JP2004064566A - メッセージ送信システム及びメッセージ送信方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】メッセージ送信手段5は、送信先の電話番号に対応するIPアドレスを識別番号蓄積手段4より取得し、この取得したIPアドレスにより特定されたパケット送受信装置2に対して、音声メッセージをIPパケットとして所定時刻に送信する。
本実施形態に係るメッセージ送信手段5は、例えばリレーショナル・データベースを実行可能な汎用のサーバ・コンピュータにより実現することができる。
なお、本実施形態においては、識別番号蓄積手段4とメッセージ送信手段5とを別個に設けたが、識別番号取得手段とメッセージ送信手段とを一体とした形態を採ることもできる。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、音声信号による通信を行う電話端末に対して、通信ネットワークを通じて音声メッセージを送信するメッセージ送信システム及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、電話サービスについては、電話回線の接続交換を行う交換機を用いる回線交換方式により広く提供されてきた。
【0003】
一方、昨今においては、インターネットの目覚しい普及ならびに関連するIT技術の長足の進歩に従って、従来のコンピュータ間におけるデータ通信に加えて、電話等の音声による通信についてもインターネットやインターネット・プロトコル(IP)を基盤とした通信網により提供する、いわゆるIP電話サービスが提供されている。
【0004】
IP電話サービスの利用の拡大に伴い、当該サービスの利便性の向上に対する要求がより一層高まっている中において、モーニングコール等の音声によるメッセージをIP電話サービスの加入者が使用する電話端末に対して送信するサービスの提供が望まれている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、IP電話サービスにおいては、加入者の電話端末に付与された電話番号と、そのIP電話サービスを提供する通信設備の構成要素に付与された識別番号(IPアドレス)とを対応付けて通信先を特定する必要があり、従来の回線交換方式による電話サービス等において提供されている音声によるメッセージの送信システムや送信方法をそのまま採用することはできないという問題点があった。
【0006】
そこで、本発明は上記課題を解決すべくなされたものであり、IP電話サービスの加入者の電話端末に対して音声によるメッセージを送信するメッセージ送信システム及び送信方法を提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本願に係る発明は、上記課題を解決すべくなされたものであり、請求項1に係る発明は、音声信号による通信を行う電話端末に対して、通信ネットワークを通じて音声メッセージを送信するメッセージ送信システムであって、電話端末が送受する音声信号と、通信ネットワークにおいて疎通されるパケット信号との変換を行い、そのパケット信号を送受信するパケット送受信装置と、電話端末に付与された電話番号と、その電話番号に対応するパケット送受信装置に付与された識別番号とを蓄積する識別番号蓄積手段と、電話番号に対応する識別番号を識別番号蓄積手段より取得し、この取得した識別番号により特定されたパケット送受信装置に対して、音声メッセージをパケット信号として所定時刻に送信するメッセージ送信手段とを有することを特徴とするものである。
【0008】
このような請求項1に係る発明によれば、メッセージ送信手段が、音声メッセージの送信先の電話番号に対応する識別番号を特定し、その識別番号が付与されたパケット送受信装置に対して音声メッセージを所定の時刻に送信するため、IP電話サービスに加入する電話端末に対して、音声メッセージを送信することができる。
【0009】
請求項2に係る発明は、請求項1に記載のメッセージ送信システムであって、パケット送受信装置が、電話端末より入力される音声メッセージの送信先電話端末に付与された電話番号と、その音声メッセージを送信する所定時刻とをメッセージ送信手段に送信し、メッセージ送信手段が、パケット送受信装置より送信された電話番号と、所定時刻とを送信内容として登録するメッセージ管理データベースを有し、メッセージ送信手段が、メッセージ管理データベースに登録された送信内容に基づいて、パケット送受信装置に対して、音声メッセージをパケット信号として所定時刻に送信することを特徴とするものである。
【0010】
このような請求項2に係る発明によれば、IP電話サービスの加入者が、音声メッセージの送信先の電話番号及びその音声メッセージの送信を希望する時刻を指定することができるため、メッセージ送信手段は、加入者の要求に応じた音声メッセージを送信することができる。
【0011】
請求項3に係る発明は、請求項1または2に記載のメッセージ送信システムであって、メッセージ送信手段が、語句の異なる複数の音声メッセージをメッセージ管理データベースに登録し、メッセージ送信手段が、電話端末より入力される音声メッセージの語句の指定を送信内容に含めて登録し、メッセージ送信手段が、パケット送受信装置に対して、語句の指定に基づいた音声メッセージをパケット信号として送信することを特徴とするものである。
【0012】
このような請求項3に係る発明によれば、加入者が、音声メッセージの語句を指定することができるため、メッセージ送信手段は、加入者の音声メッセージの利用目的に応じた音声メッセージを送信することができる。
【0013】
請求項4に係る発明は、請求項1または2に記載のメッセージ送信システムであって、メッセージ送信手段が、声色の異なる複数の音声メッセージをメッセージ管理データベースに登録し、メッセージ送信手段が、電話端末より入力される音声メッセージの声色の指定を送信内容に含めて登録し、メッセージ送信手段が、パケット送受信装置に対して、声色の指定に基づいた音声メッセージをパケット信号として送信することを特徴とするものである。
【0014】
このような請求項4に係る発明によれば、加入者が音声メッセージの声色を指定することができるため、メッセージ送信手段は、加入者の趣味や嗜好に応じた声色による音声メッセージを送信することができる。
【0015】
請求項5に係る発明は、請求項1乃至4のいずれか一項に記載のメッセージ送信システムであって、メッセージ送信手段が、メッセージ管理データベースに登録された送信内容に基づいて、少なくとも、送信時間帯別登録メッセージ数、送信日別登録メッセージ数、語句または声色の違いによる音声メッセージの種類別登録メッセージ数の何れかを集計する統計処理部を有することを特徴とするものである。
【0016】
このような請求項5に係る発明によれば、メッセージ送信手段が、音声メッセージの送信内容に関する統計情報を取得するため、音声メッセージの内容の見直しや、メッセージ送信システムの増強等のキャパシティ・プランニングに資することができる。
【0017】
請求項6に係る発明は、請求項1または2に記載のメッセージ送信システムであって、メッセージ送信手段が、音声メッセージを送信するためにそのメッセージ送信手段によって生起された電話端末への呼に対して、その電話端末が応答したか否かの結果を記録する送信履歴記録部を有することを特徴とするものである。
【0018】
このような請求項6に係る発明によれば、メッセージ送信手段が、音声メッセージを送信するためにメッセージ送信手段によって生起された電話端末への呼に対して、電話端末が応答したか否かの結果を記録するため、音声メッセージ毎の送信結果を確認することができ、IP電話サービスの加入者からの問い合わせ等に対応することができる。
【0019】
請求項7に係る発明は、音声信号による通信を行う電話端末に対して、通信ネットワークを通じて音声メッセージを送信するメッセージ送信方法であって、電話端末が送受する音声信号と、通信ネットワークにおいて疎通されるパケット信号との変換を行い、そのパケット信号を送受信するパケット送受信装置を設置し、電話端末に付与された電話番号と、その電話番号に対応するパケット送受信装置に付与された識別番号とを蓄積する識別番号蓄積手段を設置し、メッセージ送信手段が、電話番号に対応する識別番号を識別番号蓄積手段より取得し、この取得した識別番号により特定されたパケット送受信装置に対して、音声メッセージをパケット信号として所定時刻に送信する処理(1)を行うことを特徴とするものである。
【0020】
このような請求項7に係る発明によれば、メッセージ送信手段が、音声メッセージの送信先の電話番号に対応する識別番号を特定し、その識別番号が付与されたパケット送受信装置に対して音声メッセージを所定の時刻に送信するため、IP電話サービスに加入する電話端末に対して、音声メッセージを送信することができる。
【0021】
請求項8に係る発明は、請求項7に記載のメッセージ送信方法であって、パケット送受信装置が、電話端末より入力される音声メッセージの送信先電話端末に付与された電話番号と、その音声メッセージを送信する所定時刻とをメッセージ送信手段に送信する処理(2)を行い、メッセージ送信手段は、パケット送受信装置より送信された電話番号と、所定時刻とを送信予約内容としてメッセージ管理データベースに登録する処理(3)を行い、メッセージ送信手段は、メッセージ管理データベースに登録された送信内容に基づいて、パケット送受信装置に対して、音声メッセージをパケット信号として所定時刻に送信する処理(1)を行うことを特徴とするものである。
【0022】
このような請求項8に係る発明によれば、IP電話サービスの加入者が、音声メッセージの送信先の電話番号及びその音声メッセージの送信を希望する時刻を指定することができるため、メッセージ送信手段は、加入者の要求に応じた音声メッセージを送信することができる。
【0023】
請求項9に係る発明は、請求項7または8に記載のメッセージ送信方法であって、メッセージ送信手段が、語句の異なる複数の音声メッセージをメッセージ管理データベースに登録する処理(4)を行い、メッセージ送信手段が、電話端末より入力される音声メッセージの語句の指定を送信内容に含めて登録する処理(5)を行い、メッセージ送信手段が、パケット送受信装置に対して、語句の指定に基づいた音声メッセージをパケット信号として送信する処理(1)を行うことを特徴とするものである。
【0024】
このような請求項9に係る発明によれば、加入者が、音声メッセージの語句を指定することができるため、メッセージ送信手段は、加入者の音声メッセージの利用目的に応じた音声メッセージを送信することができる。
【0025】
請求項10に係る発明は、請求項7または8に記載のメッセージ送信方法であって、メッセージ送信手段が、声色の異なる複数の音声メッセージをメッセージ管理データベースに登録する処理(6)を行い、メッセージ送信手段が、電話端末より入力される音声メッセージの声色の指定を送信内容に含めて登録する処理(7)を行い、メッセージ送信手段が、パケット送受信装置に対して、声色の指定に基づいた音声メッセージをパケット信号として送信する処理(1)を行うことを特徴とするものである。
【0026】
このような請求項10に係る発明によれば、加入者が音声メッセージの声色を指定することができるため、メッセージ送信手段は、加入者の趣味や嗜好に応じた声色による音声メッセージを送信することができる。
【0027】
請求項11に係る発明は、請求項7乃至10のいずれか一項に記載のメッセージ送信方法であって、メッセージ送信手段が、メッセージ管理データベースに登録された送信内容に基づいて、少なくとも、送信時間帯別登録メッセージ数、送信日別登録メッセージ数、語句または声色の違いによる音声メッセージの種類別登録メッセージ数の何れかを集計する処理(8)を行うことを特徴とするものである。
【0028】
このような請求項11に係る発明によれば、メッセージ送信手段が、音声メッセージの送信内容に関する統計情報を取得するため、音声メッセージの内容の見直しや、メッセージ送信システムの増強等のキャパシティ・プランニングに資することができる。
【0029】
請求項12に係る発明は、請求項7または8に記載のメッセージ送信方法であって、メッセージ送信手段が、音声メッセージを送信するためにそのメッセージ送信手段によって生起された電話端末への呼に対して、その電話端末が応答したか否かの結果を記録する処理(9)を行うことを特徴とするものである。
【0030】
このような請求項12に係る発明によれば、メッセージ送信手段が、音声メッセージを送信するためにメッセージ送信手段によって生起された電話端末への呼に対して、電話端末が応答したか否かの結果を記録するため、音声メッセージ毎の送信結果を確認することができ、IP電話サービスの加入者からの問い合わせ等に対応することができる。
【0031】
【発明の実施の形態】
(メッセージ送信システムの全体構成)
本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。図1は、本実施形態に係るメッセージ送信システムを示す概略構成図である。
【0032】
同図に示すように、メッセージ送信システムは、パケット送受信装置2と、識別番号蓄積手段4と、メッセージ送信手段5とを有している。
【0033】
通信ネットワーク3は、パケット送受信装置2と接続され、パケット送受信装置2の間において送受されるパケット信号を伝送するTCP/IPを基盤とした通信ネットワークである。
【0034】
通信ネットワーク3としては、例えばインターネットを用いることができる。また、電話端末1が設置されるIP電話サービスの加入者宅からインターネットへのアクセス回線部分には、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)等の電話用銅線ケーブルを利用する高速ディジタル伝送方式等を用いることができる。
【0035】
パケット送受信装置2は、電話端末1が送受する音声信号と、通信ネットワーク3において疎通されるパケット信号との変換を行い、パケット信号を送受信するものである。
【0036】
本実施形態に係るパケット送受信装置2は、電話端末1が送受する音声信号をディジタル符号化するとともに、IPパケットに変換して送受信することができる。音声信号のディジタル化については、例えば、1)64kビット/秒で伝送するITU−T G.811、2)8kビット/秒で伝送する同G.729 Annex−A、3)6.3kビット/秒または5.3kビット/秒で伝送する同G.723.1、等の国際標準を用いることができる。
【0037】
また、本実施形態では、パケット送受信装置2は、電話端末1が送出する送信先の電話番号を判別し、この電話番号に対応するIPアドレスを識別番号蓄積手段4から取得するとともに、そのIPアドレスに対してIPパケットを送信する機能を有している。
【0038】
パケット送受信装置2が、送信先の電話番号に対応するIPアドレスを識別番号蓄積手段4から取得する手順としては、1)ITU−T H.323、2)IETFならびにITU−Tにより標準化されているMEGACO(Media Gateway Control)/MGCP(Media GatewayControl Protocol)、3)IETFにより標準化されているSIP(Session InitiationProtocol)等の通信プロトコルを用いることができる。
【0039】
具体的には、例えばITU−T H.323であれば、H.323のサブセットとして規定されるH.225 RAS(Registration, Admission, and Status)制御手順を用いることができる。これにより、パケット送受信装置2は、送信先の電話番号に対応するIPアドレスを識別番号蓄積手段4より取得し、そのIPアドレスに対して、電話端末1から送出された音声信号をIPパケットに変換して送信することができる。
【0040】
また、パケット送受信装置2は、IPパケットの内容に応じて、UDPまたはTCPヘッダや、RTP(Real−time Transport Protocol)ヘッダを付加することができる。
【0041】
さらに、本実施形態に係るパケット送受信装置2は、電話端末1より入力される音声メッセージの送信先の電話端末1に付与された電話番号と、その音声メッセージを送信する所定時刻とをメッセージ送信手段5に対して送信する機能を有している。
【0042】
なお、本実施形態では、パケット送受信装置2ならびに電話端末1は、IP電話サービスの加入者数に応じて適宜追加することができる。
【0043】
識別番号蓄積手段4は、電話端末1に付与された電話番号と、その電話番号に対応するパケット送受信装置2に付与された識別番号とを蓄積するものである。
【0044】
本実施形態に係る識別番号蓄積手段4は、パケット送受信装置2からの送信先の電話番号に対応するIPアドレスの問い合わせに対して、送信先のパケット送受信装置2のIPアドレスを通知することができる。
【0045】
識別番号蓄積手段4は、例えば、1)ITU−T H.323において規定されるゲートキーパ、2)MEGACO/MGCPにおいて規定されるMGC(Media Gateway Controller)、3)SIPにおいて規定されるSIPサーバ等として稼動する汎用のサーバ・コンピュータ等を用いることによって実現することができる。
【0046】
また、本実施形態では、識別番号蓄積手段4は、メッセージ送信手段5より、送信先の電話番号に対応するIPアドレスの問い合わせを受信し、送信先のパケット送受信装置2のIPアドレスを通知することができる。
【0047】
さらに、識別番号蓄積手段4は、メッセージ送信手段5に付与された電話番号とIPアドレスとを対応付けて蓄積するとともに、パケット送受信装置2より、メッセージ送信手段5に付与された電話番号に対応するIPアドレスの問い合わせを受信し、メッセージ送信手段5に付与されたIPアドレスを通知することができる。
【0048】
なお、パケット送受信装置2に付与されるIPアドレスは、パケット送受信装置2が、通信ネットワーク3との論理リンクを確立する毎に変更される場合がある。そこで、識別番号蓄積手段4は、パケット送受信装置2から送出される信号に基づいて、そのパケット送受信装置2に付与されたIPアドレスを逐次更新することができるようになっている。
【0049】
メッセージ送信手段5は、送信先の電話番号に対応するIPアドレスを識別番号蓄積手段4より取得し、この取得したIPアドレスにより特定されたパケット送受信装置2に対して、音声メッセージをIPパケットとして所定時刻に送信するものである。
【0050】
本実施形態に係るメッセージ送信手段5は、例えばリレーショナル・データベースを実行可能な汎用のサーバ・コンピュータにより実現することができる。
【0051】
なお、本実施形態においては、識別番号蓄積手段4とメッセージ送信手段5とを別個に設けたが、識別番号取得手段とメッセージ送信手段とを一体とした形態を採ることもできる。
【0052】
次に、図2を参照して、本実施形態に係るメッセージ送信手段5の構成を説明する。同図に示すように、メッセージ送信手段5は、送信登録部51と、統計処理部52と、メッセージ送信部53と、送信履歴記録部54と、対識別番号蓄積手段通信部55と、外部インターフェース部56と、メッセージ管理データベース57と、着信回線部71と、送信回線部72と、表示部73とを有している。
【0053】
送信登録部51は、パケット送受信装置2より送信された、送信先の電話端末1に付与された電話番号と、所定時刻とを送信内容としてメッセージ管理データベース57に登録するものである。
【0054】
本実施形態に係る送信登録部51は、電話端末1に対して、音声トーキーを送出し、音声メッセージの送信先電話番号、送信予約時刻、さらに音声メッセージの種別の入力を要求することができる。
【0055】
電話端末1は、送信登録部51からの音声トーキーに従って、DTMF(Digital Tone Multi Frequency)信号を送出することにより、送信予約時刻、送信先電話番号及び音声メッセージの種別の入力する。
【0056】
送信登録部51は、電話端末1が送出したDTMF信号をパケット送受信装置2ならびに着信回線部71を経由して受信するとともに、1)音声メッセージの送信先の電話番号、2)音声メッセージの送信予約時刻、3)音声メッセージの種別、を判別し、これらを一つの送信内容レコードとして、メッセージ管理データベース57に登録することができる。
【0057】
統計処理部52は、メッセージ管理データベース57に登録された送信内容レコードに基づいて、少なくとも、送信時間帯別の音声メッセージ数、送信期日別の音声メッセージ数、音声メッセージの語句または声色の違いによる音声メッセージ数の何れかを集計するものである。
【0058】
本実施形態に係る統計処理部52は、メッセージ管理データベース57に登録された送信内容レコードを集計し、例えば、1)送信時間帯別登録メッセージ数、2)送信日別登録メッセージ数、3)着信回線部71に収容される着信回線別の登録受け付け数、4)語句または声色の違いによる音声メッセージの種類別の登録メッセージ数、を統計情報として表示部73に表示するとともに、メッセージ管理データベース57に保存することができる。
【0059】
また、統計処理部52が集計した統計情報は、テーブル形式もしくはグラフ形式で表示部73に表示すること、及び外部インターフェース部56を介して、CSV(Comma Separated Value)形式等のファイルとして外部記憶媒体等に出力することができる。
【0060】
メッセージ送信部53は、メッセージ管理データベース57に登録された送信内容レコードに基づいて、パケット送受信装置2に対して、音声メッセージをパケット信号として送信内容レコードにおいて指定された時刻に送信するものである。
【0061】
本実施形態に係るメッセージ送信部53は、メッセージ管理データベース57に登録されている送信内容レコードを参照するとともに、その送信内容レコードにおいて指定された送信時刻が到来すると、送信内容レコードにおいて指定された送信先の電話番号及び音声メッセージを送信回線部72に送出することができる。
【0062】
送信履歴記録部54は、音声メッセージを送信するために送信回線部72によって生起された電話端末1への呼に対して、電話端末1が応答したか否かの結果を記録するものである。
【0063】
本実施形態に係る送信履歴記録部54は、メッセージ管理データベース57に登録された送信内容レコード毎に、メッセージ送信部53による送信が完了したか否かを記録し、その内容をメッセージ管理データベース57に保存することができる。
【0064】
メッセージ送信部53が送信内容レコードに従って音声メッセージの送信を試みたが、宛先電話番号が通話中である場合、または応答がなかった場合には、送信履歴記録部54により、音声メッセージの送信が完了しなかったものとして記録することができる。
【0065】
また、送信履歴記録部54が記録した内容は、表示部73に表示すること、及び外部インターフェース部56を介して、CSV(Comma Separated Value)形式等のファイルとして外部記憶媒体等に出力することができる。
【0066】
対識別番号蓄積手段通信部55は、識別番号蓄積手段4と接続され、識別番号蓄積手段4に蓄積されている電話番号やIPアドレスの情報を取得するための通信を行うものである。
【0067】
本実施形態に係る対識別番号蓄積手段通信部55は、識別番号蓄積手段4と接続され、送信回線部72からの要求に応じて、送信先の電話番号に対応するIPアドレスを転送するものである。
【0068】
また、対識別番号蓄積手段通信部55は、識別番号蓄積手段4に登録されている電話番号のデータを取り込み、メッセージ管理データベース57に登録する機能を有している。
【0069】
例えば、相互に通信が可能なEthernet等のLANによって、対識別番号蓄積手段通信部55と識別番号蓄積手段4とを接続するとともに、データベース・アクセス用のアプリケーション・プログラム・インターフェース(Application ProgramInterface)を用いることにより、識別番号蓄積手段4に登録されている電話番号のデータを取り込むことができる。
【0070】
なお、送信登録部51は、送信内容レコードをメッセージ管理データベース57に登録する際に、識別番号蓄積手段4より取り込んだ電話番号のデータと、送信内容レコードにおいて指定された電話番号とを照合する機能を有し、送信内容レコードにおいて指定された電話番号が、識別番号蓄積手段4より取り込んだ電話番号のデータの中に存在しない場合には、送信内容レコードの登録を拒否することもできる。
【0071】
外部インターフェース部56は、メッセージ管理データベース57に保存されている送信予約レコード、統計処理部52が集計した統計情報、または送信履歴記録部54が記録した音声メッセージの送信履歴を外部の装置や媒体等に出力するとともに、電話端末1に対して送信される音声メッセージが記録された音声データを外部の装置や媒体から取得するためのインターフェース機能を有している。
【0072】
例えば、外部インターフェース部56として、SCSI(Small Computer System Interface)、USB(Universal Serial Bus)、IEEE1394等を用いることができる。また、Ethernet等を用いて、外部の装置と接続してもよい。
【0073】
メッセージ管理データベース57は、パケット送受信装置2より送信された音声メッセージの送信先の電話番号と、その音声メッセージを送信する時刻を送信内容レコードとして登録するものである。
【0074】
さらに、対識別番号蓄積手段通信部55が、識別番号蓄積手段4より取り込んだ電話番号のデータならびに外部インターフェース部56を介して取得した音声メッセージが記録された音声データを登録するものである。
【0075】
また、メッセージ管理データベース57は、統計処理部52が集計した統計情報及び送信履歴記録部54が記録した音声メッセージの送信履歴を記録するものである。
【0076】
本実施形態に係るメッセージ管理データベース57は、1)音声メッセージの送信先の電話番号、2)音声メッセージの送信予約時刻、3)音声メッセージの種別を送信内容レコードとして登録することができる。
【0077】
また、本実施形態では、メッセージ管理データベース57は、電話端末1に対して送信される音声メッセージが記録された音声データとして、語句の異なる複数の音声メッセージを登録することができる。
【0078】
さらに、本実施形態では、メッセージ管理データベース57は、電話端末1に対して送信される音声メッセージが記録された音声データとして、声色の異なる複数の音声メッセージを登録することもできる。
【0079】
図3は、メッセージ管理データベース57のテーブル構成例を示している。送信内容テーブル570は、送信先電話番号フィールド570aと、送信予約時刻フィールド570bと、メッセージ種別フィールド570cとから構成されている。
【0080】
本実施形態では、送信先電話番号フィールド570aには、送信登録部51が電話端末1より受信した、音声メッセージの送信先電話番号が登録される。また、送信予約時刻フィールド570bには、送信登録部51が電話端末1より受信した音声メッセージの送信予約時刻が登録される。
【0081】
また、メッセージ種別フィールド570cは、メッセージ種別テーブル571を参照し、電話端末1より受信した音声メッセージの種別を特定することができる。
【0082】
これら送信先電話番号フィールド570a、送信予約時刻フィールド570bならびにメッセージ種別フィールド570cから構成される送信内容レコードは、送信登録部51が電話端末1より音声メッセージの送信内容を受信する都度、送信登録部51によってメッセージ管理データベース57に登録される。
【0083】
さらに、本実施形態では、列571aのA〜E列の各列には、語句や言語または方言の異なる音声データを登録することができ、行571bの1〜3行の各行には、声色別の音声データを登録することができる。
【0084】
例えば、メッセージ種別テーブル571のA1欄には、日本語の標準語による「おはようございます…」という語句を、人気タレントAの声色で送信するための音声データを格納することができる。
【0085】
着信回線部71は、電話端末1によって生起された呼に対して応答し、その電話端末1に接続されているパケット送受信装置2との間において通信セッションを確立するとともに、IPパケットを送受信するものである。
【0086】
また、着信回線部71は、そのIPパケットと音声信号との変換を行い、送信登録部51との通信を行うものである。
【0087】
本実施形態に係る着信回線部71は、通信ネットワーク3と接続され、電話端末1によって生起された呼を着信させるためのIP電話回線を収容することができる。また、着信回線部71に収容されるIP電話回線は、着信回数に応じて適宜増設することができる。
【0088】
なお、本実施形態では、着信回線部71は、IPパケットの内容に応じて、UDPまたはTCPヘッダや、RTP(Real−time Transport Protocol)ヘッダを付加することができる。
【0089】
送信回線部72は、対識別番号蓄積手段通信部55を介して接続された識別番号蓄積手段4より、送信内容レコードにおいて指定された、音声メッセージの送信先電話番号に対応するIPアドレスを取得し、その送信先電話番号に対して発呼するものである。
【0090】
また、送信回線部72は、パケット送受信装置2との間において通信セッションを確立するとともに、メッセージ送信部53より送出された音声メッセージをIPパケットに変換して送信するものである。
【0091】
本実施形態に係る送信回線部72は、通信ネットワーク3と接続され、電話端末1に対して音声メッセージを送信するためのIP電話回線を収容することができる。また、送信回線部72に収容される電話回線は、送信する音声メッセージ数に応じて適宜増設することができる。
【0092】
なお、本実施形態では、送信回線部72は、IPパケットの内容に応じて、UDPまたはTCPヘッダや、RTP(Real−time Transport Protocol)ヘッダを付加することができる。
【0093】
表示部73は、メッセージ管理データベース57に登録されている内容を表示するものである。
【0094】
本実施形態に係る表示部73は、統計処理部52が集計した統計情報及び送信履歴記録部54が記録した音声メッセージの送信履歴の記録を表示することができる。また、表示部73は、メッセージ管理データベース57に登録されている送信内容レコードを表示することができる。
【0095】
(メッセージ送信システムを用いたメッセージ送信方法)
上述した構成を有する本実施形態に係るメッセージ送信システムを用いたメッセージ送信方法は、以下の手順により実施することができる。図4は、電話端末1による音声メッセージの送信の予約から、電話端末1に対する音声メッセージの送信の完了までの動作を示すフロー図である。
【0096】
まず、IP電話サービスの加入者であって、モーニングコールのような音声メッセージの受信を希望する場合、電話端末1を用いてメッセージ送信手段5の着信回線部71に対して発呼する(ステップS410)。
【0097】
ステップS410が実行されることにより、パケット送受信装置2は、電話端末1から送出された電話番号を判別し、この電話番号に対応するIPアドレスを識別番号蓄積手段4から取得するとともに、そのIPアドレスが付与されたメッセージ送信手段5の着信回線部71と通信セッションを確立する。
【0098】
パケット送受信装置2と着信回線部71との間において通信コネクションが確立されると、送信登録部51から、音声メッセージの送信内容を入力させるための音声トーキーが電話端末1に対して送出される。加入者は、その音声トーキーに従って、電話端末1に具備されるプッシュボタン等を用いて、音声メッセージの送信を希望する送信予約時刻を入力する(ステップS420)。
【0099】
送信登録部51は、電話端末1より入力された送信予約時刻を判別(ステップS430)し、入力された時刻が現在時刻を含めた時刻より以前であれば、翌日の予約として処理(ステップS431)、入力された時刻が現在時刻以降であれば当日の予約として処理する(ステップS432)。
【0100】
次いで、その加入者は、送信登録部51から送出される音声トーキーに従って、音声メッセージの送信先の電話番号をステップS420と同様の要領により入力する(ステップS440)。
【0101】
送信登録部51は、電話端末1より入力された電話番号が、メッセージ管理データベース57上において登録されているか否かを照合(ステップS450)し、メッセージ管理データベース57にその電話番号の登録がない場合には、メッセージの配信予約を中止する(ステップS451)。
【0102】
なお、メッセージ管理データベース57に登録されている電話番号のデータは、識別番号蓄積手段4より取得したIP電話サービスの加入者の電話端末1に付与された電話番号のデータを用いることができる。
【0103】
また、ステップS450及びステップS451の処理は、実行しないように設定することもできる。
【0104】
次いで、その加入者は、送信登録部51から送出される音声トーキーに従って、送信する音声メッセージのメッセージ種別をステップS420と同様の要領により入力する(ステップS460)。
【0105】
送信登録部51は、電話端末1より入力されたメッセージ種別と、ステップS420において取得した送信予約時刻と、ステップS440において取得した送信先電話番号とを一つの送信内容レコードとして、メッセージ管理データベース57に登録する(ステップS470)。
【0106】
その後、メッセージ送信部53は、メッセージ管理データベース57に登録されている送信内容レコードを参照し、電話端末1に対する音声メッセージの送信予約時刻を確認する(ステップS480及びステップS481)。
【0107】
メッセージ送信部53は、送信内容レコードにおいて指定された送信予約時刻が到来すると、メッセージ管理データベース57の送信内容レコードを参照し、送信先の電話番号及び音声メッセージを送信回線部72に送出する。
【0108】
次いで、送信回線部72は、送信先の電話番号に対応するIPアドレスを、対識別番号蓄積手段通信部55を介して、識別番号蓄積手段4から取得する。
【0109】
さらに、送信回線部72は、その送信先の電話番号が付与された電話端末1に対して発呼するとともに、その取得したIPアドレスが付与されたパケット送受信装置2と通信セッションを確立し、送信内容レコードに登録された音声メッセージを送信する(ステップS490)。
【0110】
メッセージ送信部53は、送信回線部72によって生起された呼に電話端末1が応答したかどうかを確認(ステップS500)し、電話端末1が通話中もしくは応答しない場合には、所定の回数に到達するまでメッセージの再送を試みる(ステップS501)。
【0111】
そして、送信履歴記録部54は、電話端末1に対する音声メッセージの送信が完了したか否かを記録し、その内容をメッセージ管理データベース57に保存する(ステップS510)。
【0112】
(メッセージ送信システム及びメッセージ送信方法による効果・作用)
以上説明した本実施形態に係るメッセージ送信システム及び方法によれば、メッセージ送信手段5が、電話端末1に付与された電話番号と、そのIP電話サービスを提供する通信設備の構成要素に対して付与されたIPアドレスとを対応付けて通信先を特定するため、IP電話サービスの加入者の電話端末1に対して音声によるメッセージを送信することができる。
【0113】
また、本実施形態では、IP電話サービスの加入者が、送信する音声メッセージの語句や声色を指定することができるため、メッセージ送信手段5は、音声メッセージの利用目的や、IP電話サービスの加入者の趣味や嗜好に応じた音声メッセージを送信することができ、音声メッセージの利用の促進、さらにはIP電話サービスの加入者ならびに通話料の増大に寄与することができる。
【0114】
さらに、本実施形態では、メッセージ送信手段5が、識別番号蓄積手段4に登録されているIP電話サービス加入者の電話番号のデータを取得し、その取得したIP電話サービス加入者の電話番号のデータと、電話端末1より入力された音声メッセージの送信先電話番号とを照合するため、IP電話サービスの加入者の電話端末1に限定して音声メッセージを送信することによる加入者の囲い込みが実現でき、競合する他の電話サービス等との差別化を図ることができる。
【0115】
本実施形態に係るメッセージ送信手段5は、1)送信時間帯別登録メッセージ数、2)送信日別登録メッセージ数、3)着信回線部71に収容される着信回線別の登録受け付け数、4)語句または声色の違いによる音声メッセージの種類別の登録メッセージ数を集計する統計処理部52を有するため、集計結果に基づいて、例えば予約回数の少ない音声メッセージの内容を見直す等の対策を迅速に講じることができる。
【0116】
また、その集計結果に基づいて、メッセージ送信システムの処理能力の拡張や、着信回線部71ならびに送信回線部72に収容されるIP電話回線数の増設等を判断するキャパシティ・プランニングを実施することが容易となり、IP電話サービスの加入者に対するサービスレベルの維持向上を図ることができる。
【0117】
さらに、本実施形態に係るメッセージ送信手段5は、音声メッセージを送信するためにメッセージ送信手段5によって生起された呼に対して電話端末1が応答したか否かの結果を記録する送信履歴記録部54を有するため、IP電話サービスの加入者より寄せられる音声メッセージの送信履歴に関する問い合わせに迅速に応対することができ、顧客満足度の向上に寄与することができる。
【0118】
(変更例)
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、例えば、IP電話サービスの加入者が使用する電話端末1だけではなく、回線交換方式によって提供される一般電話回線網によって提供される電話サービスの加入者が使用する電話端末や、携帯電話に対しても音声メッセージの送信を行ってもよい。
【0119】
この場合には、通信ネットワーク3上にゲートウェイ装置を設置することにより実現することができる。
【0120】
ゲートウェイ装置は、通信ネットワーク3と、一般電話回線網または携帯電話網とを相互に接続する通話信号変換装置であり、通信ネットワーク3で疎通されるIPパケットを一般電話回線網または携帯電話網において疎通可能な伝送信号に変換して、送受信することができる。
【0121】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、IP電話サービスに加入する電話端末に付与された電話番号と、そのIP電話サービスを提供する通信設備の構成要素に対して付与されたIPアドレスとを対応付けて通信先を特定することができるため、そのIP電話サービスに加入する電話端末に対して音声によるメッセージを送信することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るメッセージ送信システムの概略構成を示す説明図である。
【図2】本発明の実施形態に係るメッセージ送信手段を示すブロック図である。
【図3】本実施形態に係るメッセージ管理データベースのテーブル構成例を示す図である。
【図4】本実施形態に係るメッセージ送信システムの動作を示すフロー図である。
【符号の説明】
1…電話端末、 2…パケット送受信装置、 3…通信ネットワーク、 4…識別番号蓄積手段、 5…メッセージ送信手段
Claims (12)
- 音声信号による通信を行う電話端末に対して、通信ネットワークを通じて音声メッセージを送信するメッセージ送信システムであって、
前記電話端末が送受する音声信号と、前記通信ネットワークにおいて疎通されるパケット信号との変換を行い、該パケット信号を送受信するパケット送受信装置と、
前記電話端末に付与された電話番号と、該電話番号に対応する前記パケット送受信装置に付与された識別番号とを蓄積する識別番号蓄積手段と、
前記電話番号に対応する前記識別番号を前記識別番号蓄積手段より取得し、この取得した識別番号により特定された前記パケット送受信装置に対して、前記音声メッセージを前記パケット信号として所定時刻に送信するメッセージ送信手段と
を有することを特徴とするメッセージ送信システム。 - 前記パケット送受信装置は、前記電話端末より入力される前記音声メッセージの送信先電話端末に付与された電話番号と、該音声メッセージを送信する前記所定時刻とを前記メッセージ送信手段に送信し、
前記メッセージ送信手段は、前記パケット送受信装置より送信された前記電話番号と、前記所定時刻とを送信内容として登録するメッセージ管理データベースを有し、
前記メッセージ送信手段は、前記メッセージ管理データベースに登録された前記送信内容に基づいて、前記パケット送受信装置に対して、前記音声メッセージを前記パケット信号として前記所定時刻に送信することを特徴とする請求項1に記載のメッセージ送信システム。 - 前記メッセージ送信手段は、語句の異なる複数の音声メッセージを前記メッセージ管理データベースに登録し、
前記メッセージ送信手段は、前記電話端末より入力される前記音声メッセージの語句の指定を前記送信内容に含めて登録し、
前記メッセージ送信手段は、前記パケット送受信装置に対して、前記語句の指定に基づいた前記音声メッセージを前記パケット信号として送信することを特徴とする請求項1または2に記載のメッセージ送信システム。 - 前記メッセージ送信手段は、声色の異なる複数の音声メッセージを前記メッセージ管理データベースに登録し、
前記メッセージ送信手段は、前記電話端末より入力される前記音声メッセージの声色の指定を前記送信内容に含めて登録し、
前記メッセージ送信手段は、前記パケット送受信装置に対して、前記声色の指定に基づいた前記音声メッセージを前記パケット信号として送信することを特徴とする請求項1または2に記載のメッセージ送信システム。 - 前記メッセージ送信手段は、前記メッセージ管理データベースに登録された前記送信内容に基づいて、少なくとも、送信時間帯別登録メッセージ数、送信日別登録メッセージ数、語句または声色の違いによる音声メッセージの種類別登録メッセージ数の何れかを集計する統計処理部を有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載のメッセージ送信システム。
- 前記メッセージ送信手段は、前記音声メッセージを送信するために該メッセージ送信手段によって生起された前記電話端末への呼に対して、該電話端末が応答したか否かの結果を記録する送信履歴記録部を有することを特徴とする請求項1または2に記載のメッセージ送信システム。
- 音声信号による通信を行う電話端末に対して、通信ネットワークを通じて音声メッセージを送信するメッセージ送信方法であって、
前記電話端末が送受する音声信号と、前記通信ネットワークにおいて疎通されるパケット信号との変換を行い、該パケット信号を送受信するパケット送受信装置を設置し、
前記電話端末に付与された電話番号と、該電話番号に対応する前記パケット送受信装置に付与された識別番号とを蓄積する識別番号蓄積手段を設置し、
メッセージ送信手段は、前記電話番号に対応する前記識別番号を前記識別番号蓄積手段より取得し、この取得した識別番号により特定された前記パケット送受信装置に対して、前記音声メッセージを前記パケット信号として所定時刻に送信する処理(1)を行う
ことを特徴とするメッセージ送信方法。 - 前記パケット送受信装置は、前記電話端末より入力される前記音声メッセージの送信先電話端末に付与された電話番号と、該音声メッセージを送信する前記所定時刻とを前記メッセージ送信手段に送信する処理(2)を行い、
前記メッセージ送信手段は、前記パケット送受信装置より送信された前記電話番号と、前記所定時刻とを送信予約内容としてメッセージ管理データベースに登録する処理(3)を行い、
前記メッセージ送信手段は、前記メッセージ管理データベースに登録された前記送信内容に基づいて、前記パケット送受信装置に対して、前記音声メッセージを前記パケット信号として前記所定時刻に送信する前記処理(1)を行う
ことを特徴とする請求項7に記載のメッセージ送信方法。 - 前記メッセージ送信手段は、語句の異なる複数の音声メッセージを前記メッセージ管理データベースに登録する処理(4)を行い、
前記メッセージ送信手段は、前記電話端末より入力される前記音声メッセージの語句の指定を前記送信内容に含めて登録する処理(5)を行い、
前記メッセージ送信手段は、前記パケット送受信装置に対して、前記語句の指定に基づいた前記音声メッセージを前記パケット信号として送信する前記処理(1)を行う
ことを特徴とする請求項7または8に記載のメッセージ送信方法。 - 前記メッセージ送信手段は、声色の異なる複数の音声メッセージを前記メッセージ管理データベースに登録する処理(6)を行い、
前記メッセージ送信手段は、前記電話端末より入力される前記音声メッセージの声色の指定を前記送信内容に含めて登録する処理(7)を行い、
前記メッセージ送信手段は、前記パケット送受信装置に対して、前記声色の指定に基づいた前記音声メッセージを前記パケット信号として送信する前記処理(1)を行う
ことを特徴とする請求項7または8に記載のメッセージ送信方法。 - 前記メッセージ送信手段は、前記メッセージ管理データベースに登録された前記送信内容に基づいて、少なくとも、送信時間帯別登録メッセージ数、送信日別登録メッセージ数、語句または声色の違いによる音声メッセージの種類別登録メッセージ数の何れかを集計する処理(8)を行うことを特徴とする請求項7乃至10の何れか一項に記載のメッセージ送信方法。
- 前記メッセージ送信手段は、前記音声メッセージを送信するために該メッセージ送信手段によって生起された前記電話端末への呼に対して、該電話端末が応答したか否かの結果を記録する処理(9)を行うことを特徴とする請求項7または8に記載のメッセージ送信方法。
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JP2010515351A (ja) * | 2006-12-29 | 2010-05-06 | アルカテル−ルーセント ユーエスエー インコーポレーテッド | 無線通信システムにおいてメッセージ配信をスケジュールする方法 |
JP2010245727A (ja) * | 2009-04-03 | 2010-10-28 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 発信者情報通知要請サービスシステム、セッション制御サーバ、呼制御方法およびプログラム |
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