記設定情報が前記呼設定要求信号に含まれていなければ、該設定情報に対応する前記識別子を前記端末登録情報で特定し、
    特定した識別子に対応するメッセージを読み出し、該メッセージを発信者に通知するために、該メッセージを前記第1の端末に送信する処理を前記セッション制御サーバに実行させるためのプログラム。
  20. ユーザに対して自分に関する情報を相手先に通知することを要求する旨のメッセージを記憶する端末に接続されるセッション制御サーバに実行させるためのプログラムであって、
    発信者に対して通知を要求する対象を示す設定情報および該設定情報の通知を発信者に対して要求する旨のメッセージを特定するための識別子を含む端末登録情報を予め記憶し、
    第1の端末から第2の端末宛の呼設定要求信号を受信すると、該呼設定要求信号に該第2の端末についての前記設定情報が含まれているか否かを判定し、
    判定の結果、前記設定情報が前記呼設定要求信号に含まれていなければ、該設定情報に対応する前記識別子を前記端末登録情報で特定し、
    特定した識別子に対応する前記メッセージを発信者に通知するために、該識別子を含む応答信号を前記第1の端末に送信する処理を前記セッション制御サーバに実行させるためのプログラム。
  21. 発信者を特定するための識別子である発信者識別子、発信者の位置情報、発信者の映像および発信者の名前のうち少なくともいずれかを対象とする前記設定情報および該設定情報の登録を要求する旨の情報を含む設定情報登録要求信号を前記第2の端末から受信すると、該第2の端末の前記端末登録情報として、該設定情報登録要求信号に含まれる設定情報に対応する識別子および該第2の端末の端末識別子を組にして格納する処理を有する、請求項18から20のいずれか1項記載のプログラム。
  22. 前記設定情報は、発信者を特定するための識別子である発信者識別子、発信者の位置情報、発信者の映像、および発信者の名前のうち少なくともいずれかを含むものである、請求項18から20のいずれか1項記載のプログラム。
  23. 前記発信者の映像は発信者の現在の様子を撮影した映像である、請求項21または22記載のプログラム。
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